JPH0756549A - 画像機器及び色補正システム - Google Patents

画像機器及び色補正システム

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JPH0756549A
JPH0756549A JP5200514A JP20051493A JPH0756549A JP H0756549 A JPH0756549 A JP H0756549A JP 5200514 A JP5200514 A JP 5200514A JP 20051493 A JP20051493 A JP 20051493A JP H0756549 A JPH0756549 A JP H0756549A
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JP
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image
color
signal
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converter
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JP5200514A
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English (en)
Inventor
Yuji Sano
勇司 佐野
Koji Kito
浩二 木藤
Ikuya Arai
郁也 荒井
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カラー表示器等の画像機器の設定状態や使用
環境の変化に対する再現色の変化補償が可能であり、本
来、特性の異なる筈の複数の画像機器の間においても忠
実な色再現を可能とする色補正システムを提供する。 【構成】 信号処理機器5等からの画像信号を端子6,
5を介して画像デバイス2へ入出力する画像機器1にお
いて、該画像機器1の設定状態や使用環境の変化に応じ
てその変換特性が制御可能な色変換器3を介して、画像
信号を入出力することにより色補正可能な画像機器が構
成され、かかる画像機器を含むことにより色補正システ
ムが構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像機器が扱う画像の
色を補正することのできる変換器を備えた当該画像機器
及びかかる画像機器を含む色補正システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】最近、コンピュータグラフィック装置を
用いたデザイン作成が、服飾、アパレル、自動車、家
電、印刷等の多方面の産業分野で、行われるようになっ
ている。これらの用途においては、概略のカラーデザイ
ンだけでなく最終デザイン或いはそれに近い段階のデザ
インカラーの決定に至るまで、コンピュータグラフィッ
ク装置上で行われることが増えている。
【0003】このため、コンピュータグラフィック装置
のカラーディスプレイの表示画面上やカラープリンタの
印刷紙面上での、デザイナの目視評価により決定された
色と、実際の試作や生産により得られる製品上に現れる
色と、の間にずれがなく、同一の色となるようにして、
デザイナの目視評価による色決定を容易にする技術(ず
れがあり同一でない場合には、目視評価により決定する
色を、そのずれを予め見込んだ色にしなくてはならない
ので、目視評価の作業がそれだけ厄介になる)が必要と
されている。
【0004】上記の技術の一つとして、カラー表示器の
色を正確に制御し定義し得るシステムが特開平1−14
7989号公報(特公平4−44277号公報)に開示
されている。この従来技術を、以下図3を参照して説明
する。図3は、コンピュータグラフィック装置の概略構
成を示すブロック図である。同図において、カラーCR
T(陰極線管)102を用いたカラー表示器101と、
キーボード等の入力デバイス110とプログラマブルプ
ロセッサ108及びメモリ109より成るグラフィック
スワークステーション105と、を図示の如く接続する
ことにより、コンピュータグラフィック装置は構成され
ている。
【0005】ユーザーは、グラフィックスワークステー
ション105を使って色空間の実現及び計算を行うもの
で、入力デバイス110からの色空間座標の入力によ
り、カラーCRT102における表示色を指定できる。
この従来技術で用いる色空間は、国際照明委員会CIE
の国際標準のシステムに基づいた均等色空間であり、色
座標変化に対して知覚的に均一な色変化を備えている。
カラーCRT102に表示すべき表示色を入力デバイス
110から入力することにより、ユーザーは、カラーC
RT102における表示色と、ワークステーション10
5で計算され実現される実際の色と、の間の色変化(ず
れ)をある程度予測しながら、入力デバイス110上で
効率良く色選択をすることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術によ
る、入力デバイス110上での色選択は、メモリ109
内に記憶された色座標/各原色輝度データに基づいてお
り、このデータには階調補正や白バランス調整、カラー
CRT102の蛍光体バラツキ等も見込まれている。し
かし、このデータは、コンピュータグラフィック装置の
製造工場出荷時に設定された後は、場合によっては、定
期的に校正されるものの、カラー表示器101のユーザ
ー設定状態や使用環境の変化に対する補償が、ほとんど
行われていない。
【0007】そのため、カラー表示器101に自然画を
表示した場合等のように、表示色として複数色が混在し
ているような時には、それぞれの色に対する忠実な色再
現を行うことが極めて困難であった。また、カラー画像
を扱う画像機器でも、種類の異なる画像機器の間では、
同一のカラーデータに対して、その再現色が異なるとい
うことを前提として、ユーザーは、カラーデータに対応
する対応色を記憶に止めつつ,カラーデザインなどを行
う必要があった。
【0008】本発明の目的は、カラー表示器等の画像機
器において、その設定状態や使用環境の変化に依存し
て、再現色(表示した色)に変化がある場合には、その
変化を補償して正しい色を表示することを可能にし、ま
た種類の異なる複数の画像機器の間においても、同一の
カラーデータであるならば、忠実に同一の色再現を行う
ことを可能にする手段を備えた画像機器、及びこれら画
像機器を含む色補正システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明では、表示デバイスや印刷デバイスの如き画像入出
力デバイスを含み、画像信号処理手段からの所与の画像
信号を取り込んで前記画像出力デバイスへ出力し、或い
は前記画像入力デバイスにより取り込んだ画像信号を前
記画像信号処理手段へ向けて出力する画像機器におい
て、
【0010】前記画像信号処理手段からの所与の画像信
号を、当該画像機器の持つカラー表示特性のずれに依存
して起きる色変化を補正することのできる変換器(色変
換器)を介して、画像出力デバイスへ出力し、或いは画
像入力デバイスにより取り込んだ画像信号を、前記変換
器を介して、画像信号処理手段へ出力することとした。
【0011】
【作用】本発明による画像機器では、ユーザは、画像の
入出力デバイスを用い、画像信号をユーザーの希望する
形式で入力或いは出力する。画像機器の内部に設けた変
換器は、入出力デバイスにより入力或いは出力される画
像信号の、忠実な色再現性を向上すべく、当該画像機器
の設定状態や使用環境の変化などに対応した変換特性を
もって、入出力される画像信号の信号変換を行う。そし
て、このようにして各画像機器の色再現性を向上させる
ことにより、複数の画像機器の間においても、忠実な色
再現を可能とする色補正システムを提供することができ
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して説明す
る。図1は、本発明の基本的実施例としての色補正シス
テムを示すブロック図である。同図において、1は画像
機器、2は画像デバイス、3は変換器、4,6はそれぞ
れ端子、5は信号処理機器、である。
【0013】図1に示す色補正システムでは、画像機器
1が、端子4,6を介して、パーソナルコンピュータや
ワークステーション等の如き信号処理機器5に接続され
ている。ここで、画像機器1に備える画像デバイス2と
しては、次の如き各種の機器を考えることができる。
【0014】即ち、画像デバイス2として、カラーCR
Tやプリンタ等の如き出力デバイス、或いはスキャナや
ビデオカメラやキーボード等の如き入力デバイス、また
は、複写機やファックスやCDROMプレーヤ等の如き
入力及び出力用のデバイス(入出力両方が可能な機器)
を挙げることができる。また、複数の画像色を扱うカラ
ー機器のみならず、階調を有した単色画像を扱うモノク
ローム機器も、画像機器1に該当する。
【0015】従って、端子4と6としては、それぞれ入
力及び出力の両機能が必要となる。入出力端子4は、変
換器3を介して画像デバイス2に接続されており、変換
器3で、様々な理由により起きる色変化を補正している
ので、入力或いは出力される画像信号の色再現性の向上
を図ることができる。変換器3は、画像機器1(画像デ
バイス2)の設定状態や使用環境の変化に依存して起き
る色変化を補正できる変換特性を持っているわけであ
る。
【0016】本来、画像機器の設定状態や使用環境の変
化等に起因して起きる色変化の補償は、画像機器自体の
側で行う方が高速、高精度に行うことができ、好まし
い。上述した従来技術においては、画像機器側に原因が
あって起きる色変化の補償のための信号変換の全てを、
ワークステーション等である信号処理機器側に依存し、
任せている。従って、画像機器側に起きる、その設定状
態や使用環境の変化は、通信手段を介して時間を掛けて
信号処理機器の側で検出する必要があり、検出した設定
状態や使用環境の変化に対する補償に関しても、フィー
ドバックを伴う高精度補正は困難となる。
【0017】図1における変換器3の変換機能は、入力
信号を線形処理して出力する線形処理機能と、入力信号
を非線形処理して出力する非線形処理機能と、に分けら
れる。線形処理としては、画像デバイス2が表示器であ
る場合、表示器におけるコントラスト・ブライト調整や
表示白色の色温度設定等を補償するための処理が考えら
れる。画像デバイス2がプリンタやスキャナ等の機器で
ある場合には、階調補正や明度設定や色相補正等を補償
するための処理機能として付加できることは言うまでも
ない。
【0018】さらに、異なる画像機器の間で画像を共用
する際に必要になる信号変換の中にも、線形処理によっ
て達成されるものがある。例えば、画像機器が表示器等
である場合の3原色信号RGBの補償処理のための信号
変換や、画像機器がプリンタ等である場合の原色信号C
MY(K)の補償処理のための信号変換がある。また、
非線形処理としては、画像機器が表示器である場合の、
表示器におけるγ(ガンマ)補正の補償処理や周囲光補
償処理、或いは画像機器がプリンタや複写機等である場
合の、濃度補正等の補償処理がある。
【0019】また、国際照明委員会CIEの定めた表色
系XYZと、3原色信号RGBとの間の信号変換にも、
各画像デバイスの非線形性補償に伴う非線形処理が含ま
れることが多い。特に、国際照明委員会CIEの定めた
明度Lと上記の表色系XYZや原色信号RGB等との間
には、人間の視覚感覚の非線形特性の補償に伴う非線形
処理が必須となる。
【0020】これらの処理のうち、図1において、ユー
ザーが画像機器1の機能として設定可能な制御について
は、変換器3の変換特性の制御を、ユーザー設定に対応
させることによって、高速高精度な自己補正が可能とな
る。また、ユーザーが画像機器1の機能調整を、信号処
理機器5の制御を介して行った場合においても、画像機
器1がその制御命令を認識した時点で、上記と同様に高
速高精度な自己補正が可能となる。
【0021】さらには、図1に示す色補正システムの製
造工場からの工場出荷前の初期調整においても、調整量
に変換器3の変換特性の制御を対応させることにより、
自己補正が可能となる。例えば、ユーザーの、表示器に
おける上記のコントラスト調整やブライト調整に追従し
た色補正も可能となる。或いは、ユーザーの視力の申告
入力に対応して、低視力時には表示器の解像度性能を抑
えて高輝度表示を得る事なども考えられる。
【0022】具体的には、例えば上記の低視力申告に対
して、表示器内のビデオ増幅回路の電圧利得設定に係わ
る出力抵抗の値を可変或いは切換えることによって高く
する。こうすることにより、ビデオ増幅回路の利得が上
昇して高輝度表示が得られると同時に、回路の周波数帯
域が狭まることから表示解像度は減少する。また同様の
低視力申告に対して、、CRT等の表示素子のフォーカ
ス性能の制御電圧を可変することも可能である。
【0023】一般にフォーカス制御により表示画面を走
査する電子ビームのスポット径を大きくすることによっ
て、表示輝度を増加することができる。従って、上記の
スポット径の拡大により、表示素子の解像度は抑制され
るものの、表示輝度を向上することができる。
【0024】さらには、画像機器のユーザー使用時間
(動作時間)を内部カウンタ等により自己認識して、画
像デバイス等の経年変化を補償することも考えられる。
例えば、CRTを備えた表示器であれば、CRTの経年
変化による輝度低下を補償するためのコントラスト・ブ
ライト調整量の補正、或いは、上記の経年変化による各
原色間バラツキを補償するための、表示白色の色温度設
定の補正が考えられる。
【0025】図1における変換器3の具体的構成として
は、電圧等により電子的に制御可能なアナログ電子回路
やメモリ等を用いて構成したルックアップテーブル及び
DAコンバータ、書替え可能な変換式を記述したソフト
ウェアによる信号変換等がある。上記のアナログ電子回
路の内で非線形変換回路としては、トランジスタの非線
形性を活かした対数・指数変換回路を、電子的に制御可
能な可変利得増幅回路を介して接続した回路や、折線近
似回路の折点動作点を電子的に制御可能とした回路等が
ある。
【0026】線形変換回路としては、加減算回路と可変
利得増幅回路を組み合わせて、電子的に制御可能とした
種々の回路構成がある。ソフトウェアによる信号変換方
式としては、変換式の書替え項目に相当する画像デバイ
スの特性パラメータの集合をその画像機器のプロファイ
ルとして用意し、異なる種類を含めた各画像機器の間で
共用化することも可能である。
【0027】図2は、変換器3の具体例の一つとして、
アナログ電子回路による非線形変換回路を示す回路図で
ある。同図において、1Aは入力端子、2Aは対数変換
回路、3Aは可変利得増幅回路、4Aは指数変換回路、
5Aは出力端子、である。かかる非線形変換回路を変換
器3として用いることができる。
【0028】図4は、変換器3の他の具体例として、線
形変換回路を示す回路図である。同図において、1B,
2Bはそれぞれ利得可変増幅回路、3Bは加減算回路、
である。かかる線形変換回路を変換器3として用いるこ
とができる。
【0029】図5は、変換器3の更に他の具体例とし
て、ソフトウエアによる信号変換回路を示す回路図であ
る。同図において、1Cはルックアップテーブル(メモ
リ等を用いて構成)、2C〜4CはそれぞれDAコンバ
ータ、5CはCPU、6Cはメモリ(ソフトウエアによ
り書替え可能な変換式を記憶)、である。かかる構成の
信号変換回路を変換器3として用いることができる。
【0030】さて、続いて、ユーザーがその調整をしな
いことが考えられる、画像機器の設定の状態や、使用環
境の変化等の補償を可能とする実施例を、図6のブロッ
ク図に示す。ユーザーが調整しないことが考えられる画
像機器の設定項目とは、通常はユーザーが設定不可能
な、或いは画像機器の機能として自動設定としてある調
整である。例えば、表示器におけるコントラスト・ブラ
イト調整は外光に応じて自動設定されることが考えら
れ、表示白色の色温度設定は表示器への入力画像信号に
応じて自動切り替えされることが考えられる。
【0031】図6に示す実施例においては、変換器3に
接続した検出器7を用いて、画像機器1の設定の状態
や、使用環境の変化や、さらには画像機器1の使用時間
を検出する。検出器7の検出結果に基づいて、変換器3
の変換特性を制御することにより、画像機器1の設定状
態や使用環境の変化に対する再現色の変化補償が可能と
なる。
【0032】検出器7の検出対象としては、画像機器1
の入出力画像の照明光の強度や色度、CRTを備えた表
示器(画像デバイス2がCRT)であれば外光や蛍光体
を励起するビーム電流量、プリンタであれば印刷紙の種
類等がある。例えば、プリンタにおいては、印刷紙の色
を検出器7により検出することによって、標準光源下に
おける印刷紙の再現色変化を補償することができる。
【0033】さらに、印刷紙の使用環境における照明光
の色を、検出器7による検出か、ユーザー入力による設
定により、変換器3に事前認識させることによって、各
ユーザーの使用環境に応じた再現色の変化補償が可能と
なる。画像デバイス2が画像入力機器である場合におい
ても、画像取り込み時の照明光の波長特性の認識によ
り、出力画像における再現色の補正が可能となる。ま
た、検出器7を用いてプリンタの周囲や内部の温度・湿
度を検出することにより、印刷塗料の発色特性の変化を
補償することができる。従って、検出器7の設置位置と
しては画像機器の内外両方が可能となる。
【0034】図7は、図6における検出器7の具体例を
示す回路図である。同図において、1Eはコントラスト
やブライトの調整ボリウム、2Eは抵抗、3Eは検出用
接続線、である。検出用接続線3Eを介して制御電圧を
取り込むことにより、検出機能を果たす。
【0035】図8は、図6における検出器7の他の具体
例として、設定用制御データを取り出す検出器の構成を
示すブロック図である。同図において、1Fは設定用イ
ンタフェース(キーボード、操作スイッチ等)、2Fは
デコーダ(設定用インタフェース1Fからの信号コード
を制御信号に変換する)、3Fはデコーダ(設定用イン
タフェース1Fからの信号コードを変換器3用の信号に
変換する)、4Fは制御回路(画像機器を制御する)、
である。本構成も、設定用制御データを取り出す検出器
として機能する。
【0036】図9は、画像機器の使用環境の変化を検出
する検出器の具体例として、外光検出器の例を示す説明
図である。同図において、1Gは検出端子、2Gは受光
窓、3GはカドミウムセルCdS(或いはCCDセン
サ)、である。受光窓2Gから入力する外光の強さに応
じて検出端子1G間の抵抗値が変化する。本例では、複
数のカドミウムセルCdSにそれぞれ異なった色フィル
タを設けて、それぞれのCdSの検出出力を用いること
で外光色も検出可能である。
【0037】図10は、画像機器の使用環境の変化を検
出する検出器の具体例として、ブラウン管表示器のブラ
ウン管ビーム電流検出器の例を示す説明図である。同図
において、1Hはビデオ信号、2Hはビデオアンプ、3
Hはブラウン管、4Hは検出トランジスタ、である。検
出トランジスタ4Hのコレクタ端子からビーム電流を検
出することができる。
【0038】図11は、画像機器の使用環境の変化を検
出する検出器の具体例として、印刷色検出器の例を示す
説明図である。同図において、1Iは検出用光源(標準
光源でなくても検出信号で補正可能)、2Iはカドミウ
ムセルCdS、3Iは検出色、4Iは印刷紙、7Iは検
出器、である。検出用光源1Iからの光の印刷紙4Iか
らの反射光を、フィルタ付きCdS2Iで検出すること
により、印刷色3Iをを検出することができる。
【0039】図12は、画像機器の使用時間長を検出す
る検出器の具体例を示す説明図である。同図において、
1Jはカウンタ、2Jは不揮発性メモリ(EEPROM
等)、3Jは発振器、7Jは検出器、である。画像機器
の電源投入時に発振器3Jを駆動し、発振出力のカウン
タ1Jによるカウント結果を不揮発性メモリ2Jに保持
し、メモリ保持データを積算結果として出力することに
より、画像機器の使用時間長を検出することができる。
【0040】さて、続いて、画像機器とパーソナルコン
ピュータやワークステーション等の信号処理機器との間
のインターフェースによっても、変換器機能は実現でき
るので、かかるインタフェースを変換器機能として用い
る本発明の実施例を、図13に示す画像機器の外観図を
用いて説明する。
【0041】図13においては、画像機器が表示器11
であるとき、その表示器11の背面図を示しており、備
えるべき映像信号入力端子の例として、BNCコネクタ
12から14を備えている。映像信号入力端子12から
14に入力する画像信号として、人間の視感特性を考慮
した国際照明委員会CIEの定めたXYZ三刺激値に比
例したり、線形変換的に対応した信号を用いている。
【0042】ここでXYZ三刺激値について簡単に説明
する。Y刺激値は色の明るさ(輝度)に相当しており、
明るさの測定結果に人間の視感度特性を考慮して定めら
れる。XYZ三刺激値は、それぞれに正の値となるが、
これらが全て等しい場合にその色は白色となる。
【0043】また、画像信号として、原色CMY(K)
を用いた場合には(但しCはシアン、Mはマゼンタ、Y
はイエロー、Kは黒である)、プリンタ等用のインター
フェースケーブルに直接接続して、表示器11をプリン
トアウト前のモニタとして用いることができる。
【0044】このため、図1に示した実施例の回路構成
と同じく、図13において、表示器11の内部に用意し
た変換器を介して原色信号に信号変換した後に、表示デ
バイスに画像信号を加える必要がある。各画像機器に入
出力する画像信号としてXYZ信号を用いることによ
り、信号処理機器側における各画像機器の特性補償機能
分担を軽減、或いは省くことができる。
【0045】つまり、各画像機器の設定状態や使用環境
の変化の影響補償は言うまでもなく、階調補正や白バラ
ンス調整、画像デバイスのバラツキ等の工場出荷時や定
期校正時に必要な調整設定をも、信号処理機器側におい
て認識する必要なく、画像機器の扱う画像に忠実な色再
現を得ることができる。
【0046】ここで、プリンタ等の物体色画像を扱う画
像機器におけるXYZ信号はXYZ刺激値である照明光
の反射率に相当した信号となるが、表示器等の画像機器
における光源色のXYZ刺激値は輝度や発光エネルギー
等となる。しかし、上記の反射率相当のXYZ信号を画
像機器間の共通信号として用いた場合には、光原色の絶
対輝度等は画像機器の設定により調整することができ
る。
【0047】また、上記の光源色相当のXYZ信号を画
像機器間の共通信号として用いた場合には、刺激値に相
当する輝度や光強度の波長成分量を信号レベルに応じて
定義することにより、物体色の照明光強度を設定するこ
とができる。さらに言及すれば、XYZ信号として上記
の二種類のうちのいずれを用いた場合においても、上記
の画像機器の設定調整や物体色の照明光強度の設定なし
に、人間が相対的な色比較により色を認識する性質を活
かした等価な色再現(Huntの定義)を得ることがで
きる。
【0048】また、各画像機器に入出力する画像信号と
しては、上記のXYZ刺激値からの変換が可能なYxy
やYuv等の値を信号化して用いることができる。これ
らのXYZ刺激値からの変換信号を用いることにより、
色の加減算結果の定量把握に有利である。さらに信号処
理機器の処理時間削減のためには、均等色空間における
色定義が可能な、CIELUVやCIELAB等の色シ
ステムやテクトロニクス社のHVCシステム等における
色空間中の座標に相当する色パラメータを、信号化して
用いることができる。
【0049】また、以上の画像信号に加えて、画像機器
で扱う入出力画像の種類に関する情報データを付加する
ことにより、信号処理機器のさらなる処理時間の削減
や、画像機器内の信号変換処理をも高速化することがで
きる。付加データとしては、画像が動画か静止画である
か、アスペクト比や画素数等の画素配列に関する情報が
考えられる。例えば、色再現性を考慮すべき画像が動画
であったり極めて小面積である等の、視覚認識精度以下
に色再現精度が収まってしまう場合には、画像機器や信
号処理機器で行う信号変換の精度を抑制して、処理の高
速化を図ることができる。
【0050】また、忠実な色再現性を確保するために
は、以上の画像信号に加えて、その入出力画像や画像機
器の使用環境に関する情報データを付加することが考え
られる。入出力画像や画像機器の使用環境の指定によ
り、上記のような画像の照明光や画像機器の周囲光の影
響を補償することができる。
【0051】さらに、対象画像を扱う画像機器に関する
情報を付加することにより、色再現性のさらなる向上を
図ることができる。例えば、信号処理機器に接続された
同種の画像機器の内で最も対象画像にふさわしい機器を
指定して、最良の色再現性の確保が可能となる。また、
対象画像を扱う画像機器に関する情報付加により、後述
するように、各画像機器間において信号処理機器を介さ
ずに画像データを受渡しすることも可能となる。
【0052】続いて、画像機器と信号処理機器との間の
インターフェース構成における本発明の実施例を、図1
4に示す画像機器の外観図を用いて説明する。図14に
おいては、画像機器としてプリンタ15の背面図を示し
ている。プリンタ15は、給紙部16と印刷済出力紙用
トレイ17を備えており、背面下部には上記のインター
フェース用コネクタとして18と19が設けられてい
る。
【0053】コネクタ18はDサブコネクタと呼ばれ、
上記の図13に示したBNCコネクタや他の単一信号用
コネクタと異なり、一度に複数信号の接続を可能とす
る。コネクタ19はトークコネクタと呼ばれ、コネクタ
18と同様に一度に複数信号の接続が可能であるが、各
種の信号処理機器や画像機器の間で一般的となりつつあ
るSビデオ端子と同一形状の標準コネクタである。
【0054】しかし、少数信号用コネクタ内の一つの信
号ラインに信号を多重することにより、信号ライン数の
削減が可能となることは言うまでもない。例えば、画像
信号として、複合ビデオ信号、Y信号とC信号、Y信号
と色差信号等を用い、変換器に信号分離の機能を導入す
ることにより、信号ライン数を削減できる。信号の伝送
形態としては、シリアル・パラレルの両方式が可能であ
り、信号ラインにおけるデータ伝送方向も単一方向と両
方向が考えられる。
【0055】従って、GP−IBやRS232C等も適
用可能である。また、信号形態としても、ディジタルや
アナログ量の電圧・電流の他に、高速性や耐ノイズ性に
優れた光強度や波長が考えられる。
【0056】ここで、上述したように対象画像を扱う画
像機器に関する情報を付加することにより、色再現性の
さらなる向上を図った実施例について詳述する。図15
のブロック図は、各信号処理機器と各画像機器の間にお
いて、画像信号を標準信号として共用化した場合の実施
例を示している。
【0057】図15においては、信号処理機器20と2
1を、信号ライン22を介して接続している。信号ライ
ン22には、一方向・双方向性ラインのいずれも適用可
能である。信号処理機器20は、さらに信号ライン24
と26を介して、それぞれ画像機器23と25に接続さ
れている。同様に信号処理機器21も、さらに信号ライ
ン28を介して画像機器27に接続されている。
【0058】また、信号ライン24と26と28を介し
て伝送する信号数としては、上述した信号の種類数から
考えて、一信号以上が可能となる。さらに、信号ライン
24と26については、端子35を共用として途中での
分岐構成とすることも可能である。
【0059】図15に示すシステムの使用方法例として
は、画像機器23内の画像デバイス29から取り込んだ
画像データに対して、変換器30において、画像機器2
5における画像出力を適当とする情報を付加することが
挙げられる。また、各画像機器における上記の付加情報
の認識機能についても、自器の動作を指定する上記の付
加情報が認識された場合にのみ、後段の画像デバイスに
画像信号を伝えることより、変換器30の機能の一部と
することができる。
【0060】その際の変換器30の内部構成としては、
付加データ認識用にデコーダ回路等から成る付加データ
認識部を、上述した構成要素に加えて用意することが考
えられる。これらの接続関係としては、入力信号を付加
データ認識部を介して上述した構成要素に入力するか、
或いは入力信号を付加データ認識部と上述した構成要素
とに並列に分配して加えることが考えられる。そして、
いずれの場合も、付加データ認識部の出力により変換器
を制御する構成となる。
【0061】図15においては、信号処理機器20或い
は画像機器25による上記の付加情報の認識により画像
データが画像機器25に伝送され、ユーザーの望む画像
出力が得られる。また、画像機器23において、画像機
器27における画像出力を適当とする情報を付加した場
合には、信号処理機器20と21を介して画像機器27
に画像データが伝送される。
【0062】さらに、以上の実施例においては、図示し
たように画像機器25と27がそれぞれ変換器32と3
4を備えていなくても、或いは、画像機器25と27に
上記の付加情報の認識機能が備わっていなくとも、信号
処理機器20或いは21による付加情報の認識機能を用
いて上記と同様に画像機器を限定してユーザーの望む画
像出力を得ることができる。
【0063】上述したように、各画像機器間において信
号処理機器を介さずに画像データを受渡しできるように
した場合の実施例について、図16に示すブロック図を
用いて説明する。図16においては、画像機器23と2
5と36が信号ライン24を介して接続されおり、画像
機器23と25のそれぞれには変換器30と32が備え
られている。
【0064】図16に示す本実施例においては、相互に
接続された画像機器の内の少なくとも二機種に上記の付
加情報の認識するための変換器を備えている必要があ
る。例えば、画像データを信号ライン24に出力する画
像機器23において、画像機器25における画像出力を
適当とする情報を付加した場合には、画像機器25は直
接に上記の付加情報を認識し、画像出力を得る。
【0065】その際、同様に信号ライン24に接続され
ている画像機器36は、上記の付加情報を認識するため
の変換器を備えていないので転送フォーマットが合わ
ず、画像デバイス37において画像データを扱うことが
できない。本実施例の特徴としては、信号処理機器を用
いないことによる画像処理の高速化と、画像機器のみ接
続によるシステムの小型化及び構成の柔軟性が挙げられ
る。
【0066】次に、本発明を各種の画像機器を備えたコ
ンピュータシステムに適用した場合の実施例を、図17
のブロック図に示す。図17においては、信号処理機器
であるコンピュータ38に、画像入力機器39から41
と、画像編集用表示機器42、画像出力機器43から4
5が接続されている。
【0067】上記の画像入力機器39から41として
は、次のような機器が考えられる。すなわち、電子カメ
ラやフォトCDプレーヤ、光磁気記録ディスクMDやフ
ロッピーディスクFD用のドライバ、ビデオカメラやビ
デオ信号インターフェース機器、スキャナやキーボード
等の民生用及び業務用機器である。
【0068】また、上記の画像編集用表示機器42とし
ては、CRTや液晶表示板、プラズマ表示部、立体表示
部等を備えた表示機器が考えられる。上記の画像出力機
器43から45としても、次のような機器が考えられ
る。すなわち、プリンタ、カラーコピー器、イメージセ
ッタや、上記の画像入力機器と併用できる画像入出力機
器であるタイプのカラーコピー器、フォトCDプレー
ヤ、MD・FD用のドライバ、ビデオ信号インターフェ
ース機器等の民生用及び業務用機器である。コンピュー
タ38の内部には信号処理部46が含まれる。
【0069】図17に示した各画像機器の信号変換は、
画像機器と信号処理機器のそれぞれに設けられた変換器
に分担されている。例えば、各画像機器に固有の階調補
正等の非線形処理や、設定条件や経年変化や使用環境の
影響に対する補償等は、画像機器内の変換器48、5
1、54、60、72、75において行う。
【0070】画像の色バランス調整や異なる画像機器の
間での画像共用の際に必要になる信号変換(例えば、R
GBとCMYK信号間等における変換)に含まれる線形
変換等のように、回路規模やソフトプログラム量を多く
必要としない変換処理は、信号処理機器の中の変換器4
7、50、53、56、59、71、74において行う
ことが好ましい。
【0071】このように信号変換を分担することによっ
て、信号処理機器内の変換器の回路規模やソフトプログ
ラム量を削減してシステムの低価格化が図れると共に、
画像機器を含めての信号変換処理の高速化や高精度化が
図れる。場合によっては、また、特に画像機器内の変換
器を開発した専用ICや汎用IC等を用いて構成するこ
とにより、信号変換処理のさらなる高速化や高精度化も
可能となる。
【0072】一般に、データ量の大きな画像処理に要す
る時間は長く、信号処理機器内の変換器であるルックア
ップテーブルの修正時間も長くなる。また、信号処理機
器は複数の画像機器を同時に制御する可能性もあるた
め、その信号処理の高速化への要望は大きい。
【0073】続いて、画像機器に依存せずに同一色再現
を得ることができるカラーマッチングシステムへの本発
明の適用について説明する。まず、カラーマッチングシ
ステムの概要を図18のブロック図に示す。図18にお
いては、図17と同様にコンピュータ38に、画像入力
機器39から41と、画像編集用表示機器42、画像出
力機器43から45が接続されている。
【0074】そして、上記の各画像機器で扱う画像間に
おける色再現性を向上させるため、変換器47、50、
53、56、59、71、74を介して、画像信号を各
画像機器間で受渡しする。上記の変換器はルックアップ
テーブル等で構成されており、変換器の変換特性はソフ
トウェアにより各画像機器に対応して修正することがで
きる。上記の変換特性を決める、画像機器の特性パラメ
ータのデータ集合は、その画像機器のプロファイルとし
て用意されている。
【0075】しかし、上述したように設定状態や使用環
境の変化や経年変化の影響により、画像機器の色再現性
は変化するため、上記のカラーマッチングシステムにお
いては、複数の画像機器の間における色再現の忠実性低
く抑えられてしまう。カラーマッチングシステムにおい
て、画像機器に依存しない忠実な色再現の確保を可能と
した本発明の実施例を、図19のブロック図を用いて説
明する。
【0076】図19においては、センサ77を用いて各
画像機器の色再現を検出し、その変換器の変換特性を定
めるプロファイルデータを修正可能としている点が、図
18に示したカラーマッチングシステムと異なる。図1
9におけるセンサ77には、各画像機器の扱う画像色を
検出するための光センサやビデオカメラ等が適用可能で
あり、特に単一センサ77を各画像機器の画像色の検出
に共用することによって、高忠実な色再現が得られる。
【0077】各画像機器の扱う画像色の検出結果は、セ
ンサ77から変換器47を介して信号処理部46に送ら
れる。変換器47は、センサ77の検出特性の補正する
ために設けられているが、削除することもできる。ソフ
トウェアを用いて、各画像機器の変換器の特性を定める
プロファイルデータを上記のセンサ検出結果に基づいて
修正することにより、色再現性の維持が可能となる。ま
た、センサ77に、図6に示した検出器7と同様に、画
像機器の設定の状態や、使用環境の変化や、さらには画
像機器の使用時間を検出させることもできる。
【0078】続いて、カラーマッチングシステムにおい
て、画像機器に依存しない忠実な色再現の確保を可能と
した本発明のもう一つの実施例を、図20のブロック図
を用いて説明する。図20に示す実施例は、図6に示し
た構成と同様の画像機器1を用いて、画像機器1がそれ
自体の内蔵の変換器3の特性を定めるプロファイルデー
タを修正可能としていることを特徴とする。
【0079】但し、図20に示す検出器77には、図1
9に示したセンサ77も適用可能である。図20に示す
本実施例を用いることで、図17に示した実施例と同様
に、信号変換の変換器3と47による分担により、信号
処理機器38内の変換器の回路規模やソフトプログラム
量を削減、画像機器を含めた信号変換処理の高速化が可
能となる。また、コンピュータ側のプロファイルと画像
機器内の変換器の特性の両者が、修正可能であることは
言うまでもない。
【0080】尚、図20においては、画像機器40から
45のそれぞれに変換器を内蔵していない例を示してい
る。しかし、上記の画像機器に変換器を内蔵させるこ
と、或いは複数の画像機器1が適用可能であることは言
うまでもない。
【0081】カラーマッチングシステムにおける本発明
のさらにもう一つの実施例を、図21に示すブロック図
を用いて説明する。図21に示す実施例は、図20に示
した検出器77を用いて、検出器を備えていない他の画
像機器、或いはその機器の扱う画像をも検出できること
を特徴とする。
【0082】上記の他の画像機器に関する検出のため、
図21中の画像機器78の検出器77は、画像機器の外
部で使用できる形態となっている。画像機器78に示し
たような他の機器も検出可能な画像機器を用いることに
より、他の画像機器のプロファイル修正が可能となると
共に、コンピュータ38に最大限の画像機器を接続する
ことができる。
【0083】最後に、人間が相対的な色比較により色を
認識する性質を活かした等価な色再現(Huntの定
義)を得ることに適した本発明の実施例を、システムの
扱う画像例を用いて説明する。
【0084】図22には、ハイビジョンディスプレイ等
の表示機器79の表示対象画像80と、その背景画像8
1を示している。表示機器79の扱う画像の実際の使用
環境における照明光の色、或いは、扱う画像とその背景
環境との相対的関係が等価と見なし得る背景を、背景画
像81に再現するように、表示機器79を制御すること
により、上記の等価な色再現が得られる。例えば、表示
機器に内蔵された変換器を用いて、上記の背景画像を表
示するような信号変換を行うことが考えられる。
【0085】図23には同様に、プリンタ等の印刷機器
の出力紙82に印刷された印刷対象画像83と、その背
景画像84を示している。印刷機器の扱う画像の実際の
使用環境における照明光の色、或いは、扱う画像とその
背景環境との相対的関係が等価と見なし得る背景を、背
景画像84に再現するように、印刷機器を制御すること
により、上記の等価な色再現が得られる。
【0086】背景画像84は、印刷用紙の下地全体に印
刷するか、或いは、最適印刷紙を選択する事などによっ
て得ることができる。例えば、縦長B5程度の印刷画像
を、自動的に上記の等価背景画像の印刷された横長A3
紙に出力する印刷機器を考えることができる。
【0087】また、以上の図22と図23を用いて説明
した実施例においては、上述したように、画像信号にそ
の画像の使用環境等の情報を付加することにより、本発
明の色再現精度はさらに向上することは言うまでもな
い。さらに、スキャナやコピー器等の画像入力機器にお
いては、画像入力時に用いた照明光の波長特性を認識し
て信号変換を施すことで、画像使用環境時における画像
色やその背景色を容易に制御できる。
【0088】
【発明の効果】本発明の適用により、カラー表示器等の
画像機器の設定状態や使用環境の変化に対する再現色の
変化補償が可能となり、本来色再現特性の異なる複数の
画像機器の間においても、忠実な色再現を可能とする色
補正システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的実施例としての色補正システム
を示すブロック図である。
【図2】変換器の具体例の一つとして、アナログ電子回
路による非線形変換回路を示す回路図である。
【図3】コンピュータグラフィック装置の概略構成を示
すブロック図である。
【図4】変換器の他の具体例として、線形変換回路を示
す回路図である。
【図5】変換器の更に他の具体例として、ソフトウエア
による信号変換回路を示す回路図である。
【図6】本発明の別の実施例としての色補正システムを
示すブロック図である。
【図7】図6における検出器7の具体例を示す回路図で
ある。
【図8】図6における検出器7の他の具体例として、設
定用制御データを取り出す検出器の構成を示すブロック
図である。
【図9】画像機器の使用環境の変化を検出する検出器の
具体例として、外光検出器の例を示す説明図である。
【図10】画像機器の使用環境の変化を検出する検出器
の具体例として、ブラウン管表示器のブラウン管ビーム
電流検出器の例を示す説明図である。
【図11】画像機器の使用環境の変化を検出する検出器
の具体例として、印刷色検出器の例を示す説明図であ
る。
【図12】画像機器の使用時間長を検出する検出器の具
体例を示す説明図である。
【図13】本発明の他の実施例を説明するための画像機
器の外観図である。
【図14】本発明の更に他の実施例を説明するための画
像機器の外観図である。
【図15】各信号処理機器と各画像機器の間において、
画像信号を標準信号として共用化した場合の実施例を示
すブロック図である。
【図16】各画像機器間において信号処理機器を介さず
に画像データを受渡しできるようにした場合の実施例を
示すブロック図である。
【図17】本発明を各種の画像機器を備えたコンピュー
タシステムに適用した場合の実施例を示すブロック図で
ある。
【図18】カラーマッチングシステムの概要を示すブロ
ック図である。
【図19】カラーマッチングシステムにおいて、画像機
器に依存しない忠実な色再現の確保を可能とした本発明
の実施例を示すブロック図である。
【図20】図6に示した構成と同様の画像機器1を用い
て、画像機器1がそれ自体の内蔵の変換器3の特性を定
めるプロファイルデータを修正可能とした実施例を示す
ブロック図である。
【図21】カラーマッチングシステムにおける本発明の
さらにもう一つの実施例を示すブロック図である。
【図22】ハイビジョンディスプレイ等の表示機器79
の表示対象画像80とその背景画像81を示す説明図で
ある。
【図23】プリンタ等の印刷機器の出力紙82に印刷さ
れた印刷対象画像83と、その背景画像84を示す説明
図である。
【符号の説明】
1…画像機器、2…画像デバイス、3…変換器、4,6
…端子、5…信号処理機器、7,77…検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/10 9471−5G H04N 5/76 E 7734−5C 9/79 H04N 9/79 H

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スキャナやカメラ等の入力デバイスや表
    示デバイスや印刷デバイスの如き画像入出力デバイスを
    含み、画像信号処理手段からの所与の画像信号を取り込
    んで前記画像出力デバイスへ出力し、或いは前記画像入
    力デバイスにより取り込んだ画像信号を前記画像信号処
    理手段へ向けて出力する画像機器において、 前記画像信号処理手段からの所与の画像信号を、当該画
    像機器の持つカラー表示特性のずれに依存して起きる色
    変化を補正することのできる変換器を介して、画像出力
    デバイスへ出力し、或いは画像入力デバイスにより取り
    込んだ画像信号を、前記変換器を介して、画像信号処理
    手段へ出力することを特徴とする画像機器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像機器において、前
    記画像機器の持つカラー表示特性のずれを検出する手段
    として、当該画像機器の設定状態、経年変化、或いは使
    用環境を検出する手段を備え、該検出手段からの出力に
    応じて前記変換器の補正特性が修正されることを特徴と
    する画像機器。
  3. 【請求項3】 扱う画像の色を補正して表示することの
    できる色補正システムにおいて、請求項1に記載の画像
    機器を含むことを特徴とする色補正システム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の画像機器において、前
    記変換器に入力或いは前記変換器から出力する画像信号
    として、視感度に基づいた画像色の定量化が可能な光学
    パラメータに対応した信号を用いることを特徴とする画
    像機器。
  5. 【請求項5】 入力或いは出力する画像信号として、視
    感度に基づいた画像色の定量化が可能な光学パラメータ
    に対応した信号を用いることを特徴とする画像機器。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の画像機器において、視
    感度に基づいた画像色の定量化が可能な光学パラメータ
    として、CIE XYZ刺激値に対応した信号を用いる
    ことを特徴とする画像機器。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載の画像機器において、視
    感度に基づいた画像色の定量化が可能な光学パラメータ
    として、均等色空間における色定義値に対応した信号を
    用いることを特徴とする画像機器。
  8. 【請求項8】 入力或いは出力する信号として、均等色
    空間における色パラメータに対応した信号を用いること
    を特徴とする画像機器。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の画像機器において、前
    記変換器に入力或いは前記変換器から出力する信号とし
    て、画像信号に加えて、表示画像が静止画であるか動画
    であるか、或いは表示画像を構成する画素配列等の如
    き、表示画像の構成に関する情報を付加した信号を用い
    ることを特徴とする画像機器。
  10. 【請求項10】 入力或いは出力する信号として、画像
    信号に加えて、表示画像が静止画であるか動画である
    か、或いは表示画像を構成する画素配列等の如き、表示
    画像の構成に関する情報を付加した信号を用いることを
    特徴とする画像機器。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の画像機器において、
    前記変換器に入力或いは出力する信号として、画像信号
    に加えて、当該画像を扱うのに適した画像機器を指定す
    る情報を付加した信号を用いることを特徴とする画像機
    器。
  12. 【請求項12】 入力或いは出力する信号として、画像
    信号に加えて、当該画像を扱うのに適した画像機器を指
    定する情報を付加した信号を用いることを特徴とする画
    像機器。
  13. 【請求項13】 請求項11に記載の画像機器を複数
    個、相互に接続した構成を含むことを特徴とする色補正
    システム。
  14. 【請求項14】 画像信号処理手段と、画像入出力デバ
    イスを持つ画像機器であって前記画像信号処理手段から
    の画像信号を取り込んで画像出力デバイスへ出力し或い
    は画像入力デバイスから取り込んだ画像信号を前記画像
    信号処理手段へ向けて出力する画像機器と、から成るシ
    ステムにおいて、 前記画像信号処理手段と画像機器のそれぞれに、入出力
    する画像信号に対して色補正を行うことのできる変換器
    を取付けたことを特徴とする色補正システム。
  15. 【請求項15】 変換器を内蔵した信号処理機器と、該
    信号処理機器との間で前記変換器を介して色補正を施し
    た画像信号のやりとりをする画像機器と、から成るシス
    テムにおいて、 前記画像機器により扱われる画像の色を検出するための
    画像色検出器を備え、前記信号処理機器は、前記画像色
    検出器の検出出力によって、前記内蔵の変換器の色変換
    特性を定めるプロファイルデータを修正することによ
    り、前記画像機器により扱われる画像の色再現性の向上
    を図ることを特徴とする色補正システム。
  16. 【請求項16】 変換器を内蔵した画像機器と、該画像
    機器との間で前記変換器を介して色補正を施した画像信
    号のやりとりをする信号処理機器と、から成るシステム
    において、 前記画像機器により扱われる画像の色を検出するための
    画像色検出器を当該画像機器に備え、該画像機器は、前
    記画像色検出器の検出出力によって、内蔵の変換器の色
    変換特性を定めるプロファイルデータを修正することに
    より、当該画像機器により扱われる画像の色再現性の向
    上を図ることを特徴とする色補正システム。
  17. 【請求項17】 表示画像の背景に、該表示画像につい
    て想定される実使用環境を表わす背景画像を表示する表
    示制御手段を備えたことを特徴とする画像機器。
  18. 【請求項18】 印刷画像の背景に、該印刷画像につい
    て想定される実使用環境を表わす背景画像を印刷する印
    刷制御手段を備えるか、或いは印刷画像について想定さ
    れる実使用環境を表わす背景画像を下地としてもつ印刷
    用紙に、前記印刷画像を印刷する印刷制御手段を備えた
    ことを特徴とする画像機器。
  19. 【請求項19】 請求項1に記載の画像機器において、
    前記変換器に入力或いは出力する信号として、画像信号
    に加えて、表示画像が静止画であるか動画であるか、或
    いは表示画像を構成する画素配列等の如き、表示画像の
    構成に関する情報を付加するほか、表示画像の背景に表
    示すべき、該表示画像の実使用環境を表わす背景画像情
    報をも付加することを特徴とする画像機器。
  20. 【請求項20】 請求項10に記載の画像機器におい
    て、前記変換器に入力或いは出力する信号として、画像
    信号に加えて、表示画像が静止画であるか動画である
    か、或いは表示画像を構成する画素配列等の如き、表示
    画像の構成に関する情報を付加するほか、表示画像の背
    景に表示すべき、該表示画像の実使用環境を表わす背景
    画像情報をも付加することを特徴とする画像機器。
  21. 【請求項21】 請求項1に記載の画像機器において、
    前記変換器を電子的制御が可能な非線形変換回路を内蔵
    した集積回路を用いて構成したことを特徴とする画像機
    器。
  22. 【請求項22】 入力する画像信号として、CMY
    (K)、つまりシアン・マゼンタ・イエロー・(黒)の
    原色信号を用いることを特徴とする画像表示機器。
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