JPH0757312B2 - 造粒用バインダー - Google Patents
造粒用バインダーInfo
- Publication number
- JPH0757312B2 JPH0757312B2 JP31362987A JP31362987A JPH0757312B2 JP H0757312 B2 JPH0757312 B2 JP H0757312B2 JP 31362987 A JP31362987 A JP 31362987A JP 31362987 A JP31362987 A JP 31362987A JP H0757312 B2 JPH0757312 B2 JP H0757312B2
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- Japan
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- melting point
- granulation
- amide
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、洗剤、医薬品、繊維、皮革、飼料、肥料その
他の分野で用いられる、酵素、ビタミン、医薬、アミノ
酸その他の生理活性物質で、比較的水に対して不安定な
物質を加熱溶融法によって造粒する際に使用する、水溶
性の高融点のバインダー物質およびその造粒物に関す
る。
他の分野で用いられる、酵素、ビタミン、医薬、アミノ
酸その他の生理活性物質で、比較的水に対して不安定な
物質を加熱溶融法によって造粒する際に使用する、水溶
性の高融点のバインダー物質およびその造粒物に関す
る。
洗剤用酵素をはじめとする各種の酵素粒剤の造粒法につ
いては種々提案されている。
いては種々提案されている。
例えば、特公昭58−26315では、造粒時に使用する結合
剤として、水およびワックス状物質を用いる。このバイ
ンダーとなるワックス状物質としては、ポリビニルピロ
リドン、デキストリンポリビニルアルコール、各種のセ
ルロース誘導体などが用いられている。
剤として、水およびワックス状物質を用いる。このバイ
ンダーとなるワックス状物質としては、ポリビニルピロ
リドン、デキストリンポリビニルアルコール、各種のセ
ルロース誘導体などが用いられている。
特開昭60−262900では、澱粉、およびその誘導体、糖、
セルロース誘導体、ゼラチン、ポリビニールピロリド
ン、ポリビニールアセテート、ポリビニールアルコール
等が提案されている。又、特公昭59−30109では、ポリ
エチレングリコールコポリマー、ポリエチレングリコー
ル−ポリエチレンオキシド、等を水に溶解して造粒して
いる。
セルロース誘導体、ゼラチン、ポリビニールピロリド
ン、ポリビニールアセテート、ポリビニールアルコール
等が提案されている。又、特公昭59−30109では、ポリ
エチレングリコールコポリマー、ポリエチレングリコー
ル−ポリエチレンオキシド、等を水に溶解して造粒して
いる。
しかし、水系のバインダーを用いて造粒する場合は、酵
素自体が失活しやすいこと、造粒機に対する付着が多い
こと、粒剤の形状が悪いことなど、種々の問題がある。
素自体が失活しやすいこと、造粒機に対する付着が多い
こと、粒剤の形状が悪いことなど、種々の問題がある。
これを解決するためには、非水系で造粒する方法が好ま
しく、特公昭58−26315では、エトキシ脂肪酸アルコー
ル(mp.46℃)や、やし油モノエタノールアミド(m.p.
=67℃)等のバインダーを用いて造粒している。
しく、特公昭58−26315では、エトキシ脂肪酸アルコー
ル(mp.46℃)や、やし油モノエタノールアミド(m.p.
=67℃)等のバインダーを用いて造粒している。
又特願昭60−293167では、ポリエチレングリコールの50
00,6000,ポリオキシエチレン、プロピレンコポリマー等
を用いた例が示されている。このうち、やし油エタノー
ルアミドだけは融点が67℃と高いが、このバインダーを
用いた造粒品は、水に対する溶解性が著しく悪く、洗剤
用酵素のような溶解性の高い物性を要求されるものに
は、使用できない。
00,6000,ポリオキシエチレン、プロピレンコポリマー等
を用いた例が示されている。このうち、やし油エタノー
ルアミドだけは融点が67℃と高いが、このバインダーを
用いた造粒品は、水に対する溶解性が著しく悪く、洗剤
用酵素のような溶解性の高い物性を要求されるものに
は、使用できない。
したがって、やし油モノエタノールアミド以外のバイン
ダーを考えると、実質的に使用にたえるバインダーは融
点が61℃以下である。このように融点の低いバインダー
で造粒することは、製造上、又は、出来た製品物性上、
種々の問題点を有している。そこで、今回、これらの問
題を改善するために、融点の高いバインダー物質を探索
した結果、本発明を達成するに至った。
ダーを考えると、実質的に使用にたえるバインダーは融
点が61℃以下である。このように融点の低いバインダー
で造粒することは、製造上、又は、出来た製品物性上、
種々の問題点を有している。そこで、今回、これらの問
題を改善するために、融点の高いバインダー物質を探索
した結果、本発明を達成するに至った。
加熱溶融法によって、水に易溶性の粒剤を造粒するとき
に用いるバインダーとしては、ポリエチレングリコー
ル、ポリオキシエチレングリコール等が用いられてい
る。(特公昭58−26315、特開昭60−293167) 例えば、洗剤用酵素粒剤では、PEG5000で内部粒子を造
粒し、さらに、発塵防止、色調改善等を目的として、化
粧剤とPEG1000〜1540程度のワックス(融点45℃以下)
でオーバーコートしている。
に用いるバインダーとしては、ポリエチレングリコー
ル、ポリオキシエチレングリコール等が用いられてい
る。(特公昭58−26315、特開昭60−293167) 例えば、洗剤用酵素粒剤では、PEG5000で内部粒子を造
粒し、さらに、発塵防止、色調改善等を目的として、化
粧剤とPEG1000〜1540程度のワックス(融点45℃以下)
でオーバーコートしている。
しかし、粒剤の発塵防止、ブロッキング防止のために
は、PEG1540より融点の高い(45℃以上)、例えばPEG40
00程度(m.p.=53℃)のより硬いワックスが望ましい。
は、PEG1540より融点の高い(45℃以上)、例えばPEG40
00程度(m.p.=53℃)のより硬いワックスが望ましい。
ところが、先にも示したように、ポリエチレングリコー
ルやポリオキシエチレン系のワックスはほとんど61℃以
下の融点のものでありPEG4000をコートする場合は、温
度差が少ない実用的に無理である。
ルやポリオキシエチレン系のワックスはほとんど61℃以
下の融点のものでありPEG4000をコートする場合は、温
度差が少ない実用的に無理である。
即ち、工業的にオーバーコートするには、コート温度を
ワックスの融点以上に保持し、なおかつ、コーター温度
巾を±5℃程度を満足させるには、PEG4000でオーバー
コートする場合、内部の造粒ワックスの融点が63℃以
上、好ましくは65℃以上の物質である必要がある。内部
粒子のバインダーワックスの融点が60℃以下のものに、
PEG4000で、工業的にオーバーコートすると、内部のワ
ックスが溶融して、浸み出しや崩壊がおこり、粒剤物性
に問題が発生する。したがって、コートワックスとし
て、45℃以上の融点を有するバインダーを使用できるよ
うにするためには、内部粒子を造粒するバインダーとし
ては、少くとも、融点が70℃以上のワックスが必要であ
り、これを探索した。
ワックスの融点以上に保持し、なおかつ、コーター温度
巾を±5℃程度を満足させるには、PEG4000でオーバー
コートする場合、内部の造粒ワックスの融点が63℃以
上、好ましくは65℃以上の物質である必要がある。内部
粒子のバインダーワックスの融点が60℃以下のものに、
PEG4000で、工業的にオーバーコートすると、内部のワ
ックスが溶融して、浸み出しや崩壊がおこり、粒剤物性
に問題が発生する。したがって、コートワックスとし
て、45℃以上の融点を有するバインダーを使用できるよ
うにするためには、内部粒子を造粒するバインダーとし
ては、少くとも、融点が70℃以上のワックスが必要であ
り、これを探索した。
本発明は、ジャケット等で、被造粒物を加熱できる構造
を有する撹拌造粒機を用いて、造粒物に対して、5〜40
%、好ましくは10〜30%のバインダー物質(ジカルボン
酸アルコールアマイドを有するワックス)を添加し、70
〜90℃に加熱し、非水系で酵素を造粒するものである。
を有する撹拌造粒機を用いて、造粒物に対して、5〜40
%、好ましくは10〜30%のバインダー物質(ジカルボン
酸アルコールアマイドを有するワックス)を添加し、70
〜90℃に加熱し、非水系で酵素を造粒するものである。
前記のように、温度条件を満足するとともに、例えば、
洗剤用酵素粒剤のように、水に対する溶解性を従来品と
同等で、なおかつ、比較的吸湿性も少なく、さらに安定
性も十分保持できる良好なバインダーを種々探索した結
果、ジカルボン酸のモノ又はジアルコールアマイド系物
質が本条件を満足することを見いだした。
洗剤用酵素粒剤のように、水に対する溶解性を従来品と
同等で、なおかつ、比較的吸湿性も少なく、さらに安定
性も十分保持できる良好なバインダーを種々探索した結
果、ジカルボン酸のモノ又はジアルコールアマイド系物
質が本条件を満足することを見いだした。
ジカルボン酸のジアルコールアマイドは比較的融点が高
く、なおかつ、水溶性も良好であるものを見い出した。
例えば、アジピン酸のモノエタノールアミドは、モル比
1/2の場合、アマイドの融点は、115゜〜120℃、1/1.6の
場合80〜85℃であり、かなり高融点を有する。
く、なおかつ、水溶性も良好であるものを見い出した。
例えば、アジピン酸のモノエタノールアミドは、モル比
1/2の場合、アマイドの融点は、115゜〜120℃、1/1.6の
場合80〜85℃であり、かなり高融点を有する。
又、ラウリン酸のアマイドは、75〜80℃であるが、溶解
性が劣るため、両者を一定比率で混合すると、造粒性の
良好なバインダーが得られた。ジカルボン酸物質として
は、C3のマロン酸からC10のセバシン酸までが好まし
く、好ましくは、C5のグルタール酸やC6のアジピン酸系
のものが良い。ただし、いづれを選択するかは、造粒品
の物性によって決めれば良いが、C10以上になると、水
溶性が著しく、低下して来るため、洗剤用酵素のバイン
ダーとしては、C10以下のものが良い。例えば、アジピ
ン酸/モノエタノールアミド=1/2のアマイドと、パル
ミチン酸アミドを4/1に混合したバインダーは、融点が7
7〜86℃と、高温であり、造粒性も良好であった。又、
ラウリン酸エステルの4/1混合物は、融点が74〜80℃で
造粒性も同様に良好であった。一方、酸に対して弱い酵
素では、残存基をNaOHやCa(OH)2で中和し、pH=6.5
〜8程度に調整したワックスを用いて、造粒すると、安
定した粒剤が得られた。
性が劣るため、両者を一定比率で混合すると、造粒性の
良好なバインダーが得られた。ジカルボン酸物質として
は、C3のマロン酸からC10のセバシン酸までが好まし
く、好ましくは、C5のグルタール酸やC6のアジピン酸系
のものが良い。ただし、いづれを選択するかは、造粒品
の物性によって決めれば良いが、C10以上になると、水
溶性が著しく、低下して来るため、洗剤用酵素のバイン
ダーとしては、C10以下のものが良い。例えば、アジピ
ン酸/モノエタノールアミド=1/2のアマイドと、パル
ミチン酸アミドを4/1に混合したバインダーは、融点が7
7〜86℃と、高温であり、造粒性も良好であった。又、
ラウリン酸エステルの4/1混合物は、融点が74〜80℃で
造粒性も同様に良好であった。一方、酸に対して弱い酵
素では、残存基をNaOHやCa(OH)2で中和し、pH=6.5
〜8程度に調整したワックスを用いて、造粒すると、安
定した粒剤が得られた。
例えば、アジピン酸アマイド/ラウリン酸アマイド=85
/15をさらにNaOH又はCa(OH)2aqを用い、pH=6.7〜6.8
に調製したバインダーは、融点が各々74〜76℃(NaOH
系)、76〜81℃(Ca(OH)2系)であり、良好なバイン
ダーとなった。
/15をさらにNaOH又はCa(OH)2aqを用い、pH=6.7〜6.8
に調製したバインダーは、融点が各々74〜76℃(NaOH
系)、76〜81℃(Ca(OH)2系)であり、良好なバイン
ダーとなった。
添加可能なモノカルボン酸アミドは、特に特定するもの
ではないが、一般に使用されている、パルミチン酸、ラ
ウリン酸、ステアリン酸等を使うことができる。
ではないが、一般に使用されている、パルミチン酸、ラ
ウリン酸、ステアリン酸等を使うことができる。
ジカルボン酸の融点はグルタール酸(C5)の97.5℃から
アジピン酸(C6)の151℃とかなり高温領域にある。こ
れをモノエタノールアミンでアマイド化すると、添加量
によって、融点が低下する。すなわち、アジピン酸の場
合モル比1/2の場合35℃程度、又1/1.6の場合70℃程度低
下することによって、融点が各々120℃、80℃程度とな
る。
アジピン酸(C6)の151℃とかなり高温領域にある。こ
れをモノエタノールアミンでアマイド化すると、添加量
によって、融点が低下する。すなわち、アジピン酸の場
合モル比1/2の場合35℃程度、又1/1.6の場合70℃程度低
下することによって、融点が各々120℃、80℃程度とな
る。
又、水に対する溶解度は、アジピン酸1.4g/100gH2O、ピ
メリン酸2.5g/100gH2O、グルタール酸63.9g/100gH2Oと
向上する。一方、吸湿性を調整するためには、モノカル
ボン酸アマイドを添加するが、例えば、ラウリン酸アマ
イドの融点は75〜80℃、ステアリン酸アマイドでは、90
〜95℃と比較的高融点を有し、ジカルボン酸のアマイド
と近くなり、容易に溶け合って、良好なバインダーとな
る。
メリン酸2.5g/100gH2O、グルタール酸63.9g/100gH2Oと
向上する。一方、吸湿性を調整するためには、モノカル
ボン酸アマイドを添加するが、例えば、ラウリン酸アマ
イドの融点は75〜80℃、ステアリン酸アマイドでは、90
〜95℃と比較的高融点を有し、ジカルボン酸のアマイド
と近くなり、容易に溶け合って、良好なバインダーとな
る。
コートワックスに50℃〜60℃の融点を持ち、硬度のある
ワックスを使用できるため、製品粒剤の品質が向上す
る。
ワックスを使用できるため、製品粒剤の品質が向上す
る。
又内部粒子の造粒品も、ジカルボン酸アルコールアマイ
ド自体かなり硬い物質であるため、破砕されにくく、硬
い粒子が得られる。
ド自体かなり硬い物質であるため、破砕されにくく、硬
い粒子が得られる。
融点が高いことは、造粒後の冷却固化が容易となるため
冷却固化の効率が良くなり、プロセス的に好ましい。
冷却固化の効率が良くなり、プロセス的に好ましい。
実施例1. A:造粒 API−21酵素原末500g、粉砕硫酸ナトリウム101
0g、酸化チタン60gにアジピン酸モノエタノールアマイ
ド(モノおよびジの混合物で融点84℃)430gを撹拌造粒
機に投入し、主軸回転数250rpm、チョッパー3000rpmで
2分間混合した後、品温90℃で造粒した。(造粒時間13
分間)。得られた粒子の粒度分布は 14#ON 8.6% 14〜42# 88 % 42#PASS 3.4% で、かなり収率よく造粒できた。又造粒機壁への付着は
全く見られず、全て排出でき、造粒バインダーとしては
秀れたものであった。
0g、酸化チタン60gにアジピン酸モノエタノールアマイ
ド(モノおよびジの混合物で融点84℃)430gを撹拌造粒
機に投入し、主軸回転数250rpm、チョッパー3000rpmで
2分間混合した後、品温90℃で造粒した。(造粒時間13
分間)。得られた粒子の粒度分布は 14#ON 8.6% 14〜42# 88 % 42#PASS 3.4% で、かなり収率よく造粒できた。又造粒機壁への付着は
全く見られず、全て排出でき、造粒バインダーとしては
秀れたものであった。
B:コーティング Aの粒剤のうち、#14〜#42の範囲の
粒子1500gを用いて、品温65℃でポリエチレングリコー
ル6000(m.p.61℃)を用いてオーバーコートした。添加
率はPEG6000を粒子に対して7%、化粧剤(酸化チタン4
0%、タルク50%、シリカ10%)が15%であった。
粒子1500gを用いて、品温65℃でポリエチレングリコー
ル6000(m.p.61℃)を用いてオーバーコートした。添加
率はPEG6000を粒子に対して7%、化粧剤(酸化チタン4
0%、タルク50%、シリカ10%)が15%であった。
実施例2. A:造粒 API−21酵素原末500g、CaSO4−2H2O1040g、酸
化チタン60gに、アジピン酸アマイド/ラウリン酸アマ
イド=85/15をCa(OH)2でpH=7に中和したワックス
を用い、85℃で造粒した。ワックスの添加量は400gであ
り、その他の条件は実施例1と同様である。
化チタン60gに、アジピン酸アマイド/ラウリン酸アマ
イド=85/15をCa(OH)2でpH=7に中和したワックス
を用い、85℃で造粒した。ワックスの添加量は400gであ
り、その他の条件は実施例1と同様である。
得られた粒子の粒度分布は、# 14ON 5.1%# 14〜42 78.3%# 42PASS 16.6% と良好で、付着もなかった。
B:コーティング Aの粒剤のうち#14〜#42の範囲の粒
子1000gを、品温55℃でPEG4000(m.p.53℃)を用いてオ
ーバーコートした。その他の条件は実施例1と同様。コ
ーティング後の粒子の白色度は*L=80%、溶解性(10
℃、3分)92%と良好であった。
子1000gを、品温55℃でPEG4000(m.p.53℃)を用いてオ
ーバーコートした。その他の条件は実施例1と同様。コ
ーティング後の粒子の白色度は*L=80%、溶解性(10
℃、3分)92%と良好であった。
実施例3. A:酵素粉末250g、粉砕硫酸ナトリウム500g、酸化チタン
30g、アジピン酸モノエタノールジアマイドとアジピン
酸モノイソプロパノールジアマイドの混合物で融点78〜
85℃のもの220gを撹拌型造粒機に充填し、ジャケット温
水にて品温98℃として、主軸250rpm、チョッパー3000rp
mで22分間造粒した。造粒後の粒剤の粒度分布は 14#on 12.1% 14〜42# 83.7% 42#pass 4.2% であった。
30g、アジピン酸モノエタノールジアマイドとアジピン
酸モノイソプロパノールジアマイドの混合物で融点78〜
85℃のもの220gを撹拌型造粒機に充填し、ジャケット温
水にて品温98℃として、主軸250rpm、チョッパー3000rp
mで22分間造粒した。造粒後の粒剤の粒度分布は 14#on 12.1% 14〜42# 83.7% 42#pass 4.2% であった。
造粒機壁への付着は全く見られず、造粒収率83.7%と良
好であった。
好であった。
B:コーティング Aの粒剤の14#〜42#の粒子500gを用いて、品温65℃で
PEG6000を用いて化粧剤をオーバーコートした。(組
成、添加率は実施例1と同じ)得られた粒剤の白色度は
*L=81%、溶解性(10℃、3分)は92%と良好であっ
た。
PEG6000を用いて化粧剤をオーバーコートした。(組
成、添加率は実施例1と同じ)得られた粒剤の白色度は
*L=81%、溶解性(10℃、3分)は92%と良好であっ
た。
実施例4. 実施例2においてバインダーのpHを5.5,6,7,8,9に調製
したもので造粒した。造粒工程においては実施例2,3と
ほぼ同等の結果が得られた。これらの粒剤を40℃、湿度
80%の状態で2週間保存して、活性残存率を測定し、保
存安定性を求めた。
したもので造粒した。造粒工程においては実施例2,3と
ほぼ同等の結果が得られた。これらの粒剤を40℃、湿度
80%の状態で2週間保存して、活性残存率を測定し、保
存安定性を求めた。
得られた保存安定性とpHの相関は次に示すごとくなり、
pH=6〜8の範囲が有効であった。
pH=6〜8の範囲が有効であった。
pH 2week後の残存活性率(%) 5.5 69.7% 6.0 95.3% 7.0 97.4% 8.0 96.1% 10.0 75.1% 比較例1. 酵素500g、Na2SO41010g、TiO260gにPEG6000をバインダ
ーとして、実施例1と同一の条件で造粒した。これに対
してPEG4000をコーティングバインダーとして55℃でオ
ーバーコートしたが、酵素色が浸み出し、白色度がL*
=71%と著しく低下した。
ーとして、実施例1と同一の条件で造粒した。これに対
してPEG4000をコーティングバインダーとして55℃でオ
ーバーコートしたが、酵素色が浸み出し、白色度がL*
=71%と著しく低下した。
比較例2. 酵素500g、Na2SO41010g TiO260gに、比較例1と同様PEG
6000をバインダーに用い造粒した。得られた粒子に対し
てPEG6000を59℃でオーバーコートしようとしたが、コ
ート中に造粒が起こり、粒子が粗大化した。
6000をバインダーに用い造粒した。得られた粒子に対し
てPEG6000を59℃でオーバーコートしようとしたが、コ
ート中に造粒が起こり、粒子が粗大化した。
本バインダーは融点が60℃以上のものであり、造粒温度
が70℃以上にすることができるため、コートワックスと
して、比較的高温の、例えばPEG4000〜6000程度が用い
ることができる。本法で得られる粒剤は白色度も良好で
あり、吸湿性も少なく、溶解性も十分であった。
が70℃以上にすることができるため、コートワックスと
して、比較的高温の、例えばPEG4000〜6000程度が用い
ることができる。本法で得られる粒剤は白色度も良好で
あり、吸湿性も少なく、溶解性も十分であった。
一方、アジピン酸系のように、本バインダーはコストも
安価であり、工業的に十分使用にたえるものである。
安価であり、工業的に十分使用にたえるものである。
Claims (3)
- 【請求項1】炭素数が3〜10である脂肪族直鎖ジカルボ
ン酸の、モノエタノールアミン及び/又はプロパノール
アミンとのモノ又はジアルコールアマイドの少くとも、
1種を用いることを特徴とする造粒用バインダー。 - 【請求項2】ジカルボン酸アルコールアマイドのカルボ
ン酸残基を中和し、pH=6〜8にした請求範囲1記載の
バインダー。 - 【請求項3】ジカルボン酸アルコールアマイドの融点が
70〜100℃である請求範囲1記載のバインダー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31362987A JPH0757312B2 (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 | 造粒用バインダー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31362987A JPH0757312B2 (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 | 造粒用バインダー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01155938A JPH01155938A (ja) | 1989-06-19 |
| JPH0757312B2 true JPH0757312B2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=18043621
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31362987A Expired - Fee Related JPH0757312B2 (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 | 造粒用バインダー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0757312B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19651446A1 (de) | 1996-12-11 | 1998-06-18 | Henkel Kgaa | Umhüllte Enzymzubereitung mit verbesserter Löslichkeit |
| IT1319655B1 (it) * | 2000-11-15 | 2003-10-23 | Eurand Int | Microsfere di enzimi pancreatici con elevata stabilita' e relativometodo di preparazione. |
-
1987
- 1987-12-11 JP JP31362987A patent/JPH0757312B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01155938A (ja) | 1989-06-19 |
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