JPH075802U - 自動車用ホイール - Google Patents
自動車用ホイールInfo
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- JPH075802U JPH075802U JP6476993U JP6476993U JPH075802U JP H075802 U JPH075802 U JP H075802U JP 6476993 U JP6476993 U JP 6476993U JP 6476993 U JP6476993 U JP 6476993U JP H075802 U JPH075802 U JP H075802U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】自動車用ホイールにおけるオフセツト量を簡単
に便利良く調整できるようにする。 【構成】車軸のハブ(18)に対するデイスク取付面
(X−X)に、シム受け入れ用凹段面(28)を切り欠
くと共に、その凹段面(28)へ板厚(t)が相違変化
するオフセツト調整用シム(S)を互換的に嵌め込み、
且つビス(29)により固定一体化した。
に便利良く調整できるようにする。 【構成】車軸のハブ(18)に対するデイスク取付面
(X−X)に、シム受け入れ用凹段面(28)を切り欠
くと共に、その凹段面(28)へ板厚(t)が相違変化
するオフセツト調整用シム(S)を互換的に嵌め込み、
且つビス(29)により固定一体化した。
Description
【0001】
本考案は自動車用ホイールの改良に係り、殊更そのオフセツト量を簡単に便利 良く調整できるように工夫したものである。
【0002】
一般に自動車用ホイールでは、その車軸のハブに対するデイスク取付面と、リ ムの赤道線との間隔寸法(オフセツト量)を、自動車メーカー毎やその車種毎に 大小変化させる必要が起る。さもなければ、デイスクが自動車の制動部品やフエ ンダーに衝当したり、或いはタイヤチエンの取付けが困難になったりするからで ある。
【0003】 そのため、従来からデイスクとリムとの2ピースや、そのリムもフロント側と リヤー側に分割された3ピースから成る組立式のホイールでは、そのリムの各種 を予じめ作成用意して、これをデイスクと組み替えることにより、更にデイスク とリムとが連続一体な1ピース型のホイールでは、そのホイール自身の各種を予 じめ作成準備して、これを交換することにより、各々オフセツト量を調整してい る。
【0004】
ところが、これらの手段ではオフセツト量の大小変化した各種ホイールやその リムの製造上、甚だ煩雑であると共に、いたづらに多品種を在庫管理しなければ ならず、未だ互換性と量産効果に劣ることが明白である。
【0005】
本考案はこのような課題の改良を企図しており、そのために役立つ自動車用ホ イールとしての構成上、車軸のハブに対するデイスク取付面に、シム受け入れ用 凹段面を切り欠くと共に、その凹段面へ板厚が相違変化するオフセツト調整用シ ムを互換的に嵌め込み、且つビスにより固定一体化したことを特徴とするもので ある。
【0006】
本考案の上記構成によれば、その板厚が異なるオフセツト調整用シムの交換使 用のみによって、自動車のメーカー毎やその車種毎に異なるホイールのオフセツ ト量を、簡単に便利良く調整することができ、従来のようにホイール自身やその リムまでも数種として、予じめ製造・在庫する必要がないので、互換性と量産効 果を最大限に発揮させ得るのであり、このことは請求項2の構成を採用すること によって、ますます昂めることができる。
【0007】 又、上記シムはホイールデイスク取付面側の凹段面へ嵌め込まれた上、ビスに より安定良く固定され、その脱落不能としてデイスク取付面へ付属一体化される ようになっているため、それ自身の別個独立する単純な座金又はスペーサーと異 なって、ホイールを車軸のハブへ極めて安楽に能率良く、しかも確固に正しく取 付けることができ、その着脱交換上の作業性にも著しく優れる。
【0008】 この点、特に請求項3の構成を採用するならば、上記ビスがシムの脱落防止機 能を果すほか、そのシム側のハブボルト逃し入れ孔と、デイスク取付面側のハブ ボルト受け入れ孔との自動的な位置決め作用も営なむため、上記作業性を更に一 層向上させることができることとなる。
【0009】
添付図面に基いて本考案の具体的構成を詳述すると、図1〜12は本考案の第 1実施例を示しており、(D)は軽合金製のホイールデイスクであって、そのボ ス部(10)の中心には比較的大きな軸穴(11)が開口形成されている。(1 2)(13)はその軸穴(11)の周辺に位置しつつ、ボス部(10)の後面( ホイールデイスクの取付面)に各々穿設されたトルクピン受け入れ用雌ネジとハ ブナツト逃し入れ用凹溝との2種であり、何れも全体的な放射対称型に点在分布 する複数づつとして、且つその2種の交互に開口配列されている。
【0010】 (14)は上記ホイールデイスク(D)の雌ネジ(12)へ各々植込み状態に 螺合一体化されたトルクピンであり、ボス部(10)の後面から後方へ一定量だ け張り出している。(15)はその各トルクピン(14)の張り出し後端部に付 与された回動操作工具用の係止切欠であり、これに係止される回動操作工具(図 示省略)によって、トルクピン(14)が上記雌ネジ(12)に螺入締結される こととなる。
【0011】 (16)は同じく各トルクピン(14)の中途位置から若干径大に張り出され たストツパーフランジであり、これが上記雌ネジ(12)の開口縁部に切り欠か れた凹段面(17)と係止し、以って上記植込み固定時の張り出し量を一定に規 制すると共に、トルクピン(14)自身の振れ動きや倒れなども防止している。
【0012】 (A)は上記ホイールデイスク(D)のボス部(10)を車軸のハブ(18) へ取付けるための別個なアダプターであって、鉄又は軽合金からの鍛造やプレス 、その他の塑性加工により、全体的なトツプハツト型又はシリンダーハツト型に 造形されている。
【0013】 つまり、これを抽出して示した図5において、(19)はアダプター(A)の 実質上円錐型をなす胴部であり、上記ホイールデイスク(D)の軸穴(11)内 に没入する大きさを備えている。(20)はその円錐胴部(19)の中心(トツ プ面)から前方へ連続一体に張り出し垂立された比較的細い中実のセンター軸部 であって、胴部(19)よりも径小な一定の太さ(d1)を備えていると共に、 その円周面には後述するセンターナツトとの螺合締結用雄ネジ(21)が、同じ く中心には後述の押えボルトを受け入れる一定深さの雌ネジ(22)が各々加工 されている。
【0014】 その場合、上記センター軸部(20)の雄ネジ(21)と雌ネジ(22)につ いては、特にその螺旋ピツチ(s1)(s2)と螺旋方向性が互いに相違変化さ れており、以って後述のセンターナツトが押えボルトにより制止された使用状態 のもとで、容易に連れ廻り弛緩しないようにロツクされるようになっているので ある。
【0015】 (23)は上記アダプター(A)における円錐胴部(19)の肩位置から前方 へ連続一体に垂立された押えカラー用受け止め環部であり、後述する押えカラー の差し込み脚環部を受け止める如く、その脚環部と嵌合されることによって、上 記センター軸部(20)に集中作用する回転曲げ応力を効果的に分散させ、その センター軸部(20)の不慮な首折れ事故を予防し、ホイール取付状態の耐久強 度と安定性を昂める。
【0016】 その受け止め環部(23)は上記センター軸部(20)と実質上平行に垂立し ているが、その垂立長さはセンター軸部(20)のそれよりも勿論短かく、ホイ ールデイスク(D)の軸穴(11)内に没入する。
【0017】 又、(24)は上記アダプター(A)における円錐胴部(19)の基端位置か ら連続一体に張り出された径大な接合フランジ部であり、ここには上記ホイール デイスク(D)のボス部(10)から張り出すトルクピン(14)と対応する放 射対称分布型として、そのトルクピン受け入れ孔(25)の複数が開口形成され ている。
【0018】 (26)は上記車軸のハブ(18)から前向き一体的に植立された複数のハブ ボルトであるが、これを受け入れるハブボルト受け入れ孔(27)も、上記アダ プター(A)の張り出し接合フランジ部(24)に、そのトルクピン受け入れ孔 (24)と交互に点在分布する配列関係として開口形成されている。
【0019】 上記接合フランジ部(24)の後面は車軸のハブ(18)に対する取付面(X −X)をなすが、ここは図3、5のように凹段面(28)として言わば切り欠か れた形態にあり、その凹段面(28)に別個な円環板状のオフセツト調整用シム (S)が、インローに嵌合され且つ位置決め用皿ビス(29)によって脱落不能 に固定されている。
【0020】 つまり、上記アダプター(A)の張り出し接合フランジ部(24)には、シム (S)が裏当て付属状態に嵌め付け一体化され、そのシム(S)を介して車軸の ハブ(18)へ取付けられるようになっているわけである。
【0021】 そのため、図6、7から明白なように、シム(S)の中心部には比較的大きな 車軸受け入れ調芯孔(30)が開口形成されている一方、同じく周縁部には上記 接合フランジ部(24)のトルクピン受け入れ孔(25)と合致連通するトルク ピン逃し入れ孔(31)と、同じく上記ハブボルト受け入れ孔(27)と合致連 通するハブボルト逃し入れ孔(32)との複数づつが、各々開口分布されている が、そのトルクピン逃し入れ(31)とハブボルト逃し入れ孔(32)とは、相 互の同一開口径に寸法化することが量産上効果的である。但し、そのトルクピン 逃し入れ孔(31)についてはトルクピン(14)の長さ如何により、その開口 形成することを省略しても良い。
【0022】 その場合、上記シム(S)としては図7と図8、9との対比から示唆されるよ うに、その板厚(t)のみか又はその板厚(t)と車軸受け入れ調芯孔(30) の開口径(w)との双方が相違変化する数種として予じめ作成準備されており、 その数種を互換的又は選択的に使用して、上記アダプター(A)の接合フランジ 部(24)を車軸のハブ(18)へ取付けるようになっている。
【0023】 上記位置決め用皿ビス(29)は、シム(S)をアダプター(A)の接合フラ ンジ部(24)へ脱落不能に固定維持するものであるが、その固定時にシム(S )側のトルクピン逃し入れ孔(31)並びにハブボルト逃し入れ孔(32)を、 上記接合フランジ部(24)側のトルクピン受け入れ孔(25)並びにハブボル ト受け入れ孔(27)と各々正しく合致連通させるべく、自動的な位置決め作用 を果すことにより、その着脱交換作業性を昂めるようになってもいる。
【0024】 もっとも、上記皿ビス(29)の逃し入れ孔(33)については、これを数種 のシム(S)に対し、その悉く共通する位置に開口分布させておくこと、勿論で ある。(34)はその皿ビス(29)の逃し入れ孔(33)と合致連通するネジ 孔であり、上記アダプター(A)の接合フランジ部(24)に対応形成されてい る。
【0025】 上記のようなシム(S)の構成によれば、自動車のメーカー毎やその車種毎に ホイールのオフセツト量が相違変化した場合、各種シム(S)の交換によって、 そのオフセツト量の調整を行なうことができる。又、その板厚(t)のみならず 、車軸受け入れ調芯孔(30)の開口径(w)も相違変化させた数種のシム(S )を作成用意するならば、上記メーカー毎や車種毎に異なる車軸の太さに応じて 、常時確固なハブセントリツクの状態に保つことができる利点もある。
【0026】 何れにしても、上記アダプター(A)のハブボルト受け入れ孔(27)とシム (S)のハブボルト逃し入れ孔(32)が、悉くハブボルト(26)に遊嵌され た上、そのハブボルト(26)に対して前方からハブナツト(35)が螺合締結 されることにより、第1次的にアダプター(A)が車軸のハブ(18)へ取付け 固定され、引続く第2次的にアダプター(A)のトルクピン受け入れ孔(25) へ、前方からトルクピン(14)が圧入されることによって、ホイールデイスク (D)がアダプター(A)へ取付け一体化されることになる。
【0027】 又、アダプター(A)の接合フランジ部(24)に開口分布するハブボルト受 け入れ孔(27)は、上記ハブナツト(35)の円錐面と適合する円錐型をなし ており、そのためハブボルト(26)に対するハブナツト(35)の螺合締結時 における自動的な調芯作用が達成される結果となる。その際、上記シム(S)の 板厚(t)が変化することとの関係上、ハブナツト(35)もこれに応じた必要 長さの数種が図10〜12のように用意され、その互換的又は選択的にシム(S )と併用されることになる。
【0028】 更に、図1〜4の符号(C)はアダプター(A)の上記センター軸部(20) へ、前方から遊嵌された押えカラーを示しており、これはホイールデイスク(D )の軸穴(11)を遮断する大きさとして、軽合金からほぼ円盤型に作成されて いるが、その後面からは上記アダプター(A)の受け止め環部(23)へ差し込 み嵌合される脚環部(36)が、連続一体に張り出し垂立されてもいる。
【0029】 (37)はその押えカラー(C)の前面中心部に陥没された円錐凹曲面であっ て、後述するセンターナツトとの調芯作用を果す。(38)は同じく押えカラー (C)の周縁部に形成された係止肩面であり、ホイールデイスク(D)のボス部 (10)に前方から係止する。
【0030】 (N)はその押えカラー(C)を前方から押え付け固定すべく、上記アダプタ ー(A)におけるセンター軸部(20)の雄ネジ(21)と螺合締結される比較 的径小なセンターナツトであり、その後端部からは上記押えカラー(C)の円錐 凹曲面(37)と適合する円錐凸曲面(39)を備えたフランジ(40)が張り 出されている一方、同じくセンターナツト(N)の前端部には、後述する押えボ ルトの受け入れ用凹段面(41)が切り欠かれている。
【0031】 又、(B)はセンターナツト(N)の押えボルトであって、その頭部(42) が上記アダプター(A)のセンター軸部(20)よりも径大な一定寸法(d2) に張り出し形成されており、そのセンター軸部(20)の雌ネジ(22)へ前方 から螺入締結された時、その押えボルト(B)の径大な頭部(42)がセンター ナツト(N)の凹段面(41)へ沈み込む如く係止して、そのセンターナツト( N)を弛緩しないように前方から制止するようになっている。
【0032】 その際、押えボルト(B)の径大な頭部(42)には盗難防止用の特殊な工具 受け入れ切欠(43)が付与されており、これに適合する特注品としての専用回 動操作工具(図示省略)を係止させない限り、その押えボルト(B)を回動操作 することができず、延いてはセンターナツト(N)をアダプター(A)のセンタ ー軸部(20)から抜き取れない結果として、ホイールの盗難事故を未然に防止 できるようになっている。市販されているスパナやレンチ、その他の汎用的な操 作工具では、これを上記押えボルト(B)の工具受け入れ切欠(43)へ正しく 係止できないように定められているわけである。
【0033】 この点、図示の実施例では上記工具受け入れ切欠(43)を向かい合う一対の 扁平なストレート面として、押えボルト(B)における頭部(42)の円周面か ら欠き落としているが、上記趣旨を達成できる限り、例えばその頭部(42)の 中心に楕円形の凹溝を開口させても良い。
【0034】 図1〜12の上記第1実施例に基いて、車軸のハブ(18)に対するホイール デイスク(D)の取付け作業法を説明すると、先づシム(S)が裏当て付属状態 に嵌め付け一体化されたアダプター(A)の張り出し接合フランジ部(24)を 、車軸のハブ(18)へ重ね合わせて、そのハブ(18)から植立するハブボル ト(26)を、シム(S)のハブボルト逃し入れ孔(32)からアダプター(A )のハブボルト受け入れ孔(27)に受け入れ貫通させた上、その前方からハブ ボルト(26)にハブナツト(35)を螺合締結して、そのアダプター(A)を 車軸のハブ(18)へ取付け固定する。
【0035】 次いで、上記アダプター(A)のトルクピン受け入れ孔(25)内へトルクピ ン(14)が圧入する関係状態として、そのアダプター(A)の胴部(19)へ 前方からホイールデイスク(D)のボス部(10)を嵌め付け、引続きその胴部 (19)の中心(トツプ面)から張り出すセンター軸部(20)へ、押えカラー (C)を通し入れる。
【0036】 そして、センター軸部(20)の雄ネジ(21)にセンターナツト(N)を螺 合締結し、そのセンターナツト(N)によって押えカラー(C)を押え付け、最 後に同じくセンター軸部(20)の雌ネジ(22)に押えボルト(B)を螺入さ せて、その押えボルト(B)の径大な頭部(42)によりセンターナツト(N) を弛緩しないように、前方から制止するのである。
【0037】 そうすれば、上記ハブ(18)の回転トルクが第1次的にハブボルト(26) とハブナツト(35)からアダプター(A)へ、そのアダプター(A)から第2 次的にトルクピン(14)を介してホイールデイスク(D)へ、各々円滑・確実 に伝達されることとなり、ホイールが支障なく回転作用する。
【0038】 又、上記のようなホイール取付状態にあっては、アダプター(A)のセンター 軸部(20)に刻設された雄ネジ(21)と雌ネジ(22)が、その螺旋ピツチ (s1)(s2)と螺旋方向性について互いに相違変化されており、その雄ネジ (21)にはセンターナツト(N)が螺合締結されている一方、同じく雌ネジ( 22)にはそのセンターナツト(N)の制止用押えボルト(B)が螺合締結され ているため、走行中の急ブレーキやその他の振動、衝撃を反復的に受けても、そ のセンターナツト(N)の不慮に弛緩するおそれが一切なく、常時安定・確固な ホイール取付状態を永く維持できるのである。
【0039】 更に、上記のようなホイール取付状態では、押えカラー(C)の後向きに垂立 する差し込み脚環部(36)が、アダプター(A)における円錐胴部(19)の 肩位置から対応的に前方へ垂立する受け止め環部(23)によって、安定な嵌合 状態に受け止められているため、上記アダプター(A)におけるセンター軸部( 20)の太さ(d1)を仮りに径小化したとして、そのセンター軸部(20)の 張り出し基端位置に回転曲げ荷重が繰り返し集中作用したとしても、その応力を 上記受け止め環部(23)によって分散させる如く、効果的に低減できることと なり、上記センター軸部(20)の首折れ事故を完全に予防し得るのである。
【0040】 次に、図13〜15は本考案の第2実施例を示しており、これでは上記した第 1実施例のようなアダプター(A)を介さずに、ホイールデイスク(D)を車軸 のハブ(18)へ言わば直接取付けるようになっている。
【0041】 そのホイールデイスク(D)におけるボス部(10)の後面は、上記した通り 車軸のハブ(18)に対する取付面(X−X)をなすため、ここにシム受け入れ 用の凹段面(28)を切り欠くことにより、その凹段面(28)へ上記のような オフセツト調整用シム(S)を嵌合した上、位置決め用の皿ビス(29)によっ て脱落不能に付属一体化することができる。
【0042】 そのシム(S)も図13〜15の対比から明白なように、板厚(t)のみか又 はその板厚(t)と車軸受け入れ調芯孔(30)の開口径(w)との双方が相違 変化する数種として、予じめ作成準備されることは勿論であり、その互換的又は 選択的に上記ホイールデイスク取付面(X─X)へ嵌め付け使用することによっ て、自動車のメーカー毎やその車種毎に異なるホイールのオフセツト量を調整で きるようになっている。
【0043】 尚、(44)は上記第1実施例のセンターナツト(N)や押えカラー(C)に 代るセンターキヤツプである。第2実施例におけるその他の構成は、上記第1実 施例と実質的に同一であるため、その図13〜15に図1〜12との対応符号を 記入するにとどめて、その詳細な説明を省略する。
【0044】
以上のように、本考案の自動車用ホイールではその構成上、車軸のハブ(18 )に対するデイスク取付面(X−X)に、シム受け入れ用凹段面(28)を切り 欠くと共に、その凹段面(28)へ板厚(t)が相違変化するオフセツト調整用 シム(S)を互換的に嵌め込み、且つビス(29)により固定一体化してあるた め、冒頭に述べた従来技術の課題を改良することができ、ホイール自身やそのリ ムまでも改造する必要がなく、極めて容易にオフセツト量の調整を行なえる効果 があり、互換性と量産効果に著しく優れる。
【0045】 特に、請求項2の構成を採用するならば、シム(S)の板厚(t)のみならず 、その車軸受け入れ調芯孔(30)の開口径(w)についても、相違変化する数 種として用意されているため、車軸の太さ変化にも対応でき、常に安定・確固な ハブセントリツクの取付状態を得られる効果がある。
【0046】 又、請求項3の構成を採用するならば、皿ビス(29)がシム(S)の固定機 能のみならず、そのシム(S)側のハブボルト逃し入れ孔(32)と、ホイール デイスク(D)側又はアダプター(A)側のハブボルト受け入れ孔(37)とを 自づと合致連通させるべき、位置決め作用も果すため、そのシム(S)の着脱交 換作業をますます軽快に能率良く行なえる効果がある。
【0047】 更に、必要構成として頗る簡素で足り、各種型式の自動車用ホイールに広く適 用実施できる意味からも、極めて有益な考案であると言える。
【図1】本考案は適用した自動車用ホイールの全体概略
正面図である。
正面図である。
【図2】図1の部分拡大正面図である。
【図3】図2の3−3線断面図である。
【図4】図3の4−4線断面図である。
【図5】アダプターを抽出して示す半欠截断面図であ
る。
る。
【図6】オフセツト調整用シムを抽出して示す斜面図で
ある。
ある。
【図7】図6の7−7線に沿う半欠截断面図である。
【図8】図7のシムと互換的に使用する別なシムを示す
半欠截断面図である。
半欠截断面図である。
【図9】同じく互換的に使用する更に別なシムを示す半
欠截断面図である。
欠截断面図である。
【図10】ハブナツトを抽出して示す側面図である。
【図11】図10のハブナツトと互換的に使用する別な
ハブナツトを示す側面図である。
ハブナツトを示す側面図である。
【図12】同じく互換的に使用する更に別なハブナツト
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図13】本考案の第2実施例を示す側断面図である。
【図14】別なシムの嵌め付け状態を示す図13に対応
する側断面図である。
する側断面図である。
【図15】更に別なシムの嵌め付け状態を示す同じく図
13に対応する側断面図である。
13に対応する側断面図である。
(10)・ボス部 (14)・トルクピン (18)・ハブ (19)・円錐胴部 (20)・センター軸部 (21)・雄ネジ (22)・雌ネジ (23)・受け止め環部 (24)・接合フランジ部 (25)・トルクピン受け入れ孔 (26)・ハブボルト (27)・ハブボルト受け入れ孔 (28)・凹段面 (29)・皿ビス (30)・車軸受け入れ用調芯孔 (31)・トルクピン逃し入れ孔 (32)・ハブボルト逃し入れ孔 (34)・ネジ孔 (35)・ハブナツト (36)・差し込み脚環部 (A)・アダプター (B)・押えボルト (C)・押えカラー (D)・ホイールデイスク (N)・センターナツト (S)・オフセツト調整用シム (t)・板厚 (w)・開口径 (X−X)・デイスク取付面
Claims (3)
- 【請求項1】車軸のハブ(18)に対するデイスク取付
面(X−X)に、シム受け入れ用凹段面(28)を切り
欠くと共に、その凹段面(28)へ板厚(t)が相違変
化するオフセツト調整用シム(S)を互換的に嵌め込
み、且つビス(29)により固定一体化したことを特徴
とする自動車用ホイール。 - 【請求項2】各種シム(S)の中心部に開口する車軸受
け入れ用調芯孔(30)の開口径(w)を相違変化させ
たことを特徴とする請求項1記載の自動車用ホイール。 - 【請求項3】ビス(29)を位置決め用として、これに
よりシム(S)をその受け入れ用凹段面(28)へ固定
した時、そのシム(S)の周縁部に開口分布する複数の
ハブボルト逃し入れ孔(32)が、自づとデイスク取付
面(X−X)に開口分布する複数のハブボルト受け入れ
孔(27)と合致連通するように定めたことを特徴とす
る請求項1記載の自動車用ホイール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993064769U JP2523256Y2 (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 自動車用ホイールの取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP1993064769U JP2523256Y2 (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 自動車用ホイールの取付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH075802U true JPH075802U (ja) | 1995-01-27 |
| JP2523256Y2 JP2523256Y2 (ja) | 1997-01-22 |
Family
ID=13267744
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993064769U Expired - Lifetime JP2523256Y2 (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 自動車用ホイールの取付装置 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP2523256Y2 (ja) |
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| JPS5893655A (ja) * | 1981-11-29 | 1983-06-03 | Asahi Malleable Iron Co Ltd | 車両用ホイ−ルの取り付け方法およびスペ−サ− |
| JPS61191902U (ja) * | 1985-05-23 | 1986-11-29 | ||
| JPS62132801U (ja) * | 1986-02-18 | 1987-08-21 | ||
| JPS62194901A (ja) * | 1986-02-20 | 1987-08-27 | Enbishi Arumihoiile Kk | ホイ−ル取付け用の調整ブツシユ組立体 |
| JPH04129302U (ja) * | 1991-05-22 | 1992-11-26 | 中央精機株式会社 | 自動車の軽合金製ホイール用スペーサ |
| JP3034901U (ja) * | 1996-08-20 | 1997-03-07 | 孝次 阿武 | オゾン発生装置 |
-
1993
- 1993-11-08 JP JP1993064769U patent/JP2523256Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (6)
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| JP2016531796A (ja) * | 2013-08-30 | 2016-10-13 | カーボン レボルーション ピーティーワイ リミテッド | 複合材ホイール用のセンターロック取付構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2523256Y2 (ja) | 1997-01-22 |
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