JPH0758514A - 誘電体共振器装置 - Google Patents
誘電体共振器装置Info
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- JPH0758514A JPH0758514A JP19806493A JP19806493A JPH0758514A JP H0758514 A JPH0758514 A JP H0758514A JP 19806493 A JP19806493 A JP 19806493A JP 19806493 A JP19806493 A JP 19806493A JP H0758514 A JPH0758514 A JP H0758514A
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- 230000008878 coupling Effects 0.000 abstract description 15
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 abstract description 15
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 abstract description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 6
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 5
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 3
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 通過帯域の低域側に減衰極を持たせて、通過
帯域の低域側の減衰特性を改善した誘電体共振器装置を
提供する。 【構成】 誘電体ブロック1に形成した貫通孔2a,2
bの内面に内部電極3a,3bを形成するとともに、貫
通孔2a,2bのほぼ中間位置で且つ内部電極3a,3
bの開放端部付近と容量を形成する独立した電極8を形
成する。 【効果】隣接する共振器間の容量結合性が増し、通過帯
域の低域側に減衰極が形成され、通過帯域の低域側の減
衰特性に優れた誘電体共振器装置が得られる。
帯域の低域側の減衰特性を改善した誘電体共振器装置を
提供する。 【構成】 誘電体ブロック1に形成した貫通孔2a,2
bの内面に内部電極3a,3bを形成するとともに、貫
通孔2a,2bのほぼ中間位置で且つ内部電極3a,3
bの開放端部付近と容量を形成する独立した電極8を形
成する。 【効果】隣接する共振器間の容量結合性が増し、通過帯
域の低域側に減衰極が形成され、通過帯域の低域側の減
衰特性に優れた誘電体共振器装置が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、誘電体ブロックに内
部電極および外部電極を形成して成る誘電体共振器装置
に関する。
部電極および外部電極を形成して成る誘電体共振器装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一体成形して成る誘電体ブロックまたは
誘電体部材を接合して形成した誘電体ブロックの外面に
外部電極を形成するとともに、内部に複数の内部電極を
形成して、この内部電極による共振器をコムライン結合
させた誘電体共振器装置が、例えばマイクロ波帯におけ
る帯域通過フィルタなどとして用いられている。
誘電体部材を接合して形成した誘電体ブロックの外面に
外部電極を形成するとともに、内部に複数の内部電極を
形成して、この内部電極による共振器をコムライン結合
させた誘電体共振器装置が、例えばマイクロ波帯におけ
る帯域通過フィルタなどとして用いられている。
【0003】図8に従来の一体成形による誘電体ブロッ
クを用いた誘電体共振器装置の構造を示す。図8におい
て(A)は上面図、(B)は(A)におけるX−Xライ
ンの断面図である。同図に示すように、誘電体ブロック
1の平行な第1面S1と第2面S2との間に連続する4
つの側面S3,S4,S5,S6を有し、内部に第1面
S1と第2面S2間を貫通する貫通孔2a,2bを形成
していて、誘電体ブロック1の第1面S1、第2面S2
および四側面S3,S4,S5,S6のそれぞれに外部
電極6を形成し、貫通孔2a,2bの内周面に、貫通孔
2a,2bの第1面S1の開口部付近に間隙による開放
端部5a,5bを有する内部電極3a,4a,3b,4
bをそれぞれ形成している。このような構成によって、
間隙部5a,5bに先端容量Csが形成され、内部電極
3a,3bによる二つの共振器がコムライン結合する。
クを用いた誘電体共振器装置の構造を示す。図8におい
て(A)は上面図、(B)は(A)におけるX−Xライ
ンの断面図である。同図に示すように、誘電体ブロック
1の平行な第1面S1と第2面S2との間に連続する4
つの側面S3,S4,S5,S6を有し、内部に第1面
S1と第2面S2間を貫通する貫通孔2a,2bを形成
していて、誘電体ブロック1の第1面S1、第2面S2
および四側面S3,S4,S5,S6のそれぞれに外部
電極6を形成し、貫通孔2a,2bの内周面に、貫通孔
2a,2bの第1面S1の開口部付近に間隙による開放
端部5a,5bを有する内部電極3a,4a,3b,4
bをそれぞれ形成している。このような構成によって、
間隙部5a,5bに先端容量Csが形成され、内部電極
3a,3bによる二つの共振器がコムライン結合する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図8に示した従来の誘
電体共振器装置の集中定数回路および分布定数回路によ
る等価回路は図9に示される。図9においてCsは図8
における間隙部5a,5bに形成される先端容量、Ce
は内部電極3a,3bの開放端部付近と容量結合する信
号入出力電極(不図示)との間に形成される外部結合容
量である。このような共振器装置の特性は図10に示す
ようになる。図10において上半部は図9に示した矢印
方向から見たショートサーキットのアドミタンスBの周
波数特性、下半部は共振器回路の減衰特性を示す。この
ように単純なコムライン結合の場合、共振周波数foで
前記アドミタンスBは誘導性となり、高域に極を持つ。
従ってfoを中心周波数とし、高域側に減衰極を持つ帯
域通過フィルタ特性となる。
電体共振器装置の集中定数回路および分布定数回路によ
る等価回路は図9に示される。図9においてCsは図8
における間隙部5a,5bに形成される先端容量、Ce
は内部電極3a,3bの開放端部付近と容量結合する信
号入出力電極(不図示)との間に形成される外部結合容
量である。このような共振器装置の特性は図10に示す
ようになる。図10において上半部は図9に示した矢印
方向から見たショートサーキットのアドミタンスBの周
波数特性、下半部は共振器回路の減衰特性を示す。この
ように単純なコムライン結合の場合、共振周波数foで
前記アドミタンスBは誘導性となり、高域に極を持つ。
従ってfoを中心周波数とし、高域側に減衰極を持つ帯
域通過フィルタ特性となる。
【0005】また、図10において低域側の部と通過
帯域の部とでは、の方が共振器間の結合が強くなる
ため、低域側の減衰特性がなだらかとなる。
帯域の部とでは、の方が共振器間の結合が強くなる
ため、低域側の減衰特性がなだらかとなる。
【0006】このように従来の単純なコムライン結合に
よる誘電体共振器装置においては、通過帯域の高域側に
減衰極を持つため、高域側の減衰特性が優れているのに
対し、通過帯域の低域側の減衰特性が良好ではなく、通
過帯域の低域側に大きな減衰量が要求される場合には共
振器の段数を増さなければならない、などの問題があっ
た。
よる誘電体共振器装置においては、通過帯域の高域側に
減衰極を持つため、高域側の減衰特性が優れているのに
対し、通過帯域の低域側の減衰特性が良好ではなく、通
過帯域の低域側に大きな減衰量が要求される場合には共
振器の段数を増さなければならない、などの問題があっ
た。
【0007】この発明の目的は、通過帯域の低域側に減
衰極を持たせて、通過帯域の低域側の減衰特性を改善し
た誘電体共振器装置を提供することにある。
衰極を持たせて、通過帯域の低域側の減衰特性を改善し
た誘電体共振器装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る誘電体共振器装置は、略平行な第1面と第2面との間
に連続する側面を有し、内部に前記第1面と第2面間を
貫通する複数の貫通孔を形成した誘電体ブロックを備
え、この誘電体ブロックの少なくとも側面に外部電極を
形成し、前記複数の貫通孔の内周面に内部電極をそれぞ
れ形成して、前記内部電極による共振器を結合させた誘
電体共振器装置において、隣接する前記貫通孔の略中間
位置に前記外部電極および前記内部電極から独立した電
極を形成して成る。
る誘電体共振器装置は、略平行な第1面と第2面との間
に連続する側面を有し、内部に前記第1面と第2面間を
貫通する複数の貫通孔を形成した誘電体ブロックを備
え、この誘電体ブロックの少なくとも側面に外部電極を
形成し、前記複数の貫通孔の内周面に内部電極をそれぞ
れ形成して、前記内部電極による共振器を結合させた誘
電体共振器装置において、隣接する前記貫通孔の略中間
位置に前記外部電極および前記内部電極から独立した電
極を形成して成る。
【0009】請求項2に係る誘電体共振器装置は、複数
の誘電体部材を接合して、略平行な第1面と第2面との
間に連続する側面を有し、且つ内部に前記第1面と第2
面間を貫通する複数の貫通孔を有する誘電体ブロックを
構成するとともに、この誘電体ブロックの少なくとも側
面に外部電極を形成し、前記複数の貫通孔の内周面に内
部電極をそれぞれ形成して、前記内部電極による共振器
を結合させた誘電体共振器装置において、隣接する前記
貫通孔の略中間位置に前記外部電極および前記内部電極
から独立した電極を形成して成る。
の誘電体部材を接合して、略平行な第1面と第2面との
間に連続する側面を有し、且つ内部に前記第1面と第2
面間を貫通する複数の貫通孔を有する誘電体ブロックを
構成するとともに、この誘電体ブロックの少なくとも側
面に外部電極を形成し、前記複数の貫通孔の内周面に内
部電極をそれぞれ形成して、前記内部電極による共振器
を結合させた誘電体共振器装置において、隣接する前記
貫通孔の略中間位置に前記外部電極および前記内部電極
から独立した電極を形成して成る。
【0010】
【作用】請求項1に係る誘電体共振器装置では、誘電体
ブロックは略平行な第1面と第2面との間に連続する側
面を有し、少なくとも側面には外部電極が形成されてい
て、内部には第1面と第2面間を貫通する複数の貫通孔
が形成されている。そしてこれら複数の貫通孔の内周面
に内部電極がそれぞれ形成されていて、前記内部電極に
よる共振器が結合している。このような誘電体共振器装
置においてさらに隣接する貫通孔の略中間位置に外部電
極および内部電極から独立した電極が形成されている。
そのため、隣接する貫通孔内の内部電極の開放端部間は
前記独立した電極を介して容量結合する。
ブロックは略平行な第1面と第2面との間に連続する側
面を有し、少なくとも側面には外部電極が形成されてい
て、内部には第1面と第2面間を貫通する複数の貫通孔
が形成されている。そしてこれら複数の貫通孔の内周面
に内部電極がそれぞれ形成されていて、前記内部電極に
よる共振器が結合している。このような誘電体共振器装
置においてさらに隣接する貫通孔の略中間位置に外部電
極および内部電極から独立した電極が形成されている。
そのため、隣接する貫通孔内の内部電極の開放端部間は
前記独立した電極を介して容量結合する。
【0011】請求項2に係る誘電体共振器装置では、複
数の誘電体部材が接合されて誘電体ブロックが構成され
ていて、その誘電体ブロックには略平行な第1面と第2
面との間に連続する側面を有し、少なくとも側面には外
部電極が形成されていて、内部には第1面と第2面間を
貫通する複数の貫通孔が形成されている。そしてこれら
複数の貫通孔の内周面に、内部電極がそれぞれ形成され
ていて、前記内部電極による共振器が結合している。こ
のような誘電体共振器装置においてさらに隣接する貫通
孔の略中間位置で且つ前記貫通孔の開放端部付近に外部
電極および内部電極から独立した電極が形成されてい
る。そのため、隣接する貫通孔内の内部電極の開放端部
間は前記独立した電極を介して容量結合する。
数の誘電体部材が接合されて誘電体ブロックが構成され
ていて、その誘電体ブロックには略平行な第1面と第2
面との間に連続する側面を有し、少なくとも側面には外
部電極が形成されていて、内部には第1面と第2面間を
貫通する複数の貫通孔が形成されている。そしてこれら
複数の貫通孔の内周面に、内部電極がそれぞれ形成され
ていて、前記内部電極による共振器が結合している。こ
のような誘電体共振器装置においてさらに隣接する貫通
孔の略中間位置で且つ前記貫通孔の開放端部付近に外部
電極および内部電極から独立した電極が形成されてい
る。そのため、隣接する貫通孔内の内部電極の開放端部
間は前記独立した電極を介して容量結合する。
【0012】ここで、2段の共振器から成る誘電体共振
器装置を帯域通過フィルタとして用いた場合の、この発
明の誘電体共振器装置の等価回路を図3に示す。図3に
おいてCは前記独立した電極により形成される、内部電
極の開放端部付近間の結合容量である。図3に示す共振
器装置の周波数特性は図4のように示される。従来例と
して図10に示したものと比較すれば明らかなように、
ショートサーキットに容量が付加されたことになり、隣
接する共振器間の結合が全体に容量性を増し、共振周波
数foで容量性となって、低域で極を持つことになる。
そのため、foを中心周波数とする通過帯域の低域側に
減衰極が形成され、通過帯域の低域側の減衰特性が改善
される。
器装置を帯域通過フィルタとして用いた場合の、この発
明の誘電体共振器装置の等価回路を図3に示す。図3に
おいてCは前記独立した電極により形成される、内部電
極の開放端部付近間の結合容量である。図3に示す共振
器装置の周波数特性は図4のように示される。従来例と
して図10に示したものと比較すれば明らかなように、
ショートサーキットに容量が付加されたことになり、隣
接する共振器間の結合が全体に容量性を増し、共振周波
数foで容量性となって、低域で極を持つことになる。
そのため、foを中心周波数とする通過帯域の低域側に
減衰極が形成され、通過帯域の低域側の減衰特性が改善
される。
【0013】
【実施例】この発明の第1の実施例に係る誘電体共振器
装置の構成を図1に示す。図1において(A)は上面
図、(B)は(A)におけるX−Xラインの断面図であ
る。
装置の構成を図1に示す。図1において(A)は上面
図、(B)は(A)におけるX−Xラインの断面図であ
る。
【0014】同図に示すように、誘電体ブロック1の平
行な第1面S1と第2面S2との間に連続する4つの側
面S3,S4,S5,S6を有し、内部に第1面S1と
第2面S2間を貫通する貫通孔2a,2bを形成してい
て、誘電体ブロック1の第1面S1、第2面S2および
四側面S3,S4,S5,S6のそれぞれに外部電極6
を形成し、貫通孔2a,2bの内周面に、貫通孔2a,
2bの第1面S1の開口部付近に間隙による開放端部5
a,5bを有する内部電極3a,4a,3b,4bをそ
れぞれ形成している。また、誘電体ブロック1の第1面
S1の中央部から内部にかけて丸孔7を形成し、その内
周面に間隙10により分離した電極8,9を形成してい
る。電極9は誘電体ブロック1の第1面S1の外部電極
6に連続しているが、電極8は間隙10により分離され
ているため、外部電極6および内部電極3a,3bなど
からも独立している。このような構造であるため、内部
電極3a,3bのそれぞれの開放端部付近と電極8間に
容量C1,C2が形成され、二つの内導体3a,3b間
が容量性結合する。尚、誘電体ブロックの四側面の所定
箇所には外部電極から分離した二つの信号入出力用電極
を設けて、これらの信号入出力電極と内部電極3a,3
bの開放端部付近とをそれぞれ容量結合させている。こ
の構成において、内部電極3a,3bの長さおよび間隙
5a,5bの幅を調整することによって、foおよび共
振器間の結合度を調整することができ、さらに間隙10
の形成位置および幅を変えて電極8の長さを調整するこ
とによって、共振器間の結合性を変化させて減衰極の位
置を調整することができ、同一寸法の誘電体共振器装置
で、種々の通過帯域特性を有する帯域通過フィルタを構
成することができる。
行な第1面S1と第2面S2との間に連続する4つの側
面S3,S4,S5,S6を有し、内部に第1面S1と
第2面S2間を貫通する貫通孔2a,2bを形成してい
て、誘電体ブロック1の第1面S1、第2面S2および
四側面S3,S4,S5,S6のそれぞれに外部電極6
を形成し、貫通孔2a,2bの内周面に、貫通孔2a,
2bの第1面S1の開口部付近に間隙による開放端部5
a,5bを有する内部電極3a,4a,3b,4bをそ
れぞれ形成している。また、誘電体ブロック1の第1面
S1の中央部から内部にかけて丸孔7を形成し、その内
周面に間隙10により分離した電極8,9を形成してい
る。電極9は誘電体ブロック1の第1面S1の外部電極
6に連続しているが、電極8は間隙10により分離され
ているため、外部電極6および内部電極3a,3bなど
からも独立している。このような構造であるため、内部
電極3a,3bのそれぞれの開放端部付近と電極8間に
容量C1,C2が形成され、二つの内導体3a,3b間
が容量性結合する。尚、誘電体ブロックの四側面の所定
箇所には外部電極から分離した二つの信号入出力用電極
を設けて、これらの信号入出力電極と内部電極3a,3
bの開放端部付近とをそれぞれ容量結合させている。こ
の構成において、内部電極3a,3bの長さおよび間隙
5a,5bの幅を調整することによって、foおよび共
振器間の結合度を調整することができ、さらに間隙10
の形成位置および幅を変えて電極8の長さを調整するこ
とによって、共振器間の結合性を変化させて減衰極の位
置を調整することができ、同一寸法の誘電体共振器装置
で、種々の通過帯域特性を有する帯域通過フィルタを構
成することができる。
【0015】図2は図1に示した誘電体共振器装置の集
中定数型等価回路図である。図2において、Ceは内部
電極3a,3bの開放端部付近と容量結合する前記信号
入出力電極との間に形成される外部結合容量である。こ
のように容量C1,C2を介して、二つの共振器R1,
R2を容量性結合させている。その結果、図4に示した
ように、通過帯域の低域側に減衰極を有する特性が得ら
れる。
中定数型等価回路図である。図2において、Ceは内部
電極3a,3bの開放端部付近と容量結合する前記信号
入出力電極との間に形成される外部結合容量である。こ
のように容量C1,C2を介して、二つの共振器R1,
R2を容量性結合させている。その結果、図4に示した
ように、通過帯域の低域側に減衰極を有する特性が得ら
れる。
【0016】次にこの発明の第2の実施例に係る誘電体
共振器装置の構成を図5に示す。図5において11は二
つの貫通孔2a,2bの中央部において、誘電体ブロッ
ク1の第1面S1から第2面S2方向へ一定深さに設け
たスリットである。このスリット11の内部には外導体
6から分離した電極12を形成している。この構成によ
って、内部電極3a,3bのそれぞれの開放端部付近と
電極12間に容量C1,C2が形成され、二つの内導体
3a,3b間が容量性結合する。この構成において、ス
リット11の深さまたは電極12の各方向の寸法を調整
することによって、共振器間の結合性を変化させて減衰
極の位置を調整することができる。
共振器装置の構成を図5に示す。図5において11は二
つの貫通孔2a,2bの中央部において、誘電体ブロッ
ク1の第1面S1から第2面S2方向へ一定深さに設け
たスリットである。このスリット11の内部には外導体
6から分離した電極12を形成している。この構成によ
って、内部電極3a,3bのそれぞれの開放端部付近と
電極12間に容量C1,C2が形成され、二つの内導体
3a,3b間が容量性結合する。この構成において、ス
リット11の深さまたは電極12の各方向の寸法を調整
することによって、共振器間の結合性を変化させて減衰
極の位置を調整することができる。
【0017】図6はこの発明の第3の実施例に係る誘電
体共振器装置の構成を示す図である。図6において13
は誘電体ブロック1の内部に一体焼成した導電材料から
成る電極である。この構成によって、内部電極3a,3
bのそれぞれの開放端部付近と電極13間に容量C1,
C2が形成され、二つの内導体3a,3b間が容量性結
合する。この構成において、電極13の寸法または誘電
体ブロック内での配置位置を設定することによって、共
振器間の結合性を変化させて減衰極の位置を設定するこ
とができる。
体共振器装置の構成を示す図である。図6において13
は誘電体ブロック1の内部に一体焼成した導電材料から
成る電極である。この構成によって、内部電極3a,3
bのそれぞれの開放端部付近と電極13間に容量C1,
C2が形成され、二つの内導体3a,3b間が容量性結
合する。この構成において、電極13の寸法または誘電
体ブロック内での配置位置を設定することによって、共
振器間の結合性を変化させて減衰極の位置を設定するこ
とができる。
【0018】なお、図1、図5または図6に示した実施
例では、何れも一体成形による誘電体ブロックに対し各
種電極を形成して誘電体共振器装置を構成したが、二つ
またはそれ以上の誘電体部材を接合して、同様の構成を
有する誘電体共振器装置を作成することもできる。図7
は接合前の単一の誘電体部材の構造を示す図であり
(A)は上面図、(B)は正面図である。同図において
1’は誘電体部材であり、2a’,2b’は誘電体部材
1’にそれぞれ形成した断面半円形の溝であり、その内
面に間隙5a’,5b’により分離した内部電極3
a’,4a’,3b’,4b’を形成している。また溝
2a’,2b’間の中間部にも断面半円形の溝7’を形
成し、その内面に間隙10’により分離した電極8’お
よび9’を形成している。誘電体部材1’の内部電極形
成面側を除く他の五面には外部電極6を形成している。
このように構成し各電極を形成した二枚の誘電体部材
を、それぞれの内部電極形成面側を対向させて接合する
ことによって、図1に示したものと同様の誘電体共振器
装置が得られる。
例では、何れも一体成形による誘電体ブロックに対し各
種電極を形成して誘電体共振器装置を構成したが、二つ
またはそれ以上の誘電体部材を接合して、同様の構成を
有する誘電体共振器装置を作成することもできる。図7
は接合前の単一の誘電体部材の構造を示す図であり
(A)は上面図、(B)は正面図である。同図において
1’は誘電体部材であり、2a’,2b’は誘電体部材
1’にそれぞれ形成した断面半円形の溝であり、その内
面に間隙5a’,5b’により分離した内部電極3
a’,4a’,3b’,4b’を形成している。また溝
2a’,2b’間の中間部にも断面半円形の溝7’を形
成し、その内面に間隙10’により分離した電極8’お
よび9’を形成している。誘電体部材1’の内部電極形
成面側を除く他の五面には外部電極6を形成している。
このように構成し各電極を形成した二枚の誘電体部材
を、それぞれの内部電極形成面側を対向させて接合する
ことによって、図1に示したものと同様の誘電体共振器
装置が得られる。
【0019】上述した実施例では、いずれも誘電体ブロ
ックの第2面S2を短絡面として、誘電体ブロック内に
複数のλ/4共振器を構成した例を示したが、第1面S
1と第2面S2の両面を短絡面としてλ/2共振器を構
成してもよい。また、第1面S1と第2面S2の両面を
開放面としてλ/2共振器を構成してもよい。
ックの第2面S2を短絡面として、誘電体ブロック内に
複数のλ/4共振器を構成した例を示したが、第1面S
1と第2面S2の両面を短絡面としてλ/2共振器を構
成してもよい。また、第1面S1と第2面S2の両面を
開放面としてλ/2共振器を構成してもよい。
【0020】
【発明の効果】この発明によれば、通過特性を保ったま
ま通過帯域の低域側減衰特性を改善した帯域通過フィル
タとして用いることのできる誘電体共振器装置が得られ
る。また、独立した電極の形状および大きさを変えるこ
とによって、全体に同一寸法で種々の通過帯域特性を有
する誘電体共振器装置が得られる。
ま通過帯域の低域側減衰特性を改善した帯域通過フィル
タとして用いることのできる誘電体共振器装置が得られ
る。また、独立した電極の形状および大きさを変えるこ
とによって、全体に同一寸法で種々の通過帯域特性を有
する誘電体共振器装置が得られる。
【図1】この発明の第1の実施例に係る誘電体共振器装
置の構成を示す図である。
置の構成を示す図である。
【図2】図1に示す誘電体共振器装置の集中定数回路に
よる等価回路図である。
よる等価回路図である。
【図3】図1に示す誘電体共振器装置の分布定数回路お
よび集中定数回路による等価回路図である。
よび集中定数回路による等価回路図である。
【図4】図3に示す共振器装置の周波数特性の例を示す
図である。
図である。
【図5】この発明の第2の実施例に係る誘電体共振器装
置の構成を示す図である。
置の構成を示す図である。
【図6】この発明の第3の実施例に係る誘電体共振器装
置の構成を示す図である。
置の構成を示す図である。
【図7】この発明の第4の実施例に係る誘電体共振器装
置に用いる単一の誘電体部材の構成を示す図である。
置に用いる単一の誘電体部材の構成を示す図である。
【図8】従来の誘電体共振器装置の構成を示す図であ
る。
る。
【図9】図8に示す誘電体共振器装置の等価回路図であ
る。
る。
【図10】図9に示す共振器装置の周波数特性の例を示
す図である。
す図である。
1−誘電体ブロック 2a,2b−貫通孔 2a’,2b’−溝 1’−誘電体部材 3a,3b,3a’,3b’−内部電極(共振電極) 4a,4b,4a’,4b’−内部電極 5a,5b,5a’,5b’−間隙 6−外部電極 7−丸孔 8−電極(独立した電極) 9−電極 10−間隙 11−スリット 13−導電部材による電極
Claims (2)
- 【請求項1】 略平行な第1面と第2面との間に連続す
る側面を有し、内部に前記第1面と第2面間を貫通する
複数の貫通孔を形成した誘電体ブロックを備え、この誘
電体ブロックの少なくとも側面に外部電極を形成し、前
記複数の貫通孔の内周面に内部電極をそれぞれ形成し
て、前記内部電極による共振器を結合させた誘電体共振
器装置において、 隣接する前記貫通孔の略中間位置に前記外部電極および
前記内部電極から独立した電極を形成して成る誘電体共
振器装置。 - 【請求項2】 複数の誘電体部材を接合して、略平行な
第1面と第2面との間に連続する側面を有し、且つ内部
に前記第1面と第2面間を貫通する複数の貫通孔を有す
る誘電体ブロックを構成するとともに、この誘電体ブロ
ックの少なくとも側面に外部電極を形成し、前記複数の
貫通孔の内周面に内部電極をそれぞれ形成して、前記内
部電極による共振器を結合させた誘電体共振器装置にお
いて、 隣接する前記貫通孔の略中間位置に前記外部電極および
前記内部電極から独立した電極を形成して成る誘電体共
振器装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19806493A JPH0758514A (ja) | 1993-08-10 | 1993-08-10 | 誘電体共振器装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19806493A JPH0758514A (ja) | 1993-08-10 | 1993-08-10 | 誘電体共振器装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0758514A true JPH0758514A (ja) | 1995-03-03 |
Family
ID=16384930
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19806493A Pending JPH0758514A (ja) | 1993-08-10 | 1993-08-10 | 誘電体共振器装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0758514A (ja) |
-
1993
- 1993-08-10 JP JP19806493A patent/JPH0758514A/ja active Pending
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