JPH0758794A - 位相比較回路 - Google Patents
位相比較回路Info
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- JPH0758794A JPH0758794A JP5206075A JP20607593A JPH0758794A JP H0758794 A JPH0758794 A JP H0758794A JP 5206075 A JP5206075 A JP 5206075A JP 20607593 A JP20607593 A JP 20607593A JP H0758794 A JPH0758794 A JP H0758794A
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- signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】位相比較器に近似式を用いても近似による誤差
を補正し、位相誤差信号を±π/2の範囲で連続とし、
PLL及びAFCの周波数引き込み特性の劣化を防止す
る。 【構成】領域変換器83では、入力信号が複素数で表現
される実数部Iと虚数部Qが入力され、このI、Qから
0≦x(=Q/IあるいはI/Q)≦1なる変数x、領
域判定信号、位相拡張信号を求める。近似回路84は関
数θ=Arctan(x)を級数展開して得た近似式を計算し
て変数xから位相信号θを求め、補正回路85は、位相
信号θの近似による誤差を補正した位相信号θ´を得
て、位相誤差信号検出回路86は領域判定信号を参照し
て位相信号θ´と所定の位相信号との位相差を求める。
を補正し、位相誤差信号を±π/2の範囲で連続とし、
PLL及びAFCの周波数引き込み特性の劣化を防止す
る。 【構成】領域変換器83では、入力信号が複素数で表現
される実数部Iと虚数部Qが入力され、このI、Qから
0≦x(=Q/IあるいはI/Q)≦1なる変数x、領
域判定信号、位相拡張信号を求める。近似回路84は関
数θ=Arctan(x)を級数展開して得た近似式を計算し
て変数xから位相信号θを求め、補正回路85は、位相
信号θの近似による誤差を補正した位相信号θ´を得
て、位相誤差信号検出回路86は領域判定信号を参照し
て位相信号θ´と所定の位相信号との位相差を求める。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、QPSK(4相位相
シフトキ−イング)等の搬送波再生回路に用いられる位
相比較回路に関する。
シフトキ−イング)等の搬送波再生回路に用いられる位
相比較回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像情報などの大容量のデジタル
デ−タ伝送に関する実用化研究が盛んに行われており、
これらのデジタルデ−タ伝送方式には、多位相変調方式
や直交振幅変調方式が用いられる。これらの変調方式に
おいて、変調波から搬送波を再生する際に、デジタル位
相同期ル−プ(PLL)の搬送波再生回路を用いて安定
した搬送波を再生することが考えられる。
デ−タ伝送に関する実用化研究が盛んに行われており、
これらのデジタルデ−タ伝送方式には、多位相変調方式
や直交振幅変調方式が用いられる。これらの変調方式に
おいて、変調波から搬送波を再生する際に、デジタル位
相同期ル−プ(PLL)の搬送波再生回路を用いて安定
した搬送波を再生することが考えられる。
【0003】図6は、従来のQPSK変調波及びBPS
K変調波共用の搬送波再生回路一例を示すブロック図で
ある。入力端子1、2には、0度と90度の直交した固
定周波数の局部発振信号により準同期検波され、デジタ
ル信号に変換された受信信号がそれぞれ入力される。こ
れらの信号は、複素表現の信号であり入力端子1には実
数部(I信号)、入力端子2には虚数部(Q信号)が入
力される。これらの信号は複素乗算器3に入力される。
複素乗算器3は中間周波帯における周波数変換器即ちミ
キサと全く同じ動作をベ−スバンド帯で実現できる(複
素数を用いない実数形式の乗算器は検波動作を行うこと
はできても、負の周波数成分を表現できないので一般的
周波数変換器とはならない)。また、複素乗算器3には
後述するデ−タ変換回路18からのsin及びcos特
性の信号も入力され、乗算結果はスペクトル整形用のデ
ジタル低域通過フィルタ4、5にそれぞれ入力される。
これらのデジタル低域通過フィルタ(FIRフィルタ)
4、5はデジタルデ−タ伝送における符号間干渉防止に
要求される伝達特性を形成するフィルタであり、一般に
送信側のフィルタ特性と組み合わされたとき、いわゆる
ロ−ルオフ特性が得られるように設計されている。故
に、デジタル低域通過フィルタ4、5の出力において、
各検波出力はアイ開口率が十分に大きくなるようにスペ
クトル整形される。デジタル低域通過フィルタ4、5の
出力は複素乗算器6に入力され、デ−タ変換回路15か
らのsin及びcos特性の信号と複素乗算される。複
素乗算器6の出力は2つに分配され、デ−タ再生回路8
と位相比較器7に入力される。デ−タ再生回路8では、
入力信号を2値化しI、Qそれぞれのデジタルデ−タを
再生する。一方、位相比較器7には入力信号と所定のシ
ンボル位相との位相差が検出させる。また、位相比較器
7にはQPSK/BPSK切り換え信号が入力され、そ
れぞれの変調波に応じた位相誤差信号を出力する。位相
比較器7からのこの位相差情報は、キャリア再生のため
にル−プフィルタ13を介して数値制御発振器(NC
O)14の周波数制御端子に入力される。数値制御発振
器14はオ−バ−フロ−を禁止しない累積加算回路であ
り、周波数制御端子に入力される信号の値に応じてその
ダイナミックレンジまでの加算動作を行うため、発振状
態となりその周波数は、制御信号の値で変化する。即
ち、アナログ回路における電圧制御発振回路(VCO)
と全く同じように動作する。一般のVCOと異なる点
は、その発振周波数が非常に安定していることであり、
いわゆる水晶を用いたVCO(VCXO)以上の安定性
とVCXOでは実現できない広い周波数可変範囲を有す
る特徴がある。この数値制御発振器14の出力はデ−タ
変換回路15に入力されてサイン及びコサイン特性の信
号に変換されて複素乗算器6に戻る。この一巡のル−プ
は完全デジタル構成のPLLであり、安定した動作が期
待できる。
K変調波共用の搬送波再生回路一例を示すブロック図で
ある。入力端子1、2には、0度と90度の直交した固
定周波数の局部発振信号により準同期検波され、デジタ
ル信号に変換された受信信号がそれぞれ入力される。こ
れらの信号は、複素表現の信号であり入力端子1には実
数部(I信号)、入力端子2には虚数部(Q信号)が入
力される。これらの信号は複素乗算器3に入力される。
複素乗算器3は中間周波帯における周波数変換器即ちミ
キサと全く同じ動作をベ−スバンド帯で実現できる(複
素数を用いない実数形式の乗算器は検波動作を行うこと
はできても、負の周波数成分を表現できないので一般的
周波数変換器とはならない)。また、複素乗算器3には
後述するデ−タ変換回路18からのsin及びcos特
性の信号も入力され、乗算結果はスペクトル整形用のデ
ジタル低域通過フィルタ4、5にそれぞれ入力される。
これらのデジタル低域通過フィルタ(FIRフィルタ)
4、5はデジタルデ−タ伝送における符号間干渉防止に
要求される伝達特性を形成するフィルタであり、一般に
送信側のフィルタ特性と組み合わされたとき、いわゆる
ロ−ルオフ特性が得られるように設計されている。故
に、デジタル低域通過フィルタ4、5の出力において、
各検波出力はアイ開口率が十分に大きくなるようにスペ
クトル整形される。デジタル低域通過フィルタ4、5の
出力は複素乗算器6に入力され、デ−タ変換回路15か
らのsin及びcos特性の信号と複素乗算される。複
素乗算器6の出力は2つに分配され、デ−タ再生回路8
と位相比較器7に入力される。デ−タ再生回路8では、
入力信号を2値化しI、Qそれぞれのデジタルデ−タを
再生する。一方、位相比較器7には入力信号と所定のシ
ンボル位相との位相差が検出させる。また、位相比較器
7にはQPSK/BPSK切り換え信号が入力され、そ
れぞれの変調波に応じた位相誤差信号を出力する。位相
比較器7からのこの位相差情報は、キャリア再生のため
にル−プフィルタ13を介して数値制御発振器(NC
O)14の周波数制御端子に入力される。数値制御発振
器14はオ−バ−フロ−を禁止しない累積加算回路であ
り、周波数制御端子に入力される信号の値に応じてその
ダイナミックレンジまでの加算動作を行うため、発振状
態となりその周波数は、制御信号の値で変化する。即
ち、アナログ回路における電圧制御発振回路(VCO)
と全く同じように動作する。一般のVCOと異なる点
は、その発振周波数が非常に安定していることであり、
いわゆる水晶を用いたVCO(VCXO)以上の安定性
とVCXOでは実現できない広い周波数可変範囲を有す
る特徴がある。この数値制御発振器14の出力はデ−タ
変換回路15に入力されてサイン及びコサイン特性の信
号に変換されて複素乗算器6に戻る。この一巡のル−プ
は完全デジタル構成のPLLであり、安定した動作が期
待できる。
【0004】また、このシステムにはAFCル−プが形
成されている。即ち、位相比較器7から出力された位相
誤差信号は、同波数誤差検出回路11に供給される。周
波数誤差検出回路11は、入力信号と局部発振信号との
周波数誤差を検出することになる。この周波数成分は、
AFCル−プフィルタ16で平滑化されて数値制御発振
器(NCO)17の周波数制御端子に供給される。数値
制御発振器17の出力は鋸状歯の信号であるために、デ
−タ変換回路18でサイン及びコサイン特性の信号に変
換されて複素乗算器3に供給される。以上のル−プによ
りAFCル−プが形成されている。
成されている。即ち、位相比較器7から出力された位相
誤差信号は、同波数誤差検出回路11に供給される。周
波数誤差検出回路11は、入力信号と局部発振信号との
周波数誤差を検出することになる。この周波数成分は、
AFCル−プフィルタ16で平滑化されて数値制御発振
器(NCO)17の周波数制御端子に供給される。数値
制御発振器17の出力は鋸状歯の信号であるために、デ
−タ変換回路18でサイン及びコサイン特性の信号に変
換されて複素乗算器3に供給される。以上のル−プによ
りAFCル−プが形成されている。
【0005】また、周波数誤差検出回路11の出力はル
−プ切り換え判定回路12に入力されて周波数誤差信号
に応じてル−プ切り替え信号を出力する。このル−プ切
り換え信号により、まず、初期の周波数引き込み時には
AFCル−プが動作するようにAFCル−プフィルタ1
6がオンになり、PLLル−プフィルタ13がリセット
されるようなル−プ切り替え信号が出力される。そし
て、周波数誤差信号が十分小さくなるとル−プ切り替え
信号はAFCル−プフィルタ16の出力をホ−ルドし、
PLLル−プフィルタ13が動作するように切り替えら
れPLLが動作し、キャリア同期となるように引き込み
動作を開始する。
−プ切り換え判定回路12に入力されて周波数誤差信号
に応じてル−プ切り替え信号を出力する。このル−プ切
り換え信号により、まず、初期の周波数引き込み時には
AFCル−プが動作するようにAFCル−プフィルタ1
6がオンになり、PLLル−プフィルタ13がリセット
されるようなル−プ切り替え信号が出力される。そし
て、周波数誤差信号が十分小さくなるとル−プ切り替え
信号はAFCル−プフィルタ16の出力をホ−ルドし、
PLLル−プフィルタ13が動作するように切り替えら
れPLLが動作し、キャリア同期となるように引き込み
動作を開始する。
【0006】図7は、位相比較器7を示す図である。こ
の位相比較器7はハ−ドウェア規模を小さくするため、
入力信号I,Qより0≦X(=Q/IあるいはI/Q)
≦1なる変数xを求めた後に、このxを用いて関数θ=
Arctan(x)をx=1を中心としてテ−ラ−展開
して得た近似式θ=π/4+(x−1)/2−(x−
1)2 /4+(x−)3 /12…を計算することにより
位相θを求め、位相θと所定の位相との位相差Δθを求
める。
の位相比較器7はハ−ドウェア規模を小さくするため、
入力信号I,Qより0≦X(=Q/IあるいはI/Q)
≦1なる変数xを求めた後に、このxを用いて関数θ=
Arctan(x)をx=1を中心としてテ−ラ−展開
して得た近似式θ=π/4+(x−1)/2−(x−
1)2 /4+(x−)3 /12…を計算することにより
位相θを求め、位相θと所定の位相との位相差Δθを求
める。
【0007】複素乗算器6からの入力信号I、Qは領域
変換器33に入力され、I、Qそれぞれの絶対値を比較
し、0≦x≦1となるような変数x(=I/Qあるいは
Q/I)に変換し、近似回路34に入力する。また、領
域変換器33は、入力信号I、Qから、その入力変調信
号が図8(A)に示すベクトル図のどの領域にあるかを
判定して、図8(B)に示すような領域判定信号を位相
差検出回路35に与える。この場合、領域変換器33
は、入力変調信号がBPSK変調波の場合、位相誤差を
±π/2の範囲に拡大するための位相拡張信号(QPS
K変調波の場合には±π/4なので拡張する必要はな
い)をスイッチ36を経て加算器37に供給する。近似
回路34は、変数xをθ=Arctan(x)をx=1
を中心にしたテ−ラ−展開して求めた近似式によって位
相θに変換し、近似計算された位相θを位相差検出回路
35に供給する。位相差検出回路35は、領域変換器3
3での領域判定結果にしたがって位相θをQPSKシン
ボルの所定の位相と比較し、その差分Δθを加算器37
に出力する。スイッチ36の制御端子にはQPSK/B
PSK切り換え信号が端子38から入力されており、B
PSK変調波が入力しているときはスイッチ36がオン
になり、QPSKのときはオフになるように制御され
る。加算器37の出力は位相誤差信号として位相比較器
7の出力端子39から出力される。
変換器33に入力され、I、Qそれぞれの絶対値を比較
し、0≦x≦1となるような変数x(=I/Qあるいは
Q/I)に変換し、近似回路34に入力する。また、領
域変換器33は、入力信号I、Qから、その入力変調信
号が図8(A)に示すベクトル図のどの領域にあるかを
判定して、図8(B)に示すような領域判定信号を位相
差検出回路35に与える。この場合、領域変換器33
は、入力変調信号がBPSK変調波の場合、位相誤差を
±π/2の範囲に拡大するための位相拡張信号(QPS
K変調波の場合には±π/4なので拡張する必要はな
い)をスイッチ36を経て加算器37に供給する。近似
回路34は、変数xをθ=Arctan(x)をx=1
を中心にしたテ−ラ−展開して求めた近似式によって位
相θに変換し、近似計算された位相θを位相差検出回路
35に供給する。位相差検出回路35は、領域変換器3
3での領域判定結果にしたがって位相θをQPSKシン
ボルの所定の位相と比較し、その差分Δθを加算器37
に出力する。スイッチ36の制御端子にはQPSK/B
PSK切り換え信号が端子38から入力されており、B
PSK変調波が入力しているときはスイッチ36がオン
になり、QPSKのときはオフになるように制御され
る。加算器37の出力は位相誤差信号として位相比較器
7の出力端子39から出力される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の搬送波再生
回路の位相比較器7においても、位相検出における近似
による誤差の問題がある。これは図9(A)に示すよう
に入力信号の位相をArctanの近似式で求めた場合
x=0付近、即ち位相差が±π/4付近で誤差が大きく
なってしまうということである。このために特にBPS
K変調波の復調において、図9(B)に示すように位相
誤差信号がπ/4のところで不連続となり、PLL及び
位相誤差信号の時間変化で周波数誤差を検出し動作する
AFCの周波数引き込み特性を劣化させる原因となる。
回路の位相比較器7においても、位相検出における近似
による誤差の問題がある。これは図9(A)に示すよう
に入力信号の位相をArctanの近似式で求めた場合
x=0付近、即ち位相差が±π/4付近で誤差が大きく
なってしまうということである。このために特にBPS
K変調波の復調において、図9(B)に示すように位相
誤差信号がπ/4のところで不連続となり、PLL及び
位相誤差信号の時間変化で周波数誤差を検出し動作する
AFCの周波数引き込み特性を劣化させる原因となる。
【0009】そこでこの発明は、近似式で求めた位相を
補正する手段により近似による誤差を補正することで、
上記のようなPLL及びAFCの周波数引き込み特性の
劣化を生じることのない位相比較回路を提供することを
目的とする。
補正する手段により近似による誤差を補正することで、
上記のようなPLL及びAFCの周波数引き込み特性の
劣化を生じることのない位相比較回路を提供することを
目的とする。
【0010】
【発明の構成】この発明は、入力信号が実数部Iと虚数
部Qからなる複素数で表現されて入力される位相比較回
路において、前記実数部Iと虚数部Qから0≦x(=Q
/IあるいはI/Q)≦1なる変数を求める手段と、関
数θ=Arctan(x)を級数展開して得た近似式を計算し
て前記変数xから位相信号θを求める近似手段と、この
位相信号θが供給され、位相信号θの前記近似による誤
差を補正した位相信号θ´を出力する位相補正手段と、
前記位相信号θ´と所定の位相信号との位相差を求める
手段とを備えるものである。
部Qからなる複素数で表現されて入力される位相比較回
路において、前記実数部Iと虚数部Qから0≦x(=Q
/IあるいはI/Q)≦1なる変数を求める手段と、関
数θ=Arctan(x)を級数展開して得た近似式を計算し
て前記変数xから位相信号θを求める近似手段と、この
位相信号θが供給され、位相信号θの前記近似による誤
差を補正した位相信号θ´を出力する位相補正手段と、
前記位相信号θ´と所定の位相信号との位相差を求める
手段とを備えるものである。
【0011】
【作用】上記手段により、入力信号の位相を近似式を用
いて求めた後に、近似による誤差を補正することによ
り、PLL及び位相誤差の時間変化で周波数誤差を検出
し動作するAFCの周波数引き込み特性を劣化させるこ
とはない。
いて求めた後に、近似による誤差を補正することによ
り、PLL及び位相誤差の時間変化で周波数誤差を検出
し動作するAFCの周波数引き込み特性を劣化させるこ
とはない。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1はこの発明の位相比較回路の第1の実施例
である。複素数表現の入力信号I、Qが入力端子81、
82よりそれぞれ供給され、領域変換器83に入力され
る。領域変換器83ではI、Qそれぞれの絶対値を比較
し、0≦x≦1となるような変数x(=I/Qあるいは
Q/I)に変換し、近似回路84に入力する。また、領
域変換器83からは入力信号が図2(A)に示すベクト
ル図のどの領域にあるかを判定して、図2(B)に示す
ような領域判定信号を位相差検出回路86に供給し、B
PSK変調波の場合、位相誤差を±π/2の範囲に拡大
するための位相拡張信号(QPSK変調波の場合には±
π/4なので拡張する必要はない)をスイッチ87を介
して加算器88に供給する。近似回路84は、変数xを
θ=Arctan(x)をx=1を中心にしたテ−ラ−
展開をして求めた近似式によって位相θに変換し、近似
計算された位相θを位相補正回路85に入力する。
明する。図1はこの発明の位相比較回路の第1の実施例
である。複素数表現の入力信号I、Qが入力端子81、
82よりそれぞれ供給され、領域変換器83に入力され
る。領域変換器83ではI、Qそれぞれの絶対値を比較
し、0≦x≦1となるような変数x(=I/Qあるいは
Q/I)に変換し、近似回路84に入力する。また、領
域変換器83からは入力信号が図2(A)に示すベクト
ル図のどの領域にあるかを判定して、図2(B)に示す
ような領域判定信号を位相差検出回路86に供給し、B
PSK変調波の場合、位相誤差を±π/2の範囲に拡大
するための位相拡張信号(QPSK変調波の場合には±
π/4なので拡張する必要はない)をスイッチ87を介
して加算器88に供給する。近似回路84は、変数xを
θ=Arctan(x)をx=1を中心にしたテ−ラ−
展開をして求めた近似式によって位相θに変換し、近似
計算された位相θを位相補正回路85に入力する。
【0013】位相補正回路85では、入力位相信号に対
して、図3(A)に示すような特性の出力信号θ´を位
相差検出回路86に供給する。このような位相補正回路
85はROMを用いることで容易に構成することができ
る。位相差検出回路86は、領域変換器83での領域判
定結果にしたがって位相θ´をQPSKのシンボルの所
定の位相と比較し、その差分Δθを加算器88に出力す
る。
して、図3(A)に示すような特性の出力信号θ´を位
相差検出回路86に供給する。このような位相補正回路
85はROMを用いることで容易に構成することができ
る。位相差検出回路86は、領域変換器83での領域判
定結果にしたがって位相θ´をQPSKのシンボルの所
定の位相と比較し、その差分Δθを加算器88に出力す
る。
【0014】スイッチ87の制御端子にはQPSK/B
PSK切り換え信号が入力されており、BPSKのとき
スイッチ87がオンになり、QPSKのときオフになる
ように制御される。加算器88の出力は位相誤差信号と
して位相比較器の出力端子90から出力される。
PSK切り換え信号が入力されており、BPSKのとき
スイッチ87がオンになり、QPSKのときオフになる
ように制御される。加算器88の出力は位相誤差信号と
して位相比較器の出力端子90から出力される。
【0015】この位相比較回路からの位相誤差信号は、
図3(B)に示すようにBPSK変調波の復調において
も位相差に対して連続となるのでPLL及び位相誤差信
号の時間変化で周波数ズレを検出し動作するAFCの周
波数引き込み特性の劣化は生じない。
図3(B)に示すようにBPSK変調波の復調において
も位相差に対して連続となるのでPLL及び位相誤差信
号の時間変化で周波数ズレを検出し動作するAFCの周
波数引き込み特性の劣化は生じない。
【0016】図4は、領域変換器83の具体例を示して
いる。複素乗算結果の実数部デ−タIと虚数部デ−タQ
はそれぞれ絶対値回路43、44と領域判定回路50に
入力される。尚、領域判定回路50には符号のみが供給
される。実数部と虚数部の絶対値は比較回路45で比較
され、比較結果は選択回路46、47及び領域判定回路
50に供給される。また、実数部デ−タと虚数部デ−タ
の絶対値で、実数部デ−タが大きい場合は選択回路46
から虚数部デ−タの絶対値が選択され、選択回路47で
は実数部デ−タの絶対値が選択される。また、虚数部デ
−タの方が大きい場合には、選択回路46では実数部デ
−タの絶対値が選択され、選択回路47では虚数部デ−
タの絶対値が選択される。割算器48は選択回路46か
らの入力を分子、選択回路47からの入力信号を分母と
して割算を行い変数xとして出力する。領域判定回路5
0は、図2(B)に示す表に従って入力信号の領域を判
定し、領域判定信号と位相拡張信号を出力する。
いる。複素乗算結果の実数部デ−タIと虚数部デ−タQ
はそれぞれ絶対値回路43、44と領域判定回路50に
入力される。尚、領域判定回路50には符号のみが供給
される。実数部と虚数部の絶対値は比較回路45で比較
され、比較結果は選択回路46、47及び領域判定回路
50に供給される。また、実数部デ−タと虚数部デ−タ
の絶対値で、実数部デ−タが大きい場合は選択回路46
から虚数部デ−タの絶対値が選択され、選択回路47で
は実数部デ−タの絶対値が選択される。また、虚数部デ
−タの方が大きい場合には、選択回路46では実数部デ
−タの絶対値が選択され、選択回路47では虚数部デ−
タの絶対値が選択される。割算器48は選択回路46か
らの入力を分子、選択回路47からの入力信号を分母と
して割算を行い変数xとして出力する。領域判定回路5
0は、図2(B)に示す表に従って入力信号の領域を判
定し、領域判定信号と位相拡張信号を出力する。
【0017】図5は、この発明の第2の実施例を示して
いる。複素数表現の入力信号I,Qが位相比較器の入力
端子201、202よりそれぞれ供給され、領域変換器
203に入力される。領域変換器203ではI,Qそれ
ぞれの絶対値を比較し、0≦x≦1となるような変数x
(=I/QあるいはQ/I)に変換し位相検出回路20
4に入力する。また、領域変換器203からは入力信号
が図2(A)に示すベクトル図のどの領域にあるかを判
定して、図2(B)に示すような領域判定信号を位相誤
差検出回路205に供給し、BPSK変調波の場合、位
相誤差を±π/2の範囲に拡大するための位相拡張信号
(QPSK変調波の場合には位相誤差は±π/4なので
拡張する必要はない)をスイッチ206を介して加算器
207に供給する。位相検出回路204は、第1の実施
例における近似回路と位相補正回路を1つにまとめた構
成となっており、変数xをθ=Arctan(x)をx
=1を中心にしたテ−ラ−展開をして求めた近似式によ
って位相θに変換し、近似計算された位相θを図3
(A)に示すような特性に変換して位相θ´として出力
する。位相検出回路204はROMを用いることで容易
に構成できる。位相誤差検出回路205は、領域変換器
203での領域判定結果にしたがって位相θ´をQPS
Kシンボルの所定の位相と比較し、その差分であるΔθ
を加算器207に出力する。
いる。複素数表現の入力信号I,Qが位相比較器の入力
端子201、202よりそれぞれ供給され、領域変換器
203に入力される。領域変換器203ではI,Qそれ
ぞれの絶対値を比較し、0≦x≦1となるような変数x
(=I/QあるいはQ/I)に変換し位相検出回路20
4に入力する。また、領域変換器203からは入力信号
が図2(A)に示すベクトル図のどの領域にあるかを判
定して、図2(B)に示すような領域判定信号を位相誤
差検出回路205に供給し、BPSK変調波の場合、位
相誤差を±π/2の範囲に拡大するための位相拡張信号
(QPSK変調波の場合には位相誤差は±π/4なので
拡張する必要はない)をスイッチ206を介して加算器
207に供給する。位相検出回路204は、第1の実施
例における近似回路と位相補正回路を1つにまとめた構
成となっており、変数xをθ=Arctan(x)をx
=1を中心にしたテ−ラ−展開をして求めた近似式によ
って位相θに変換し、近似計算された位相θを図3
(A)に示すような特性に変換して位相θ´として出力
する。位相検出回路204はROMを用いることで容易
に構成できる。位相誤差検出回路205は、領域変換器
203での領域判定結果にしたがって位相θ´をQPS
Kシンボルの所定の位相と比較し、その差分であるΔθ
を加算器207に出力する。
【0018】スイッチ206の制御端子にはQPSK/
BPSK切り換え信号が入力されて、BPSK変調波が
入力のときはスイッチ206がオンになり、QPSK変
調波が入力のときオフになるように制御される。加算器
207の出力は位相誤差信号として位相比較器の出力端
子209から出力される。
BPSK切り換え信号が入力されて、BPSK変調波が
入力のときはスイッチ206がオンになり、QPSK変
調波が入力のときオフになるように制御される。加算器
207の出力は位相誤差信号として位相比較器の出力端
子209から出力される。
【0019】この位相比較器からの位相誤差信号は、図
3(B)に示すようにBPSK変調波の復調においても
位相差に対して連続となるのでPLL及び位相誤差信号
の時間変化で周波数ズレを検出し動作するAFCの周波
数引き込み特性の劣化は生じない。この他にもこの発明
はその要旨を逸脱しない範囲で種々様々変形実施可能な
ことは勿論である。
3(B)に示すようにBPSK変調波の復調においても
位相差に対して連続となるのでPLL及び位相誤差信号
の時間変化で周波数ズレを検出し動作するAFCの周波
数引き込み特性の劣化は生じない。この他にもこの発明
はその要旨を逸脱しない範囲で種々様々変形実施可能な
ことは勿論である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
位相比較器に近似式を用いる場合でも、位相補正回路で
近似による誤差を補正することで、位相誤差信号が±π
/2の範囲で連続となり、PLL及び位相誤差信号の時
間変化で周波数検出を行うAFCの周波数引き込み特性
の劣化を生じることがない。
位相比較器に近似式を用いる場合でも、位相補正回路で
近似による誤差を補正することで、位相誤差信号が±π
/2の範囲で連続となり、PLL及び位相誤差信号の時
間変化で周波数検出を行うAFCの周波数引き込み特性
の劣化を生じることがない。
【図1】この発明の第1の実施例を示す構成説明図。
【図2】図1の位相比較器の出力信号の説明図。
【図3】図1の近似回路及び補正回路の特性説明図。
【図4】図1の領域変換器の構成例を示す図。
【図5】この発明の第2の実施例を示す図。
【図6】デジタル変調波の復調器を示す図。
【図7】図6の位相比較器を示す図。
【図8】図7の領域変換器の動作を説明するために示し
た説明図。
た説明図。
【図9】図7の近似回路及び位相誤差検出器の特性説明
図。
図。
83…領域変換器、84…近似回路、85…位相補正回
路、86…位相差検出回路、87…スイッチ、88…加
算器。
路、86…位相差検出回路、87…スイッチ、88…加
算器。
フロントページの続き (72)発明者 杉田 康 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝映像メディア技術研究所内 (72)発明者 小松 進 東京都港区新橋3丁目3番9号 東芝エ ー・ブイ・イー株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 入力信号が実数部Iと虚数部Qからなる
複素数で表現されて供給される位相比較器回路おいて、 前記実数部Iと虚数部Qから0≦x(=Q/Iあるいは
I/Q)≦1なる変数を求める手段と、 関数θ=Arctan(x)を級数展開して得た近似式を計算
して前記変数xから位相信号θを求める近似手段と、 この位相信号θが供給され、位相信号θの前記近似によ
る誤差を補正した位相信号θ´を出力する位相補正手段
と、 前記位相信号θ´と所定の位相信号との位相差を求める
手段とを備えたことを特徴とする位相比較回路。 - 【請求項2】 前記近似手段は、関数θ=Arctan(x)
をx=1を中心としてテ−ラ−展開して得た近似式 θ=π/4+(x−1)/2−(x−1)2 /4+(x
−1)3 /12… を計算して前記変数xから前記位相信号θを求める手段
であることを特徴とする請求項1記載の位相比較回路。 - 【請求項3】前記近似手段及び位相補正手段は、リード
オンリーメモリ(ROM)で構成されていることを特徴
とする請求項1記載の位相比較回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5206075A JPH0758794A (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | 位相比較回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5206075A JPH0758794A (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | 位相比較回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0758794A true JPH0758794A (ja) | 1995-03-03 |
Family
ID=16517418
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5206075A Pending JPH0758794A (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | 位相比較回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0758794A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0794638A3 (en) * | 1996-03-06 | 2001-10-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Differential detection receiver |
| US6393067B1 (en) | 1996-03-06 | 2002-05-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Differential detection receiver |
| KR100709125B1 (ko) * | 2003-06-18 | 2007-04-18 | 한국전자통신연구원 | 위상잡음이 낮은 적응형 주파수 위상 검출 장치 및 그 방법 |
-
1993
- 1993-08-20 JP JP5206075A patent/JPH0758794A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0794638A3 (en) * | 1996-03-06 | 2001-10-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Differential detection receiver |
| US6393067B1 (en) | 1996-03-06 | 2002-05-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Differential detection receiver |
| KR100709125B1 (ko) * | 2003-06-18 | 2007-04-18 | 한국전자통신연구원 | 위상잡음이 낮은 적응형 주파수 위상 검출 장치 및 그 방법 |
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