JPH0759012A - 固体撮像装置及びその駆動方法 - Google Patents

固体撮像装置及びその駆動方法

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JPH0759012A
JPH0759012A JP5161810A JP16181093A JPH0759012A JP H0759012 A JPH0759012 A JP H0759012A JP 5161810 A JP5161810 A JP 5161810A JP 16181093 A JP16181093 A JP 16181093A JP H0759012 A JPH0759012 A JP H0759012A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CCD固体撮像装置の駆動方法において、全
画素読み出しでフルフレーム電子シャッタを可能とし、
且つインターレース読み出しを可能にする。 【構成】 行列状に配された複数の受光部1と、該受光
部1の一つ置きの列間に配された第1の垂直転送部2B
〔2B1 ,2B2 〕と該受光部1の残りの一つ置きの列
間に配された第2の垂直転送部2A〔2A1 ,2A2
2A3 〕と、前記第1及び第2の垂直転送部2B,2A
よりの電荷を水平方向に転送する水平転送部3とを有す
る固体撮像装置の駆動方法において、一行置きに位置す
る第1の受光部群の信号電荷と、残りの一行置きに位置
する第2の受光部群の信号電荷とを同時に前記第1の垂
直転送部2B及び第2の垂直転送部2Aに夫々読み出
し、第1の垂直転送部2Bの信号電荷転送期間中、第2
の垂直転送部2Aの信号電荷転送を停止し、第2の垂直
転送部2Aの信号電荷転送期間中、第1の垂直転送部2
Bの信号電荷転送を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固体撮像装置及びその
駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CCD固体撮像装置としては、インター
ライントランスファ(IT)型、フレームインターライ
ントランスファ(FIT)型等のCCD固体撮像装置が
知られている。
【0003】IT型CCD固体撮像装置は、行列状に配
列された複数の受光部と、各受光部列の一側に配された
複数のCCD構造の垂直転送レジスタと、CCD構造の
水平転送レジスタとから成り、受光部で光電変換された
信号電荷を垂直ブランキング期間で垂直転送レジスタに
読み出した後、水平ブランキング期間で1水平ライン毎
の信号電荷を垂直転送レジスタから水平転送レジスタへ
転送し、水平転送レジスタを通じて出力するようになさ
れる。
【0004】FIT型CCD固体撮像装置は、複数の受
光部が行列状に配列され、各受光部列の一側にCCD構
造の垂直転送レジスタが配されてなる撮像部と、撮像部
の垂直転送レジスタに対応する複数のCCD構造の垂直
転送レジスタを有する蓄積部と、CCD構造の水平転送
レジスタとを有して成り、垂直ブランキング期間で、受
光部の信号電荷を垂直転送レジスタに読み出して後、撮
像部から蓄積部へ高速転送(いわゆるフレームシフト転
送)して一旦蓄積部に信号電荷を蓄積し、次いで水平ブ
ランキング期間で1水平ライン毎の信号電荷を水平転送
レジスタへ転送(いわゆるラインシフト転送)し、水平
転送レジスタを通して出力するようになされる。
【0005】代表的な信号電荷の読み出し方式として
は、フィールド読み出し、フレーム読み出し等がある。
フィールド読み出しは、フィールド毎に全画素同時に読
み出し、奇数フィールドと偶数フィールドとで夫々異な
る2水平ラインの信号電荷を加算して出力する方式であ
る。
【0006】フレーム読み出しは、1フレーム期間にわ
たって受光・電荷蓄積が行われ、フィールド毎に、奇数
ラインの受光部の信号電荷のみ、偶数ラインの受光部の
信号電荷のみを交互に読み出す方式であり、所謂インタ
ーレース読み出しを行っている。
【0007】その他、FIT型CCD固体撮像装置にお
いて、フレーム読み出し方式であって、しかも第1フィ
ールドの信号電荷を読み出しフレームシフト転送を行っ
た直後に、第2フィールドの信号電荷を読み出してイン
ターレース読み出しを行う方式も提案されている。
【0008】さらに、CCD固体撮像装置を、撮像部の
両側に夫々蓄積部を配し且つ夫々の蓄積部に水平転送レ
ジスタを配した構成とし、撮像部から蓄積部へのフレー
ムシフト転送時に、奇数ラインの信号電荷を一方の蓄積
部へ、偶数ラインの信号電荷を他方の蓄積部へフレーム
シフト転送し、奇数フィールドでは一方の蓄積部の奇数
ラインの信号電荷のみを読み出し、偶数フィールドでは
他方の蓄積部の偶数ラインの信号電荷のみを読み出すよ
うにした方式も提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、CCD固体
撮像装置において、フレーム周期読み出しで、フレーム
期間内の任意の時点でシャッタを動作させる所謂フルフ
レーム電子シャッタを実現する方法としては、全画素読
み出しすればよいが、しかし、IT型、FIT型等の通
常の構造ではインターレース読み出しが出来ない。
【0010】また、上述した第1フィールドのフレーム
シフト転送(高速転送)直後に第2フィールドを読み出
しFIT型CCD固体撮像装置では、疑似的にフレーム
電子シャッタとインターレース読み出しが可能である。
しかし、第1フィールドと第2フィールドの読み出し時
期が多少ずれるため、高速シャッタ時に画ずれが生じて
しまう。
【0011】さらに、撮像部の両側に夫々蓄積部を配し
た両側フレームシフト転送方式のCCD固体撮像装置で
は、全画素読み出しでインターレースが可能であるが構
造が複雑となる欠点があった。
【0012】本発明は、上述の点に鑑み、構造が簡単
で、しかもフルフレーム電子シャッタとインターレース
読み出しを可能にした固体撮像装置及びその駆動方法を
提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、行列状に
配された複数の受光部1と、この受光部1の一つ置きの
列間に配された第1の垂直転送部2B〔2B1 ,2
2 〕と該受光部1の残りの一つ置きの列間に配された
第2の垂直転送部2A〔2A1 ,2A2 ,2A3 〕と、
第1及び第2の垂直転送部2B及び2Aよりの電荷を水
平方向に転送する水平転送部3とを有する固体撮像装置
の駆動方法において、一行置きに位置する第1の受光部
群の信号電荷を第1の垂直転送部2Bに、残りの一行置
きに位置する第2の受光部群の信号電荷を第2の垂直転
送部2Aに読み出すようになす。
【0014】第2の発明は、上記駆動方法において、固
体撮像装置をFIT(フレームインターライントランス
ファ)型固体撮像装置とする。
【0015】第3の発明は、上記各駆動方法において、
第1の受光部群の信号電荷と第2の受光部群の信号電荷
とを同時に読み出すようになす。
【0016】第4の発明は、上記各駆動方法において、
第1の垂直転送部2Bの信号電荷転送期間中、第2の垂
直転送部2Aの信号電荷転送を停止し、第2の垂直転送
部2Aの信号電荷転送期間中、第1の垂直転送部2Bの
信号電荷転送を停止するようになす。
【0017】第5の発明は、上記各駆動方法において、
水平ブランキング期間中に第1又は第2の垂直転送部2
B又は2Aの垂直2ビット分を水平転送部3に転送する
ようになす。
【0018】第6の発明は、行列状に配された複数の受
光部1と、この受光部1の一つ置きの列間に配された第
1の垂直転送部2B〔2B1 ,2B2 〕と該受光部1の
残りの一つ置きの列間に配された第2の垂直転送部2A
〔2A1 ,2A2 ,2A3 〕と、第1及び第2の垂直転
送部2B及び2Aよりの電荷を水平方向に転送する水平
転送部3とを有する固体撮像装置において、受光部1の
電荷を垂直転送部2〔2A,2B〕に読み出す読み出し
ゲート部を、奇数行に位置する受光部1では第1の垂直
転送部2B側に、偶数行に位置する受光部1では第2の
垂直転送部2A側に設けて構成する。
【0019】第7の発明は、上記固体撮像装置におい
て、第1及び第2の垂直転送部2B及び2Aと水平転送
部3との間に蓄積部34を有して構成する。
【0020】第8の発明は、上記固体撮像装置におい
て、蓄積部34に第1及び第2の垂直転送部2B及び2
Aの1列毎に1つの蓄積兼転送部42を有し、蓄積部3
4と第1及び第2の垂直転送部2B及び2Aとの間に第
1及び第2の垂直転送部2B及び2Aの電荷を垂直単位
ビット毎に隣合う蓄積兼転送部33に交互に振り分ける
制御ゲート43を設けて構成する。
【0021】第9の発明は、上記第7の発明の固体撮像
装置において、蓄積部34が第1及び第2の垂直転送部
2B及び2Aの2列毎に1つの蓄積兼転送部52を有す
るように構成する。
【0022】第10の発明は、上記各固体撮像装置にお
いて、第1及び第2の垂直転送部2B及び2Aが第1,
第2及び第3の3つの電極7,8,9で1ビットを形成
するようにして構成する。
【0023】第11の発明は、上記第10の発明の固体
撮像装置において、第1及び第2の電極7及び8を水平
方向に配線し、第3の電極9を垂直方向に配線し、この
第3の電極9を第1の垂直転送部2Bと第2の垂直転送
部2Aとで電気的に独立するように構成する。
【0024】
【作用】第1の発明に係る固体撮像装置の駆動方法にお
いては、一行置きに位置する(例えば奇数ラインの)第
1の受光部群の信号電荷を第1の垂直転送部2Bに読み
出し、残りの一行置きに位置する(例えば偶数ライン
の)第2の受光部群の信号電荷を第2の垂直転送部2A
に読み出すことにより、以後、第1の垂直転送部2Bと
第2の垂直転送部2Aを夫々フィールド毎に選択的に駆
動させれば、全画素同時読み出しで且つインターレース
読み出しが可能になる。そして、全画素同時読み出しが
できるので、フルフレーム電子シャッタが可能となる。
【0025】第2の発明に係る駆動方法においては、固
体撮像装置をFIT型とすることにより、スミア、暗電
流の奇数フィールドと偶数フィールド間の差を低減する
ことができる。
【0026】第3の発明に係る駆動方法においては、一
行置きに位置する第1の受光部群の信号電荷と、残りの
一行置きに位置する第2の受光部群の信号電荷とを同時
に夫々の第1の垂直転送部2Bと第2の垂直転送部2A
に読み出すことにより、全画素読み出しとなり、フルフ
レーム電子シャッタ動作を行うことができる。しかも、
以後、第1の垂直転送部2Bと第2の垂直転送部2Aを
夫々フィールド毎に選択的に駆動させることが可能とな
るので、全画素同時読み出しで且つインターレース読み
出しが可能になる。
【0027】第4の発明に係る駆動方法においては、更
に第1の垂直転送部2Bの信号電荷転送期間中は第2の
垂直転送部2Aの信号電荷転送を停止し、第2の垂直転
送部2Aの信号電荷転送期間中は第1の垂直転送部2B
の信号電荷転送を停止するので、全画素読み出しで且つ
インターレース読み出しが行われる。
【0028】第5の発明に係る駆動方法においては、水
平ブランキング期間中に第1又は第2の垂直転送部2B
又は2Aの垂直2ビット分の信号電荷を水平転送部3に
転送することにより、水平転送部3に対して奇数行又は
偶数行に位置する受光部1の配列と同じ配列順序をもっ
て信号電荷を転送することができる。
【0029】第6の発明に係る固体撮像装置において
は、受光部1の電荷を垂直転送部2に読み出す読み出し
ゲート部6が、奇数行に位置する受光部1では第1の垂
直転送部側2Bに、偶数行に位置する受光部1では第2
の垂直転送部2A側に夫々設けることにより、各受光部
1の信号電荷を同時に読み出したときに、奇数行に位置
する受光部1の信号電荷は第1の垂直転送部2Bに読み
出され、偶数行に位置する受光部1の信号電荷は第2の
垂直転送部2Aに読み出されることになる。従って、以
後、第1の垂直転送部2Bと第2の垂直転送部2Aを夫
々フィールド毎に選択的に駆動させれば、インターレー
ス読み出し(走査)が行える。
【0030】第7の発明に係る固体撮像素子において
は、その第1及び第2の垂直転送部2B及び2Aと水平
転送部3との間に蓄積部34を有することにより、全画
素同時読み出し且つインターレース読み出しを可能にし
たFIT型の固体撮像装置を構成することができる。
【0031】第8の発明に係る固体撮像装置において
は、上記FIT型固体撮像装置の蓄積部34に、第1及
び第2の垂直転送部2B及び2Aの1列毎に1つの蓄積
兼転送部42を有し、この蓄積部34と第1及び第2の
垂直転送部2B及び2Aとの間に、第1及び第2の垂直
転送部2B及び2Aの電荷を垂直単位ビット毎に隣合う
蓄積兼転送部に交互に振り分ける制御ゲート43を設け
ている。従って、全画素読み出しにおいて、奇数行に位
置する受光部1の信号電荷が第1の垂直転送部2Bに読
み出され、偶数行に位置する受光部1の信号電荷が第2
の垂直転送部2Aに読み出された後、先ず各第1の垂直
転送部2Bの信号電荷が制御ゲート43によって夫々蓄
積部34の隣合う蓄積兼転送部42に交互に振り分けら
れて転送され、続いて、各第2の垂直転送部2Aの信号
電荷が制御ゲート43によって、蓄積部34の隣合う蓄
積兼転送部42に交互に振り分けられて転送される。従
って、蓄積部34においては各受光部1と同じ配列順序
で信号電荷が配列され、しかも蓄積部34の下半分が奇
数行、上半分が偶数行の信号電荷が蓄積される。以後蓄
積部34から水平転送部3へは第1フィールド期間に奇
数行の信号電荷が読み出され、次の第2フィールド期間
で偶数行の信号電荷が読み出される。この構成では、撮
像部32で第1、第2の垂直転送部2B,2Aの駆動が
止まる期間が撮像部32から蓄積部34へ転送する高速
転送(所謂フレームシフト転送)時のみで極く短い時間
であるので、スミア成分と共に暗電流むらの発生も回避
できる。
【0032】第9の発明に係る固体撮像装置において
は、蓄積部34が第1及び第2の垂直転送部2B及び2
Aの2列毎に1つの蓄積兼転送部52を有する蓄積部で
あるので、全画素読み出しにおいて、奇数行に位置する
受光部1の信号電荷が第1の垂直転送部2Bに読み出さ
れ、偶数行に位置する受光部1の信号電荷が第2の垂直
転送部2Aに読み出された後、先ず、各第1の垂直転送
部2Bの信号電荷が蓄積部34の各対応する蓄積兼転送
部52に転送され、次に各第2の垂直転送部2Aの信号
電荷が蓄積部34の上記と同じ蓄積兼転送部52に転送
される。従って、蓄積部34では、下半分に奇数行に対
応する信号電荷が、上半分には偶数行に対応する信号電
荷が蓄積される。以後は、水平転送部3から奇数行の信
号電荷が読み出された後に、偶数行の信号電荷が読み出
されるようになされ、このとき、奇数行、偶数行共に、
信号電荷は2ライン毎に水平転送部3に転送されて水平
転送部3内で受光部の配列順序に対応する配列順序にし
て読み出される。この構成では、撮像部32の2列の垂
直転送部2に対して蓄積部34で垂直転送部52を1本
とすることで、蓄積部34における垂直転送部52の転
送効率を向上することができる。構造もより簡単化され
る。
【0033】第10の発明に係る固体撮像装置において
は、第1及び第2の垂直転送部2B及び2Aを第1、第
2及び第3の3つの電極7,8及び9で1ビットを構成
するので、3相駆動方式とすることができる。
【0034】第11の発明に係る固体撮像装置において
は、第1及び第2の電極7及び8を水平方向に配線し、
第3の電極9を垂直方向に配線し、第3の電極9を第1
の垂直転送部2Bと第2の垂直転送部2Aとで電気的に
独立させることにより、この第3の電極9によって第1
の垂直転送部2Bと第2の垂直転送部2Aを分離するこ
とができ、インターレース読み出しを可能にする。
【0035】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0036】図1〜図6は本発明をインターライントラ
ンスファ(IT)型の固体撮像装置に適用した場合の第
1実施例である。
【0037】本例のIT型固体撮像装置11は、図1に
示すように、行列状に配列された複数の受光部1と、各
受光部列(n列)を挟むように配置されたCCD構造の
複数(n+1本)の垂直転送レジスタ2〔2A,2B〕
と、各垂直転送レジスタ2の終段に接続されたCCD構
造の水平転送レジスタ3と、水平転送レジスタ3の終段
に接続された出力部4を有して成る。駆動時において
は、奇数ライン及び偶数ラインの全受光部(画素)1か
らの信号電荷〔1,2,3,‥‥15,16〕を同時に
垂直転送レジスタ2に読み出すが、このとき奇数ライン
及び偶数ライン毎に夫々対応する受光部1の信号電荷
を、奇数列もしくは偶数列の垂直転送レジスタ2Aもし
くは2Bに振り分けて読み出す。
【0038】即ち図示の例では、奇数ラインの受光部1
の信号電荷〔1,2,3,4,9,10,11,12〕
を偶数列の垂直転送レジスタ2B1 ,2B2 に夫々読み
出し、また、偶数ラインの受光部1の信号電荷〔5,
6,7,8,13,14,15,16〕を奇数列の垂直
転送レジスタ2A1 ,2A2 ,2A3 に夫々読み出す。
従って、垂直転送レジスタ2B1 には両側の受光部から
の信号電荷〔1,2,9,10〕が、垂直転送レジスタ
2B2 には両側の受光部1からの信号電荷〔3,4,1
1,12〕が読み出され、垂直転送レジスタ2Aには片
側の受光部1からの信号電荷〔5,13〕が垂直転送レ
ジスタ2A2 には両側の受光部1からの信号電荷〔6,
7,14,15〕が、垂直転送レジスタ2A3 には片側
の受光部1からの信号電荷〔8,16〕が読み出される
(図1参照)。
【0039】その後、第1フィールドでは図2に示すよ
うに、奇数ラインの信号電荷が読み出された偶数列の垂
直転送レジスタ2B1 ,2B2 のみを駆動して、その奇
数ラインの信号電荷のみを水平転送レジスタ3へ転送
し、出力部4より第1フィールドのCCD信号を出力す
る。続いて、第2フィールドでは、図3に示すように偶
数ラインの信号電荷が読み出された奇数列の垂直転送レ
ジスタ2A1 ,2A2 ,2A3 のみを駆動して、その偶
数ラインの信号電荷のみを水平転送レジスタ3へ転送し
出力部4より第2フィールドのCCD信号を出力するよ
うになす。
【0040】図4は上記固体撮像装置11における画素
を含む撮像部分の拡大図を示す。斜線5は各受光部1を
区画するチャネルストップ領域、10は各垂直転送レジ
スタ2を構成する埋込みチャネル領域を夫々示す。受光
部1の読み出しゲート部6は、奇数ラインに位置する受
光部1では例えば偶数列の垂直転送レジスタ2B1 ,2
2 側に、偶数ラインに位置する受光部1では例えば奇
数列の垂直転送レジスタ2A1 ,2A2 ,2A3 側に設
けられる。同じ垂直転送レジスタ2側に設けられる両側
の読み出しゲート部6(即ち同じライン同士の受光部の
読み出しゲート部)は垂直方向に上下にずれた位置に形
成される。
【0041】一方、垂直転送レジスタ2〔2A,2B〕
は、第1層目多結晶シリコンによる第1転送電極7、第
2層目多結晶シリコンによる第2転送電極8及び第3層
目多結晶シリコンによる第3転送電極9で1ビットを形
成するように構成される。
【0042】第1転送電極7は、水平方向に延長するよ
うに配線され、且つ垂直転送レジスタ2上では傾斜して
1側の受光部の読み出しゲート部6に跨がるように例え
ば直角三角形状部7aに形成される。
【0043】第2転送電極8も水平方向に延長するよう
に配線され、且つ垂直転送レジスタ2上では、第1転送
電極7の直角三角形状部7aと第3転送電極9を挟んで
対向するように、傾斜して他側の受光部の読み出しゲー
ト部6に跨がるように同じ直角三角形状部8aに形成さ
れる。
【0044】第3転送電極9〔9A,9B〕は垂直方向
に延長するように配線される。この第3転送電極9は奇
数列の垂直転送レジスタ2Aと偶数列の垂直転送レジス
タ2Bとで電気的に独立に形成される。
【0045】そして、第1転送電極7には垂直転送クロ
ックパルスφV1 が、第2転送電極8には垂直転送クロ
ックパルスφV2 が、奇数列の垂直転送レジスタ2Aに
対応する第3転送電極9Aには垂直転送クロックパルス
φV3Oが、偶数列の垂直転送レジスタ2Bに対応する第
3転送電極9Bには垂直転送クロックパルスφV3Eが夫
々印加される。従って、この垂直転送レジスタ2はいわ
ゆる3相駆動パルスで駆動される。
【0046】図5は、本実施例に係る垂直転送クロック
パルスφV1 ,φV2 ,φV3E,φV3O、シャッタパル
ス、垂直ブランキングパルスV−BLK、及び水平ブラ
ンキングパルスH−BLKのタイミングチャートを示
す。
【0047】また、図6は、図5の拡大タイミングチャ
ートを示す。なお、図5のタイミング〜と図6のタ
イミング〜は対応している。
【0048】次に、図4〜図6を用いて更に詳しく上記
第1実施例に係るIT型固体撮像装置11の動作を説明
する。
【0049】先ず、垂直ブランキング期間T1 におい
て、第1転送電極7及び第2転送電極8に印加される読
み出しパルス12により、各受光部1で光電変換された
信号電荷が全画素同時に受光部1から垂直転送レジスタ
2に読み出される。このとき、第3転送電極9A,9B
に印加される垂直転送クロックパルスφV3O,φV3E
低レベルにすることで、図4に示すように、偶数ライン
の受光部1では例えば左側の受光部1の信号電荷〔6〕
が垂直転送レジスタ2A2 の第2転送電極8a下に、右
側の受光部1の信号電極〔7〕が同じ垂直転送レジスタ
2A2 の第1転送電極7a下に夫々読み出され、他方、
奇数ラインの受光部1では例えば左側の受光部1の信号
電荷
〔9〕が垂直転送レジスタ2B1 の第2転送電極8
a下に、右側の受光部1の信号電極〔10〕が同じ垂直
転送レジスタ2B1 の第1転送電極7a下に夫々読み出
される等して、同一ラインの2画素の信号電荷が対応す
る垂直転送レジスタ2A,2Bに垂直方向に互いに2分
されるようにして読み出される。
【0050】次いで、第1フィールドでは奇数列の垂直
転送レジスタ2A〔2A1 ,2A2,2A3 〕の第3転
送電極9Aに印加される垂直転送パルスφV3Eを3値の
うちの最も高レベルに固定してこの垂直転送レジスタ2
Aでの電荷転送を停止した状態で、第1転送電極7、第
2転送電極8、第3転送電極9Bに印加される垂直転送
パルスφV1 ,φV2 ,φV3Oによって、偶数列の垂直
転送レジスタ2B〔2B1 ,2B2 〕のみを駆動し、水
平ブランキング期間T2 で奇数ラインの信号電荷のみを
一ライン毎に垂直転送レジスタ2Bから水平転送レジス
タ3に転送する。
【0051】ここで、垂直転送レジスタ2B内には同一
ラインの2画素の信号電荷が垂直方向に上下2段に存し
ているため、水平ブランキング期間T2 内において垂直
転送レジスタ2Bから水平転送レジスタ3へ2段分の転
送が行われる。これにより水平転送レジスタ3内には同
一ラインに対応して信号電荷〔1,2,3,4〕,
〔9,10,11,12〕の配列順序が得られ、以後、
水平転送レジスタ3内を転送して出力部4から第1フィ
ールドのCCD信号が出力される。
【0052】次いで、第2フィールドでは、逆に偶数列
の垂直転送レジスタ2B〔2B1 ,2B2 〕の第3転送
電極9Bの垂直転送パルスφV3Oを3値のうちの最も高
いレベルに固定して偶数列の垂直転送レジスタ2Bでの
電荷転送を停止した状態で、第1転送電極7、第2転送
電極8、第3転送電極9Aに印加される垂直転送φ
1 ,φV2 ,φV3Eによって、奇数列の垂直転送レジ
スタ2A〔2A1 ,2A2,2A3 〕のみを駆動し、水
平ブランキング期間T2 で偶数ラインの信号電荷のみを
一ライン毎に、垂直転送レジスタ2Aから水平転送レジ
スタ3に転送する。
【0053】この場合も、水平ブランキング期間T2
において垂直転送レジスタ2Aから水平転送レジスタ3
へ2段分の信号電荷の転送が行われ、これにより、水平
転送レジスタ内には同一ラインに対応した配列の順序の
信号電荷〔5,6,7,8〕,〔13,14,15,1
6〕が得られ、以後、水平転送レジスタ内を転送して出
力部4から第2フィールドのCCD信号が出力される。
【0054】上述のIT型固体撮像装置11によれば、
受光蓄積期間が1フレーム期間であって全画素同時読み
出しでありながら、インターレース走査(読み出し)を
行うことが可能になる。また、全画素同時読み出しで且
つインターレース読み出しであるので、フレーム期間
(受光蓄積期間)内の特定の時点でシャッタパルス13
(図5参照)を印加して基板側に電荷を掃き出す方式の
電子シャッタを行えば、フルフレーム電子シャッタが可
能である。受光部1からの信号電荷の読み出し時期は、
奇数フィールド、偶数フィールド共に同じ時期であるた
め、高速シャッタ時にも画ずれを生ずることがない。
【0055】尚、図4において、チャネルストップ領域
5のパターンを変えて各受光部列の各読み出しゲート部
6を一方の垂直転送レジスタ側のみに設けるようになせ
ば、全画素読み出して2つの水平転送レジスタから各2
水平ラインづつの信号電荷を独立に読み出すようにした
所謂プログレッシブ走査を行わせることが可能になる。
【0056】また、上記図4の構造でも駆動の工夫でプ
ログレッシブ走査は当然可能である。
【0057】なお、固体撮像装置をIT型で構成した場
合の問題点は、1フィールド期間垂直転送レジスタ2の
駆動を止めることになるため、スミア成分や暗電流成分
の不要電荷が垂直転送レジスタ2に蓄積され、垂直転送
レジスタ2毎のばらつきによりむら状になることであ
る。これを避けるためにはFIT型にすれば良い。
【0058】図7〜図13は、夫々本発明をFIT型固
体撮像装置に適用した場合の第2実施例〜第4実施例で
ある。
【0059】図7に示す第2実施例に係るFIT型固体
撮像装置31は、複数の受光部1が、行列状に配列さ
れ、各受光部列(n列)を挟むようにCCD構造の複数
(n+1本)の垂直転送レジスタ2〔2A,2B〕が配
置されてなる撮像部32と、撮像部32の垂直転送レジ
スタ2に対応した複数(n+1本)のCCD構造の垂直
転送レジスタ即ち蓄積兼転送に供する垂直転送レジスタ
33〔33A,33B〕を有する蓄積部34と、CCD
構造の水平転送レジスタ3と、水平転送レジスタ3の終
段に接続された出力部4とを有して成る。蓄積部34の
垂直転送レジスタ33は撮像部32の垂直転送レジスタ
2を延長して形成される。
【0060】撮像部32では、例えば図4と同様に、奇
数ラインに位置する受光部1の信号電荷が偶数列の垂直
転送レジスタ2B〔2B1 ,2B2 〕に読み出され、偶
数ラインに位置する受光部1の信号電荷が奇数列の垂直
転送レジスタ2A〔2A1 ,2A2 ,2A3 〕に読み出
されるように構成される。
【0061】撮像部32及び蓄積部34の垂直転送レジ
スタ2及び33における転送電極は、図4で示したと同
様に形成される。即ち、第1層目多結晶シリコンの第1
転送電極7及び第2層目多結晶シリコンの第2転送電極
8が水平方向に延長するように形成され、第3層目多結
晶シリコンの第3転送電極9が両垂直転送レジスタ2及
び22に共通となるように垂直方向に延長して形成され
る。
【0062】そして、例えば奇数列の第3転送電極9A
に垂直転送パルスφIM3Oを印加し、偶数列の第3転送
電極9Bに垂直転送パルスφIM3Eを印加し、撮像部3
2における第1転送電極7及び第2転送電極9に夫々垂
直転送パルスφIM1 及びφIM2 を印加して撮像部3
2ではφIM1 ,φIM2 とφIM3O又はφIM3Eによ
る3相駆動方式となす。また、蓄積部34における第1
転送電極7及び第2転送電極8に垂直転送クロックパル
スφST1 及びφST2 を印加し、蓄積部32ではφS
1 ,φST2とφIM3O又はφIM3Eによる3相駆動
方式となす。
【0063】図9は、第2実施例に係るFIT型固体撮
像装置31の垂直転送パルスφIM 1 ,φIM2 ,φS
1 ,φST2 ,φIM3E,φIM3O及び垂直ブランキ
ングパルスV−BLKのタイミングチャートを示す。
【0064】この第2実施例では、垂直ブランキング期
間T1 の所定時点において、φIM 1 及びφIM2 の読
み出しパルス12により、各受光部1の信号電荷が、全
画素同時に対応する垂直転送レジスタ2に読み出され
る。即ち、奇数ラインの受光部1の信号電荷〔1,2,
3,4,9,10,11,12〕が夫々対応する偶数列
の垂直転送レジスタ2B1 ,2B2 に、偶数ラインの受
光部の信号電荷〔5,6,7,8,13,14,15,
16〕が夫々対応する奇数列の垂直転送レジスタ2
1 ,2A2 ,2A3 に読み出される。
【0065】次に、信号電荷は、各垂直転送パルスφI
1 ,φIM2 ,φIM3O,φIM 3E,φST1 ,φS
2 におけるフレームシフト転送パルス36により、フ
レームシフト転送期間T3 内に撮像部32から蓄積部3
4の垂直転送レジスタ33〔33A,33B〕に高速転
送される。
【0066】次いで、第1フィールドのラインシフト転
送期間T4 では蓄積部34における垂直転送パルスφI
3Eを3値のうちの最も高いレベル37に固定して奇数
列の垂直転送レジスタ33A〔33A1 ,33A2 ,3
3A3 〕の電荷転送を停止した状態で、垂直転送パルス
φST1 ,φST2 及びφIM3Oにおけるラインシフト
転送パルス38により偶数列の垂直転送レジスタ33B
1 ,33B2 の信号電荷のみを水平転送レジスタ3に転
送する(図7参照)。
【0067】このときも、上例と同様に垂直転送レジス
タ内33B1 ,33B2 の垂直方向に存する同一ライン
の2画素の信号電荷例えば〔1,2〕,〔3,4〕を水
平ブランキング期間内において、垂直転送レジスタ33
1 ,33B2 から水平転送レジスタ3へ2段分の転送
をなし、水平転送レジスタ3内で同一ラインに対応する
信号電荷の配列順序〔例えば1,2,3,4〕とする。
このようにして2相の水平転送パルスφH1 ,φH2
より水平転送レジスタ3内を転送して出力部4から第1
フィールドのCCD信号を出力する。
【0068】次に、第2フィールドのラインシフト転送
期間T5 では、蓄積部34における垂直転送パルスφI
3Oを3値のうちの最も高いレベル37に固定して偶数
列の垂直転送レジスタ33B1 ,33B2 の電荷転送を
停止した状態で、垂直転送パルスφST1 ,φST2
びφIM3Eにおけるラインシフト転送パルス38により
奇数列の垂直転送レジスタ33A1 ,33A2 ,33A
3 の信号電荷のみを水平転送レジスタ3に転送する(図
8参照)。
【0069】このときも、垂直転送レジスタ33A1
33A2 ,33A3 の信号電荷を水平ブランキング期間
内に垂直転送レジスタ33A1 ,33A2 ,33A3
ら水平転送レジスタ3へ2段分の転送をなし、水平転送
レジスタ3内で同一ラインに対応する信号電荷の配列順
序〔例えば5,6,7,8〕とする。このようにして水
平転送レジスタ3を通して出力部4から第2フィールド
のCCD信号を出力する。
【0070】その後、余剰電荷掃き出し転送期間T6
おいて、各垂直転送パルスφIM1,φIM2 ,φST
1 ,φST2 ,φIM3E,φIM3Oにおける余剰電荷掃
き出し転送パルス39により撮像部32の垂直転送レジ
スタ2内に残留するスミア成分、暗電流成分等の余剰電
荷を蓄積部34に掃き出し、更に、図示せざるも水平転
送レジスタ3及びゲート部を通って水平転送レジスタの
下側に配されたドレイン領域に掃き出される。
【0071】なお、垂直転送パルスφIMとφSTを共
通(φIM1 =φST1 ,φIM2=φST2 )とする
こともできる。また、φIM1 とφIM2 ではラインシ
フト転送期間T4 ,T5 のラインシフト転送パルス38
をなくし、一定レベルに固定するようにしてもよい。
【0072】この第2実施例に係るFIT型固体撮像装
置31では、上側と同様に、全画素同時読み出しで且つ
インターレース走査(読み出し)を行うことができ、フ
ルフレーム電子シャッタが可能となる。そして、FIT
型に構成されるので、IT型に比べてスミア成分を低減
することができる。但し、蓄積部34で1フィールド期
間転送が停止するため、垂直転送レジスタ33〔33
A,33B〕の暗電流が発生する懼れがある。
【0073】図10及び図11は、本発明の第3実施例
に係るFIT型固体撮像装置41を示す。
【0074】本例は、図10に示すように、複数の受光
部1が行列状に配列され、各受光部列(n列)を挟むよ
うにCCD構造の複数(n+1本)の垂直転送レジスタ
2〔2A,2B〕が配置されてなる撮像部32と、撮像
部32の垂直転送レジスタ2に対応した複数(実質的に
はn本で十分)のCCD構造の垂直転送レジスタ、即ち
蓄積兼転送に供する垂直転送レジスタ42〔42A,4
2B〕を有する蓄積部34と、撮像部32及び蓄積部3
4間にあって撮像部32の各1つの垂直転送レジスタ2
の信号電荷を蓄積部34の隣合う2つの垂直転送レジス
タ42A,42Bに振り分けるためのコントロールゲー
ト部43と、CCD構造の水平転送レジスタ3と、水平
転送レジスタ3の終段に接続された出力部4とを有して
成る。
【0075】この撮像部32は、前述の第2実施例と同
様に構成することができ、その第1転送電極及び第2転
送電極に夫々垂直転送クロックパルスφIM1 及びφI
2が印加され、奇数列及び偶数列の第3転送電極に夫
々垂直転送クロックパルスφIM3O及びφIM3Eが印加
される。
【0076】コントロールゲート部43にはコントロー
ルゲートパルスφcontが印加される。
【0077】蓄積部34の垂直転送レジスタ42は、例
えば第1層目、第2層目及び第3層目の多結晶シリコン
からなる第1、第2、第3の転送電極を有し、夫々の第
1、第2及び第3の転送電極に3相の垂直転送クロック
パルスφST1 ,φST2 及びφST3 が印加される。
【0078】水平転送レジスタ3には2相の水平転送ク
ロックパルスφH1 及びφH2 が印加される。
【0079】図11は、この第3実施例に係るFIT型
固体撮像装置41の垂直転送パルスφIM1 ,φI
2 ,φIM3E,φIM3O、コントロールゲートパルス
φcont及び垂直ブランキングパルスV−BLKのタイミ
ングチャートを示す。
【0080】この第3実施例では、垂直ブランキング期
間T1 の所定時点において、φIM 1 ,φIM2 の読み
出しパルス12により全画素同時に、即ち、奇数ライン
の受光部1の信号電荷が偶数列の垂直転送レジスタ2B
1 ,2B2 に、偶数ラインの受光部1の信号電荷が奇数
列の垂直転送レジスタ2A1 ,2A2 ,2A3 に夫々読
み出される。
【0081】次に、読み出された垂直転送レジスタ2の
信号電荷をフレームシフト転送期間T3 で各垂直転送パ
ルスφIM1 ,φIM2 ,φIM3O,φIM3E,φST
1 ,φST2 ,φST3 及びコントロールゲートパルス
φcontにおけるフレームシフト転送パルス36により、
撮像部32から蓄積部34の垂直転送レジスタ42に高
速転送する。
【0082】このとき、フレームシフト転送期間T3
前半では垂直転送パルスφIM3Eを3値のうちの最も高
いレベル37に固定して偶数列の垂直転送レジスタ2B
1 ,2B2 の信号電荷のみを高速転送し、且つコントロ
ールゲート部43によって垂直転送レジスタ2B1 ,2
2 内で垂直方向の上下に分離している同一ラインの2
画素の信号電荷を蓄積部34の対応する2つの隣合う垂
直転送レジスタ42A 1 と42B1 ,42A2 と42B
2 に振り分けるように高速転送する。これによって蓄積
部34の垂直転送レジスタ42A1 〜42B2 の下半分
に奇数ラインの信号電荷が各ライン毎に水平に配列され
た状態〔1,2,3,4〕,〔9,10,11,12〕
で蓄積される。
【0083】続く、フレームシフト期間T3 の後半では
垂直転送パルスφIM3Oを3値のうちの最も高いレベル
37に固定して奇数列の垂直転送レジスタ2A1 ,2A
2 ,2A3 の信号電荷のみを高速転送し、且つコントロ
ールゲート部43によって例えば垂直転送レジスタ2A
2 内で垂直方向の上下に分離されている同一ラインの2
画素の信号電荷を蓄積部34の対応する2つの隣合う垂
直転送レジスタ43B 1 と42A2 に振り分けるように
高速転送する。これによって、蓄積部34の垂直転送レ
ジスタ42A1 〜42B2 の上半分に偶数ラインの信号
電荷が各ライン毎に水平に配列された状態〔5,6,
7,8〕,〔13,14,15,16〕で蓄積される。
【0084】しかる後、第1フィールドのラインシフト
転送期間T4 で、蓄積部34の垂直転送パルスφST1
〜φST3 のラインシフト転送パルス38により奇数ラ
インの信号電荷が水平転送レジスタ3に転送され出力部
4を通して第1フィールドのCCD信号が出力され、続
いて第2フィールドのラインシフト転送期間T5 で偶数
ラインの信号電荷が水平転送レジスタ4に転送され、出
力部4を通じて第2フィールドのCCD信号が出力され
る。
【0085】なお、このラインシフト転送時、撮像部3
2の垂直転送パルスφIM1 ,φIM2 ,φIM3E,φ
IM3O及びコントロールゲートパルスφcontは図11に
示す一定電位に固定されるが、また、動作させてもよ
い。
【0086】その後、垂直ブランキング期間T1 内の余
剰電荷掃き出し転送期間T6 で余剰電荷掃き出し転送パ
ルス39により撮像部32の垂直転送レジスタ2内の余剰
電荷を蓄積部34に掃き出す。
【0087】この第3実施例では、上例と同様に全画素
読み出しで且つインターレース走査(読み出し)を行う
ことができ、フルフレーム電子シャッタが可能となる。
【0088】そして、スミア成分の低減が図れると共
に、特に、信号電荷を垂直転送レジスタ2で停止させる
期間がフレームシフト転送期間(高速転送時)のみで極
短時間であるため暗電流の問題も生じない。
【0089】さらに、コントロールゲート部43を設け
て撮像部32から蓄積部34へのフレームシフト転送時
に同一ラインの信号電荷を水平に並べ変えているので、
ラインシフト転送では1段の転送で可能となり、ライン
シフト転送が容易となる。
【0090】図12及び図13は、本発明の第4実施例
に係るFIT型固体撮像装置51を示す。
【0091】本例は、図12に示すように、複数の受光
部1が行列状に配列され、各受光部(n列)を挟むよう
にCCD構造の複数(n+1本)の垂直転送レジスタ2
〔2A,2B〕が配置されてなる撮像部32と、撮像部
32における各2列の垂直転送レジスタ2に対し1本の
垂直転送レジスタが対応するように複数のCCD構造の
垂直転送レジスタ、即ち蓄積兼転送に供する垂直転送レ
ジスタ52〔52A1,52B1 ,52A2 〕を有する
蓄積部34と、CCD構造の水平転送レジスタ3と、水
平転送レジスタ3の終段に接続された出力部4とを有し
て成る。本例では、撮像部の各2列の垂直転送レジスタ
2と蓄積部の各1本の垂直転送レジスタ52が接続され
る形となる。
【0092】撮像部32は、第2実施例と同様に構成す
ることができ、その第1転送電極及び第2転送電極に夫
々垂直転送クロックパルスφIM1 及びφIM2 が印加
され、奇数列及び偶数列の第3転送電極に夫々垂直転送
クロックパルスφIM3O及びφIM3Eが印加される。
【0093】蓄積部34の垂直転送レジスタ52は、例
えば第1層目、第2層目及び第3層目の多結晶シリコン
からなる第1、第2及び第3の転送電極を有し、夫々の
第1、第2及び第3の転送電極に3相の垂直転送クロッ
クパルスφST〔φST1 ,φST2 及びφST3 〕が
印加される。
【0094】水平転送レジスタには、2相の水平転送ク
ロックパルスφH1 及びφH2 が印加される。
【0095】図13は、この第4実施例に係るFIT型
固体撮像装置51の垂直転送パルスφIM1 ,φI
2 ,φIM3E,φIM3O,φST(φST1 ,φST
2 ,φST3 )、垂直ブランキングパルスV−BLKの
タイミングチャートを示す。
【0096】この第4実施例では、垂直ブランキング期
間T1 の所定時点において、φIM 1 ,φIM2 の読み
出しパルス12により、全画素同時に読み出され、即ち
奇数ラインの受光部1の信号電荷が偶数列の垂直転送レ
ジスタ2B1 ,2B2 に、偶数ラインの受光部の信号電
荷が奇数列の垂直転送レジスタ2A1 ,2A2 ,2A 3
に夫々読み出される。
【0097】次に、読み出された垂直転送レジスタ2の
信号電荷を垂直ブランキング期間T 1 内のフレームシフ
ト転送期間T3 に、各垂直転送パルスφIM1 ,φIM
2 ,φIM3O,φIM3E,φST(φST1 ,φS
2 ,φST3 )におけるフレームシフト転送パルス3
6により、信号電荷が撮像部32から蓄積部34の垂直
転送レジスタ52に高速転送される。
【0098】このとき、フレームシフト転送期間T3
前半では垂直転送パルスφIM3Eを3値のうちの最も高
いレベル37に固定して偶数列の垂直転送レジスタ2B
1 ,2B2 に在る偶数ラインの信号電荷のみを対応する
垂直転送レジスタ52B1 ,52A2 に高速転送する。
これにより、蓄積部34の各垂直転送レジスタ52
1 ,52A2 の下半分に奇数ラインの信号電荷が同一
ラインの2画素の信号電荷を上下に配列するようにして
蓄積される。
【0099】続く、フレームシフト転送期間T3 の後半
では垂直転送パルスφIM3Oを3値のうちの最も高いレ
ベル37に固定して奇数列の垂直転送レベル2A1 ,2
2,2A3 に在る偶数ラインの信号電荷のみを対応す
る垂直転送レジスタ52A1,52B1 ,52A2 に高
速転送する。これにより、蓄積部34の各垂直転送レジ
スタ52A1 ,52B1 ,52A2 の上半分に偶数ライ
ンの信号電荷が同一ラインの2画素の信号電荷を上下に
配列するようにして蓄積される。
【0100】次いで、第1フィールドのラインシフト転
送期間T4 で蓄積部34の垂直転送パルスφST1 〜φ
ST3 のラインシフト転送パルス38により、奇数ライ
ンの信号電荷が水平転送レジスタ3に転送される。この
とき、水平ブランキング期間内で2段分の転送が行わ
れ、水平転送レジスタ3内で信号電荷が同一ラインに対
応する配列順序とされる。このようにして一ライン毎に
水平転送レジスタ3内を転送し出力部4から第1フィー
ルドのCCD信号が出力される。
【0101】続いて、第2フィールドのラインシフト転
送期間T5 で偶数ラインの信号電荷が同様にして水平転
送レジスタ3に転送され、出力部4から第2フィールド
のCCD信号が出力される。その後、垂直ブランキング
期間内の余剰電荷掃き出し転送期間T6 で、余剰電荷掃
き出し転送パルス39により撮像部32の垂直転送レジ
スタ2内の余剰電荷を蓄積部に掃き出す。
【0102】この第4実施例では、上例と同様に全画素
読み出しで且つインターレース走査(読み出し)を行う
ことができ、フルフレーム電子シャッタが可能となる。
そして、図10と同様に、スミア成分が低減すると共
に、信号電荷を垂直転送レジスタ2で停止させる期間が
フレームシフト転送期間(高速転送時)のみで極く短時
間であるため暗電流の問題も生じない。さらに、撮像部
32の2列の垂直転送レジスタ2を、蓄積部34で1本
の垂直転送レジスタ52とすることで蓄積部34の垂直
転送レジスタ52の転送効率を向上することができる。
構造も比較的簡単化できる。
【0103】尚、ラインシフト転送期間中の、φI
1 ,φIM2 ,φIM3O,φIM3Eは図示のように所
定電位に固定したが、ラインシフト転送パルス38を駆
動することも可能である。
【0104】さらに、垂直転送パルスφST1 ,φST
2 を垂直転送パルスφIM1 ,φIM2 に代用(φIM
1 =φST1 ,φIM2 =φST2 )することも可能で
ある。
【0105】FIT型固体撮像装置31,41,51に
おいて、電子シャッタとしては、電荷を基板側に掃き出
す方式であっても、垂直転送レジスタ2を通して掃き出
す方式であっても可能である。
【0106】上述したように、本実施例においては、簡
単な構成で全画素同時読み出し、フルフレーム電子シャ
ッタを可能とすると共に、インターレース読み出しを可
能とするものである。そして、固体撮像装置をFIT型
とするときには、スミアや暗電流の奇数フィールドと偶
数フィールド の差を低減することができる等の実益が
ある。
【0107】
【発明の効果】本発明に係る固体撮像装置の駆動方法に
よれば、全画素同時読み出しでありながら、インターレ
ース読み出しを行うことができる。そして、フルフレー
ム電子シャッタを可能とするもので、高速シャッタにお
いても画ずれを生ずることがない。また、本発明に係る
固体撮像装置によれば、比較的簡単な構成で、全画素同
時読み出しで且つインターレース読み出しを実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るIT型固体撮像装置(第1実施
例)の構成図である。
【図2】第1実施例の動作説明図(その1)である。
【図3】第1実施例の動作説明図(その2)である。
【図4】図1の要部の拡大図である。
【図5】第1実施例の駆動パルスのタイミングチャート
である。
【図6】図5を拡大したタイミングチャートである。
【図7】本発明に係るFIT型固体撮像装置(第2実施
例)の構成図兼動作説明図(その1)である。
【図8】第2実施例の動作説明図(その2)である。
【図9】第2実施例の駆動パルスのタイミングチャート
である。
【図10】本発明に係るFIT型固体撮像装置(第3実
施例)の構成図兼動作説明図である。
【図11】第3実施例の駆動パルスのタイミングチャー
トである。
【図12】本発明に係るFIT型固体撮像装置(第4実
施例)の構成図兼動作説明図である。
【図13】第4実施例の駆動パルスのタイミングチャー
トである。
【符号の説明】
1 受光部 2〔2A1 ,2B1 ,2A2 ,2B2 ,2A3 〕 垂直
転送レジスタ 3 水平転送レジスタ 4 出力部 5 チャネルストップ領域 6,7,8 転送電極 9 埋込みチャネル領域 11,31,41,51 固体撮像装置 32 撮像部 33〔33A1 ,33B1 ,33A2 ,33B2 ,33
3 〕 垂直転送レジスタ 34 蓄積部 42〔42A1 ,42B1 ,42A2 ,42B2 〕 垂
直転送レジスタ 43 コントロールゲート部 52〔52A1 ,52B1 ,52A2 〕 垂直転送レジ
スタ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行列状に配された複数の受光部と、該受
    光部の一つ置きの列間に配された第1の垂直転送部と該
    受光部の残りの一つ置きの列間に配された第2の垂直転
    送部と、前記第1及び第2の垂直転送部よりの電荷を水
    平方向に転送する水平転送部とを有する固体撮像装置の
    駆動方法において、一行置きに位置する第1の受光部群
    の信号電荷を前記第1の垂直転送部に、残りの一行置き
    に位置する第2の受光部群の信号電荷を前記第2の垂直
    転送部に読み出すようにしたことを特徴とする固体撮像
    装置の駆動方法。
  2. 【請求項2】 固体撮像装置がFIT型である請求項1
    に記載の固体撮像装置の駆動方法。
  3. 【請求項3】 第1の受光部群の信号電荷と第2の受光
    部群の信号電荷とを同時に読み出す請求項1又は請求項
    2に記載の固体撮像装置の駆動方法。
  4. 【請求項4】 第1の垂直転送部の信号電荷転送期間
    中、第2の垂直転送部の信号電荷転送を停止し、前記第
    2の垂直転送部の信号電荷転送期間中、前記第1の垂直
    転送部の信号電荷転送を停止する請求項1、請求項2又
    は請求項3に記載の固体撮像装置の駆動方法。
  5. 【請求項5】 水平ブランキング期間中に第1又は第2
    の垂直転送部の垂直2ビット分を水平転送部に転送する
    請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4に記載の固
    体撮像装置の駆動方法。
  6. 【請求項6】 行列状に配された複数の受光部と、該受
    光部の一つ置きの列間に配された第1の垂直転送部及び
    該受光部の残りの一つ置きの列間に配された第2の垂直
    転送部と、前記第1及び第2の垂直転送部よりの電荷を
    水平方向に転送する水平転送部とを有する固体撮像装置
    において、 前記受光部の電荷を前記垂直転送部に読み出す読み出し
    ゲート部が、奇数行に位置する受光部では前記第1の垂
    直転送部側に、偶数行に位置する受光部では前記第2の
    垂直転送部側に設けられていることを特徴とする固体撮
    像装置。
  7. 【請求項7】 第1及び第2の垂直転送部と水平転送部
    との間に蓄積部を有する請求項6に記載の固体撮像装
    置。
  8. 【請求項8】 蓄積部は第1及び第2の垂直転送部の1
    列毎に1つの蓄積兼転送部を有し、前記蓄積部と前記第
    1及び第2の垂直転送部との間には第1及び第2の垂直
    転送部の電荷を垂直単位ビット毎に隣合う前記蓄積兼転
    送部に交互に振り分ける制御ゲートが設けられた請求項
    7に記載の固体撮像装置。
  9. 【請求項9】 蓄積部は第1及び第2の垂直転送部の2
    列毎に1つの蓄積兼転送部を有する請求項7に記載の固
    体撮像装置。
  10. 【請求項10】 第1及び第2の垂直転送部は第1、第
    2及び第3の3つの電極で1ビットを構成する請求項
    6、請求項7、請求項8又は請求項9に記載の固体撮像
    装置。
  11. 【請求項11】 第1及び第2の電極は水平方向に配線
    され、第3の電極は垂直方向に配線され、前記第3の電
    極は第1の垂直転送部と第2の垂直転送部とで電気的に
    独立である請求項10に記載の固体撮像装置。
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