JPH0759039B2 - 垂直偏向出力回路用電源回路 - Google Patents
垂直偏向出力回路用電源回路Info
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- JPH0759039B2 JPH0759039B2 JP62015386A JP1538687A JPH0759039B2 JP H0759039 B2 JPH0759039 B2 JP H0759039B2 JP 62015386 A JP62015386 A JP 62015386A JP 1538687 A JP1538687 A JP 1538687A JP H0759039 B2 JPH0759039 B2 JP H0759039B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、テレビジョン受像機の垂直偏向出力回路に、
フライバックトランスを利用して電源を供給する電源回
路に関し、特にある範囲の水平偏向周波数に適合するこ
とが出来る垂直偏向出力回路用電源回路に関するもので
ある。
フライバックトランスを利用して電源を供給する電源回
路に関し、特にある範囲の水平偏向周波数に適合するこ
とが出来る垂直偏向出力回路用電源回路に関するもので
ある。
テレビジョン受像機においては、ブラウン管に装着され
ている水平および垂直偏向コイルに鋸歯状の偏向電流を
供給して、電子ビームを面走査させる水平・垂直偏向出
力回路が設けられている。そして、上記垂直偏向出力回
路に電源を供給するのが垂直偏向出力回路用電源回路で
ある。ここで、垂直偏向出力回路は、出力電流波形の直
線性が強く要求されることから、その出力段には一般に
OTL(アウトプット・トランスレス)回路が使用されて
いる。
ている水平および垂直偏向コイルに鋸歯状の偏向電流を
供給して、電子ビームを面走査させる水平・垂直偏向出
力回路が設けられている。そして、上記垂直偏向出力回
路に電源を供給するのが垂直偏向出力回路用電源回路で
ある。ここで、垂直偏向出力回路は、出力電流波形の直
線性が強く要求されることから、その出力段には一般に
OTL(アウトプット・トランスレス)回路が使用されて
いる。
ここで、出力段がOTL回路構成による垂直偏向出力回路
においては、出力トランジスタの損失を軽減するため
に、垂直偏向帰線期間中は高い電圧によって駆動し、垂
直偏向走査期間中は低い電圧によって駆動することが行
われている。そして、この垂直偏向の帰線期間中におけ
る電源電圧を高めることを一般にポンプアップと称して
おり、垂直偏向出力回路に電源を供給する垂直偏向出力
回路用電源回路には、係るポンプアップ作用を得るため
のポンプアップ回路が設けられている。
においては、出力トランジスタの損失を軽減するため
に、垂直偏向帰線期間中は高い電圧によって駆動し、垂
直偏向走査期間中は低い電圧によって駆動することが行
われている。そして、この垂直偏向の帰線期間中におけ
る電源電圧を高めることを一般にポンプアップと称して
おり、垂直偏向出力回路に電源を供給する垂直偏向出力
回路用電源回路には、係るポンプアップ作用を得るため
のポンプアップ回路が設けられている。
第3図は、従来一般に用いられている上記ポンプアップ
回路を備えた垂直偏向出力回路用電源回路およびシング
ルエンド・プッシュプル回路構成による垂直偏向出力回
路を示す回路図である。同図において、1は垂直偏向出
力回路、2はフライバックトランスを利用して、垂直偏
向出力回路1に供給する電源を発生する垂直偏向出力回
路用電源回路である。ここで、垂直偏向出力回路1は、
図示しない垂直偏向信号発生回路から供給される垂直偏
向信号によって駆動されるドライブトランジスタ3と、
シングルエンド・プッシュプル(SEPP)回路を構成する
と共に、前記ドライブトランジスタ3の出力によって駆
動される出力トランジスタ4,5とによって構成されてい
る。そして、この垂直偏向出力回路1における出力トラ
ンジスタ4と5の接続点と接地間には、垂直偏向コイル
6とコンデンサ7が直列接続されて、鋸歯状をなした垂
直偏向電流が流されている。
回路を備えた垂直偏向出力回路用電源回路およびシング
ルエンド・プッシュプル回路構成による垂直偏向出力回
路を示す回路図である。同図において、1は垂直偏向出
力回路、2はフライバックトランスを利用して、垂直偏
向出力回路1に供給する電源を発生する垂直偏向出力回
路用電源回路である。ここで、垂直偏向出力回路1は、
図示しない垂直偏向信号発生回路から供給される垂直偏
向信号によって駆動されるドライブトランジスタ3と、
シングルエンド・プッシュプル(SEPP)回路を構成する
と共に、前記ドライブトランジスタ3の出力によって駆
動される出力トランジスタ4,5とによって構成されてい
る。そして、この垂直偏向出力回路1における出力トラ
ンジスタ4と5の接続点と接地間には、垂直偏向コイル
6とコンデンサ7が直列接続されて、鋸歯状をなした垂
直偏向電流が流されている。
一方、垂直偏向出力回路用電源回路2は、フライバック
トランス8を利用する構成となっている。ここで、フラ
イバックトランス8は、水平偏向電流の一部が流される
1次巻線Pと、ブラウン管のアノードに供給する高電圧
を発生する高圧巻線Hと、2次巻線S1,S2とによって構
成されており、2次巻線S1は水平偏向の走査期間に正極
出力が取り出せるように巻回されて、その一端が接地さ
れている。また、2次巻線S2は水平偏向の帰線期間に正
極性のパルス出力が取り出せるように巻回されて、その
一端が接地されている。従って、2次巻線S1,S2は互い
にその異極端が接地されることになる。そして、このフ
ライバックトランス8における2次巻線S1は垂直偏向専
用の巻線であって、垂直偏向出力回路1が必要とする電
力の殆どの分を供給することが出来る構成となってい
る。また2次巻線S2は前記ポンプアップ用の電源を発生
するものであって、例えばAFC,AGC,水平ブランキング,
水平コンバーゼンス等の回路に、水平偏向の帰線期間に
正パルスを供給する巻線が利用されている。9,10は2次
巻線S1における非接地側端と垂直偏向出力回路1の電源
ラインとの間に順方向に直列接続された整流および逆流
阻止用のダイオード、11はダイオード9のカソード側に
接地間に接続されたコンデンサ、12はダイオード10のカ
ソード側と接地間に接続されたコンデンサ、13は2次巻
線S2の非接地側とダイオード10のアノード側との間に接
続されたコンデンサである。
トランス8を利用する構成となっている。ここで、フラ
イバックトランス8は、水平偏向電流の一部が流される
1次巻線Pと、ブラウン管のアノードに供給する高電圧
を発生する高圧巻線Hと、2次巻線S1,S2とによって構
成されており、2次巻線S1は水平偏向の走査期間に正極
出力が取り出せるように巻回されて、その一端が接地さ
れている。また、2次巻線S2は水平偏向の帰線期間に正
極性のパルス出力が取り出せるように巻回されて、その
一端が接地されている。従って、2次巻線S1,S2は互い
にその異極端が接地されることになる。そして、このフ
ライバックトランス8における2次巻線S1は垂直偏向専
用の巻線であって、垂直偏向出力回路1が必要とする電
力の殆どの分を供給することが出来る構成となってい
る。また2次巻線S2は前記ポンプアップ用の電源を発生
するものであって、例えばAFC,AGC,水平ブランキング,
水平コンバーゼンス等の回路に、水平偏向の帰線期間に
正パルスを供給する巻線が利用されている。9,10は2次
巻線S1における非接地側端と垂直偏向出力回路1の電源
ラインとの間に順方向に直列接続された整流および逆流
阻止用のダイオード、11はダイオード9のカソード側に
接地間に接続されたコンデンサ、12はダイオード10のカ
ソード側と接地間に接続されたコンデンサ、13は2次巻
線S2の非接地側とダイオード10のアノード側との間に接
続されたコンデンサである。
この様に構成された回路において、フライバックトラン
ス8の1次巻線Pに水平偏向電流の一部が供給される
と、周知のように高圧巻線Hに高電圧が発生され、この
高電圧は順方向のダイオード14を介して図示しないブラ
ウン管のアノードに供給される。一方、フライバックト
ランス8の2次巻線S1から、水平偏向の走査期間中に出
力される垂直偏向用のメイン出力は、ダイオード9とコ
ンデンサ11によって整流・平滑された後に、ダイオード
10を介してコンデンサ12を充電される。また、この垂直
偏向用のメイン出力におけるその一部は、ダイオード9
−コンデンサ13−2次巻線S2−2次巻線S1の経路を介し
て流れることから、コンデンサ13が充電される。
ス8の1次巻線Pに水平偏向電流の一部が供給される
と、周知のように高圧巻線Hに高電圧が発生され、この
高電圧は順方向のダイオード14を介して図示しないブラ
ウン管のアノードに供給される。一方、フライバックト
ランス8の2次巻線S1から、水平偏向の走査期間中に出
力される垂直偏向用のメイン出力は、ダイオード9とコ
ンデンサ11によって整流・平滑された後に、ダイオード
10を介してコンデンサ12を充電される。また、この垂直
偏向用のメイン出力におけるその一部は、ダイオード9
−コンデンサ13−2次巻線S2−2次巻線S1の経路を介し
て流れることから、コンデンサ13が充電される。
次に、水平偏向の帰線期間中においては、2次巻線S2発
生される正パルス出力が、コンデンサ13,ダイオード10
およびコンデンサ12を介して流れることになる。ここ
で、コンデンサ13は、上述したように水平偏向の走査期
間中に2次巻線S1から発生される出力によって充電され
ていることから、この充電電圧に2次巻線S2から発生さ
れる正パルス出力が加算された電圧によってコンデンサ
12が充電されることになる。そして、コンデンサ12に対
する前記正パルス出力の加算充電系をポンプアップ回路
と一般に称している。
生される正パルス出力が、コンデンサ13,ダイオード10
およびコンデンサ12を介して流れることになる。ここ
で、コンデンサ13は、上述したように水平偏向の走査期
間中に2次巻線S1から発生される出力によって充電され
ていることから、この充電電圧に2次巻線S2から発生さ
れる正パルス出力が加算された電圧によってコンデンサ
12が充電されることになる。そして、コンデンサ12に対
する前記正パルス出力の加算充電系をポンプアップ回路
と一般に称している。
次に、垂直偏向出力回路において、ドライブトランジス
タ3が図示しない垂直偏向信号発生回路から供給される
垂直偏向信号によって駆動されると、その出力によって
出力トランジスタ4は垂直偏向の走査期間前半において
のみ導通し、出力トランジスタ5は垂直偏向の走査期間
後半においてのみ導通することになる。従って、出力ト
ランジスタ4,5は、SEPP動作を行って垂直偏向コイル6
に鋸歯状の垂直偏向電流を流すことになる。
タ3が図示しない垂直偏向信号発生回路から供給される
垂直偏向信号によって駆動されると、その出力によって
出力トランジスタ4は垂直偏向の走査期間前半において
のみ導通し、出力トランジスタ5は垂直偏向の走査期間
後半においてのみ導通することになる。従って、出力ト
ランジスタ4,5は、SEPP動作を行って垂直偏向コイル6
に鋸歯状の垂直偏向電流を流すことになる。
ここで、出力トランジスタ4が導通すると、垂直偏向出
力回路用電源回路2において、コンデンサ12を充電して
いたポンプアップ回路から供給される電流は、その殆ど
が垂直偏向出力回路1の出力トランジスタ4を介して垂
直偏向コイル6に流れてしまうことになる。この結果、
垂直偏向出力回路用電源回路2の出力電圧は、ポンプア
ップ作用を受けないフライバックトランス8の2次巻線
S1の出力によってのみ支配される低い電圧となる。とこ
ろが、垂直偏向の走査期間が経過するにしたがって、出
力トランジスタ4を流れる電流は順次減少し、垂直偏向
の走査期間後半に入ると出力トランジスタ4がカットオ
フに成るとともに出力トランジスタ5が導通することか
ら、垂直偏向出力回路用電源回路2は無負荷状態とな
る。従って、垂直偏向出力回路用電源回路2は、垂直偏
向の走査期間後半においては、上述したように2次巻線
S2の出力を利用したポンプアップ作用によって、コンデ
ンサ12の充電電圧を高くすることにより、垂直偏向の帰
線期間に必要とする高い電圧を確保している。
力回路用電源回路2において、コンデンサ12を充電して
いたポンプアップ回路から供給される電流は、その殆ど
が垂直偏向出力回路1の出力トランジスタ4を介して垂
直偏向コイル6に流れてしまうことになる。この結果、
垂直偏向出力回路用電源回路2の出力電圧は、ポンプア
ップ作用を受けないフライバックトランス8の2次巻線
S1の出力によってのみ支配される低い電圧となる。とこ
ろが、垂直偏向の走査期間が経過するにしたがって、出
力トランジスタ4を流れる電流は順次減少し、垂直偏向
の走査期間後半に入ると出力トランジスタ4がカットオ
フに成るとともに出力トランジスタ5が導通することか
ら、垂直偏向出力回路用電源回路2は無負荷状態とな
る。従って、垂直偏向出力回路用電源回路2は、垂直偏
向の走査期間後半においては、上述したように2次巻線
S2の出力を利用したポンプアップ作用によって、コンデ
ンサ12の充電電圧を高くすることにより、垂直偏向の帰
線期間に必要とする高い電圧を確保している。
このような動作を行うことによって垂直偏向出力回路用
電源回路2は、垂直偏向の走査期間中は低い電圧を発生
させ、垂直偏向の帰線期間中は垂直偏向出力回路におけ
る出力トランジスタ4,5の損失を軽減させるに必要な高
電圧を発生させている。
電源回路2は、垂直偏向の走査期間中は低い電圧を発生
させ、垂直偏向の帰線期間中は垂直偏向出力回路におけ
る出力トランジスタ4,5の損失を軽減させるに必要な高
電圧を発生させている。
しかしながら、近年におけるテレビジョン受像機は、外
部信号入力端子を設けてパーソナルコンピュータ,キャ
プテンシステム等の機器に表示部として接続することが
行われている。ここで、高解像度を必要とする機器にお
いては、水平偏向周波数がテレビジョン信号の15.75KHZ
よりも十分に高い34KHZ程度となっている。従って、こ
のように外部機器の表示部としても利用する場合には、
15KHZ〜34KHZ程度の水平偏向周波数が入力されることに
なるが、上記従来の垂直偏向出力回路用電源回路は、フ
ライバックトランスの出力を利用していることから、水
平偏向周波数に比例して、このフライバックトランスの
2次巻線S2から出力されるポンプアップ用の出力電圧が
上昇することになる。そして、このポンプアップ用の出
力電圧が上昇すると、垂直偏向出力回路が垂直偏向出力
回路用電源回路の出力を消費する垂直偏向の走査期間前
半において、フライバックトランスの負荷が増大するこ
とになる。従って、該期間における水平偏向出力が変化
して、水平偏向が乱れることになる。この結果、例えば
縦線を表示させると、上側半分における縦線が曲がって
しまう画曲り等の異常現象が発生する問題を有してい
る。
部信号入力端子を設けてパーソナルコンピュータ,キャ
プテンシステム等の機器に表示部として接続することが
行われている。ここで、高解像度を必要とする機器にお
いては、水平偏向周波数がテレビジョン信号の15.75KHZ
よりも十分に高い34KHZ程度となっている。従って、こ
のように外部機器の表示部としても利用する場合には、
15KHZ〜34KHZ程度の水平偏向周波数が入力されることに
なるが、上記従来の垂直偏向出力回路用電源回路は、フ
ライバックトランスの出力を利用していることから、水
平偏向周波数に比例して、このフライバックトランスの
2次巻線S2から出力されるポンプアップ用の出力電圧が
上昇することになる。そして、このポンプアップ用の出
力電圧が上昇すると、垂直偏向出力回路が垂直偏向出力
回路用電源回路の出力を消費する垂直偏向の走査期間前
半において、フライバックトランスの負荷が増大するこ
とになる。従って、該期間における水平偏向出力が変化
して、水平偏向が乱れることになる。この結果、例えば
縦線を表示させると、上側半分における縦線が曲がって
しまう画曲り等の異常現象が発生する問題を有してい
る。
このような問題を解決するためには、第3図に示すよう
に、コンデンサ13に対してフライバックトランスの負荷
を軽減する目的で抵抗15を直列に接続することも考えら
れるが、垂直偏向周波数が高くなると、抵抗15における
損失が増大することから、極めて大きな容量の抵抗が必
要となり、これに伴って取りつけてスペースおよびコス
トが問題となる。また、水平偏向周波数の上昇に伴って
該抵抗における損失が増加することは、フライバックト
ランスの負荷を軽減させていることにはならず、これに
伴って表示画面の上側半分に発生させる異常現象を完全
に解決することができない等の問題を有している。
に、コンデンサ13に対してフライバックトランスの負荷
を軽減する目的で抵抗15を直列に接続することも考えら
れるが、垂直偏向周波数が高くなると、抵抗15における
損失が増大することから、極めて大きな容量の抵抗が必
要となり、これに伴って取りつけてスペースおよびコス
トが問題となる。また、水平偏向周波数の上昇に伴って
該抵抗における損失が増加することは、フライバックト
ランスの負荷を軽減させていることにはならず、これに
伴って表示画面の上側半分に発生させる異常現象を完全
に解決することができない等の問題を有している。
本発明は、上記問題点を解消するためになされたもの
で、垂直偏向周波数の変化に対するフライバックトラン
スの負荷変動に伴う画面の異常現象発生を防止した垂直
偏向出力回路用電源回路を提供することを目的とする。
で、垂直偏向周波数の変化に対するフライバックトラン
スの負荷変動に伴う画面の異常現象発生を防止した垂直
偏向出力回路用電源回路を提供することを目的とする。
本発明による垂直偏向出力回路用電源回路は、水平偏向
の走査期間中にフライバックトランスから発生される出
力を充電するコンデンサに対して、水平偏向の帰線期間
中にフライバックトランスから発生される正極パルスを
加算充電するポンプアップ系にインダクタンスを直列接
続したものである。
の走査期間中にフライバックトランスから発生される出
力を充電するコンデンサに対して、水平偏向の帰線期間
中にフライバックトランスから発生される正極パルスを
加算充電するポンプアップ系にインダクタンスを直列接
続したものである。
このように構成された垂直偏向出力回路用電源回路にお
いては、水平偏向周波数に応じてフライバックトランス
から発生されるポンプアップに使用する正極パルスの電
圧が上昇しても、この電圧上昇とともに周波数も上昇し
ていることから、インダクタンスによるポンプアップ電
流に対する電流制限作用が増加する。この結果、水平偏
向周波数の変化に対して、ポンプアップ電流は常に一定
化されることから、フライバックトランスの負荷変動が
防止されて、表示画面の乱れが防止されることになる。
いては、水平偏向周波数に応じてフライバックトランス
から発生されるポンプアップに使用する正極パルスの電
圧が上昇しても、この電圧上昇とともに周波数も上昇し
ていることから、インダクタンスによるポンプアップ電
流に対する電流制限作用が増加する。この結果、水平偏
向周波数の変化に対して、ポンプアップ電流は常に一定
化されることから、フライバックトランスの負荷変動が
防止されて、表示画面の乱れが防止されることになる。
第1図は、本発明による垂直偏向出力回路用電源回路の
一実施例を示す回路図であって、第2図と同一部分は同
記号を用いて示してある。同図において、16はポンプア
ップ系に対して直列に接続された、つまりコンデンサ13
に対して直列に接続されたインダクタンスであって、第
2図との相違点は、このインダクタンス16を設けたこと
である。
一実施例を示す回路図であって、第2図と同一部分は同
記号を用いて示してある。同図において、16はポンプア
ップ系に対して直列に接続された、つまりコンデンサ13
に対して直列に接続されたインダクタンスであって、第
2図との相違点は、このインダクタンス16を設けたこと
である。
このように構成された垂直偏向出力回路用電源回路にお
いて、テレビジョン信号の受信時には、このテレビジョ
ン信号に含まれる15KHZの水平同期信号が取り出され、
この水平同期信号に同期した鋸歯状の水平偏向電流が水
平偏向コイルに供給され、その一部がフライバックトラ
ンス8の1次巻線Pを介して流れることになる。このよ
うにして、フライバックトランス8の1次巻線Pに15K
HZの水平偏向電流が流れると、高圧巻線Hには水平偏向
信号を昇圧した高電圧が発生される。そして、この高電
圧は順方向のダイオード14を介して、図示しないブラウ
ン管のアノードに供給されることになる。
いて、テレビジョン信号の受信時には、このテレビジョ
ン信号に含まれる15KHZの水平同期信号が取り出され、
この水平同期信号に同期した鋸歯状の水平偏向電流が水
平偏向コイルに供給され、その一部がフライバックトラ
ンス8の1次巻線Pを介して流れることになる。このよ
うにして、フライバックトランス8の1次巻線Pに15K
HZの水平偏向電流が流れると、高圧巻線Hには水平偏向
信号を昇圧した高電圧が発生される。そして、この高電
圧は順方向のダイオード14を介して、図示しないブラウ
ン管のアノードに供給されることになる。
一方、水平偏向の走査期間中においては、2次巻線S1か
ら発生される垂直偏向用の専用出力が、前述した従来の
場合と同様に、ダイオード9,10を介してコンデンサ13を
充電する。次に、水平偏向の帰線期間中においては、水
平偏向電流のキックバックによって、正極パルスが発生
されることになる。そして、この正極パルスはインダク
タンス16−コンデンサ13−ダイオード10−コンデンサ12
−2次巻線S2の経路を介して流れることにより、コンデ
ンサ13の充電電圧を前記正極パルスによってシフト、つ
まりポンプアップしたものをコンデンサ12に充電させる
ことになる。
ら発生される垂直偏向用の専用出力が、前述した従来の
場合と同様に、ダイオード9,10を介してコンデンサ13を
充電する。次に、水平偏向の帰線期間中においては、水
平偏向電流のキックバックによって、正極パルスが発生
されることになる。そして、この正極パルスはインダク
タンス16−コンデンサ13−ダイオード10−コンデンサ12
−2次巻線S2の経路を介して流れることにより、コンデ
ンサ13の充電電圧を前記正極パルスによってシフト、つ
まりポンプアップしたものをコンデンサ12に充電させる
ことになる。
従って、コンデンサ12の両端には、前記正極パルスによ
ってポンプアップされた所定の高電圧、つまり垂直偏向
出力回路1の出力トランジスタ4の損失を軽減するため
に必要な高電圧が発生されて垂直偏向出力回路1に電源
として供給されることになる。
ってポンプアップされた所定の高電圧、つまり垂直偏向
出力回路1の出力トランジスタ4の損失を軽減するため
に必要な高電圧が発生されて垂直偏向出力回路1に電源
として供給されることになる。
ここで、垂直偏向出力回路1における出力トランジスタ
4が遮断となっている状態では、その電力消費は極めて
少ないものとなることから、垂直偏向出力回路用電源回
路2は略無負荷の状態となる。この結果、垂直偏向出力
回路用電源回路2はその出力電圧が、コンデンサ12の両
端電圧としての高電圧となって、出力トランジスタ4の
損失を軽減するのに寄与する。次に、垂直偏向の走査期
間前半において出力トランジスタ4が導通すると、この
出力トランジスタ4は大量の電流を消費することにな
る。この結果、垂直偏向出力回路用電源回路2におい
て、コンデンサ12をポンプアップ充電していた電流の殆
どが垂直偏向出力回路2の出力トランジスタ4を介して
垂直偏向コイル6に流れてしまうことになる。この結
果、垂直偏向出力回路用電源回路2の出力電圧は、ポン
プアップ作用を受けないフライバックトランス8の2次
巻線S1の出力によってのみ支配される低い電圧となる。
次に、垂直偏向の走査期間が経過するにしたがって、出
力トランジスタ4を流れる電流は順次減少し、垂直偏向
の走査期間後半に入ると出力トランジスタ4がカットオ
フに成るとともに出力トランジスタ5が導通することか
ら、垂直偏向出力回路用電源回路2は再び無負荷状態と
なる。従って、垂直偏向出力回路用電源回路2は、垂直
偏向の走査期間後半においては、上述したように2次巻
線S2から発生される正極パルスを利用したポンプアップ
作用によって、コンデンサ12の充電電圧を高くすること
により、垂直偏向の帰線期間に必要とする高い電圧を確
保している。
4が遮断となっている状態では、その電力消費は極めて
少ないものとなることから、垂直偏向出力回路用電源回
路2は略無負荷の状態となる。この結果、垂直偏向出力
回路用電源回路2はその出力電圧が、コンデンサ12の両
端電圧としての高電圧となって、出力トランジスタ4の
損失を軽減するのに寄与する。次に、垂直偏向の走査期
間前半において出力トランジスタ4が導通すると、この
出力トランジスタ4は大量の電流を消費することにな
る。この結果、垂直偏向出力回路用電源回路2におい
て、コンデンサ12をポンプアップ充電していた電流の殆
どが垂直偏向出力回路2の出力トランジスタ4を介して
垂直偏向コイル6に流れてしまうことになる。この結
果、垂直偏向出力回路用電源回路2の出力電圧は、ポン
プアップ作用を受けないフライバックトランス8の2次
巻線S1の出力によってのみ支配される低い電圧となる。
次に、垂直偏向の走査期間が経過するにしたがって、出
力トランジスタ4を流れる電流は順次減少し、垂直偏向
の走査期間後半に入ると出力トランジスタ4がカットオ
フに成るとともに出力トランジスタ5が導通することか
ら、垂直偏向出力回路用電源回路2は再び無負荷状態と
なる。従って、垂直偏向出力回路用電源回路2は、垂直
偏向の走査期間後半においては、上述したように2次巻
線S2から発生される正極パルスを利用したポンプアップ
作用によって、コンデンサ12の充電電圧を高くすること
により、垂直偏向の帰線期間に必要とする高い電圧を確
保している。
次に、このテレビジョン受信機を例えばパーソナルコン
ピュータに接続して表示部として使用すると、テレビジ
ョン信号の水平同期信号よりも高い周波数を有する例え
ば34KHZの水平同期信号が供給されることになる。そし
て、この水平同期信号に同期した鋸歯状の水平偏向電流
がフライバックトランス8の1次巻線Pに流れると、つ
まり1次巻線Pに流れる平偏向電流の周波数が高くなる
と、2次巻線P2に発生される正極パルスの電圧が上昇す
ることになる。ここで、正極パルスの電圧が上昇する
と、この正極パルスを電源として流れるポンプアップ電
流が増加して、フライバックトランス8の負荷を増加す
ることになる。しかし、ここではポンプアップ系に対し
てインダクタンス16が直列接続されていることから、電
圧上昇とともに周波数も上昇している正極パルスに対す
る電流制限作用が増加する。
ピュータに接続して表示部として使用すると、テレビジ
ョン信号の水平同期信号よりも高い周波数を有する例え
ば34KHZの水平同期信号が供給されることになる。そし
て、この水平同期信号に同期した鋸歯状の水平偏向電流
がフライバックトランス8の1次巻線Pに流れると、つ
まり1次巻線Pに流れる平偏向電流の周波数が高くなる
と、2次巻線P2に発生される正極パルスの電圧が上昇す
ることになる。ここで、正極パルスの電圧が上昇する
と、この正極パルスを電源として流れるポンプアップ電
流が増加して、フライバックトランス8の負荷を増加す
ることになる。しかし、ここではポンプアップ系に対し
てインダクタンス16が直列接続されていることから、電
圧上昇とともに周波数も上昇している正極パルスに対す
る電流制限作用が増加する。
従って、水平偏向周波数の増加に伴うポンプアップ電流
の増加が防止されて、フライバックトランス8の負荷が
一定となる。この結果、水平偏向周波数が切り替わった
場合におけるフライバックトランス8の負荷変動に伴う
画面の乱れが防止されることになる。
の増加が防止されて、フライバックトランス8の負荷が
一定となる。この結果、水平偏向周波数が切り替わった
場合におけるフライバックトランス8の負荷変動に伴う
画面の乱れが防止されることになる。
以上説明したように、本発明による垂直偏向出力回路用
電源回路は、水平偏向の走査期間中にフライバックトラ
ンスから発生される出力を充電するコンデンサに対し
て、水平偏向の帰線期間中にフライバックトランスから
発生される正極パルスを加算充電するポンプアップ系に
インダクタンスを直列接続したものであるために、水平
偏向周波数が切り換えられて高くなった場合におけるポ
ンプアップ電流の増加を防止して、フライバックトラン
スの負荷増加に伴う表示画面の乱れが防止される優れた
効果を有する。
電源回路は、水平偏向の走査期間中にフライバックトラ
ンスから発生される出力を充電するコンデンサに対し
て、水平偏向の帰線期間中にフライバックトランスから
発生される正極パルスを加算充電するポンプアップ系に
インダクタンスを直列接続したものであるために、水平
偏向周波数が切り換えられて高くなった場合におけるポ
ンプアップ電流の増加を防止して、フライバックトラン
スの負荷増加に伴う表示画面の乱れが防止される優れた
効果を有する。
第1図は本発明による垂直偏向出力回路用電源回路の一
実施例を示す回路図、第2図および第3図は従来の垂直
偏向出力回路用電源回路を示す回路図である。 1……垂直偏向出力回路、2……垂直偏向出力回路用電
源回路、3……ドライブトランジスタ、4,5……出力ト
ランジスタ、6……垂直偏向コイル、8……フライバッ
クトランス、9、10,14……ダイオード、11,12……コン
デンサ、16……インダクタンス、P……1次巻線、H…
…高圧巻線、S1,S2……2次巻線。
実施例を示す回路図、第2図および第3図は従来の垂直
偏向出力回路用電源回路を示す回路図である。 1……垂直偏向出力回路、2……垂直偏向出力回路用電
源回路、3……ドライブトランジスタ、4,5……出力ト
ランジスタ、6……垂直偏向コイル、8……フライバッ
クトランス、9、10,14……ダイオード、11,12……コン
デンサ、16……インダクタンス、P……1次巻線、H…
…高圧巻線、S1,S2……2次巻線。
Claims (1)
- 【請求項1】水平偏向の走査期間中にフライバックトラ
ンスから発生される出力を充電するコンデンサと、水平
偏向の帰線期間中にフライバックトランスから発生され
る正極パルスを前記コンデンサに加算充電するポンプア
ップ系とを有することにより、垂直偏向出力回路が偏向
電力を必要とする場合には低電圧を供給し、偏向電力を
必要としない場合には高電圧を供給するポンプアップ方
式による垂直偏向出力回路用電源回路において、前記水
平偏向の帰線期間中にフライバックトランスから発生さ
れる正極パルスを前記コンデンサに加算充電するポンプ
アップ系に対して、インダクタンスを直列接続すること
により、水平偏向周波数の上昇時における前記ポンプア
ップ電流の増加を防止して、フライバックトランスの負
荷変動に伴う表示画面の異常発生を防止することを特徴
とする垂直偏向出力回路用電源回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62015386A JPH0759039B2 (ja) | 1987-01-26 | 1987-01-26 | 垂直偏向出力回路用電源回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62015386A JPH0759039B2 (ja) | 1987-01-26 | 1987-01-26 | 垂直偏向出力回路用電源回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63184485A JPS63184485A (ja) | 1988-07-29 |
| JPH0759039B2 true JPH0759039B2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=11887303
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62015386A Expired - Lifetime JPH0759039B2 (ja) | 1987-01-26 | 1987-01-26 | 垂直偏向出力回路用電源回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0759039B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100458385B1 (ko) * | 1997-12-27 | 2005-04-06 | 현대 이미지퀘스트(주) | 수직 플라이백 전압공급장치 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS587733Y2 (ja) * | 1977-03-24 | 1983-02-10 | 株式会社東芝 | 垂直偏向回路 |
| JPS5714561U (ja) * | 1980-06-30 | 1982-01-25 |
-
1987
- 1987-01-26 JP JP62015386A patent/JPH0759039B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63184485A (ja) | 1988-07-29 |
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