JPH0759330B2 - シームレス缶のネックイン部形成方法 - Google Patents

シームレス缶のネックイン部形成方法

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JPH0759330B2
JPH0759330B2 JP3262968A JP26296891A JPH0759330B2 JP H0759330 B2 JPH0759330 B2 JP H0759330B2 JP 3262968 A JP3262968 A JP 3262968A JP 26296891 A JP26296891 A JP 26296891A JP H0759330 B2 JPH0759330 B2 JP H0759330B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、炭酸飲料缶、ビール缶
等に用いられるシームレス缶の開口端部に、ネックイン
部をダイ成形法によって形成する方法に関し、特にシー
ムレス缶の胴壁部が極く薄く、かつ高速成形の場合に適
したネックイン部の形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】金属缶胴の開口端部にネックイン部のダ
イ成形法による形成は、通常ガイドリングとネッキング
ダイより主としてなる外部工具、およびセンターコアお
よびアダプターより主としてなる内部工具(図1参照)
を、同時に金属缶の底部に接近させて、ネッキングダイ
により開口端部を絞り、開口端部の端面がアダプターの
段部(図1、の8a参照)に接触するか、もしくは接
触する直前の時点で、内部工具を停止し、外部工具のみ
の接近を続けて、ネック部(縮径部)と肩部よりなるネ
ックイン部を形成していた(例えば特開昭57−160
527号公報)。この場合の、外部工具および内部工具
を駆動するカムロールと係合する円周カムのカム曲線の
例を図4に示す。
【0003】図4において、曲線a’およびb’はそれ
ぞれ、外部工具および内部工具に係わるカム曲線を示
す。各曲線のレベルが低下すると、各工具が缶底部に接
近する。カム角度が約30度の時点a’1で絞り成形が
開始され、曲線カムa’が最低レベルに達した時点a’
2(カム角度約70度)で成形は終了する。
【0004】生産コスト低減のため、最近シームレス缶
の胴壁部の厚さは益々薄く(例えばアルミニュウム缶の
場合約0.1mm、スチール缶の場合約0.08m
m)、かつネッキング速度は益々速く(例えば約100
0〜1500缶/分)なってきた。そのため従来のネッ
クイン部成形法では、成形の際加わる衝撃的軸荷重によ
って胴壁部に座屈を起し易いという問題が生ずる。特に
胴壁部が前記の例のように極く薄い場合には、ネッキン
グ装置への移送中等に、僅かな衝撃によっても胴壁部に
微小な凹み部を生じ易く、この凹み部が起点となって座
屈を誘発し易い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、シームレス
缶の胴壁部が極く薄く、かつネッキング速度が極めて速
い場合であっても、胴壁部に座屈が生じ難い、シームレ
ス缶の開口端部にネックイン部を形成する方法を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のシームレス缶の
ネックイン部の形成方法は、シームレス缶の底部とネッ
キングダイを接近させ、ネッキングダイによってシーム
レス缶の開口端部を絞って、ネックイン部を形成する方
法において、開口端部の絞りの初期に短時間該接近を停
止するか、もしくは遅延させ、少なくとも該絞りの初期
と成形終了までの間、シームレス缶内に加圧気体を導入
することを特徴とする。
【0007】
【作用】缶内に加圧気体を導入して、缶内圧を高める
と、胴壁部に半径方向外方に向う力が作用するので、座
屈が起り難くなる。また凹み部も上記力によって、少な
くとも成形中消失するので、この点からも座屈が起り難
くなる。すなわち缶内圧が高まるにつれて、胴壁部の耐
軸荷重強度は上昇する。
【0008】一般に開口端部の絞りが始まってから、端
面がセンターコアに衝突するまでの期間(図3のほぼ点
と点の間)に胴壁部に加わる軸荷重は急激に上昇
し、この軸荷重が胴壁部の耐軸荷重強度を越えると座屈
を生ずる。開口端部がネッキングダイによって密封され
る絞りの初期に短時間該接近を停止するか、もしくは遅
延させて、加圧エアを導入すると缶内圧が急激に上昇し
て、胴壁部の耐軸荷重強度が上昇する。従ってネッキン
グ速度が例えば約1000〜1500缶/分と極めて速
く、かつ胴壁部が極く薄い場合でも、上記停止期間また
は遅延期間を適当に定めることによって座屈を防止する
ことができる。
【0009】
【実施例】図1において、1はシームレス缶、2はシー
ムレス缶1の開口端部1aにネックイン部15(図1、
)を形成するためのネッキング工具であって、主とし
てガイドリング4およびネッキングダイ5よりなる外部
工具3、および主としてセンターコア7およびアダプタ
ー8よりなる内部工具6を備えている。内部工具6に
は、加圧エア源(図示されない)に接続する導孔9が設
けられている。10は、シームレス缶1の底部1bを保
持するチャック(略図)であり、11は底部1bをチャ
ック10に真空吸着するための、真空源(図示されな
い)に接続する真空吸着孔である。
【0010】外部工具3および内部工具6はそれぞれ、
図2に示すカム曲線aおよびbを有する円周カム(図示
されない)に係合するカムロール(図示されない)によ
って、水平方向に(図の左右方向に)往復動するように
構成されている。図2において、レベルが低下すること
は、各工具3,6がシームレス缶1の底部1bすなわち
チャック10に接近(以下前進とよぶ)することを示
す。ネッキング工具2およびチャック10は、それぞれ
が水平軸の周りに回転するターレット(図示されない)
に複数個(例えば10個)が周設され、円周カムは固定
フレームにターレットに平行に設けられている。シーム
レス缶1が公転中のチャックに把持された時点が、カム
角度0度に当る。
【0011】図1、は、ネッキングダイ2が前進し
て、ネックイン部成形が始まる寸前の状態を示したもの
であって、この時のカム角度は15度であり、図2から
分かるように、この時点までは、外部工具3および内部
工具6は、同じ速度でシームレス缶1に向って前進す
る。その後外部工具3の方が僅かに速い速度で前進し、
開口端部1aはガイドリング4に案内されてネッキング
ダイ5のテーパ部5cと円周線5c1(図2、参照)
において接触を始め、一方内部工具6はシームレス缶1
内に進入する。カム角度がほぼ40度のb1の時点で内部
工具6は停止する。
【0012】ネッキングダイ5のテーパ部5cに接触し
て、開口端部1aが封じられる、カム角度がほぼ30度
の時点a1で、導孔9を通って加圧エア12がシームレ
ス缶1内に導入される。胴壁部1cの座屈が防止される
ように、開口端部1aが僅かに絞られ、密封性が確保さ
れ始める時点a2(カム角度がほぼ45度;図2、)
から、シームレス缶1内の圧力が所定の範囲値(通常1
〜4kgf/cm2)になる時点a3(カム角度がほぼ6
0度)まで外部工具3は短時間停止する。以後外部工具
3が再び前進し、開口端部1aの絞りが進行して図1、
に示すように、端面1a1がセンターコア7の周面7
aに衝突し(カム角度がほぼ72度30分の時点)、直
ちにネック部の形成が始まって、図1、に示すよう
に、端面近傍部は反転して、端面1a1はネッキングダ
イ5の円筒形ダイ面5bに接触する(図1、)。
【0013】カム曲線aの最低レベルa4(カム角度ほ
ぼ100度)に達するまで、外部工具3が前進すると、
図1、に示すように、所定高さのネック部14が形成
され、肩部13とネック部14を有するネックイン部1
5が形成される。この時点で加圧エア12の導入は停止
される。以降内部工具6が停止したまま、外部工具3が
後退し、カム角度が約140度(b2)の時点で内部工具
6も後退を開始し、ネックイン部15が形成されたシー
ムレス缶1はネッキング工具2から離隔し、カム角度が
180度に達するまでに、外部工具3および内部工具6
はカム角度0度の位置に戻って停止する。なお内部工具
6は、外部工具3の前進によるネック部14の成形中
に、先に後退を開始するようにしてもよい。
【0014】図3の曲線17は、成形高さ(開口端部1
aの成形されている部分の軸方向高さ)とシームレス缶
1の胴壁部1cに加わる軸荷重の関係の例を示したもの
である。曲線17に示す、点、、、およびは
それぞれ、図1の、、、およびの状態に対応
する。開口端部1aがネッキングダイ5の絞り面5aに
よって絞られている点から点の期間、特にその後期
に軸荷重が急激に上昇し、点で一旦若干低下し、再び
ほぼ点の値まで上昇し、ネック部14形成の過程で僅
かに低下する。
【0015】そのため胴壁部1cが極く薄い場合は、絞
り過程の後期以降において、座屈を起しやすいが、前記
のように、この期間には缶内に加圧エア12が導入され
て、胴壁部1cの耐軸荷重強度が点における軸荷重よ
り大きくなるので、座屈が起り難い。
【0016】以下具体例について述べる。胴壁部1cの
外径が66mm、平均厚さが0.089mm、全高が1
23.75mmの錫めっき鋼板よりなるシームレス缶1
を、図2に示すカム曲線a、bを有するカム機構によっ
て駆動される、図1に示すタイプのネッキング工具2を
用いて、1000缶/分の速度でネックイン部15の形
成を行なった。ネックイン部15の肩部13の軸方向高
さは約4mm、ネック部14の軸方向高さは約16m
m、外径は63.2mmであった。
【0017】この場合の、開口端部1aの端面1a1が
ネッキングダイ5に接触を開始する時のカム角度は約3
0度で、センターコア7の周面7aに衝突する時のカム
角度は72度30分であり、その間のカムロールの移動
カム角度は42度30分であり、時間は0.071秒で
あった。加圧エア源の元圧は3kgf/cm2で、図
1、に示す時点から成形終了までの間、加圧エアを導
入した。成形中の缶内圧を測定することは困難である
が、エアの使用量や実験データ等から推定された、上記
端面衝突時(図1、の時点)の缶内圧は約1.8kg
f/cm2となる。10万個の缶について成形を行なっ
たが、座屈を生じた缶は0個であった。
【0018】比較のため、ネッキング工具2が図4に示
すカム曲線a’、b’を有するカム機構によって駆動さ
れる点以外は、前記と同様にして成形を行なった。この
場合の、開口端部1aの端面1a1がネッキングダイ5
に接触を開始する時のカム角度は約30度で、センター
コア7の周面7aに衝突する時のカム角度は約33度3
0分であり、その間のカムロールの移動カム角度は3度
30分であり、時間は0.0058秒であり、端面衝突
時の推定缶内圧は約0.15kgf/cm2である。5
万個の缶について成形を行なったが、座屈を生じた缶は
22個であった。さらに比較のため、加圧エアの導入を
行なわない点を除いては、段落番号16、17の項に記
載したのと同様にして成形を行なった所、成形缶数5万
個の内、18個に座屈を生じた。
【0019】本発明は、以上の実施例によって制約され
るものでなく、例えば加圧エアは、ネッキングダイ5に
よる成形が始まる前から吹出されていてもよく、さらに
吹出しは成形終了後まで続いてもよい。また缶内圧が胴
壁部の座屈を生じない程度に高まる限りにおいて、例え
ば図2のカム曲線aの点線の部分axに示すように、絞
り中の外部工具3の前進速度を遅延してもよい。ダブル
ネック缶やトリプルネック缶等の多段ネック缶を作製す
る場合は、ネックイン部を形成されたシームレス缶の、
ネックイン部を開口端部として、本発明の方法をさらに
1回、ないし2回等と繰返し行なえばよい。
【0020】
【発明の効果】本発明のシームレス缶の開口端部にネッ
クイン部を形成する方法は、シームレス缶の胴壁部が極
く薄く、かつネッキング速度が極めて速い場合であって
も、胴壁部に座屈が生じ難いという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法の実施例における工程を示す要部
縦断面図である。
【図2】図1のネッキング工具を作動させるカム機構の
カム曲線の例を示す線図である。
【図3】ネックイン部形成中の成形高さと軸荷重の関係
の例を示す線図である。
【図4】従来の方法の場合の、ネッキング工具を作動さ
せるカム機構のカム曲線の例を示す線図である。
【符号の説明】
1 シームレス缶 1a 開口端部 1b 底部 5 ネッキングダイ 12 加圧エア 15 ネックイン部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シームレス缶の底部とネッキングダイを接
    近させ、ネッキングダイによってシームレス缶の開口端
    部を絞って、ネックイン部を形成する方法において、開
    口端部の絞りの初期に短時間該接近を停止するか、もし
    くは遅延させ、少なくとも該絞りの初期と成形終了まで
    の間、シームレス缶内に加圧気体を導入することを特徴
    とするシームレス缶のネックイン部の形成方法。
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