JPH0759865A - 注入容器 - Google Patents

注入容器

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JPH0759865A
JPH0759865A JP5215360A JP21536093A JPH0759865A JP H0759865 A JPH0759865 A JP H0759865A JP 5215360 A JP5215360 A JP 5215360A JP 21536093 A JP21536093 A JP 21536093A JP H0759865 A JPH0759865 A JP H0759865A
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gasket
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container
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infusion
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Tomoko Ishihara
知子 石原
Satoyuki Hojo
智行 北條
Sumio Hama
澄男 濱
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Abstract

(57)【要約】 有底筒状の容器本体20と、容器本体20内面に液密に
摺動し得る円筒状のガスケット10とからなり、ガスケ
ット10は少なくとも容器本体20の内面の長手方向の
長さより長い全長を有し、且つ内部に長手方向に延びる
管体11を有し、容器本体20をガスケット10に対し
長手方向に相対的に移動させガスケット10を容器本体
20内で摺動させることにより、管体11を介して薬液
60を排出させることを特徴とする注入容器。 【効果】 封入した薬液(薬剤)を無菌的に輸液剤等に
混入できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、注入容器、特に薬剤を
封入し且つ封入した薬剤を無菌的に輸液バッグ等に注入
できる注入容器に関する。
【0002】
【従来の技術】輸液剤を必要とする患者に輸液剤を投与
する時、必要に応じて輸液バッグ中の輸液剤に配合薬
剤、例えばビタミン剤、ヘパリン、抗生物質のような薬
剤を注入する場合がある。通常、このような配合薬剤の
注入は注射器を用いて行い、薬剤が液状の場合は薬剤の
封入されたバイアル容器に注射器の針を穿刺し、プラン
チャーを引くことにより注射器内に薬剤を採取し、次い
で輸液バッグに針を穿刺しプランチャーを押して注入を
行う。また、薬剤が粉末などの固形製剤の場合は、輸液
剤を注射器で採取して固形製剤が封入されているバイア
ル容器に注入し、バイアル容器をよく振り固形製剤を輸
液剤によく溶かし、次いで固形製剤が溶けた輸液剤を注
射器で採取して輸液バッグに注入する。しかしながら、
このような注入の方法は、操作が複雑であり操作時間が
長くかかり、また薬剤を移し替えることが多いため細菌
や異物が混入する虞れがあり衛生的に好ましくないとい
う問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を鑑みて、薬剤の注入を、容易且つ衛生的に行える注
入容器を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は以下の本発明
によって解決される。 (1) 一端が開口されてなる有底円筒状の容器本体
と、前記容器本体の内面に沿って液密に摺動し得る円筒
状のガスケットとからなり、当該ガスケットは少なくと
も前記容器本体の内面の長手方向の長さより長い全長を
有し、且つ内部に長手方向に延びる管体を有し、前記容
器本体を前記ガスケットに対し長手方向に相対的に移動
させ前記ガスケットを前記容器本体内で摺動させること
により、前記管体を介して前記容器本体内に存在する物
質を排出させることを特徴とする注入容器。 (2) 輸液バッグへ薬物を注入させる上記(1)記載
の注入容器。 (3) 前記管体は、少なくとも前記ガスケットの一端
より突出している上記(1)及び(2)記載の注入容
器。
【0005】(4) 前記針管のガスケットより突出し
ている端部は被覆されている上記(1)〜(3)記載の
注入容器。 (5) 前記ガスケットの前記容器本体に対する長手方
向の位置を規制する規制手段を有する上記(1)〜
(4)記載の注入容器。 (6) 前記容器本体内が減圧状態に維持されている上
記(1)〜(5)記載の注入容器。 (7) 前記容器本体内には、上記(1)記載のガスケ
ット以外に、内部に針管を有するガスケットを一つ以上
設られている上記(1)〜(6)記載の注入容器。 (8) 前記薬剤が液体または固体である薬剤である上
記(2)記載の注入容器。 (9) 前記容器本体の開口されている端に接続される
蓋体を有する上記(1)〜(8)記載の注入容器。
【0006】
【発明の構成】以下、本発明の注入容器を添付図面の好
適な実施例に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明
における注入容器の実施形態の一例の縦断面図を示す。
実施例の注入容器1は、主にガスケット10と、容器本
体20により構成される。また、場合によっては蓋体3
0が設けられる。図1に示すように、ガスケット10の
中には、両端(以後、容器本体20と接しない端部(図
上部)を先端部と称し、容器本体20の底面と接する端
部(図下部)を末端部と称す)を連通するように、かつ
先端部から突出するように管体11が設けられている。
本実施例において、容器本体20には薬液60が封入さ
れている。
【0007】管体11は、先端部に側孔111と末端部
に末端孔112を有し、それぞれは流路12よって連通
されている。流路12によって、ガスケット10を容器
本体20内面を摺動させた際に、薬液60を容器本体2
0内より排出できるように構成されている。本実施例に
おいて上記目的とは、後に図2を用いて詳細に説明する
が、通常使用されている輸液バッグであり、具体的には
輸液ラインを刺通するゴム栓部などを示す。管体11の
先端部は、目的に対して穿刺可能なように鋭利に成形さ
れている。管体11は、ガスケット10内での管体11
のズレを防止するために顎部113が設けられている。
また、管体11は、その強度を保つために、先端部以外
は先端部より肉厚に形成されていても良い。
【0008】また、管体11のガスケット10より突出
された部分には、流路12及び容器本体20内を無菌状
態に保ち、また薬液60の流出を防止するために被覆部
材13によって覆われている。さらに場合によって凍結
乾燥させた薬剤を封入する時には減圧状態を保つ効果も
ある。被覆部材13は、本実施例においてはガスケット
10と同一材質によって一体的に成形されているが、別
体としてガスケット10に接合し設けても構わない。ま
た、被覆部材13は管体11の鋭利に成形された先端部
によって刺通させられる強度ならびに厚さでなければな
らない。被覆部13は、管体11の先端部により刺通さ
れた際に蛇腹状に折り畳まれながら凹部15に収納され
る(図2参照)。
【0009】ガスケット10表面の円周面上の全周には
突部14が設けられている。この突部14によって、容
器本体20内でのガスケット10の摺動性が向上し、ま
た、容器内の気密・液密性の維持が保たれる。また、後
に説明する容器本体20の開口部付近内面に設けられた
ガスケット抜け防止部21と接触し、ガスケット10が
容器本体20から抜け落ちることを防止できる。この突
部14は、特に限定しないが複数設けることにより、そ
の効果が向上する。なお、突部14は、ガスケット10
と一体構造とすることが好ましいが、別部材として後か
ら設けてもよい。
【0010】ガスケット10の長手方向の長さは、少な
くとも容器本体20内面の長手方向長さ以上必要であ
る。また、ガスケット10またはガスケット10と突部
14を合わせた部分の直径は、容器本体20内に挿入さ
れた際に、容器本体20内径より短く、容器本体20内
の気密・液密性が維持される長さであれば良く、確実に
突部14によって気密・液密性が維持されていれば、特
に限定しない。
【0011】ガスケット10、突部14及び被覆部材1
3は、例えば、天然ゴム、ブチルゴム、イソプレンゴ
ム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、シリ
コーンゴムのような各種ゴム材料(特に加硫処理したも
の)や、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド
系、オレフィン系、スチレン系等の各種エラストマー、
あるいはそれらの混合物等の弾性材料で構成される。な
お、ガスケット10は全体が前記の材質で構成されてい
るものに限らず、少なくとも突部14が前記の材質で構
成されているものであってもよい。
【0012】容器本体20は、一端が開口されてなる有
底円筒体からなり、前記開口部よりガスケット10が挿
入され、容器本体20内面を摺動する。ガスケット10
が容器本体20底面方向に摺動され容器本体20内の体
積が小さくなることにより、薬液60は、流路12を介
して容器本体20外へ排出される。また、薬液60の代
わりに固形製剤(例えば、粉末剤、顆粒剤等)を用いる
場合、容器本体20内を減圧状態に保つと、流路12か
らの溶解させるため液体(輸液剤等)の導入が容易に行
え、溶液として同様に排出できる。
【0013】容器本体20には、ガスケット10の長手
方向の位置を規制する規制手段が設けられている。具体
的には、開口部付近の内周面にガスケット抜け防止部2
1が設けられ、ガスケット10の突部14と接触して、
ガスケット10が抜けるのを防止できる。このガスケッ
ト抜け防止部21は内周面の全周に設けられても、一部
に設けられてもどちらでも構わない。また、開口部付近
の外周面には嵌合凸部22が設けられ、後に説明する蓋
体30の開口部付近の内周面に設けられた嵌合凹部31
と互いに嵌合し、容器本体20と蓋体30を着脱可能に
接合される。この嵌合凸部22及び嵌合凹部31は、そ
れぞれ本体容器20及び蓋体30の内周面の全周に設け
られても、一部に設けられてもどちらでも構わない。
【0014】本発明においては、必ず必要ではないが、
使用直前までの無菌状態を保つために蓋体30を設ける
ことが好ましい。蓋体30は、容器本体20の開口部
に、容器本体20の開口部付近の外周面に設けられた嵌
合凸部22と、蓋体30の開口部付近の内周面に設けら
れた嵌合凹部31によって着脱可能に接合され、容器本
体20の開口部よりはみ出たガスケット10を無菌的に
被覆できる。
【0015】本実施例においては、有底円筒状の蓋体3
0を設け、容器本体20の開口部付近の外周面に嵌合凸
部22と、蓋体30の開口部付近に嵌合凹部31が設け
られ接合される。前記嵌合凸部22と嵌合凹部31は、
使用時に使用者の手で容器本体20を固定し、蓋体30
を引っ張ることによって、容易に外すことが可能に設定
しておくことが好ましい。また、接合方法は嵌合以外に
も螺合等でもよい。また一度の使用で終わるのであれ
ば、容器本体20と蓋体30を肉薄部を介して同一部材
により一体成形した方が衛生的に好ましい。
【0016】容器本体20、管体11及び蓋体30は、
例えば、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリスチレン、ポリ−(4−メチルペンテン−
1)、ポリカーボネート、アクリル樹脂、アクリルニト
リル−ブタジエン−スチレン共重合体、ポリエチレンテ
レフタレート等のポリエステル、ブタジエン−スチレン
共重合体、ポリアミド(例えば、ナイロン6、ナイロン
6・6、ナイロン6・10、ナイロン12)のような各種
樹脂またはアルミナ等のセラミックスが挙げられるが、
その中でも成形が容易であることから、ポリプロピレ
ン、ポリエステル、ポリ−(4−メチルペンテン−1)
のような樹脂が好ましい。なお、これらの樹脂は、内部
の視認性を確保するために、実質的に透明であるのが好
ましい。また、管体11は上記の樹脂以外にもステンレ
ス鋼、チタン、アルミニウム等の金属材料であってもよ
い。
【0017】容器本体20内は未使用時に空の状態であ
ってもよいが、本実施例においては薬液60が封入され
る。薬液の種類としては、特に限定されず、具体例とし
ては、ビタミン剤、各種アミノ酸、ヘパリン等の抗血栓
剤、インシュリン、抗生物質、抗腫瘍剤、鎮痛剤、強心
剤、静注麻酔剤、抗パーキンソン剤、潰瘍治療剤、副腎
皮質ホルモン剤、不整脈用剤、補正電解質、など通常輸
液剤に配合しうる薬液もしくは固形製剤が溶解された溶
液が挙げられる。また、場合によっては粉末(顆粒)状
の固形製剤等を用いることも可能であり、その際には後
に説明する図3に示す実施形態を用いるとよい。
【0018】次に、図1に示した実施形態の使用方法に
ついて、縦断面図である図2を用いて説明する。まず、
容器本体20より蓋体30を外し、輸液バッグ50の弾
性栓51に、ガスケット10に設けられた針管11の先
端部を押し当て刺通する。その際、針管11を覆う被覆
部材13も、針管11の先端部により刺通され、弾性栓
51に押し込まれるように蛇腹状に折り畳まれて凹部1
5に収納される。次に、容器本体20をガスケット10
に対し長手方向に相対的に移動させ、ガスケット10を
容器本体20内で摺動させることにより、流路12を介
して側孔111より容器本体20内の薬液60を輸液バ
ッグ50に排出させ、薬液60と輸液剤61中に注入さ
せる。
【0019】また、その後ガスケット10を固定したま
ま容器本体20を長手方向に相対的に先の操作と逆に移
動させることにより、輸液剤61を容器本体20内に流
入することができ、再度同じ操作を繰り返すことにより
薬液60が容器本体20内に残留することなく排出させ
ることができる。この操作は、薬剤が粉末(顆粒)状の
固形製剤等を用いる際に特に有効である。
【0020】薬液60を排出後、管体11を弾性栓51
から抜き取ることにより、全ての操作が終了する。ま
た、弾性栓51の再シール性の作用により、輸液バッグ
50内は無菌状態が保たれる。つまり、本発明により、
薬液60を輸液剤61中に注入させる操作及びその後に
おいても無菌状態が保たれ、衛生的に好ましい。
【0021】次ぎに、本発明の注入容器の他の実施形態
について説明する。図3に縦断面図を示す注入容器3
は、容器本体20内に薬液ではなく、凍結乾燥させた固
形製剤(薬剤62)を封入させるのに好ましい形態であ
る。構成上、注入容器1と異なる点は、凍結乾燥させる
際、容器本体20内が減圧状態になるため、使用前にガ
スッケト10が容器本体20底部に移動することを防止
するため、ガスケット止め23が設けられる点である。
この際、ガスケット止め23は、必ずガスケットを固定
して置かなければならないが、薬剤62を輸液剤に排出
させる際に、図1に示した形態と同様に容器本体20を
ガスケット10に対し長手方向に相対的に移動させなけ
ればならず、その妨げにならないように曲面加工してお
くことが好ましく、また高さもそれに応じて調整する。
また、容器本体20には、必要に応じて蓋体30が設け
られる。
【0022】使用方法は、上述した図1に示す実施形態
と特に違いはない。また、容器本体20内は減圧状態で
あるために、針管11を輸液バッグに刺通させた際に、
輸液剤が容器本体20内に流入し、その勢いで薬剤62
と輸液剤が混合する効果もある。使用できる薬剤の種類
は、上述した注入容器1の場合と同じである。
【0023】図4に示す注入容器4は、異種の複数の薬
液63,64を、同時に輸液バッグに排出させるための
実施形態である。容器本体20内には、ガスケット10
と第2ガスケット40が設けられている。容器本体20
とガスケット10により形成される空間は、第2ガスケ
ット40によって、2つの空間に隔離され、2種の異な
る薬液63,64が封入される。
【0024】ガスケット10は、上述した注入容器1の
ガスケットと同様に、針管11,被覆部材13,突部1
4が設けられている。また、ガスケット10の底部に
は、後に詳細に説明する第2ガスケット40内に設けら
れている針管41により刺通可能なフィルム17が設け
られている。
【0025】このフィルム17は、天然ゴム、イソプレ
ンゴム、ブタジエンゴム、シリコーンゴム、ラテックス
ゴムのような各種ゴム材料、ポリ塩化ビニル、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、アイオノマー、ポリエチレンテ
レフタレート等のポリエステル、ポリスチレン、ポリ−
(4−メチルペンテン−1)、ポリアミド等の各種樹
脂、またアルミ箔のような金属箔よりなる単層のもの、
あるいはこれらのうち2以上の層を積層(ラミネート)
した積層体が好適に使用される。
【0026】第2ガスケット40は、内部に針管41が
設けられている。針管41は、その一部に顎部413が
設けられ、第2ガスケット40にズレることなく固定さ
れる。また、管体41は、その強度を保つために、先端
部以外は先端部より肉厚に形成されていても良い。管体
41の先端部は、フィルム17及び被覆部材43(後に
詳細に説明)に対して穿刺可能なように鋭利に成形され
ている。
【0027】また、管体41の第2ガスケット40より
突出された部分には、流路412及容器本体20内を無
菌状態に保ち、また薬液64の流出を防止するために被
覆部材43によって覆われている。本実施例においては
ガスケット40と同一材質によって一体的に成形されて
いるが、別体として第2ガスケット40に接合し設けて
も構わない。また、被覆部材43は管体41の鋭利に成
形された先端部によって刺通させられる強度ならびに厚
さでなければならない。
【0028】被覆部43は、管体41の先端部により刺
通され、上述したフィルム17に押されるようにして、
蛇腹状に折り畳まれながら凹部415に収納される。第
2ガスケット40には、ガスケット10の突部14と同
様に突部44が設けられる。また、容器本体20には、
開口部付近の内周面にガスケット抜け防止部21が設け
られ、ガスケット10の突部14と接触して、ガスケッ
ト10が抜けるのを防止できる。また、開口部付近の外
周面には嵌合凸部22が設けられ、後に説明する蓋体3
0の開口部付近の内周面に設けられた嵌合凹部31と互
いに嵌合し、容器本体20と蓋体30を着脱可能に接合
される。
【0029】本発明においては、必ず必要ではないが、
使用直前までの無菌状態を保つために蓋体30を設ける
ことが好ましい。蓋体30は、容器本体20の開口部
に、容器本体20の開口部付近の外周面に設けられた嵌
合凸部22と、蓋体30の開口部付近の内周面に設けら
れた嵌合凹部31によって着脱可能に接合され、容器本
体20の開口部よりはみ出たガスケット10を無菌的に
被覆できる。各ガスケットの長さは特に制限する必要は
なく、複数のガスケットの長手方向における長さの和が
容器本体20より長くなればよい。
【0030】注入容器4において、ガスケット10,4
0、被覆部剤13,43、容器本体20、蓋体30の材
質、及び封入される薬液は、すべて上述した注入容器1
のものと同じものでよい。本実施例において、ガスケッ
トの数は特に制限する必要はなく、第2ガスケットと同
様な形態の第3,第4のガスケットを用いてもよい。そ
の際、最下部に位置するガスケット以外はフィルム17
を設けることが好ましい。また、本実施例において、注
入容器3のようなガスケット止めを設けることにより、
粉末(顆粒)状等の固形製剤を使用することも可能であ
る。
【0031】本実施例の使用方法について説明する。ま
ず、容器本体20より蓋体30を外し、輸液バッグの弾
性栓(図示しない)に、ガスケット10に設けられた針
管11の先端部を押し当て刺通する。その際、針管11
を覆う被覆部材13も、針管11の先端部により刺通さ
れ、弾性栓に押し込まれるように蛇腹状に折り畳まれて
凹部15に収納される。次に、容器本体20をガスケッ
ト10に対し長手方向に相対的に移動させ、ガスケット
10を容器本体20内で摺動させることにより、流路1
2を介して側孔111より容器本体20内の薬液63を
輸液バッグに排出させ、輸液剤とを混合させる。
【0032】次ぎに、更に容器本体20をガスケット1
0に対し長手方向に相対的に移動させることにより、第
2ガスケット40の針管41をフィルム17に刺通させ
る。この時、被覆部材43も同時に刺通され、フィルム
17に押されて蛇腹状に折り畳まれ、凹部415に収納
される。更に容器本体20をガスケット10に対し長手
方向に相対的に移動させることにより、第2ガスケット
40が容器本体20内で摺動され、薬液64を流路42
を介して側孔411に流し、更に流路12を介して側孔
111より輸液バッグに排出させ、輸液剤とを混合させ
る。薬液64を排出後、管体11を弾性栓から抜き取る
ことにより、全ての操作を終了する。また、弾性栓の再
シール性の作用により、輸液バッグは無菌状態が保たれ
る。つまり、本発明により、薬液63.64を輸液剤に
混合させる操作、及びその後においても無菌状態が保た
れ、衛生的に好ましい。
【0033】
【発明の効果】上述した通り、本発明によれば、例えば
輸液バッグ内への薬液や固形製剤の配合を容易かつ短時
間で行うことが可能である。更に、異なる成分の複数の
薬剤を1つの容器により容易に配合することができる。
封入される薬剤の形態(液体、固体)に関係することな
く、容易に配合することができる。
【0034】また、決められた分量を封入しておくこと
により、量による配合の失敗を防止できる。また、常に
容器本体内及び配合される輸液バッグが、外気と接触す
る機会が少ないため、無菌状態に保たれ、細菌や異物の
混入を防止できるため、衛生的に好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の一例を示す縦断面図。
【図2】 図1における本発明の使用方法を示す縦断面
図。
【図3】 本発明の実施形態の一例を示す縦断面図。
【図4】 本発明の実施形態の一例を示す縦断面図。
【符号の説明】
1,3,4・・・注入容器、10・・・ガスケット、1
1,41・・・針管、111,411・・・側孔、11
2,412・・・端部孔、113,413・・・顎部、
12,42・・・流路、13,43・・・被覆部材、1
4,44・・・突部、15,415・・・凹部、20・
・・容器本体、21・・・ガスケット抜け防止部、22
・・・嵌合突部、23・・・ガスケット止め、30・・
・蓋体、31・・・嵌合凹部、40・・・第2ガスケッ
ト、50・・・輸液バッグ、51・・・弾性栓、60,
63,64・・・薬液、61・・・輸液剤、62・・・
薬剤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が開口されてなる有底筒状の容器本
    体と、前記容器本体の内面に沿って液密に摺動し得る円
    筒状のガスケットとからなり、当該ガスケットは少なく
    とも前記容器本体の内面の長手方向の長さより長い全長
    を有し、且つ内部に長手方向に延びる管体を有し、 前記容器本体を前記ガスケットに対し長手方向に相対的
    に移動させ前記ガスケットを前記容器本体内で摺動させ
    ることにより、前記管体を介して前記容器本体内に存在
    する物質を排出させることを特徴とする注入容器。
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