JPH0760022B2 - 空気調和機の圧縮機過熱防止制御装置 - Google Patents

空気調和機の圧縮機過熱防止制御装置

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JPH0760022B2
JPH0760022B2 JP62009307A JP930787A JPH0760022B2 JP H0760022 B2 JPH0760022 B2 JP H0760022B2 JP 62009307 A JP62009307 A JP 62009307A JP 930787 A JP930787 A JP 930787A JP H0760022 B2 JPH0760022 B2 JP H0760022B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、周波数変化器を備えた空気調和機の圧縮機過
熱防止制御装置に関するものである。
従来の技術 従来より圧縮機の過圧縮や、過熱度の高い吸入冷媒ガス
での圧縮機の運転がされた場合、吐出冷媒温度が高すぎ
ると、圧縮機潤滑油の劣化および炭化、圧縮機の過熱に
よる電動機巻線の絶縁劣化、構成部品の劣化等問題とな
るため、圧縮機過熱防止がされている。
以下図面を参照しながら、従来の空気調和機過熱防止制
御装置の一例につき説明する。
第6図は従来例の電気回路を示し、101は温度スイッチ
を示し、102の圧縮機外郭に取付られている。103はマイ
クロコンピュータ(以下マイコンと称す)であり、104
はマイコン103の信号を受けて圧縮機を駆動する周波数
変化器である。
温度スイッチ101は、ある温度以上になると接点を開
き、ある温度以下では復帰する様になっており、その信
号がマイコン103に入り、圧縮機102の運転停止信号を周
波数変化器104に送る様になっている。
第7図は、従来例の温度スイッチの温度と圧縮機運転周
波数の関係の説明図である。温度スイッチの温度がT1に
達すると圧縮機の過熱を防止するため圧縮機が停止し、
T2に達すると復帰して圧縮機を運転する。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記の構成では、温度スイッチの動作と同
時に、圧縮機を停止し温度スイッチの復帰と共に圧縮機
を運転するものであるから、空調機を必要とする時でも
圧縮機保護のため圧縮機が停止し、使用者に不快を与
え、快適性を損なうという問題点があった。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するため、圧縮機外郭又は吐
出配管に設けた冷媒温度検出手段と、前記冷媒温度とあ
らかじめ設定された第1〜第3の設定温度とを比較演算
する比較演算手段と、冷媒流量を調整する膨張弁の開度
を変更する膨張弁開度変更手段と、前記膨張弁の開度の
最大最小を判定する膨張弁開度最大最小判定手段と、圧
縮機の駆動周波数を変更する圧縮機駆動手段と、前記圧
縮機の駆動周波数の最大最小を判定する周波数最大最小
判定手段とを設け、前記比較演算手段により冷媒温度が
前記第1の設定温度より高いと判定すると、前記膨張弁
開度変更手段により前記膨張弁の開度を順次大きくし、
前記膨張弁開度最大最小判定手段が前記膨張弁の開度が
最大であると判定した状態で、前記比較演算手段により
冷媒温度が前記第1の設定温度より高いと判定した場合
は、前記圧縮機駆動手段により前記圧縮機の駆動周波数
を順次下げ、前記周波数最大最小判定手段により前記圧
縮機の駆動周波数が最小であると判定した状態で、前記
比較演算手段により冷媒温度が前記第1の設定温度より
高い第2の設定温度より高いと判定した場合は、前記圧
縮機を停止させるとともに、前記比較演算手段により冷
媒温度が前記第1の設定温度より低い前記第3の設定温
度より低いと判定した場合は、前記周波数最大最小判定
手段が前記圧縮機の駆動周波数が最大であると判定しな
いことにより、冷媒温度が前記第3の設定温度より低い
と判定している間、前記圧縮機駆動手段により前記圧縮
機の駆動周波数を上げ、さらに前記前記膨張弁開度最大
最小判定手段が前記膨張弁の開度が最小であると判定し
ないことにより、冷媒温度が前記第3の設定温度より低
いと判定している間、前記膨張弁開度変更手段により前
記膨張弁の開度を下げる構成としたものである。
作用 本発明は上記の構成により、圧縮機又は吐出配管で検出
された冷媒温度と設定温度の比較演算結果により、まず
第1の設定温度を超えると膨張弁開度を大きくすること
により冷媒温度を下げ、膨張弁開度最大になっても尚超
える場合に圧縮機周波数を下げ制御し、圧縮機周波数最
小となっても冷媒温度が上昇し第2の設定温度を超える
場合にのみ圧縮機を停止するものである。又これらの制
御により冷媒温度が下がり第3の設定温度以下になると
まず圧縮機周波数を上げ、周波数最大になっても冷媒温
度が第1の設定温度まで達しない場合は、膨張弁開度を
小さくすることにより、冷媒温度を一定温度以下におさ
えることにより冷凍サイクルを保護するとともに、停止
頻度を最小限にし、しかも圧縮機の周波数を高く保つこ
とにより性能維持をはかり快適性の向上がはかれるもの
である。
実施例 以下本発明の一実施例の空気調和機の圧縮機過熱防止制
御装置について、図面を参照しながら説明する。
第2図は本発明の一実施例の電気回路図である。1は冷
媒温度検出用サーミスタであり、検出された冷媒温度は
マイクロコンピュータ2に入力される。マイコン2で
は、冷媒温度とある設定温度との比較演算および膨張弁
3の開度最大最小判定、周波数の最大最小判定を行ない
膨張弁3の開度変更出力、周波数変更出力、運転停止の
命令出力を行なう。マイコン2からの出力命令は、3の
周波数変化器で受け、圧縮機4の駆動、停止等行なう。
以上のように構成された空気調和機の圧縮機過熱防止制
御装置について、以下第3図より第5図を用いてその動
作を説明する。
第3図、第4図は本実施例におけるフローチャート図で
ある。
圧縮機運転中に、圧縮機外郭又は吐出管より検出された
冷媒温度は、第1の設定温度である設定温度Aと比較さ
れ高ければ、次に第2の設定温度である設定温度Bと比
較される。第2の設定温度である設定温度Bより低けれ
ば、次に膨張弁開度が最大か判定される。ここで開度が
最大でなければ膨張弁開度を上げ冷媒温度を下げるべく
くり返えされる。膨張弁開度が最大となった場合は、圧
縮機の周波数が最小となるまで圧縮機周波数を下げるべ
くくり返され冷媒温度を下げる。
ここで冷媒温度が設定温度Aより低ければ、次に第3の
設定温度である設定温度Cと比較され、高ければそのま
まの状態が維持される、低ければ、次に周波数最大か判
定され、最大でなければ周波数を上げる出力がされる。
最大であれば、次に膨張弁開度最小か判定され、最小で
なければ膨張弁開度を少なくする出力をされる。最小の
時はそのままの状態が維持される。
次に、膨張弁開度および周波数調整にもかかわらず冷媒
温度が設定温度Bより高くなった場合は、圧縮機停止出
力がされ圧縮機を停止する。停止後、冷媒温度が設定温
度Cより下回れば圧縮機運転出力され、圧縮機運転する
ものである。
第5図は、本実施例の冷媒温度と圧縮機周波数および膨
張弁開度との関係を示す説明図である。
Tdは、圧縮機又は吐出管より検出された冷媒温度を示
し、Vは、膨張弁の開度を示し、Fは、圧縮機の周波数
を示す。
冷媒温度Tdが設定温度Aより高くなると、膨張弁開度V
が上げられ、膨張弁流量が増へ冷媒温度Tdが下げられ
る。膨張弁開度Vは、最大になるまで上げられても尚、
設定温度Aより冷媒温度が高い場合は、圧縮機周波数F
が下げられる。設定温度Aを下回れば、その時の膨張弁
開度、圧縮機周波数にて運転される。
又、設定温度Cを下回れば、まず圧縮機の周波数を上げ
る出力し、最大周波数になっても設定温度Cを下回って
いる場合膨張弁開度を下げる。
ここで設定温度Aを上回り膨張弁開度が最大かつ、圧縮
機周波数が最小となっても設定温度Bを超えた場合にの
み圧縮機を停止させ、冷媒温度が下がり、設定温度Cを
下回れば、圧縮機運転を再開させるものである。
以上の説明で明らかなように本発明は、空調機の運転の
必要な過負荷時に、冷媒温度を膨張弁の開度、圧縮機周
波数で制御することによって、冷媒過熱を防止し冷凍サ
イクルの保護をはかりつつ、保護による空調機の運転停
止の頻度を少なくすることにより快適性の向上がはかれ
る効果を有するものである。
発明の効果 上記実施例で明らかなように本発明の空気調和機の圧縮
機過熱防止制御装置は、冷媒温度を膨張弁の開度、圧縮
機周波数等により制御することによって一定温度以下に
おさえ、冷媒過熱による冷凍サイクルの保護をはかると
ともに、保護による圧縮機の停止頻度を押さえることに
より、空気調和機の運転を必要とする時の停止による不
快を防止し、快適性の向上がはかれるなど、種々の利点
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のクレーム対応図、第2図は本発明の一
実施例における圧縮機過熱防止制御装置の電気回路図、
第3図、第4図は同制御内容を示すフローチャート図、
第5図は同冷媒温度と膨張弁開度と周波数の関係を示す
特性図、第6図は従来例の電気回路図、第7図は従来例
の温度スイッチ温度と圧縮機運転周波数の関係を示す特
性図である。 1……冷媒温度検出用サーミスタ、2……マイコン、3
……膨張弁、4……周波数変化器、5……圧縮機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機外郭又は吐出配管に設けた冷媒温度
    検出手段と、前記冷媒温度とあらかじめ設定された第1
    〜第3の設定温度とを比較演算する比較演算手段と、冷
    媒流量を調整する膨張弁の開度を変更する膨張弁開度変
    更手段と、前記膨張弁の開度の最大最小を判定する膨張
    弁開度最大最小判定手段と、圧縮機の駆動周波数を変更
    する圧縮機駆動手段と、前記圧縮機の駆動周波数の最大
    最小を判定する周波数最大最小判定手段とを設け、前記
    比較演算手段により冷媒温度が前記第1の設定温度より
    高いと判定すると、前記膨張弁開度変更手段により前記
    膨張弁の開度を順次大きくし、前記膨張弁開度最大最小
    判定手段が前記膨張弁の開度が最大であると判定した状
    態で、前記比較演算手段により冷媒温度が前記第1の設
    定温度より高いと判定した場合は、前記圧縮機駆動手段
    により前記圧縮機の駆動周波数を順次下げ、前記周波数
    最大最小判定手段により前記圧縮機の駆動周波数が最小
    であると判定した状態で、前記比較演算手段により冷媒
    温度が前記第1の設定温度より高い第2の設定温度より
    高いと判定した場合は、前記圧縮機を停止させるととも
    に、前記比較演算手段により冷媒温度が前記第1の設定
    温度より低い前記第3の設定温度より低いと判定した場
    合は、前記周波数最大最小判定手段が前記圧縮機の駆動
    周波数が最大であると判定しないことにより、冷媒温度
    が前記第3の設定温度より低いと判定している間、前記
    圧縮機駆動手段により前記圧縮機の駆動周波数を上げ、
    さらに前記前記膨張弁開度最大最小判定手段が前記膨張
    弁の開度が最小であると判定しないことにより、冷媒温
    度が前記第3の設定温度より低いと判定している間、前
    記膨張弁開度変更手段により前記膨張弁の開度を下げる
    構成とした空気調和機の圧縮機過熱防止制御装置。
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