JPH0760577B2 - 位置決め制御装置 - Google Patents
位置決め制御装置Info
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- JPH0760577B2 JPH0760577B2 JP12434588A JP12434588A JPH0760577B2 JP H0760577 B2 JPH0760577 B2 JP H0760577B2 JP 12434588 A JP12434588 A JP 12434588A JP 12434588 A JP12434588 A JP 12434588A JP H0760577 B2 JPH0760577 B2 JP H0760577B2
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- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
- Control Of Position Or Direction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は部材を目標位置に位置決めする位置決め装置に
関する。さらに具体的には、ディスク状の媒体面上に設
けられた同心円状あるいはスパイラル状の情報トラック
に沿って磁気的、光学的あるいは物理的な手段を用いて
情報を記録または再生、あるいはその両方を可能にする
磁気ディスク装置、光ディスク装置などの位置決め制御
装置に関するものである。
関する。さらに具体的には、ディスク状の媒体面上に設
けられた同心円状あるいはスパイラル状の情報トラック
に沿って磁気的、光学的あるいは物理的な手段を用いて
情報を記録または再生、あるいはその両方を可能にする
磁気ディスク装置、光ディスク装置などの位置決め制御
装置に関するものである。
従来の技術 ディスク面上の情報トラックに沿って情報を記録・再生
するためには、データを読み取り・書き込みするデータ
トランスデューサをディスクの回転に応じて目標の情報
トラック上に常に保持、即ちトラック追従するように位
置決め制御しなければならない。
するためには、データを読み取り・書き込みするデータ
トランスデューサをディスクの回転に応じて目標の情報
トラック上に常に保持、即ちトラック追従するように位
置決め制御しなければならない。
次にトラック追従をするためのデータトランスデューサ
のディスク面上での位置検出方式について述べる。フロ
ッピーディスク装置(FDD)やハードディスク装置(HD
D)などの磁気ディスク装置では、セクタサーボ方式と
言って、ディスクを扇形のセクタと呼ばれる領域に等分
割し、各セクタ毎に分割された情報トラックの一部にセ
クタサーボ信号と呼ばれる識別データを磁気的に記録し
ておき、ディスクの回転に応じてデータトランスデュー
サによりこの信号をセクタ毎に読み取ることにより、情
報トラックとの相対的位置誤差をサンプリング的に検出
認識してトラック追従を行うものがある。また、光ディ
スク装置では、サンプリングサーボ方式と言って、ディ
スク面上の情報トラックに一定間隔でトラック追従用の
ピットを設けておき、これを光学的に検出して上記と同
じく識別データとして利用する場合と、連続サーボ方式
と言って、ディスク面上にスパイラル状あるいは同心円
状に刻まれた案内溝を設けておき、この溝を光学的に検
出してトラック追従を行なう場合がある。
のディスク面上での位置検出方式について述べる。フロ
ッピーディスク装置(FDD)やハードディスク装置(HD
D)などの磁気ディスク装置では、セクタサーボ方式と
言って、ディスクを扇形のセクタと呼ばれる領域に等分
割し、各セクタ毎に分割された情報トラックの一部にセ
クタサーボ信号と呼ばれる識別データを磁気的に記録し
ておき、ディスクの回転に応じてデータトランスデュー
サによりこの信号をセクタ毎に読み取ることにより、情
報トラックとの相対的位置誤差をサンプリング的に検出
認識してトラック追従を行うものがある。また、光ディ
スク装置では、サンプリングサーボ方式と言って、ディ
スク面上の情報トラックに一定間隔でトラック追従用の
ピットを設けておき、これを光学的に検出して上記と同
じく識別データとして利用する場合と、連続サーボ方式
と言って、ディスク面上にスパイラル状あるいは同心円
状に刻まれた案内溝を設けておき、この溝を光学的に検
出してトラック追従を行なう場合がある。
さらにトラック追従の際に発生する情報トラックの位置
変動について述べる。光ディスク装置では、ディスク媒
体を交換した際の回転中心のずれおよびディスクを回転
させるスピンドルモータの回転幅のぶれ等の要因によっ
て、情報トラックがディスクの回転にともなって位置変
動(偏心)する。この偏心の振幅は数十μmから百数十
μmになることがあり、追従すべきトラックの幅(約1.
6μm)に対して極めて大きいため、トラック追従を実
現する際の妨げとなる。磁気ディスク装置のうちFDDで
は、光ディスク装置と同様の偏心に加えて、熱の影響で
ディスク媒体のベースフィルムが膨張または伸縮して歪
むことに起因する別種の偏心が発生する。各偏心の振幅
は光ディスク装置の場合と比較すると小さく、それぞれ
高々十数から数十μm程度であるが、これは高トラック
密度化によって大記録容量化を計る際の障害となる。
変動について述べる。光ディスク装置では、ディスク媒
体を交換した際の回転中心のずれおよびディスクを回転
させるスピンドルモータの回転幅のぶれ等の要因によっ
て、情報トラックがディスクの回転にともなって位置変
動(偏心)する。この偏心の振幅は数十μmから百数十
μmになることがあり、追従すべきトラックの幅(約1.
6μm)に対して極めて大きいため、トラック追従を実
現する際の妨げとなる。磁気ディスク装置のうちFDDで
は、光ディスク装置と同様の偏心に加えて、熱の影響で
ディスク媒体のベースフィルムが膨張または伸縮して歪
むことに起因する別種の偏心が発生する。各偏心の振幅
は光ディスク装置の場合と比較すると小さく、それぞれ
高々十数から数十μm程度であるが、これは高トラック
密度化によって大記録容量化を計る際の障害となる。
このような偏心による情報トラックの位置変動を抑制し
て十分な制度でトラック追従を実現するために、位置決
め制御系に従来様々な工夫が凝らされてきた。以下に、
その従来の位置決め制御装置の1つについて図面を参照
しながら説明する。
て十分な制度でトラック追従を実現するために、位置決
め制御系に従来様々な工夫が凝らされてきた。以下に、
その従来の位置決め制御装置の1つについて図面を参照
しながら説明する。
第7図は従来の位置決め制御装置のブロック図である。
図中、108はアクチュエータで、103のデータトランスデ
ューサを101のディスクの上で自在に移動可能にさせ
る。ディスク101の選択された情報トラック102のデータ
トランスデューサ103の直下での変位即ち情報トラック
の偏心量をr、データトランスデューサ103の変位をy
で表わす。104は、情報トラック102とデータトランスデ
ューサ103との相対的な位置誤差e=r−yを検出する
位置誤差検出器、106はアナログフィルタからなる位置
制御ループの安定化補償あるいは偏差補償のうち少なく
ともいずれかを行なうための補償回路、107はアクチュ
エータ108に電流を付与する駆動回路である。データト
ランスデューサ103はアクチュエータ108と点線109で示
した支持部材で結合される。補償回路106の出力信号は
分岐して、駆動回路107とアクチュエータ108の合成系の
伝達特性を模擬する模擬回路113に入力される。
図中、108はアクチュエータで、103のデータトランスデ
ューサを101のディスクの上で自在に移動可能にさせ
る。ディスク101の選択された情報トラック102のデータ
トランスデューサ103の直下での変位即ち情報トラック
の偏心量をr、データトランスデューサ103の変位をy
で表わす。104は、情報トラック102とデータトランスデ
ューサ103との相対的な位置誤差e=r−yを検出する
位置誤差検出器、106はアナログフィルタからなる位置
制御ループの安定化補償あるいは偏差補償のうち少なく
ともいずれかを行なうための補償回路、107はアクチュ
エータ108に電流を付与する駆動回路である。データト
ランスデューサ103はアクチュエータ108と点線109で示
した支持部材で結合される。補償回路106の出力信号は
分岐して、駆動回路107とアクチュエータ108の合成系の
伝達特性を模擬する模擬回路113に入力される。
第8図は従来の位置決め制御装置のトラック追従サーボ
系の信号伝達ブロック図であり、第7図の中のサーボ信
号の流れを中心に示したものである。このトラック追従
サーボ系は、ディスク101の回転にともなって生じる情
報トラック102の偏心量rに、データトランスデューサ1
03をある誤差範囲内で追従させるべく、位置誤差信号e
=r−yをできるだけ小さくするように動作せねばなら
ない。しかるに、サーボ信号は補償回路106、駆動回路1
07、アクチュエータ108、さらに支持部材109、位置誤差
検出器104を通る過程で遅れを生じる。そのためデータ
トランスデューサ103の中心位置と情報トラック102の中
心位置とはある値の誤差が保たれたままとなり位置決め
誤差が残留することになる。
系の信号伝達ブロック図であり、第7図の中のサーボ信
号の流れを中心に示したものである。このトラック追従
サーボ系は、ディスク101の回転にともなって生じる情
報トラック102の偏心量rに、データトランスデューサ1
03をある誤差範囲内で追従させるべく、位置誤差信号e
=r−yをできるだけ小さくするように動作せねばなら
ない。しかるに、サーボ信号は補償回路106、駆動回路1
07、アクチュエータ108、さらに支持部材109、位置誤差
検出器104を通る過程で遅れを生じる。そのためデータ
トランスデューサ103の中心位置と情報トラック102の中
心位置とはある値の誤差が保たれたままとなり位置決め
誤差が残留することになる。
さて今第7図および第8図において、模擬回路113は、
データトランスデューサ103の変位yの推定量yaを出力
する。一方位置誤差信号eと模擬回路113の出力yaは加
算器110に入力され、ra=e+ya、即ち情報トラック102
のデータトランスデューサ103の直下での変位の推定量
(偏心推定量)を出力する。しかし、上記した理由で変
位yには偏心量rに対してある一定の遅れが含まれ、こ
れを推定した量yaにも同様の遅れが含まれる。従って、
偏心推定量raを求めてからこれをある一定時間Lだけ位
相を進めた仮想的な偏心量rdを求め、このrdにデータト
ランスデューサ103を追従させるようなサーボ系を構成
すれば、その変位yはrによく追従することになる。実
際には時間を進めることは不可能であるから、偏心量の
周期性を利用し、遅延器111を用いてこれを次のように
して行なう。即ち、偏心推定量raが偏心量rと同様にデ
ィスクの回転周波数(1/Tとする。)を基本波とする高
調波から構成されるとすれば、この遅延器111の出力rd
は rd=ra・e-(T-L)S=ra・eLS とかける。即ち、raに較べてL時間位相の進んだ偏心推
定量が得られる。この偏心推定量rdとデータトランスデ
ューサの変位の推定量yaとの差を加算器112で求めるこ
とによって、遅れのない位置誤差信号の推定量ea=rd−
yaを得、これを補償回路106を介して駆動回路107に加
え、アクチュエータ108を駆動することにより、データ
トランスデューサ103の追従遅れを解消することが出来
る。〔例えば特開昭和53−106105号公報〕 発明が解決しようとする課題 ところが、上記のような構成では、以下に述べるような
課題を持っていた。まず、アクチュエータ108、データ
トランスデューサ103、支持部材109、駆動回路107の公
差、経年変化、温度変化等により、これらの合成系の伝
達特性にはばらつきが生ずる。これは裏返せば模擬回路
113の回路定数をこれに合わせて調節しない限り模擬回
路の伝達特性に誤差が含まれ、データトランスデューサ
の変位の推定量yaに誤差が発生することを意味する。推
定量yaにはさらに模擬回路113の回路定数のばらつきお
よび温度ドリフトによる誤差が含まれる。次に、従来例
で示したようなトラック追従サーボ系の場合、位置誤差
信号eを使って直接サーボをかけるのでなく、偏心の推
定量rdとデータトランスデューサ103の変位の推定量ya
から求めた位置誤差信号の推定量eaに基づいてサーボ系
を動作させるため、アクチュエータ108に外乱が加えら
れた場合にそれを抑制する効果がない。
データトランスデューサ103の変位yの推定量yaを出力
する。一方位置誤差信号eと模擬回路113の出力yaは加
算器110に入力され、ra=e+ya、即ち情報トラック102
のデータトランスデューサ103の直下での変位の推定量
(偏心推定量)を出力する。しかし、上記した理由で変
位yには偏心量rに対してある一定の遅れが含まれ、こ
れを推定した量yaにも同様の遅れが含まれる。従って、
偏心推定量raを求めてからこれをある一定時間Lだけ位
相を進めた仮想的な偏心量rdを求め、このrdにデータト
ランスデューサ103を追従させるようなサーボ系を構成
すれば、その変位yはrによく追従することになる。実
際には時間を進めることは不可能であるから、偏心量の
周期性を利用し、遅延器111を用いてこれを次のように
して行なう。即ち、偏心推定量raが偏心量rと同様にデ
ィスクの回転周波数(1/Tとする。)を基本波とする高
調波から構成されるとすれば、この遅延器111の出力rd
は rd=ra・e-(T-L)S=ra・eLS とかける。即ち、raに較べてL時間位相の進んだ偏心推
定量が得られる。この偏心推定量rdとデータトランスデ
ューサの変位の推定量yaとの差を加算器112で求めるこ
とによって、遅れのない位置誤差信号の推定量ea=rd−
yaを得、これを補償回路106を介して駆動回路107に加
え、アクチュエータ108を駆動することにより、データ
トランスデューサ103の追従遅れを解消することが出来
る。〔例えば特開昭和53−106105号公報〕 発明が解決しようとする課題 ところが、上記のような構成では、以下に述べるような
課題を持っていた。まず、アクチュエータ108、データ
トランスデューサ103、支持部材109、駆動回路107の公
差、経年変化、温度変化等により、これらの合成系の伝
達特性にはばらつきが生ずる。これは裏返せば模擬回路
113の回路定数をこれに合わせて調節しない限り模擬回
路の伝達特性に誤差が含まれ、データトランスデューサ
の変位の推定量yaに誤差が発生することを意味する。推
定量yaにはさらに模擬回路113の回路定数のばらつきお
よび温度ドリフトによる誤差が含まれる。次に、従来例
で示したようなトラック追従サーボ系の場合、位置誤差
信号eを使って直接サーボをかけるのでなく、偏心の推
定量rdとデータトランスデューサ103の変位の推定量ya
から求めた位置誤差信号の推定量eaに基づいてサーボ系
を動作させるため、アクチュエータ108に外乱が加えら
れた場合にそれを抑制する効果がない。
本発明は上記の課題に鑑み、高精度なトラック追従性能
が得られることはもとより、データトランスデューサの
変位の推定量の誤差が十分小さくでき、アクチュエータ
に外乱が加えられた場合にそれを抑制する効果を持つこ
とが可能な位置決め制御装置を提供するものである。
が得られることはもとより、データトランスデューサの
変位の推定量の誤差が十分小さくでき、アクチュエータ
に外乱が加えられた場合にそれを抑制する効果を持つこ
とが可能な位置決め制御装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の位置決め制御装置
は、目標部材即ちディスクの追従すべき情報トラックと
移動部材即ちデータトランスジューサとの相対位置誤差
を検出する位置誤差検出器と、移動部材の絶対位置を検
出する位置検出器と、前記位置誤差検出器の出力する位
置誤差信号に基づいて位置制御ループの安定化補償ある
いは偏差補償のうち少なくともいずれかを行なうような
補償手段と、前記位置誤差検出器の出力する位置誤差信
号と前記位置検出器の出力する位置信号とを加算する第
1の加算器と、この第1の加算器の出力に基づいた信号
を遅延する遅延手段と、前記第1の加算器の出力に基づ
いた信号と前記遅延手段の出力に基づいた信号とを加算
する第2の加算器と、前記補償手段の出力に基づいた信
号と前記第2の加算器の出力に基づいた信号とを加算す
る第3の加算器と、この第3の加算器の出力に基づいた
信号によって前記移動部材を自在に移動可能にさせるア
クチュエータ手段に電流を付与する駆動回路とを含んで
構成される。
は、目標部材即ちディスクの追従すべき情報トラックと
移動部材即ちデータトランスジューサとの相対位置誤差
を検出する位置誤差検出器と、移動部材の絶対位置を検
出する位置検出器と、前記位置誤差検出器の出力する位
置誤差信号に基づいて位置制御ループの安定化補償ある
いは偏差補償のうち少なくともいずれかを行なうような
補償手段と、前記位置誤差検出器の出力する位置誤差信
号と前記位置検出器の出力する位置信号とを加算する第
1の加算器と、この第1の加算器の出力に基づいた信号
を遅延する遅延手段と、前記第1の加算器の出力に基づ
いた信号と前記遅延手段の出力に基づいた信号とを加算
する第2の加算器と、前記補償手段の出力に基づいた信
号と前記第2の加算器の出力に基づいた信号とを加算す
る第3の加算器と、この第3の加算器の出力に基づいた
信号によって前記移動部材を自在に移動可能にさせるア
クチュエータ手段に電流を付与する駆動回路とを含んで
構成される。
作用 本発明は上記のような構成をとることにより、高精度な
トラック追従性能が得られることはもとより、データト
ランスデューサの変位の推定量の誤差が十分小さくで
き、アクチュエータに外乱が加えられた場合にそれを抑
制する効果を持つことが可能な位置決め制御装置を提供
することができる。
トラック追従性能が得られることはもとより、データト
ランスデューサの変位の推定量の誤差が十分小さくで
き、アクチュエータに外乱が加えられた場合にそれを抑
制する効果を持つことが可能な位置決め制御装置を提供
することができる。
実施例 以下本発明の一実施例の位置決め制御装置について図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例における位置決め制御装置の
ブロック図である。図中、8はアクチュエータで、3の
データトランスデューサを1のディスクの上で自在に移
動可能にさせるものである。ディスク1の選択された情
報トラック2のデータトランスデューサ3の直下での変
位即ち情報トラックの偏心量をr、データトランスデュ
ーサ3の変位をyで表わす。4は情報トラック2とデー
タトランスデューサ3との相対的な位置誤差e=r−y
を検出する位置誤差検出器、5はデータトランスデュー
サ3の絶対位置を検出する位置検出器であり、アクチュ
エータ8の可動部と伝達部材10で機械的に結合されてい
る。6はアナログフィルタからなる位置制御ループの安
定化補償あるいは偏差補償のうち少なくともいずれかを
行なうための補償回路、11は位置誤差検出器4の出力信
号と位置検出器5の出力信号を加算する加算器、13は加
算器11の出力信号を遅延する遅延器、14は加算器11の出
力信号と遅延器13の出力信号を加算する加算器、12は補
償回路6の出力信号と加算器14の出力信号を加算する加
算器、7は加算器12の出力信号を受けてアクチュエータ
8に電流を付与する駆動回路である。データトランスデ
ューサ3はアクチュエータ8と点線9で示した支持部材
で結合される。
ブロック図である。図中、8はアクチュエータで、3の
データトランスデューサを1のディスクの上で自在に移
動可能にさせるものである。ディスク1の選択された情
報トラック2のデータトランスデューサ3の直下での変
位即ち情報トラックの偏心量をr、データトランスデュ
ーサ3の変位をyで表わす。4は情報トラック2とデー
タトランスデューサ3との相対的な位置誤差e=r−y
を検出する位置誤差検出器、5はデータトランスデュー
サ3の絶対位置を検出する位置検出器であり、アクチュ
エータ8の可動部と伝達部材10で機械的に結合されてい
る。6はアナログフィルタからなる位置制御ループの安
定化補償あるいは偏差補償のうち少なくともいずれかを
行なうための補償回路、11は位置誤差検出器4の出力信
号と位置検出器5の出力信号を加算する加算器、13は加
算器11の出力信号を遅延する遅延器、14は加算器11の出
力信号と遅延器13の出力信号を加算する加算器、12は補
償回路6の出力信号と加算器14の出力信号を加算する加
算器、7は加算器12の出力信号を受けてアクチュエータ
8に電流を付与する駆動回路である。データトランスデ
ューサ3はアクチュエータ8と点線9で示した支持部材
で結合される。
第2図は本発明の一実施例における位置決め制御装置の
トラック追従サーボ系の信号伝達ブロック図であり、第
1図の中のサーボ信号の流れを中心に示したものであ
る。
トラック追従サーボ系の信号伝達ブロック図であり、第
1図の中のサーボ信号の流れを中心に示したものであ
る。
以上のように構成された本発明の位置決め制御装置につ
いて、その動作を説明する。
いて、その動作を説明する。
第1図および第2図のトラック追従サーボ系は、ディス
ク1の回転にともなって生じる情報トラック2の絶対位
置の変動即ち偏心量rに、データトランスデューサ3を
ある誤差範囲内で追従させるべく、位置誤差信号e=r
−yをできるだけ小さくするように動作せねばならな
い。しかるに、サーボ信号は駆動回路7、アクチュエー
タ8を通る過程で遅れを生じる。つまり、情報トラック
2の偏心の周波数近傍の比較的低い周波数領域におい
て、駆動回路7からアクチュエータ8に至る合成の伝達
特性は、なにがしかの位相遅れを伴う。さらにサーボ系
を離散時間系で構成した場合には、サンプルホルダーに
よる位相遅れがこれに加わる。そのためデータトランス
デューサ3の中心位置と情報トラック2の中心位置とは
ある値の誤差が保たれたままとなり位置決め誤差が残留
することになる。
ク1の回転にともなって生じる情報トラック2の絶対位
置の変動即ち偏心量rに、データトランスデューサ3を
ある誤差範囲内で追従させるべく、位置誤差信号e=r
−yをできるだけ小さくするように動作せねばならな
い。しかるに、サーボ信号は駆動回路7、アクチュエー
タ8を通る過程で遅れを生じる。つまり、情報トラック
2の偏心の周波数近傍の比較的低い周波数領域におい
て、駆動回路7からアクチュエータ8に至る合成の伝達
特性は、なにがしかの位相遅れを伴う。さらにサーボ系
を離散時間系で構成した場合には、サンプルホルダーに
よる位相遅れがこれに加わる。そのためデータトランス
デューサ3の中心位置と情報トラック2の中心位置とは
ある値の誤差が保たれたままとなり位置決め誤差が残留
することになる。
第1図および第2図において、位置検出器5はデータト
ランスデューサ3の絶対位置yの推定量yaを出力する。
yaを推定量と呼ぶのは、位置検出器5はデータトランス
デューサ3の変位を直接測定するのではなく、伝達部材
10を介してアクチュエータ8の可動部の変位を測定する
ことによりデータトランスデューサ3の変位を推定する
ことによる。次に、位置誤差信号eと推定量yaは加算器
11に入力され、ra=e+ya、即ち情報トラック2のデー
タトランスデューサ3の直下での変位の推定量(偏心推
定量)を出力する。しかし上記した理由で変位には情報
トラック2の位置の変動(偏心量)rに対して遅れが含
まれ、これを推定した量yaにも同様の遅れが含まれる。
さらにyaには位置検出器5による推定の際の電気的な遅
れが含まれる。従って、偏心推定量raにもこれらに起因
する遅れが含まれている。この遅れを除くために、偏心
推定量raをある一定時間Mだけ位相を進め、さらに図示
しない増幅器または減衰器で信号振幅の調節を行なった
上で元の信号raに加算器14で加算することにより、本来
の偏心量と同程度の位相もしくはそれよりもむしろやや
位相を進めた偏心推定量rcを得る。これを補償回路6の
出力信号に加算器12で加えた後に駆動回路7に入力し、
アクチュエータ8を駆動することにより、データトラン
スデューサ3の追従遅れを解消することが可能になる。
ランスデューサ3の絶対位置yの推定量yaを出力する。
yaを推定量と呼ぶのは、位置検出器5はデータトランス
デューサ3の変位を直接測定するのではなく、伝達部材
10を介してアクチュエータ8の可動部の変位を測定する
ことによりデータトランスデューサ3の変位を推定する
ことによる。次に、位置誤差信号eと推定量yaは加算器
11に入力され、ra=e+ya、即ち情報トラック2のデー
タトランスデューサ3の直下での変位の推定量(偏心推
定量)を出力する。しかし上記した理由で変位には情報
トラック2の位置の変動(偏心量)rに対して遅れが含
まれ、これを推定した量yaにも同様の遅れが含まれる。
さらにyaには位置検出器5による推定の際の電気的な遅
れが含まれる。従って、偏心推定量raにもこれらに起因
する遅れが含まれている。この遅れを除くために、偏心
推定量raをある一定時間Mだけ位相を進め、さらに図示
しない増幅器または減衰器で信号振幅の調節を行なった
上で元の信号raに加算器14で加算することにより、本来
の偏心量と同程度の位相もしくはそれよりもむしろやや
位相を進めた偏心推定量rcを得る。これを補償回路6の
出力信号に加算器12で加えた後に駆動回路7に入力し、
アクチュエータ8を駆動することにより、データトラン
スデューサ3の追従遅れを解消することが可能になる。
次に、上記した偏心推定量raをある一定時間Mだけ位相
を進める方法について述べる。実際には時間を進めるこ
とは不可能であるから、偏心量の周期性を利用し、遅延
器13を用いてこれを次のようにして行なう。即ち、偏心
推定量raが偏心量rと同様にディスクの回転周波数(1/
Tとする。)を基本波とする高調波から構成されるとす
れば、この遅延器13の出力は ra・e-(T-M)S=ra・eMS とかける。即ち、raに較べてM時間位相の進んだ偏心推
定量が得られる。これにある係数をかけて元のraに加え
ることにより、raの位相を進めることができる。
を進める方法について述べる。実際には時間を進めるこ
とは不可能であるから、偏心量の周期性を利用し、遅延
器13を用いてこれを次のようにして行なう。即ち、偏心
推定量raが偏心量rと同様にディスクの回転周波数(1/
Tとする。)を基本波とする高調波から構成されるとす
れば、この遅延器13の出力は ra・e-(T-M)S=ra・eMS とかける。即ち、raに較べてM時間位相の進んだ偏心推
定量が得られる。これにある係数をかけて元のraに加え
ることにより、raの位相を進めることができる。
本発明の位置決め制御装置の動作原理について、別の角
度からさらに詳しく説明する。
度からさらに詳しく説明する。
第1図および第2図において、偏心推定量rcを加算器12
に加える偏心推定ループを取り除いた残りのサーボルー
プは、通常のトラック追従サーボ系である。この通常の
サーボ系で、データトランスデューサ3の情報トラック
2への追従誤差e=r−yを零にするには、補償回路6
のゲインを無限大にする必要がある。しかし現実にはゲ
インを無限大にするのは不可能であるために、わずかな
誤差が残る。本発明では、情報トラック2の偏心を推定
して偏心推定量raを得、これを通常ループの操作量に足
し合わせて駆動回路7に付与することで、追従誤差をさ
らに少なくしようとしている。ただし、情報トラック2
の偏心の周波数近傍の比較的低い周波数領域において、
駆動回路7からアクチュエータ8に至る合成の伝達特性
が位相遅れがほぼ零でゲインがほぼ1であるならば、第
1図および第2図で示したような遅延器13での進相を行
なわなくとも偏心推定量raに適当なゲインを掛けて加算
器12に加えることにより、y=raとなるように設定でき
る。さらにこのとき偏心推定量raの推定精度が極めて高
く、ra=rとなるときには、y=rとなり、これはe=
r−y=0に他ならず、即ち追従誤差を零にすることが
できる。(ちなみに、このときの補償回路6の出力は零
となるが、補償回路6は、第1図および第2図におい
て、ループ安定性の確保、外乱抑制およびデータトラン
スデューサ3の中心位置と情報トラック2の中心位置と
の直流的なずれの除去等の働きをもつ。)しかしなが
ら、前記したように、サーボ信号は駆動回路7,アクチュ
エータ8を通る過程で遅れを生じる。つまり、情報トラ
ック2の偏心の周波数近傍の比較的低い周波数領域にお
いて、駆動回路7からアクチュエータ8に至る合成の伝
達特性は、必ずしも位相遅れ零でゲインが1とはなら
ず、さらにサーボ系を離散時間系で構成した場合には、
サンプルホルダーによる位相遅れがこれに加わる。その
ためデータトランスデューサ3の中心位置と情報トラッ
ク2の中心位置とはある値の誤差が保たれたままとなり
位置決め誤差が残留することになる。従って、第1図お
よび第2図に示したように、偏心推定量raを遅延器13で
進相したものをraに加えることにより、raの位相を進め
るという構成が必要になる。
に加える偏心推定ループを取り除いた残りのサーボルー
プは、通常のトラック追従サーボ系である。この通常の
サーボ系で、データトランスデューサ3の情報トラック
2への追従誤差e=r−yを零にするには、補償回路6
のゲインを無限大にする必要がある。しかし現実にはゲ
インを無限大にするのは不可能であるために、わずかな
誤差が残る。本発明では、情報トラック2の偏心を推定
して偏心推定量raを得、これを通常ループの操作量に足
し合わせて駆動回路7に付与することで、追従誤差をさ
らに少なくしようとしている。ただし、情報トラック2
の偏心の周波数近傍の比較的低い周波数領域において、
駆動回路7からアクチュエータ8に至る合成の伝達特性
が位相遅れがほぼ零でゲインがほぼ1であるならば、第
1図および第2図で示したような遅延器13での進相を行
なわなくとも偏心推定量raに適当なゲインを掛けて加算
器12に加えることにより、y=raとなるように設定でき
る。さらにこのとき偏心推定量raの推定精度が極めて高
く、ra=rとなるときには、y=rとなり、これはe=
r−y=0に他ならず、即ち追従誤差を零にすることが
できる。(ちなみに、このときの補償回路6の出力は零
となるが、補償回路6は、第1図および第2図におい
て、ループ安定性の確保、外乱抑制およびデータトラン
スデューサ3の中心位置と情報トラック2の中心位置と
の直流的なずれの除去等の働きをもつ。)しかしなが
ら、前記したように、サーボ信号は駆動回路7,アクチュ
エータ8を通る過程で遅れを生じる。つまり、情報トラ
ック2の偏心の周波数近傍の比較的低い周波数領域にお
いて、駆動回路7からアクチュエータ8に至る合成の伝
達特性は、必ずしも位相遅れ零でゲインが1とはなら
ず、さらにサーボ系を離散時間系で構成した場合には、
サンプルホルダーによる位相遅れがこれに加わる。その
ためデータトランスデューサ3の中心位置と情報トラッ
ク2の中心位置とはある値の誤差が保たれたままとなり
位置決め誤差が残留することになる。従って、第1図お
よび第2図に示したように、偏心推定量raを遅延器13で
進相したものをraに加えることにより、raの位相を進め
るという構成が必要になる。
次に、本発明の位置決め制御装置のトラック追従サーボ
系における各部の信号波形を具体例を基にして示す。
系における各部の信号波形を具体例を基にして示す。
第3図は具体的なトラック追従サーボ系のブロック図で
ある。この場合、FDDのセクタサーボ系を想定してお
り、離散時間サーボ系の構成になっている。ZはZ変換
のZを意味し、Z-1は1サンプル時間の遅れを意味す
る。20はサンプラー、21はサーボ系の偏差補償を行なう
ための積分器、22はループゲインを調整するための乗算
器、24はサンプルホルダーである。また13はnサンプル
時間の遅延を行なう遅延器であり、1サンプル時間の遅
延器Z-1をn個直列に接続した構成になっている。23は
遅延器13の出力の大きさを調節するための乗算器であ
る。第2図で示した駆動回路7、アクチュエータ8の伝
達関数は全体が2次遅れ系で、定数p、qはカットオフ
周波数が300Hzとなるような値である。ディスクの回転
数は600rpm、セクタ数は34、サンプリング周波数を340H
z、情報トラック2の変位rは振幅が20μm、周波数が1
0Hzの正弦波で与えられるものとする。(ただし、ki=
1、kd=0.2、n=26とする。)なお、遅延器の数nお
よび乗算器の係数kdは偏心の周波数に相当する10Hz付近
でのトラック追従性が最適になるように決めた。
ある。この場合、FDDのセクタサーボ系を想定してお
り、離散時間サーボ系の構成になっている。ZはZ変換
のZを意味し、Z-1は1サンプル時間の遅れを意味す
る。20はサンプラー、21はサーボ系の偏差補償を行なう
ための積分器、22はループゲインを調整するための乗算
器、24はサンプルホルダーである。また13はnサンプル
時間の遅延を行なう遅延器であり、1サンプル時間の遅
延器Z-1をn個直列に接続した構成になっている。23は
遅延器13の出力の大きさを調節するための乗算器であ
る。第2図で示した駆動回路7、アクチュエータ8の伝
達関数は全体が2次遅れ系で、定数p、qはカットオフ
周波数が300Hzとなるような値である。ディスクの回転
数は600rpm、セクタ数は34、サンプリング周波数を340H
z、情報トラック2の変位rは振幅が20μm、周波数が1
0Hzの正弦波で与えられるものとする。(ただし、ki=
1、kd=0.2、n=26とする。)なお、遅延器の数nお
よび乗算器の係数kdは偏心の周波数に相当する10Hz付近
でのトラック追従性が最適になるように決めた。
第3図に示したトラック追従サーボ系を計算機プログラ
ム上でシミュレーションしたときの情報トラックの変位
r、データトランスデューサの変位y、位置誤差検出器
の出力e、それぞれの信号波形を第4図(a)〜(c)
に示す。図中、0.1〔sec〕がディスク1回転に相当す
る。
ム上でシミュレーションしたときの情報トラックの変位
r、データトランスデューサの変位y、位置誤差検出器
の出力e、それぞれの信号波形を第4図(a)〜(c)
に示す。図中、0.1〔sec〕がディスク1回転に相当す
る。
比較のために、偏心推定量rcを乗算器22の出力に加えな
い場合の構成を第5図に示す。またこの場合のシミュレ
ーションによる各部の波形を第6図(a)〜(c)に示
す。ただし、第4図および第6図における位置誤差信号
eはサンプラー20を通った後の信号を示した。
い場合の構成を第5図に示す。またこの場合のシミュレ
ーションによる各部の波形を第6図(a)〜(c)に示
す。ただし、第4図および第6図における位置誤差信号
eはサンプラー20を通った後の信号を示した。
位置誤差信号eを第4図と第6図とで比較すると、第6
図ではその振幅が約3.5μmあるのに対し、第4図では
約0.15μmであり、第3図のサーボ系構成を採用するこ
とで、位置偏差が約1/23になるというすぐれた効果があ
る。
図ではその振幅が約3.5μmあるのに対し、第4図では
約0.15μmであり、第3図のサーボ系構成を採用するこ
とで、位置偏差が約1/23になるというすぐれた効果があ
る。
以上に示したように、本発明の位置決め制御装置では、
データトランスデューサ3の変位の推定を位置検出器5
を用いて間接的に行なっている。そのため位置検出器
5、支持部材9および伝達部材10の機械的精度を十分高
めることによって、データトランスデューサ3の変位の
推定量yaの誤差を十分小さくできる。また第2図のサー
ボ系のブロック図において明らかなように、アクチュエ
ータ8に外乱が加えられた場合でも、位置誤差検出器
4、補償回路6、駆動回路7、アクチュエータ8という
通常のサーボループの働きで、これを抑制する効果を持
つ。
データトランスデューサ3の変位の推定を位置検出器5
を用いて間接的に行なっている。そのため位置検出器
5、支持部材9および伝達部材10の機械的精度を十分高
めることによって、データトランスデューサ3の変位の
推定量yaの誤差を十分小さくできる。また第2図のサー
ボ系のブロック図において明らかなように、アクチュエ
ータ8に外乱が加えられた場合でも、位置誤差検出器
4、補償回路6、駆動回路7、アクチュエータ8という
通常のサーボループの働きで、これを抑制する効果を持
つ。
なお、実施例の具体的構成例のトラック追従制御系は離
散時間系で構成したが、これは連続時間系で構成しても
よい。
散時間系で構成したが、これは連続時間系で構成しても
よい。
発明の効果 以上説明してきたように、本発明の位置決め制御装置
は、目標部材即ちディスクの追従すべき情報トラックと
移動部材即ちデータトランスデューサとの相対位置誤差
を検出する位置誤差検出器と、移動部材の絶対位置を検
出する位置検出器と、前記位置誤差検出器の出力する位
置誤差信号に基づいて位置制御ループの安定化補償ある
いは偏差補償のうち少なくともいずれかを行なうような
補償手段と、前記位置誤差検出器の出力する位置誤差信
号と前記位置検出器の出力する位置信号とを加算する第
1の加算器と、この第1の加算器の出力に基づいた信号
を遅延する遅延手段と、前記第1の加算器の出力に基づ
いた信号と前記遅延手段の出力に基づいた信号とを加算
する第2の加算器と、前記補償手段の出力に基づいた信
号と前記第2の加算器の出力に基づいた信号とを加算す
る第3の加算器と、この第3の加算器の出力に基づいた
信号によって前記移動部材を自在に移動可能にさせるア
クチュエータ手段に電流を付与する駆動回路とを含んで
構成することによって、高精度なトラック追従性能が得
られることはもとより、データトランスデューサの変位
の推定量の誤差が十分小さくでき、アクチュエータに外
乱が加えられた場合にそれを抑制する効果を持つ。
は、目標部材即ちディスクの追従すべき情報トラックと
移動部材即ちデータトランスデューサとの相対位置誤差
を検出する位置誤差検出器と、移動部材の絶対位置を検
出する位置検出器と、前記位置誤差検出器の出力する位
置誤差信号に基づいて位置制御ループの安定化補償ある
いは偏差補償のうち少なくともいずれかを行なうような
補償手段と、前記位置誤差検出器の出力する位置誤差信
号と前記位置検出器の出力する位置信号とを加算する第
1の加算器と、この第1の加算器の出力に基づいた信号
を遅延する遅延手段と、前記第1の加算器の出力に基づ
いた信号と前記遅延手段の出力に基づいた信号とを加算
する第2の加算器と、前記補償手段の出力に基づいた信
号と前記第2の加算器の出力に基づいた信号とを加算す
る第3の加算器と、この第3の加算器の出力に基づいた
信号によって前記移動部材を自在に移動可能にさせるア
クチュエータ手段に電流を付与する駆動回路とを含んで
構成することによって、高精度なトラック追従性能が得
られることはもとより、データトランスデューサの変位
の推定量の誤差が十分小さくでき、アクチュエータに外
乱が加えられた場合にそれを抑制する効果を持つ。
第1図は本発明の一実施例における位置決め制御装置の
ブロック図、第2図は第1図に示す本発明の一実施例に
おける位置決め制御装置のトラック追従サーボ系の信号
伝達ブロック図、第3図は第2図に示す本発明の一実施
例における位置決め制御装置の具体的なトラック追従サ
ーボ系のブロック図、第4図は第3図の構成における計
算機上でのシミュレーションによる各部の信号波形図、
第5図は通常のトラック追従サーボ系のブロック図、第
6図は第5図の構成における計算機上でのシミュレーシ
ョンによる各部の信号波形図、第7図は従来例における
位置決め制御装置のブロック図、第8図は第7図に示す
従来例における位置決め制御装置のトラック追従サーボ
系の信号伝達ブロック図である。 1……ディスク、2……情報トラック、3……データト
ランスデューサ、4……位置誤差検出器、5……位置検
出器、6……補償回路、7……駆動回路、8……アクチ
ュエータ、9……支持部材、10……伝達部材、11、12、
14……加算器、13……遅延器。
ブロック図、第2図は第1図に示す本発明の一実施例に
おける位置決め制御装置のトラック追従サーボ系の信号
伝達ブロック図、第3図は第2図に示す本発明の一実施
例における位置決め制御装置の具体的なトラック追従サ
ーボ系のブロック図、第4図は第3図の構成における計
算機上でのシミュレーションによる各部の信号波形図、
第5図は通常のトラック追従サーボ系のブロック図、第
6図は第5図の構成における計算機上でのシミュレーシ
ョンによる各部の信号波形図、第7図は従来例における
位置決め制御装置のブロック図、第8図は第7図に示す
従来例における位置決め制御装置のトラック追従サーボ
系の信号伝達ブロック図である。 1……ディスク、2……情報トラック、3……データト
ランスデューサ、4……位置誤差検出器、5……位置検
出器、6……補償回路、7……駆動回路、8……アクチ
ュエータ、9……支持部材、10……伝達部材、11、12、
14……加算器、13……遅延器。
Claims (1)
- 【請求項1】一定の周期をもって概ね等しい位置変動を
繰り返す目標部材に対し移動部材を位置決めする位置決
め制御装置において、前記目標部材の目標位置決め位置
と前記移動部材との相対位置誤差を検出する位置誤差検
出器と、前記移動部材の絶対位置を検出する位置検出器
と、前記位置誤差検出器の出力する位置誤差信号に基づ
いて位置制御ループの安定化補償あるいは偏差補償のう
ち少なくともいずれかを行なうような補償手段と、前記
位置誤差検出器の出力する位置誤差信号と前記位置検出
器の出力する位置信号とを加算する第1の加算器と、こ
の第1の加算器の出力に基づいた信号を、前記目標部材
の位置変動の周期と目標進み時間との差だけ遅延する遅
延手段と、前記第1の加算器の出力に基づいた信号と前
記遅延手段の出力に基づいた信号とを加算する第2の加
算器と、前記補償手段の出力に基づいた信号と前記第2
の加算器の出力に基づいた信号とを加算する第3の加算
器と、この第3の加算器の出力に基づいた信号によって
前記移動部材を自在に移動可能にさせるアクチュエータ
手段に電流を付与する駆動回路とを含んで構成され、前
記目標進み時間は、第2の加算器の出力に基づいた信号
を第1の加算器の出力に基づいた信号よりも、少なくと
も前記アクチュエータ手段の遅れ時間と前記駆動手段の
遅れ時間とを含んでなる位置制御ループの遅れ時間分だ
け進むように設定することを特徴とする位置決め制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12434588A JPH0760577B2 (ja) | 1988-05-20 | 1988-05-20 | 位置決め制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12434588A JPH0760577B2 (ja) | 1988-05-20 | 1988-05-20 | 位置決め制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01294281A JPH01294281A (ja) | 1989-11-28 |
| JPH0760577B2 true JPH0760577B2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=14883065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12434588A Expired - Fee Related JPH0760577B2 (ja) | 1988-05-20 | 1988-05-20 | 位置決め制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0760577B2 (ja) |
-
1988
- 1988-05-20 JP JP12434588A patent/JPH0760577B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01294281A (ja) | 1989-11-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |