JPH0760622A - ツイストエンドミル用研削装置 - Google Patents

ツイストエンドミル用研削装置

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JPH0760622A
JPH0760622A JP23744193A JP23744193A JPH0760622A JP H0760622 A JPH0760622 A JP H0760622A JP 23744193 A JP23744193 A JP 23744193A JP 23744193 A JP23744193 A JP 23744193A JP H0760622 A JPH0760622 A JP H0760622A
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grinding
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grindstone
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JP23744193A
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Atsushi Hirota
淳 廣田
Yoshikuni Saito
嘉邦 斎藤
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】低コストで精密にツイストエンドミルを研削加
工する。 【構成】ワーク主軸2に保持されたツイストエンドミル
用のワーク3の刃3aの刃先である被研削線3c部分を
研削する砥石9を、第2モータ11を介してZ軸方向に
移動自在な形で設け、該刃3aとの接触状態を検出する
タッチセンサ16を、該砥石9とZ軸方向に同期移動し
得るように設けておく。タッチセンサ16が出力する信
号S1のON、OFFに基づいて、信号判定部22、ワ
ーク軸回転制御部25、第1モータ5によってワーク主
軸2の回転を制御し、これによって、常にタッチセンサ
16が刃3aと接触した状態を維持するようにワーク主
軸2の回転を制御することによって、砥石9と被研削線
3cの接触状態を維持して、均一に研削する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ツイストエンドミルの
刃先の研削に用いるためのツイストエンドミル用研削装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ツイストエンドミルの刃先の研削
は、研削砥石を回転させながら、該研削砥石をワーク軸
の軸心方向に自動送りする一方で、ツイストエンドミル
用のワークの装着されたワーク主軸を加工者が手動で回
転させながら、ワークの被研削位置に該研削砥石を当接
させて、研削を行っていく。しかし、この方法は、加工
者に熟練手技が必要であり、加工者の熟練度によってワ
ークの仕上げ状態が不均一になってしまうので、加工精
度の高いツイストエンドミルは得られない、という不都
合があった。そこで、コンピュータを利用して、予め刃
先の形状をこれに読み込みさせてデジタル信号化し、該
デジタル信号に基づいてワークを回転させることによっ
て、加工者の違いによる研削加工ムラをなくすようにし
た、所謂ならい加工を行うNC機械が開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、通常、ツイス
トエンドミルには、複数枚の刃が刃切り加工されてい
て、当該複数枚の刃の各々の仕上がり形状が微妙に異な
る形になっている。従って、こういったならい加工を行
う場合には、1ヶ1ヶの刃先を研削するに先立ち、これ
から研削する刃先の形状を触針等によって読み込む作業
をいちいち行わなければならず、これに要する加工リー
ドタイムが非常に大きくなってしまう。また、こうした
NC機械では、刃先形状を読み込んでこれを記憶してお
くメモリが必要になるので、当然機械コストが高くな
る。このため、小ロットづつ生産するような加工では、
こうしたNC機械を導入することによって、精密なツイ
ストエンドミルを得ることは、経済性の面から非常な無
理がある。そこで本発明は、上記事情に鑑み、ツイスト
エンドミルの研削に際し、刃先の形状を読み込む必要が
なく、低コストで精密な研削が出来るようにした、ツイ
ストエンドミル用研削装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、軸心方向
に螺旋状の切削刃(3a)が複数枚形成されたツイスト
エンドミル用のワーク(3)を回転自在に保持し得るワ
ーク主軸(2)を有し、前記ワーク(3)の切削刃(3
a)の刃先(3c)を研削し得る研削工具(9)を、前
記ワーク主軸(2)の軸心方向に該ワーク(3)に対し
て相対移動自在な形で設け、前記ワーク(3)の切削刃
(3a)との接触状態を検出するワーク接触検出手段
(16)を、前記ワーク主軸(2)の軸心方向に該ワー
ク主軸(2)に対して相対移動自在に設け、前記研削工
具(9)と前記ワーク接触検出手段(16)を前記ワー
ク主軸(2)の軸心方向に該ワーク主軸(2)に対して
相対的に同期移動させ得る同期移動手段(6、7)を設
け、前記ワーク接触検出手段(16)から出力される信
号(S1)に基づいて、前記ワーク主軸(2)の回転を
制御するワーク主軸回転駆動制御手段(5、22、2
5)を設けて、構成される。なお、( )内の番号等
は、図面における対応する要素を示す、便宜的なもので
あり、従って、本記述は図面上の記載に限定拘束される
ものではない。以下の作用の欄についても同様である。
【0005】
【作用】上記した構成により、本発明は、刃先(3c)
を研削するに際し、ワーク接触検出手段(16)を同期
移動手段(6、7)によって研削工具(9)と同期移動
させながら、該ワーク接触検出手段(16)に出力させ
た切削刃(3a)との接触状態を表す信号(S1)に基
づいてワーク主軸回転駆動制御手段(5、22、25)
にワーク主軸(2)の回転を制御させるように作用す
る。
【0006】
【実施例】図1は本発明を用いて研削加工中のツイスト
エンドミルの一例を示す正面図、図2は図1のII矢視
図、図3は図1に示すツイストエンドミルにおける被加
工線形状を示す平面図、図4は本発明によるツイストエ
ンドミル用加工装置の制御系統を示すブロック図、図5
は本発明によるツイストエンドミル用研削装置の研削加
工工程を示す流れ図である。
【0007】本発明によるツイストエンドミル用研削装
置が適用された研削盤1には、図1又は図2に示すよう
に、研削加工によってツイストエンドミルとなる金属製
のワーク3を着脱自在に保持し得るワーク主軸2が設け
られており、ワーク3は、既にその軸心方向に螺旋状の
切削刃である刃3aが、ワーク3に螺旋状の溝3dが形
成される形で所定の複数枚数切削形成された形で、研削
すべきツイストエンドミル用のワークとして、該ワーク
主軸2に回転自在に保持されている。ワーク主軸2に
は、該ワーク主軸2を回転駆動するための第1モータ5
が接続されており、第1モータ5はワーク主軸2を、該
ワーク主軸2の軸心である回転中心CL2を中心として
図中矢印M、N方向に示すZ軸周りに回転駆動自在な形
になっている。
【0008】また、研削盤1には、図1又は図2に示す
ように、レスト台6が図1矢印E、F方向(図2紙面と
交差方向)に示すZ軸方向に沿って送り移動自在な形で
設けられており、レスト台6には、ボールネジ12を介
して第2モータ11が、矢印R、S方向に回転駆動自在
な形で接続されている。第2モータ11は、該第2モー
タ11の回転駆動動作によってレスト台6を、図1矢印
E、F方向に示すZ軸方向に沿って移動させ得るように
構成されており、レスト台6には、砥石ヘッド7が、図
2矢印A、B方向(図1紙面と交差方向)に示すX軸方
向に沿って前進後退移動自在な形で装着されている。砥
石ヘッド7には、前記ワーク3の刃3aの刃先である被
研削線3c部分を研削し得る研削工具として円盤状に形
成された砥石9が、工具駆動軸である砥石軸91を介し
て、該砥石軸91の軸心である回転中心CL1を中心と
して図中矢印P、Q方向に回転自在な形で装着されてお
り、砥石9は、レスト台6の矢印E、F方向移動動作に
伴なって、前記ワーク主軸2の軸心方向である該矢印
E、F方向に沿って移動することによって、ワーク3に
対して相対移動自在な形になっている。砥石9は、その
外周に研削面9aが形成された外周研削工具であり、砥
石9は、砥石軸91に接続された工具駆動モータ10を
介して該砥石9が矢印P又はQ方向に回転する動作によ
って、前記ワーク3の各刃3aに沿った外周面部分に位
置する刃先、即ち被研削線3cを、各刃3a毎に螺旋状
に研削し得るように構成されている。
【0009】また、研削盤1には、研削加工制御装置1
3が設けられており、研削加工制御装置13には、図1
に示すように、前記砥石9によるワーク3の研削加工開
始位置を位置決めし得る位置決めセンサ15が、ワーク
3の端面3b部分に対応した位置に配置する形で設けら
れており、位置決めセンサ15には、図2に示すよう
に、ワーク3の外周に沿って該ワーク3の外方に位置す
るケーシング151が設けられている。ケーシング15
1には、位置決めセンサ15の検知部15pが、ワーク
主軸2の回転中心CL2に対して、それぞれ所定の角度
をなす形で複数設けられており、位置決めセンサ15
は、そのいずれかの検知部15Pによって、これからそ
の刃先を研削開始すべき刃3aの加工開始位置P0から
矢印N方向側に所定の角度αをもって配置された他の刃
3aの加工開始位置P0’を検出し得るようになってい
る。
【0010】即ち、位置決めセンサ15のケーシング1
51には、該位置決めセンサ15に設定されている基準
位置X1から90度、120度、180度等の所定の角
度αをなす位置に配置する形で、複数の検知部15Pが
設けられており、位置決めセンサ15は、ワーク3に形
成された刃3aの枚数に応じて設定した角度αによって
選択される所定の検知部15Pのみを有効に作動させ得
るように構成されている。従って、図2に示す実施例に
おいては、ワーク3に3枚の刃3aが設けられていると
ころから、いま位置決めセンサ15は、基準位置X1か
ら120度の角度をなす検知部15Pのみを選択的に作
動させて、該120度の位置の検知部15Pによって、
これから研削開始すべき刃3aの加工開始位置P0から
矢印N方向側に120度の角度をなす位置の他の刃3a
の加工開始位置P0’を検出し得るようになっている。
なお、研削加工制御装置13は、ワーク3に形成された
ツイストエンドミル用の切削刃である刃3aの枚数が、
実施例で述べる3枚以外の場合には、刃3aの形成ピッ
チ角度に応じた位置決めセンサ15の検知部15pを有
効とし、前述した刃3aの検出動作を行うことが出来
る。即ち、ワークに2枚の切削刃が形成されている場合
には、基準位置X1から180度の角度をなす検知部1
5Pのみを有効にし、また、ワークに4枚の切削刃が形
成されている場合には、基準位置から90度の角度をな
す検知部15Pのみを有効に作動させることによって、
ワーク切削刃の枚数に応じて各刃の加工開始位置を検出
し得るようになっている。
【0011】また、研削加工制御装置13には、図1又
は図2に示すように、タッチセンサ16が、砥石9の前
側である矢印A方向側に常時位置する形で、ワーク3の
刃3aにおいて研削すべき被研削線3cより僅かに内側
(軸心CL2側)部分に接触自在に設けられており、タ
ッチセンサ16は、ワーク主軸2の軸心CL2から研削
すべきワーク3の半径に対応した距離L1だけ矢印B方
向側において、矢印G、H方向に示す上下方向に突出後
退駆動自在な形で前記レスト台6に装着されている。な
お、タッチセンサ16の矢印A、B方向の位置は、加工
すべきワーク3の半径に応じて任意に調整セットするこ
とが出来る。タッチセンサ16は、その図1上端部分に
示す先端部がワーク3と接触したときに電気的な接点に
なる形で、該タッチセンサ16がワーク3の刃3aに接
触しているか否かを、信号S1のON、OFF出力によ
って検出し得るようになっており、従って、タッチセン
サ16は、レスト台6及び砥石ヘッド7を同期移動手段
として砥石9と同期的に移動する形で、ワーク主軸2の
軸心方向(矢印E、F方向)に該ワーク主軸2に対して
相対移動しながら、該ワーク主軸2に保持されているワ
ーク3の刃3aとの接触状態を検出する形で、ワーク接
触検出手段を構成する形になっている。
【0012】また、研削加工制御装置13は、図4に示
すように、主制御部20を有しており、主制御部20に
は、加工開始位置割出部21、信号判定部22、砥石回
転駆動部23、ワーク軸回転制御部25、砥石送り制御
部26、砥石軸前進駆動制御部27、キーボード29等
が接続している。加工開始位置割出部21には前記位置
決めセンサ15の各検知部15Pが、信号判定部22に
は前記タッチセンサ16が、それぞれ接続されており、
また、ワーク軸回転制御部25には前記第1モータ5
が、砥石送り制御部26には前記第2モータ11がそれ
ぞれ接続されている。さらに、砥石回転駆動部23に
は、前記工具駆動モータ10が接続されており、砥石軸
前進駆動制御部27には、X軸アクチュエータ28が接
続されている。そして、信号判定部22とワーク軸回転
制御部25と前記第1モータ5は、ワーク接触検出手段
である前記タッチセンサ16からの信号S1に基づい
て、前記ワーク主軸2の回転を制御する、ワーク主軸回
転駆動手段を構成する形になっている。
【0013】研削盤1は、以上のような構成を有してい
るので、該研削盤1を用いて先に述べたように3枚の刃
3aが軸心方向に螺旋状に形成されたワーク3の刃先で
ある被研削線3cに沿った部分を研削加工するには、ま
ず該ワーク3をワーク主軸2に保持させる。この状態
で、図3に示すように、砥石ヘッド7をX軸方向に沿っ
て矢印A方向側に前進移動させることによって、ワーク
3において研削を行うべき刃3aの被研削線3cの、切
込開始すべき加工開始位置P0に砥石9を当接させる。
そして、砥石9を回転中心CL1を中心として図3にお
いては矢印Q方向に回転駆動させながら、該砥石9をワ
ーク主軸2の軸心方向であるZ軸に沿ってワーク3に対
して図3においては矢印F方向に移動させる形で送ると
共に、ワーク主軸2を回転中心CL2を中心として図3
においては矢印M方向に回転させる。これによって、ワ
ーク3の被研削線3cを順次研削面9aに当接させてい
く形で、加工開始位置P0から加工終了位置P1迄、ワ
ーク3の刃3aの刃先である被研削線3cに沿って該ワ
ーク3を研削していく。この際、研削加工制御装置13
では、砥石9の前側である矢印A方向側に常時位置する
タッチセンサ16にこれがワーク3の刃3aと接触して
いるか否かを信号S1のON、OFFによって検出させ
て、該信号S1が常にONになっているように、ワーク
主軸2の回転、即ちこれによるワーク3の回転駆動量
を、信号判定部22とワーク軸回転制御部25と第1モ
ータ5によってフィードバック制御していく。これによ
って、該タッチセンサ16と同期的に矢印F方向に移動
する砥石9の研削面9aが、ワーク3の刃3aを被研削
線3cに沿って正確に研削し得るように制御する。
【0014】そこで、研削加工を行うに際しては、研削
加工制御装置13を用いて、図5に示す加工工程PRO
に沿って、既に螺旋状の切削刃である刃3aが穿設形成
されたワーク3を、各刃3aに対応した刃先である被研
削線3c部分を研削する形で加工していく。そこでま
ず、図5ステップST1によって、研削加工すべきワー
ク3を、ワーク主軸2に装着する。なお、加工開始時に
は、砥石9を、図2一点鎖線で示すように、その砥石軸
91が退避位置BGに位置する形になるよう、砥石ヘッ
ド7をX軸方向に沿って矢印B方向側に後退させてお
く。また、このときタッチセンサ16は、図2に示す状
態から、矢印H方向側に下降させた位置に後退させてお
く。この状態で、図5ステップST2によって、作業者
がキーボード29を介して、これから研削すべきワーク
3の刃数Nを入力すると共に研削加工制御装置13に加
工開始指令SCを入力して、研削盤1による研削加工を
開始する。
【0015】すると、まず、主制御部20は、図5ステ
ップST3によって、ワーク軸回転制御部25に第1モ
ータ5を駆動させて、これによって該第1モータ5に回
転を開始させる。すると、第1モータ5の回転によっ
て、ワーク主軸2が矢印M又はN方向に回転する形で、
ワーク3が回転中心CL2を中心としてZ軸周りに回転
する。そこで、次に、図5ステップST4によって、加
工開始位置割出部21は入力された刃数Nに対応した位
置決めセンサ15の検知部15Pを選択的に有効とし
(実施例の場合、検知部15P2を有効とする)、位置
決めセンサ15に、これから研削開始すべき刃3aの加
工開始位置P0から矢印N方向側に120度の角度をな
す位置の他の刃3aの加工開始位置P0’を検出させ
る。即ち、実施例においては位置決めすべき加工開始位
置P0から120度の位置の検知部15P2を有効に作
動させて、この状態でワーク3を回転させる。すると、
位置決めセンサ15は、基準位置X1に対して120度
の角度をなす位置に配置する刃3aの刃先である被研削
線3cを検出する形で、これから研削開始すべき刃3a
の120度矢印N方向側にある刃3aの被研削線3c、
即ち加工開始位置P0’を検出する。そこで、主制御部
20は加工開始位置割出部21に、図5ステップST5
によって、当該位置決めセンサ15の出力信号に基づい
て、加工開始位置P0を基準位置X1に割り出しさせ
る。これを受けた主制御部20はワーク軸回転制御部2
5によって、当該研削すべき刃3aの加工開始位置P0
が砥石9の研削面9aと対向する基準位置X1に該ワー
ク3を位置決めさせる形で、第1モータ5を一次停止さ
せる。
【0016】この状態で、タッチセンサ16を矢印G方
向側に突出駆動させると、該タッチセンサ16の突出先
端は、図2に示すように、ワーク主軸2の軸心CL2か
らワーク3の半径に対応した距離L1だけ離れた位置の
溝3d中において、基準位置X1に位置決めされた刃3
aにおいて研削すべき被研削線3c部分より僅かに内側
(ワーク主軸心CL2側)に当たる形で該刃3aに接触
する。これによってタッチセンサ16は、砥石9の前側
である矢印A方向側において、その先端部分が電気的な
接点になってワーク3の刃3aとの接触状態を検出する
形で、信号S1を所定の周期でON、或いはOFF出力
開始する。そこで、主制御部20は砥石回転駆動部23
に工具駆動モータ10を駆動させることによって、砥石
軸91を介して砥石9を回転中心CL1を中心として矢
印P又はQ方向に示すZ軸周りに回転駆動させる。これ
と共に、主制御部20は砥石軸前進駆動制御部27にX
軸アクチュエータ28を駆動させて、砥石ヘッド7をX
軸方向に沿って矢印A方向側に前進移動させて、該砥石
ヘッド7に装着された砥石9の研削面9aをワーク3の
刃3aに、所定の押圧力をもって当接させた状態にす
る。すると、砥石9が当接した分だけワーク3が研削さ
れる形で、被研削面3cが研削加工されていく。
【0017】即ち、研削を行うにはまず、図5ステップ
ST6によって、図2に示すように、砥石9の研削面9
aを、ワーク3の刃3aの加工開始位置P0に接触させ
た状態にする。この状態で、図5ステップST7によっ
て、主制御部20は砥石送り制御部26に第2モータ1
1を、矢印R方向又はS方向に所定の回転速度で回転さ
せる。即ち、第2モータ11の回転量に対応した分だ
け、ボールネジ12を介して、レスト台6をZ軸方向に
沿って矢印F方向側に移動させていく。こうしてレスト
台6を矢印F方向側に移動させると、これによって、回
転中心CL1を中心として回転駆動中の砥石9は、図3
に示すように、第2モータ11の回転量に対応した分だ
けZ軸方向に沿って矢印F方向に移動する。すると、図
3一点鎖線で示す螺旋状の被研削線3cに対して研削面
9aが図3矢印F方向に移動する形で、該砥石9の研削
面9aとワーク3の被研削線3cが、第2モータ11の
回転駆動量に対応した分だけ、ワーク3が砥石9に対し
て相対的に矢印N方向に回転する形で離反していく。こ
うして研削面9aと被研削線3cが離反すると、砥石9
の前側である矢印A方向側に位置する形でレスト台6に
装着されているタッチセンサ16は、該レスト台6を介
して砥石9と同期的にワーク3の溝3d内を矢印F方向
に移動することによって、刃3aの被研削線3cと非接
触状態になる。これによって、ワーク3の刃3aとの電
気的な接触がなくなった形で、タッチセンサ16は直ち
に信号S1をOFF出力する。
【0018】そこで、主制御部20は、所定の周期で信
号判定部22にタッチセンサ16の信号S1の出力がO
NであるかOFFであるかを判定させて、当該OFF出
力毎にワーク軸回転制御部25に第1モータ5を、ON
信号S1が出力されるまで回転駆動させることによっ
て、ワーク3を矢印M方向に回転させる。ワーク3が矢
印M方向に回転すると、それまで離れていたタッチセン
サ16の先端とワーク3が再び接触し、信号S1がON
となる。信号S1がONとなると、第1モータ5を停止
して、ワーク3の矢印M方向への回転を停止する。この
状態では、砥石9の研削面9aと被研削線3cが矢印
M、N(P、Q)方向において適正に接触していること
から、ワーク3の刃3aの研削は適正に行われる。こう
した制御を繰り返していくことにより、砥石9が常に刃
3aと適正に接触した状態を維持することが出来る。こ
のため、先に述べたように、図5ステップST7によっ
て、第2モータ11を所定の回転速度で回転させなが
ら、この状態で、所定の周期毎に信号判定部22にタッ
チセンサ16の信号S1のON、OFFを検出判定させ
ていく。そして、図5ステップST8によってタッチセ
ンサ16の信号S1がOFF出力である場合には、図5
ステップST9によって第1モータ5をタッチセンサ1
6の信号S1がONになるまで回転させる。そして、主
制御部20は、当該図5ステップST7からST9によ
る動作を、図5ステップST10によって、研削工具で
ある砥石9がワークエンドである加工終了位置P1(図
3に図示)に到達するまで行う。
【0019】すると、第1モータ5は、砥石9と矢印F
方向に同期移動するタッチセンサ16の信号S1のO
N、OFFに基づいて、当該信号S1が常にONとなる
ようにその駆動量が駆動制御されたことによって、常
に、該タッチセンサ16がワーク主軸2の軸心CL2か
ら所定の距離L1をなす位置においてワーク3の刃3a
と接触した状態、即ち、刃3aが砥石9の研削面9aと
基準位置X1で対向した状態、を維持するように、該ワ
ーク3の回転が制御されることになる。これにより、砥
石9は、その研削面9aがワーク3の刃3aに常に接触
した状態で、刃3aの刃先である被研削線3cを常に所
定深さづつ均一に研削することが出来る。こうして、研
削すべき1枚の刃3aに対応した被研削線3c部分で、
加工開始位置P0から加工終了位置P1まで、先に述べ
たように第2モータ11による砥石送り移動量に第1モ
ータ5によるワーク主軸2の回転量を追従させながら、
ワーク3と砥石9を矢印F方向に相対移動させると、こ
れによって、該1枚の刃3aに対応した1本の被研削線
3cが、確実に所定形状に研削加工される。
【0020】そこで、次に図5ステップST11によっ
て、主制御部20は砥石軸前進駆動制御部27にX軸ア
クチュエータ28を作動させて、砥石9及び該砥石9の
レスト台6を、その砥石軸91が図2に示す退避位置B
Gに位置するまで、図2矢印B方向に示すX軸方向に沿
って後退移動させると共に、砥石送り制御部26を介し
て第2モーター11によりレスト台6を矢印E方向の加
工開始位置にまで戻す。以上に述べたステップST1か
らステップST12の工程によって、ワーク3のうち1
枚の刃3aの一本の被研削線3cの研削加工が終了す
る。そこで、次に、再び、図5ステップST3に戻っ
て、第1モータ5を回転開始させ、図5ステップST
4、ST5によって位置決めセンサ15、加工開始位置
割出部21に、新たに研削開始すべき被研削線3cの加
工開始位置を割り出しさせて、当該新たに研削すべき被
研削線3c部分において、先に述べたステップST6か
らステップST11による工程を繰返す。こうして、図
5に示す加工工程PROによって、ワーク3の刃3aの
刃先である被研削線3cの数量に対応した回数だけ、以
上の工程を繰返すと、ワーク3の全ての刃3aの刃先で
ある被研削線3cの研削加工が完了する。当該研削時、
先に述べたように砥石9と矢印F方向に同期移動するタ
ッチセンサ16が常にワーク3の刃3aに接触した状態
になるように、ワーク主軸2の回転量が制御されたこと
によって、該ワーク3は、その被研削線3c部分が常に
正確に砥石9と当接した状態を維持するように、回転し
ながら、研削加工される。これによって、ワーク3の複
数枚の刃3aの各々に、所定形状の均一な刃先が被研削
線3cに沿って差異なく研削加工される。そこで、図5
ステップST13によって、ワーク3をワーク主軸2か
ら取り外す。
【0021】こうして、研削すべき所定枚数の刃3aに
おいて、先に述べたように第2モータ11の回転によっ
て砥石9をワーク3に対して矢印F方向に相対移動させ
ながら、第1モータ5の回転即ちワーク主軸2に装着さ
れたワーク3の回転をタッチセンサ16の信号S1のO
N、OFFに基づいて制御することによって、加工開始
位置P0から加工終了位置P1まで、砥石9とワーク3
とを正確に相対移動させて、複数の被研削線3cを研削
加工していく。すると、これによって研削加工された各
被加工線3cは、常に、砥石9の研削面9aと被研削線
3cが適正に接触した状態で加工仕上げされる。よっ
て、複数の被研削線3cの各々はいずれも均一な形状に
研削されるので、ワーク3が、精密な形状のツイストエ
ンドミルになる。このようにツイストエンドミルを研削
仕上げするに際し、研削盤1においては、被研削線3c
に沿ってワーク3に1回研削を施すために、砥石9の研
削面9aを、図3に示すように加工開始位置P0から加
工終了位置P1までワーク3の刃3aに対して1回相対
移動させるだけで良い。即ち、本発明によれば、所謂な
らい加工のように、実際の加工に先立つ形で被研削線3
cの形状に沿ってこれを読み込むための触針等をワーク
3上で移動させる必要がないので、加工手順が簡単であ
る。また、ワーク3をワーク主軸2に取り付けるだけ
で、研削加工を直ちに開始出来るので、加工リードタイ
ムが僅かですみ、ツイストエンドミルに要するトータル
な加工時間が短くて済む。また、上述したように各被加
工線3cが均質な状態で研削されるように精密加工を行
うに際し、砥石9の研削面9aが常時ワーク3の刃3a
に接触した状態になるようにワーク主軸2の回転を追従
制御する動作を、研削加工制御装置13によって自動的
に行うことが出来るので、加工者の熟練手技が不要であ
る。従って、加工者によって、1本1本の被研削線3c
或いは1ヶ1ヶのワーク3の研削仕上がり状態が不均質
になることはなく、加工すべき複数のワークの各被研削
線3cが均一な形の精密な研削加工を簡単に行うことが
出来る。なお、研削盤1には、刃先の形状を読み込み、
これを記憶するためのメモリが必要ないことによって、
機械コストが比較的安価ですみ、よって、ツイストエン
ドミルを低いコストで精密に研削仕上げすることが出来
る。
【0022】なお、上述した実施例においては、研削工
具である砥石9は、X軸方向に沿って前進後退移動自在
な形の砥石ヘッド7に装着されて、該砥石ヘッド7がZ
軸方向に沿って移動自在なレスト台6上に装着されてい
る例を述べたが、砥石9は、ワーク主軸2の軸心方向に
ワーク3に対して相対移動自在な形で設けられていれ
ば、これ以外の配設様態を呈していても構わない。従っ
て、砥石9は、実施例で述べたように該砥石9を支持す
るレスト台6がボールネジ12を介して第2モータ11
の回転駆動によってZ軸方向に移動する動作によって、
ワーク3と相対移動しなくても構わない。即ち、研削盤
1は、ワーク3側がワーク主軸2を介してレスト台6等
に対してZ軸方向に移動することによって、砥石9とワ
ーク3とが相対移動自在であるように構成されていても
構わない。なお、砥石9等の研削工具の材質は任意であ
る。また、実施例においては、砥石9の常時前側(矢印
A方向側)に位置する形でレスト台6に装着されている
タッチセンサ16を、ワーク接触検出センサとして用い
た例を述べたが、ワーク接触検出センサは、砥石9と同
期移動しながらワーク3の刃3aとの接触状態を検出す
ることが出来るものであれば、その他の位置にその他の
配設様態で設けられるものであっても良い。なお、タッ
チセンサ16は、実施例においては、該タッチセンサ1
6が固定装着されたレスト台6を同期移動手段として、
砥石9と、ワーク主軸2の軸心方向に該ワーク主軸2に
対して相対的に同期移動し得るように構成されている例
を述べたが、当該同期移動手段の構成はこれに限定され
るものではない。従って、タッチセンサ16は、クラッ
チ等を介して砥石9と同期移動し得る形になっていても
良く、また、タッチセンサ16は、砥石9の矢印F方向
に先行する形で該砥石9と同期移動しながら刃3aとの
接触状態を検出しても構わない。さらには、その他の手
段によって、タッチセンサ16が砥石9と同期移動しな
がらワーク3の刃3aとの接触状態を検出しても構わな
い。なお、実施例においては、タッチセンサ16はワー
ク3の刃3aとの接触状態を、信号S1をON、OFF
出力する形で検出し、該信号S1のON、OFFを直ち
に信号判定部22が判定し得るように構成した例を述べ
たが、本発明においては、当該信号S1に基づいて、ワ
ーク主軸回転駆動制御手段がワーク主軸2の回転を制御
することが出来れば良く、従って、信号S1の出力及び
読み取り形式等は、実施例以外であっても構わない。な
お、ワーク主軸回転駆動制御手段は、必ずしも、実施例
で述べたように第1モータ5、信号判定部22、ワーク
軸回転制御部25によって構成されていなくとも構わ
ず、その他の構成要素によって構成されても良い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、軸
心方向に螺旋状の刃3a等の切削刃が複数枚形成された
ツイストエンドミル用のワーク3を回転自在に保持し得
るワーク主軸2を有し、前記ワーク3の切削刃の被研削
線3c等の刃先を研削し得る砥石9等の研削工具を、前
記ワーク主軸2の軸心方向に該ワーク3に対して相対移
動自在な形で設け、前記ワーク3の切削刃との接触状態
を検出するタッチセンサ16等のワーク接触検出手段
を、前記ワーク主軸2の軸心方向に該ワーク主軸2に対
して相対移動自在に設け、前記研削工具と前記ワーク接
触検出手段を前記ワーク主軸2の軸心方向に該ワーク主
軸2に対して相対的に同期移動させ得るレスト台6、砥
石ヘッド7等の同期移動手段を設け、前記ワーク接触検
出手段から出力される信号S1に基づいて、前記ワーク
主軸2の回転を制御する、信号判定部22、ワーク軸回
転制御部25、第1モータ5等のワーク主軸回転駆動制
御手段を設けて構成したので、刃先を研削するに際し、
ワーク接触検出手段を同期移動手段によって研削工具と
同期移動させながら、該ワーク接触検出手段に出力させ
た切削刃との接触状態を表す信号S1に基づいて、ワー
ク主軸回転駆動制御手段にワーク主軸2の回転を制御さ
せることが出来る。すると、研削盤1等のツイストエン
ドミル用研削装置において切削刃の刃先を螺旋状に研削
する際には、研削工具をワーク3の切削刃と接触させた
状態で、該切削刃と研削工具を相対移動させることによ
って、当該研削を行うが、この際、本発明では、研削工
具と同期移動中のワーク接触検出手段が常にワーク3の
切削刃に接触した状態になるように、ワーク主軸2の回
転を制御しながら、研削を行うことが出来る。これによ
って、ワーク3は、その切削刃の刃先部分が常に正確に
研削工具の研削面と当接した状態を維持するように、回
転しながら、研削加工される。この結果、研削工具がワ
ーク3の切削刃の刃先から外れることがなく、該ワーク
3の複数枚の切削刃の各々において、常に均一な形状を
なすように各刃先が研削加工される。従って、本発明に
よれば、所謂ならい加工のように研削に先立ち刃先の形
状を読み込む必要がなく、ワーク接触検出手段と研削工
具を切削刃に当接させて直ちに加工を開始することが出
来るので、簡単且つ短時間で、切削刃の刃先を均一に研
削することが出来る。即ち、ツイストエンドミルの研削
加工に要する時間が短くてすむ。そして、本発明によれ
ば、刃先の研削加工を行うために加工者の熟練手技が必
要とされることがないので、加工者の熟練度の違いによ
って研削の仕上がり状態が不均一になることがなく、常
に均一な刃先研削状態をなす形の精密なるツイストエン
ドミルが加工仕上げされる。なお、本発明によるツイス
トエンドミル用研削装置では、上述したように刃先の形
状を読み込む必要がないところから、当該刃先の形状の
記憶に必要とされるメモリが必要なく、その分機械コス
トが安価である。従って、低コストで、ツイストエンド
ミルを精密に研削加工することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いて研削加工中のツイストエンドミ
ルの一例を示す正面図である。
【図2】図1のII矢視図である。
【図3】図1に示すツイストエンドミルにおける被加工
線形状を示す平面図である。
【図4】本発明によるツイストエンドミル用加工装置の
制御系統を示すブロック図である。
【図5】本発明によるツイストエンドミル用研削装置の
研削加工工程を示す流れ図である。
【符号の説明】
1……ツイストエンドミル用研削装置(研削盤) 2……ワーク主軸 3……ワーク 3a……切削刃(刃) 3c……刃先(被研削線) 6……同期移動手段(レスト台) 7……同期移動手段(砥石ヘッド) 9……研削工具(砥石) 16……ワーク接触検出手段(タッチセンサ) 5……ワーク主軸回転駆動制御手段(第1モータ) 22……ワーク主軸回転駆動制御手段(信号判定部) 25……ワーク主軸回転駆動制御手段(ワーク軸回転制
御部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸心方向に螺旋状の切削刃が複数枚形成さ
    れたツイストエンドミル用のワークを回転自在に保持し
    得るワーク主軸を有し、 前記ワークの切削刃の刃先を研削し得る研削工具を、前
    記ワーク主軸の軸心方向に該ワークに対して相対移動自
    在な形で設け、 前記ワークの切削刃との接触状態を検出するワーク接触
    検出手段を、前記ワーク主軸の軸心方向に該ワーク主軸
    に対して相対移動自在に設け、 前記研削工具と前記ワーク接触検出手段を前記ワーク主
    軸の軸心方向に該ワーク主軸に対して相対的に同期移動
    させ得る同期移動手段を設け、 前記ワーク接触検出手段から出力される信号に基づい
    て、前記ワーク主軸の回転を制御するワーク主軸回転駆
    動制御手段を設けて構成した、ツイストエンドミル用研
    削装置。
JP23744193A 1993-08-30 1993-08-30 ツイストエンドミル用研削装置 Pending JPH0760622A (ja)

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