JPH0760783A - ゴルフクラブヘッドの製造方法及びその製造方法に使用する成形用金型 - Google Patents
ゴルフクラブヘッドの製造方法及びその製造方法に使用する成形用金型Info
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- JPH0760783A JPH0760783A JP5209511A JP20951193A JPH0760783A JP H0760783 A JPH0760783 A JP H0760783A JP 5209511 A JP5209511 A JP 5209511A JP 20951193 A JP20951193 A JP 20951193A JP H0760783 A JPH0760783 A JP H0760783A
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- Japan
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 設計通りのゴルフクラブヘッドを成形するこ
とが出来ると共に、安価に金型を製造でき、クラブヘッ
ドの生産性の向上を図ることが出来るゴルフクラブヘッ
ドの製造方法及びその製造方法に使用する成形用金型を
提供する。 【構成】 下型1bには、金型1内に射出された樹脂材
料Wをソールプレート2を介して押圧する油圧シリンダ
ー等の押圧手段8が設けてあり、この押圧手段8の押圧
ロッド9は、前記ソールプレート2の底面に当接してい
る。また、押圧手段8のシリンダー10には、ピントン
11により区画された伸び側圧力室12aと、縮み側圧
力室12bとに圧油を供給する供給パイプ13a,13
bが夫々接続され、金型1内に樹脂材料を充填して射出
圧力をゼロにした状態で押圧手段8を作動させ、クラブ
ヘッドのソール面をソールプレート2を介して押圧する
ものである。
とが出来ると共に、安価に金型を製造でき、クラブヘッ
ドの生産性の向上を図ることが出来るゴルフクラブヘッ
ドの製造方法及びその製造方法に使用する成形用金型を
提供する。 【構成】 下型1bには、金型1内に射出された樹脂材
料Wをソールプレート2を介して押圧する油圧シリンダ
ー等の押圧手段8が設けてあり、この押圧手段8の押圧
ロッド9は、前記ソールプレート2の底面に当接してい
る。また、押圧手段8のシリンダー10には、ピントン
11により区画された伸び側圧力室12aと、縮み側圧
力室12bとに圧油を供給する供給パイプ13a,13
bが夫々接続され、金型1内に樹脂材料を充填して射出
圧力をゼロにした状態で押圧手段8を作動させ、クラブ
ヘッドのソール面をソールプレート2を介して押圧する
ものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ゴルフクラブヘッド
の製造方法及びその製造方法に使用する成形用金型に係
わり、更に詳しくは設計通りのゴルフクラブヘッドを成
形することが出来ると共に、安価に金型を製造でき、ク
ラブヘッドの生産性の向上を図ることが出来るゴルフク
ラブヘッドの製造方法及びその製造方法に使用する成形
用金型に関するものである。
の製造方法及びその製造方法に使用する成形用金型に係
わり、更に詳しくは設計通りのゴルフクラブヘッドを成
形することが出来ると共に、安価に金型を製造でき、ク
ラブヘッドの生産性の向上を図ることが出来るゴルフク
ラブヘッドの製造方法及びその製造方法に使用する成形
用金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、繊維強化プラスチック等の樹脂材
料を主材としたゴルフクラブヘッド、特にウッドゴルフ
クラブヘッドを製造する方法としては、シンタクチック
フォーム等の芯体を分割された金型内にセットし、芯体
と金型との空隙部に樹脂材料を射出成形してクラブヘッ
ドを一体的に成形する方法が知られている。
料を主材としたゴルフクラブヘッド、特にウッドゴルフ
クラブヘッドを製造する方法としては、シンタクチック
フォーム等の芯体を分割された金型内にセットし、芯体
と金型との空隙部に樹脂材料を射出成形してクラブヘッ
ドを一体的に成形する方法が知られている。
【0003】然しながら、上記のような成形方法の場
合、射出圧力によって芯体が圧縮変形を起こし、設計通
りのクラブヘッドを製作することが出来ないと言う問題
があった。そこで、係る問題を改善する方法として、例
えば、クラブヘッドのシェル部分(クラブヘッドの外殻
部分)に相当するだけの樹脂量を射出成形して、保持圧
をかけないようにして成形する方法(特開平4-84980
号) 、また本願出願人が平成5年1月19日付けの出願
(特願平5−6945号,発明の名称:ゴルフクラブヘ
ッド及びその製造方法)において、芯体の外周面に射出
圧力に耐え得るような樹脂表面補強層を設ける発明を提
案している。
合、射出圧力によって芯体が圧縮変形を起こし、設計通
りのクラブヘッドを製作することが出来ないと言う問題
があった。そこで、係る問題を改善する方法として、例
えば、クラブヘッドのシェル部分(クラブヘッドの外殻
部分)に相当するだけの樹脂量を射出成形して、保持圧
をかけないようにして成形する方法(特開平4-84980
号) 、また本願出願人が平成5年1月19日付けの出願
(特願平5−6945号,発明の名称:ゴルフクラブヘ
ッド及びその製造方法)において、芯体の外周面に射出
圧力に耐え得るような樹脂表面補強層を設ける発明を提
案している。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】然しながら、前者の
シェル部分に相当するだけの樹脂量を射出成形して、保
持圧をかけないようにして成形する方法の場合は、保持
圧をかけないために、樹脂冷却時の体積収縮によって肉
厚部に所謂ヒケ(体積収縮によるへこみ)が生じたり、
表面の平滑性が悪くなると言う問題があり、また後者の
樹脂表面補強層を設ける方法の場合にも充分ではないと
言う問題があった。
シェル部分に相当するだけの樹脂量を射出成形して、保
持圧をかけないようにして成形する方法の場合は、保持
圧をかけないために、樹脂冷却時の体積収縮によって肉
厚部に所謂ヒケ(体積収縮によるへこみ)が生じたり、
表面の平滑性が悪くなると言う問題があり、また後者の
樹脂表面補強層を設ける方法の場合にも充分ではないと
言う問題があった。
【0005】この発明は、かかる従来の課題に着目して
案出されたもので、金型内へ所定量の樹脂材料を射出完
了後、フェース面側またはソールプレート側から樹脂材
料に圧力を加えることにより、樹脂冷却時の体積収縮に
よって肉厚部にヒケが生じることがなく、設計通りのゴ
ルフクラブヘッドを成形することが出来、また射出圧力
に耐え得るように金型を製作する必要がないので、金型
の材料を低減させて安価に製作することができ、更に表
面の平滑性が良好なクラブヘッドを製造出来ると共に、
工程の短縮により生産性の向上を図ることが出来るゴル
フクラブヘッドの製造方法及びその製造方法に使用する
成形用金型を提供することを目的とするものである。
案出されたもので、金型内へ所定量の樹脂材料を射出完
了後、フェース面側またはソールプレート側から樹脂材
料に圧力を加えることにより、樹脂冷却時の体積収縮に
よって肉厚部にヒケが生じることがなく、設計通りのゴ
ルフクラブヘッドを成形することが出来、また射出圧力
に耐え得るように金型を製作する必要がないので、金型
の材料を低減させて安価に製作することができ、更に表
面の平滑性が良好なクラブヘッドを製造出来ると共に、
工程の短縮により生産性の向上を図ることが出来るゴル
フクラブヘッドの製造方法及びその製造方法に使用する
成形用金型を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、金型のゴルフクラブヘッドのフェース面ま
たはソールプレートの少なくとも一方に、金型内に射出
された樹脂材料を押圧する押圧手段を設けたことを要旨
とするものである。また、この発明は金型内へ樹脂射出
完了後、ソールプレートまたはフェース面から金型内の
樹脂材料に所定の圧力を加えることによりクラブヘッド
を一体的に成形することを要旨とするものである。
成するため、金型のゴルフクラブヘッドのフェース面ま
たはソールプレートの少なくとも一方に、金型内に射出
された樹脂材料を押圧する押圧手段を設けたことを要旨
とするものである。また、この発明は金型内へ樹脂射出
完了後、ソールプレートまたはフェース面から金型内の
樹脂材料に所定の圧力を加えることによりクラブヘッド
を一体的に成形することを要旨とするものである。
【0007】
【発明の作用】この発明は上記のように構成され、分割
された金型内に硬質ウレタンフーム,シンタクチックフ
ォーム等の芯体と、ソールプレートをインサートさせた
後金型を閉じ、クラブヘッドのシェル材料としての熱可
塑性樹脂(繊維,充填剤等を混入しているものでも可
能)を所定の射出圧力で金型内に射出して樹脂充填を行
う。
された金型内に硬質ウレタンフーム,シンタクチックフ
ォーム等の芯体と、ソールプレートをインサートさせた
後金型を閉じ、クラブヘッドのシェル材料としての熱可
塑性樹脂(繊維,充填剤等を混入しているものでも可
能)を所定の射出圧力で金型内に射出して樹脂充填を行
う。
【0008】樹脂材料の注入は、金型内に完全に充填さ
れた瞬間に射出圧力をゼロにして完了させ、その後、押
圧手段でソール面またはフェース面に圧力かけて圧縮
し、これを樹脂材料が完全に固化して型開きできる時間
まで継続し、その後、型開きを行って製品を取り出すも
のである。以下、添付図面に基づき、この発明の実施例
を説明する。図1は、この発明の第1実施例を示す金型
の断面図を示し、1は上型1aと下型1bとから成る金
型、2は金型1内に予めセットされるソールプレート、
4はシンタクチックフォーム(熱硬化性樹脂とガラスバ
ルーンとの複合体)等の芯体、5はシャフト成形用のピ
ン、6はスプル,14はゲートを示している。
れた瞬間に射出圧力をゼロにして完了させ、その後、押
圧手段でソール面またはフェース面に圧力かけて圧縮
し、これを樹脂材料が完全に固化して型開きできる時間
まで継続し、その後、型開きを行って製品を取り出すも
のである。以下、添付図面に基づき、この発明の実施例
を説明する。図1は、この発明の第1実施例を示す金型
の断面図を示し、1は上型1aと下型1bとから成る金
型、2は金型1内に予めセットされるソールプレート、
4はシンタクチックフォーム(熱硬化性樹脂とガラスバ
ルーンとの複合体)等の芯体、5はシャフト成形用のピ
ン、6はスプル,14はゲートを示している。
【0009】前記下型1bには、クラブヘッドの成形後
に、成形体を下型1bから離型させるための突き上げピ
ン7a,7bと、金型1内に射出された樹脂材料Wをソ
ールプレート2を介して押圧する油圧シリンダー等の押
圧手段8が設けてあり、この押圧手段8の押圧ロッド9
は、前記ソールプレート2の底面に当接している。ま
た、押圧手段8のシリンダー10には、ピントン11に
より区画された伸び側圧力室12aと、縮み側圧力室1
2bとに圧油を供給する供給パイプ13a,13bが夫
々接続され、金型1内に樹脂材料を充填して射出圧力を
ゼロにした状態で押圧手段8を作動させ、クラブヘッド
のソール面をソールプレート2を介して押圧するもので
ある。
に、成形体を下型1bから離型させるための突き上げピ
ン7a,7bと、金型1内に射出された樹脂材料Wをソ
ールプレート2を介して押圧する油圧シリンダー等の押
圧手段8が設けてあり、この押圧手段8の押圧ロッド9
は、前記ソールプレート2の底面に当接している。ま
た、押圧手段8のシリンダー10には、ピントン11に
より区画された伸び側圧力室12aと、縮み側圧力室1
2bとに圧油を供給する供給パイプ13a,13bが夫
々接続され、金型1内に樹脂材料を充填して射出圧力を
ゼロにした状態で押圧手段8を作動させ、クラブヘッド
のソール面をソールプレート2を介して押圧するもので
ある。
【0010】次に、上記のような金型1を用いてゴルフ
クラブヘッドを製造する方法について説明する。まず、
上下に分割された金型1内に硬質ウレタンフォーム,シ
ンタクチックフォーム等の芯体4と、ソールプレート2
をインサートさせた後金型を閉じる。次に、クラブヘッ
ドのシェル材料としての熱可塑性樹脂材料Wを所定の射
出圧力でスプル6から金型1内に射出して樹脂充填を行
う。
クラブヘッドを製造する方法について説明する。まず、
上下に分割された金型1内に硬質ウレタンフォーム,シ
ンタクチックフォーム等の芯体4と、ソールプレート2
をインサートさせた後金型を閉じる。次に、クラブヘッ
ドのシェル材料としての熱可塑性樹脂材料Wを所定の射
出圧力でスプル6から金型1内に射出して樹脂充填を行
う。
【0011】樹脂材料Wの注入は、金型1内に完全に充
填された瞬間に射出圧力をゼロにして完了させ、その
後、ゲート14が固化してキャビティ内の樹脂が逆流し
なくなった時点で、前記押圧手段8の押圧ロッド9でソ
ールプレート2を押圧してクラブヘッドのソール面に圧
力かけて充填されている樹脂材料Wを加圧し、樹脂材料
Wが収縮量だけ圧縮し、この状態を樹脂材料Wを加熱加
圧して完全に固化して型開きできる時間まで継続する。
填された瞬間に射出圧力をゼロにして完了させ、その
後、ゲート14が固化してキャビティ内の樹脂が逆流し
なくなった時点で、前記押圧手段8の押圧ロッド9でソ
ールプレート2を押圧してクラブヘッドのソール面に圧
力かけて充填されている樹脂材料Wを加圧し、樹脂材料
Wが収縮量だけ圧縮し、この状態を樹脂材料Wを加熱加
圧して完全に固化して型開きできる時間まで継続する。
【0012】その後、押圧手段8を元の位置に戻し、型
開きを行って完成された製品を取り出すものである。な
お、前記ゲート14は機械的にシールしても可能であ
る。図2は、この発明の第2実施例を示す金型20の断
面図を示し、この金型20は、押圧手段8をクラブヘッ
ドのフェース面X側に設けたもので、その他の構成は、
上記第1実施例と同様なので、同一符号を付して説明は
省略する。
開きを行って完成された製品を取り出すものである。な
お、前記ゲート14は機械的にシールしても可能であ
る。図2は、この発明の第2実施例を示す金型20の断
面図を示し、この金型20は、押圧手段8をクラブヘッ
ドのフェース面X側に設けたもので、その他の構成は、
上記第1実施例と同様なので、同一符号を付して説明は
省略する。
【0013】即ち、この第2実施例は、金型10のフェ
ース面X側にクラブヘッドのフェース面Xを押圧する押
圧プレート21をシリンダー22の押圧ロッド22の先
端に設けて構成したもので、その製造方法は、上記第1
実施例と同様に、金型20内にシンタクチックフォーム
等の芯体4と、ソールプレート2をインサートさせた
後、樹脂材料Wを所定の射出圧力で射出噴出孔6から金
型1内に射出して樹脂充填を行う。
ース面X側にクラブヘッドのフェース面Xを押圧する押
圧プレート21をシリンダー22の押圧ロッド22の先
端に設けて構成したもので、その製造方法は、上記第1
実施例と同様に、金型20内にシンタクチックフォーム
等の芯体4と、ソールプレート2をインサートさせた
後、樹脂材料Wを所定の射出圧力で射出噴出孔6から金
型1内に射出して樹脂充填を行う。
【0014】その後、ゲート14が固化してキャビティ
内の樹脂が逆流しなくなった時点で、前記押圧手段8の
押圧プレート21でクラブヘッドのフェース面Xに圧力
かけて充填されている樹脂材料Wを樹脂材料Wの収縮量
だけ圧縮し、この状態を樹脂材料Wを加熱加圧して完全
に固化して型開きできる時間まで継続する。その後、押
圧手段8を元の位置に戻し、型開きを行って完成された
製品を取り出すものである。次に、この発明の実施例
と、比較例を説明する。
内の樹脂が逆流しなくなった時点で、前記押圧手段8の
押圧プレート21でクラブヘッドのフェース面Xに圧力
かけて充填されている樹脂材料Wを樹脂材料Wの収縮量
だけ圧縮し、この状態を樹脂材料Wを加熱加圧して完全
に固化して型開きできる時間まで継続する。その後、押
圧手段8を元の位置に戻し、型開きを行って完成された
製品を取り出すものである。次に、この発明の実施例
と、比較例を説明する。
【0015】〔実施例1〕上記第1実施例において説明
した金型1を製作し、この金型1に内径50mmの油圧シ
リンダーから成る押圧手段8を設けると共に、この押圧
手段8の直径20mmの押圧ロッド9をソールプレート2
の底面まで到達する長さに形成する。そして、金型1内
に比重0.4 の芯体4(シンタクチックコア)と、ソール
プレート2をインサートした後、金型1を閉じ、クラブ
ヘッドシェル材料W(樹脂材料W)として、炭素繊維3
0%入りナイロン66を射出圧力300 Kgf/cm2で金型1内
に射出し、樹脂充填を行った。
した金型1を製作し、この金型1に内径50mmの油圧シ
リンダーから成る押圧手段8を設けると共に、この押圧
手段8の直径20mmの押圧ロッド9をソールプレート2
の底面まで到達する長さに形成する。そして、金型1内
に比重0.4 の芯体4(シンタクチックコア)と、ソール
プレート2をインサートした後、金型1を閉じ、クラブ
ヘッドシェル材料W(樹脂材料W)として、炭素繊維3
0%入りナイロン66を射出圧力300 Kgf/cm2で金型1内
に射出し、樹脂充填を行った。
【0016】樹脂材料Wの注入は、型内に完全に充填さ
れた瞬間に射出圧力をゼロにして完了させ、2秒後に油
圧シリンダー(押圧手段8)に100 Kgf/cm2の圧力をか
けてソール面を圧縮し、これを樹脂材料Wが完全に固化
して型開き出来る時間まで継続した。型開き後、成形さ
れたクラブヘッドを観察したところ、表面平滑性の良好
なクラブヘッドが製作されていた。これは、射出された
樹脂材料Wが収縮する分の体積(約5〜10%)がソールプ
レート2からの圧縮で補完されているからである。ま
た、計算によってシンタクチックコアの体積減少量(圧
壊量)を調べたところ全くなかった。
れた瞬間に射出圧力をゼロにして完了させ、2秒後に油
圧シリンダー(押圧手段8)に100 Kgf/cm2の圧力をか
けてソール面を圧縮し、これを樹脂材料Wが完全に固化
して型開き出来る時間まで継続した。型開き後、成形さ
れたクラブヘッドを観察したところ、表面平滑性の良好
なクラブヘッドが製作されていた。これは、射出された
樹脂材料Wが収縮する分の体積(約5〜10%)がソールプ
レート2からの圧縮で補完されているからである。ま
た、計算によってシンタクチックコアの体積減少量(圧
壊量)を調べたところ全くなかった。
【0017】〔比較例1〕上記実施例1と同様な金型1
で、金型1内に比重0.4 の芯体4(シンタクチックコ
ア)と、ソールプレート2をインサートした後、金型1
を閉じ、炭素繊維30%入りナイロン66から成る樹脂
材料Wを金型1 内に射出し、クラブヘッドを製作した。
で、金型1内に比重0.4 の芯体4(シンタクチックコ
ア)と、ソールプレート2をインサートした後、金型1
を閉じ、炭素繊維30%入りナイロン66から成る樹脂
材料Wを金型1 内に射出し、クラブヘッドを製作した。
【0018】この際、射出圧力は300 Kgf/cm2とし、樹
脂充填完了直後に、射出圧力をゼロにして、油圧シリン
ダーによる射出後の圧縮は行わず、冷却固化させた。こ
の条件で成形されたクラブヘッドは、肉厚部分にヒケ
(体積収縮によるへこみ)が発生し、かつ表面に炭素繊
維の浮き出した表面平滑性の悪いクラブヘッドとなっ
た。但し、シンタクチックコアの圧壊は認められなかっ
た。
脂充填完了直後に、射出圧力をゼロにして、油圧シリン
ダーによる射出後の圧縮は行わず、冷却固化させた。こ
の条件で成形されたクラブヘッドは、肉厚部分にヒケ
(体積収縮によるへこみ)が発生し、かつ表面に炭素繊
維の浮き出した表面平滑性の悪いクラブヘッドとなっ
た。但し、シンタクチックコアの圧壊は認められなかっ
た。
【0019】〔比較例2〕上記実施例1と同様な金型1
で、金型1内に比重0.4 の芯体4(シンタクチックコ
ア)と、ソールプレート2をインサートした後、金型1
を閉じ、炭素繊維30%入りナイロン66から成る樹脂
材料Wを金型1 内に射出し、クラブヘッドを製作した。
で、金型1内に比重0.4 の芯体4(シンタクチックコ
ア)と、ソールプレート2をインサートした後、金型1
を閉じ、炭素繊維30%入りナイロン66から成る樹脂
材料Wを金型1 内に射出し、クラブヘッドを製作した。
【0020】この際、射出圧力は1,100Kgf/cm2で樹脂注
入を行い、金型1内への樹脂充填完了直後も15秒間同
圧力を保圧としてかけ続けた。冷却後、型開きして成形
されたクラブヘッドを観察したところ、外観は良好であ
ったが、シンタクチックコアが42%圧壊していた。以
上のように、この発明の実施例の場合には、金型1内へ
所定量の樹脂材料Wを射出完了後、フェース面X側また
はソールプレート2側から樹脂材料Wに圧力を加えるこ
とにより、樹脂冷却時の体積収縮によって肉厚部にヒケ
が生じることがなく、設計通りのゴルフクラブヘッドを
成形することが出来る。
入を行い、金型1内への樹脂充填完了直後も15秒間同
圧力を保圧としてかけ続けた。冷却後、型開きして成形
されたクラブヘッドを観察したところ、外観は良好であ
ったが、シンタクチックコアが42%圧壊していた。以
上のように、この発明の実施例の場合には、金型1内へ
所定量の樹脂材料Wを射出完了後、フェース面X側また
はソールプレート2側から樹脂材料Wに圧力を加えるこ
とにより、樹脂冷却時の体積収縮によって肉厚部にヒケ
が生じることがなく、設計通りのゴルフクラブヘッドを
成形することが出来る。
【0021】また射出圧力に耐え得るように金型1を製
作する必要がないので、金型1の材料を低減させて安価
に製作することができ、更に表面の平滑性が良好なクラ
ブヘッドを製造出来ると共に、工程の短縮により生産性
の向上を図ることが出来るものである。
作する必要がないので、金型1の材料を低減させて安価
に製作することができ、更に表面の平滑性が良好なクラ
ブヘッドを製造出来ると共に、工程の短縮により生産性
の向上を図ることが出来るものである。
【0022】
【発明の効果】この発明は、上記のように金型のゴルフ
クラブヘッドのフェース面またはソールプレートの少な
くとも一方に、金型内に射出された樹脂材料を押圧する
押圧手段を設けたので、樹脂冷却時の体積収縮を押圧手
段による樹脂材料の圧縮によって補うことが出来、この
結果、クラブヘッドの肉厚部に樹脂冷却時の体積収縮に
よるへこみが生じることがなく、設計通りのゴルフクラ
ブヘッドを成形することが出来、また射出圧力に耐え得
るように金型を製作する必要がないので、金型の材料を
低減させて安価に製作することができ、更に表面の平滑
性が良好なクラブヘッドを製造出来ると共に、工程の短
縮により生産性の向上を図ることが出来る効果がある。
クラブヘッドのフェース面またはソールプレートの少な
くとも一方に、金型内に射出された樹脂材料を押圧する
押圧手段を設けたので、樹脂冷却時の体積収縮を押圧手
段による樹脂材料の圧縮によって補うことが出来、この
結果、クラブヘッドの肉厚部に樹脂冷却時の体積収縮に
よるへこみが生じることがなく、設計通りのゴルフクラ
ブヘッドを成形することが出来、また射出圧力に耐え得
るように金型を製作する必要がないので、金型の材料を
低減させて安価に製作することができ、更に表面の平滑
性が良好なクラブヘッドを製造出来ると共に、工程の短
縮により生産性の向上を図ることが出来る効果がある。
【図1】この発明の第1実施例を示す金型の断面図であ
る。
る。
【図2】この発明の第2実施例を示す金型の断面図であ
る。
る。
1 金型 1a 上型 1b 下型 2 ソールプレ
ート 4 芯体 8 押圧手段 9 押圧ロッド
ート 4 芯体 8 押圧手段 9 押圧ロッド
Claims (2)
- 【請求項1】 金型内に芯体をセットし、金型と芯体と
の空隙部に樹脂材料を射出成形してクラブヘッドを一体
的に成形するゴルフクラブヘッドの製造方法において、
前記金型内へ樹脂射出完了後、ソールプレートまたはフ
ェース面から金型内の樹脂材料に所定の圧力を加え、ク
ラブヘッドを一体的に成形することを特徴とするゴルフ
クラブヘッドの製造方法。 - 【請求項2】 上型と下型とから成るゴルフクラブヘッ
ドの製造用金型において、前記金型のゴルフクラブヘッ
ドのフェース面またはソールプレートの少なくとも一方
に、金型内に射出された樹脂材料を押圧する押圧手段を
設けたことを特徴とするゴルフクラブヘッドの製造方法
に使用する成形用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5209511A JPH0760783A (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | ゴルフクラブヘッドの製造方法及びその製造方法に使用する成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5209511A JPH0760783A (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | ゴルフクラブヘッドの製造方法及びその製造方法に使用する成形用金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0760783A true JPH0760783A (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=16574011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5209511A Pending JPH0760783A (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | ゴルフクラブヘッドの製造方法及びその製造方法に使用する成形用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0760783A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019189631A1 (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-03 | 東レ株式会社 | 成形品およびその製造方法 |
| KR102458521B1 (ko) * | 2022-04-28 | 2022-10-25 | 케이트레이드 주식회사 | 파크골프클럽의 헤드 제조방법 |
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1993
- 1993-08-24 JP JP5209511A patent/JPH0760783A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019189631A1 (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-03 | 東レ株式会社 | 成形品およびその製造方法 |
| JPWO2019189631A1 (ja) * | 2018-03-30 | 2021-02-12 | 東レ株式会社 | 成形品およびその製造方法 |
| KR102458521B1 (ko) * | 2022-04-28 | 2022-10-25 | 케이트레이드 주식회사 | 파크골프클럽의 헤드 제조방법 |
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