JPH0760864A - 改良された形状のリムを有するタイヤとその成形方法 - Google Patents
改良された形状のリムを有するタイヤとその成形方法Info
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Abstract
端縁部22の形状は例えば丸い。
Description
に関するものである。
イールリム上にタイヤを確実に「引っ掛ける(accrochag
e)」ことにある。そのため、タイヤリムの形状はそれを
受けるホイールリムの形状に合せてある。換言すれば、
ホイールリム上にタイヤリムを良好に締付ける目的での
わずかな差を無視すると、タイヤリムの外側側面および
その当接座(siege) (すなわちその放射方向内側の面)
は対応するホイールリムの形状とほぼ一致した形状を有
している。
明細書でタイヤリムの内側端縁部とよぶ区域(一般に
「タイヤリム頂部」と呼ばれる相対的に尖った角部。こ
の部分にあるゴムは「頂部ゴム(pointe de gomme) 」と
よばれる)でタイヤリムの当接座と合流するまで、外側
側面の形状とほぼ対応した形状をしている。
イールリムに装着される。このホイールリムはホイール
リムの軸線に対してほぼ直角な折返し部を有し、この折
返し部の延長上にタイヤリムを受ける当接座(sieges)を
有し、この当接座はホイールリムの軸線に対してわずか
に傾斜(角度約5°の傾斜)した円錐台形の支持面を有
し、その端縁は「ハンプ(hump)」とよばれる突起で区画
され、当接座より放射方側下方に中央溝を有している。
ホイールリムに取付けられたタイヤリムの頂部はこの突
起と係合して、タイヤの膨張圧力が大幅に低下した場合
でもタイヤがホイールリムから外れないようにしてい
る。従って、タイヤをホイールリムに良好に保持する上
で、タイヤリムの内側端縁部の役目は重要である。
り、それから取外したりする際に用いる工具は実質的に
タイヤリムの内側端縁部の所に力を加えるようになる。
この工具はタイヤリムに極めて局部な力を加え、場合に
よってはタイヤリムが変形するほど大きな力が加わり、
傷が付く場合もある。そのため、タイヤリムの上記頂部
を補強して、破損せずに使用中にタイヤリムに加わる力
に抵抗できるようにする必要がある。そのためにテキス
タイル(織成物)を用いているが、そうすることはタイ
ヤのコストを増加させる。
イヤ中心周りの回転運動、すなわちタイヤのビードワイ
ヤをほぼ中心とした回転運動によってタイヤリムが揺動
運動することが知られている。この揺動運動によって加
わる力の大きさはタイヤリムを回転する際の回転曲率が
急になればなる程大きく、ビードワイヤの形状が円形断
面から外れれば外れる程大きくなる。換言すれば、タイ
ヤリムを丈夫にするためにタイヤカーカスの投錨部分の
補強材の数を増やせば増やす程大きくなる。
ヤの取付け・取外し作業でリムを破損するような力が加
わらず、タイヤのホイールリムのハンプへの当接力を阻
害しないようないわゆる逆クサビ(anti-decoincement)
特性に優れ、しかも、タイヤリム頂部にテキスタイルを
用いる必要のない新規なタイヤリムの概念を提案するこ
とにある。
リムを有し、各タイヤリムは、タイヤリムが取付け位置
にある時に、タイヤの軸線に対してわずかに傾斜したほ
ぼ円錐台形の当接座と、内側端縁部と、内側側面と、外
側側面とで規定される面を有し、タイヤリムはホイール
リムの当接座に放射方向から当接され、内側側壁はタイ
ヤの内部空洞部の方向を向いており、内側端縁部は当接
座と内側側壁との間の遷移部分を規定し、タイヤリムの
回転剛性が5mN/ラジアン以上であるタイヤにおい
て、タイヤリムの上記当接座と内側側面との間の遷移部
分の内側端縁部が頂部ゴムを備えていないことを特徴と
するタイヤを提供する。
が、揺動運動を容易にするために開発されたタイヤ(例
えば、米国特許第 4,057,091号に記載されているような
折り畳み可能なタイヤ)や、中央取付け溝を有していな
い特殊なホイールリムに装着されるタイヤ(例えば、ヨ
ーロッパ特許出願第 0,129,179号を参照)は除かれる。
が丸い。これに対して、従来のタイヤリムでは内側側面
と当接座との間が90°以下の角度を成し、先が尖ってい
た。頂部ゴムという名称はこの角度からきている。この
角度は当接座の接線と内側側面の接線との間で1つの接
線から別の接線へタイヤリムに沿ってタイヤリムの放射
方向断面で測定した角度である。
徴は、内側端縁部の遷移面が、放射方向断面で見た輪郭
に沿って測定したタンジェント(正接)傾斜角が当接座
の傾斜角と内側側壁の傾斜角との中間の値である点にあ
る。このような遷移面の例は内側端縁部が少なくとも1
つの円錐形支持面を有し、その傾斜角が当接座の傾斜角
と内側側壁の傾斜角との中間であるものである。この構
造は丸い形状の内側端縁部の変形実施例である。
るために、本発明ではタイヤリムの内側端縁部の形状を
極めて精密に制御可能な成形手段を用いる。すなわち、
本発明では、従来の空気チャンバを形成する極めて可撓
性に富んだブラダーの代わりに剛体金型を用いて、少な
くとも内側端縁部の近傍での内側側面の成形を確実に行
うのが好ましい。ホイールリムからタイヤが外れないよ
うにするための能力の大部分はリムの内側端縁部に依存
するということはよく知られている。現在の乗用車用タ
イヤでは空気圧が下がった状態で急なカーブを曲がった
時でもタイヤリムが当接座の定位置にあることを評価す
るテストに合格しなければならない。
イヤリムの締付け力が大きくなる程小さくなることは知
られている。また、タイヤがホイールリムから外れる傾
向はタイヤリムの回転剛性が大きくなる程小さくなる。
ところで、締付け力はビードワイヤとそれに対応する放
射方向外側のホイールリムの当接座の面との間に圧縮さ
れるゴムの量に依存する。ホイールリムとタイヤとの間
にブレーキトルクまたは駆動トルクを伝達するためには
ある程度のレベルの締付け力が必要である。
の取付け・取外し作業、主に携帯用工具による取外しが
困難になる。従って、タイヤの設計者は締付け力とタイ
ヤリムの回転剛性とによって得られる安全性(ホイール
リムからのタイヤの外れが少なくなる)と、タイヤの取
付け・取外しの容易さとの妥協点を見出す努力をしてき
た。
らより良く理解できよう。
断面であるコイルで構成されたビードワイヤ3を有して
いる。このビードワイヤ3には単一コード型のカーカス
1が引っ掛けられている。このカーカス1はカーカスを
形成する唯一コードが各ビードワイヤに緊密に接着され
た状態でビードワイヤの周りを巡っている。このカーカ
ス1とそのビードワイヤ3への投錨法は米国特許第 4,8
01,344号に記載されている。もちろん、図示した構造に
限定されるものではなく、他のタイヤリムの内部構造を
採用することができる。本発明は主としてタイヤリムの
内側端縁部の新しい形状に関するもので、タイヤリムの
構成要素の選択や配置は一般には本発明と直接関係しな
いので、タイヤリムの構成要素の詳細な説明は省略す
る。ここではタイヤリムがビードワイヤパッキング4を
有し、このワイヤパッキング4は例えばカーカス1に接
着されていることを指摘しておくだけで十分であろう。
ム上に配置される当接座21(ほぼ円錐台形の支持面)
と、内側側面23とで規定される。当接座21と内側側面23
との間に規定される区域5はタイヤリムの内側端縁部22
である。この内側端縁部22は当接座21と内側側面23との
間を極めて滑らかに連結する役目をしているということ
は理解できよう。内側端縁部22の放射方向断面は円形で
あり、その曲率半径は5mm以上であるのが好ましい。
やテキスタイル、その他の補強材を有していないことに
注意されたい。この区域5は従来のビードワイヤで用い
られている材料と類似な材料で構成される。
法が175/70HR13のタイヤT1 を、同じビードワイヤと
同じカーカスで補強され且つ頂部ゴムを備えた同じ寸法
のタイヤT2 と比較した。また、頂部ゴムを備えた同じ
寸法のミシュランMXL型タイヤとも比較した。すなわ
ち、テスト1では、これらのタイヤを、車が52km/時で
半径20mのカーブを走行した時にタイヤリムがその当接
座から離れようとする傾向のある時のタイヤ膨張圧力を
測定することのできるテスト1を行った。締付け率Sは
下記の〔式1〕で計算される:
あり、φm は直径φt を含む平面と同じ回転軸線に直角
な面内で測定したタイヤ下側で測定した直径 (成形後の
タイヤ直径) であり、φj は上記と同じ直角平面内での
ホイールリムの当接座の直径である)
イヤリムの回転剛性を測定した。すなわち、タイヤリム
2をホイールリム試験片8に挿入する。このホイールリ
ム試験片8は折り返し81と、当接座82と、内側側面23に
沿って折り返し81と同じ高さまで上昇した追加プレート
83とを有している。このホイールリム試験片8は円周方
向にわずかな長さ(40mm)だけ延ばしたレバー84を有
し、タイヤの取付け・取外し時に使用されるレバーによ
ってタイヤリムに加わる力に相当した回転剛性を測定す
ることができるようになっている。すなわち、図4の矢
印85で概念的に示した回転トルクCがレバー84のアーム
に加わる。得られた結果は〔表1〕に示してある。
性を評価した(この評価ではタイヤリムの内側端縁部に
傷ができた場合には適性が悪いと評価した)。タイヤT
1 とタイヤMXLは全く無傷のままであるが、タイヤT
2 は急速に傷が付く。本発明によれば、タイヤリムに加
わる揺動運動が大きい場合(上記タイヤT1 、T2 のC
の値を参照)には、取付け・取外し工具によって生じる
傷を極めて効果的に防ぐことができ、しかも、タイヤを
当接座に十分に保持することができるということが分か
る。本発明タイヤはこの基準で高い性能を示し、保護片
でタイヤリムを補強した頂部ゴムを有する従来の最高性
能の比較例に匹敵する結果を示す。
タイヤリムの外側側面24と当接座21とは剛体金型を用い
て同時に成形しているが、内側側面23はタイヤを加硫プ
レス機に配置した時にタイヤ空洞の内部で拡大する可撓
性のプラダーを用いて成形している。なお、タイヤの内
部空洞部を剛体金型を用いて成形すること自体は公知で
ある。
するために、本発明ではタイヤの内部空洞部の成形を
(従来使用していた可撓性ブラダーではなく)タイヤリ
ムの下側まで延びた剛体部品6で行う。この剛体部品6
はタイヤリムの外側側面と内側側面に対して直角ではな
い当接座との成形を行う部品7と区域5の下側へ軸線方
向にズレた所で接触する。すなわち、本発明は、タイヤ
リムの外側表面が当接座とタイヤの内部空洞部の方向を
向いた側壁とを有し、タイヤリムがホイールリムの当接
座上に放射方向に配置され、当接座および側壁が互いに
異なる少なくとも2つの成形手段によって形成されるよ
うなタイヤリムの成形方法において、側壁を成形するた
めに、内側側面の少なくとも一部分の成形とタイヤリム
の放射方向で下側に配置されるタイヤリムの表面の一部
分の成形とを同時に行う侵入型(rentrant)成形手段を用
いることを特徴とする成形方法を提供する。
ち放射方向下部が図2に示すように丸い表面61を有する
成形手段を用いることができる。この成形面62の曲率半
径を5mm以上にして、子午線方向断面で見たタイヤリム
の内側端縁部形状が丸いタイヤにするのが好ましい。ま
た、侵入型成形手段の底部を図3に示すような円錐台形
の成形面62とすることもできる。この場合には、内側端
縁部が少なくとも1つの円錐形の支持面を有し、その傾
斜角は当接座の傾斜角と側壁の傾斜角との中間であるタ
イヤが得られる。
内部空洞部を成形するための剛体芯型の対応部分にする
か、タイヤリムの内側面の下部を成形するのに用いる剛
体リングにすることができる。本発明が提案する形状を
付与するこの部分より上の部分は、加硫プレス機に備え
られた拡張可能な可撓性ブラダーで成形することもでき
る。
た本発明のタイヤは、タイヤリムをホイールリムに取付
けおよび/またはホイールリムから取外す際の容易さを
保持したまま、タイヤリムの締付け力および/または回
転剛性を大きくすることができるので、ホイールリムに
取り付けた時にホイールリムから外れようとする傾向が
小さくなり、頂部ゴムを有する従来のタイヤと同じ良好
な性能を維持することができる。
の放射方向断面図。
具の概念図。
ム、3 ビードワイヤ、 21 当接
座、22 内側端縁部、 23 内側側
壁、24 外側側壁
Claims (10)
- 【請求項1】 両側にタイヤリム(2) を有し、各タイヤ
リム(2) はタイヤリムが取付け位置にある時にタイヤの
軸線に対してわずかに傾斜したほぼ円錐台形の当接座(2
1)と、内側端縁部(22)と、内側側面(23)と、外側側面(2
4)とで規定されており、タイヤリム(2) はホイールリム
の当接座上に放射方向に当接され、内側側壁(23)はタイ
ヤの内部空洞部の方向を向いており、内側端縁部(22)は
当接座(21)と内側側壁(23)との間の遷移部分を規定し、
タイヤリム(2) の回転剛性が5mN/ラジアン以上であ
るタイヤにおいて、 タイヤリム(2) の上記当接座(21)と内側側面(23)との間
の遷移部分の内側端縁部(22)が頂部ゴムを備えていない
ことを特徴とするタイヤ。 - 【請求項2】 両側にタイヤリム(2) を有し、各タイヤ
リム(2) はタイヤリムリムが取付け位置にある時にタイ
ヤの軸線に対してわずかに傾斜したほぼ円錐台形の当接
座(21)と、内側端縁部(22)と、内側側面(23)と、外側側
面(24)とで規定されており、タイヤリム(2) はホイール
リムの当接座上に放射方向に当接され、内側側壁(23)は
タイヤの内部空洞部の方向を向いており、内側端縁部(2
2)は当接座(21)と内側側壁(23)との間の遷移部分を規定
し、タイヤリム(2) の回転剛性が5mN/ラジアン以上
であるタイヤにおいて、 内側端縁部(22)の放射方向断面形状が丸いことを特徴と
するタイヤ。 - 【請求項3】 丸い形状の部分の曲率半径が5mm以上で
ある請求項2に記載のタイヤ。 - 【請求項4】 両側にタイヤリム(2) を有し、各タイヤ
リム(2) はタイヤリムリムが取付け位置にある時にタイ
ヤの軸線に対してわずかに傾斜したほぼ円錐台形の当接
座(21)と、内側端縁部(22)と、内側側面(23)と、外側側
面(24)とで規定されており、タイヤリム(2) はホイール
リムの当接座上に放射方向に当接され、内側側壁(23)は
タイヤの内部空洞部の方向を向いており、内側端縁部(2
2)は当接座(21)と内側側壁(23)との間の遷移部分を規定
し、タイヤリム(2) の回転剛性が5mN/ラジアン以上
であるタイヤにおいて、 内側端縁部(22)の遷移部分の放射方向断面で見た輪郭に
沿って測定したタンジェント傾斜角が、当接座(21)の傾
斜角と内側側壁(23)の傾斜角との間の中間の値であるこ
とを特徴とするタイヤ。 - 【請求項5】 内側端縁部(22)が少なくとも1つの円錐
形支持面を有し、その傾斜角が当接座(21)の傾斜角と内
側側壁(23)の傾斜角との中間である請求項4に記載のタ
イヤ。 - 【請求項6】 タイヤリムの外側表面が当接座とタイヤ
の内部空洞部の方向を向いた側壁とを有し、タイヤリム
がホイールリムの当接座上に放射方向に配置され、当接
座および側壁が互いに異なる少なくとも2つの成形手段
によって形成されるようなタイヤリムの成形方法におい
て、 側壁を成形するために、内側側面の少なくとも一部分の
成形とタイヤリムの放射方向で下側に配置されるタイヤ
リムの表面の一部分の成形とを同時に行う侵入型成形手
段を用いることを特徴とする成形方法。 - 【請求項7】 侵入型成形手段の底部が丸い成形面を有
する請求項6に記載の成形方法。 - 【請求項8】 丸い成形面の曲率半径が5mm以上である
請求項7に記載の成形方法。 - 【請求項9】 侵入型成形手段の底部が円錐台形の成形
面を有する請求項6に記載の成形方法。 - 【請求項10】 各成形手段が剛体である請求項6〜9
のいずれか一項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9309798 | 1993-08-06 | ||
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Legal Events
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| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050318 |
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| A02 | Decision of refusal |
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