JPH0760966A - インクジェット記録方法 - Google Patents
インクジェット記録方法Info
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- JPH0760966A JPH0760966A JP21608093A JP21608093A JPH0760966A JP H0760966 A JPH0760966 A JP H0760966A JP 21608093 A JP21608093 A JP 21608093A JP 21608093 A JP21608093 A JP 21608093A JP H0760966 A JPH0760966 A JP H0760966A
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- ink
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- printed
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- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 記録シート9の搬送方向下流側に、この記録
シート9を挟持して搬送する拍車ローラを設けたインク
ジェット記録装置では、装置の小型化を図る場合、この
拍車ローラを印字部に近付ける必要がある。この場合、
インクの打ち込み量が多く、乾燥しにくいパターンが印
字された画像は、インクが完全に乾燥しないうちにこの
拍車ローラを通過する。このようなインクの不完全乾燥
状態での搬送をなくして、インクジェット記録装置の小
型化および高速化に対応する。 【構成】 拍車ローラの部位に相当する記録シート9に
印字される画像に応じて、第n番目(n≧1)の行のス
キャン開始から第n+1番目の行のスキャン開始までの
時間tを変える。この時間tは、例えば画像密度に応じ
て、印字される行間に待時間を設け、あるいは画像を複
数に画像分割して変えられる。この時間tを変えること
によって、印字されるインクを乾燥する。
シート9を挟持して搬送する拍車ローラを設けたインク
ジェット記録装置では、装置の小型化を図る場合、この
拍車ローラを印字部に近付ける必要がある。この場合、
インクの打ち込み量が多く、乾燥しにくいパターンが印
字された画像は、インクが完全に乾燥しないうちにこの
拍車ローラを通過する。このようなインクの不完全乾燥
状態での搬送をなくして、インクジェット記録装置の小
型化および高速化に対応する。 【構成】 拍車ローラの部位に相当する記録シート9に
印字される画像に応じて、第n番目(n≧1)の行のス
キャン開始から第n+1番目の行のスキャン開始までの
時間tを変える。この時間tは、例えば画像密度に応じ
て、印字される行間に待時間を設け、あるいは画像を複
数に画像分割して変えられる。この時間tを変えること
によって、印字されるインクを乾燥する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタおよ
び通信機器等の各種情報機器に搭載あるいは接続される
インクジェット記録装置におけるインクジェット記録方
法に関する。
び通信機器等の各種情報機器に搭載あるいは接続される
インクジェット記録装置におけるインクジェット記録方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェット記録方法の一つと
して、熱エネルギーによってインク中に気泡を形成し
て、この気泡の成長、収縮によりインクを記録媒体に飛
翔させて画像を形成する方法が知られている。このよう
な熱エネルギーによってインク中に気泡を形成する基本
的な発明としては、米国特許第4740796号明細
書、西ドイツ公開公報第2843064号明細書に記載
されているような、発熱抵抗体を電気的パルス信号によ
って駆動するもの、光エネルギーを用いるものがあり、
その他光エネルギーを熱に変換する素子を備えたものな
どが知られている。このような記録方法に用いる記録ヘ
ッドは、周波数応答性に優れ、吐出口を多数設けられる
ため記録速度が早く、また装置を小型化することができ
ることから特に近年注目されている。そして、このよう
な記録方法を応用したプリンターや複写機が製品化され
ている。
して、熱エネルギーによってインク中に気泡を形成し
て、この気泡の成長、収縮によりインクを記録媒体に飛
翔させて画像を形成する方法が知られている。このよう
な熱エネルギーによってインク中に気泡を形成する基本
的な発明としては、米国特許第4740796号明細
書、西ドイツ公開公報第2843064号明細書に記載
されているような、発熱抵抗体を電気的パルス信号によ
って駆動するもの、光エネルギーを用いるものがあり、
その他光エネルギーを熱に変換する素子を備えたものな
どが知られている。このような記録方法に用いる記録ヘ
ッドは、周波数応答性に優れ、吐出口を多数設けられる
ため記録速度が早く、また装置を小型化することができ
ることから特に近年注目されている。そして、このよう
な記録方法を応用したプリンターや複写機が製品化され
ている。
【0003】ところで、インクジェット記録方法によっ
て記録媒体上にインクを飛翔させて画像を得る場合、記
録媒体の特に印字部近辺を何らかの手段で押さえつけて
おくことが必要である。もしこの記録媒体を押さえつけ
ておかないと、印字される画像の密度が高く記録媒体上
に打ち込まれるインク量が多い場合、記録媒体が膨張し
て記録ヘッド面に接触する。その結果、記録ヘッド面に
紙粉などのごみが付着してインクの不吐出の原因となっ
たり、記録ヘッドが記録媒体表面を擦って画像汚れを生
じさせたりする。このような問題は、単に記録媒体であ
る記録紙の浮きによっても生じる。また、記録媒体の搬
送方向下流側に、この記録媒体を押さえつけ、かつ搬送
させる手段がないと、記録媒体の連続給紙による印字が
困難となる。そこで、印字部より下流側にローラ等を設
けて、記録媒体を押さえつけて搬送する方法が用いられ
ている。
て記録媒体上にインクを飛翔させて画像を得る場合、記
録媒体の特に印字部近辺を何らかの手段で押さえつけて
おくことが必要である。もしこの記録媒体を押さえつけ
ておかないと、印字される画像の密度が高く記録媒体上
に打ち込まれるインク量が多い場合、記録媒体が膨張し
て記録ヘッド面に接触する。その結果、記録ヘッド面に
紙粉などのごみが付着してインクの不吐出の原因となっ
たり、記録ヘッドが記録媒体表面を擦って画像汚れを生
じさせたりする。このような問題は、単に記録媒体であ
る記録紙の浮きによっても生じる。また、記録媒体の搬
送方向下流側に、この記録媒体を押さえつけ、かつ搬送
させる手段がないと、記録媒体の連続給紙による印字が
困難となる。そこで、印字部より下流側にローラ等を設
けて、記録媒体を押さえつけて搬送する方法が用いられ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、装置を
小型化しようとすると、上述したローラは印字部にでき
るだけ近付ける必要がある。このローラを印字部に近付
けた場合、印字した画像はインクが完全に乾燥しないう
ちにそのローラを通過する。そのため不完全乾燥状態の
インクはこのローラ表面に付着し、この付着したインク
は記録媒体に再転写される。したがって、印刷される画
像に地汚れを生じてしまう。一方、ローラを清掃する手
段を設けることは、装置の小型化とは逆行する方法とな
ってしまう。以上述べたような不具合は、特にインクジ
ェット記録装置の高速化および小型化を図る上では避け
られない問題となっている。
小型化しようとすると、上述したローラは印字部にでき
るだけ近付ける必要がある。このローラを印字部に近付
けた場合、印字した画像はインクが完全に乾燥しないう
ちにそのローラを通過する。そのため不完全乾燥状態の
インクはこのローラ表面に付着し、この付着したインク
は記録媒体に再転写される。したがって、印刷される画
像に地汚れを生じてしまう。一方、ローラを清掃する手
段を設けることは、装置の小型化とは逆行する方法とな
ってしまう。以上述べたような不具合は、特にインクジ
ェット記録装置の高速化および小型化を図る上では避け
られない問題となっている。
【0005】本発明の目的は、上述したようなインク打
ち込み量が多く、乾燥しにくいパターンの印字を行なっ
たときなどに発生するインクの不完全乾燥状態での搬送
をなくし、インクジェット記録装置の小型化および高速
化に伴う印刷画像の地汚れを防止することができるイン
クジェット記録方法を提供することにある。
ち込み量が多く、乾燥しにくいパターンの印字を行なっ
たときなどに発生するインクの不完全乾燥状態での搬送
をなくし、インクジェット記録装置の小型化および高速
化に伴う印刷画像の地汚れを防止することができるイン
クジェット記録方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
記録方法は、インク保持部の熱作用部に熱エネルギーを
付与してインク中に気泡を生成せしめ、該インクを記録
媒体に吐出させる記録ヘッドと、上記記録媒体の搬送方
向下流側に設けられ、上記記録媒体を挟持して搬送する
搬送手段とを有するインクジェット記録装置を使用し、
搬送方向とは異なる方向に上記記録媒体に対して相対的
に上記記録ヘッドを走査させて、画像を上記記録媒体上
に所定の印字幅で走査方向に印字し、上記搬送手段で前
記記録媒体を搬送するインクジェット記録方法におい
て、上記搬送手段の挟持する位置に対応する部位近傍に
印字される画像情報に応じて、今回の走査開始時から次
回の走査開始時までの時間を変化させることを特徴とす
る。
記録方法は、インク保持部の熱作用部に熱エネルギーを
付与してインク中に気泡を生成せしめ、該インクを記録
媒体に吐出させる記録ヘッドと、上記記録媒体の搬送方
向下流側に設けられ、上記記録媒体を挟持して搬送する
搬送手段とを有するインクジェット記録装置を使用し、
搬送方向とは異なる方向に上記記録媒体に対して相対的
に上記記録ヘッドを走査させて、画像を上記記録媒体上
に所定の印字幅で走査方向に印字し、上記搬送手段で前
記記録媒体を搬送するインクジェット記録方法におい
て、上記搬送手段の挟持する位置に対応する部位近傍に
印字される画像情報に応じて、今回の走査開始時から次
回の走査開始時までの時間を変化させることを特徴とす
る。
【0007】また、上記画像情報は、上記記録媒体に印
字される画像の密度であることを特徴とする。
字される画像の密度であることを特徴とする。
【0008】さらに、今回の走査終了時から次回の走査
開始時までの時間を変えることを特徴とする。
開始時までの時間を変えることを特徴とする。
【0009】また、一回の最大走査幅と印字幅によって
定められる領域を行とするとき、一行分の画像をm個の
パターンに分割し、分割されたパターンごとに前記走査
を行なうことを特徴とする。
定められる領域を行とするとき、一行分の画像をm個の
パターンに分割し、分割されたパターンごとに前記走査
を行なうことを特徴とする。
【0010】さらに、上記m個のパターンを印字する走
査において、当該走査の各走査開始から次回の走査開始
までの時間を変えることを特徴とする。
査において、当該走査の各走査開始から次回の走査開始
までの時間を変えることを特徴とする。
【0011】また、上記時間は、当該インクジェット記
録装置が設置される環境温度または環境湿度のどちらか
一方、もしくは双方に応じて決定されることを特徴とす
る。
録装置が設置される環境温度または環境湿度のどちらか
一方、もしくは双方に応じて決定されることを特徴とす
る。
【0012】上記記録ヘッドとして、インク吐出用の熱
エネルギーを発生するための電気熱変換体を有する記録
ヘッドを使用したことを特徴とする。
エネルギーを発生するための電気熱変換体を有する記録
ヘッドを使用したことを特徴とする。
【0013】また、上記録ヘッドとして、電気熱変換体
によって印加される熱エネルギーにより、インクに生ず
る膜沸騰を利用して吐出口よりインクを吐出させる記録
ヘッドを使用したことを特徴とする。
によって印加される熱エネルギーにより、インクに生ず
る膜沸騰を利用して吐出口よりインクを吐出させる記録
ヘッドを使用したことを特徴とする。
【0014】
【作用】記録媒体上に形成される画像を複数の行に分割
し、その画像を記録ヘッドの走査方向に所定の印字幅で
重ね印字する場合、第n番目の行の走査(以下スキャン
という)が始まってから第n+1番目の行のスキャンが
始まるまでの時間tは、搬送手段が記録媒体を挟持する
位置に対応する部位近傍に印字される画像情報に応じ
て、以下に述べる方法によって変えることができる。た
だし、印字された第n番目の行の画像は、第n+1番目
の行を印字する際には搬送手段が記録媒体を挟持する位
置に移動するものとする。
し、その画像を記録ヘッドの走査方向に所定の印字幅で
重ね印字する場合、第n番目の行の走査(以下スキャン
という)が始まってから第n+1番目の行のスキャンが
始まるまでの時間tは、搬送手段が記録媒体を挟持する
位置に対応する部位近傍に印字される画像情報に応じ
て、以下に述べる方法によって変えることができる。た
だし、印字された第n番目の行の画像は、第n+1番目
の行を印字する際には搬送手段が記録媒体を挟持する位
置に移動するものとする。
【0015】(1)記録媒体に印字される第n番目の行
の画像の密度が高い場合、この第n番目の行のスキャン
終了から第n+1番目の行のスキャン開始までの間に、
この画像の密度が高い部分のインクが乾燥するために要
する時間だけ待時間を設けて、この待時間経過後、記録
媒体を搬送して第n+1番目の行のスキャンを開始す
る。
の画像の密度が高い場合、この第n番目の行のスキャン
終了から第n+1番目の行のスキャン開始までの間に、
この画像の密度が高い部分のインクが乾燥するために要
する時間だけ待時間を設けて、この待時間経過後、記録
媒体を搬送して第n+1番目の行のスキャンを開始す
る。
【0016】(2)記録媒体に印字される第n番目の行
の画像の密度が高い場合、第n番目の行のスキャンで印
字される画像を、1ブロックの画像がm個に分割された
複数のブロックの画像として、この複数のブロックを一
度にm回のスキャンで印字することとし、この画像を分
割する数およびスキャン回数のmを変えることによっ
て、印字されるインクの印字面積の調節、および第n番
目の行の画像をスキャンする時間の調節を行なう。
の画像の密度が高い場合、第n番目の行のスキャンで印
字される画像を、1ブロックの画像がm個に分割された
複数のブロックの画像として、この複数のブロックを一
度にm回のスキャンで印字することとし、この画像を分
割する数およびスキャン回数のmを変えることによっ
て、印字されるインクの印字面積の調節、および第n番
目の行の画像をスキャンする時間の調節を行なう。
【0017】(3)(2)の方法において、第n番目の
行の画像をスキャンする場合、各スキャンの開始から次
のスキャンの開始までに要する時間を、m個に分割した
画像に応じた待時間を設けて変える。
行の画像をスキャンする場合、各スキャンの開始から次
のスキャンの開始までに要する時間を、m個に分割した
画像に応じた待時間を設けて変える。
【0018】以上述べたような方法を用いて時間tを変
えれば、記録媒体に印字される画像のうち画像密度が高
い部分のインクは、搬送手段によって搬送される前に、
少なくとも搬送手段に付着しない程度に乾燥する。
えれば、記録媒体に印字される画像のうち画像密度が高
い部分のインクは、搬送手段によって搬送される前に、
少なくとも搬送手段に付着しない程度に乾燥する。
【0019】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0020】図1は、本発明の一実施例のインクジェッ
ト記録装置の概略図、図2は、図1のインクジェット記
録装置に搭載した記録ヘッドの概略図である。
ト記録装置の概略図、図2は、図1のインクジェット記
録装置に搭載した記録ヘッドの概略図である。
【0021】このインクジェット記録装置は、キャリッ
ジ2上に設けられた電気信号供給コネクタ3に一体のも
のとして取り付けられた記録ヘッド1と、記録媒体であ
る記録シート9の搬送方向下流側に設けらた拍車ローラ
10a、10b、10c、10d、10e、10fと、
これらの拍車ローラと対向して設けられた保持板6とを
有し、記録ヘッド1を走査して画像を形成し、拍車ロー
ラが保持板6上にある記録シート9を拍車ローラと保持
板6とによって挟持し、搬送する記録装置である。この
拍車ローラ10a、10b、10c、10d、10e、
10fは、回転軸11がこれらの拍車ローラ10を貫通
することによって保持され、キャリッジ2のホームポジ
ションからそれぞれ40mm、80mm、120mm、
160mm、200mm、240mmの位置に設けられ
ている。また、案内軸5は、キャリッジ2を移動自在に
保持している。電気信号供給コネクタ3は、本体装置
(不図示)からフレキシブルケーブル4を介して入力さ
れる印字制御信号を、記録ヘッド1およびキャリッジ2
へ出力する。図2は、記録ヘッド1の構造を表した図
で、この記録ヘッド1は複数の吐出口20を有し、この
吐出口20の内部にはインクに熱エネルギーを作用させ
るための発熱素子が設けられている。記録ヘッド1から
のインクの吐出は、発熱素子に記録情報に応じた核沸騰
を越える急速な温度上昇を与える駆動信号を印加するこ
とによって、発熱素子に熱エネルギーを発生させ、記録
ヘッド1の熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこ
の駆動信号に一対一で対応した気泡をインク内に形成
し、この気泡の成長、収縮によって行なわれる。
ジ2上に設けられた電気信号供給コネクタ3に一体のも
のとして取り付けられた記録ヘッド1と、記録媒体であ
る記録シート9の搬送方向下流側に設けらた拍車ローラ
10a、10b、10c、10d、10e、10fと、
これらの拍車ローラと対向して設けられた保持板6とを
有し、記録ヘッド1を走査して画像を形成し、拍車ロー
ラが保持板6上にある記録シート9を拍車ローラと保持
板6とによって挟持し、搬送する記録装置である。この
拍車ローラ10a、10b、10c、10d、10e、
10fは、回転軸11がこれらの拍車ローラ10を貫通
することによって保持され、キャリッジ2のホームポジ
ションからそれぞれ40mm、80mm、120mm、
160mm、200mm、240mmの位置に設けられ
ている。また、案内軸5は、キャリッジ2を移動自在に
保持している。電気信号供給コネクタ3は、本体装置
(不図示)からフレキシブルケーブル4を介して入力さ
れる印字制御信号を、記録ヘッド1およびキャリッジ2
へ出力する。図2は、記録ヘッド1の構造を表した図
で、この記録ヘッド1は複数の吐出口20を有し、この
吐出口20の内部にはインクに熱エネルギーを作用させ
るための発熱素子が設けられている。記録ヘッド1から
のインクの吐出は、発熱素子に記録情報に応じた核沸騰
を越える急速な温度上昇を与える駆動信号を印加するこ
とによって、発熱素子に熱エネルギーを発生させ、記録
ヘッド1の熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこ
の駆動信号に一対一で対応した気泡をインク内に形成
し、この気泡の成長、収縮によって行なわれる。
【0022】本体装置(不図示)から印字制御信号が入
力されて印字を開始すると、記録シート9は、拍車ロー
ラ10a、10b、10c、10d、10e、10fに
よって搬送される。印字された画像は、これらの拍車ロ
ーラ10を通過する。図3は印字される画像の一例で、
比較的画像密度の低い文字パターン領域aおよび領域c
と、これらの領域aと領域cの間に設けた比較的画像密
度の高い画像パターン領域b(円グラフおよび文字)か
らなっている。図3に示すような画像を印字した場合、
領域aは、画像密度が低いためインクの乾燥が早く拍車
ローラ10へのインクの付着は生じないが、領域bは、
画像密度が高いためインクの乾燥が遅く拍車ローラ10
へのインクの付着を生じる。また、領域cは、領域a同
様インクの乾燥が早く拍車ローラ10へのインクの付着
は生じないが、領域bで付着したインクが転写されて地
汚れを生じる。ここで、領域bについて、以下に述べる
方法を用いて印字および搬送を行なう。
力されて印字を開始すると、記録シート9は、拍車ロー
ラ10a、10b、10c、10d、10e、10fに
よって搬送される。印字された画像は、これらの拍車ロ
ーラ10を通過する。図3は印字される画像の一例で、
比較的画像密度の低い文字パターン領域aおよび領域c
と、これらの領域aと領域cの間に設けた比較的画像密
度の高い画像パターン領域b(円グラフおよび文字)か
らなっている。図3に示すような画像を印字した場合、
領域aは、画像密度が低いためインクの乾燥が早く拍車
ローラ10へのインクの付着は生じないが、領域bは、
画像密度が高いためインクの乾燥が遅く拍車ローラ10
へのインクの付着を生じる。また、領域cは、領域a同
様インクの乾燥が早く拍車ローラ10へのインクの付着
は生じないが、領域bで付着したインクが転写されて地
汚れを生じる。ここで、領域bについて、以下に述べる
方法を用いて印字および搬送を行なう。
【0023】第n番目の行のスキャンが始まってから第
n+1番目の行のスキャンが始まるまでの時間tを、記
録シート9の搬送方向下流側に設けられた拍車ローラ1
0の部位に相当する記録シート9に印字される画像に応
じて、次の3つの方法によって変え、印字されたインク
を乾燥させてから記録シート9を搬送する。
n+1番目の行のスキャンが始まるまでの時間tを、記
録シート9の搬送方向下流側に設けられた拍車ローラ1
0の部位に相当する記録シート9に印字される画像に応
じて、次の3つの方法によって変え、印字されたインク
を乾燥させてから記録シート9を搬送する。
【0024】(1)記録シート9に印字される第n番目
の行の画像の密度が高い場合、この第n番目の行のスキ
ャン終了から第n+1番目の行のスキャン開始までの間
に、画像の密度が高い部分のインクが乾燥する時間だけ
待時間を設けて、この待時間経過後、記録シート9を搬
送して第n+1番目の行のスキャンを開始する。
の行の画像の密度が高い場合、この第n番目の行のスキ
ャン終了から第n+1番目の行のスキャン開始までの間
に、画像の密度が高い部分のインクが乾燥する時間だけ
待時間を設けて、この待時間経過後、記録シート9を搬
送して第n+1番目の行のスキャンを開始する。
【0025】(2)記録シート9に印字される第n番目
の行の画像の密度が高い場合、第n番目の行のスキャン
で印字される画像を、1ブロックの画像がm個に分割さ
れた複数のブロックの画像として、この複数のブロック
を一度にm回のスキャンで印字することとし、この画像
を分割する数およびスキャン回数のmを変えることによ
って、印字されるインクの印字面積の調節、および第n
番目の行の画像をスキャンする時間の調節を行なう。
の行の画像の密度が高い場合、第n番目の行のスキャン
で印字される画像を、1ブロックの画像がm個に分割さ
れた複数のブロックの画像として、この複数のブロック
を一度にm回のスキャンで印字することとし、この画像
を分割する数およびスキャン回数のmを変えることによ
って、印字されるインクの印字面積の調節、および第n
番目の行の画像をスキャンする時間の調節を行なう。
【0026】(3)(2)の方法において、第n番目の
行の画像をm回のスキャンで印字する場合、各スキャン
の開始から次のスキャンの開始までの時間を、m個に分
割した画像に応じて変える。
行の画像をm回のスキャンで印字する場合、各スキャン
の開始から次のスキャンの開始までの時間を、m個に分
割した画像に応じて変える。
【0027】上述した(1)および(3)の方法の場合
は、キャリッジ2のスキャン終了後に所定の待時間を設
けて、この待時間を調節することによってインクを乾燥
させることができる。また、キャリッジ2の次のスキャ
ン開始前に所定の待時間を設けて印字しても、インクを
乾燥させることができる。
は、キャリッジ2のスキャン終了後に所定の待時間を設
けて、この待時間を調節することによってインクを乾燥
させることができる。また、キャリッジ2の次のスキャ
ン開始前に所定の待時間を設けて印字しても、インクを
乾燥させることができる。
【0028】図4(A)は、印字行を(a)および
(b)のパターンに分割したもので、(B)は、印字行
を(a)、(b)、(c)および(d)のパターンに分
割したものである。(2)の方法の場合は、第n番目の
行の画像を図4(A)に示すように(a)のパターンと
(b)のパターンの二つに分けて、2回のスキャンで印
字する。例えば、(a)のパターンを往路で印字し、
(b)のパターンを復路で印字する。そうすると、画像
密度の高い部分は、画像が分割されて印字されるため、
印字されるインクの面積は小さくなり、分割されない場
合の画像に比べてインクの乾燥が早くなる。また、スキ
ャン回数を増やすことにより、この第n番目の行を印字
する時間が長くなり、印字されたインクはこの時間内に
乾燥する。つまり、分割されるパターンの数が多いほど
(印字されるインクの面積が小さいほど)インクの乾燥
は早くなり、かつ印字時間は長くなる。したがって、図
4(B)に示すように(a)、(b)、(c)および
(d)のパターンに分割して印字させた方がインクを乾
燥させ易い。ただし、スキャン回数は、分割するパター
ンが多いほど多くなるため、印字速度が遅くなる。
(b)のパターンに分割したもので、(B)は、印字行
を(a)、(b)、(c)および(d)のパターンに分
割したものである。(2)の方法の場合は、第n番目の
行の画像を図4(A)に示すように(a)のパターンと
(b)のパターンの二つに分けて、2回のスキャンで印
字する。例えば、(a)のパターンを往路で印字し、
(b)のパターンを復路で印字する。そうすると、画像
密度の高い部分は、画像が分割されて印字されるため、
印字されるインクの面積は小さくなり、分割されない場
合の画像に比べてインクの乾燥が早くなる。また、スキ
ャン回数を増やすことにより、この第n番目の行を印字
する時間が長くなり、印字されたインクはこの時間内に
乾燥する。つまり、分割されるパターンの数が多いほど
(印字されるインクの面積が小さいほど)インクの乾燥
は早くなり、かつ印字時間は長くなる。したがって、図
4(B)に示すように(a)、(b)、(c)および
(d)のパターンに分割して印字させた方がインクを乾
燥させ易い。ただし、スキャン回数は、分割するパター
ンが多いほど多くなるため、印字速度が遅くなる。
【0029】また、(3)の方法の場合は、(2)の方
法において図4(A)の(a)のパターンの印字開始か
ら(b)のパターンの印字開始までの時間を上述した
(1)の方法の場合同様に調節してインクを乾燥させ
る。
法において図4(A)の(a)のパターンの印字開始か
ら(b)のパターンの印字開始までの時間を上述した
(1)の方法の場合同様に調節してインクを乾燥させ
る。
【0030】これらの記録方法は、必要に応じて、第n
番目の行のスキャン開始から第n+1番目のスキャンが
開始されるまでの時間を長くし、また、必要に応じて第
n番目の行の画像を分割する。例えば、各拍車ローラ1
0a、10b、10c、10d、10e、10fの中心
位置から左右16ドット分、即ち32ドット×64ノズ
ル分の領域2048画素中に印字される画素数が102
4画素以上となるような、画像密度50%を越えるパタ
ーンが存在する行については、上述した(1)ないし
(3)のいずれか一つの方法を実行する。
番目の行のスキャン開始から第n+1番目のスキャンが
開始されるまでの時間を長くし、また、必要に応じて第
n番目の行の画像を分割する。例えば、各拍車ローラ1
0a、10b、10c、10d、10e、10fの中心
位置から左右16ドット分、即ち32ドット×64ノズ
ル分の領域2048画素中に印字される画素数が102
4画素以上となるような、画像密度50%を越えるパタ
ーンが存在する行については、上述した(1)ないし
(3)のいずれか一つの方法を実行する。
【0031】このインクジェット記録方法を実行する
際、時間tを装置が設置される環境温度や環境湿度に応
じて変えるとより効果的である。拍車ローラ10へのイ
ンクの付着は、拍車ローラ10と接するインクの物性、
例えばインクの粘度や表面張力と拍車ローラの形状によ
って左右されるが、一方で記録媒体上に印字されたイン
クの乾燥は環境によって大きく左右され、例えば高湿下
ではインクの乾燥が遅く、インクの付着が生じ易い。ま
た、低温下では高粘度の影響等によりやはりインクが付
着し易くなる。したがって、拍車ローラ10の形状やイ
ンク物性を考慮して環境温度および環境湿度によっても
時間tを変化させることは有効である。
際、時間tを装置が設置される環境温度や環境湿度に応
じて変えるとより効果的である。拍車ローラ10へのイ
ンクの付着は、拍車ローラ10と接するインクの物性、
例えばインクの粘度や表面張力と拍車ローラの形状によ
って左右されるが、一方で記録媒体上に印字されたイン
クの乾燥は環境によって大きく左右され、例えば高湿下
ではインクの乾燥が遅く、インクの付着が生じ易い。ま
た、低温下では高粘度の影響等によりやはりインクが付
着し易くなる。したがって、拍車ローラ10の形状やイ
ンク物性を考慮して環境温度および環境湿度によっても
時間tを変化させることは有効である。
【0032】尚、この時間tを変化させる際に検出する
画像の範囲は、拍車ローラ10が位置する部分に相当す
る画像のみであることが望ましいが、拍車ローラ10の
形状や材質、あるいは1ドット分のインク吐出量やイン
ク物性等に応じて設定しても良いことはいうまでもな
い。
画像の範囲は、拍車ローラ10が位置する部分に相当す
る画像のみであることが望ましいが、拍車ローラ10の
形状や材質、あるいは1ドット分のインク吐出量やイン
ク物性等に応じて設定しても良いことはいうまでもな
い。
【0033】以下に、このインクジェット記録方式を用
いた実験例について、画像密度50%以上の場合に待時
間t=500msecとする(1)の記録方法を用いた
実験例1、画像密度33%以上60%未満の場合に待時
間t=300msecとし、画像密度が60%以上の場
合に待時間t=500msecとする(1)の記録方法
を用いた実験例2、画像密度50%以上の場合に(2)
の記録方法を用いた実験例3、画像密度70%以上の場
合に待時間t=300msecとする(3)の記録方法
を用いた実験例4、実験例1についてインクジェット記
録装置の環境温度を変化させた実験例5を挙げて説明す
る。
いた実験例について、画像密度50%以上の場合に待時
間t=500msecとする(1)の記録方法を用いた
実験例1、画像密度33%以上60%未満の場合に待時
間t=300msecとし、画像密度が60%以上の場
合に待時間t=500msecとする(1)の記録方法
を用いた実験例2、画像密度50%以上の場合に(2)
の記録方法を用いた実験例3、画像密度70%以上の場
合に待時間t=300msecとする(3)の記録方法
を用いた実験例4、実験例1についてインクジェット記
録装置の環境温度を変化させた実験例5を挙げて説明す
る。
【0034】[実験例1]インクジェット記録装置は、
64個のノズルを1インチ(24.5mm)当たり36
0個の密度で設けた記録ヘッド1で、印字データにもと
ずいて吐出繰返し周波数6KHzでインクが吐出され
る。図5は拍車ローラ10の形状を表す断面図で、この
拍車ローラ10は円盤状で外周縁が断面凸状に形成され
ている。各拍車ローラ10a、10b、10c、10
d、10e、10fは、材質がポリテトラフルオロエチ
レンで図5に示すような形状をしており、先端の幅は約
40μmとなるように加工されている。ここで、A4サ
イズの記録シート9を通すと、各拍車ローラ10a、1
0b、10c、10d、10e、10fは、記録シート
9の左端から5mm、45mm、85mm、125m
m、165mm、205mmの位置でこの記録シート9
に接触する。これらの拍車ローラの位置に相当する画像
密度は、各拍車ローラ10が記録シート9に接触するそ
れぞれの位置から左右16ドット分、即ち32ドット×
64ノズル分の領域2048画素中に吐出されるインク
の画素数の割合から求められる記録密度で表される。
64個のノズルを1インチ(24.5mm)当たり36
0個の密度で設けた記録ヘッド1で、印字データにもと
ずいて吐出繰返し周波数6KHzでインクが吐出され
る。図5は拍車ローラ10の形状を表す断面図で、この
拍車ローラ10は円盤状で外周縁が断面凸状に形成され
ている。各拍車ローラ10a、10b、10c、10
d、10e、10fは、材質がポリテトラフルオロエチ
レンで図5に示すような形状をしており、先端の幅は約
40μmとなるように加工されている。ここで、A4サ
イズの記録シート9を通すと、各拍車ローラ10a、1
0b、10c、10d、10e、10fは、記録シート
9の左端から5mm、45mm、85mm、125m
m、165mm、205mmの位置でこの記録シート9
に接触する。これらの拍車ローラの位置に相当する画像
密度は、各拍車ローラ10が記録シート9に接触するそ
れぞれの位置から左右16ドット分、即ち32ドット×
64ノズル分の領域2048画素中に吐出されるインク
の画素数の割合から求められる記録密度で表される。
【0035】この記録密度が50%以上の印字行につい
て、この印字行のスキャン終了後に500msecの待
時間を設けて各画像を印字する。この条件で印字する
と、記録密度が50%未満の印字行は、スキャン終了
後、待時間を設けることなく搬送される。このとき印字
されたインクは拍車ローラ10を通過する前に乾燥す
る。また、記録密度が50%以上の印字行は、この印字
終了後、500msecの待時間の経過後、次の印字行
が印字される。このとき印字されたインクは、この50
0msecの待時間の間に乾燥する。その後、記録シー
ト9が搬送されるため、各拍車ローラ10にはインクが
付着せず、地汚れのない高品位な画像が得られる。
て、この印字行のスキャン終了後に500msecの待
時間を設けて各画像を印字する。この条件で印字する
と、記録密度が50%未満の印字行は、スキャン終了
後、待時間を設けることなく搬送される。このとき印字
されたインクは拍車ローラ10を通過する前に乾燥す
る。また、記録密度が50%以上の印字行は、この印字
終了後、500msecの待時間の経過後、次の印字行
が印字される。このとき印字されたインクは、この50
0msecの待時間の間に乾燥する。その後、記録シー
ト9が搬送されるため、各拍車ローラ10にはインクが
付着せず、地汚れのない高品位な画像が得られる。
【0036】[実験例2]実験例1同様のインクジェッ
ト記録装置を用いて、画像密度が33%以上60%未満
の場合は待時間を300msecとし、画像密度が60
%以上の場合は待時間を500msecとして各画像を
印字する。この条件で印字すると、記録密度が30%未
満の印字行は、スキャン終了後、待時間を設けることな
く搬送される。このとき印字されたインクは拍車ローラ
10を通過する前に乾燥する。記録密度が33%以上6
0%未満の印字行は、この印字終了後、300msec
の待時間の経過後、次の印字行が印字される。また、記
録密度が60%以上の印字行は、この印字終了後、50
0msecの待時間の経過後、次の印字行が印字され
る。それぞれ印字されたインクは、この300msec
あるいは500msecの待時間の間に乾燥する。その
後、記録シート9が搬送されるため、各拍車ローラには
インクが付着せず、地汚れのない高品位な画像が得られ
る。
ト記録装置を用いて、画像密度が33%以上60%未満
の場合は待時間を300msecとし、画像密度が60
%以上の場合は待時間を500msecとして各画像を
印字する。この条件で印字すると、記録密度が30%未
満の印字行は、スキャン終了後、待時間を設けることな
く搬送される。このとき印字されたインクは拍車ローラ
10を通過する前に乾燥する。記録密度が33%以上6
0%未満の印字行は、この印字終了後、300msec
の待時間の経過後、次の印字行が印字される。また、記
録密度が60%以上の印字行は、この印字終了後、50
0msecの待時間の経過後、次の印字行が印字され
る。それぞれ印字されたインクは、この300msec
あるいは500msecの待時間の間に乾燥する。その
後、記録シート9が搬送されるため、各拍車ローラには
インクが付着せず、地汚れのない高品位な画像が得られ
る。
【0037】[実験例3]実験例1同様のインクジェッ
ト記録装置を用いて、画像密度50%以上の場合、図4
の(A)に示すように画像データを1ドットの市松模様
となるように二つに分割して、2回のスキャンで画像デ
ータが埋まるように印字する。この条件で印字すると、
画像密度50%未満の印字行は、画像データを分割する
ことなく印字され、この印字されたインクは拍車ローラ
10を通過する前に乾燥する。また、画像密度50%以
上の印字行は、画像データが1ドットの市松模様となる
ように二つに分割されて印字される。一回のスキャンで
印字されたインクは、ドット単位で印字されているため
その印字面積が小さく、インクの乾燥が分割されないと
きのインクの乾燥より早くなり、印字されたインクは拍
車ローラ10を通過する前までに乾燥する。したがっ
て、各拍車ローラにはインクが付着せず、地汚れのない
高品位な画像が得られる。
ト記録装置を用いて、画像密度50%以上の場合、図4
の(A)に示すように画像データを1ドットの市松模様
となるように二つに分割して、2回のスキャンで画像デ
ータが埋まるように印字する。この条件で印字すると、
画像密度50%未満の印字行は、画像データを分割する
ことなく印字され、この印字されたインクは拍車ローラ
10を通過する前に乾燥する。また、画像密度50%以
上の印字行は、画像データが1ドットの市松模様となる
ように二つに分割されて印字される。一回のスキャンで
印字されたインクは、ドット単位で印字されているため
その印字面積が小さく、インクの乾燥が分割されないと
きのインクの乾燥より早くなり、印字されたインクは拍
車ローラ10を通過する前までに乾燥する。したがっ
て、各拍車ローラにはインクが付着せず、地汚れのない
高品位な画像が得られる。
【0038】[実験例4]実験例3について、画像密度
が75%以上の印字行を印刷する場合は、この印字行の
画像データを1ドットの市松模様となるように二つに分
割して印字し、その印字終了後に300msecの待時
間を設ける。この条件で印字すると、画像密度50%未
満の印字行は、画像データを分割することなく印字さ
れ、この印字されたインクは拍車ローラ10を通過する
前に乾燥する。画像密度が50%以上75%未満の印字
行は、画像データが1ドットの市松模様となるように二
つに分割されて印字されることにより、インクは拍車ロ
ーラ10を通過する前に乾燥する。また、画像密度75
%以上の印字行は、画像データが1ドットの市松模様と
なるように二つに分割されて印字され、この印字終了後
300msecの待時間の経過後、次の印字行を印字す
る。このとき印字されたインクは、300msecの待
時間の間に乾燥する。したがって、各拍車ローラ10に
はインクが付着せず、地汚れのない高品位な画像が得ら
れる。
が75%以上の印字行を印刷する場合は、この印字行の
画像データを1ドットの市松模様となるように二つに分
割して印字し、その印字終了後に300msecの待時
間を設ける。この条件で印字すると、画像密度50%未
満の印字行は、画像データを分割することなく印字さ
れ、この印字されたインクは拍車ローラ10を通過する
前に乾燥する。画像密度が50%以上75%未満の印字
行は、画像データが1ドットの市松模様となるように二
つに分割されて印字されることにより、インクは拍車ロ
ーラ10を通過する前に乾燥する。また、画像密度75
%以上の印字行は、画像データが1ドットの市松模様と
なるように二つに分割されて印字され、この印字終了後
300msecの待時間の経過後、次の印字行を印字す
る。このとき印字されたインクは、300msecの待
時間の間に乾燥する。したがって、各拍車ローラ10に
はインクが付着せず、地汚れのない高品位な画像が得ら
れる。
【0039】[実験例5]表1は、インクジェット記録
装置の設置環境温度を変えたときの各画像密度に対する
待時間を表した表である。
装置の設置環境温度を変えたときの各画像密度に対する
待時間を表した表である。
【0040】
【表1】 表1に示すように設置環境温度を15℃未満と15℃以
上に変えて実験例3を実行した結果、記録密度が33%
未満では、印字されたインクは設置環境温度を変化させ
ても待時間を設けることなく拍車ローラ10を通過する
前に乾燥する。記録密度が33%以上60%未満場合、
設置環境温度15℃未満のときは、待時間500mse
cを設け、15℃以上のときは、待時間300msec
を設けて印字することによって、印字されたインクはこ
の待時間の間に乾燥する。また、記録密度60%以上の
場合、設置環境温度15℃未満のときは、待時間800
msecを設けて、15℃以上のときは、待時間500
msecを設けて印字することによって、印字されたイ
ンクはこの待時間の間に乾燥する。したがって、各拍車
ローラ10にはインクが付着せず、地汚れのない高品位
な画像が得られる。
上に変えて実験例3を実行した結果、記録密度が33%
未満では、印字されたインクは設置環境温度を変化させ
ても待時間を設けることなく拍車ローラ10を通過する
前に乾燥する。記録密度が33%以上60%未満場合、
設置環境温度15℃未満のときは、待時間500mse
cを設け、15℃以上のときは、待時間300msec
を設けて印字することによって、印字されたインクはこ
の待時間の間に乾燥する。また、記録密度60%以上の
場合、設置環境温度15℃未満のときは、待時間800
msecを設けて、15℃以上のときは、待時間500
msecを設けて印字することによって、印字されたイ
ンクはこの待時間の間に乾燥する。したがって、各拍車
ローラ10にはインクが付着せず、地汚れのない高品位
な画像が得られる。
【0041】以上、実験例を用いて本発明を説明した
が、印字速度を大幅に低下させないために以下に示すよ
うな処理を行なっても構わない。
が、印字速度を大幅に低下させないために以下に示すよ
うな処理を行なっても構わない。
【0042】例えば、拍車ローラ10近傍に印字される
画情報が搬送方向に所定の画像密度で連続する場合は、
一走査毎に待時間を設けずに、連続する画情報の後端が
拍車ローラ10を通過する直前のスキャン時のみに待時
間を設けるようにすれば、少ない待時間で地汚れのない
画像を得ることが可能である。
画情報が搬送方向に所定の画像密度で連続する場合は、
一走査毎に待時間を設けずに、連続する画情報の後端が
拍車ローラ10を通過する直前のスキャン時のみに待時
間を設けるようにすれば、少ない待時間で地汚れのない
画像を得ることが可能である。
【0043】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でも熱エネルギーを利用して飛翔的液滴を形成し、記
録を行うインクジェット方式の記録ヘッド、記録装置に
おいて優れた効果をもたらすものである。
中でも熱エネルギーを利用して飛翔的液滴を形成し、記
録を行うインクジェット方式の記録ヘッド、記録装置に
おいて優れた効果をもたらすものである。
【0044】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも一つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも一つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0045】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0046】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に、熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を
開示する米国特許第4558333号明細書、米国特許
第4459600号明細書を用いた構成も本発明に含ま
れるものである。
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に、熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を
開示する米国特許第4558333号明細書、米国特許
第4459600号明細書を用いた構成も本発明に含ま
れるものである。
【0047】加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギー
の圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開
示する特開昭59−138461号公報に基づいた構成
としても本発明は有効である。
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギー
の圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開
示する特開昭59−138461号公報に基づいた構成
としても本発明は有効である。
【0048】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよいが、本発明は、上述した効果を
一層有効に発揮することができる。
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよいが、本発明は、上述した効果を
一層有効に発揮することができる。
【0049】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも
本発明は有効である。
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも
本発明は有効である。
【0050】また、本発明の記録装置の構成として設け
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明の効果を一層安定できる
ので好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、
記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニング
手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるいはこ
れとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせによる
予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モード
を行うことも安定した記録を行うために有効である。
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明の効果を一層安定できる
ので好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、
記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニング
手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるいはこ
れとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせによる
予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モード
を行うことも安定した記録を行うために有効である。
【0051】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個を組み合わせによってで
もよいが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも本発明は極
めて有効である。
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個を組み合わせによってで
もよいが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも本発明は極
めて有効である。
【0052】以上説明した本発明実施例においては、イ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化するもの、もしくは
液体であるもの、あるいは上述のインクジェット方式で
はインク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度調
整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温
度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付与
時にインクが液状をなすものであればよい。
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化するもの、もしくは
液体であるもの、あるいは上述のインクジェット方式で
はインク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度調
整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温
度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付与
時にインクが液状をなすものであればよい。
【0053】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで防止するか、またはイン
クの蒸発防止を目的として放置状態で固化するインクを
用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの記録信号
に応じた付与によってインクが液化し、液状インクとし
て吐出するものや、記録媒体に到達する時点では既に固
化し始めるもの等のような、熱エネルギーによって初め
て液化する性質のインクの使用も本発明には適用可能で
ある。このような場合インクは、特開昭54−5684
7号公報あるいは特開昭60−71260号公報に記載
されるような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状ま
たは固形物として保持された状態で、電気熱変換体に対
して対向するような形態としてもよい。本発明において
は、上述した各インクに対して最も有効なものは、上述
した膜沸騰方式を実行するものである。
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで防止するか、またはイン
クの蒸発防止を目的として放置状態で固化するインクを
用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの記録信号
に応じた付与によってインクが液化し、液状インクとし
て吐出するものや、記録媒体に到達する時点では既に固
化し始めるもの等のような、熱エネルギーによって初め
て液化する性質のインクの使用も本発明には適用可能で
ある。このような場合インクは、特開昭54−5684
7号公報あるいは特開昭60−71260号公報に記載
されるような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状ま
たは固形物として保持された状態で、電気熱変換体に対
して対向するような形態としてもよい。本発明において
は、上述した各インクに対して最も有効なものは、上述
した膜沸騰方式を実行するものである。
【0054】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、ワードプロセッサやコンピュータ等の情報
処理機器の画像出力端末として一体または別体に設けら
れるものの他、リーダ等と組み合わせた複写装置、さら
には送受信機能を有するファクシミリ装置の形態を採る
ものであっても良い。
態としては、ワードプロセッサやコンピュータ等の情報
処理機器の画像出力端末として一体または別体に設けら
れるものの他、リーダ等と組み合わせた複写装置、さら
には送受信機能を有するファクシミリ装置の形態を採る
ものであっても良い。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインクジ
ェット記録方法は、必要に応じて第n番目の行のスキャ
ン開始から第n+1番目のスキャンが開始されるまでに
要する時間tを設定し、また必要に応じて第n番目の行
の画像データを分割することにより、インクの打ち込み
量が多く印字されたインクが乾燥しにくい場合でも、印
字速度を大幅に低下させることなく印字されたインクを
少なくとも搬送手段に付着しない程度に乾燥することが
でき、記録媒体の地汚れを防止するという効果がある。
ェット記録方法は、必要に応じて第n番目の行のスキャ
ン開始から第n+1番目のスキャンが開始されるまでに
要する時間tを設定し、また必要に応じて第n番目の行
の画像データを分割することにより、インクの打ち込み
量が多く印字されたインクが乾燥しにくい場合でも、印
字速度を大幅に低下させることなく印字されたインクを
少なくとも搬送手段に付着しない程度に乾燥することが
でき、記録媒体の地汚れを防止するという効果がある。
【0056】また、インクジェット記録装置の設置環境
温度および湿度に応じて、時間tを設定し、または画像
データの分割することができるため、設置環境の温度お
よび湿度の変化に対応したインクジェット記録装置を実
現できる。
温度および湿度に応じて、時間tを設定し、または画像
データの分割することができるため、設置環境の温度お
よび湿度の変化に対応したインクジェット記録装置を実
現できる。
【0057】さらに、使用するインクが変わっても、そ
のインクに適した時間tを設定することができるため、
使用するインクを特定化する必要がなくなるという効果
がある。特に、従来インクの乾燥時間が長かったり、拍
車ローラへのインク付着が著しく、使用することが困難
であったインクでも本発明を用いれば何等問題を生じる
ことなく適用することができる。
のインクに適した時間tを設定することができるため、
使用するインクを特定化する必要がなくなるという効果
がある。特に、従来インクの乾燥時間が長かったり、拍
車ローラへのインク付着が著しく、使用することが困難
であったインクでも本発明を用いれば何等問題を生じる
ことなく適用することができる。
【図1】本発明の一実施例のインクジェット記録装置の
概略構成図
概略構成図
【図2】インクジェット記録装置に搭載した記録ヘッド
の概略図
の概略図
【図3】印字される画像の一例を示す図
【図4】(A)は印字する画像を2分割した例を示す
図、(B)は印字する画像を4分割した例を示す図
図、(B)は印字する画像を4分割した例を示す図
【図5】拍車ローラの略断面図
1 記録ヘッド 2 キャリッジ 3 電気信号供給コネクター 4 フレキシブルケーブル 5 案内軸 6 保持板 9 記録シート 10、10a、10b、10c、10d、10e、10
f 拍車ローラ 11 回転軸 20 吐出口
f 拍車ローラ 11 回転軸 20 吐出口
Claims (8)
- 【請求項1】 インク保持部の熱作用部に熱エネルギー
を付与してインク中に気泡を生成せしめ、該インクを記
録媒体に吐出させる記録ヘッドと、前記記録媒体の搬送
方向下流側に設けられ、前記記録媒体を挟持して搬送す
る搬送手段とを有するインクジェット記録装置を使用
し、搬送方向とは異なる方向に前記記録媒体に対して相
対的に前記記録ヘッドを走査させて画像を前記記録媒体
上に所定の印字幅で走査方向に印字し、前記搬送手段で
前記記録媒体を搬送するインクジェット記録方法におい
て、前記搬送手段の挟持する位置に対応する部位近傍に
印字される画像情報に応じて、今回の走査開始時から次
回の走査開始時までの時間を変化させることを特徴とす
るインクジェット記録方法。 - 【請求項2】 前記画像情報が、前記記録媒体に印字さ
れる画像の密度である請求項1記載のインクジェット記
録方法。 - 【請求項3】 請求項1または2記載のインクジェット
記録方法において、今回の走査終了時から次回の走査開
始時までの時間を変えることを特徴とするインクジェッ
ト記録方法。 - 【請求項4】 一回の最大走査幅と印字幅によって定め
られる領域を行とするとき、一行分の画像をm個のパタ
ーンに分割し、分割されたパターンごとに前記走査を行
なう請求項1または2記載のインクジェット記録方法。 - 【請求項5】 前記m個のパターンの画像を印字する走
査において、当該走査の各走査開始から次回の走査開始
までの時間を変えることを特徴とする請求項4記載のイ
ンクジェット記録方法。 - 【請求項6】 前記時間が、当該インクジェット記録装
置が設置される環境温度または環境湿度のどちらか一
方、もしくは双方に応じて決定されるものである請求項
1ないし5いずれか1項記載のインクジェット記録方
法。 - 【請求項7】 前記記録ヘッドとして、インク吐出用の
熱エネルギーを発生するための電気熱変換体を有する記
録ヘッドを使用した請求項1記載のインクジェット記録
方法。 - 【請求項8】 前記記録ヘッドとして、電気熱変換体に
よって印加される熱エネルギーにより、インクに生ずる
膜沸騰を利用して吐出口よりインクを吐出させる記録ヘ
ッドを使用した請求項7記載のインクジェット記録方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21608093A JPH0760966A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | インクジェット記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21608093A JPH0760966A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | インクジェット記録方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0760966A true JPH0760966A (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=16682946
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21608093A Pending JPH0760966A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | インクジェット記録方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0760966A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7513599B2 (en) | 2006-06-16 | 2009-04-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Inkjet recording apparatus |
| CN117944385A (zh) * | 2024-03-06 | 2024-04-30 | 广州市科帕电子科技有限公司 | 打印控制方法、打印控制主机及喷码机 |
-
1993
- 1993-08-31 JP JP21608093A patent/JPH0760966A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7513599B2 (en) | 2006-06-16 | 2009-04-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Inkjet recording apparatus |
| CN117944385A (zh) * | 2024-03-06 | 2024-04-30 | 广州市科帕电子科技有限公司 | 打印控制方法、打印控制主机及喷码机 |
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