JPH0761559B2 - サイジング用プレス装置 - Google Patents
サイジング用プレス装置Info
- Publication number
- JPH0761559B2 JPH0761559B2 JP1210715A JP21071589A JPH0761559B2 JP H0761559 B2 JPH0761559 B2 JP H0761559B2 JP 1210715 A JP1210715 A JP 1210715A JP 21071589 A JP21071589 A JP 21071589A JP H0761559 B2 JPH0761559 B2 JP H0761559B2
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- JP
- Japan
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- punch
- powder molded
- molded product
- flange
- plate
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 a)産業上の利用分野 本発明は、粉末成形プレス機で圧縮成形した後に焼結さ
れた粉末成形品を矯正(サイジング)するサイジング用
プレス装置に関するものである。
れた粉末成形品を矯正(サイジング)するサイジング用
プレス装置に関するものである。
b)従来の技術 この種の粉末成形品には特にフランジ付き形状のものが
多く、第7図(a)で示すアウターフランジ形状の粉末
成形品Aと、第7図(b)で示すインナーフランジ形状
の粉末成形品Bとがある。
多く、第7図(a)で示すアウターフランジ形状の粉末
成形品Aと、第7図(b)で示すインナーフランジ形状
の粉末成形品Bとがある。
そして、これらフランジ付き形状の粉末成形品A,Bをサ
イジングする場合に、プレス後の押出し(ノックアウ
ト)工程において当該サイジング用プレスの押出し機構
でフランジ部A1,B1又はボス部A2,B2のいずれかを押し上
げると、側面の摩擦力によって変形を生ずる。
イジングする場合に、プレス後の押出し(ノックアウ
ト)工程において当該サイジング用プレスの押出し機構
でフランジ部A1,B1又はボス部A2,B2のいずれかを押し上
げると、側面の摩擦力によって変形を生ずる。
この課題を解決するものとしては、例えば特公昭49−37
948号の粉末冶金用矯正プレスがある。この矯正プレス
の詳細は同公報を参照戴くものとして、ここではプレス
機の要部と動作の概要を第8図(a)〜(c)で説明す
る。
948号の粉末冶金用矯正プレスがある。この矯正プレス
の詳細は同公報を参照戴くものとして、ここではプレス
機の要部と動作の概要を第8図(a)〜(c)で説明す
る。
このプレス機では、当該プレス機に固定されたダイプレ
ート1にダイ押え2を介して取着されたダイ3内でアウ
ターフランジ形状の粉末成形品Aがプレスされる。可動
可能な下パンチプレート4上には上パンチ5との間でフ
ランジ部A1を加圧する第1パンチ6と、この第1パンチ
6の内側でボス部A2を加圧する第2パンチ7とが各々設
けられると共に、前記下パンチプレート4内に設けられ
た固定プレート8上には第2パンチ7内に挿通されてボ
ス部A2の内面を成形するコアロッド9が設けられ、プレ
ス機構を構成している。
ート1にダイ押え2を介して取着されたダイ3内でアウ
ターフランジ形状の粉末成形品Aがプレスされる。可動
可能な下パンチプレート4上には上パンチ5との間でフ
ランジ部A1を加圧する第1パンチ6と、この第1パンチ
6の内側でボス部A2を加圧する第2パンチ7とが各々設
けられると共に、前記下パンチプレート4内に設けられ
た固定プレート8上には第2パンチ7内に挿通されてボ
ス部A2の内面を成形するコアロッド9が設けられ、プレ
ス機構を構成している。
また、前記下パンチンプレート4上に取着された軸受板
10に軸11で枢支されると共に、一端が前記第1パンチ6
の窓孔12から当該パンチ内へ挿入されて前記第2パンチ
7の下端に当接するレバー13と、基端が前記ダイプレー
ト1の下部に螺嵌されて先端が前記レバー13の他端に係
合すると共に、ダイプレート1側に取着された傘歯車14
に外周のねじ部が螺合して高さ調整可能な押当杆15によ
る前記粉末成形品Aの押出し機構を備えている。
10に軸11で枢支されると共に、一端が前記第1パンチ6
の窓孔12から当該パンチ内へ挿入されて前記第2パンチ
7の下端に当接するレバー13と、基端が前記ダイプレー
ト1の下部に螺嵌されて先端が前記レバー13の他端に係
合すると共に、ダイプレート1側に取着された傘歯車14
に外周のねじ部が螺合して高さ調整可能な押当杆15によ
る前記粉末成形品Aの押出し機構を備えている。
上記のプレス機では、第8図(a)ように前記上パンチ
5と第1パンチ6及び第2パンチ7で粉末成形品Aのサ
イジングプレスをした後に、最初は下パンチプレート4
の上昇によって第1パンチ6と第2パンチ7とが同時に
上昇され、第8図(b)ように先ず粉末成形品Aのフラ
ンジ部A1がダイ3から離脱されながら、その直前に前記
レバー13の他端に押当杆15の先端が当接するように予め
高さ調整されているので、引き続いて下パンチプレート
4が上昇すると他端が押当杆15で押圧されたレバー13は
揺動して一端が第2パンチ7を押上げ、これによって第
2パンチ7は第1パンチ6よりも高速で上昇して第8図
(c)ようにボス部A2を離脱させる。
5と第1パンチ6及び第2パンチ7で粉末成形品Aのサ
イジングプレスをした後に、最初は下パンチプレート4
の上昇によって第1パンチ6と第2パンチ7とが同時に
上昇され、第8図(b)ように先ず粉末成形品Aのフラ
ンジ部A1がダイ3から離脱されながら、その直前に前記
レバー13の他端に押当杆15の先端が当接するように予め
高さ調整されているので、引き続いて下パンチプレート
4が上昇すると他端が押当杆15で押圧されたレバー13は
揺動して一端が第2パンチ7を押上げ、これによって第
2パンチ7は第1パンチ6よりも高速で上昇して第8図
(c)ようにボス部A2を離脱させる。
このように、粉末成形品Aのフランジ部A1とボス部A2と
の押出しタイミングをずらせることによって当該粉末成
形品Aの変形は防止される。
の押出しタイミングをずらせることによって当該粉末成
形品Aの変形は防止される。
次に上記の技術思想を応用してインナーフランジ形状の
粉末成形品Bをサイジングする場合には、第9図(a)
〜(c)で示すような手段が採られている。この場合に
は粉末成形品Bをサイジングするプレス機構の第1パン
チと第2パンチの構造のみが前記したプレス機構と相違
してその他の構成は同一であるから、前記の従来例と同
一のものには同じ符号を付して説明を省略する。
粉末成形品Bをサイジングする場合には、第9図(a)
〜(c)で示すような手段が採られている。この場合に
は粉末成形品Bをサイジングするプレス機構の第1パン
チと第2パンチの構造のみが前記したプレス機構と相違
してその他の構成は同一であるから、前記の従来例と同
一のものには同じ符号を付して説明を省略する。
すなわち、このプレス機構は第10図で詳細を示すよう
に、基部側の接続部16aと先端側のパンチ部16bからなる
第1パンチ16と、基部側の接続部17aと先端側のパンチ
部17bからなる第2パンチ17とで構成され、基部側は第
1パンチ16の接続部16aが第2パンチ17の接続部17aの内
周側に配備されて前記アウターフランジ形状の粉末成形
品Aのプレス機構の場合と同様であるが、先端側はパン
チ部16bがインナーフランジ形状の粉末成形品Bのボス
部B2をパンチ部17bがフランジ部B1を各々サイジングす
るので、前記アウターフランジ形状の粉末成形品Aのプ
レス機構の場合とは逆にパンチ部17bがパンチ部16bの内
周側に配備される。このために、第1パンチ16には方形
状にくり抜かれた窓孔16cを第2パンチ17には半月状の
各切欠き孔17c,17cが各々穿設されて両者がかんざし状
に入り組んだ構造をしている。
に、基部側の接続部16aと先端側のパンチ部16bからなる
第1パンチ16と、基部側の接続部17aと先端側のパンチ
部17bからなる第2パンチ17とで構成され、基部側は第
1パンチ16の接続部16aが第2パンチ17の接続部17aの内
周側に配備されて前記アウターフランジ形状の粉末成形
品Aのプレス機構の場合と同様であるが、先端側はパン
チ部16bがインナーフランジ形状の粉末成形品Bのボス
部B2をパンチ部17bがフランジ部B1を各々サイジングす
るので、前記アウターフランジ形状の粉末成形品Aのプ
レス機構の場合とは逆にパンチ部17bがパンチ部16bの内
周側に配備される。このために、第1パンチ16には方形
状にくり抜かれた窓孔16cを第2パンチ17には半月状の
各切欠き孔17c,17cが各々穿設されて両者がかんざし状
に入り組んだ構造をしている。
c)発明が解決しようとする課題 然しながら前記した従来の技術では、特にインナーフラ
ンジ形状の粉末成形品Bをサイジングする場合のパンチ
構造が複雑で強度的にも弱くなる欠点があった。また、
前記第7図のアウターフランジ形状の粉末成形品Aとイ
ンナーフランジ形状の粉末成形品Bにおいて、各寸法a1
とb2および寸法a2とb1が各々等しい各粉末成形品A,Bで
あってもパンチの交換をしないと同じプレス機でサイジ
ングができない等の欠点があった。
ンジ形状の粉末成形品Bをサイジングする場合のパンチ
構造が複雑で強度的にも弱くなる欠点があった。また、
前記第7図のアウターフランジ形状の粉末成形品Aとイ
ンナーフランジ形状の粉末成形品Bにおいて、各寸法a1
とb2および寸法a2とb1が各々等しい各粉末成形品A,Bで
あってもパンチの交換をしないと同じプレス機でサイジ
ングができない等の欠点があった。
そこで本発明では、これら従来技術の課題を解決し得る
サイジング用プレス装置の提供を目的とするものであ
る。
サイジング用プレス装置の提供を目的とするものであ
る。
a)課題を解決するための手段 前記した課題を解決するために本発明のサイジング用プ
レス装置では、上部側にアウターフランジ形状またはイ
ンナーフランジ形状のフランジ部が形成され、このフラ
ンジ部の下部側にボス部が形成された粉末成形品をサイ
ジングするプレス装置であって、粉末成形品を上部から
加圧する上パンチと、前記インナーフランジ形状の粉末
成形品のボス部または前記アウターフランジ形状の粉末
成形品のフランジ部の下方から加圧する下第1パンチ
と、この下第1パンチの内側へ同心状に配設され前記イ
ンナーフランジ形状の粉末成形品のフランジ部または前
記アウターフランジ形状の粉末成形品のボス部を下方か
ら加圧する下第2パンチとを備え、このプレス装置には
サイジング後の粉末成形品に対して前記下第1パンチと
下第2パンチを同時に押上げで当該粉末成形品のフラン
ジ部の抜き出す抜き出し手段と、このフランジ部が抜き
出された粉末成形品に対して前記下第1パンチまたは下
第2パンチを押上げて当該粉末成形品のボス部を抜き出
す段差抜き出し手段と、この段差抜き出しの際に押上げ
駆動される下パンチをサイジングする粉末成形品がイン
ナーフランジ形状の場合には前記下第1パンチ側へ、ア
ウターフランジ形状の場合には前記下第2パンチ側へ切
換える機構を設けた。
レス装置では、上部側にアウターフランジ形状またはイ
ンナーフランジ形状のフランジ部が形成され、このフラ
ンジ部の下部側にボス部が形成された粉末成形品をサイ
ジングするプレス装置であって、粉末成形品を上部から
加圧する上パンチと、前記インナーフランジ形状の粉末
成形品のボス部または前記アウターフランジ形状の粉末
成形品のフランジ部の下方から加圧する下第1パンチ
と、この下第1パンチの内側へ同心状に配設され前記イ
ンナーフランジ形状の粉末成形品のフランジ部または前
記アウターフランジ形状の粉末成形品のボス部を下方か
ら加圧する下第2パンチとを備え、このプレス装置には
サイジング後の粉末成形品に対して前記下第1パンチと
下第2パンチを同時に押上げで当該粉末成形品のフラン
ジ部の抜き出す抜き出し手段と、このフランジ部が抜き
出された粉末成形品に対して前記下第1パンチまたは下
第2パンチを押上げて当該粉末成形品のボス部を抜き出
す段差抜き出し手段と、この段差抜き出しの際に押上げ
駆動される下パンチをサイジングする粉末成形品がイン
ナーフランジ形状の場合には前記下第1パンチ側へ、ア
ウターフランジ形状の場合には前記下第2パンチ側へ切
換える機構を設けた。
b)実施例 以下に本発明を図示の実施例に基ずいて説明する。先ず
このプレス装置の概要を第1図で説明する。短尺筒を順
次連結させて4本(図面では2本のみが表れる)のコラ
ム20が立設され、該コラム20内には長尺のタイロッド21
が挿通されて上端部がナット22で固着されている。前記
各コラム20の下部には下部フレーム23が、中間部には中
間フレーム24が、上部にはクラウン25が各々取着されて
当該各コラム20間を相互に連結している。そして、前記
下部フレーム23と中間フレーム24間には下部駆動機構26
が、中間フレーム24上にはダイセット27が、クラウン25
には上部駆動機構28が各々装着されている。
このプレス装置の概要を第1図で説明する。短尺筒を順
次連結させて4本(図面では2本のみが表れる)のコラ
ム20が立設され、該コラム20内には長尺のタイロッド21
が挿通されて上端部がナット22で固着されている。前記
各コラム20の下部には下部フレーム23が、中間部には中
間フレーム24が、上部にはクラウン25が各々取着されて
当該各コラム20間を相互に連結している。そして、前記
下部フレーム23と中間フレーム24間には下部駆動機構26
が、中間フレーム24上にはダイセット27が、クラウン25
には上部駆動機構28が各々装着されている。
下部駆動機構26の概要は、前記下部フレーム23上に下加
圧シリンダー29と抜き出しシリンダー30が各々固定載置
され、これらの各シリンダーのピストン側には抜き出し
プレート31が取着され、当該抜き出しプレート31には前
記中間フレーム24および当該中間フレーム24上に固定載
置されたボルスター32を貫通して前記ダイセット27側へ
突出する下加圧ロッド33と、前記中間フレーム24の下面
に高さ調整可能に取着された抜き出し調整機構34へ当接
して抜き出しプレート31の抜き出し位置を規制する位置
決めロッド35が設けらると共に、前記下加圧シリンダー
29内の中央部にはピストン押え36を介して段差抜き出し
シリンダー37が装着され、該段差抜き出しシリンダー37
の先端側には当該段差抜き出しシリンダー37の伸縮によ
って昇降可能なロッド切換え機構38が取着されている。
圧シリンダー29と抜き出しシリンダー30が各々固定載置
され、これらの各シリンダーのピストン側には抜き出し
プレート31が取着され、当該抜き出しプレート31には前
記中間フレーム24および当該中間フレーム24上に固定載
置されたボルスター32を貫通して前記ダイセット27側へ
突出する下加圧ロッド33と、前記中間フレーム24の下面
に高さ調整可能に取着された抜き出し調整機構34へ当接
して抜き出しプレート31の抜き出し位置を規制する位置
決めロッド35が設けらると共に、前記下加圧シリンダー
29内の中央部にはピストン押え36を介して段差抜き出し
シリンダー37が装着され、該段差抜き出しシリンダー37
の先端側には当該段差抜き出しシリンダー37の伸縮によ
って昇降可能なロッド切換え機構38が取着されている。
また、前記中間フレーム24には、上端側が当該中間フレ
ーム24とボルスター32を貫通して前記ダイセット27側へ
突出可能で下端部側が前記ロッド切換え機構38側へ突設
された段差抜き出しロッド54,55が、中間部の外周に巻
装された係止筒47を介して上下摺動可能に係止されてい
る。そして、前記中間フレーム24上のボルスター32には
前記ダイセット27がダイセットクランプ39によって固定
保持される。
ーム24とボルスター32を貫通して前記ダイセット27側へ
突出可能で下端部側が前記ロッド切換え機構38側へ突設
された段差抜き出しロッド54,55が、中間部の外周に巻
装された係止筒47を介して上下摺動可能に係止されてい
る。そして、前記中間フレーム24上のボルスター32には
前記ダイセット27がダイセットクランプ39によって固定
保持される。
更に、前記上部駆動機構28には上加圧シリンダー40およ
びブースタシリンダー41によって昇降されるスライド42
が設けられ、該スライド42に取付けられた上パンチプレ
ート43には後述するように、上パンチ受け板44および上
パンチ押え45を介して上パンチ46が取着される。
びブースタシリンダー41によって昇降されるスライド42
が設けられ、該スライド42に取付けられた上パンチプレ
ート43には後述するように、上パンチ受け板44および上
パンチ押え45を介して上パンチ46が取着される。
次に、前記下部駆動機構26の一部を構成して本発明の要
部となるロッド切換え機構38の詳細を第2乃至4図で説
明する。このロッド切換え機構38は、前記段差抜き出し
シリンダー37のピストンに固着される段差抜き出しプレ
ート50と、該段差抜き出しプレート50上に回転可能に載
置され上部側の外周にフランジ切換えギャ51が取着され
たギャ取付け筒52と、該ギャ取付け筒52に底面部が固着
された平面が菱形状のフランジ切換えプレート53とを備
えている。
部となるロッド切換え機構38の詳細を第2乃至4図で説
明する。このロッド切換え機構38は、前記段差抜き出し
シリンダー37のピストンに固着される段差抜き出しプレ
ート50と、該段差抜き出しプレート50上に回転可能に載
置され上部側の外周にフランジ切換えギャ51が取着され
たギャ取付け筒52と、該ギャ取付け筒52に底面部が固着
された平面が菱形状のフランジ切換えプレート53とを備
えている。
前記フランジ切換えプレート53の軸心の周りには、前記
中間フレーム24に中間軸部が摺動自在に支持されて先端
部が前記ダイセット27側へ突設された合計4本の各段差
抜き出しロッド54,55が、当該フランジ切換えプレート5
3の軸心からの距離が等しくなる位置に垂設状態で配備
されている。この段差抜き出しロッド54,55は、インナ
ーフランジ形状の粉末成形品Bをサイシジングする場合
に、第4図(b)のように2本の段差抜き出しロッド5
4,54がフランジ切換えプレート53の長尺側の対角位置の
上面に当接状態で載置され、残り2本の段差抜き出しロ
ッド55,55は前記フランジ切換えプレート53の短尺側の
対角位置の外側で当該フランジ切換えプレート53から分
離されている。また、アウターフランジ形状の粉末成形
品Aをサイジングする場合には、第4図(a)のように
2本の段差抜き出しロッド55,55がフランジ切換えプレ
ート53の長尺側の対角位置の上面に当接状態で載置さ
れ、残り2本の段差抜き出しロッド54,54は前記フラン
ジ切換えプレート53の短尺側の対角位置の外側で当該フ
ランジ切換えプレート53から分離されている。
中間フレーム24に中間軸部が摺動自在に支持されて先端
部が前記ダイセット27側へ突設された合計4本の各段差
抜き出しロッド54,55が、当該フランジ切換えプレート5
3の軸心からの距離が等しくなる位置に垂設状態で配備
されている。この段差抜き出しロッド54,55は、インナ
ーフランジ形状の粉末成形品Bをサイシジングする場合
に、第4図(b)のように2本の段差抜き出しロッド5
4,54がフランジ切換えプレート53の長尺側の対角位置の
上面に当接状態で載置され、残り2本の段差抜き出しロ
ッド55,55は前記フランジ切換えプレート53の短尺側の
対角位置の外側で当該フランジ切換えプレート53から分
離されている。また、アウターフランジ形状の粉末成形
品Aをサイジングする場合には、第4図(a)のように
2本の段差抜き出しロッド55,55がフランジ切換えプレ
ート53の長尺側の対角位置の上面に当接状態で載置さ
れ、残り2本の段差抜き出しロッド54,54は前記フラン
ジ切換えプレート53の短尺側の対角位置の外側で当該フ
ランジ切換えプレート53から分離されている。
前記ロッドの切換えはフランジ切換えプレート53を90゜
回転させることによって行われるが、このロッド切換え
機構38は前記抜き出しプレート31の適所に固定されたモ
ータ付減速機56と、該モータ付減速機56に取着されたス
プロケット57と、該スプロケット57に一端が懸架された
チェーン58と、該チェーン58に他端が懸架されたスプロ
ケット59と、該スプロケット59と一体に回動し前記フラ
ンジ切換えギャ51に噛合する駆動ギャ60とで構成されて
いる。
回転させることによって行われるが、このロッド切換え
機構38は前記抜き出しプレート31の適所に固定されたモ
ータ付減速機56と、該モータ付減速機56に取着されたス
プロケット57と、該スプロケット57に一端が懸架された
チェーン58と、該チェーン58に他端が懸架されたスプロ
ケット59と、該スプロケット59と一体に回動し前記フラ
ンジ切換えギャ51に噛合する駆動ギャ60とで構成されて
いる。
更に、前記フランジ切換えギャ51およびフランジ切換え
プレート53が取着されたギャ取付け筒52内には、当該ギ
ャ取付け筒52を載置された前記段差抜き出しプレート50
上で回動可能に保持する係合段部61aが形成されたセン
ター軸61が挿入され、該センター軸61は段差抜き出しプ
レート50にネジ止めされる。また、前記ギャ取付け筒52
の外周には段差調整ネジ筒62が遊嵌され、該段差調整ネ
ジ筒62の外周にはネジ62aが刻設されると共に、その外
周にはネジ62aに螺合する雌ネジが内周面に形成された
調整ネジ67が前記抜き出しプレート31に装着されてい
る。この調整ネジ67の上部で段差調整ネジ筒62の外周に
は、キー63止めされた前記ネジ62aに噛合するウォーム
ホイール64が係合され、当該ウォームホイール64は噛合
するウォーム65の回動によって前記段差調整ネジ筒62が
高さ方向へ移動され、これによって前記ロッド切換え構
成38全体の高さ方向に対する微調整を行うことができ
る。
プレート53が取着されたギャ取付け筒52内には、当該ギ
ャ取付け筒52を載置された前記段差抜き出しプレート50
上で回動可能に保持する係合段部61aが形成されたセン
ター軸61が挿入され、該センター軸61は段差抜き出しプ
レート50にネジ止めされる。また、前記ギャ取付け筒52
の外周には段差調整ネジ筒62が遊嵌され、該段差調整ネ
ジ筒62の外周にはネジ62aが刻設されると共に、その外
周にはネジ62aに螺合する雌ネジが内周面に形成された
調整ネジ67が前記抜き出しプレート31に装着されてい
る。この調整ネジ67の上部で段差調整ネジ筒62の外周に
は、キー63止めされた前記ネジ62aに噛合するウォーム
ホイール64が係合され、当該ウォームホイール64は噛合
するウォーム65の回動によって前記段差調整ネジ筒62が
高さ方向へ移動され、これによって前記ロッド切換え構
成38全体の高さ方向に対する微調整を行うことができ
る。
尚、符号66は前記ピストン押え36から前記段差抜き出し
プレート50内へ突設されて当該段差抜き出しプレート50
の廻り止めを行う止めピン、符号68は前記ウォームホイ
ール64とウォーム65の上方に被着されたフタ部材、符号
69は高さ位置検出用のセンサーである。
プレート50内へ突設されて当該段差抜き出しプレート50
の廻り止めを行う止めピン、符号68は前記ウォームホイ
ール64とウォーム65の上方に被着されたフタ部材、符号
69は高さ位置検出用のセンサーである。
次に、前記ダイセット27の構造に付いてインナーフラン
ジ形状の粉末成形品Bをサイジングする際の動作と併せ
て第5図で説明する。ダイセット27の最下段には前記ボ
ルスター32上に固定載置されるベースプレート70が設け
られ、該ベースプレート70には前記下部駆動機構26側か
ら突設された下加圧ロッド33と各段差抜き出しロッド54
又は55が下方から突入される各通孔が各々穿設されてい
ると共に、当該ベースプレート70の中央の通孔にはコア
ロッドホルダー71が調整ネジ72を介して高さ調整可能に
挿通されている。
ジ形状の粉末成形品Bをサイジングする際の動作と併せ
て第5図で説明する。ダイセット27の最下段には前記ボ
ルスター32上に固定載置されるベースプレート70が設け
られ、該ベースプレート70には前記下部駆動機構26側か
ら突設された下加圧ロッド33と各段差抜き出しロッド54
又は55が下方から突入される各通孔が各々穿設されてい
ると共に、当該ベースプレート70の中央の通孔にはコア
ロッドホルダー71が調整ネジ72を介して高さ調整可能に
挿通されている。
前記ベースプレート70上には、上面側から下第1パンチ
加圧ブロック73が下面側から受圧ブロック74が各々突設
された下加圧プレート75が載置されている。この下加圧
プレート75の受圧ブロック74は、前記ベースプレート70
の通孔へ嵌入されて前記下加圧ロッド33に押圧されると
下加圧プレート75をベースプレート70上から引き離すよ
うに上昇移動させる。
加圧ブロック73が下面側から受圧ブロック74が各々突設
された下加圧プレート75が載置されている。この下加圧
プレート75の受圧ブロック74は、前記ベースプレート70
の通孔へ嵌入されて前記下加圧ロッド33に押圧されると
下加圧プレート75をベースプレート70上から引き離すよ
うに上昇移動させる。
前記下加圧プレート75上の中央には、前記ベースプレー
ト70と下加圧プレート75とを貫通したコアロッドホルダ
ー71が突入される筒状体の下第2パンチホルダー77が載
置され、該下第2パンチホルダー77には下第2抜き出し
ロッド76が垂設されている。この下第2抜き出しロッド
76は、前記段差抜き出しロッド55が突入される通孔内へ
上方から嵌入され当該下第2抜き出しロッド76の基部側
の外周に巻装されている下降用バネ76aで下方へ付勢さ
れている。尚、この場合に前記段差抜き出しロッド55
は、前記ロッド切換え機構38の切換えによって上昇され
ない第4図(b)の状態にある。
ト70と下加圧プレート75とを貫通したコアロッドホルダ
ー71が突入される筒状体の下第2パンチホルダー77が載
置され、該下第2パンチホルダー77には下第2抜き出し
ロッド76が垂設されている。この下第2抜き出しロッド
76は、前記段差抜き出しロッド55が突入される通孔内へ
上方から嵌入され当該下第2抜き出しロッド76の基部側
の外周に巻装されている下降用バネ76aで下方へ付勢さ
れている。尚、この場合に前記段差抜き出しロッド55
は、前記ロッド切換え機構38の切換えによって上昇され
ない第4図(b)の状態にある。
前記下加圧プレート75の上方には、前記下第2パンチホ
ルダー77が挿通可能な円盤状で前記下加圧プレート75の
下第1パンチ加圧ブロック73に当接して昇降される下第
1パンチプレート78が設けられている。該下第1パンチ
プレート78の下面には下第1パンチ抜き出しロッド79が
垂設され、当該下第1パンチ抜き出しロッド79は前記段
差抜き出しロッド54が突入される通孔内へ上方から嵌入
されて当該段差抜き出しロッド54の押圧で上昇移動され
ると共に、この押圧が解除されると降下されて当該下第
1抜き出しロッド79の中間部の外周に突設されている係
止フランジ79aが、前記下加圧プレート75の上面に穿設
された凹陥部75aによって係止される。
ルダー77が挿通可能な円盤状で前記下加圧プレート75の
下第1パンチ加圧ブロック73に当接して昇降される下第
1パンチプレート78が設けられている。該下第1パンチ
プレート78の下面には下第1パンチ抜き出しロッド79が
垂設され、当該下第1パンチ抜き出しロッド79は前記段
差抜き出しロッド54が突入される通孔内へ上方から嵌入
されて当該段差抜き出しロッド54の押圧で上昇移動され
ると共に、この押圧が解除されると降下されて当該下第
1抜き出しロッド79の中間部の外周に突設されている係
止フランジ79aが、前記下加圧プレート75の上面に穿設
された凹陥部75aによって係止される。
前記下第2パンチホルダー77上には、前記コアロッドホ
ルダー71にコアロッド押え80を介して取着されたコアロ
ッド81が貫通される下第2パンチ受板82が、前記下第1
パンチプレート78の中央に穿設された通孔内に挿通され
る態様で設けられている。また、下第2パンチ受板82上
には下第2パンチ押え83を介して下第2パンチ84が取着
され、該下第2パンチ84の軸心には前記コアロッド81が
挿通されている。この下第2パンチ84は、インナーフラ
ンジ形状の粉末成形品Bに対してはフランジ部B1を前記
上パンチ46と協動して加圧するものであるが、アウター
フランジ形状の粉末成形品Aをサイジングする場合に
は、第6図のように当該粉末成形品Aのボス部A2を上パ
ンチ46と協動して加圧する。
ルダー71にコアロッド押え80を介して取着されたコアロ
ッド81が貫通される下第2パンチ受板82が、前記下第1
パンチプレート78の中央に穿設された通孔内に挿通され
る態様で設けられている。また、下第2パンチ受板82上
には下第2パンチ押え83を介して下第2パンチ84が取着
され、該下第2パンチ84の軸心には前記コアロッド81が
挿通されている。この下第2パンチ84は、インナーフラ
ンジ形状の粉末成形品Bに対してはフランジ部B1を前記
上パンチ46と協動して加圧するものであるが、アウター
フランジ形状の粉末成形品Aをサイジングする場合に
は、第6図のように当該粉末成形品Aのボス部A2を上パ
ンチ46と協動して加圧する。
前記下第1パンチプレート78の中央上部には、下第1パ
ンチ受板85が載置され、該下第1パンチ受板85上には下
第1パンチ押え86を介して下第1パンチ87が取着され、
該下第1パンチ87内には前記下第2パンチ84が挿通され
ている。この下第1パンチ87は、インナーフランジ形状
の粉末成形品Bをサイジングする場合にはボス部B2を前
記上パンチ46と協動して加圧するが、アウターフランジ
形状の粉末成形品Aをサイジングする場合には、第6図
のように当該粉末成形品Aのフランジ部A1を上パンチ46
と協動して加圧する。
ンチ受板85が載置され、該下第1パンチ受板85上には下
第1パンチ押え86を介して下第1パンチ87が取着され、
該下第1パンチ87内には前記下第2パンチ84が挿通され
ている。この下第1パンチ87は、インナーフランジ形状
の粉末成形品Bをサイジングする場合にはボス部B2を前
記上パンチ46と協動して加圧するが、アウターフランジ
形状の粉末成形品Aをサイジングする場合には、第6図
のように当該粉末成形品Aのフランジ部A1を上パンチ46
と協動して加圧する。
前記下第1パンチプレート78の上方にはプレス機の本体
に固定されたダイプレート88が配備されており、該ダイ
プレート88は垂設されて前記下第1パンチプレート78と
下加圧プレート75を貫通した連結ロッド89を介して前記
ベースプレート70と一体に連結されている。このダイプ
レート88の中央部には、ダイ押え90を介してダイ91が取
着され、当該ダイ91の中央に穿設された通孔内へは前記
コアロッド81と下第1パンチ87および下第2パンチ84が
各々挿通されてサイジングする前記粉末成形品Aまたは
Bに適合するキャビティ形成される。尚、前記コアロッ
ド81は先端部が前記ダイ91の表面と面一になるよう高さ
調整ネジ72で調整される。
に固定されたダイプレート88が配備されており、該ダイ
プレート88は垂設されて前記下第1パンチプレート78と
下加圧プレート75を貫通した連結ロッド89を介して前記
ベースプレート70と一体に連結されている。このダイプ
レート88の中央部には、ダイ押え90を介してダイ91が取
着され、当該ダイ91の中央に穿設された通孔内へは前記
コアロッド81と下第1パンチ87および下第2パンチ84が
各々挿通されてサイジングする前記粉末成形品Aまたは
Bに適合するキャビティ形成される。尚、前記コアロッ
ド81は先端部が前記ダイ91の表面と面一になるよう高さ
調整ネジ72で調整される。
また、前記ダイプレート88上にはガイドリング93が取着
され、先端が前記上パンチプレート43に係止されたガイ
ドポスト94の基部が当該ガイドリング93内へ挿通されて
上パンチ46が昇降する際の案内をしている。
され、先端が前記上パンチプレート43に係止されたガイ
ドポスト94の基部が当該ガイドリング93内へ挿通されて
上パンチ46が昇降する際の案内をしている。
次に、前記装置を用いてフランジ付き形状の粉末成形品
A,Bをサイジングプレスし、プレス後に粉末成形品A,Bの
押出し(ノックアウト)を行う動作に付いて説明する。
A,Bをサイジングプレスし、プレス後に粉末成形品A,Bの
押出し(ノックアウト)を行う動作に付いて説明する。
先ず、インナーフランジ形状の粉末成形品Bの場合を第
5図を中心に説明する。第5図の左半分は加圧(プレ
ス)位置を、右半分は押出し(ノックアウト)位置を、
一点鎖線の円内は押出し中間位置を各々示す。加圧位置
では、粉末成形品Bは前記上加圧シリンダー40の伸長で
降下した上パンチ46によって上面側が押圧され、下面側
はボス部B2が前記下第1パンチ87にフランジ部B1が下第
2パンチ84に各々当接されている。この下第パンチ87
は、下第1パンチ受台85と下第1パンチプレート78およ
び下第1パンチ加圧ブロック73と下加圧プレート75を介
してベースプレート70で支えられ、前記上パンチ46から
の押圧に対抗すると共に、前記下加圧シリンダー29と抜
き出しシリンダー30の伸長で付勢された下加圧ロッド33
が受圧ブロック74を介して下加圧プレート75を押圧して
いる。
5図を中心に説明する。第5図の左半分は加圧(プレ
ス)位置を、右半分は押出し(ノックアウト)位置を、
一点鎖線の円内は押出し中間位置を各々示す。加圧位置
では、粉末成形品Bは前記上加圧シリンダー40の伸長で
降下した上パンチ46によって上面側が押圧され、下面側
はボス部B2が前記下第1パンチ87にフランジ部B1が下第
2パンチ84に各々当接されている。この下第パンチ87
は、下第1パンチ受台85と下第1パンチプレート78およ
び下第1パンチ加圧ブロック73と下加圧プレート75を介
してベースプレート70で支えられ、前記上パンチ46から
の押圧に対抗すると共に、前記下加圧シリンダー29と抜
き出しシリンダー30の伸長で付勢された下加圧ロッド33
が受圧ブロック74を介して下加圧プレート75を押圧して
いる。
上記の加圧位置での押圧によって所定のサイジングを終
えて前記上パンチ46が上加圧シリンダー40によって上昇
されると、上方からの押圧が解除された下加圧プレート
75は前記受圧ブロック74を介して押圧されている下加圧
ロッド33の付勢力でベースプレート70上から上昇され
る。
えて前記上パンチ46が上加圧シリンダー40によって上昇
されると、上方からの押圧が解除された下加圧プレート
75は前記受圧ブロック74を介して押圧されている下加圧
ロッド33の付勢力でベースプレート70上から上昇され
る。
尚、前記加圧位置では下加圧シリンダー29と抜き出しシ
リンダー30の双方が作動して下加圧プレート75を押圧す
るが、加圧終了と同時に下加圧シリンダー29は作動を停
止して下加圧ロッド33に対する付勢力は抜き出しシリン
ダー30のみによって行われる。
リンダー30の双方が作動して下加圧プレート75を押圧す
るが、加圧終了と同時に下加圧シリンダー29は作動を停
止して下加圧ロッド33に対する付勢力は抜き出しシリン
ダー30のみによって行われる。
前記のように下加圧プレート75が上昇すると、下第1パ
ンチ加圧ブロック73と下第1パンチプレート78および下
第1パン受台85を介して下第1パンチ87が上昇して粉末
成形品Bのボス部B2を押上げると共に、同時に前記下第
2パンチホルダー77と下第2パンチ受板82を介して下第
2パンチ84が上昇して粉末成形品Bのフランジ部B1を中
間位置まで押上げる。
ンチ加圧ブロック73と下第1パンチプレート78および下
第1パン受台85を介して下第1パンチ87が上昇して粉末
成形品Bのボス部B2を押上げると共に、同時に前記下第
2パンチホルダー77と下第2パンチ受板82を介して下第
2パンチ84が上昇して粉末成形品Bのフランジ部B1を中
間位置まで押上げる。
前記中間位置まで粉末成形品Bが押出された段階で下加
圧シリンダー29と抜き出しシリンダー30の双方の作動を
停止させると共に、前記段差抜き出しシリンダー37を伸
長作動させると前記ロッド切換え機構38が下方から押圧
され、前記フランジ切換えプレート53が段差抜き出しロ
ッド54を上昇させて下第1パンチ抜き出しロッド79を下
方から押圧する。この下第1パンチ抜き出しロッド79
は、前記下第1パンチプレート78と下第1パンチ受板85
および下第1パンチ87を介して粉末成形品Bのボス部B2
を押出し位置まで押上げる。
圧シリンダー29と抜き出しシリンダー30の双方の作動を
停止させると共に、前記段差抜き出しシリンダー37を伸
長作動させると前記ロッド切換え機構38が下方から押圧
され、前記フランジ切換えプレート53が段差抜き出しロ
ッド54を上昇させて下第1パンチ抜き出しロッド79を下
方から押圧する。この下第1パンチ抜き出しロッド79
は、前記下第1パンチプレート78と下第1パンチ受板85
および下第1パンチ87を介して粉末成形品Bのボス部B2
を押出し位置まで押上げる。
一方、アウターフランジ形状の粉末成形品Aをサイジン
グして当該粉末成形品Aを押出す場合には、第6図のよ
うにして行われる。第6図における左半分は加圧(プレ
ス)位置を、右半分は押出し(ノックアウト)位置を、
一点鎖線の円内は押出し中間位置を各々示し、この図で
は一見して前記第5図の場合とダイセット37の各部や下
加圧ロッド33および各段差抜き出しロッド54,55が相違
しているように表示されているが、前記第5図とは異な
った個所の断面を示しているだけでほとんど同じ構成の
ものである。
グして当該粉末成形品Aを押出す場合には、第6図のよ
うにして行われる。第6図における左半分は加圧(プレ
ス)位置を、右半分は押出し(ノックアウト)位置を、
一点鎖線の円内は押出し中間位置を各々示し、この図で
は一見して前記第5図の場合とダイセット37の各部や下
加圧ロッド33および各段差抜き出しロッド54,55が相違
しているように表示されているが、前記第5図とは異な
った個所の断面を示しているだけでほとんど同じ構成の
ものである。
この中で相違しているところは、粉末成形品Aがアウタ
ーフランジ形状でフランジ部A1とボス部A2の位置が前記
インナーフランジ形状の粉末成形品Bの場合とは逆のた
め、下第1パンチ87がフランジ部A1を下第2パンチ84が
ボス部A2を各々加圧するようになっている。そして、各
粉末成形品A,Bの各寸法a1とb2および寸法a2とb1が各々
等しければこれらの各パンチ84,87を交換することなく
共通に使用できるが、この実施例ではフランジ部の肉厚
がボス部の肉厚より厚くしているので、それに適合する
よう各パンチの形状が異なっている。また、サイジング
した後の粉末成形品Aを下第2パンチ84で最後に押出し
するので、この下第2パンチ84を上昇させるために下第
2パンチ抜き出しロッド76側が使用され、当該下第2パ
ンチ抜き出しロッド76を押圧する段差抜き出しロッド55
が第4図(a)のようにフランジ切換えプレート53上に
位置するよう、前記ロッド切換え機構38を作動させてフ
ランジ切換えプレート53を90゜回転させる必要がある。
ーフランジ形状でフランジ部A1とボス部A2の位置が前記
インナーフランジ形状の粉末成形品Bの場合とは逆のた
め、下第1パンチ87がフランジ部A1を下第2パンチ84が
ボス部A2を各々加圧するようになっている。そして、各
粉末成形品A,Bの各寸法a1とb2および寸法a2とb1が各々
等しければこれらの各パンチ84,87を交換することなく
共通に使用できるが、この実施例ではフランジ部の肉厚
がボス部の肉厚より厚くしているので、それに適合する
よう各パンチの形状が異なっている。また、サイジング
した後の粉末成形品Aを下第2パンチ84で最後に押出し
するので、この下第2パンチ84を上昇させるために下第
2パンチ抜き出しロッド76側が使用され、当該下第2パ
ンチ抜き出しロッド76を押圧する段差抜き出しロッド55
が第4図(a)のようにフランジ切換えプレート53上に
位置するよう、前記ロッド切換え機構38を作動させてフ
ランジ切換えプレート53を90゜回転させる必要がある。
そして、前記粉末成形品Bの場合と同様に加圧されて中
間位置まで押出しされた粉末成形品Aは、最後に段差抜
き出しロッド55に連動して上昇する下第2パンチ84によ
ってボス部A2が押出される。
間位置まで押出しされた粉末成形品Aは、最後に段差抜
き出しロッド55に連動して上昇する下第2パンチ84によ
ってボス部A2が押出される。
前記した実施例でも明らかなとおり、本発明ではインナ
ーフランジ形状の粉末成形品Bおよびアウターフランジ
形状の粉末成形品Aは、いずれも前記従来例の場合と同
様にフランジ部とボス部との押出しタイミングをずらせ
て当該粉末成形品の変形を防止させることができる。そ
して、これを達成する下パンチの構成は下第1パンチと
下第2パンチを同心状に配設し、下パンチが最後にボス
部の段差抜き出しを行う場合に、粉末成形品がインナー
フランジ形状であるかアウターフランジ形状であるかに
よって、押上を行う下パンチを下第1パンチまたは下第
2パンチに切換えて使用する。
ーフランジ形状の粉末成形品Bおよびアウターフランジ
形状の粉末成形品Aは、いずれも前記従来例の場合と同
様にフランジ部とボス部との押出しタイミングをずらせ
て当該粉末成形品の変形を防止させることができる。そ
して、これを達成する下パンチの構成は下第1パンチと
下第2パンチを同心状に配設し、下パンチが最後にボス
部の段差抜き出しを行う場合に、粉末成形品がインナー
フランジ形状であるかアウターフランジ形状であるかに
よって、押上を行う下パンチを下第1パンチまたは下第
2パンチに切換えて使用する。
このように、段差抜き出しを行う下パンチの構成が前記
した従来例に比べて極めて単純な形状と組み合わせであ
り、従来例における金型の強度を低下させるという課題
も解決される。
した従来例に比べて極めて単純な形状と組み合わせであ
り、従来例における金型の強度を低下させるという課題
も解決される。
また、このプレス装置ではサイジングする粉末成形品の
寸法形状に応じて一部パンチを交換し、上記切換え機構
の切換操作を行うだけでインナーフランジ形状とアウタ
ーフランジ形状のいずれにも対応することができる。
寸法形状に応じて一部パンチを交換し、上記切換え機構
の切換操作を行うだけでインナーフランジ形状とアウタ
ーフランジ形状のいずれにも対応することができる。
特に、アウターフランジ形状の粉末成形品Aとインナー
フランジ形状の粉末成形品Bにおける各寸法a1とb2およ
び寸法a2とb1が各々等しい場合にはパンチの交換をしな
いで切換え機構の操作でけで同じプレス機によってサイ
ジングおよび抜き出しをすることができる。
フランジ形状の粉末成形品Bにおける各寸法a1とb2およ
び寸法a2とb1が各々等しい場合にはパンチの交換をしな
いで切換え機構の操作でけで同じプレス機によってサイ
ジングおよび抜き出しをすることができる。
第1図は本発明の実施例によるサイジングプレス装置の
概要を示す全体縦断面図、第2図は同装置の下部駆動機
構の要部縦断面図、第3図は同下部駆動機構内に装着し
たロッド切換え機構の部分斜視図、第4図は(a)がア
ウターフランジ形状の粉末成形品Aの押出し時の切換え
位置を(b)がインナーフランジ形状の粉末成形品Bの
押出し時の切換え位置を示す前記ロッド切換え機構の要
部平面図、第5図はインナーフランジ形状の粉末成形品
Bの押出し時におけるダイセット縦断面図、第6図はア
ウターフランジ形状の粉末成形品Aの押出し時における
ダイセットの縦断面図、第7図は粉末成形品A,Bの縦断
面図、第8図は従来例による押出し機構を用いたアウタ
ーフランジ形状の粉末成形品Aの押出し工程を示す縦断
面図、第9図は同じくインナーフランジ形状の粉末成形
品Bの押出し工程を示す縦断面図、第10図は同押出し機
構におけるパンチ構造の斜視図である。 〔符号の説明〕 20……コラム、21……タイロッド 22……ナット、23……下部フレーム 24……中間フレーム、25……クラウン 26……下部駆動機構、27……ダイセット 28……上部駆動機構、29……下加圧シリンダー 30……抜き出しシリンダー 31……抜き出しプレート 32……ボルスター、33……下加圧ロッド 34……抜き出し調整機構 35……位置決めロッド、36……ピストン押え 37……段差抜き出しシリンダー 38……ロッド切換え機構38 39……ダイセットクランプ 40……上加圧シリンダー 41……ブースタシリンダー 42……スライド、43……上パンチプレート 44……上パンチ受け板、45……上パンチ押え 46……上パンチ、47……係止筒 50……段差抜き出しプレート 51……フランジ切換えギャ 52……ギャ取付け筒 53……フランジ切換えプレート 54,55……段差抜き出しロッド 56……モータ付減速機、57,59……スプロケット 58……チェーン、60……駆動ギャ 61……センター軸、62……段差調整ネジ筒 63……キー、64……ウォームホイール 65……ウォーム、66……止めピン 67……調整ネジ、68……フタ部材 69……センサー、70……ベースプレート 71……コアロッドホルダー 72……調整ネジ 73……下第1パンチ加圧ブロック 74……受圧ブロック、75……下加圧プレート 76……下第2抜き出しロッド 77……下第2パンチホルダー 78……下第1パンチプレート 79……下第1パンチ抜き出しロッド 80……コアロッド押え、81……コアロッド 82……下第2パンチ受板 83……下第2パンチ押え 84……下第2パンチ、85……下第1パンチ受板 86……下第1パンチ押え 87……下第1パンチ、88……ダイプレート 89……連結ロッド、90……ダイ押え 91……ダイ、93……ガイドリング 94……ガイドポスト A……アウターフランジ形状の粉末成形品 B……インナーフランジ形状の粉末成形品 A1,B1……フランジ部 A2,B2……ボス部
概要を示す全体縦断面図、第2図は同装置の下部駆動機
構の要部縦断面図、第3図は同下部駆動機構内に装着し
たロッド切換え機構の部分斜視図、第4図は(a)がア
ウターフランジ形状の粉末成形品Aの押出し時の切換え
位置を(b)がインナーフランジ形状の粉末成形品Bの
押出し時の切換え位置を示す前記ロッド切換え機構の要
部平面図、第5図はインナーフランジ形状の粉末成形品
Bの押出し時におけるダイセット縦断面図、第6図はア
ウターフランジ形状の粉末成形品Aの押出し時における
ダイセットの縦断面図、第7図は粉末成形品A,Bの縦断
面図、第8図は従来例による押出し機構を用いたアウタ
ーフランジ形状の粉末成形品Aの押出し工程を示す縦断
面図、第9図は同じくインナーフランジ形状の粉末成形
品Bの押出し工程を示す縦断面図、第10図は同押出し機
構におけるパンチ構造の斜視図である。 〔符号の説明〕 20……コラム、21……タイロッド 22……ナット、23……下部フレーム 24……中間フレーム、25……クラウン 26……下部駆動機構、27……ダイセット 28……上部駆動機構、29……下加圧シリンダー 30……抜き出しシリンダー 31……抜き出しプレート 32……ボルスター、33……下加圧ロッド 34……抜き出し調整機構 35……位置決めロッド、36……ピストン押え 37……段差抜き出しシリンダー 38……ロッド切換え機構38 39……ダイセットクランプ 40……上加圧シリンダー 41……ブースタシリンダー 42……スライド、43……上パンチプレート 44……上パンチ受け板、45……上パンチ押え 46……上パンチ、47……係止筒 50……段差抜き出しプレート 51……フランジ切換えギャ 52……ギャ取付け筒 53……フランジ切換えプレート 54,55……段差抜き出しロッド 56……モータ付減速機、57,59……スプロケット 58……チェーン、60……駆動ギャ 61……センター軸、62……段差調整ネジ筒 63……キー、64……ウォームホイール 65……ウォーム、66……止めピン 67……調整ネジ、68……フタ部材 69……センサー、70……ベースプレート 71……コアロッドホルダー 72……調整ネジ 73……下第1パンチ加圧ブロック 74……受圧ブロック、75……下加圧プレート 76……下第2抜き出しロッド 77……下第2パンチホルダー 78……下第1パンチプレート 79……下第1パンチ抜き出しロッド 80……コアロッド押え、81……コアロッド 82……下第2パンチ受板 83……下第2パンチ押え 84……下第2パンチ、85……下第1パンチ受板 86……下第1パンチ押え 87……下第1パンチ、88……ダイプレート 89……連結ロッド、90……ダイ押え 91……ダイ、93……ガイドリング 94……ガイドポスト A……アウターフランジ形状の粉末成形品 B……インナーフランジ形状の粉末成形品 A1,B1……フランジ部 A2,B2……ボス部
Claims (1)
- 【請求項1】上部側にアウターフランジ形状またはイン
ナーフランジ形状のフランジ部が形成され、このフラン
ジ部の下部側にボス部が形成された粉末成形品をサイジ
ングするプレス装置であって、粉末成形品を上部から加
圧する上パンチと、前記インナーフランジ形状の粉末成
形品のボス部または前記アウターフランジ形状の粉末成
形品のフランジ部を下方から加圧する下第1パンチと、
この下第1パンチの内側へ同心状に配設され前記インナ
ーフランジ形状の粉末成形品のフランジ部または前記ア
ウターフランジ形状の粉末成形品のボス部を下方から加
圧する下第2パンチとを備え、このプレス装置にはサイ
ジング後の粉末成形品に対して前記下第1パンチと下第
2パンチを同時に押上げて当該粉末成形品のフランジ部
を抜き出す抜き出し手段と、このフランジ部が抜き出さ
れた粉末成形品に対して前記下第1パンチまたは下第2
パンチを押し上げて当該粉末成形品のボス部を抜き出す
段差抜き出し手段と、この段差抜き出しの際に押上げ駆
動される下パンチをサイジングする粉末成形品がインナ
ーフランジ形状の場合には前記下第1パンチ側へ、アウ
ターフランジ形状の場合には前記下第2パンチ側へ切換
える切換え機構を設けたことを特徴としたサイジング用
プレス装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1210715A JPH0761559B2 (ja) | 1989-08-17 | 1989-08-17 | サイジング用プレス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1210715A JPH0761559B2 (ja) | 1989-08-17 | 1989-08-17 | サイジング用プレス装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0377798A JPH0377798A (ja) | 1991-04-03 |
| JPH0761559B2 true JPH0761559B2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=16593904
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1210715A Expired - Lifetime JPH0761559B2 (ja) | 1989-08-17 | 1989-08-17 | サイジング用プレス装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0761559B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100716955B1 (ko) * | 2000-09-29 | 2007-05-10 | 삼성전자주식회사 | 광커넥터 제조방법 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5450885U (ja) * | 1977-09-16 | 1979-04-09 | ||
| JPS5836478Y2 (ja) * | 1978-09-25 | 1983-08-16 | 三菱マテリアル株式会社 | フランジ付焼結部品の成形金型装置 |
-
1989
- 1989-08-17 JP JP1210715A patent/JPH0761559B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0377798A (ja) | 1991-04-03 |
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