JPH0761589A - 眼用レンズ製作用材の搬送装置および搬送方法 - Google Patents
眼用レンズ製作用材の搬送装置および搬送方法Info
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- JPH0761589A JPH0761589A JP21573093A JP21573093A JPH0761589A JP H0761589 A JPH0761589 A JP H0761589A JP 21573093 A JP21573093 A JP 21573093A JP 21573093 A JP21573093 A JP 21573093A JP H0761589 A JPH0761589 A JP H0761589A
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Abstract
を、各製造工程の実施場所間でスムーズに搬送すること
のできる搬送装置を提供すること。 【構成】 可撓性のチューブ部材12の内孔16によっ
て搬送路を構成すると共に、このチューブ部材12の開
口端部から空気を供給乃至は吸引する空気圧手段18
と、チューブ部材12の開口端部においてレンズ材等の
眼用レンズ製作用材10を保持する保持手段26を設け
る。そして、チューブ部材12の内孔16内に眼用レン
ズ製作用材10を挿入し、空気圧手段18によって推進
力を及ぼすことにより、かかる眼用レンズ製作用材10
を、チューブ部材12の内孔16を通じて搬送する。
Description
などの眼用レンズの製作に用いられる材料や治具等の眼
用レンズ製作用材を、眼用レンズの各製造工程の実施場
所間で搬送する眼用レンズ製作用材の搬送装置および搬
送方法に関するものである。
に、円形ロッド状のレンズ素材から複数の厚肉円板状の
レンズ材を切り出した後、かかるレンズ材の両面に、順
次、荒削り加工を施し、更に、両レンズ面に、順次,仕
上げ加工を施すことによって、製造される。
工程は、それぞれ、加工に際して特別な装置が必要とさ
れること等から、互いに異なる場所で実施されるように
なっており、レンズ材や治具等が、それら各工程の実施
場所に、順次、搬送されて、上述の如き加工が、加えら
れることとなる。
施場所間での、レンズ材や治具等の眼用レンズ製作用材
の搬送手段として、一般に、ベルトコンベヤが用いられ
ていた。
用のレンズ材等は、非常に小さく且つ軽量であるため
に、ベルトコンベヤの継目部分に生ずる隙間に引っ掛か
かって搬送不能となったり、反転したりし易く、スムー
ズな搬送ができないという問題があった。
されたレンズ材では、ベルトコンベヤの継目部分に生ず
る隙間への引っ掛かり等によって、加工面に傷が付いた
り角が欠けたりして損傷が生じ易く、そのような搬送時
の問題に起因して品質および良品率が低下するという問
題もあった。
上、曲線状の搬送路を形成することが難しいために、搬
送路の設計自由度が低く、手作業による搬送が必要とな
ったり、各製造工程の実施場所の選定が制約を受けると
いった問題もあった。
ータ等の駆動手段や歯車,プーリ等の駆動力伝達手段が
必要であり、装置が大掛かりとなるために、設備費が高
くつくと共に、工程変更等に際しての搬送装置のレイア
ウト変更が非常に煩雑で、困難であるという問題もあっ
た。
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、コンタクトレンズや眼内レンズ用のレンズ
材の如き眼用レンズ製作用材を、各製造工程の実施場所
間で搬送するに際して、眼用レンズ製作用材の引っ掛か
りや反転等が防止されて、スムーズな搬送が有利に且つ
安定して実現され得る、眼用レンズ製作用材の搬送装置
および搬送方法を提供することにある。
製造工程の実施場所間で搬送するに際して、眼用レンズ
製作用材における傷や欠け等の損傷が防止されて、製品
の品質および良品率が有利に向上され得る、眼用レンズ
製作用材の搬送装置および搬送方法を提供することも、
目的とする。
由に形成することができると共に、装置構成が簡略で、
レイアウト変更等も容易な眼用レンズ製作用材の搬送装
置および搬送方法を提供することも、目的とする。
求項1に記載の本発明の特徴とするところは、眼用レン
ズの製作に用いられる材料や治具等の眼用レンズ製作用
材を、眼用レンズの各製造工程の実施場所間で搬送せし
める眼用レンズ製作用材の搬送装置において、(a)前
記眼用レンズ製作用材より僅かに大きな口径を有し、両
端部が開口された可撓性のチューブ部材と、(b)該チ
ューブ部材の少なくとも一方の開口部から空気を供給乃
至は吸引することにより、かかるチューブ部材の孔内に
挿入された前記眼用レンズ製作用材に推進力を及ぼす空
気圧手段と、(c)前記チューブ部材の開口部近くに配
設されて、該チューブ部材を通じて搬送される前記眼用
レンズ製作用材を保持する保持手段とを、有する眼用レ
ンズ製作用材の搬送装置にある。
るところは、上記請求項1に記載の眼用レンズ製作用材
の搬送装置において、前記(c)の保持手段における眼
用レンズ製作用材の保持面の中心部に、前記(b)の空
気圧手段における空気の供給乃至は吸引のための空気口
を開口せしめたことにある。
とするところは、上記請求項1又は2に記載の眼用レン
ズ製作用材の搬送装置において、前記(c)の保持手段
における眼用レンズ製作用材の保持部が、前記(a)の
チューブ部材の開口部に対して、接近/離隔方向に移動
可能としたことにある。
るところは、上記請求項1乃至3のいずれかに記載の眼
用レンズ製作用材の搬送装置において、前記(a)のチ
ューブ部材の開口端部に、該チューブ部材の口径よりも
小径で且つ前記眼用レンズ製作用材より大径のストッパ
部を設ける一方、該ストッパ部の内径より大きな搬送補
助具を該チューブ部材の孔内に移動可能に挿入せしめる
ことにより、かかる搬送補助具によって前記眼用レンズ
製作用材を保持せしめて搬送すると共に、前記チューブ
部材の開口端部において、かかる眼用レンズ製作用材の
みを、前記搬送補助具から分離させて取り出すようにし
たことにある。
とするところは、上記請求項1乃至4のいずれかに記載
の眼用レンズ製作用材の搬送装置において、前記(a)
のチューブ部材の内周面と該チューブ部材の孔内を搬送
される前記眼用レンズ製作用材乃至は搬送補助具の外周
面との間に、搬送方向に延びる係合部を設けて、かかる
チューブ部材の孔内での該眼用レンズ製作用材乃至は搬
送補助具の自由な回転が防止されるようにしたことにあ
る。
するところは、可撓性のチューブ部材の孔内に、眼用レ
ンズの製作に用いられる材料や治具等の眼用レンズ製作
用材を挿入し、空気圧によって推進力を及ぼして移動さ
せることにより、かかる眼用レンズ製作用材を、眼用レ
ンズの各製造工程の実施場所間で搬送せしめる眼用レン
ズ製作用材の搬送方法にある。
めに、本発明の実施例について、図面を参照しつつ、詳
細に説明する。
の眼用レンズ製作用材の搬送装置の要部が示されてい
る。かかる搬送装置は、搬送すべきレンズ材10よりも
僅かに大きな内径の円形断面形状を有するチューブ部材
12を備えている。そして、このチューブ部材12は、
ブラケット14により、長手方向複数箇所において、図
示しない支持部材に固定されることにより、その両端開
口部が、それぞれ、眼用レンズの所定の製造工程の実施
場所に開口する状態で、固定的に配設されている。これ
により、かかるチューブ部材12の内孔16によって、
眼用レンズの所定の製造工程の実施場所間に跨がって延
び、それら製造工程の実施場所間でレンズ材10を搬送
せしめる搬送路が構成されているのである。
搬送路のレイアウトの自由度を確保するために可撓性を
有するものが採用されるが、安定した搬送性を得るため
に、レンズ材10が通過する際に大きく変形しない程度
の強度を有するものが望ましい。また、レンズ材10が
内孔16内でスムーズに移動し得るように、内周面が平
滑で摩擦抵抗の低いものが望ましく、例えばフッ素樹脂
等の合成樹脂製のチューブなどが好適に用いられ得る。
は、それぞれ、所定長さの直線状のパイプ構造を有する
エア給排用管体18が配設されており、該エア給排用管
体18の一方の開口部が、チューブ部材12の開口部に
対向位置せしめられている。また一方、かかるエア給排
用管体18の他方の開口部には、空気圧管路20が接続
されており、この空気圧管路20を通じて、エア給排用
管体18の内孔22が、エアコンプレッサや真空ポンプ
等の図示しない空気圧源に連通されている。なお、図面
上に明示はされていないが、空気圧管路20上には、切
換バルブが配設されており、エア給排用管体18の内孔
22に対する空気圧源の接続が切り換えられるようにな
っている。
2を通じて、チューブ部材12の一方の端部において内
孔16内に空気が供給されると共に、他方の端部におい
て内孔16内から空気が吸引されることにより、チュー
ブ部材12の内孔16内に空気流が生ぜしめられて、か
かるチューブ部材12の内孔16に挿入されたレンズ材
10に対して、チューブ部材12の一方の開口部から他
方の開口部に向かう推進力が及ぼされるようになってい
るのである。なお、このことから明らかなように、本実
施例においては、エア給排用管体18や空気圧管路20
および図示しない空気圧源を含んで、空気圧手段が構成
されている。
2を通じてチューブ部材12の内孔16に及ぼす空気圧
は、レンズ材10とチューブ部材12の内孔16との間
のクリアランスや、レンズ材10とチューブ部材12と
の摩擦力の大きさ等にもよるが、一般にレンズ材は小型
軽量であり、特にコンタクトレンズ材は非常に軽量で重
くても5g程度であることから、チューブ部材12の両
端部間での圧力差が0.5〜1.0kg/cm2となる程度に
設定すれば十分である。
側端部には、略厚肉円板形状を呈する保持部材26が螺
着固定されている。この保持部材26には、中心部を軸
方向に延びる貫通孔28が形成されていると共に、レン
ズ材10を収容可能な大きさをもって、外方に向かって
開口する収容凹所24が設けられており、かかる収容凹
所24の中心部に、貫通孔28が開口せしめられてい
る。そして、この保持部材26の貫通孔28を通じて、
エア給排用管体18の内孔22が、凹所24の中心部に
開口せしめられている。
2に負圧空気が及ぼされた際に、保持部材26の貫通孔
28を通じて及ぼされる吸引力によって、レンズ材10
が収容凹所24内に保持せしめられるようになっている
のであり、また一方、エア給排用管体18の内孔22が
大気開放されたり、かかる内孔22に圧縮空気が及ぼさ
れた際には、レンズ材10に対する吸引力が解除され
て、レンズ材10が収容凹所24外に放出されるように
なっているのである。なお、このことから明らかなよう
に、本実施例においては、エア給排用管体18や空気圧
管路20,図示しない負圧源および保持部材26を含ん
で、保持手段が構成されている。
排用管体18の軸方向中央部分には、大径のピストン3
0が、外周面に突出して一体的に形成されていると共
に、かかるピスント30の形成部位を覆うように、シリ
ンダ部材32が、エア給排用管体18に組み付けられて
いる。そして、このシリンダ部材32が、図示しない支
持部材に固着されることにより、エア給排用管体18
が、かかるシリンダ部材32を介して、支持せしめられ
ている。
スリーブ34が組み付けられており、かかる摺接スリー
ブ34内に形成されたシリンダ室36内を、ピストン3
0が滑動せしめられるようになっている。更に、かかる
シリンダ室36の軸方向両端部には、エア供給路38,
40が設けられており、これらのエア供給路38,40
を通じて供給される圧縮空気により、ピストン30に駆
動力が及ぼされるようになっている。
リンダ室36内でピストン30を駆動することにより、
図2に示されているように、エア給排用管体18が軸方
向に移動せしめられて、かかるエア給排用管体18に装
着された保持部材26がチューブ部材12の開口部に対
して接近/離隔方向に変位せしめられるようになってい
るのである。
シリンダ部材32は、シリンダ機構等の駆動手段によっ
て、シリンダ室36の軸直角方向に移動可能とされてお
り、かかるシリンダ部材32と共に、保持部材26が装
着されたエア給排用管体18が移動せしめられるように
なっている。
を、所定の製造工程の実施場所間で搬送せしめるに際し
ては、先ず、図2に示されているように、チューブ部材
12の搬出側開口端部に位置せしめられたエア供給用管
体18を、チューブ部材12の開口部から離して位置せ
しめると共に、かかるエア供給用管体18の内孔22を
負圧源に接続することにより、保持部材26の収容凹所
24にレンズ材10を吸着保持せしめる。
び軸直角方向に移動させて、図1に示されている如く、
かかるレンズ材10を、チューブ部材12の開口部に導
いて、エア供給用管体18の内孔22を正圧源に接続す
ることにより、レンズ材10をチューブ部材12の内孔
16に送り込む。また、それと同時に、チューブ部材1
2の搬入側開口部にエア供給用管体18を位置せしめ
て、その内孔22を負圧源に接続する。それによって、
チューブ部材12の内孔16内に圧力勾配が生ぜしめら
れて、レンズ材10に推進力が及ぼされて、レンズ材1
0が内孔16内を搬送せしめられることとなる。
て、該チューブ部材12の搬入側開口部に導かれたレン
ズ材10を、そこに位置せしめたエア給排用管体18に
装着された保持部材26によって受け、収容凹所24に
吸着保持せしめる。
よび軸直角方向に移動して、レンズ材10を所定の加工
場所に導く。即ち、例えば、図3に示されているよう
に、かかるレンズ材10を、給排用管体18に装着され
た保持部材26によって保持せしめたまま、レンズ材の
切削加工に使用されるチャック部材42の配設部位に導
いて、チャック部材42のコレットチャック44に把持
せしめることが可能である。なお、図3に示されたチャ
ック部材42にあっては、レンズ材10の支持面上に開
口するエア吸引孔46を備えており、レンズ材10に対
して、コレットチャックによる把持力と共に、エア吸引
力が及ぼされるようになっている。
チューブ部材12の内孔16によって連続した搬送路が
形成されることから、レンズ材10の搬送路上での引っ
掛かりが防止されて、スムーズな搬送が可能となると共
に、レンズ材10の損傷が有利に防止されて、製品の品
質および良品率の向上も有利に達成され得るのである。
ブ部材12の内孔16が、レンズ材10よりも僅かに大
きな口径をもって形成されており、搬送路上でのレンズ
材10の反転が防止されることから、チューブ部材12
の搬入側開口部に位置せしめられた保持部材26によっ
てレンズ材10を保持せしめる際におけるレンズ材10
の方向性が有利に規定され得るのであり、それ故、レン
ズ材10を、続く工程における加工装置に対して、所定
の方向性をもって装着することが可能となり、製造工程
の自動化が一層有利に図られ得るといった利点もある。
性のチューブ部材12を用いていることから、曲線状の
搬送路を形成することも可能であり、搬送路の設計自由
度が有利に確保され得るのである。
がチューブ部材12によって構成されることから、構造
が極めて簡略であり、従来のベルトコンベヤに比べて製
造容易で安価であると共に、搬送路のレイアウトを容易
に変更することができるといった利点もある。
は、チューブ部材12の開口部に位置せしめられた保持
部材26の収容凹所24の中心部に、エア給排用管体1
8の内孔22が開口せしめられていることから、かかる
エア給排用管体18の内孔22を通じてチューブ部材1
2の内孔16に及ぼされる空気圧を利用して、レンズ材
10を吸着保持せしめたり、或いはレンズ材10をチュ
ーブ部材12内に送り込んだりすることができるのであ
り、それによって、レンズ材10の保持装置を簡略な構
造をもって形成することができるといった利点もある。
持部材26が装着されたエア給排用管体18が、チュー
ブ部材12の開口部に対して接近/離隔方向に移動可能
とされていることから、レンズ材10の保持部材26へ
の吸着作業を、チューブ部材12から離れた位置で行な
うことができると共に、搬送されて保持部材26に保持
されたレンズ材10を、そのまま、続く加工場所に移送
することができるのであり、それによって、レンズ材の
搬送作業の一層の容易化および自動化が図られ得るので
ある。
が円形内周面をもって形成されていたが、搬送時におけ
るレンズ材10の周方向回転を防止するために、例え
ば、図4に示されている如く、かかるチューブ部材12
の内孔16内に突出して長手方向に連続して直線状に延
びる凸条48を形成する一方、図5及び図6に示されて
いるように、チューブ部材12内を搬送されるレンズ材
10の外周面に、かかる凸条48に対応する凹溝50を
軸方向に形成することも可能である。即ち、レンズ材1
0の搬送時に、これら凸条48と凹溝50を係合させる
ことにより、レンズ材10の周方向の回転が防止される
ことから、次工程の加工装置に対して、レンズ材10
を、周方向に位置決めして装着することができるのであ
る。
の他、各種の眼用レンズ製作用材の搬送に適用され得る
ものであり、例えば、図7及び図8に示されているよう
に、一方のレンズ面(凹面)が切削加工されたレンズ材
52が、その凹面において接着される球状凸面54を有
する切削加工用治具56の搬送にも、同様に用いられ得
る。なお、この切削加工用治具56は、レンズ材52の
凸面を切削加工する際に、かかるレンズ材52をチャッ
ク等で把持するために使用されるものであるが、このよ
うな切削加工用治具56にレンズ材52を接着して一体
的に搬送することにより、加工済のレンズ面(凹面)の
損傷が有利に防止され得るといった効果が発揮される。
円環板状の基台部58の内周縁部から逆カップ状の突出
部60が軸方向一方の側に向かって突出形成されてお
り、かかる突出部60の先端面が球状凸面54とされて
いるが、基台部58の肉厚が薄いために、搬送時に、チ
ューブ部材12の内孔16内で反転するおそれがある。
そこで、このような切削加工用治具56の搬送時には、
その反転を防止するために、例えば、図9及び図10に
示されている搬送補助具62が、好適に用いられ得る。
部66から成る、全体として略有底円筒形状を呈してい
る。また、その筒壁部64には、開口側端部から底部側
に向かって延びる複数本のスリット68が、周方向に所
定間隔を隔てて設けられており、これらのスリット68
により、筒壁部64に僅かな弾性変形が許容されて、筒
壁部64の開口部が拡縮変形可能とされている。
近くに周方向に延びる段差部70が設けられて、開口部
位が大径部72とされていると共に、かかる大径部72
の開口端縁部にテーパ面が形成されている。なお、大径
部72の内径は、搬送すべき切削加工用治具56の基台
部58の外径よりも僅かに小さくされている。これによ
り、切削加工用治具56を、その突出部60側から、搬
送補助具62の筒壁部64の開口部に押し込むことによ
って、切削加工用治具56の基台部58が、搬送補助具
62の大径部72に圧入され、嵌着保持され得るように
なっているのである(図12参照)。
向長さは、切削加工用治具56の基台部58の厚さより
も僅かに小さくされており、上述の如く、切削加工用治
具56が搬送補助具62によって嵌着保持された状態
下、その基台部58が、搬送補助具62の開口部から外
方に所定寸法だけ突出せしめられるようになっている。
分の外周面に小径部74が設けられており、チューブ部
材12の内周面との摩擦抵抗の軽減が図られている。更
に、かかる搬送補助具62の底壁部66には、外面側に
開口するエア溜りとしての凹部76が設けられている。
工用治具56を搬送するに際しては、先ず、図11に示
されているように、エア給排用管体18の保持部材26
に搬送補助具62を吸着保持せしめた後、エア給排用管
体18を移動させて、かかる搬送補助具62を、切削加
工用治具56の設置場所に導く。そして、エア給排用管
体18を突出させて、搬送補助具62を、その開口部側
から切削加工用治具56上にかぶせるように移動させ、
かかる搬送補助具62の開口部に切削加工用治具56を
嵌着保持せしめる。
に、前述したレンズ材10の搬出操作と同様、エア給排
用管体18を移動させて、搬送補助具62を、チューブ
部材12の搬出側開口部に導き、続いて、エア給排用管
体18の内孔22を通じて圧縮空気を噴出させることに
より、切削加工用治具56を搬送補助具62と共に、チ
ューブ部材12の搬出側開口部から内孔16内に挿入し
て送り込む。これによって、切削加工用治具56が、搬
送補助具62と一体となって、チューブ部材12の内孔
16内を搬送せしめられて、搬入側開口部において取り
出されることとなる。
開口部で、切削加工用治具56を搬送補助具62と共に
取り出した後、切削加工用治具56を搬送補助具62か
ら分離させることも可能であるが、搬送効率および作業
性の向上を図るために、チューブ部材12の搬入側開口
部で、切削加工用治具56のみを取り出すようにするこ
とが望ましい。
るように、チューブ部材12の搬入側開口部に、径方向
内方に向かって内フランジ状に突出するストッパ部78
を形成する。そして、このストッパ部78の内径を、搬
送補助具62の筒壁部64の外径よりも小さく、且つ切
削加工用治具56の基台部58の外径よりも大きく設定
する。また、かかるチューブ部材12の搬入側開口部に
近接して、エア吸引孔80を有する受け台82を配設
し、エア吸引孔80を通じて、チューブ部材12内のエ
アを吸引せしめる。なお、ストッパ部78は、金属等の
硬質材にて形成されており、特に、本実施例では、チュ
ーブ部材12を固定するためのブラケット84に一体的
に形成されている。
れてきた搬送補助具62が、図16に示されているよう
に、かかるチューブ部材12の開口部において、ストッ
パ部78に当接して、チューブ部材12の内孔16内に
止められる一方、該搬送補助具62に嵌着保持された切
削加工用治具56の基台部58の一部が、ストッパ部7
8の内孔を通じて外部に突出せしめられて、受け台82
のエア吸引孔80を通じて及ぼされる吸引力により、受
け台82上に吸着保持せしめられる。
け台82をチューブ部材12から離隔させることによ
り、受け台82上に吸着保持された切削加工用治具56
のみを、搬送補助具62から分離せしめて、取り出すこ
とができるのである。なお、チューブ部材12内に残留
せしめられた搬送補助具62は、チューブ部材12の搬
入側開口部から圧縮空気を吹き込むこと等により、再
び、搬出側開口部に向かって搬送されることとなる。
することにより、小型の眼用レンズ製作用材も、有利に
搬送することが可能となるのである。
たが、これらは文字通りの例示であって、本発明は、か
かる具体例にのみ限定して解釈されるものではない。
部材26におけるレンズ材10の保持力を得るために、
搬送時にレンズ材10に推進力を及ぼすための空気圧が
利用されていたが、それら保持部材26における保持力
を得るための空気圧系と、レンズ材10に推進力を及ぼ
すための空気圧系とを、別々に構成することも可能であ
る。
示の如き空気圧による吸着構造のものの他、コレットチ
ャック等の機構構造のものなどを採用しても良い。
の保持部を、チューブ部材12の開口部に対して接近/
離隔方向に移動せしめるための駆動手段としても、例示
の如きエアシリンダの他、リニアモータ等、公知の各種
の駆動機構が、適宜に採用され得る。
レンズ製作用材の外周面に、整流板のような凹凸を設け
ることにより、搬送時における安定性の向上を図ること
も、有効である。
当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、いずれも、本発明の範囲内に含まれるものであるこ
とは、言うまでもないところである。
に係る搬送装置および搬送方法によれば、チューブ部材
の内孔によって連続した搬送路が形成されることから、
眼用レンズ製作用材の搬送路上での引っ掛かりが防止さ
れて、スムーズな搬送が可能となると共に、搬送時にお
ける損傷が防止されて、製品の品質および良品率が有利
に向上され得るのである。
チューブ部材を湾曲設置することにより、曲線状の搬送
路を容易に形成することも可能であり、搬送路の設計自
由度が有利に確保され得るのである。
極めて簡略であることから、従来のベルトコンベヤに比
べて製造容易で安価であると共に、搬送路のレイアウト
を容易に変更することができるといった利点もある。
送装置においては、眼用レンズ製作用材に推進力を及ぼ
すための空気圧を利用して、眼用レンズ製作用材を吸着
保持せしめたり、チューブ部材の内孔に送り込んだりす
ることができることから、眼用レンズ製作用材の保持装
置を簡略な構造をもって形成することが可能である。
装置においては、保持手段によって保持された眼用レン
ズ製作用材を、そのまま、チューブ部材の開口部や所定
の加工場所、或いは把持装置等に移送できることから、
レンズ材の搬送作業の一層の容易化および自動化が可能
となる。
搬送装置においては、搬送補助具を用いることにより、
各種の大きさの眼用レンズ製作用材を有利に搬送するこ
とが可能となると共に、薄肉の眼用レンズ製作用材等も
反転を防止しつつ搬送することができるのであり、それ
故、搬送装置の適用範囲が有利に拡大され得ることとな
る。
送装置においては、搬送時における眼用レンズ製作用材
の自由な回転が防止されることから、次工程の加工装置
に対して、眼用レンズ製作用材を、周方向に位置決めし
て装着することができ、位置決めの自動化も可能となる
のである。
す縦断面説明図である。
の縦断面説明図である。
ための縦断面説明図である。
ブ部材の一具体例を示す横断面図である。
によって搬送される眼用レンズ製作用材の一具体例を示
す平面図である。
である。
用レンズ製作用材の一具体例としての切削加工用治具を
示す縦断面図である。
る。
好適に用いられる搬送補助具の一具体例を示す縦断面図
である。
工用治具の一搬送工程を示す、チューブ部材の搬出側端
部における工程説明図である。
の搬出側端部における工程説明図である。
の搬出側端部における工程説明図である。
の搬出側端部における工程説明図である。
の搬入側端部における工程説明図である。
の搬入側端部における工程説明図である。
の搬入側端部における工程説明図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 眼用レンズの製作に用いられる材料や治
具等の眼用レンズ製作用材を、眼用レンズの各製造工程
の実施場所間で搬送せしめる眼用レンズ製作用材の搬送
装置において、 前記眼用レンズ製作用材より僅かに大きな口径を有し、
両端部が開口された可撓性のチューブ部材と、 該チューブ部材の少なくとも一方の開口部から空気を供
給乃至は吸引することにより、かかるチューブ部材の孔
内に挿入された前記眼用レンズ製作用材に推進力を及ぼ
す空気圧手段と、 前記チューブ部材の開口部近くに配設されて、該チュー
ブ部材を通じて搬送される前記眼用レンズ製作用材を保
持する保持手段とを、有することを特徴とする眼用レン
ズ製作用材の搬送装置。 - 【請求項2】 前記保持手段における前記眼用レンズ製
作用材の保持面の中心部に、前記空気圧手段における空
気の供給乃至は吸引のための空気口が開口されている請
求項1に記載の眼用レンズ製作用材の搬送装置。 - 【請求項3】 前記保持手段における前記眼用レンズ製
作用材の保持部が、前記チューブ部材の開口部に対し
て、接近/離隔方向に移動可能とされている請求項1又
は2に記載の眼用レンズ製作用材の搬送装置。 - 【請求項4】 前記チューブ部材の開口端部に、該チュ
ーブ部材の口径よりも小径で且つ前記眼用レンズ製作用
材より大径のストッパ部を設ける一方、該ストッパ部の
内径より大きな搬送補助具を該チューブ部材の孔内に移
動可能に挿入せしめることにより、かかる搬送補助具に
よって前記眼用レンズ製作用材を保持せしめて搬送する
と共に、前記チューブ部材の開口端部において、かかる
眼用レンズ製作用材のみを、前記搬送補助具から分離さ
せて取り出すようにした請求項1乃至3のいずれかに記
載の眼用レンズ製作用材の搬送装置。 - 【請求項5】 前記チューブ部材の内周面と該チューブ
部材の孔内を搬送される前記眼用レンズ製作用材乃至は
搬送補助具の外周面との間に、搬送方向に延びる係合部
が設けられて、かかるチューブ部材の孔内での該眼用レ
ンズ製作用材乃至は搬送補助具の自由な回転が防止され
ている請求項1乃至4のいずれかに記載の眼用レンズ製
作用材の搬送装置。 - 【請求項6】 可撓性のチューブ部材の孔内に、眼用レ
ンズの製作に用いられる材料や治具等の眼用レンズ製作
用材を挿入し、空気圧によって推進力を及ぼして移動さ
せることにより、かかる眼用レンズ製作用材を、眼用レ
ンズの各製造工程の実施場所間で搬送せしめることを特
徴とする眼用レンズ製作用材の搬送方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21573093A JP3558356B2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 眼用レンズ製作用材の搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21573093A JP3558356B2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 眼用レンズ製作用材の搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0761589A true JPH0761589A (ja) | 1995-03-07 |
| JP3558356B2 JP3558356B2 (ja) | 2004-08-25 |
Family
ID=16677245
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21573093A Expired - Fee Related JP3558356B2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 眼用レンズ製作用材の搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3558356B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002370822A (ja) * | 2001-06-14 | 2002-12-24 | Tomey Corp | 眼用レンズ材の搬送方法 |
| WO2008116856A1 (en) * | 2007-03-27 | 2008-10-02 | Novartis Ag | Method and device for transporting a molded object |
-
1993
- 1993-08-31 JP JP21573093A patent/JP3558356B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002370822A (ja) * | 2001-06-14 | 2002-12-24 | Tomey Corp | 眼用レンズ材の搬送方法 |
| WO2008116856A1 (en) * | 2007-03-27 | 2008-10-02 | Novartis Ag | Method and device for transporting a molded object |
| US8033761B2 (en) | 2007-03-27 | 2011-10-11 | Novartis Ag | Method and device for transporting a molded object |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3558356B2 (ja) | 2004-08-25 |
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