JPH0762031B2 - エイズウイルスおよびエイズウイルスのタンパク質に対する細胞性免疫を誘導する合成ペプチド - Google Patents
エイズウイルスおよびエイズウイルスのタンパク質に対する細胞性免疫を誘導する合成ペプチドInfo
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- JPH0762031B2 JPH0762031B2 JP63502098A JP50209888A JPH0762031B2 JP H0762031 B2 JPH0762031 B2 JP H0762031B2 JP 63502098 A JP63502098 A JP 63502098A JP 50209888 A JP50209888 A JP 50209888A JP H0762031 B2 JPH0762031 B2 JP H0762031B2
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- C07K14/005—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from viruses
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- A61K39/00—Medicinal preparations containing antigens or antibodies
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明の目的は、T細胞免疫を生じる合成ペプチドに部
分的にまたは単独で基づく後天性免疫不全症候群〔エイ
ズ(AIDS)〕を予防するためのワクチンを開発すること
である。T細胞免疫は、ウイルス感染に対する防御の重
要な武器であるが、しかしエイズに対してはほとんど研
究されていなかった。ヘルパーT細胞は抗体応答のため
に並びに細胞毒性T細胞応答のためにおよびマクロファ
ージおよびLAK細胞致死を誘導するために必要とされ
る。細胞性免疫または体液性免疫がウイルスに対する保
護において決定的な要素であるかどうか未だ明らかでは
ないけれども、本発明のペプチドは免疫のいずれかのタ
イプを安全に引き出すことができるワクチンにおける使
用に特に適している:(1)ペプチドは合成的に産生さ
れ、そしてそれ故に生きているウイルス、または生きて
いるウイルスの一部、または有害な影響を生じ得るその
他の部位(例えば、T4に結合する部位または細胞融合を
引き起こす部位)を含まず;(2)ペプチドは細胞性免
疫を誘導するために単独で使用され得;(3)抗体産生
または体液性応答を誘導するために、ペプチドはその他
の分子と結合して使用され得;そして(4)ペプチドは
その他の望まれない応答の副作用なしにT細胞応答の特
別なタイプに標的とされ得る。
分的にまたは単独で基づく後天性免疫不全症候群〔エイ
ズ(AIDS)〕を予防するためのワクチンを開発すること
である。T細胞免疫は、ウイルス感染に対する防御の重
要な武器であるが、しかしエイズに対してはほとんど研
究されていなかった。ヘルパーT細胞は抗体応答のため
に並びに細胞毒性T細胞応答のためにおよびマクロファ
ージおよびLAK細胞致死を誘導するために必要とされ
る。細胞性免疫または体液性免疫がウイルスに対する保
護において決定的な要素であるかどうか未だ明らかでは
ないけれども、本発明のペプチドは免疫のいずれかのタ
イプを安全に引き出すことができるワクチンにおける使
用に特に適している:(1)ペプチドは合成的に産生さ
れ、そしてそれ故に生きているウイルス、または生きて
いるウイルスの一部、または有害な影響を生じ得るその
他の部位(例えば、T4に結合する部位または細胞融合を
引き起こす部位)を含まず;(2)ペプチドは細胞性免
疫を誘導するために単独で使用され得;(3)抗体産生
または体液性応答を誘導するために、ペプチドはその他
の分子と結合して使用され得;そして(4)ペプチドは
その他の望まれない応答の副作用なしにT細胞応答の特
別なタイプに標的とされ得る。
エイズウイルス抗原に対する抗体の分析に対し多くの努
力がささげられてきたが、しかし従来の研究は、たとえ
T細胞免疫が多くのその他のウイルスに対する保護にお
いて重要であるとしても、そのような免疫を引き出すこ
のウイルスの抗原部位を明らかにしていない。免疫優位
ヘルパーT細胞部位の分析は、そのような部位が両親媒
性ヘリックスを形成する傾向があることを示唆してい
る。このモデルに基づいたアルゴリズムを用いて、2種
の可能性のあるT細胞部位、env T1およびenv T2が、そ
の他のヒト免疫不全症ウイルス(HIV)分離物中に保存
されたヒトTリンパ球指向性ウイルスタイプIIIb(HTLV
−IIIb)エンベロープタンパク質中に同定された。相当
するペプチドが合成され、そしてリンパ節増殖の誘導の
ための遺伝的に明らかにされた同系のおよびF1マウスで
研究された。425 残基の組換えエンベロープタンパク質
断片で免疫感作の後に、天然のgp120 並びに各ペプチド
に対する著しい応答が研究された両方のF1組み合わせで
観察された。反対に、env T1ペプチドとの免疫感作は天
然のgp120 エンベロープタンパク質に対するT細胞免疫
を誘導した。env T1ペプチドに対する応答の遺伝学はさ
らに検討され、そして試験された4種の独立した主要組
織適合抗原ハプロタイプのうちの3種に著しい応答、個
体数において高頻度の応答の表示を明らかにした。
力がささげられてきたが、しかし従来の研究は、たとえ
T細胞免疫が多くのその他のウイルスに対する保護にお
いて重要であるとしても、そのような免疫を引き出すこ
のウイルスの抗原部位を明らかにしていない。免疫優位
ヘルパーT細胞部位の分析は、そのような部位が両親媒
性ヘリックスを形成する傾向があることを示唆してい
る。このモデルに基づいたアルゴリズムを用いて、2種
の可能性のあるT細胞部位、env T1およびenv T2が、そ
の他のヒト免疫不全症ウイルス(HIV)分離物中に保存
されたヒトTリンパ球指向性ウイルスタイプIIIb(HTLV
−IIIb)エンベロープタンパク質中に同定された。相当
するペプチドが合成され、そしてリンパ節増殖の誘導の
ための遺伝的に明らかにされた同系のおよびF1マウスで
研究された。425 残基の組換えエンベロープタンパク質
断片で免疫感作の後に、天然のgp120 並びに各ペプチド
に対する著しい応答が研究された両方のF1組み合わせで
観察された。反対に、env T1ペプチドとの免疫感作は天
然のgp120 エンベロープタンパク質に対するT細胞免疫
を誘導した。env T1ペプチドに対する応答の遺伝学はさ
らに検討され、そして試験された4種の独立した主要組
織適合抗原ハプロタイプのうちの3種に著しい応答、個
体数において高頻度の応答の表示を明らかにした。
ヘルパーT細胞部位の同定は、T細胞およびB細胞免疫
の両方を誘導する高い免疫原性の、担体のないワクチン
の開発を促進するはずである。16残基のペプチドでの免
疫感作による天然のエイズウイルスのタンパク質に対す
るT細胞免疫を引き出す能力は、そのような部位が効果
的なエイズワクチンの潜在的に重要な成分を表わしてい
ることを示唆する。
の両方を誘導する高い免疫原性の、担体のないワクチン
の開発を促進するはずである。16残基のペプチドでの免
疫感作による天然のエイズウイルスのタンパク質に対す
るT細胞免疫を引き出す能力は、そのような部位が効果
的なエイズワクチンの潜在的に重要な成分を表わしてい
ることを示唆する。
ヒト免疫不全症ウイルス、後天性免疫不全症候群(エイ
ズ)の原因となるものの発見以来、実質的な進歩はウイ
ルスの遺伝子及び感染細胞内のそれらの産物を特色づけ
る方向になされてきた。ヒトにおけるウイルスの感染は
根強い免疫不全症の原因ではあるけれども、主要なウイ
ルスのタンパク質に対する血清抗体により明らかにされ
るような検出可能な免疫応答を不変的に誘導する。特定
のウイルスタンパク質に対する血清反応性の研究は今日
まで、矛盾しない予後の関係を明らかにしていない。宿
主抗体応答の多くは、エンベロープタンパク質gp120 及
びgp41に集中している。天然のgp120 または中和抗体を
誘導する大きい組換え断片の能力は証明された。gp41エ
ンベロープタンパク質における2種の明らかに免疫優位
な抗体結合部位は、小さい合成ペプチドのレベルで明ら
かにされている。そのような抗体部位は明らかに診断上
重要であり、そして潜在的にワクチンデザインのために
重要であるけれども、これらの抗体の存在にもかかわら
ず患者におけるエイズの典型的な進行は、効果的なT細
胞免疫がこの病原に対する免疫防御に重要であることを
示唆する。
ズ)の原因となるものの発見以来、実質的な進歩はウイ
ルスの遺伝子及び感染細胞内のそれらの産物を特色づけ
る方向になされてきた。ヒトにおけるウイルスの感染は
根強い免疫不全症の原因ではあるけれども、主要なウイ
ルスのタンパク質に対する血清抗体により明らかにされ
るような検出可能な免疫応答を不変的に誘導する。特定
のウイルスタンパク質に対する血清反応性の研究は今日
まで、矛盾しない予後の関係を明らかにしていない。宿
主抗体応答の多くは、エンベロープタンパク質gp120 及
びgp41に集中している。天然のgp120 または中和抗体を
誘導する大きい組換え断片の能力は証明された。gp41エ
ンベロープタンパク質における2種の明らかに免疫優位
な抗体結合部位は、小さい合成ペプチドのレベルで明ら
かにされている。そのような抗体部位は明らかに診断上
重要であり、そして潜在的にワクチンデザインのために
重要であるけれども、これらの抗体の存在にもかかわら
ず患者におけるエイズの典型的な進行は、効果的なT細
胞免疫がこの病原に対する免疫防御に重要であることを
示唆する。
理想的なワクチンは高度に免疫原性であり、T細胞およ
びB細胞の両方のウイルス特異性免疫を誘導し、そして
不適切な担体タンパク質を持たない。全体のビリオンま
たはビリオンサブユニットを用いる伝統的なアプローチ
は一般にこのことを達成することができるけれども、天
然の抗原の安全性および利用性のような実際的な考察
は、エイズに対してより高度に設計されたワクチン構築
物を熟考するように多くを導いた。もし人々が組換えタ
ンパク質または合成ペプチドに基づくワクチンを設計し
ようと望ならば、免疫優位T細胞およびB細胞識別部位
の位置決めが重要となる。gp120 エンベロープタンパク
質に対するT細胞応答はツァーリング等,ネーチャー
(Zarling et al.Nature),第323 巻:第344 −345 頁
(1986 年)により、gp120 コード化配列を含むワクシ
ニア構築物で免疫感作されたマカクにおいて最近証明さ
れた。しかしながら、この518残基のタンパク質または
その他のHIVタンパク質内の免疫優位T細胞部位の同定
および特徴づけは報告されていなかった。
びB細胞の両方のウイルス特異性免疫を誘導し、そして
不適切な担体タンパク質を持たない。全体のビリオンま
たはビリオンサブユニットを用いる伝統的なアプローチ
は一般にこのことを達成することができるけれども、天
然の抗原の安全性および利用性のような実際的な考察
は、エイズに対してより高度に設計されたワクチン構築
物を熟考するように多くを導いた。もし人々が組換えタ
ンパク質または合成ペプチドに基づくワクチンを設計し
ようと望ならば、免疫優位T細胞およびB細胞識別部位
の位置決めが重要となる。gp120 エンベロープタンパク
質に対するT細胞応答はツァーリング等,ネーチャー
(Zarling et al.Nature),第323 巻:第344 −345 頁
(1986 年)により、gp120 コード化配列を含むワクシ
ニア構築物で免疫感作されたマカクにおいて最近証明さ
れた。しかしながら、この518残基のタンパク質または
その他のHIVタンパク質内の免疫優位T細胞部位の同定
および特徴づけは報告されていなかった。
抗体は天然の配座内の遊離の抗原を典型的に識別し、そ
して抗原表面上に晒されているほとんどの部位を潜在的
に識別し得る。対照的に、典型的なCD4+ヘルパーT細胞
は、クラスII主要組織適合抗原(MHC)分子に関連して
のみ、およびタンパク質分解または変性から通常なる適
当な抗原プロセシングの後にのみ抗原を識別する。さら
にポリクローナルT細胞応答は、比較的少ない不連続部
位上にのみ集中している。相同宿主タンパク質に対する
寛容がそれに対して抗原部位の数を制限しない非真核生
物のタンパク質(例えばインフルエンザ赤血球凝集素お
よびブドウ球菌のヌクレアーゼ)に対してさえも、この
制限された応答は見られる。それ故に、エイズウイルス
のタンパク質に対するT細胞免疫を引き出す部位を見つ
けることは重要である。抗原に対して固有のおよび固有
でない両方の存在する免疫優位を決定する特徴の解明
は、多くの現在の基礎的なおよび臨床的な興味の中心で
ある。免疫優位T細胞部位の詳細な特徴づけは、一般的
な特徴に対する調査を可能にした。そのような分析が、
免疫優位T細胞部位は、一方の表面上に親水性残基およ
び他方の表面上に疎水性残基を有する両親媒性ヘリック
スのフォーメーションに一致するアミノ酸配列を有する
傾向があるという観察に導いた。両親媒性アルファヘリ
ックスにおいて、疎水性はヘリックスのターン当たり3.
6残基の周期または残基当たり100°の度数で正弦曲線的
に変化する。両親媒性310ヘリックスは、3の周期およ
び120°の度数を有する。このモデルに基づいて、AMPHI
と名付けられたアルゴリズムは、一次配列データのみ
が与えられたタンパク質内のそのような配列を同定する
ために開発された。
して抗原表面上に晒されているほとんどの部位を潜在的
に識別し得る。対照的に、典型的なCD4+ヘルパーT細胞
は、クラスII主要組織適合抗原(MHC)分子に関連して
のみ、およびタンパク質分解または変性から通常なる適
当な抗原プロセシングの後にのみ抗原を識別する。さら
にポリクローナルT細胞応答は、比較的少ない不連続部
位上にのみ集中している。相同宿主タンパク質に対する
寛容がそれに対して抗原部位の数を制限しない非真核生
物のタンパク質(例えばインフルエンザ赤血球凝集素お
よびブドウ球菌のヌクレアーゼ)に対してさえも、この
制限された応答は見られる。それ故に、エイズウイルス
のタンパク質に対するT細胞免疫を引き出す部位を見つ
けることは重要である。抗原に対して固有のおよび固有
でない両方の存在する免疫優位を決定する特徴の解明
は、多くの現在の基礎的なおよび臨床的な興味の中心で
ある。免疫優位T細胞部位の詳細な特徴づけは、一般的
な特徴に対する調査を可能にした。そのような分析が、
免疫優位T細胞部位は、一方の表面上に親水性残基およ
び他方の表面上に疎水性残基を有する両親媒性ヘリック
スのフォーメーションに一致するアミノ酸配列を有する
傾向があるという観察に導いた。両親媒性アルファヘリ
ックスにおいて、疎水性はヘリックスのターン当たり3.
6残基の周期または残基当たり100°の度数で正弦曲線的
に変化する。両親媒性310ヘリックスは、3の周期およ
び120°の度数を有する。このモデルに基づいて、AMPHI
と名付けられたアルゴリズムは、一次配列データのみ
が与えられたタンパク質内のそのような配列を同定する
ために開発された。
ツァーリング等,ネーチャー,第323 巻:第344 頁(19
86年)は、エイズウイルスエンベロープに対するT細胞
免疫が、全体のエンベロープタンパク質に対する遺伝子
を有する組換えワクシニアウイルスを用いてサルに誘導
され得ることを明らかにしたけれども、彼らの研究は、
これらのT細胞を刺激する抗原部位を同定しなかった。
また、ワクシニア免疫感作は、まき散らされるワクシニ
ア感染およびその他の副作用の危険のために、アメリカ
合衆国では中止された。合成ペプチドワクチンは、これ
らのリスクを全然有しないであろう。それは合成である
から、殺したウイルスワクチンで生じるかも知れないよ
うな、生きているエイズウイルス混入のリスクがないで
あろう。シンシチア(syncytia)形成を招く部位を含ま
ない合成ペプチドは、そのような部位を含む大きな組換
えエンベロープタンパク質よりもより低い副作用を生じ
得る。
86年)は、エイズウイルスエンベロープに対するT細胞
免疫が、全体のエンベロープタンパク質に対する遺伝子
を有する組換えワクシニアウイルスを用いてサルに誘導
され得ることを明らかにしたけれども、彼らの研究は、
これらのT細胞を刺激する抗原部位を同定しなかった。
また、ワクシニア免疫感作は、まき散らされるワクシニ
ア感染およびその他の副作用の危険のために、アメリカ
合衆国では中止された。合成ペプチドワクチンは、これ
らのリスクを全然有しないであろう。それは合成である
から、殺したウイルスワクチンで生じるかも知れないよ
うな、生きているエイズウイルス混入のリスクがないで
あろう。シンシチア(syncytia)形成を招く部位を含ま
ない合成ペプチドは、そのような部位を含む大きな組換
えエンベロープタンパク質よりもより低い副作用を生じ
得る。
本発明の要約 本発明は、短い合成ペプチドでの免疫感作によるエイズ
ウイルスの天然タンパク質に対する細胞性免疫を誘導す
る方法に関する。最大に両親媒性のヘリックスとして折
りたたまれ得る領域を調査することにより5種類の可能
性のあるペプチドが同定されている。これらのうち2種
は、エイズウイルスエンベロープタンパク質に対するT
細胞免疫により識別される。これらのうち1種はマウス
を免疫感作するために使用され、そして試験された4種
の系統のうち3種においてこの16残基のペプチドを用い
た全体のエイズエンベロープタンパク質(アミノ酸残基
の長さ480)に対してT細胞免疫を成功裡に誘導し得
る。立証された活性を保持するかまたは高めるアミノ酸
置換を有するペプチドを含んで、前記の特定のペプチド
およびこれらの配列を含むかもしくは重複するあらゆる
合成ペプチドまたはそれらの変種を本発明は含むが、し
かしこれに限定されない。これらはワクチンとして単独
で、またはその他の物質(例えば、ペプチドを有する一
次免疫感作、組換え断片を有するブースト)と組み合わ
せて使用しえる。それらはまた中和抗体応答を誘導する
ための中和抗体を結合する部位に結合され得る。
ウイルスの天然タンパク質に対する細胞性免疫を誘導す
る方法に関する。最大に両親媒性のヘリックスとして折
りたたまれ得る領域を調査することにより5種類の可能
性のあるペプチドが同定されている。これらのうち2種
は、エイズウイルスエンベロープタンパク質に対するT
細胞免疫により識別される。これらのうち1種はマウス
を免疫感作するために使用され、そして試験された4種
の系統のうち3種においてこの16残基のペプチドを用い
た全体のエイズエンベロープタンパク質(アミノ酸残基
の長さ480)に対してT細胞免疫を成功裡に誘導し得
る。立証された活性を保持するかまたは高めるアミノ酸
置換を有するペプチドを含んで、前記の特定のペプチド
およびこれらの配列を含むかもしくは重複するあらゆる
合成ペプチドまたはそれらの変種を本発明は含むが、し
かしこれに限定されない。これらはワクチンとして単独
で、またはその他の物質(例えば、ペプチドを有する一
次免疫感作、組換え断片を有するブースト)と組み合わ
せて使用しえる。それらはまた中和抗体応答を誘導する
ための中和抗体を結合する部位に結合され得る。
本発明はT細胞免疫を引き出すことができるペプチドワ
クチンの製造に欠くことができないものである。本発明
の一つの側面は、ほとんどのT細胞刺激タンパク質断片
に共通であるように思われるある種の特徴の発見であ
る。そのようなペプチドワクチンは最適には、(a)両
親媒性のアルファヘリックスを形成する傾向を有し;
(b)コイルフォーメーションへの傾向を有する領域を
有しない;そして(c)それらのCOOH未満にリジンを有
する、それらのタンパク質断片であるべきである。後の
二つの観察は、ペプチドワクチン製造において特別な用
途であり:それらは合成ペプチドが末端をなすべき位置
を示している。
クチンの製造に欠くことができないものである。本発明
の一つの側面は、ほとんどのT細胞刺激タンパク質断片
に共通であるように思われるある種の特徴の発見であ
る。そのようなペプチドワクチンは最適には、(a)両
親媒性のアルファヘリックスを形成する傾向を有し;
(b)コイルフォーメーションへの傾向を有する領域を
有しない;そして(c)それらのCOOH未満にリジンを有
する、それらのタンパク質断片であるべきである。後の
二つの観察は、ペプチドワクチン製造において特別な用
途であり:それらは合成ペプチドが末端をなすべき位置
を示している。
図面の説明 第1図は、HTLV−IIIgp160 エンベロープタンパク質を
示す。本研究に関連する組換えタンパク質および合成ペ
プチドと一緒に、gp120 およびgp41が示されている。選
択された制限部位位置は、斜線を付けた先導ペプチド
(1−37)およびトランスメンブラン領域(519−534)
と一緒に、地図の上端に示されている。前駆体gp160 を
切断し、gp120 およびgp41タンパク質を形成する。本研
究において試験されたR10およびPB1 組換えタンパク質
並びにenv T1およびT2合成ペプチドの大きさおよび位置
が示されている。gp41タンパク質における公知のB細胞
エピトープ(B1およびB2)の位置も示されている。
示す。本研究に関連する組換えタンパク質および合成ペ
プチドと一緒に、gp120 およびgp41が示されている。選
択された制限部位位置は、斜線を付けた先導ペプチド
(1−37)およびトランスメンブラン領域(519−534)
と一緒に、地図の上端に示されている。前駆体gp160 を
切断し、gp120 およびgp41タンパク質を形成する。本研
究において試験されたR10およびPB1 組換えタンパク質
並びにenv T1およびT2合成ペプチドの大きさおよび位置
が示されている。gp41タンパク質における公知のB細胞
エピトープ(B1およびB2)の位置も示されている。
第2図は、env T1およびenv T2部位の領域におけるAMPH
I 分析の結果を示す。
I 分析の結果を示す。
第3図は、HTLV−IIIエンベロープgp120 および関連組
換え体および合成ペプチド抗原のリンパ節増殖分析を示
す。F1雑種マウスは、完全フロイントアジュバント〔デ
ィフコ(DIFCO),デトロイト,ミシガン〕50マイクロ
リットル中の大きい組換えタンパク質R10(NPと表示さ
れた図AおよびB)10マイクログラムまたはペプチド env T1(PNと表示された図CおよびD)3ナノモルのい
ずれかで尾のつけ根に免疫感作された。8日後、排泄鼠
径部の、および大動脈周囲のリンパ節を除去し、そして
単一細胞懸濁液を調製した。44%イーグルス−ハンクス
(Eagles -Hanks')アミノ酸培地、10%ウシ胎児血清、
5×10-5M2−メルカプトエタノール、2mM新鮮凍結LAグ
ルアミン(ギブコ(Gibco),グランドアイランド、ニ
ューヨーク)、100U/mlペニシリンおよび100マイクログ
ラム/mlストレプトマイシン(ギブコ)を有するRPMI164
0からなる完全培地中にウェル(well)あたり3×105細
胞で、96ウェルプレートに適当な抗原と共に4つ並べて
アッセイを行った。プレートを5%CO2インキュベータ
ー中37℃で4日間培養し、〔3H〕−チミジン〔ニューイ
ングランドヌクレアー(New England Nuclear),ボス
トン,マサチューセッツ〕1マイクロCiを加え、そして
18時間後ガラス繊維紙上に集めた。DNA へのチミジンの
混入を次に液体シンチレーション計測により定量する。
換え体および合成ペプチド抗原のリンパ節増殖分析を示
す。F1雑種マウスは、完全フロイントアジュバント〔デ
ィフコ(DIFCO),デトロイト,ミシガン〕50マイクロ
リットル中の大きい組換えタンパク質R10(NPと表示さ
れた図AおよびB)10マイクログラムまたはペプチド env T1(PNと表示された図CおよびD)3ナノモルのい
ずれかで尾のつけ根に免疫感作された。8日後、排泄鼠
径部の、および大動脈周囲のリンパ節を除去し、そして
単一細胞懸濁液を調製した。44%イーグルス−ハンクス
(Eagles -Hanks')アミノ酸培地、10%ウシ胎児血清、
5×10-5M2−メルカプトエタノール、2mM新鮮凍結LAグ
ルアミン(ギブコ(Gibco),グランドアイランド、ニ
ューヨーク)、100U/mlペニシリンおよび100マイクログ
ラム/mlストレプトマイシン(ギブコ)を有するRPMI164
0からなる完全培地中にウェル(well)あたり3×105細
胞で、96ウェルプレートに適当な抗原と共に4つ並べて
アッセイを行った。プレートを5%CO2インキュベータ
ー中37℃で4日間培養し、〔3H〕−チミジン〔ニューイ
ングランドヌクレアー(New England Nuclear),ボス
トン,マサチューセッツ〕1マイクロCiを加え、そして
18時間後ガラス繊維紙上に集めた。DNA へのチミジンの
混入を次に液体シンチレーション計測により定量する。
各群の幾何平均および該平均の標準誤差を決定し、そし
て抗原なしのバックグランドをデルタcpmを得るために
差し引いた。抗原なしのバックグランドは:A:21,771;B:
17,844;C:30,674;D:29,298だった。バックグランド値の
信頼区間を各縦軸のゼロ位置に示す(n=8)。図はPP
D 陽性対照応答の度合いに従って目盛られている。
て抗原なしのバックグランドをデルタcpmを得るために
差し引いた。抗原なしのバックグランドは:A:21,771;B:
17,844;C:30,674;D:29,298だった。バックグランド値の
信頼区間を各縦軸のゼロ位置に示す(n=8)。図はPP
D 陽性対照応答の度合いに従って目盛られている。
第4図は、独立した親のマウス系統においてgp120 およ
び関連抗原に対するenv T1ペプチド免疫リンパ節細胞の
応答を示す。C57BL/6,C3H/HeJ,A.SWおよびBALB/cマウス
を16残基env T1ペプチドで免疫感作し、そしてリンパ節
増殖アッセイを、第3図に対する説明に記載したように
行った。SW102 はマッコウクジラミオグロビン残基102
−118を表現するペプチドである。抗原なし(φ)並び
にPPD 陰性および陽性対照を各図の最初の位置に示す。
図はPPD 応答の度合いに従って目盛られている。抗原な
しのバックグランドは:B6:16,334;C3H:74,253:A.SW:28,
771:BALB/c:34,600だった。
び関連抗原に対するenv T1ペプチド免疫リンパ節細胞の
応答を示す。C57BL/6,C3H/HeJ,A.SWおよびBALB/cマウス
を16残基env T1ペプチドで免疫感作し、そしてリンパ節
増殖アッセイを、第3図に対する説明に記載したように
行った。SW102 はマッコウクジラミオグロビン残基102
−118を表現するペプチドである。抗原なし(φ)並び
にPPD 陰性および陽性対照を各図の最初の位置に示す。
図はPPD 応答の度合いに従って目盛られている。抗原な
しのバックグランドは:B6:16,334;C3H:74,253:A.SW:28,
771:BALB/c:34,600だった。
第5図は、env T2およびenv T1部位のアルファらせん状
の網状表示(net representation)を示す。この表示
は、ヘリックスの円柱の一つの面を縦に切り、それを開
いて、そして平面にしたものとして理解され得る。ヘリ
ックスのターン当たり3.6 残基がある。疎水性残基に影
をつけてある。両方の側に共通な残基をハコで囲ってい
る。ペプチドの外側の領域には、gp120 配列における残
基の疎水性に従って影をつけてある。
の網状表示(net representation)を示す。この表示
は、ヘリックスの円柱の一つの面を縦に切り、それを開
いて、そして平面にしたものとして理解され得る。ヘリ
ックスのターン当たり3.6 残基がある。疎水性残基に影
をつけてある。両方の側に共通な残基をハコで囲ってい
る。ペプチドの外側の領域には、gp120 配列における残
基の疎水性に従って影をつけてある。
本発明の好ましい実施態様の詳細な説明 T細胞抗原性ペプチドの予測は人工的なワクチンの開発
に重要な関係を有する。そのようなワクチンは、培養が
難しい、および免疫系の細胞性アーム(cellular arm)
が主要な防御である生物により引き起こされるハンセン
病のような疾病において特に有用である。抗体産生がワ
クチン接種の主な目的である場合でさえも、二次応答ま
たは既往症応答(anamnestic response)は、ヘルパー
T細胞免疫系の誘導を必要とする。ワクチンとしての使
用のためのペプチドの予測は、T細胞抗原性に関連する
特性の発見と確認を必要とする。本発明の目的の一つ
は、タンパク質断片によるT細胞刺激を確実に予測し得
る方法において前記の特性を使用することである。
に重要な関係を有する。そのようなワクチンは、培養が
難しい、および免疫系の細胞性アーム(cellular arm)
が主要な防御である生物により引き起こされるハンセン
病のような疾病において特に有用である。抗体産生がワ
クチン接種の主な目的である場合でさえも、二次応答ま
たは既往症応答(anamnestic response)は、ヘルパー
T細胞免疫系の誘導を必要とする。ワクチンとしての使
用のためのペプチドの予測は、T細胞抗原性に関連する
特性の発見と確認を必要とする。本発明の目的の一つ
は、タンパク質断片によるT細胞刺激を確実に予測し得
る方法において前記の特性を使用することである。
T細胞免疫は多くのウイルスの感染に対する防御に重要
なだけでなく;T細胞の補助(help)は、記憶抗体応答に
も必要である。しかしながら、限定された数のタンパク
質抗原の断片のみが、T細胞免疫を引き出す。エイズウ
イルスのタンパク質に対しては、これまで何も見つかっ
ていない。本発明に含まれるエイズウイルスタンパク質
からのT細胞抗原部位は、このウイルスのために開発さ
れるあらゆるワクチンに非常に有用であるはずである。
本発明はまた、ペプチドの一つが天然のエイズgp120 エ
ンベロープタンパク質に対するT細胞免疫を引き出すこ
とも示す。このようにこれらのペプチドは合成ワクチン
の全てまたは一部を構成し得る。また、組換えDNAまた
はその他の技術により製造された断片ワクチンはこれら
の部位を含むように設計されるべきである。
なだけでなく;T細胞の補助(help)は、記憶抗体応答に
も必要である。しかしながら、限定された数のタンパク
質抗原の断片のみが、T細胞免疫を引き出す。エイズウ
イルスのタンパク質に対しては、これまで何も見つかっ
ていない。本発明に含まれるエイズウイルスタンパク質
からのT細胞抗原部位は、このウイルスのために開発さ
れるあらゆるワクチンに非常に有用であるはずである。
本発明はまた、ペプチドの一つが天然のエイズgp120 エ
ンベロープタンパク質に対するT細胞免疫を引き出すこ
とも示す。このようにこれらのペプチドは合成ワクチン
の全てまたは一部を構成し得る。また、組換えDNAまた
はその他の技術により製造された断片ワクチンはこれら
の部位を含むように設計されるべきである。
免疫優位部位を含む実験的なペプチドを抗原部位とここ
では定義する。本発明において「抗原性」は常にT細胞
抗原性に関する。
では定義する。本発明において「抗原性」は常にT細胞
抗原性に関する。
生体内で、抗原タンパク質はおそらくヘルパーT細胞応
答を引き起こす前に三つの主な段階を通過する:(a)
「プロセシング」:抗原呈示細胞(APC)、通常マクロ
ファージ、樹枝状またはB細胞はタンパク質を取り込
み、そして次にそれをより小さいペプチドに消化する;
(b)「呈示(presentation)」:これらのペプチド
は、おそらくAPC表面上のクラスII主要組織適合抗原系
タンパク質に結合して、T細胞に次いで呈示される;お
よび(c)「識別」:ヘルパーT細胞レセプターは次い
でペプチドとクラスIIタンパク質とのある組み合わせを
識別し、そしてT細胞応答を開始する。
答を引き起こす前に三つの主な段階を通過する:(a)
「プロセシング」:抗原呈示細胞(APC)、通常マクロ
ファージ、樹枝状またはB細胞はタンパク質を取り込
み、そして次にそれをより小さいペプチドに消化する;
(b)「呈示(presentation)」:これらのペプチド
は、おそらくAPC表面上のクラスII主要組織適合抗原系
タンパク質に結合して、T細胞に次いで呈示される;お
よび(c)「識別」:ヘルパーT細胞レセプターは次い
でペプチドとクラスIIタンパク質とのある組み合わせを
識別し、そしてT細胞応答を開始する。
二つの抗原特性は、本発明の発見に基づいたこの方法、
両親媒性およびアルファらせん性に寄与するものと考え
られる。
両親媒性およびアルファらせん性に寄与するものと考え
られる。
疎水性部分と親水性部分の両方を有する場合に構造は両
親媒性である。ペプチドが少なくとも二つのばらばらの
サブペプチド、一方が疎水性、他方が親水性を含む場合
にペプチドは断片的に両親媒性である。ペプチドが、ア
ルファヘリックスの一方の面は疎水性であり、他方の面
は親水性であるアルファらせん状配座内に置かれる場
合、該ペプチドはアルファ両親媒性である。ペプチド
が、ヘリックスの一方の面が疎水性であり、そして他方
の面が親水性であるアルファもしくは310ヘリックス、
または同様のらせん状構造内に置かれる場合、該ペプチ
ドはらせん状両親媒性である。断片の両親媒性およびら
せん状の両親媒性の両方は、それらの相対的な重要性に
ついての評価は異なるけれども、T細胞抗原性に寄与す
るものと信じられている。
親媒性である。ペプチドが少なくとも二つのばらばらの
サブペプチド、一方が疎水性、他方が親水性を含む場合
にペプチドは断片的に両親媒性である。ペプチドが、ア
ルファヘリックスの一方の面は疎水性であり、他方の面
は親水性であるアルファらせん状配座内に置かれる場
合、該ペプチドはアルファ両親媒性である。ペプチド
が、ヘリックスの一方の面が疎水性であり、そして他方
の面が親水性であるアルファもしくは310ヘリックス、
または同様のらせん状構造内に置かれる場合、該ペプチ
ドはらせん状両親媒性である。断片の両親媒性およびら
せん状の両親媒性の両方は、それらの相対的な重要性に
ついての評価は異なるけれども、T細胞抗原性に寄与す
るものと信じられている。
潜在的なT細胞部位として両親媒性ヘリックスのフォー
メーションに一致する配列に対するHIVのHTLV−IIIb分
離物のgp120 エンベロープタンパク質を分析するため
に、AMPHI を使用した。両親媒性スコアーに反映される
ようにらせん状両親媒性の見かけの強さに従って部位を
分類し、そして頻度を調和のために調べた。gp120 の一
定の領域への出現(6種の分離物の配列の比較に基づい
て)およびN−結合グリコシル化部位の不在に対して部
位をさらに選択した。2種の最も好ましい部位に対する
AMPHI パラメータを第2図に示す。可能性のあるT細胞
部位は適当な側鎖残基を含むことにより選択された。可
能性のあるT細胞部位env T1およびenv T2は、夫々残基
428 ないし443 および112 ないし124 として規定され
た。使用される標準エピトープの命名法は、ウイルスの
分離物、タンパク質名称、部位タイプ、および割り当て
られた数または残基数からなる(例えば、HTLV−III(b
H10)env T1)。
メーションに一致する配列に対するHIVのHTLV−IIIb分
離物のgp120 エンベロープタンパク質を分析するため
に、AMPHI を使用した。両親媒性スコアーに反映される
ようにらせん状両親媒性の見かけの強さに従って部位を
分類し、そして頻度を調和のために調べた。gp120 の一
定の領域への出現(6種の分離物の配列の比較に基づい
て)およびN−結合グリコシル化部位の不在に対して部
位をさらに選択した。2種の最も好ましい部位に対する
AMPHI パラメータを第2図に示す。可能性のあるT細胞
部位は適当な側鎖残基を含むことにより選択された。可
能性のあるT細胞部位env T1およびenv T2は、夫々残基
428 ないし443 および112 ないし124 として規定され
た。使用される標準エピトープの命名法は、ウイルスの
分離物、タンパク質名称、部位タイプ、および割り当て
られた数または残基数からなる(例えば、HTLV−III(b
H10)env T1)。
これらの部位に相当する合成ペプチドを、固相ペプチド
合成により製造した。ダブルジシクロヘキシルカルボジ
イミド仲介カップリングを用いるベガ(Vega)250 ペプ
チドシンセサイザーでの固相ペプチド合成の標準法を使
用してペプチドを合成した。GlnまたはAsnをカップリン
グする場合に、HOBTプレ活性化カップリングを行った。
標準t −boc/ベンジルアミノ酸保護法は下記のアミノ
酸:Asp(O−ベンジル),Glu(O−ベンジル),His(ト
シル),Lys(2−クロロベンジルオキシカルボニル),S
er(ベンジル),Trp(ホルミル),Try(2,6−ジクロロ
ベンジル)の側鎖保護で行われた。カップリングの範囲
を、定性的なニンヒドリン試験を用いて追跡し、そして
99.4%より少ないカップリングが観察された時に再カッ
プリングを行った。ペプチドを樹脂から低/高弗化水素
(HF)法〔ジェイ.ピー.タム,ダブリュ.エフ.ヒー
ス.およびアール.ビー.メリフィールド,ジャーナル
オブ、アメリカン ケミカル ソサイアティ(J.P.Ta
m,W.F.Heath,and R.B.Merrifield,J.Am.Chem.Soc.)第
105 巻,第6442頁(1983 年)〕を用いて切断した。ペ
プチドenv T2に対して、標準HF切断は、トリプトファン
ホルミル保護基の除去が抗原活性に必要でないことが判
明したときに利用された。ペプチドは、9%蟻酸中のバ
イオゲル(Biogel)p4でのゲル濾過、引き続く前記のよ
うな逆相HPLCにより均一に精製された。アミノ酸分析に
より組成を確認し、そして濃度を決定した。選択的界面
活性剤およびイムノアフィニティクロマトグラフィー、
引き続く透析により天然のgp120 を精製した。HTLV−II
IbのBH10クローンからの制限断片Kpnl(5923)ないしBg
lII(7197)またはPvu II(6659)ないしBglII(7197)
をレプリゲン発現ベクター(REV)内にクローニング
し、引き続く大腸菌内での発現および精製により、組換
えタンパク質R10 およびPBI を製造した。タンパク質R1
0 はエンベロープタンパク質の残基49ないし474 を含
み、そしてPB1 は残基294 ないし474 を含む。
合成により製造した。ダブルジシクロヘキシルカルボジ
イミド仲介カップリングを用いるベガ(Vega)250 ペプ
チドシンセサイザーでの固相ペプチド合成の標準法を使
用してペプチドを合成した。GlnまたはAsnをカップリン
グする場合に、HOBTプレ活性化カップリングを行った。
標準t −boc/ベンジルアミノ酸保護法は下記のアミノ
酸:Asp(O−ベンジル),Glu(O−ベンジル),His(ト
シル),Lys(2−クロロベンジルオキシカルボニル),S
er(ベンジル),Trp(ホルミル),Try(2,6−ジクロロ
ベンジル)の側鎖保護で行われた。カップリングの範囲
を、定性的なニンヒドリン試験を用いて追跡し、そして
99.4%より少ないカップリングが観察された時に再カッ
プリングを行った。ペプチドを樹脂から低/高弗化水素
(HF)法〔ジェイ.ピー.タム,ダブリュ.エフ.ヒー
ス.およびアール.ビー.メリフィールド,ジャーナル
オブ、アメリカン ケミカル ソサイアティ(J.P.Ta
m,W.F.Heath,and R.B.Merrifield,J.Am.Chem.Soc.)第
105 巻,第6442頁(1983 年)〕を用いて切断した。ペ
プチドenv T2に対して、標準HF切断は、トリプトファン
ホルミル保護基の除去が抗原活性に必要でないことが判
明したときに利用された。ペプチドは、9%蟻酸中のバ
イオゲル(Biogel)p4でのゲル濾過、引き続く前記のよ
うな逆相HPLCにより均一に精製された。アミノ酸分析に
より組成を確認し、そして濃度を決定した。選択的界面
活性剤およびイムノアフィニティクロマトグラフィー、
引き続く透析により天然のgp120 を精製した。HTLV−II
IbのBH10クローンからの制限断片Kpnl(5923)ないしBg
lII(7197)またはPvu II(6659)ないしBglII(7197)
をレプリゲン発現ベクター(REV)内にクローニング
し、引き続く大腸菌内での発現および精製により、組換
えタンパク質R10 およびPBI を製造した。タンパク質R1
0 はエンベロープタンパク質の残基49ないし474 を含
み、そしてPB1 は残基294 ないし474 を含む。
異系交配固体群の遺伝的に明確なモデルとして、 (C57BL/6×C3H/HeJ)F1および(A.SW ×BALB/c)F1マ
ウス(夫々H−2bxkおよびH−2sxd)におけるこれらの
タンパク質に対する免疫応答が研究された。この戦略
は、4種の異なる系統バックグランドに関連して全体の
H −2発現および完全な相補性を提供する。T細胞は、
抗原特異性リンパ節増殖アッセイに観察される増殖に重
要であることが示され、そして結果的にそのようなアッ
セイは、T細胞免疫の計測として利用された。
ウス(夫々H−2bxkおよびH−2sxd)におけるこれらの
タンパク質に対する免疫応答が研究された。この戦略
は、4種の異なる系統バックグランドに関連して全体の
H −2発現および完全な相補性を提供する。T細胞は、
抗原特異性リンパ節増殖アッセイに観察される増殖に重
要であることが示され、そして結果的にそのようなアッ
セイは、T細胞免疫の計測として利用された。
免疫感作において除外された使用に利用可能な精製gp12
0 の量、そしてこのように、非グリコシル化の形態にあ
るgp120 配列の大部分を含むR10 タンパク質は、使用さ
れた最大の免疫原だった。第3図の図AおよびBは、天
然のgp120 、組換えタンパク質および合成ペプチドenv
T1で試験されたR10 免疫マウスのリンパ節増殖応答を示
す。両方のF1雑種において強い応答が、免疫原R10 ばか
りでなく、gp120 でもまた観察された。それ故に、応答
はエンベロープ配列で大きく検出され、そして組換えタ
ンパク質中の関係のないベクター誘導側鎖配列エンコー
ド化残基では検出されなかった。このように組換えR10
断片は、天然のgp120 に対する応答を準備するための効
果的な免疫原である。合成ペプチドenv T1に対する応答
は、425 残基のR10 に対するT細胞応答の重要な成分が
実際に16残基のenv T1部位上に集中しているということ
を示す。R10 免疫リンパ節細胞でのその他の実験におい
て、ペプチドenv T2に対する応答がペプチドenv T1に対
する応答と同様に観察された(第1表)。
0 の量、そしてこのように、非グリコシル化の形態にあ
るgp120 配列の大部分を含むR10 タンパク質は、使用さ
れた最大の免疫原だった。第3図の図AおよびBは、天
然のgp120 、組換えタンパク質および合成ペプチドenv
T1で試験されたR10 免疫マウスのリンパ節増殖応答を示
す。両方のF1雑種において強い応答が、免疫原R10 ばか
りでなく、gp120 でもまた観察された。それ故に、応答
はエンベロープ配列で大きく検出され、そして組換えタ
ンパク質中の関係のないベクター誘導側鎖配列エンコー
ド化残基では検出されなかった。このように組換えR10
断片は、天然のgp120 に対する応答を準備するための効
果的な免疫原である。合成ペプチドenv T1に対する応答
は、425 残基のR10 に対するT細胞応答の重要な成分が
実際に16残基のenv T1部位上に集中しているということ
を示す。R10 免疫リンパ節細胞でのその他の実験におい
て、ペプチドenv T2に対する応答がペプチドenv T1に対
する応答と同様に観察された(第1表)。
〔3H〕−チミジン混入は、括弧内に示された4種のサン
プルの標準誤差を有する1分間あたりの幾何平均数とし
て示された各群に示される。培地対照群についてはN=
8とする。抗原濃度は、gp120 については0.075 マイク
ロモルであり、env T1およびenv T2ペプチドについては
4.8 マイクロモルであった。
プルの標準誤差を有する1分間あたりの幾何平均数とし
て示された各群に示される。培地対照群についてはN=
8とする。抗原濃度は、gp120 については0.075 マイク
ロモルであり、env T1およびenv T2ペプチドについては
4.8 マイクロモルであった。
大きな断片スパンニングによるgp120 配列の大部分の免
疫感作が、合成ペプチド(天然の免疫原/ペプチド試験
抗原またはNP実験)により決定された小さな部位に部分
的に集められた応答を誘引する場合、我々は、次に、合
成ペプチドによる免疫感作が、天然のタンパク質(ペプ
チド免疫原/天然試験抗原またはPN実験)に対する免疫
性を誘引するかどうかを調べた。PN方向における免疫原
性はワクチン部位としての有効性のための必要条件とな
ると考えられる。そのようなF1マウスにおける実験の結
果を第3図の図C及びDに示す。env T1ペプチドで免疫
感作されたマウスは実質的にenv T1免疫原に対してだけ
でなく、天然のgp120 に対しても、並びに組換えタンパ
ク質に対しても実質的に免疫性を示す。従って、両親媒
性に基づいて選ばれた16残基合成ペプチドは、天然のエ
イズウイルスタンパク質に対するT細胞免疫性を誘引す
ることができる。
疫感作が、合成ペプチド(天然の免疫原/ペプチド試験
抗原またはNP実験)により決定された小さな部位に部分
的に集められた応答を誘引する場合、我々は、次に、合
成ペプチドによる免疫感作が、天然のタンパク質(ペプ
チド免疫原/天然試験抗原またはPN実験)に対する免疫
性を誘引するかどうかを調べた。PN方向における免疫原
性はワクチン部位としての有効性のための必要条件とな
ると考えられる。そのようなF1マウスにおける実験の結
果を第3図の図C及びDに示す。env T1ペプチドで免疫
感作されたマウスは実質的にenv T1免疫原に対してだけ
でなく、天然のgp120 に対しても、並びに組換えタンパ
ク質に対しても実質的に免疫性を示す。従って、両親媒
性に基づいて選ばれた16残基合成ペプチドは、天然のエ
イズウイルスタンパク質に対するT細胞免疫性を誘引す
ることができる。
env T1に対する応答の遺伝子の制限をさらに特徴づける
ために、F1雑種が誘導されてきた独立なH−2異種親系
統:C57BL/6,C3H/HeJ,A.SWおよびBALB/cが研究された。
マウスはenv T1ペプチドで免疫感作され天然及びペプチ
ド抗原で調べられた。第4図に示したように、C57BL/6
(H-2 bハプロタイプ)はenv T1ペプチドに対して低い応
答をすることが見出され、一方、他の系統H-2 k、H-2 sお
よびH-2 dハプロタイプ)はenv T1ペプチドに対して中程
度または高い応答をすることが見出された。天然のgp12
0 に対する応答は、ペプチドに対する応答に匹敵する。
応答性の対応するパターンはまた、マウスのコンジェニ
ックな系統H−2を用いた実験にも見られる(第II
表)。従って、ペプチドenv T1は多数のMHCハプロタイ
プにおいて518残基のグリコシル化天然gp120 に対する
二次応答に対してT細胞を引き起こすことのできる16残
基ペプチドを表現する。
ために、F1雑種が誘導されてきた独立なH−2異種親系
統:C57BL/6,C3H/HeJ,A.SWおよびBALB/cが研究された。
マウスはenv T1ペプチドで免疫感作され天然及びペプチ
ド抗原で調べられた。第4図に示したように、C57BL/6
(H-2 bハプロタイプ)はenv T1ペプチドに対して低い応
答をすることが見出され、一方、他の系統H-2 k、H-2 sお
よびH-2 dハプロタイプ)はenv T1ペプチドに対して中程
度または高い応答をすることが見出された。天然のgp12
0 に対する応答は、ペプチドに対する応答に匹敵する。
応答性の対応するパターンはまた、マウスのコンジェニ
ックな系統H−2を用いた実験にも見られる(第II
表)。従って、ペプチドenv T1は多数のMHCハプロタイ
プにおいて518残基のグリコシル化天然gp120 に対する
二次応答に対してT細胞を引き起こすことのできる16残
基ペプチドを表現する。
〔3H〕−チミジン混入は、括弧内に示された4種のサン
プルの標準誤差を有する1分間あたりの幾何平均数とし
て示された各群に示される。培地対照群についてはN=
8とする。抗原濃度は、gp120 については0.075 マイク
ロモルおよびPPD についてミリリットル当たり32マイク
ログラムだった。
プルの標準誤差を有する1分間あたりの幾何平均数とし
て示された各群に示される。培地対照群についてはN=
8とする。抗原濃度は、gp120 については0.075 マイク
ロモルおよびPPD についてミリリットル当たり32マイク
ログラムだった。
予期せぬ発見は、env T1とenv T2ペプチドとの間の著し
い交叉反応だった。env T1免疫細胞はenv T2並びに免疫
感作ペプチドに対して応答した。env T2の交叉反応性は
H-2 kハロタイプ上で最も著しかった。この発見により刺
激され、2種の配列を比較し、そして第5図に示したよ
うに可能なアルファらせん状構造に関連して考えた場
合、より一層明らかである程度の相同であった。ヘリッ
クスの疎水性表面上に疎水性 Ile-Ile-Xxx-Yyy-Trp クラスターおよび親水性表面上に
Lys をenv T1およびenv T2が分け持つだけでなくこれら
の間の空間的関係もまた同一である。Lys に隣接するGl
n および酸性アミノ酸(Glu,Asp)が両方の場合におい
て同様に観察される。非関連タンパク質から誘導され、
そしてenv T1とごく低い相同性を有するマッコウクジラ
ミオグロビンのペプチド102 −118に対する低い反応性
は、両親媒性アルファらせん状ペプチドであるような特
性が交叉反応性には充分でないことを示している。付加
的な特異性制御として、gp120 ,env T1およびenv T2
が、非関連抗原、マッコウクジラミオグロビンに対する
リンパ節細胞免疫を用いて試験され、そして非刺激物で
あることが確認された(データは示さなかった)。
い交叉反応だった。env T1免疫細胞はenv T2並びに免疫
感作ペプチドに対して応答した。env T2の交叉反応性は
H-2 kハロタイプ上で最も著しかった。この発見により刺
激され、2種の配列を比較し、そして第5図に示したよ
うに可能なアルファらせん状構造に関連して考えた場
合、より一層明らかである程度の相同であった。ヘリッ
クスの疎水性表面上に疎水性 Ile-Ile-Xxx-Yyy-Trp クラスターおよび親水性表面上に
Lys をenv T1およびenv T2が分け持つだけでなくこれら
の間の空間的関係もまた同一である。Lys に隣接するGl
n および酸性アミノ酸(Glu,Asp)が両方の場合におい
て同様に観察される。非関連タンパク質から誘導され、
そしてenv T1とごく低い相同性を有するマッコウクジラ
ミオグロビンのペプチド102 −118に対する低い反応性
は、両親媒性アルファらせん状ペプチドであるような特
性が交叉反応性には充分でないことを示している。付加
的な特異性制御として、gp120 ,env T1およびenv T2
が、非関連抗原、マッコウクジラミオグロビンに対する
リンパ節細胞免疫を用いて試験され、そして非刺激物で
あることが確認された(データは示さなかった)。
種の相違は、T細胞レパートリーに影響を及ぼすことは
確かであるけれども、T細胞応答を導く分子およびメカ
ニズムは種を超えて保存され、そしてこのように免疫優
位を決定する要因もまた類似している。ヒトにおける合
成ペプチドレベルで特徴づけられた一つのヘルパーT細
胞部位(インフルエンザウイルスからの)は実際マウス
においても免疫優位であり、高度に両親媒性のアルファ
ヘリックスのフォーメーションと一致したアミノ酸配列
を有する。
確かであるけれども、T細胞応答を導く分子およびメカ
ニズムは種を超えて保存され、そしてこのように免疫優
位を決定する要因もまた類似している。ヒトにおける合
成ペプチドレベルで特徴づけられた一つのヘルパーT細
胞部位(インフルエンザウイルスからの)は実際マウス
においても免疫優位であり、高度に両親媒性のアルファ
ヘリックスのフォーメーションと一致したアミノ酸配列
を有する。
発表された13のHIV分離物の配列における種々のウイル
スのタンパク質の分析は、エンベロープ遺伝子が最も変
異性であることを示す。そのような分析は、離散的変異
性領域および保存領域を明らかにする。多価ワクチンは
このように適当であり得る。env T1およびenv T2部位の
両方は、今日まで報告されたHIV配列において高度に保
存されている。env T2部位は、特にLAVELI分離物におい
て二つの部位のうちでより高度に保存されている。前記
したB細胞部位(第1図のB1およびB2)も保存領域内に
入る。
スのタンパク質の分析は、エンベロープ遺伝子が最も変
異性であることを示す。そのような分析は、離散的変異
性領域および保存領域を明らかにする。多価ワクチンは
このように適当であり得る。env T1およびenv T2部位の
両方は、今日まで報告されたHIV配列において高度に保
存されている。env T2部位は、特にLAVELI分離物におい
て二つの部位のうちでより高度に保存されている。前記
したB細胞部位(第1図のB1およびB2)も保存領域内に
入る。
T細胞免疫の誘導はHIV感染に対する防御に、種々の様
式で寄与する。ほとんどの患者においてウイルスのタン
パク質に対する検出可能な抗体の存在にもかかわらず、
エイズは進行するけれども、低い滴定中和抗体は多くの
そのような患者において証明された。中和滴定量は、健
常エイズ関連複合患者およびHIV抗体陽性血友病者にお
いて実質的により高い。この関係は原因であるか、単に
相関であるかは未だ知られていない。これらのまたはそ
の他の抗体が実際保護するならば、免疫感作の時の、並
びに感染性の挑戦に対面した場合の最適T細胞補助の準
備は、本質的に現われるであろう。実質的なT細胞補助
はまた感染細胞に対する有効細胞仲介応答にも要求され
るべきである。NK細胞は、試験管内で選択的にHIV感染
細胞を殺すことが明らかにされた。感染患者内でのウイ
ルス伝染の主要な態様は、細胞から細胞であると考えら
れていることが示されるならば、NK細胞の増加に対する
ヘルパーT細胞およびおそらくリンホカイン活性化キラ
ー細胞活性を引き出すワクチンが、有効なワクチンに対
して必須である。ヘルパーT細胞も必要とするウイルス
特異性細胞毒性Tリンパ球(CTL)免疫性の誘導もまた
望ましい。ある場合にはCTLにより識別される決定基が
実際小さいペプチドにより規定され得るけれども、例え
ばワクシニアベクターまたはアデノウイルスベクター内
での抗原の生体内発現は、古典的なCTL応答の有効な誘
引に必要とされ得る。AMPHIアルゴリズムがT細胞部位
を同定するために開発され、そして結果的にCTL特異性
とのその関連は知られていない。しかしながら、ヒトお
よびマウスCTLにより識別されるインフルエンザ核タン
パク質内に特徴づけられた二つの部位を成功裡に同定す
る。
式で寄与する。ほとんどの患者においてウイルスのタン
パク質に対する検出可能な抗体の存在にもかかわらず、
エイズは進行するけれども、低い滴定中和抗体は多くの
そのような患者において証明された。中和滴定量は、健
常エイズ関連複合患者およびHIV抗体陽性血友病者にお
いて実質的により高い。この関係は原因であるか、単に
相関であるかは未だ知られていない。これらのまたはそ
の他の抗体が実際保護するならば、免疫感作の時の、並
びに感染性の挑戦に対面した場合の最適T細胞補助の準
備は、本質的に現われるであろう。実質的なT細胞補助
はまた感染細胞に対する有効細胞仲介応答にも要求され
るべきである。NK細胞は、試験管内で選択的にHIV感染
細胞を殺すことが明らかにされた。感染患者内でのウイ
ルス伝染の主要な態様は、細胞から細胞であると考えら
れていることが示されるならば、NK細胞の増加に対する
ヘルパーT細胞およびおそらくリンホカイン活性化キラ
ー細胞活性を引き出すワクチンが、有効なワクチンに対
して必須である。ヘルパーT細胞も必要とするウイルス
特異性細胞毒性Tリンパ球(CTL)免疫性の誘導もまた
望ましい。ある場合にはCTLにより識別される決定基が
実際小さいペプチドにより規定され得るけれども、例え
ばワクシニアベクターまたはアデノウイルスベクター内
での抗原の生体内発現は、古典的なCTL応答の有効な誘
引に必要とされ得る。AMPHIアルゴリズムがT細胞部位
を同定するために開発され、そして結果的にCTL特異性
とのその関連は知られていない。しかしながら、ヒトお
よびマウスCTLにより識別されるインフルエンザ核タン
パク質内に特徴づけられた二つの部位を成功裡に同定す
る。
ヘルパーT細胞免疫性が短いペプチドにより誘導され得
るか、または天然タンパク質でよりもよく誘導されると
いう事実は三次構造がしばしば重要であるB細胞免疫性
の場合とは鋭い対比を示し、そしてT細胞免疫を目標と
するペプチドワクチンは、抗体産生を目標とするペプチ
ドワクチンよりより多く成功することを示している。合
成ペプチドまたは組換え断片に基づいた構造物におい
て、重要なヘルパーT細胞部位を、所望するならば多数
の複製物において選択的に含み得、そして免疫応答を鈍
らせ得るサプレッサーT細胞部位を除去する。特定の機
能または可能な望ましくない副作用と関連する部位例え
ばCD4結合部位、シンシチア形成を仲介する部位、また
はニューロロイキン相同部位は、整然と含まれるかまた
は除外され得る。抗体並びにT細胞免疫性を誘導するた
めに設計されたワクチンのために、重要なB細胞部位に
加えて病原体誘導T細胞部位の編入は、小さなペプチド
を不適切な担体に化学的に結合する必要性を除外し、そ
してカップリングおよび担体に誘導される問題点を排除
する。従って、ここで同定されたT細胞部位は、有効な
エイズワクチンのために、潜在的に重要な成分である。
るか、または天然タンパク質でよりもよく誘導されると
いう事実は三次構造がしばしば重要であるB細胞免疫性
の場合とは鋭い対比を示し、そしてT細胞免疫を目標と
するペプチドワクチンは、抗体産生を目標とするペプチ
ドワクチンよりより多く成功することを示している。合
成ペプチドまたは組換え断片に基づいた構造物におい
て、重要なヘルパーT細胞部位を、所望するならば多数
の複製物において選択的に含み得、そして免疫応答を鈍
らせ得るサプレッサーT細胞部位を除去する。特定の機
能または可能な望ましくない副作用と関連する部位例え
ばCD4結合部位、シンシチア形成を仲介する部位、また
はニューロロイキン相同部位は、整然と含まれるかまた
は除外され得る。抗体並びにT細胞免疫性を誘導するた
めに設計されたワクチンのために、重要なB細胞部位に
加えて病原体誘導T細胞部位の編入は、小さなペプチド
を不適切な担体に化学的に結合する必要性を除外し、そ
してカップリングおよび担体に誘導される問題点を排除
する。従って、ここで同定されたT細胞部位は、有効な
エイズワクチンのために、潜在的に重要な成分である。
本発明は、とのタンパク質の断片(所望するならば、そ
の全体のアミノ酸配列に沿って)が抗原性であるかを予
測する方法を含む。換言すれば、本発明はタンパク質の
全体のアミノ酸配列のどの部位がT細胞により識別され
る(T細胞を活性化するかまたは刺激する)かを決定す
る方法である。本方法の適用は、タンパク質のアミノ酸
配列の知識によってのみ限定され、即ち、国際生体臨床
医学研究協会(the National Biomedical Research Fou
ndation)のタンパク質データベースにおけるあらゆる
タンパク質またはそのアミノ酸配列がひき続いて公にさ
れたあらゆるタンパク質に適用し得る。さらに、DNA遺
伝子配列から翻訳されたアミノ酸配列を使用することに
よりタンパク質を分離することなしに、分析はなされ得
る。この方法を可能にした背後の実験は、全体として特
定の特性または種々の特性がT細胞刺激に関連するかを
決定するための多くの特性の試験からなる。
の全体のアミノ酸配列に沿って)が抗原性であるかを予
測する方法を含む。換言すれば、本発明はタンパク質の
全体のアミノ酸配列のどの部位がT細胞により識別され
る(T細胞を活性化するかまたは刺激する)かを決定す
る方法である。本方法の適用は、タンパク質のアミノ酸
配列の知識によってのみ限定され、即ち、国際生体臨床
医学研究協会(the National Biomedical Research Fou
ndation)のタンパク質データベースにおけるあらゆる
タンパク質またはそのアミノ酸配列がひき続いて公にさ
れたあらゆるタンパク質に適用し得る。さらに、DNA遺
伝子配列から翻訳されたアミノ酸配列を使用することに
よりタンパク質を分離することなしに、分析はなされ得
る。この方法を可能にした背後の実験は、全体として特
定の特性または種々の特性がT細胞刺激に関連するかを
決定するための多くの特性の試験からなる。
ある種のタンパク質アミノ酸配列の潜在的な免疫原性の
決定において、下記の特性が基本的に重要である(高い
程度の有意性を有する)と決定された: a.タンパク質の全体のアミノ酸配列に沿う断片のらせん
状両親媒性; b.タンパク質の全体のアミノ酸配列に沿う断片の配座の
傾向; c.タンパク質の全体のアミノ酸配列に沿う断片内のヘリ
ックス破壊剤の存在または不在;および d.T細胞識別に有利に利用するアミノ酸残基のタンパク
質アミノ酸配列における存在および位置。
決定において、下記の特性が基本的に重要である(高い
程度の有意性を有する)と決定された: a.タンパク質の全体のアミノ酸配列に沿う断片のらせん
状両親媒性; b.タンパク質の全体のアミノ酸配列に沿う断片の配座の
傾向; c.タンパク質の全体のアミノ酸配列に沿う断片内のヘリ
ックス破壊剤の存在または不在;および d.T細胞識別に有利に利用するアミノ酸残基のタンパク
質アミノ酸配列における存在および位置。
これらの特性は、公知のタンパク質のアミノ酸配列を有
するタンパク質中のT細胞抗原部位(両親媒性のヘリッ
クスモデルに基づいた)を検出するための最適化された
アルゴリズムを開発するために使用された。最適なアル
ゴリズムは、高い程度の有意性(p <0.001)を有する2
3の公知の部位のうち18( 感度75%)を同定する。ア
ルゴリズムの成功はまた、安定な両親媒性構造例えば両
親媒性ヘリックスが免疫優位性を決定することにおいて
基本的に重要であることも示す。最適化されたアルゴリ
ズムは、タンパク質上の免疫優位T細胞部位の予測を可
能にする。この予測能力は合成ワクチンの合理的な設計
を促進し、そして抗原特異性T細胞識別へのその他のア
プローチを促進する。
するタンパク質中のT細胞抗原部位(両親媒性のヘリッ
クスモデルに基づいた)を検出するための最適化された
アルゴリズムを開発するために使用された。最適なアル
ゴリズムは、高い程度の有意性(p <0.001)を有する2
3の公知の部位のうち18( 感度75%)を同定する。ア
ルゴリズムの成功はまた、安定な両親媒性構造例えば両
親媒性ヘリックスが免疫優位性を決定することにおいて
基本的に重要であることも示す。最適化されたアルゴリ
ズムは、タンパク質上の免疫優位T細胞部位の予測を可
能にする。この予測能力は合成ワクチンの合理的な設計
を促進し、そして抗原特異性T細胞識別へのその他のア
プローチを促進する。
実施例 実施例1 両親媒性ヘリックス(アルファまたは310)のフォーメ
ーションに一致する疎水性の周期的な変化を有する部位
のHTLV−IIIエンベロープタンパク質アミノ酸配列を調
べるためにAMPHI アルゴリズムを使用した。11残基のオ
ーバーラップブロックを調べ、そしてその結果のパラメ
ータを中央の残基に割り当てた。env T1及びenv T2部位
を夫々包囲する残基100 〜200 および400 〜500 領域に
対する結果を、第2図の左側および右側に示す。上側の
図は、残基当たり100 °または120 °の度数で決定した
両親媒性の強さの測定値、両親媒性指数を示す。二つの
うちのより高い方が示されている。下側の図は最大両親
媒性シグナルが観察される度数を示す。らせん状の度数
の範囲内で最大値を有するそれらの一致した高い両親媒
性指数に基づいて部位が選択された。示された部位のア
ミノ酸配列は:envT2(112−124):His-Glu-Asp-Ile-Ile
-Ser-Leu-Trp-Asp-Gln-Ser-Leu-Lys; envT1(428−44
3):Lys-Gln-Ile-Ile-Asn-Met-Trp-Gln-Glu-Val-Gly-Ly
s-Ala-Met-Try-Alaである。なお、上記env T1またはenv
T2のペプチドは上記したように固相ペプチド合成によ
り製造され得る。また、これらのペプチドのアミノ酸配
列は慣用の方法に従って、N末端およびC末端の決定と
ともに、手動および自動のエドマン法により確認した。
ーションに一致する疎水性の周期的な変化を有する部位
のHTLV−IIIエンベロープタンパク質アミノ酸配列を調
べるためにAMPHI アルゴリズムを使用した。11残基のオ
ーバーラップブロックを調べ、そしてその結果のパラメ
ータを中央の残基に割り当てた。env T1及びenv T2部位
を夫々包囲する残基100 〜200 および400 〜500 領域に
対する結果を、第2図の左側および右側に示す。上側の
図は、残基当たり100 °または120 °の度数で決定した
両親媒性の強さの測定値、両親媒性指数を示す。二つの
うちのより高い方が示されている。下側の図は最大両親
媒性シグナルが観察される度数を示す。らせん状の度数
の範囲内で最大値を有するそれらの一致した高い両親媒
性指数に基づいて部位が選択された。示された部位のア
ミノ酸配列は:envT2(112−124):His-Glu-Asp-Ile-Ile
-Ser-Leu-Trp-Asp-Gln-Ser-Leu-Lys; envT1(428−44
3):Lys-Gln-Ile-Ile-Asn-Met-Trp-Gln-Glu-Val-Gly-Ly
s-Ala-Met-Try-Alaである。なお、上記env T1またはenv
T2のペプチドは上記したように固相ペプチド合成によ
り製造され得る。また、これらのペプチドのアミノ酸配
列は慣用の方法に従って、N末端およびC末端の決定と
ともに、手動および自動のエドマン法により確認した。
実施例2 アルゴリズムを適用することは、両親媒性らせん状の可
能性を示す最も有望な免疫優位部位を予測することにお
ける主要な段階である。特定のタンパク質に沿う部位の
数および長さは、そのタンパク質の疎水性プロフィール
に依存している。高い程度の両親媒性らせん状の可能性
を示す(および多くの予測される部位を含む)タンパク
質があり、一方その他は両親媒性断片が少ない。全ての
有望な両親媒性らせん状断片を予測した後に、断片を等
級分けしなければならない。本発明において、三つの要
素の使用が等級分けの目的のために好ましい:a)両親媒
性スコアー(同じ長さの断片を比較するとき特に有
用);b)一般の(NH2未満近傍を除いて)、および特別
にらせん状の抗原部位のほとんどにおけるヘリックス中
のプロリンの少なさ;c)多くのらせん状抗原部位におけ
るカルボキシル末端へのリジンの出現。最末端または最
末端の隣りのC末端残基としてリジンが免疫優位部位に
おいて非常に頻繁に現れることを我々は見出した。要す
るに、好ましい配列は、プロリンがもし存在するならば
N末端近傍のみに、そしてC末端近傍にリジンを有する
両親媒性断片を含む。
能性を示す最も有望な免疫優位部位を予測することにお
ける主要な段階である。特定のタンパク質に沿う部位の
数および長さは、そのタンパク質の疎水性プロフィール
に依存している。高い程度の両親媒性らせん状の可能性
を示す(および多くの予測される部位を含む)タンパク
質があり、一方その他は両親媒性断片が少ない。全ての
有望な両親媒性らせん状断片を予測した後に、断片を等
級分けしなければならない。本発明において、三つの要
素の使用が等級分けの目的のために好ましい:a)両親媒
性スコアー(同じ長さの断片を比較するとき特に有
用);b)一般の(NH2未満近傍を除いて)、および特別
にらせん状の抗原部位のほとんどにおけるヘリックス中
のプロリンの少なさ;c)多くのらせん状抗原部位におけ
るカルボキシル末端へのリジンの出現。最末端または最
末端の隣りのC末端残基としてリジンが免疫優位部位に
おいて非常に頻繁に現れることを我々は見出した。要す
るに、好ましい配列は、プロリンがもし存在するならば
N末端近傍のみに、そしてC末端近傍にリジンを有する
両親媒性断片を含む。
もう一つの可能な指標は、N−グリコシル化部位の存在
であり、T細胞エピトープが炭水化物によりマスクされ
得るので、これらの部位は免疫優位部位にとって望まし
くない候補であることを示す。
であり、T細胞エピトープが炭水化物によりマスクされ
得るので、これらの部位は免疫優位部位にとって望まし
くない候補であることを示す。
実施例3 本発明の方法を用いて、下記の断片がT細胞刺激部位で
あることが予測された。
あることが予測された。
1)断片93−127 PheAsnMetTrpLysAsnAspMetValGluGlnMetHisGluAspIleIl
eSerLeu-TrpAspGlnSerLeuLysProCysValLysLeuThrProLeu
CysVal 2)断片415−437 ThrLeuProCysArgIleLysGlnIleIleAsnMetTrpGlnGluValGl
yLysAla-MetTyrAlaPro 本発明において使用される番号つき配列は、ラットナー
(Ratner)等,ネーチャー,第313 巻:第277 〜284 頁
(1985年)に相当する。
eSerLeu-TrpAspGlnSerLeuLysProCysValLysLeuThrProLeu
CysVal 2)断片415−437 ThrLeuProCysArgIleLysGlnIleIleAsnMetTrpGlnGluValGl
yLysAla-MetTyrAlaPro 本発明において使用される番号つき配列は、ラットナー
(Ratner)等,ネーチャー,第313 巻:第277 〜284 頁
(1985年)に相当する。
各断片の下線部分は、その他の方法によりT細胞刺激部
位であることが判明した。
位であることが判明した。
実施例4 HIVゲノムのエンベロープ領域からの下記の断片は、T
細胞刺激部位の候補として予測された: 断片 231-250 断片 615-652 断片 307-331 断片 659-681 断片 335-357 断片 777-808 断片 553-574 断片 827-856 HIVゲノムのgag 領域からの下記の断片は、T細胞刺激
部位の候補として予測された。: 断片 5-22 断片 148-162 断片 52-70 断片 284-309 断片 93-110 断片 360-376 本発明において使用される番号つき配列は、ラットナー
(Ratner)等,ネーチャー,第313 巻:第277 〜284 頁 (1985年)に相当する。
細胞刺激部位の候補として予測された: 断片 231-250 断片 615-652 断片 307-331 断片 659-681 断片 335-357 断片 777-808 断片 553-574 断片 827-856 HIVゲノムのgag 領域からの下記の断片は、T細胞刺激
部位の候補として予測された。: 断片 5-22 断片 148-162 断片 52-70 断片 284-309 断片 93-110 断片 360-376 本発明において使用される番号つき配列は、ラットナー
(Ratner)等,ネーチャー,第313 巻:第277 〜284 頁 (1985年)に相当する。
これらのペプチドに対するアミノ酸配列を下記第3表に
示す。
示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デリシ,チャールズ. アメリカ合衆国,マリーランド 20814, ベセスダ,レイドナー ロード 7805 (72)発明者 マーガリット,ハナ アメリカ合衆国,マリーランド 20852, ロックヴィル,#102 コングレッショナ ル レーン 252 (72)発明者 コーネット,ジェイムス エル. アメリカ合衆国,アイオワ 50010,エイ ムス,トーリー パインズ サークル 2814 (72)発明者 オウヤング,セシリア スペンサー アメリカ合衆国,マリーランド 20906, シルバー スプリング,アパートメント #101 ウィンネクスバーグ コート 1915
Claims (10)
- 【請求項1】後天性免疫不全症候群(エイズ)のための
ワクチンの成分として作用し得る合成ペプチドが、最大
限に両親媒性ヘリックスとして折りたたまれ得るHIVのH
TLV−IIIb分離物のgp120エンベロープタンパク質のペプ
チド領域を探すことにより選択され、そして該ペプチド
が後天性免疫不全症候群(エイズ)ウイルスエンベロー
プタンパク質に対するT細胞免疫により識別されること
を特徴とする、以下の群: env T1(428-443):Lys-Gln-Ile-Ile-Asn-Met-Trp-Gln-
Glu-Val-Gly-Lys-Ala-Met-Tyr-Ala および env T2(112-124):His-Glu-Asp-Ile-Ile-Ser-Leu-Trp-
Asp-Gln-Ser-Leu-Lys から選択されるアミノ酸配列を有する、前記合成ペプチ
ド。 - 【請求項2】最大限に両親媒性ヘリックスとして折りた
たまれ得るHIVのHTLV−IIIb分離物のgp120エンベロープ
タンパク質のペプチド領域を探すことによりペプチドを
選択し、 後天性免疫不全症候群ウイルスエンベロープタンパク質
に対するT細胞免疫を用いて前記ペプチドを識別し、そ
して 前記ペプチドを固相ペプチド合成により合成する、 ことからなる請求項1記載の合成ペプチドの製造方法。 - 【請求項3】後天性免疫不全症候群(エイズ)ヒトT細
胞白血病ウイルスIII型(HTLV−III)に対する細胞性免
疫を刺激するための、以下の群: env T1(428−443):Lys-Gln-Ile-Ile-Asn-Met-Trp-Gln
-Glu-Val-Gly-Lys-Ala-Met-Tyr-Ala および env T2(112−124):His-Glu-Asp-Ile-Ile-Ser-Leu-Trp
-Asp-Gln-Ser-Leu-Lys から選択されるアミノ酸配列を有する合成ペプチド。 - 【請求項4】アミノ酸配列がenv T1(428−443)である
請求項3記載の合成ペプチド。 - 【請求項5】アミノ酸配列がenv T2(112−124)である
請求項3記載の合成ペプチド。 - 【請求項6】HIVウイルスのタンパク質からの配列に相
当し、そして疎水性特性の周期性を有する断片を探すこ
とによりT細胞抗原部位を予測する方法により選択され
るペプチドであって、前記特性が両親媒性ヘリックスを
形成する断片の可能性を示し、そして該ペプチドがワク
チン内に包含された時、後天性免疫不全症候群に対する
T細胞免疫を誘導し得る、以下の群: env T1(428−443):Lys-Gln-Ile-Ile-Asn-Met-Trp-Gln
-Glu-Val-Gly-Lys-Ala-Met-Tyr-Ala および env T2(112−124):His-Glu-Asp-Ile-Ile-Ser-Leu-Trp
-Asp-Gln-Ser-Leu-Lys から選択されるアミノ酸配列を有するペプチド。 - 【請求項7】T細胞応答がT細胞免疫の誘導である請求
項6記載のペプチド。 - 【請求項8】T細胞応答が抗体応答のためのT細胞の補
助の誘導である請求項6記載のペプチド。 - 【請求項9】HIVエンベロープタンパク質の以下のアミ
ノ酸配列: env T1(428−443):Lys-Gln-Ile-Ile-Asn-Met-Trp-Gln
-Glu-Val-Gly-Lys-Ala-Met-Tyr-Ala を有する、T細胞応答を引き出すことができる合成ペプ
チド。 - 【請求項10】HIVエンベロープタンパク質の以下のア
ミノ酸配列: env T2(112−124):His-Glu-Asp-Ile-Ile-Ser-Leu-Trp
-Asp-Gln-Ser-Leu-Lys を有する、T細胞応答を引き出すことができる合成ペプ
チド。
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US94793586A | 1986-12-30 | 1986-12-30 | |
| US947935 | 1986-12-30 | ||
| US1443087A | 1987-02-12 | 1987-02-12 | |
| US14430 | 1987-02-12 | ||
| PCT/US1987/003471 WO1988005051A1 (en) | 1986-12-30 | 1987-12-23 | Synthetic peptides which induce cellular immunity of the aids virus and aids viral proteins |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63503227A JPS63503227A (ja) | 1988-11-24 |
| JPH0762031B2 true JPH0762031B2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=26686083
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63502098A Expired - Fee Related JPH0762031B2 (ja) | 1986-12-30 | 1987-12-23 | エイズウイルスおよびエイズウイルスのタンパク質に対する細胞性免疫を誘導する合成ペプチド |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0273716B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0762031B2 (ja) |
| AU (1) | AU592258B2 (ja) |
| CA (1) | CA1340896C (ja) |
| DE (1) | DE3787002T2 (ja) |
| IL (1) | IL84980A (ja) |
| WO (1) | WO1988005051A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7998887B2 (en) | 2003-07-18 | 2011-08-16 | Toray Industries, Inc. | Nonwoven fabric containing ultra-fine fibers, leather-like sheet, and production methods thereof |
Families Citing this family (44)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NZ221440A (en) * | 1986-08-20 | 1991-11-26 | Genetic Systems Corp | Composition containing monoclonal antibodies/peptides useful in treating and diagnosing hiv infections |
| US5166050A (en) * | 1986-08-20 | 1992-11-24 | Bristol-Myers Squibb Company | Monoclonal antibodies and peptides useful in treating and diagnosing HIV infections |
| US5939074A (en) * | 1986-12-30 | 1999-08-17 | The United States Of America As Represented By The Department Of Health And Human Services | Multideterminant peptide antigens |
| US5030449A (en) * | 1988-07-21 | 1991-07-09 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Department Of Health And Human Services | Synthetic vaccine against AIDS virus |
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