JPH0762043B2 - シクロデキストリンの位置選択的置換 - Google Patents
シクロデキストリンの位置選択的置換Info
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- JPH0762043B2 JPH0762043B2 JP3512648A JP51264891A JPH0762043B2 JP H0762043 B2 JPH0762043 B2 JP H0762043B2 JP 3512648 A JP3512648 A JP 3512648A JP 51264891 A JP51264891 A JP 51264891A JP H0762043 B2 JPH0762043 B2 JP H0762043B2
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Description
曲線回転体(トロイド)の広側または狭側のいずれかに
おける置換が優性であるシクロデキストリン誘導体の混
合物が得られる方法の開発が望まれていた。このような
特異的な置換パターンは、単純な手段即ち生産品が精留
されていない安価な試薬を用いて実現できるものではな
いと考えられていた。
カライド誘導体の有用性は、主にその平均置換度による
ものであり、置換パターンの相違によるものであること
はほとんどない。整列したコンフォメーションを有する
ポリサッカライド誘導体、及び環状オリゴサッカライド
誘導体(例えば、α−,β−,もしくはγ−シクロデキ
ストリン、図1〜3を参照)−これは環の存在によって
事実上整列されている−には、異なる問題がある。即
ち、誘導体の有用性には置換のパターンが大きな影響を
及ぼす。シクロデキストリンの形状は円錐曲線回転体
(トロイド)であり、このトロイドの狭側には(図1〜
3におけるマクロ環状体の外側において、釣り合いなが
ら変形することによって)全ての1級水酸基が配置さ
れ、広側には2級の水酸基が配置されている。従って、
2級水酸基を置換すれば、置換基はトロイドの孔の広開
口に近接され、一方1級水酸基の置換によって置換基は
狭開口へ近接する。シクロデキストリンの主要な用途
は、錯体を形成させることである。ここで、ゲストであ
る親油性化合物は、ホスト化合物即ちシクロデキストリ
ンのトロイドの孔へ収容される。このプロセスは、ホス
ト分子の入口位置における特異的な変化によって必ず影
響を受ける。これは、化学的に純粋なシクロデキストリ
ン誘導体を用いることによって明確に証明されている。
これらの化合物は、多数の広範囲にわたる精製を必要と
する多段階合成によって製造されるので、得られるもの
が微量で高価なものとなる。多くの応用(適用)に際し
ては、シクロデキストリン誘導体を化学的に精製(イン
デイビジュアリテイ)することは不必要であり、有害で
さえある。シクロデキストリン混合物は通常は結晶化せ
ず、このために遥かに大きな溶解度を有しまた塗料とし
てもより優れている。
〜3に示された構造をもつシクロデキストリンはエポキ
シドと反応し、オリゴ鎖が置換されてヒドロキシルシク
ロデキストリンの混合物が得られる。後者の化合物を最
初に開示したのは、米国特許第3,459,731号(発明の名
称「シクロデキストリン ポリエーテル及びその生成
物」;発明者グラメラ及びカイミ;出願日1969年8月5
日)である。圧力容器内におけるアルカリで触媒された
不均一反応がこの処理に使用された。その後、これらの
混合物はアルカリ水溶液中におけるエポキシドとシクロ
デキストリンとの均一反応によって生成され、その生成
物は薬剤としての用途に極めて有用であることが確認さ
れた。これらに関しては、米国特許第4,596,795号(発
明者ピサ;発明の名所「親水性シクロデキストリン誘導
体の形での性ホルモン投与」;出願日1986年6月24
日)、米国特許第4,727,064号(発明者ピサ;発明の名
称「シクロデキストリン誘導体を含む薬剤の生成」;出
願日1988年2月23日)、欧州特許第115,965号(発明者
B.W.W.ミュラー及びU.ブラウン;出願日1983年)、米国
特許第4,764,604号(発明者B.W.W.ミュラー;発明の名
称「γ−シクロデキストリンの誘導体」;出願日1988年
8月16日)及び欧州特許出願第86200334.0号、Int.J.Ph
arm.第26及び77ページ1985年版(著者 B.W.Wミュラー
及びU.ブラウン);J.Pharm.Sci.第75及び571ページ1986
版(著者B.W.W.ブラウンズ)、などを参照されたい。ヒ
ドロキシアルキルシクロデキストリンは、シクロデキス
トリンと、炭酸カリウムを触媒とした炭酸エチレンまた
は炭酸プロピレンと、の反応によっても生成される(ド
イツ国ミュンヘンにて1988年4月に開催された第4回シ
クロデキストリンに関する国際シンポジウムのアブスト
ラクトB6に記載された「改良シクロデキストリン」(著
者R.B.Friedman)、及びドイツ特許第3712246号参
照)。さらに、混合アルキル及びヒドロキシアルキルシ
クロデキストリンの生成は、それぞれ米国特許第4,582,
900及び4,638,958号に対応する欧州特許第146,841号及
び第147,685号(発明者L.ブランタ及びU.H.フェルヒ
ト)の主題になっている。‘900及び'958の米国特許
は、置換基の分布データは含まない。
は、各シクロデキストリン毎の置換基数に関する限り、
質量分析法により同定することができる(図4−5参
照)。このようなスペクトルにおける各ピークは置換の
程度に対応するが、ある置換度において考えられる可能
な異性体の数は非常に多いために、混合物は一部のみが
質量分析法により直接的に同定されることとなる。同定
の結果は、ヒドロキシプロピルシクロデキストリン混合
物の加水分解及びこのようにして得られたヒドロキシプ
ロピルグルコース混合物を質量分析することによって得
られるT.Irie,K.Fukunaga,A.Yoshida,K.Ueyama、H.M.Fa
les,及びJ.Pitha,Pharmaceut.Res.5,713−717、198
8)。これらの結果により、ヒドロキシプロピルシクロ
デキストリン中の置換基はグルコース残基間に均等に分
布していないことが示された。多数のヒドロキシアルキ
ルシクロデキストリンがこのようにして生成及び同定さ
れ、置換の程度の平均(平均置換度)は、主に使用され
る試薬の比に依存することが見いだされた。これらの著
しく異なった反応条件により、置換の度合いが少ない混
合物が得られた。(Pitha他,Int.J.Pharm.29:73−82、1
986;Irie他、Pharmaceut.Res.5:713−717,1988)。この
結果、この反応条件(すなわち、加えられるアルカリの
強度)は主に混合物を操作しやすいように適宜選択され
る。異なるプロトコール(Pitha他,Int.J.Pharm.29:73
−82,1986;Irie他、Pharmacent.Res.5:713−717,1988)
では、他の成分を溶かすための溶媒として用いた水酸化
ナトリウム溶液の濃度は、5−17%W/Wの範囲であっ
た。これよりも低い濃度では反応はゆっくりと進行し、
高い濃度ではβ−シクロデキストリンの溶解性が低減す
るとともに反応後の水酸化ナトリウムの除去も面倒にな
る。このように、ヒドロキシアルキルシクロデキストリ
ンの生成においては、溶媒として用いられる水酸化ナト
リウム溶液の実用濃度範囲は、5−17%であり、この範
囲外はわざわざ研究するまでもなかった。
ストリン(ホスト化合物)の種々の有機化合物にあまり
溶解しない結晶性の錯体(ゲスト化合物)が形成される
ということは、周知である。例えば、F.Cramer及びF.R.
ヘングライン(Chem.Berichte90、2561−1571、1957)
には、親シクロデキストリンから生成された50種の錯体
が描かれている。しかし、この性能はシクロデストリン
誘導体を分別するためには使用されていない。
は、多くの刊行物や特許の主題となっており、またポリ
エチレングリコール及びプロピレングリコールのアミノ
誘導体は現在では同様の処理で産業的規模で製造されて
いる(E.L.Yeakey,米国特許第3,654,370号)。同様の置
換は、シクロデキストリンには試みられなかった。シク
ロデキストリンが不均一触媒(ラネーニッケル)により
処理された唯一の例は、炭素原子上で重水素化されたシ
クロデキストリンの調整におけるものであった(Y.Kuro
da,M.Yamada,and I.Tabuchi,Tetrahedron Lett.29、446
7−4470、1988)。長年、硫酸シクロデキストリンが知
られており(例:J.Hamuro及びM.Akiyama、日本公開7536
422,1975年Chem.Abst.83,29026v,1977;S.Bernstein,J.
P.Joseph,及びV.Nair,米国特許第4,020,160、1977)、
そしてこれら全ての調整においては原理的に同様の方法
が使用されている。硫酸ヒドロキシプロピルシクロデキ
ストリンの調整において研究を必要とする唯一の要因
は、問題となる置換基の存在が生成物における除去不能
かつ受容不能な着色をもたらす部分的分解を引き起こす
かどうかを見いだすことであった。
換を行うシクロデキストリン誘導体の混合物を得ること
ができる。我々や他の人々によって以前から使用されて
いたのと類似の試薬及び反応条件が使用されたことに留
意されなければならない。新規な点は、以前には使用さ
れず且つ独特の置換のパターンをもつシクロデキストリ
ン誘導体が得られる反応条件の領域が存在することを見
いだしたことである。さらに、これらのパターンは全体
の置換の程度によってはほとんど影響を受けない。特異
なゲスト化合物がホストによって認識されることによ
り、望まれるような用途に対してその基になるシクロデ
キストリン誘導体の混合物を生成することができるよう
になるので、この発見の重要性は大きい。
ストリンの構造を示す。大環の内側は非極性の孔であ
り、ここにゲスト化合物が入る。描かれた投影図には、
孔のより広開口/側がマクロサイクルの内部の一部によ
って表されている。
合物の質量分析の結果(マススペクトル)を示す。
キシドとβ−シクロデキストリンとを反応させることに
より得られた(S)−2−ヒドロキシプロピル誘導体の
薄層クロマトグラムであり、(A)β−シクロデキスト
リン;(B−F)触媒として異なる塩基を用いた反応生
成物(B,LiOH;C,NaOH;D,KOH;E,Ba(OH)2;F,NMe4OH);
(G)標準となる2−O−[(S)−2′−ヒドロキシ
プロピル−β−シクロデキストリン。シリカゲルが塗布
されたプレート(60F254,Merck社)が使用されて1−プ
ロパノール;水;酢酸エチル;水酸化アンモニウム=6:
3:1:1で発色された)。加熱により視覚化されたプレー
トは、バーンズ試薬(Vaughn′s reagent)中への浸漬
によって着色される(モリブデン酸アンモニウム24gと
硫酸セリウム1gとを10%硫酸水溶液に溶かして500mlの
溶液としたもの)。
プロピレンオキシドでアルキル化されたそれらの生成物
を示す(1.5%NaOH水酸化ナトリウム水溶液を溶媒及び
触媒として溶いた):(A)α−シクロデキストリン;
(B)モノ[(S)−2′−ヒドロキシプロピル]−β
−シクロデキストリン;(C)β−シクロデキストリ
ン;(D)2−O−[(S)2′−ヒドロキシプロピル
−β−シクロデキストリン;(E)2−O−[(R)−
2′−ヒドロキシプロピル]−β−シクロデキストリ
ン;(F)γ−シクロデキストリン;(G)モノ
[(S)−2′−ヒドロキシプロピル]−γ−シクロデ
キストリン。実験の条件に関しては、図6参照。
れたS−(−)−プロピレンオキシドとβ−シクロデキ
ストリンとの反応の生成物の薄膜クロマトグラムであ
る。各経路は、次のように示されている。経路3;2−O
−[(S)−2′−ヒドロキシプロピル]−β−シクロ
デキストリン、経路2;β−シクロデキストリン、経路1;
2と3を合わせたもの、すなわち経路2+3。実験の各
条件に関しては、図6参照。
成するために使用された塩基性反応条件を示した。特異
的な部位の置換とは、(1)わずかな置換が起こるグル
コース残基の2または2位、3位の水酸基へ向けて、ま
たは(2)強優性の6位及び2位の水酸基へむけて、の
置換である。
プルは、水酸化カリウム水溶液中でβ−シクロデキスト
リンをプロピレンオキシドと反応させることによって生
成された(実施例1−7)。これらの生成において使用
された反応条件が表1にまとめられている。実施例8に
示された無水条件下での製法では、メチルスルフィニル
メン化ナトリウム(sodium methylsulfinyl methanid
e)のジメチルスルフォキシド溶液がそれぞれ触媒及び
溶媒として使用された。β−シクロデキストリンのα−
グルコピラノシル残基中における異なる位置間での置換
体の分布を定めるために、各生成物は過メチル化(perm
ethylated)され(実施例9)、加水分解され、そして
その結果生じたグルコースエーテルは還元され、アセチ
ル化され、そして気−液クロマトグラフィーによって酢
酸アルジトールとして分析される(実施例10)。
点がいくつかある。プロピレンオキシドによるエーテル
化は、複雑な反応である。プロピレンオキシドのラセミ
体が用いられると、エーテルのジアステレオマーが形成
される。このエーテルは、使用される分析方法によって
部分的にのみ分離される。この複雑性を完全にアドレス
するため、ラセミ体のプロピレンオキシドを用いて3個
のサンプル(実施例1−3)が調製され、一方、実施例
4−8では(S)−プロピレンオキシドが使用された
(これはより簡単なパターンを発生する)。他の複雑性
は、プロピレンオキシド中のオキシラン環は、主反応で
あり2−ヒドロキシプロピルエーテルを与えるC−1へ
の攻撃か、或いは2−(1−ヒドロキシプロピル)エー
テルを与えるO−2への攻撃のいずれかによって開環さ
れることである。後者のタイプの2個の誘導体が、この
研究で観察された。第3のタイプの複雑性は、置換基が
付加した水酸基の導入によるものである。幸い、2−ヒ
ドロキシプロピル基の2級の水酸基はさほど反応的では
なく、従ってこの位置におけるアルキル化はさほど重要
ではない。しかしながら、そうした誘導体が小量ではあ
るが観察された。
記号は、例えばS2はO−2への一置換(モノ置換)を示
し、S226はO−2への二置換(−CH2−(CH3)−CH−O
−CH2−CH(OCH3)−CH3基による)及びO−6への一置
換をそれぞれ示す。グルコース誘導体の番号は、アルジ
トールに対応させて使用されている。幾つかの分析で
は、特に3位においてアンダーメチレーション(underm
ethylation)が観察された。しかし、生成物はそれらの
質量分析によって確認され、モル百分率によっても対応
する完全なメチル化成分の存在が確かめられた。2個の
2−(1−メトキシプロピル)エーテルが、グルコシル
残基のそれぞれ2−及び6−位置においてこの基と共に
観察された。これらエーテルの収率は、対応する1−
(2−メトキシプロピル)の2〜4%であり、それぞれ
プロピレンオキシドの主位置及び副位置における相対反
応性を反映している。
ける相対的な反応性は、エーテルのモル百分率から定め
ることができる。スパーリン方程式(H.M.Sperlin,in
E.ott,H.M.Sperlin及びM.W.グラフリン(Eds.)セルロ
ース及びセルロース誘導体、PartII,Interscience,New
York,1954,pp.673−712)が置換体の分布から相対反応
性k2,k3及びk6を定めるために使用された。従って表2
の結果は、それらの3個のパラメータにまとめることが
できる(表3)。k3に対応する値は、O−2がアルキル
化されない場合におけるO−3における相対反応性に関
連している。更に演算をすすめると、O−3における反
応性は、O−2がアルキル化されたときに著しく高めら
れるが、値は不正確であり、報告されていない。2−ヒ
ドロキシプロピレーションに誘起された水酸基における
反応性は低く、算出されなかった。
対反応性は、エーテル化の間のアルカリ濃度からはむし
ろ独立したものであることが明かである。しかし、O−
6とO−2との相対反応性は、低アルカリ濃度における
約1:5から高アルカリ濃度における7:1まで変化する。メ
チルスルフィニルメタン化ナトリウムのジメチルスルフ
ォキシド溶液により促進される反応に対しては、6−位
置におけるアルキル化がさらに一層好ましい。O−6の
反応性におけるこれらの劇的変化は、超低または超高ア
ルカリ濃度における位置選択性に対する基礎となる。こ
の現象は、本発明の主題である。
た基本条件が用いられれば、特異的な方法により置換す
ることが可能である。これは、生成物であるα−、β−
及びγ−シクロデキストリン(表4)の分布において見
られる類似性により説明される。そのデーダは、α−シ
クロデキストリン(実施例11)、β−シクロデキストリ
ン(実施例1〜10)及びγ−シクロデキストリン(実施
例2)を用いて得られた結果から成る。これら全ての反
応においては、プロピレンオキシドがアルキル剤として
使用された。β−及びγ−シクロデキストリンとは異な
り、α−シクロデキストリンはプロピレンオキシドと反
応して結晶化合物を形成する。しかし、それは反応過程
における些細な作用に過ぎないといえる。
に使用されるこれらの比の作用を評価するため、−そし
てこれは生成物中における平均置換度を調節する要因で
ある−、実施例13に示した実験が行われた。低濃度な水
酸化ナトリウム(1.5%)が触媒として使用され、平均
置換度6.6の生成物が得られた。その生成物の組成は、
前に得られた平均置換度が2.0(表5)の生成物の組成
(実施例1−10)と比較された。この比較によれば、2
位における置換が優性のままであったことが示された。
観察された唯一の明確な相違は、反応が進むにつれて3
位において一置換された生成物が明らかに消滅すること
であった。これは、明かにその化合物のプロピレンオキ
シドに対する高反応性に起因するものである。
化物を用いることにより得ることができる。実施例14で
は、それぞれ水酸化リチウム、水酸化カリウム、水酸化
テトラメチルアンモニウム、及び水酸化バリウムが使用
された。水酸化ナトリウム触媒を用いて得られた分析組
成の比較が、表6に要約されているが、生成物の分析組
成はわずかな違いしかなかった。薄膜クロマトグラフィ
ーによる定量的アセスメント(図6)によれば、水酸化
バリウム触媒によって得られた混合物は極めて簡単であ
ることが示された。
シドとの濃縮反応に大過剰のシクロデキストリンが使用
された。これらの条件により、おもに初期シクロデキス
トリン及びそのモノ置換生成物から成る混合物が得られ
る。これらの混合物は、オリゴ置換された生成物から成
る混合物よりも分離が容易である。モノ置換β−シクロ
デキストリンの調製が実施例15に記載され、表7に示さ
れている。(S)−プロピレンオキシド、(R)−プロ
ピレンオキシド、及び(R,S)−プロピレンオキシド及
び低濃度のアルカリによる触媒が使用された。この場
合、シクロデキストリンのO−2位置に置換が発生した
(表8)。これら生成物は全て結晶(クリスタリン)で
あった。実施例5及び表7に示したモノ置換α−及びγ
−シクロデキストリンの調製によって、2−O−及び3
−O−位(表5)に置換基を有し、クロマトグラフィー
によってのみ分離可能な化合物の等モル混合物に関する
生成物が得られた。これらの生成物は非晶質(アモルフ
ァス)であった。β−シクロデキストリンと他方α−及
びγ−シクロデキストリンとの間の相違は、おそらく難
溶性及び2−O−(2−ヒドロキシプロピル)−β−シ
クロデキストリンの良好な結晶性によるもので、これに
よって分離が容易となる。3位において置換された対応
誘導体は、おそらく母液中に残存するものと思われる。
モノ置換生成物の薄膜クロマトグラフィーを図7に示
す。
ことが可能であることが報告されているため、実施例16
に記載された反応が行われる。β−シクロデキストリン
が高濃度のアルカリを用いて(S)−プロピレンオキシ
ドにより濃縮された。この場合におけるモノ置換された
生成物は、β−シクロデキストリンで共沈された複合試
薬として使用された。反応混合物のマススペクトル及び
オーセンティックの2−O置換生成物(図4)の薄膜ク
ロマトグラフィー特性の比較から、生成物が2−O−
(2−ヒドロキシプロピル)−β−シクロデキストリン
とは異なることが明らかである。例1〜10におけるデー
タに基づき、生成物は6−O−(2−ヒドロキシプロピ
ル)−β−シクロデキストリンに間違いないものであ
る。
能であることが報告されているため、低濃度のアルカリ
を触媒として、β−シクロデキストリンと(S)−グル
シドールを縮合させた(実施例17)。クリスタリン2−
O−(2,3−(S)−ジヒロキシプロピル)−β−シク
ロデキストリンが困難なく分離された。
シクロデキストリンのように、溶解性が低いという問題
をもっているので、より溶解度の高い化合物への単純な
化学的変換法が開発された。これは、シクロデキストリ
ン及びその誘導体双方に対して適用可能である。この方
法は、不均一触媒下におけるアミンとのシクロデキスト
リンの反応からなり、実施例18に記載されている。2−
O−[(S)−2−ヒドロキシプロピル]−β−シクロ
デキストリン、アンモニア、及びラネーニッケルの組み
合わせのみをここでは記載するが、その応用性はこれら
の化合物のみに限定されるものではない。本文脈におい
て有用となり得る上記化合物の他の変換は、硫酸化であ
る。化学的な変換によって無色物質が生成され、従って
種々の装置に適切であることが見いだされた(実施例1
5)。
173.2g、0.153molに相当する)を、60℃の水酸化ナトリ
ウム水溶液(61.2gすなわち1.53molの水酸化ナトリウム
を蒸留水300mlに溶かしたもの、すなわち16.9%(w/w)
水酸化ナトリムム水溶液)中で撹拌して溶解させた。こ
の溶液を丸底フラスコに移し、氷浴で0℃まで冷やし、
この後、ドライアイス−アセトンで環流するリフラック
スコンデンサーを接続し、一定の速度で撹拌しながらプ
ロピレンオキシド(25ml、23.2g、0.40mol)を滴下し
た。そして、氷浴の温度で3時間撹拌した後、室温で終
夜(オーバーナイト)撹拌した。その後、この混合物を
濃塩酸で中和してからエバポレートすると、粘稠なシロ
ップが得られた。そして、このシロップは、1リットル
のエタノール(190℃(なお、100%=200゜))に加え
られた。そしてこれを数時間撹拌した後、不溶性の塩化
ナトリウムを濾過し、これをエタノール(190゜、200m
l)で洗った。このエタノール溶液はエバポレートさ
れ、残渣(残留物)は蒸留水(300ml)に溶かされ、蒸
留水(何回か交換する)に対して0℃で5時間透析され
た。残った画分は凍結乾燥され、得られた粉末はアセト
ン(1.5リットル)と共に1昼夜撹拌された。このアセ
トンはデカントされ、残渣は、更に加えられたアセトン
(1リットル)と共に再度1昼夜撹拌され、ヒドロキシ
プロピル−β−シクロデキストリンの沈殿は濾過され、
真空中で2時間乾燥された。アセトン溶液がエバポレー
トされると、主にオリゴプロピレングリコールから成る
油状の残渣(3g)が得られた。乾燥されたヒドロキシプ
ロピル−β−シクロデキストリンの粉末は、蒸留水(30
0ml)に溶かされ、この溶液が凍結乾燥されると白色の
粉末(98g)が得られた。
2gの無水物、0.153mol)を、実施例1と同様に、水酸化
ナトリウム水溶液(85g(2.12mol)の水酸化ナトリウム
を蒸留水400mlに溶かしたもの、すなわち17.5%(w/w)
水酸化ナトリウム水溶液)中に溶解させ、実施例1と同
じ手法により、プロピレンオキシド(150ml、125g、2.1
52mol)で処理した。実施例1に類似の工程を経ること
により、オリゴプロピレングリコールの画分は全部で38
g得られ、同時に193gのヒドロキシプロピル−β−シク
ロデキストリンが得られた。
の無水物、0.382mol)を、実施例1と同様に、水酸化ナ
トリウム水溶液(45g(1.1mol)の水酸化ナトリウムを
蒸留水750mlに溶かしたもの、すなわち5.7%(w/w)水
酸化ナトリウム水溶液)中に溶解させ、実施例1と同じ
手法により、プロピレンオキシド(260ml、217g、3.73m
ol)で処理した。反応混合物は、氷浴中に5時間置かれ
てから、室温で2日間保持された。実施例1記載の工程
と同様の工程(オリゴプロピレングリコールをアセトン
で抽出する工程を含む)を経て、最終的にはヒドロキシ
プロピル−β−シクロデキストリンの白い粉末(490g)
が得られた。
の製造 β−シクロデキストリン(13.3gの水和物、すなわち11.
5gの無水物、0.010mol)を、60℃で撹拌しながら水酸化
ナトリウム水溶液(0.822g(0.0206mol)の水酸化ナト
リウムを54mlの蒸留水に溶かしたもの、すなわち1.5%
(w/w)水酸化ナトリウム水溶液)中に溶解させた。非
常に低い濃度(本実施例)或いは非常に高い濃度(50
%)の水酸化ナトリウム水溶液においてβ−シクロデキ
ストリンは低い溶解性しか示さないため、アルカリ溶液
を増加する必要があった。この溶液を氷浴で冷却した
後、実施例1と同じ手法により、(アルドリッチ ケミ
カル コーポレーション(Aldrich Chemical Co.)から
購入できる)(S)−プロピレンオキシド(10ml、8.29
g、0.143mol)が加えられた。この反応混合物は一晩0
℃〜5℃におかれ、その後4時間室温におかれた。その
後、この混合物は硫酸(10%)でpH7.5になるまで中和
され、この溶液がエバポレートして乾燥された。この生
成物はエタノールにも水にも難溶であったため、エバポ
レート後の残渣を蒸留水で(100ml)中に浮遊させ、室
温で5時間、蒸留水で透析した。残った懸濁液はエバポ
レートして乾燥され、白い粉末状の生成物(14.23g)が
得られた。
の製造 β−シクロデキストリン(13.3gの水和物、すなわち11.
5gの無水物、0.010mol)を上述した方法により水酸化ナ
トリウム水溶液(1.35g(0.034mol)の水酸化ナトリウ
ムを27mlの蒸留水に溶かしたもの、すなわち4.8%(w/
w)水酸化ナトリウム水溶液)中に溶解させ、実施例1
で説明した方法によってこれを(S)−プロピレンオキ
シド(10ml、8.29g、0.143mol)で処理した。この反応
混合物は一晩0℃〜5℃におかれ、その後3時間室温に
おかれた。その後、この混合物は希硫酸(10%)で中和
され、この溶液がエバポレートされて乾燥状態に近い状
態にされ、この残渣がエタノール(100ml、190゜)中で
30分間撹拌された。この後、不溶性の塩化ナトリウムが
濾過され、エタノール抽出層がエバポレートされて乾燥
された。そして、これが蒸留水(35ml)に溶かされ、0
℃で3時間、蒸留水に対して透析された。残留物をエバ
ポレートすると、(S)−ヒドロキシプロピル−β−シ
クロデキストリンの白い粉末(17.3g)が得られた。
の製造 β−シクロデキストリン(13.3gの水和物、すなわち11.
5gの無水物、0.010mol)を、実施例1と同様に、水酸化
ナトリウム水溶液(5.53g(0.13mol)の水酸化ナトリウ
ムを蒸留水27mlに溶かしたもの、すなわち17.0%(w/
w)水酸化ナトリウム水溶液)中に溶解させ、実施例1
で説明した手法により、(S)−プロピレンオキシド
(10ml、8.29g、0.143mol)で処理した。そして、実施
例5と同じ方法で単離すると、(S)−2−ヒドロキシ
プロピル−β−シクロデキストリンの白い粉末(17.9
g)が得られた。
の製造 β−シクロデキストリン(8.02gの水和物、すなわち6.9
3gの無水物、6.1mmol)が、水酸化ナトリウム水溶液(1
3.955g(0.349mol)の水酸化ナトリウムを32.6mlの蒸留
水に溶かしたもの、すなわち30%(w/w)水酸化ナトリ
ウム水溶液)に加えられ、撹拌によって溶解され、70℃
まで加温すると、透明な黄色の溶液が得られた。その
後、この混合物は氷浴で冷却され、均一な状態に保たれ
た溶液に、撹拌しながら、(S)−プロピレンオキシド
(5g、0.086mol)が加えられた。中和後、エバポレート
され、エタノールで抽出し、そして、実施例5と全く同
じ方法で透析を行い、白い粉末状の生成物(9.22g)が
得られた。
キストリンのワンポット製法 水素化ナトリウム(鉱油中に80%分散されたものを5.51
g、すなわち0.31mol)を、無水ジメチルスルホキシド
(65ml)中に加えて、アルゴン雰囲気下、60℃で1時間
反応させた。その後、無水β−シクロデキストリン(10
g、0.088mol)を無水ジメチルスルホキシド(65ml)に
溶かしたものが加えられて室温で3時間撹拌された後、
この溶液に、(S)−プロピレンオキシド(2.05g、0.0
35mol)のジメチルスルホキシド(10ml)溶液がゆっく
りと加えられた。この反応混合物は室温で15時間撹拌さ
れた。この後、ヨウ化メチル(26ml)が滴下され(氷浴
で冷却されている)、この混合物は室温で一昼夜撹拌さ
れた。水(100ml)で分解された後、精製物はクロロホ
ルムで抽出された(2×150ml)。このクロロホルム抽
出層は水(100ml)、飽和食塩水で洗浄された後、エバ
ポレートされた。残渣は、水(25ml)とジメチルエーテ
ル(2×100ml)に分配された。エーテル抽出層は水(2
0ml)で洗浄され、無水硫酸ナトリウムで乾燥され、酸
化アルミニウム(8g)で濾過された後、これがエバポレ
ートされることにより、薄黄色のシロップとして生成物
が得られた(10.2g)。
の過メチル化 使用された全ての方法は、以下のものと同様である。水
素化ナトリウム(鉱油中に80%分散されたものを2.1g、
すなわち0.07mol)を、無水ジメチルスルホキシド(20m
l)中に加えて、アルゴン雰囲気下、60℃で1時間反応
させた。その後、よく乾燥させた(3時間、110℃)ヒ
ドロキシプロピル−β−シクロデキストリンをジメチル
スルホキシド(15ml)に溶解した溶液を加えて、更に3
時間反応させる(アルゴン雰囲気下で室温で撹拌す
る)。その後、反応混合物は氷浴中で冷却し、ヨウ化メ
チル(10ml、0.161mol)を滴下した。更に1時間氷浴の
温度にした後、この混合物を終夜撹拌した。その後、冷
却しながら水(24ml)を加え、生成物をクロロホルムで
2回抽出した(総量90ml)。このクロロホルム抽出層は
水(20ml)で洗浄されてた後エバポレートされた。残渣
は、水(25ml)で処理され、エーテルで3回抽出した後
(総量75ml)、このエーテル抽出層を水で洗浄してから
エバポレートした。残渣は、エーテルに溶かされ、中性
のアルミナと一緒に30分撹拌され、これを濾過し、エバ
ポレートした。これにより、3.7gの過メチル化生成物が
得られた。
メチル化された誘導体の分析 前記過メチル化生成物(3mg)は、1Mトリフルオロ酢酸
水溶液(0.5ml)に溶かされ、ネジ蓋の付いた管中に100
℃で一晩おかれた後、空気でフラッシングされ濃縮され
た。残渣と水素化ホウ素ナトリウム(10mg)は1Mアンモ
ニア水(0.5ml)に溶かされ、室温で1時間反応させ
た。この水溶液は、50%酢酸(2滴)により酸性にさ
れ、その後濃縮された。硼酸は、最初に酢酸−メタノー
ル(1:9,5ml)で、次にメタノール(25ml)で共沸させ
ることにより除去された。残渣は、無水酢酸とピリジン
(2:1,0.5ml)で100℃で30分間処理され、濃縮され、そ
の後クロロホルムと水(2:1,6ml)に分配された。この
クロロホルム相は濃縮され、残渣は気液クロマトグラフ
ィー(g.l.c.)と気液クロマトグラフィー質量分析器
(g.l.c.−m.s.)で分析した。
られているヒューレットパッカード5830A(Hewlett Pac
kard 5830 A)により、キャリアーガスとして水素を用
いて行った。気液クロマトグラフィー質量分析は、ヒュ
ーレットパッカード5790−5970(Hewlett Packard 5790
−5970)でキャリアーガスとしてヘリウムを用いて行っ
た。ヒューレットパッカードウルトラ2(Hewlett Pack
ard Ultra2)(架橋した5%フェニルメチルシリコー
ン)を溶融したシリカキャピラリーカラム(25,m,0.20m
m i.d.)が使用された。温度プログラムは、180℃で8
分、250℃まで1分あたり5℃、250℃で10分間である。
リンの混合物の製造 α−シクロデキストリン(5.41gの水和物、これは4.87g
の無水物、すなわち5mmolに相当する)を水酸化ナトリ
ウム水溶液(5%、14.2g)に溶解させ、氷浴で冷却し
てから、(S)−プロピレンオキシド(3.48g、60mmo
l)がゆっくりと加えられた。添加の間に、プロピレン
オキシドとα−シクロデキストリンの錯体の沈殿が一時
的に生成した。この錯体の化学量論(核磁気共鳴スペク
トルにより決定された)は、1:2に近い。この混合物は
0℃で6時間撹拌されてから、室温で11時間撹拌され
た。その後、塩酸で中和し、蒸留水で5時間透析され
た。この後、残留した生成物は、エバポレートされるこ
とにより単離され、5.1gの白色の粉末が得られた。
れた方法で、ヨウ化メチルとジメチルスルホキシドと水
素化ナトリウムとによって、この生成物(2.5g)は完全
にメチル化された。ショートカラムクロマトグラフィー
(展開溶媒として、メチレンクロライド:メタノール=
20:1を用いた)の後で、過メチル化された誘導体(2.96
g)が得られた。完全にメチル化された誘導体は加水分
解され、還元され、アセチル化され、その結果得られた
混合物を気−液クロマトグラフィーと質量分析とによっ
てで分析した。
リンの混合物の製造 γ−シクロデキストリン(15.05gの水和物、すなわち1
2.97gの無水物、10mmol)を水酸化ナトリウム水溶液
(5%w/w、28.4g)に溶解させ、氷浴で冷却してから、
(S)−プロピレンオキシド(3.48g、60mmol)がゆっ
くりと加えられた。この溶液は懸濁し、懸濁したまま氷
浴中で6時間撹拌した。その後、室温まで昇温すると、
溶液は完全に透明になった。その後更に39時間この混合
物を撹拌した後で中和して、実施例11と同様に透析を行
った。残った溶液は、減圧下でエバポレート(エタノー
ル(190度、2×100ml)で共沸すると白い泡を発生す
る)されることにより粘稠なシロップが得られた。これ
が、酢酸エチル(75ml)と共に撹拌され、濾過され、乾
燥されそして凍結乾燥されると、生成物が白い非晶質の
粉として得られた(収量18.5g)。核磁気共鳴スペクト
ルから計算された置換の程度は10.9であり、252CFプラ
ズマ吸収マススペクトルから計算された置換の程度は9.
9であった。
同様に行われた。
リンの混合物の製造 β−シクロデキストリン(2.3gの水和物、すなわち2gの
無水物、1.76mmol)を、60℃で撹拌しながら水酸化ナト
リウム水溶液(1.5%w/w、9.4g)に溶解させた。この溶
液は氷浴で冷却され、(S)−プロピレンオキシド(2
g、34.4mmol)がゆっくりと加えられた。これを氷浴中
で5時間反応させてから、室温で36時間反応させ、実施
例11と同様の方法で生成物2.8gを得た。核磁気共鳴スペ
クトルから得られた置換の程度は7.6であり、252CFプリ
ズマ吸収マススペクトルから得られた結果は8.6であっ
た。生成物の試料は過剰にメチル化され、実施例11に示
された方法と同様の方法で分析された。
基で触媒されたアルキル化における陽イオンの影響 β−シクロデキストリン(6.44gの水和物、これは、無
水物5.602g、4.94mmolに相当する)を、60℃で15分間加
熱することにより、25mlで0.4Nのそれぞれの塩基性溶液
(使用された塩基は、LiOH、NaOH、KOH、Ba(OH)2、N
Me4OH)に溶解させた。この透明な溶液は氷浴で冷却さ
れ、(S)−プロピレンオキシド(4.06g、70mmol)が3
0分かけて加えられた。この混合物は、氷浴中で12時間
反応させてから、室温で4時間反応させた。この混合物
は、その後塩酸で中和されてから、室温で6時間蒸留水
に対して透析された。残留した溶液は、減圧下でエバポ
レートされ、残渣は真空乾燥され、6.2〜6.9gの間で生
成物が得られ、実施例11に記載された方法と同様の方法
で分析を行った。
混合物の製法 それぞれのデキストリン(それぞれの異性体) 各シクロデキストリンは、室温(β−シクロデキストリ
ンの場合には60℃)で20分間撹拌されることによって1.
5%W/W NaOH溶液中に溶解される。溶液は氷溶中で冷却
され、プロピレンオキシドが1時間かけて入れられた
(フラスコにはアセトン−ドライアイスを含有するコン
デンサが装着されている)。混合物は、5−10時間氷溶
中で撹拌され、その後室温で8〜10時間にわたって撹拌
された。反応物の正確な量や反応条件を表4に要約し
た。反応混合物は、氷浴中で冷却され、塩酸で中和され
た。各生成物を分離するため、以下に詳細に記載される
ような異なる方法が用いられた。
デキストリン 反応混合物の冷却及び中和によって沈殿したα−シクロ
デキストリンが濾別された。濾液は、約200mlにまで濃
縮され、その後室温で6時間にわたって蒸留水に対して
透析された。残留した溶液は550mlにまで希釈され、シ
クロヘキサン(60ml)で24時間に撹拌された。沈殿した
α−シクロデキストリン及びシクロヘキサンの錯体が濾
別され、濾液は130mlにまで濃縮され、再度シクロヘキ
サン(300ml)で10時間撹拌され、濾過された。濾液は6
0℃でノーライト(norit,9g)により脱色された。無色
の液体を薄層クロマトグラフィーにかけたところ、いく
らかのα−シクロデキストリンがなお存在していること
が判明した。溶液は35mlにまで濃縮され、再度シクロヘ
キサン(10ml)により5時間撹拌され、そして濾過され
た。濾液はエバポレートされ、残渣は無水エタノール
(2×50ml)を用いた共沸により乾燥され、これによっ
てRf0.28(1−プロパノール−水−酢酸エチル−水酸化
アンモニウム,6:3:1:1)(図8)、MS(252Cf)m/e=10
53.1(M+Na+)である生成物が得られた。質量分析に
より、二置換化合物m/e=1111.0(M+Na+)により不純
物(14%)が存在することが示された。MS(FAB+)m/e
1053.3(M+Na+)、二置換化合物の不純物ではm/e=11
11.3(M+Na+)。1H−NMR(D2O)のδ値は5.28−5.18
及び5.15−4.97(m,6H,H−1),4,16−3.42(m,39H),
1.16(d,J=6.4Hz,3H,CH3)。分析された分子式C39H66O
31・7H2O。計算値C40.45,H6.91。実測値C40.37,H6.58
H。水に対する化合物の溶解性は、50%を超えることが
見いだされた。
シクロデキストリン 反応混合物の冷却及び中和によって得らえた懸濁液は、
600mlにまで濃縮され室温で7時間透析された。残留し
た懸濁液(約700ml)はトルエン(10ml)と共に14時間
撹拌され、更に水(500ml)が加えられて15分間撹拌さ
れ、濾過された。残渣は水(1.25)中に浮遊され、1
時間撹拌され、そして濾過された。合わせた濾液は200m
lにまで濃縮され、一晩冷却され、固体は濾過によって
収集され、熱水から再結晶され、白色結晶が得られた。
Rf0.25(1−プロパノール−水−酢酸エチル−水酸化ア
ンモニウム,6:3:1:1)(図6)、融点292〜293℃。MS
(FAB+)m/e=1193.2(M+H+),1210.3(M+H2O)。
MS(FAB−)m/e=1191.1(M−H+),1210.2(M+H
2O)。MS(252Cf)m/e=1215.8(M+Na+)。H−NMR
(D2O)のδ値は5.30−5.23及び5.17−5.05(m,7H,H−
1),4.16−3.40(m,45H),1.17(d,J=6.42,3H,C
H3)。分析された分子式C45H76O36・3H2O;計算値C43.3
0,H6.58;実測値C43.31,H6.43.この化合物の水への溶解
度は、3.2mg/mlであり、過剰のトルエンが水相へ添加さ
れたときにわずかに変化することが見いだされた。
た。クロロスルホン酸(0.4ml)がピリジン(2ml)に添
加され、温度が10℃未満に保持された。その後、無水シ
クロデキストリン誘導体の粉末(0.2g)が加えられ、混
合物は70℃で1時間撹拌され、冷却した状態で水(4m
l)により分解され、減圧下で濃縮され、水酸化ナトリ
ウムて中和され、活性炭(0.5g)により脱色され、そし
て水に対して24時間透析された。残留した溶液をエバポ
レートするとにより、無色の生成物(0.494g)が得られ
た。元素分析の結果は、次の通りであった:C,14,45%;
H,2.618%;S,17.92%。硫黄成分の炭素成分に対する比
は、1.24であり、これは全水酸基が完全に硫酸エステル
化されたことに相当する。水に対する生成物の溶解性
は、50%を越える。
シクロデキストリン 反応混合物を冷却及び中和することによって得られた懸
濁液は濾過され、残渣及び濾液の双方が保存された。濾
液は、トルエン(50ml)と共に12時間撹拌され、濾過さ
れた。薄層クロマトグラフィーにより生成物は濾液中に
痕跡量しか存在しないことが判明したため、濾液は廃棄
された。はじめに得られた残渣は、水(500ml)中に浮
遊され、トルエン(50ml)と共に12時間撹拌された。水
(100ml)が添加され、1時間撹拌され、濾過され、残
渣は水(200ml)で洗浄され、そして濾液を合わせたも
のがエバポレートされた。熱水(200ml)から残渣を再
結晶することにより、白色結晶の生成物が得られた。Rf
0.25(1−プロパノール−水−酢酸エチル−水酸化ア
ンモニウム、6:3:1:1:)(図6)融点290−292℃。MS
(FAB+)m/e=1193.2(M+H+),1210.3(M−H2O)。
MS(FAB-)m/e=1191.3(M−H+)。MS(252Cf)m/e=1
215.7(M+Na+)。1H−NMR(D2O)のδ値は5.30−5.22
及び5.20−5.07(m,7H,H−1),4.20−3.49(m,45H),
1.20(d,j=6.24Hz,3H,CH3)。分析された分子式C45H76
O36・5H2O.計算値:C 42.12,H6.71.実測値C41.94,H6.8
8。水に対するこの化合物の溶解性は、7.5mg/mlである
ことが判明した。
シクロデキストリン ワークアップ処理は、(R)−ジアステレオマーにおけ
る処理と同様に行った。Rf0.25(1−プロパノール−水
−酢酸エチル−水酸化アンモニウム、6:3:1:1)。融点3
00℃以上。MS(252Cf)m/e=1215.6(M+Na+)。MS(F
AB+)m/e=1193.3(M+H+)。1H−NMR(D2O)のδ値は
5.26−5.18及び5.15−5.02(m,7H,H−1),4.20−3.52
(m,45H),1.16及び1.15(d,j=6.42Hz,3H,CH3).分析
された化学式C45H76O36・5H2O。計算値C42.12,H6.71。
実測値C42.11,H6.76.水に対する標題の化合物の溶解性
は、4.0mg/mlであった。
キストリン 反応混合物が冷却され中和されることにより沈澱したγ
−シクロデキストリンは濾過され、濾液はp−シメン
(55ml)と共に12時間撹拌された。沈殿した複合体は濾
過され、濾液は200mlにまで濃縮され、6時間にわたっ
て室温で透析された。溶出しなかった溶液は100mlにま
で濃縮され、p−シメン(20ml)と共に10時間撹拌さ
れ、濾過された。濾液は脱色炭(ノーライト、norit、9
g)によって60℃で脱色された。無色溶液は蒸留され、
残渣が無水エタノール(2×50ml)で共沸されることに
よって乾燥され、これによって標題の化合物が得られ
た。Rf=0.21(1−プロパノール−水−酢酸エチル−水
酸化アンモニウム、6:3:1:1:)、図6.MS(252Cf)m/e=
1377.8(M+Na+).質量分析により、ここでも二置換
化合物によって汚染(18%)されていることが判明した
(m/e=1436.5(M+Na+).MS(FAB+)m/e1377.7(M+
Na+))二置換化合物の不純物ではm/e=1435.7(M+Na
+)。分析された分子式C51H86O41・4H2O、計算値C42.8
0,H6.57、実測値C42.82,H6.60。水に対する5の溶解性
は50%を越えることが判明した。
シクロデキストリン β−シクロデキストリン(37.6g,無水物32.71gに相当、
28.82mmol)が30%W/WNaOH水溶液(144ml)に溶解さ
れ、氷浴中で冷却された。そして、S−(−)−プロピ
レンオキシド(2g,34.48mmol)が10分間にわたって添加
された。氷浴中10時間撹拌した後、室温で8時間撹拌さ
れ、反応混合物は塩酸で中和(氷浴中で冷却されなが
ら)され、得られた懸濁液が室温で8時間蒸留水に対し
て透析された。保持された懸濁液(−700ml)は濾過さ
れた。残渣(18.55g)は全てβ−シクロデキストリンで
あり、標題の化合物であった。複合体は、減圧下で水
(2×200ml)と煮沸して分解され、これによってシク
ロデキストリンと生成物(16.4g)の混合物が得られ
た。図7は、薄層クロマトグラフィー上での2及び6の
相対的な移動量を示している(1−プロパノール−水−
酢酸エチル−水酸化アンモニウム、6:3:1:1が展開溶液
として使用された)。C−2水酸基上に水酸化プロピル
置換体を有する化合物がRf=0.25に現れるのに対し、C
−6水酸基上に同じ置換体を有する標題の化合物がRf=
0.23に別に現れる。プラズマ吸収(252Cf陽イオン)ス
ペクトルから、混合物中におけるβ−シクロデキストリ
ン:モノヒドロキシプロピル誘導体:ビスヒドロキシプ
ロピル誘導体との比は、30:58:12となった。
−β−シクロデキストリン β−シクロデキストリン(26.45g、無水化合物の23.01g
に対応、20.27mmol)が1.5%W/WNaOH(100ml)中で15分
間撹拌することによって溶解され、氷浴中で冷却され、
そして15分間にわたって(S)−グリシドル(1g,13.51
mmol)が加えられた。混合物は氷浴中で12時間撹拌され
てから、室温で24時間撹拌された。混合物はその後再び
氷浴中で冷却され、pH=7.0〜7.5になるように塩酸で中
和され、そして蒸留中に対して7時間透析された。溶出
しなかった溶液はトルエン(10ml)と共に24時間撹拌さ
れ、沈澱した未反応のβ−シクロデキストリンとトルエ
ンとの複合体が濾過され(20.8g)、水(50ml)で洗浄
された。合わされた濾過がエバポレートされて粗生成物
(5.69g)が得られた。この粗生成物は熱水で再結晶さ
れ、無色の結晶(3.0g)として純粋な標題の化合物が得
られた。Rf0.2(1−プロパノール−水−酢酸エチル−
水酸化アンモニウム、6:3:1:1)。融点300℃以上。MS
(FAB+)m/e=1209.4(M+H+)。1H−NMR(D2O)のδ
値は5.25−5.22(m,1H,H−1),5.15−5.03(m,6H,H−
1),4.15−3.47(m,47H)。水に対する生成物の溶解は
12.0mg/mlであることが判明した。
元、及びアセチル化された。結果として得られたアルジ
トール誘導体を分析することにより、次のように生成物
中のグルコース残基のモル百分率が判明した。未置換は
87.5;2−0−置換、11.5%、2−O−置換は1.0%。こ
れらの結果は、計算値:未置換は85.7%;2−O−置換は
14.3%と良く対応している。
ヒドロキシプロピル]−β−シクロデキストリンとアン
モニアとの反応 濃水酸化アンモニウム(8ml)のW−2ラネ−ニッケル
(安定した体積で2ml、アルドリッチケミカルコーポレ
ーション(Aldrich Chemical Co.))の懸濁液に、2−
O−[(S)−2′−ヒドロキシプロピル]−β−シク
ロデキストリン(300mg)が加えられ、混合物がスチー
ルボンブ内で190−200℃で36時間加熱された。その後混
合物が濾過され、触媒は水(60ml)で洗浄され、濾液は
4時間にわたって透析された。保持された溶液は膜フィ
ルタ(0.4μ)により濾過され、エバポレートされるこ
とによってオフホワイトの固体(100mg),Rf0.19(1−
プロパノール−水−酢酸エチル−水酸化アンモニウム、
6:3:1:1)が得られた。元素分析の結果は次のようにな
った:C.44.01%;H,7.04%;N,2.22%。炭素に対する窒素
の比は0.0504であった。すなわち、約2個の水酸基がア
ミノ基と交換された。水に対する化合物の溶解度は20mg
/mlであった。
との反応 反応は先に記載されたものと同様の条件下でW−2ラネ
ーニッケル(6ml,静置した体積)、濃水酸化アンモニウ
ム(15ml),及びβ−シクロデキストリン(600mg)を
用いて行われた。先に記載したようにワークアップする
ことにより、オフホワイト固体(470mg)が得られた。
元素分析結果は次のようになった:C,44.10;H,6.62;N,2.
52;灰成分、3.05%)。炭素に対する窒素の比は0.0571
である。水に対する化合物の溶解度は25mg/mlであっ
た。
Claims (5)
- 【請求項1】不均一触媒下でシクロデキストリンをアン
モニア及びラネーニッケルと接触させることによってシ
クロデキストリンをアミンと反応させる段階を含むシク
ロデキストリンの溶解性を増大させる方法。 - 【請求項2】請求項1に記載の方法において、該シクロ
デキストリンはヒドロキシプロピルシクロデキストリン
であることを特徴とするシクロデキストリンの溶解性を
増大させる方法。 - 【請求項3】少なくとも一種類のシクロデキストリン、
アンモニア及びラネーニッケルを含有する組成物。 - 【請求項4】請求項3に記載の組成物において、該シク
ロデキストリンはヒドロキシプロピルシクロデキストリ
ンであることを特徴とする組成物。 - 【請求項5】請求項1に記載の方法において、該シクロ
デキストリンの溶解性は、水溶液中で増大することを特
徴とするシクロデキストリンの溶解性を増大する方法。
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