JPH076205A - 文字認識装置 - Google Patents
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- JPH076205A JPH076205A JP5146254A JP14625493A JPH076205A JP H076205 A JPH076205 A JP H076205A JP 5146254 A JP5146254 A JP 5146254A JP 14625493 A JP14625493 A JP 14625493A JP H076205 A JPH076205 A JP H076205A
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Landscapes
- Character Discrimination (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 局所的な線幅にばらつきの有るような低品質
の文字パタンに対しても、高精度で安定な認識性能の得
られる文字認識装置を提供する。 【構成】 原文字パタンの平均線幅に基づいた文字のス
トロークの分布状態を表わすサブパタンが各走査方向毎
に4種類抽出され、更に抽出されたサブパタンの何れに
も属さないパタンから成るかすれパタンが抽出される。
このかすれパタンから微小セグメントを除去した残りの
パタンに対し復元パタン作成の必要有りと判定された場
合には当該かすれパタンの線幅に基づきかすれ復元パタ
ンが作成され、かすれ復元パタンのサブパタンが各走査
方向毎に抽出される。その後、前記サブパタン或はかす
れ復元パタンのサブパタンが抽出された場合にはそれら
の合成サブパタンの何れか一方が特徴抽出部135に出
力されて当該文字パタンの特徴抽出が行われ、この特徴
を辞書の特徴と照合することにより文字認識が行われ
る。
の文字パタンに対しても、高精度で安定な認識性能の得
られる文字認識装置を提供する。 【構成】 原文字パタンの平均線幅に基づいた文字のス
トロークの分布状態を表わすサブパタンが各走査方向毎
に4種類抽出され、更に抽出されたサブパタンの何れに
も属さないパタンから成るかすれパタンが抽出される。
このかすれパタンから微小セグメントを除去した残りの
パタンに対し復元パタン作成の必要有りと判定された場
合には当該かすれパタンの線幅に基づきかすれ復元パタ
ンが作成され、かすれ復元パタンのサブパタンが各走査
方向毎に抽出される。その後、前記サブパタン或はかす
れ復元パタンのサブパタンが抽出された場合にはそれら
の合成サブパタンの何れか一方が特徴抽出部135に出
力されて当該文字パタンの特徴抽出が行われ、この特徴
を辞書の特徴と照合することにより文字認識が行われ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一部がかすれたよう
な局所的に線幅の異なる文字パタンに対処した高精度な
文字認識装置に関するものである。
な局所的に線幅の異なる文字パタンに対処した高精度な
文字認識装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、入力文字パタンの特徴を抽出し、
予め用意した辞書との照合によって、認識結果を出力す
る文字認識装置としては、例えば特公昭60−3875
6に開示されたものがあった。この文字認識装置による
処理の概要について以下に説明する。
予め用意した辞書との照合によって、認識結果を出力す
る文字認識装置としては、例えば特公昭60−3875
6に開示されたものがあった。この文字認識装置による
処理の概要について以下に説明する。
【0003】先ず、入力文字パタンの各セルの明るさを
光電変換によって、量子化された電気信号である2値画
像に変換し、該2値画像をパタンレジスタに格納してお
く。そして前記パタンレジスタ内の文字パタンの外接枠
を検出し、該外接枠内の文字パタンの線幅を計算する。
次に前記パタンレジスタの外接枠内の文字パタンに対し
て、水平、垂直、右斜め、左斜め方向に走査し、前記線
幅を閾値とする連続黒画素成分を検出することによっ
て、該入力文字パタンに対する4種のサブパタンを抽出
する。また、前記パタンレジスタの外接枠内の文字パタ
ンに対して、各分割領域内の黒画素数が同数になるよう
に垂直方向、水平方向に格子状となるN×M個の部分領
域に非線形分割する。次に前記4種のサブパタンのそれ
ぞれについて、前記分割された部分領域内におけるサブ
パタンの黒画素数を計数し、これを文字パタンの大きさ
で正規化することによって、各方向における文字線の分
布状態を反映するN×M×4次元の特徴マトリクスを抽
出する。そして前記特徴マトリクスと予め用意された複
数の標準文字の特徴マトリクスを格納した辞書とを照合
し、該照合結果より当該入力文字パタンの認識結果を出
力するというものであった。
光電変換によって、量子化された電気信号である2値画
像に変換し、該2値画像をパタンレジスタに格納してお
く。そして前記パタンレジスタ内の文字パタンの外接枠
を検出し、該外接枠内の文字パタンの線幅を計算する。
次に前記パタンレジスタの外接枠内の文字パタンに対し
て、水平、垂直、右斜め、左斜め方向に走査し、前記線
幅を閾値とする連続黒画素成分を検出することによっ
て、該入力文字パタンに対する4種のサブパタンを抽出
する。また、前記パタンレジスタの外接枠内の文字パタ
ンに対して、各分割領域内の黒画素数が同数になるよう
に垂直方向、水平方向に格子状となるN×M個の部分領
域に非線形分割する。次に前記4種のサブパタンのそれ
ぞれについて、前記分割された部分領域内におけるサブ
パタンの黒画素数を計数し、これを文字パタンの大きさ
で正規化することによって、各方向における文字線の分
布状態を反映するN×M×4次元の特徴マトリクスを抽
出する。そして前記特徴マトリクスと予め用意された複
数の標準文字の特徴マトリクスを格納した辞書とを照合
し、該照合結果より当該入力文字パタンの認識結果を出
力するというものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記文字認識
装置においては、以下のような問題点があった。即ち、
入力された文字パタンの外接枠内の2値画像に対して、
水平、垂直、右斜め、左斜めの4方向にそれぞれ走査
し、当該文字パタンの平均線幅の2倍を閾値として、連
続した黒画素よりなるストロ−クを抽出し、それらの分
布を表わす4種のサブパタンを抽出していた。しかし、
前記従来のサブパタンの抽出方法では、当然ながら前記
線幅の2倍より小さい連続黒画素数を持つストロ−ク成
分は、抽出されない。従って、一部がかすれたような文
字パタン、即ち、局所的な線幅値が他の部分と比較して
極めて小さくなっている文字パタン等は、そのかすれた
部分がサブパタン及び特徴マトリクスに反映されず、そ
の結果、認識性能の低下の一因を為していたという問題
点があった。
装置においては、以下のような問題点があった。即ち、
入力された文字パタンの外接枠内の2値画像に対して、
水平、垂直、右斜め、左斜めの4方向にそれぞれ走査
し、当該文字パタンの平均線幅の2倍を閾値として、連
続した黒画素よりなるストロ−クを抽出し、それらの分
布を表わす4種のサブパタンを抽出していた。しかし、
前記従来のサブパタンの抽出方法では、当然ながら前記
線幅の2倍より小さい連続黒画素数を持つストロ−ク成
分は、抽出されない。従って、一部がかすれたような文
字パタン、即ち、局所的な線幅値が他の部分と比較して
極めて小さくなっている文字パタン等は、そのかすれた
部分がサブパタン及び特徴マトリクスに反映されず、そ
の結果、認識性能の低下の一因を為していたという問題
点があった。
【0005】このような場合の例を図4及び図6(a)
に示す。図4では、アルファベットの「Q」の字のひげ
の部分、即ち波線401で囲まれた領域内のセグメント
がかすれて3つに分裂してしまった場合を表している。
このかすれたひげの部分は、本来ならば、左斜め方向の
走査によって、ストロ−クの一部として検出されるわけ
であるが、この例では、いかなる方向の走査においても
サブパタンの一部としては検出されない。従って、ひげ
の部分は特徴に反映されず、ひげのない類似文字、例え
ば、「O」等に誤読する確率が増大することになる。ま
た図6(a)は、漢字の「因」の字を示している。この
場合、「因」を構成する要素の内、外側の部分である
「口」に対し、内側の部分である「大」が通常より小さ
く書かれ、文字全体の平均線幅の2倍以下の大きさしか
持たないため、平均線幅を用いた走査では、図6
(b)、(c)、(d)、(e)に示したように「大」
の字がどのサブパタンにも反映されないといった事態が
生じ、大きな問題点となる。
に示す。図4では、アルファベットの「Q」の字のひげ
の部分、即ち波線401で囲まれた領域内のセグメント
がかすれて3つに分裂してしまった場合を表している。
このかすれたひげの部分は、本来ならば、左斜め方向の
走査によって、ストロ−クの一部として検出されるわけ
であるが、この例では、いかなる方向の走査においても
サブパタンの一部としては検出されない。従って、ひげ
の部分は特徴に反映されず、ひげのない類似文字、例え
ば、「O」等に誤読する確率が増大することになる。ま
た図6(a)は、漢字の「因」の字を示している。この
場合、「因」を構成する要素の内、外側の部分である
「口」に対し、内側の部分である「大」が通常より小さ
く書かれ、文字全体の平均線幅の2倍以下の大きさしか
持たないため、平均線幅を用いた走査では、図6
(b)、(c)、(d)、(e)に示したように「大」
の字がどのサブパタンにも反映されないといった事態が
生じ、大きな問題点となる。
【0006】また、上述のように一部がかすれたり、小
さく書かれたりした文字パタンではないときでも、一部
がつぶれたことにより平均線幅の値が非常に大きくな
り、その結果、通常のストロ−クがサブパタンとして検
出されず、故に特徴マトリクスに反映されず、認識性能
の低下をもたらすという問題点があった。このような場
合の例を図5に示す。図5は、数字の「5」において、
下部がル−プを作りつぶれてしまった例であるが、この
とき、文字全体の平均線幅は大きな値となり、その結
果、例えば、波線501で示されたような通常に書かれ
たストロ−クの部分等は線幅の2倍以下の大きさとなっ
てしまい、結局、サブパタンとして抽出されなくなる。
従って、例えば「6」等に極めて類似した特徴が抽出さ
れ、「6」に誤読する確率が増大する。
さく書かれたりした文字パタンではないときでも、一部
がつぶれたことにより平均線幅の値が非常に大きくな
り、その結果、通常のストロ−クがサブパタンとして検
出されず、故に特徴マトリクスに反映されず、認識性能
の低下をもたらすという問題点があった。このような場
合の例を図5に示す。図5は、数字の「5」において、
下部がル−プを作りつぶれてしまった例であるが、この
とき、文字全体の平均線幅は大きな値となり、その結
果、例えば、波線501で示されたような通常に書かれ
たストロ−クの部分等は線幅の2倍以下の大きさとなっ
てしまい、結局、サブパタンとして抽出されなくなる。
従って、例えば「6」等に極めて類似した特徴が抽出さ
れ、「6」に誤読する確率が増大する。
【0007】本発明は、前記従来のサブパタン抽出方法
において、文字を構成する各ストロ−ク成分の線幅が平
均線幅に近いところで分布する場合には、有効な特徴抽
出となり得る一方、局所的なストロ−クの線幅が他の部
分の線幅と大きな差がある場合、即ち、一部がつぶれて
いたり、かすれていたりする等のような文字パタンに対
しては、適切な特徴抽出ができず認識性能の低下をもた
らすといった問題点を除去し、平均線幅に比較して局所
線幅が小さく、通常の走査ではサブパタンとして抽出さ
れないストロ−ク成分のみからなるかすれパタンを抽出
し、これらのストロ−ク成分に対して、入力文字の平均
線幅にまで太め処理を行うことによって、かすれ復元パ
タンを作成した後、かすれ復元パタンのサブパタンを抽
出し、入力文字パタンのサブパタンとの合成を行い、合
成サブパタンに基づいた特徴抽出、認識処理を行うこと
によって、局所的な線幅に大きなばらつきのある低品質
の文字パタンに対しても、高精度で、安定な認識性能の
得られる文字認識装置を提供することを目的とする。
において、文字を構成する各ストロ−ク成分の線幅が平
均線幅に近いところで分布する場合には、有効な特徴抽
出となり得る一方、局所的なストロ−クの線幅が他の部
分の線幅と大きな差がある場合、即ち、一部がつぶれて
いたり、かすれていたりする等のような文字パタンに対
しては、適切な特徴抽出ができず認識性能の低下をもた
らすといった問題点を除去し、平均線幅に比較して局所
線幅が小さく、通常の走査ではサブパタンとして抽出さ
れないストロ−ク成分のみからなるかすれパタンを抽出
し、これらのストロ−ク成分に対して、入力文字の平均
線幅にまで太め処理を行うことによって、かすれ復元パ
タンを作成した後、かすれ復元パタンのサブパタンを抽
出し、入力文字パタンのサブパタンとの合成を行い、合
成サブパタンに基づいた特徴抽出、認識処理を行うこと
によって、局所的な線幅に大きなばらつきのある低品質
の文字パタンに対しても、高精度で、安定な認識性能の
得られる文字認識装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、帳票等に記入された文字パタンを光学的に
走査して、量子化された電気信号である2値画像に変換
する光電変換部と、前記2値画像に変換された文字パタ
ンを格納するパタンレジスタと、前記パタンレジスタ内
の文字パタンの外接枠を検出する外接枠検出部と、前記
パタンレジスタの外接枠内の文字パタンの線幅を算出す
る線幅計算部と、前記パタンレジスタの外接枠内の文字
パタンに対して、水平、垂直、右斜め、左斜めの各方向
に走査し、走査線上の黒画素の連続数が前記線幅に基づ
いて定められた閾値を超えた場合にストロ−クとして検
出し、これらのストロ−クの分布を表わすサブパタンを
前記各方向毎に4種類抽出するサブパタン抽出部と、前
記パタンレジスタの外接枠内の2値画像及び前記4種類
のサブパタンより、文字パタンを構成する黒画素の中
で、4種類のサブパタンの黒画素のいずれにも属さない
黒画素をかすれパタンとして抽出するかすれパタン抽出
部と、前記かすれパタンを構成するセグメントのうち、
微小セグメントを除去する微小セグメント除去部と、前
記かすれパタンの線幅を算出するかすれパタン線幅計算
部と、微小セグメントを除去したかすれパタンについて
復元パタン作成の必要有りと判定された場合に、当該か
すれパタンを構成する各々のセグメントに対して、線幅
を前記平均線幅まで太める処理を行うことによって、か
すれ復元パタンを作成するかすれパタン復元部と、前記
かすれ復元パタンに対して、水平、垂直、右斜め、左斜
めの各方向に走査し、走査線上の黒画素の連続数が前平
均線幅に基づいて定められた閾値を超えた場合にストロ
−クとして検出し、これらのストロ−クの分布を表わす
かすれ復元サブパタンを各方向毎に4種類抽出するかす
れ復元サブパタン抽出部と、前記サブパタンと前記かす
れ復元サブパタンとを各種類毎に合成するサブパタン合
成部と、前記サブパタンまたは合成サブパタンの何れか
一方のサブパタンを特徴抽出部に出力する制御部と前記
サブパタンまたは合成サブパタンの特徴マトリクスを抽
出する特徴抽出部と、前記特徴と予め用意された辞書と
を照合した結果に基づいて、最終的な認識結果を出力す
る識別部とを有することを特徴とする。
するために、帳票等に記入された文字パタンを光学的に
走査して、量子化された電気信号である2値画像に変換
する光電変換部と、前記2値画像に変換された文字パタ
ンを格納するパタンレジスタと、前記パタンレジスタ内
の文字パタンの外接枠を検出する外接枠検出部と、前記
パタンレジスタの外接枠内の文字パタンの線幅を算出す
る線幅計算部と、前記パタンレジスタの外接枠内の文字
パタンに対して、水平、垂直、右斜め、左斜めの各方向
に走査し、走査線上の黒画素の連続数が前記線幅に基づ
いて定められた閾値を超えた場合にストロ−クとして検
出し、これらのストロ−クの分布を表わすサブパタンを
前記各方向毎に4種類抽出するサブパタン抽出部と、前
記パタンレジスタの外接枠内の2値画像及び前記4種類
のサブパタンより、文字パタンを構成する黒画素の中
で、4種類のサブパタンの黒画素のいずれにも属さない
黒画素をかすれパタンとして抽出するかすれパタン抽出
部と、前記かすれパタンを構成するセグメントのうち、
微小セグメントを除去する微小セグメント除去部と、前
記かすれパタンの線幅を算出するかすれパタン線幅計算
部と、微小セグメントを除去したかすれパタンについて
復元パタン作成の必要有りと判定された場合に、当該か
すれパタンを構成する各々のセグメントに対して、線幅
を前記平均線幅まで太める処理を行うことによって、か
すれ復元パタンを作成するかすれパタン復元部と、前記
かすれ復元パタンに対して、水平、垂直、右斜め、左斜
めの各方向に走査し、走査線上の黒画素の連続数が前平
均線幅に基づいて定められた閾値を超えた場合にストロ
−クとして検出し、これらのストロ−クの分布を表わす
かすれ復元サブパタンを各方向毎に4種類抽出するかす
れ復元サブパタン抽出部と、前記サブパタンと前記かす
れ復元サブパタンとを各種類毎に合成するサブパタン合
成部と、前記サブパタンまたは合成サブパタンの何れか
一方のサブパタンを特徴抽出部に出力する制御部と前記
サブパタンまたは合成サブパタンの特徴マトリクスを抽
出する特徴抽出部と、前記特徴と予め用意された辞書と
を照合した結果に基づいて、最終的な認識結果を出力す
る識別部とを有することを特徴とする。
【0009】
【作用】この発明によれば、原文字パタンの平均線幅に
基づいた文字のストロークの分布状態を表わすサブパタ
ンが各走査方向毎に4種類抽出され、更に抽出されたサ
ブパタンの何れにも属さないパタンから成るかすれパタ
ンが抽出される。このかすれパタンから微小セグメント
を除去した残りのパタンに対し復元パタン作成の必要性
の有無が判定され、作成の必要有りと判定された場合に
は当該かすれパタンの線幅に基づきかすれ復元パタンが
作成され、前記同様にかすれ復元パタンのサブパタンが
各走査方向毎に抽出される。その後、前記サブパタン或
はかすれ復元パタンのサブパタンが抽出された場合には
それらの合成サブパタンの何れか一方が特徴抽出部に出
力されて当該文字パタンの特徴抽出が行われ、この特徴
を辞書の特徴と照合することにより文字認識が行われ
る。従って、文字パタンを構成するストローク成分の中
で文字認識に本質的な役割を果たすものの一部がかすれ
たり或は小さくなったような場合でもかすれ復元サブパ
タンとして救済し抽出することが可能となるため、局所
的な線幅にばらつきの有るような低品質の文字パタンに
対しても高精度で安定した認識性能を得ることが可能と
なる。
基づいた文字のストロークの分布状態を表わすサブパタ
ンが各走査方向毎に4種類抽出され、更に抽出されたサ
ブパタンの何れにも属さないパタンから成るかすれパタ
ンが抽出される。このかすれパタンから微小セグメント
を除去した残りのパタンに対し復元パタン作成の必要性
の有無が判定され、作成の必要有りと判定された場合に
は当該かすれパタンの線幅に基づきかすれ復元パタンが
作成され、前記同様にかすれ復元パタンのサブパタンが
各走査方向毎に抽出される。その後、前記サブパタン或
はかすれ復元パタンのサブパタンが抽出された場合には
それらの合成サブパタンの何れか一方が特徴抽出部に出
力されて当該文字パタンの特徴抽出が行われ、この特徴
を辞書の特徴と照合することにより文字認識が行われ
る。従って、文字パタンを構成するストローク成分の中
で文字認識に本質的な役割を果たすものの一部がかすれ
たり或は小さくなったような場合でもかすれ復元サブパ
タンとして救済し抽出することが可能となるため、局所
的な線幅にばらつきの有るような低品質の文字パタンに
対しても高精度で安定した認識性能を得ることが可能と
なる。
【0010】
【実施例】以下に本発明による文字認識装置の実施例1
及び実施例2を説明するが、ここでは例えば図4の40
1、図5の501及び図6(a)の「因」を構成する要
素「大」等は、便宜上、かすれパタンという名称で一括
して呼称する。また実施例1では、図6(a)の漢字
「因」という字の2値画像に対して適用した場合につい
て説明する。
及び実施例2を説明するが、ここでは例えば図4の40
1、図5の501及び図6(a)の「因」を構成する要
素「大」等は、便宜上、かすれパタンという名称で一括
して呼称する。また実施例1では、図6(a)の漢字
「因」という字の2値画像に対して適用した場合につい
て説明する。
【0011】図1は、本発明による文字認識装置の実施
例1を示すブロック図である。ここで、101は、文字
パタンをスキャナで走査して得られた光信号入力、10
2は光電変換部、103はパタンレジスタ、104は外
接枠検出部、105は文字パタン線幅計算部、106は
水平方向走査部、107は水平サブパタン1メモリ、1
08は垂直方向走査部、109は垂直サブパタン1メモ
リ、110は右斜め方向走査部、111は右斜めサブパ
タン1メモリ、112は左斜め方向走査部、113は左
斜めサブパタン1メモリ、114はかすれパタン抽出
部、115はかすれパタンメモリ、116はかすれパタ
ン線幅計算部、117は水平方向走査部、118は水平
かすれサブパタンメモリ、119は垂直方向走査部、1
20は垂直かすれサブパタンメモリ、121は右斜め方
向走査部、122は右斜めかすれサブパタンメモリ、1
23は左斜め方向走査部、124は左斜めかすれサブパ
タンメモリ、125は水平サブパタン合成部、126は
水平サブパタン2メモリ、127は垂直サブパタン合成
部、128は垂直サブパタン2メモリ、129は右斜め
サブパタン合成部、130は右斜めサブパタン2メモ
リ、131は左斜めサブパタン合成部、132は左斜め
サブパタン2メモリ、133は出力制御部、134は線
幅判定部、135は特徴抽出部、136は識別部、13
7は辞書メモリ、138は認識結果、139は微小セグ
メント除去部、140はかすれパタン復元部、141は
かすれ復元パタンメモリである。
例1を示すブロック図である。ここで、101は、文字
パタンをスキャナで走査して得られた光信号入力、10
2は光電変換部、103はパタンレジスタ、104は外
接枠検出部、105は文字パタン線幅計算部、106は
水平方向走査部、107は水平サブパタン1メモリ、1
08は垂直方向走査部、109は垂直サブパタン1メモ
リ、110は右斜め方向走査部、111は右斜めサブパ
タン1メモリ、112は左斜め方向走査部、113は左
斜めサブパタン1メモリ、114はかすれパタン抽出
部、115はかすれパタンメモリ、116はかすれパタ
ン線幅計算部、117は水平方向走査部、118は水平
かすれサブパタンメモリ、119は垂直方向走査部、1
20は垂直かすれサブパタンメモリ、121は右斜め方
向走査部、122は右斜めかすれサブパタンメモリ、1
23は左斜め方向走査部、124は左斜めかすれサブパ
タンメモリ、125は水平サブパタン合成部、126は
水平サブパタン2メモリ、127は垂直サブパタン合成
部、128は垂直サブパタン2メモリ、129は右斜め
サブパタン合成部、130は右斜めサブパタン2メモ
リ、131は左斜めサブパタン合成部、132は左斜め
サブパタン2メモリ、133は出力制御部、134は線
幅判定部、135は特徴抽出部、136は識別部、13
7は辞書メモリ、138は認識結果、139は微小セグ
メント除去部、140はかすれパタン復元部、141は
かすれ復元パタンメモリである。
【0012】先ず、帳票等に手書きまたは印刷された文
字パタンをスキャナで走査して得られた光信号101
は、光電変換部102において、電気信号に変換され、
さらに量子化によって2値の信号からなる2値画像に変
換されてパタンレジスタ103に格納される。
字パタンをスキャナで走査して得られた光信号101
は、光電変換部102において、電気信号に変換され、
さらに量子化によって2値の信号からなる2値画像に変
換されてパタンレジスタ103に格納される。
【0013】外接枠検出部104は、パタンレジスタ1
03に蓄えられた2値画像に対し、水平走査により前記
2値画像の上端及び下端を検出し、垂直走査により前記
2値画像の左端及び右端を検出し、その結果、当該入力
文字パタンに外接する句形である外接枠を得る。そし
て、外接枠に関する座標値を文字パタン線幅計算部10
5、水平方向走査部106、垂直方向走査部108、右
斜め方向走査部110、左斜め方向走査部112及びか
すれパタン抽出部114に出力し、文字パタンの切り出
し領域を指定する。以下の処理において、パタンレジス
タ103の2値画像を用いる場合は、全て外接枠内にあ
る2値画像を対象とする。
03に蓄えられた2値画像に対し、水平走査により前記
2値画像の上端及び下端を検出し、垂直走査により前記
2値画像の左端及び右端を検出し、その結果、当該入力
文字パタンに外接する句形である外接枠を得る。そし
て、外接枠に関する座標値を文字パタン線幅計算部10
5、水平方向走査部106、垂直方向走査部108、右
斜め方向走査部110、左斜め方向走査部112及びか
すれパタン抽出部114に出力し、文字パタンの切り出
し領域を指定する。以下の処理において、パタンレジス
タ103の2値画像を用いる場合は、全て外接枠内にあ
る2値画像を対象とする。
【0014】文字パタン線幅計算部105では、当該入
力文字パタンにおける平均線幅が計算される。ここで、
平均線幅の求め方の一つの例として、本実施例ではパタ
ンレジスタ103の外接枠内の文字パタンの2値画像の
黒画素数をA、4黒画素数をQとした時、当該入力文字
パタンの平均線幅Wrを次式で計算する。 Wr = A / (A − Q) (1) 但し、4黒画素とは、2値画像を2×2の窓で走査した
時に2×2の窓の全てが黒画素となる点であり、4黒画
素数Qとは、そのような4黒画素を計数したものであ
る。
力文字パタンにおける平均線幅が計算される。ここで、
平均線幅の求め方の一つの例として、本実施例ではパタ
ンレジスタ103の外接枠内の文字パタンの2値画像の
黒画素数をA、4黒画素数をQとした時、当該入力文字
パタンの平均線幅Wrを次式で計算する。 Wr = A / (A − Q) (1) 但し、4黒画素とは、2値画像を2×2の窓で走査した
時に2×2の窓の全てが黒画素となる点であり、4黒画
素数Qとは、そのような4黒画素を計数したものであ
る。
【0015】さて、次にパタンレジスタ103の外接枠
内の文字パタンに対して、水平方向走査部106におい
て水平方向に、垂直方向走査部108において垂直方向
に、右斜め方向走査部110において右斜め方向に、左
斜め方向走査部112において左斜め方向に、それぞれ
走査し、前記線幅に基づいた値を閾値として、連続した
黒画素であるストロ−クを検出していき、それらの分布
状態を反映するサブパタンを生成する。この時、その連
続した黒画素がサブパタンを構成するストロ−ク成分で
あることの条件は、連続黒画素数をLとしたとき、次式
で与えられる。 L > 2 × Wr (2) ここで、Wrは文字パタン線幅計算部105において算
出された当該文字パタンの平均線幅である。即ち、それ
ぞれの方向の走査において線幅の2倍を超える長さを持
つストロ−クが当該方向のサブパタンを構成するストロ
−クとして抽出されるのである。以上のように検出され
た外接枠内における連続黒画素としてのストロ−クの分
布状態は、各々の走査方向毎に、水平サブパタン1、垂
直サブパタン1、右斜めサブパタン1、左斜めサブパタ
ン1として、それぞれ水平サブパタン1メモリ107、
垂直サブパタン1メモリ109、右斜めサブパタン1メ
モリ111、左斜めサブパタン1メモリ113に格納さ
れる。
内の文字パタンに対して、水平方向走査部106におい
て水平方向に、垂直方向走査部108において垂直方向
に、右斜め方向走査部110において右斜め方向に、左
斜め方向走査部112において左斜め方向に、それぞれ
走査し、前記線幅に基づいた値を閾値として、連続した
黒画素であるストロ−クを検出していき、それらの分布
状態を反映するサブパタンを生成する。この時、その連
続した黒画素がサブパタンを構成するストロ−ク成分で
あることの条件は、連続黒画素数をLとしたとき、次式
で与えられる。 L > 2 × Wr (2) ここで、Wrは文字パタン線幅計算部105において算
出された当該文字パタンの平均線幅である。即ち、それ
ぞれの方向の走査において線幅の2倍を超える長さを持
つストロ−クが当該方向のサブパタンを構成するストロ
−クとして抽出されるのである。以上のように検出され
た外接枠内における連続黒画素としてのストロ−クの分
布状態は、各々の走査方向毎に、水平サブパタン1、垂
直サブパタン1、右斜めサブパタン1、左斜めサブパタ
ン1として、それぞれ水平サブパタン1メモリ107、
垂直サブパタン1メモリ109、右斜めサブパタン1メ
モリ111、左斜めサブパタン1メモリ113に格納さ
れる。
【0016】図6は原2値画像を図6(a)に、水平サ
ブパタン1を図6(b)に、垂直サブパタン1を図6
(c)に、右斜めサブパタン1を図6(d)に、左斜め
サブパタン1を図6(e)に各々示している。前述した
ように「因」を構成する要素「大」は、平均線幅の2倍
以下のスケ−ルであるため各サブパタンには全く反映さ
れていないことがわかる。
ブパタン1を図6(b)に、垂直サブパタン1を図6
(c)に、右斜めサブパタン1を図6(d)に、左斜め
サブパタン1を図6(e)に各々示している。前述した
ように「因」を構成する要素「大」は、平均線幅の2倍
以下のスケ−ルであるため各サブパタンには全く反映さ
れていないことがわかる。
【0017】かすれパタン抽出部114は、パタンレジ
スタ103の外接枠内の2値画像及び水平サブパタン
1、垂直サブパタン1、右斜めサブパタン1、左斜めサ
ブパタン1とを用いて、サブパタンとして抽出されなか
ったストロ−ク成分の分布状態をかすれパタンとして抽
出する。図3は、かすれパタン抽出部114の一構成例
を示すブロック図である。図3において、点線で示され
た枠内がかすれパタン抽出部114の内部を表してお
り、301はOR回路部、302はメモリ、303はN
OT回路部、304は文字パタンメモリ、305はAN
D回路部である。
スタ103の外接枠内の2値画像及び水平サブパタン
1、垂直サブパタン1、右斜めサブパタン1、左斜めサ
ブパタン1とを用いて、サブパタンとして抽出されなか
ったストロ−ク成分の分布状態をかすれパタンとして抽
出する。図3は、かすれパタン抽出部114の一構成例
を示すブロック図である。図3において、点線で示され
た枠内がかすれパタン抽出部114の内部を表してお
り、301はOR回路部、302はメモリ、303はN
OT回路部、304は文字パタンメモリ、305はAN
D回路部である。
【0018】次に図3に示されたかすれパタン抽出部1
14における各ブロックの機能及び処理の流れについて
説明する。先ず、各方向のサブパタンメモリ107、1
09、111、113に格納された水平サブパタン1、
垂直サブパタン1、右斜めサブパタン1及び左斜めサブ
パタン1は、OR回路部301に入力される。OR回路
部301では、各サブパタンの黒画素を1、白画素を0
としたとき、外接枠で囲まれたサブパタン領域の画素1
つ1つについて、4つのサブパタン1の画素値のOR論
理演算が実行され、当該演算結果が、予めメモリ302
に用意されたサブパタン領域と同じ句形領域の対応する
画素についてそれぞれ出力されていき、最終的には、4
つのサブパタン1の和集合であるパタンがメモリ302
上に生成される。このパタンは、当該領域の各画素にお
いて、4つのサブパタンの内、少なくとも1つのサブパ
タンの画素値が1、即ち、黒画素である時に、黒画素で
あり、4つのサブパタン1のいずれも画素値が0、即
ち、白画素である時に白画素となっている。従って、こ
のサブパタンの和集合のパタンの白画素部分は、もとも
と文字パタンの2値画像でも白画素であったか或いは、
2値画像では黒画素であるがサブパタンとしては抽出さ
れなかったかのどちらかである。
14における各ブロックの機能及び処理の流れについて
説明する。先ず、各方向のサブパタンメモリ107、1
09、111、113に格納された水平サブパタン1、
垂直サブパタン1、右斜めサブパタン1及び左斜めサブ
パタン1は、OR回路部301に入力される。OR回路
部301では、各サブパタンの黒画素を1、白画素を0
としたとき、外接枠で囲まれたサブパタン領域の画素1
つ1つについて、4つのサブパタン1の画素値のOR論
理演算が実行され、当該演算結果が、予めメモリ302
に用意されたサブパタン領域と同じ句形領域の対応する
画素についてそれぞれ出力されていき、最終的には、4
つのサブパタン1の和集合であるパタンがメモリ302
上に生成される。このパタンは、当該領域の各画素にお
いて、4つのサブパタンの内、少なくとも1つのサブパ
タンの画素値が1、即ち、黒画素である時に、黒画素で
あり、4つのサブパタン1のいずれも画素値が0、即
ち、白画素である時に白画素となっている。従って、こ
のサブパタンの和集合のパタンの白画素部分は、もとも
と文字パタンの2値画像でも白画素であったか或いは、
2値画像では黒画素であるがサブパタンとしては抽出さ
れなかったかのどちらかである。
【0019】次にメモリ302上に生成された前記パタ
ンについて、NOT回路部303によるNOT演算が実
行される。NOT回路部303では、メモリ302上の
パタンを構成する画素の一つ一つについて、順次、画素
値0の画素を画素値1に、画素値1の画素を画素値0に
変換し、即ち、白画素を黒画素に、黒画素を白画素に変
換するNOT演算を実行し、当該演算結果をメモリ30
2における当該画素上に出力する。以上のようにして、
メモリ302上には、OR回路部301によって生成さ
れたサブパタンの和集合であるパタンを白黒反転させた
パタンが生成される。一方、上述の処理とは独立に、パ
タンレジスタ103の2値画像の内、外接枠検出部10
4によって検出された外接枠内の2値画像のみが文字パ
タンメモリ304に転送される。
ンについて、NOT回路部303によるNOT演算が実
行される。NOT回路部303では、メモリ302上の
パタンを構成する画素の一つ一つについて、順次、画素
値0の画素を画素値1に、画素値1の画素を画素値0に
変換し、即ち、白画素を黒画素に、黒画素を白画素に変
換するNOT演算を実行し、当該演算結果をメモリ30
2における当該画素上に出力する。以上のようにして、
メモリ302上には、OR回路部301によって生成さ
れたサブパタンの和集合であるパタンを白黒反転させた
パタンが生成される。一方、上述の処理とは独立に、パ
タンレジスタ103の2値画像の内、外接枠検出部10
4によって検出された外接枠内の2値画像のみが文字パ
タンメモリ304に転送される。
【0020】次にメモリ302上のパタンと文字パタン
メモリ304上の文字パタンに対して、AND回路部3
05によって、AND演算が実行される。AND回路部
305では、パタン領域内の個々の画素について、メモ
リ302上のパタンの画素値と該画素に対応する文字パ
タンメモリ304上の文字パタンの画素値とのAND演
算、即ち、両者の画素値が1であったときのみに、画素
値1を出力し、少なくともどちらかが0であったとき
は、画素値0を出力する演算を実行していき、当該演算
結果をかすれパタンとして、かすれパタンメモリ115
に出力する。このかすれパタンは、文字パタンを構成す
る黒画素の中で、4つのサブパタン1の黒画素のいずれ
にも所属しないものを抽出してできたものである。即
ち、かすれパタンは、例えば、図4の401が示すよう
にストロ−クの一部がかすれ、いくつかのセグメントに
分裂してできたストロ−クやまた図5の501が示すよ
うに元々孤立したストロ−クであって、式(2)で示さ
れた平均線幅の2倍という閾値に達しないもの等から構
成されている。尚、このかすれパタン抽出部の処理を図
6(a)の原2値画像に適用すると、図6(a)から図
6(b),(c),(d),(e)の各サブパタンの黒
画素を全て除去することになり、従って、図6(f)の
ように、サブパタンとして抽出されなかった要素「大」
だけからなるかすれパタンが得られる。
メモリ304上の文字パタンに対して、AND回路部3
05によって、AND演算が実行される。AND回路部
305では、パタン領域内の個々の画素について、メモ
リ302上のパタンの画素値と該画素に対応する文字パ
タンメモリ304上の文字パタンの画素値とのAND演
算、即ち、両者の画素値が1であったときのみに、画素
値1を出力し、少なくともどちらかが0であったとき
は、画素値0を出力する演算を実行していき、当該演算
結果をかすれパタンとして、かすれパタンメモリ115
に出力する。このかすれパタンは、文字パタンを構成す
る黒画素の中で、4つのサブパタン1の黒画素のいずれ
にも所属しないものを抽出してできたものである。即
ち、かすれパタンは、例えば、図4の401が示すよう
にストロ−クの一部がかすれ、いくつかのセグメントに
分裂してできたストロ−クやまた図5の501が示すよ
うに元々孤立したストロ−クであって、式(2)で示さ
れた平均線幅の2倍という閾値に達しないもの等から構
成されている。尚、このかすれパタン抽出部の処理を図
6(a)の原2値画像に適用すると、図6(a)から図
6(b),(c),(d),(e)の各サブパタンの黒
画素を全て除去することになり、従って、図6(f)の
ように、サブパタンとして抽出されなかった要素「大」
だけからなるかすれパタンが得られる。
【0021】かすれパタン抽出部114で抽出されたか
すれパタンは、かすれパタンメモリ115に格納されて
いるが、必要に応じて、このかすれパタンにおける微小
セグメントを除去するための微小セグメント除去部13
9を設置することも可能である。例えば、この微小セグ
メント除去部139による微小セグメントの除去ル−ル
として、次のものが考えられる。即ち、かすれパタンを
構成する各セグメントの輪郭を構成する輪郭黒画素数ま
たは、各セグメントの全黒画素数が、所定の閾値、例え
ば、当該入力文字パタンの線幅Wrのβ倍(β>0)以
下であったとき、微小セグメントとみなすというル−ル
である。ここで微小と判定されたセグメントは、かすれ
パタンメモリ上で消去されるか、あるいは後処理の対象
外とされる。以上のように微小セグメントを消去するこ
とによって、それに起因する認識性能の低下を未然に防
止することができる。
すれパタンは、かすれパタンメモリ115に格納されて
いるが、必要に応じて、このかすれパタンにおける微小
セグメントを除去するための微小セグメント除去部13
9を設置することも可能である。例えば、この微小セグ
メント除去部139による微小セグメントの除去ル−ル
として、次のものが考えられる。即ち、かすれパタンを
構成する各セグメントの輪郭を構成する輪郭黒画素数ま
たは、各セグメントの全黒画素数が、所定の閾値、例え
ば、当該入力文字パタンの線幅Wrのβ倍(β>0)以
下であったとき、微小セグメントとみなすというル−ル
である。ここで微小と判定されたセグメントは、かすれ
パタンメモリ上で消去されるか、あるいは後処理の対象
外とされる。以上のように微小セグメントを消去するこ
とによって、それに起因する認識性能の低下を未然に防
止することができる。
【0022】次にかすれパタン線幅計算部116におい
て、かすれパタンの線幅が計算される。この線幅の計算
方法として、例えば、文字パタン線幅計算部105で使
用した式(2)が用いられる。
て、かすれパタンの線幅が計算される。この線幅の計算
方法として、例えば、文字パタン線幅計算部105で使
用した式(2)が用いられる。
【0023】次に、かすれパタン復元部140におい
て、かすれパタンを構成する各ストロ−ク成分に対し
て、入力文字パタンの平均線幅までの太め処理を行い、
かすれた部分を復元する。このかすれパタン復元部14
0における処理の一実施例を表わすブロック図を図7に
示す。図7において、点線で囲まれた部分が、かすれパ
タン復元部140を示している。ここで、701は、セ
グメント検出部、702はセグメント1メモリ、703
はセグメント2メモリ、704はセグメントNメモリ、
705は輪郭点抽出部、706は輪郭黒画素追加部、7
07は線幅判定部、708は合成部である。
て、かすれパタンを構成する各ストロ−ク成分に対し
て、入力文字パタンの平均線幅までの太め処理を行い、
かすれた部分を復元する。このかすれパタン復元部14
0における処理の一実施例を表わすブロック図を図7に
示す。図7において、点線で囲まれた部分が、かすれパ
タン復元部140を示している。ここで、701は、セ
グメント検出部、702はセグメント1メモリ、703
はセグメント2メモリ、704はセグメントNメモリ、
705は輪郭点抽出部、706は輪郭黒画素追加部、7
07は線幅判定部、708は合成部である。
【0024】かすれパタンメモリ115に格納されたか
すれパタン(微小セグメントを除く)を構成するストロ
−ク成分は、先ず、セグメント検出部701において、
一つのセグメントまたは互いに接していない複数のセグ
メント1,2,..,Nとして識別される。そして、各
々のセグメント1,2,..,Nを構成する黒画素は、
かすれパタンメモリ115上のアドレス列に変換され、
それぞれセグメント1メモリ702,セグメント2メモ
リ703,..,セグメントNメモリ704に格納され
る。但し、Nはかすれパタンのセグメント数を示してい
る(N≧1)。
すれパタン(微小セグメントを除く)を構成するストロ
−ク成分は、先ず、セグメント検出部701において、
一つのセグメントまたは互いに接していない複数のセグ
メント1,2,..,Nとして識別される。そして、各
々のセグメント1,2,..,Nを構成する黒画素は、
かすれパタンメモリ115上のアドレス列に変換され、
それぞれセグメント1メモリ702,セグメント2メモ
リ703,..,セグメントNメモリ704に格納され
る。但し、Nはかすれパタンのセグメント数を示してい
る(N≧1)。
【0025】次に輪郭点抽出部705において、各セグ
メント1,2,..,Nの輪郭部を構成する黒画素全て
が検出され、各々かすれパタンメモリ115上のアドレ
ス列に変換された後、輪郭点テ−ブル1,2,..,N
として次の輪郭黒画素追加部706に出力される。
メント1,2,..,Nの輪郭部を構成する黒画素全て
が検出され、各々かすれパタンメモリ115上のアドレ
ス列に変換された後、輪郭点テ−ブル1,2,..,N
として次の輪郭黒画素追加部706に出力される。
【0026】輪郭黒画素追加部706では、セグメント
1,2,..,Nの各々に対し、輪郭点テ−ブル及びか
すれパタンメモリ115の内容を参照しながら、輪郭点
系列の外側に隣接する黒画素を追加する。この時、追加
された黒画素も各セグメントを構成する要素となるた
め、それに応じてセグメント1,2,..,Nメモリ7
02、703、704の内容は更新される。輪郭点系列
を一周してその外側に隣接する画素全てが黒画素に変換
されると、再び輪郭黒画素追加部706は、新たに追加
された黒画素を輪郭点系列として、さらにその外側に黒
画素を追加し、セグメント1,2,..,Nメモリ70
2、703、704の内容を更新していく。この処理
は、いわば各セグメントの外周に一皮ずつ追加していく
方法である。同様の処理は、線幅判定部707の判定結
果により中止の指示が出力されるまで繰り返される。
1,2,..,Nの各々に対し、輪郭点テ−ブル及びか
すれパタンメモリ115の内容を参照しながら、輪郭点
系列の外側に隣接する黒画素を追加する。この時、追加
された黒画素も各セグメントを構成する要素となるた
め、それに応じてセグメント1,2,..,Nメモリ7
02、703、704の内容は更新される。輪郭点系列
を一周してその外側に隣接する画素全てが黒画素に変換
されると、再び輪郭黒画素追加部706は、新たに追加
された黒画素を輪郭点系列として、さらにその外側に黒
画素を追加し、セグメント1,2,..,Nメモリ70
2、703、704の内容を更新していく。この処理
は、いわば各セグメントの外周に一皮ずつ追加していく
方法である。同様の処理は、線幅判定部707の判定結
果により中止の指示が出力されるまで繰り返される。
【0027】この隣接した画素を黒画素に変換する方法
は、例えば次のように行われる。すなわち、図8のよう
な3×3のマスクを用意し、着目する輪郭点を中心の升
目801に置く時、801以外の8個の升目802、8
03、804、805、806、807、808、80
9の中で、白画素があった場合、それらを全て黒画素に
変換するという方法である。
は、例えば次のように行われる。すなわち、図8のよう
な3×3のマスクを用意し、着目する輪郭点を中心の升
目801に置く時、801以外の8個の升目802、8
03、804、805、806、807、808、80
9の中で、白画素があった場合、それらを全て黒画素に
変換するという方法である。
【0028】線幅判定部707では、常時、輪郭黒画素
追加部706で追加された黒画素を含めたかすれパタン
の増大する線幅値を計算しており、その線幅値が、文字
パタン線幅計算部105で計算された入力文字パタンの
平均線幅に達した時、輪郭黒画素追加部706に黒画素
追加のストップの指令を、さらに合成部708に合成開
始の指令を出力する。
追加部706で追加された黒画素を含めたかすれパタン
の増大する線幅値を計算しており、その線幅値が、文字
パタン線幅計算部105で計算された入力文字パタンの
平均線幅に達した時、輪郭黒画素追加部706に黒画素
追加のストップの指令を、さらに合成部708に合成開
始の指令を出力する。
【0029】合成開始の指令を受けた合成部708は、
セグメント1,2,..,Nメモリ702、703、7
04の更新された黒画素のアドレス情報及びかすれパタ
ンメモリ115の内容に基づいて、かすれ復元パタンメ
モリ141上に線幅の太め処理を施したかすれ復元パタ
ンを合成出力する。尚、この時、線幅を太くすることに
よって、外接枠領域をはみ出した黒画素は除去される。
セグメント1,2,..,Nメモリ702、703、7
04の更新された黒画素のアドレス情報及びかすれパタ
ンメモリ115の内容に基づいて、かすれ復元パタンメ
モリ141上に線幅の太め処理を施したかすれ復元パタ
ンを合成出力する。尚、この時、線幅を太くすることに
よって、外接枠領域をはみ出した黒画素は除去される。
【0030】前述のようにして作成されたかすれ復元パ
タンメモリ141内のかすれ復元パタンに対して、水平
方向走査部117、垂直方向走査部119、右斜め方向
走査部121及び左斜め方向走査部123によって、そ
れぞれ水平、垂直、右斜め、左斜め方向に走査され、所
定の閾値を超えて連続した黒画素がストロ−クとして検
出されていく。その結果、今度はかすれ復元パタンのサ
ブパタン、即ち、かすれ復元サブパタンが抽出され、そ
れぞれ水平かすれサブパタンメモリ118、垂直かすれ
サブパタンメモリ120、右斜めかすれサブパタンメモ
リ122及び左斜めかすれサブパタンメモリ124に出
力され、格納される。尚、ここで、サブパタンを構成す
るストロ−ク成分であるための条件は、平均線幅を閾値
に用いた式(2)で与えられる。
タンメモリ141内のかすれ復元パタンに対して、水平
方向走査部117、垂直方向走査部119、右斜め方向
走査部121及び左斜め方向走査部123によって、そ
れぞれ水平、垂直、右斜め、左斜め方向に走査され、所
定の閾値を超えて連続した黒画素がストロ−クとして検
出されていく。その結果、今度はかすれ復元パタンのサ
ブパタン、即ち、かすれ復元サブパタンが抽出され、そ
れぞれ水平かすれサブパタンメモリ118、垂直かすれ
サブパタンメモリ120、右斜めかすれサブパタンメモ
リ122及び左斜めかすれサブパタンメモリ124に出
力され、格納される。尚、ここで、サブパタンを構成す
るストロ−ク成分であるための条件は、平均線幅を閾値
に用いた式(2)で与えられる。
【0031】ここでの処理を図6を例にとって説明する
と、先ず、「因」の字からかすれパタンとして抽出され
た部分パタン「大」は図6(f)に、このかすれパタン
を平均線幅値まで復元したかすれ復元パタンは図6
(o)に示されている。このかすれ復元パタンに対し
て、水平、垂直、右斜め、左斜め方向に走査して得られ
たかすれ復元サブパタンが、それぞれ、図6(g)、
(h)、(i)、(j)に示されている。前述したよう
に、当該走査における閾値は、図6(a)の原2値画像
「因」の平均線幅である。図6(a)の原2値画像の走
査時では、平均線幅値が大きかったため抽出されなかっ
た「大」の字のサブパタンが、平均線幅値まで太らせる
処理によって、適切に抽出されていることがわかる。
と、先ず、「因」の字からかすれパタンとして抽出され
た部分パタン「大」は図6(f)に、このかすれパタン
を平均線幅値まで復元したかすれ復元パタンは図6
(o)に示されている。このかすれ復元パタンに対し
て、水平、垂直、右斜め、左斜め方向に走査して得られ
たかすれ復元サブパタンが、それぞれ、図6(g)、
(h)、(i)、(j)に示されている。前述したよう
に、当該走査における閾値は、図6(a)の原2値画像
「因」の平均線幅である。図6(a)の原2値画像の走
査時では、平均線幅値が大きかったため抽出されなかっ
た「大」の字のサブパタンが、平均線幅値まで太らせる
処理によって、適切に抽出されていることがわかる。
【0032】次に、原2値画像に対する走査によって抽
出された水平サブパタン1、垂直サブパタン1、右斜め
サブパタン1、左斜めサブパタン1と、かすれ復元パタ
ンに対する走査によって抽出された水平かすれ復元サブ
パタン、垂直かすれ復元サブパタン、右斜めかすれ復元
サブパタン、左斜めかすれ復元サブパタンとをそれぞれ
合成する処理を行う。この合成処理は、各方向のサブパ
タンに対して、それぞれ独立に水平サブパタン合成部1
25、垂直サブパタン合成部127、右斜めサブパタン
合成部129、左斜めサブパタン合成部131によって
実行される。合成されたパタンは、それぞれ水平サブパ
タン2、垂直サブパタン2、右斜めサブパタン2、左斜
めサブパタン2として、各々、水平サブパタン2メモリ
126、垂直サブパタン2メモリ128、右斜めサブパ
タン2メモリ130、左斜めサブパタンメモリ132に
格納される。
出された水平サブパタン1、垂直サブパタン1、右斜め
サブパタン1、左斜めサブパタン1と、かすれ復元パタ
ンに対する走査によって抽出された水平かすれ復元サブ
パタン、垂直かすれ復元サブパタン、右斜めかすれ復元
サブパタン、左斜めかすれ復元サブパタンとをそれぞれ
合成する処理を行う。この合成処理は、各方向のサブパ
タンに対して、それぞれ独立に水平サブパタン合成部1
25、垂直サブパタン合成部127、右斜めサブパタン
合成部129、左斜めサブパタン合成部131によって
実行される。合成されたパタンは、それぞれ水平サブパ
タン2、垂直サブパタン2、右斜めサブパタン2、左斜
めサブパタン2として、各々、水平サブパタン2メモリ
126、垂直サブパタン2メモリ128、右斜めサブパ
タン2メモリ130、左斜めサブパタンメモリ132に
格納される。
【0033】ここで前記合成部におけるパタンの合成
は、例えば、2つのサブパタンの個々の画素についてO
R演算を行う方法等が用いられる。つまり、2つの2値
パタンを合成する場合、各々を構成する個々の画素にお
いて、少なくともどちらかが、画素値1、即ち、黒画素
であれば画素値1を出力し、両者ともに画素値0、即
ち、白画素であったときに画素値0を出力するという方
法で合成パタンを作成する。図6の例では、原2値画像
のサブパタンとして、それぞれ、図6(b)、(c)、
(d)、(e)が与えられ、かすれ復元パタンのサブパ
タンとしてはそれぞれ図6(g)、(h)、(i)、
(j)が与えられているときに前記合成部によって、合
成されたサブパタン2は、各々図6(k)、(l)、
(m)、(n)となる。これらの合成されたサブパタン
2は、原2値画像のサブパタンと比較して、局所的なス
ケ−ルの小さい部分が正確に反映され、しかも平均線幅
値まで復元されているので、そのサブパタンに基づいて
計算される特徴マトリクスにも当然それが反映され、従
って、従来のサブパタン抽出にともなう情報損失による
誤読等が防止できる。
は、例えば、2つのサブパタンの個々の画素についてO
R演算を行う方法等が用いられる。つまり、2つの2値
パタンを合成する場合、各々を構成する個々の画素にお
いて、少なくともどちらかが、画素値1、即ち、黒画素
であれば画素値1を出力し、両者ともに画素値0、即
ち、白画素であったときに画素値0を出力するという方
法で合成パタンを作成する。図6の例では、原2値画像
のサブパタンとして、それぞれ、図6(b)、(c)、
(d)、(e)が与えられ、かすれ復元パタンのサブパ
タンとしてはそれぞれ図6(g)、(h)、(i)、
(j)が与えられているときに前記合成部によって、合
成されたサブパタン2は、各々図6(k)、(l)、
(m)、(n)となる。これらの合成されたサブパタン
2は、原2値画像のサブパタンと比較して、局所的なス
ケ−ルの小さい部分が正確に反映され、しかも平均線幅
値まで復元されているので、そのサブパタンに基づいて
計算される特徴マトリクスにも当然それが反映され、従
って、従来のサブパタン抽出にともなう情報損失による
誤読等が防止できる。
【0034】上述の方法により作成されたサブパタン
は、特徴抽出部135においてさらに圧縮された特徴に
変換されるわけであるが、本実施例では、出力制御部1
33を設けて、特徴抽出部135に入力させるサブパタ
ンを選択できるようにしている。この出力制御部133
は、前記微小セグメント除去部139においてかすれパ
タンを構成する各セグメントが全て微小であると判定さ
れた場合に、かすれパタンの復元及びかすれ復元パタン
に対する走査を中止させ、原2値画像に対する走査によ
って得られた各方向のサブパタン1をそれぞれのメモリ
106、108、110、112から読取り、特徴抽出
部135に出力する。また、前記かすれパタン線幅計算
部116で計算されたかすれパタンの線幅は、常時、線
幅判定部134で判定されており、前記線幅が所定の閾
値以下であると判定された場合、その判定結果は出力制
御部133に出力される。この時、前記線幅に対する閾
値としては、例えば、次式が与えられる。 Ws < δ × Wr (5) 0 < δ 《 1 (6) 但し、Wsはかすれパタンの線幅、Wrは原2値画像の
線幅であって、(5)及び(6)式の条件が満たされる
時は、WsがWrに比べて極端に小さいことを意味して
いる。
は、特徴抽出部135においてさらに圧縮された特徴に
変換されるわけであるが、本実施例では、出力制御部1
33を設けて、特徴抽出部135に入力させるサブパタ
ンを選択できるようにしている。この出力制御部133
は、前記微小セグメント除去部139においてかすれパ
タンを構成する各セグメントが全て微小であると判定さ
れた場合に、かすれパタンの復元及びかすれ復元パタン
に対する走査を中止させ、原2値画像に対する走査によ
って得られた各方向のサブパタン1をそれぞれのメモリ
106、108、110、112から読取り、特徴抽出
部135に出力する。また、前記かすれパタン線幅計算
部116で計算されたかすれパタンの線幅は、常時、線
幅判定部134で判定されており、前記線幅が所定の閾
値以下であると判定された場合、その判定結果は出力制
御部133に出力される。この時、前記線幅に対する閾
値としては、例えば、次式が与えられる。 Ws < δ × Wr (5) 0 < δ 《 1 (6) 但し、Wsはかすれパタンの線幅、Wrは原2値画像の
線幅であって、(5)及び(6)式の条件が満たされる
時は、WsがWrに比べて極端に小さいことを意味して
いる。
【0035】さて、前記線幅判定部134からWsがW
rに比べて極端に小さいという情報を受けた出力制御部
133は上述した場合と同様にかすれパタンに対する走
査を中止させ、原2値画像に対する走査によって得られ
た各方向のサブパタン1をそれぞれのメモリ106、1
08、110、112から読取り、特徴抽出部135に
出力する。以上の出力制御部133の処理は、以下に述
べる問題点に鑑みてなされたものである。
rに比べて極端に小さいという情報を受けた出力制御部
133は上述した場合と同様にかすれパタンに対する走
査を中止させ、原2値画像に対する走査によって得られ
た各方向のサブパタン1をそれぞれのメモリ106、1
08、110、112から読取り、特徴抽出部135に
出力する。以上の出力制御部133の処理は、以下に述
べる問題点に鑑みてなされたものである。
【0036】かすれ復元サブパタンを原2値画像の走査
によって得られたサブパタン1に合成することは、除去
された重要な情報を回復させる一方で、その文字パタン
の本質的な特徴を表さないノイズ的なストローク成分を
もつけ加えてしまうおそれがある。従って本実施例で
は、非本質的なストロ−ク成分の除去を目指すために、
前述したように先ず、微小セグメント除去部139にお
いて復元される前のかすれパタンの微小セグメントを除
去し、また当然のことながら全てのセグメントが微小と
判定された場合には、サブパタン1だけを特徴抽出部1
35に出力するようにしたのである。さらに線幅判定部
134を設け、かすれパタンの線幅が所定の閾値に達し
ない場合にも当該かすれパタンは、認識上、非本質的で
あると判定することにして、かかる場合にかすれパタン
の復元及び走査を実行せず、サブパタン1のみを特徴抽
出部135に出力するようにしたものである。このよう
にすることで、非本質的なストロ−ク成分はサブパタン
から除去され、それによる誤読等を未然に防止すること
が可能となる。
によって得られたサブパタン1に合成することは、除去
された重要な情報を回復させる一方で、その文字パタン
の本質的な特徴を表さないノイズ的なストローク成分を
もつけ加えてしまうおそれがある。従って本実施例で
は、非本質的なストロ−ク成分の除去を目指すために、
前述したように先ず、微小セグメント除去部139にお
いて復元される前のかすれパタンの微小セグメントを除
去し、また当然のことながら全てのセグメントが微小と
判定された場合には、サブパタン1だけを特徴抽出部1
35に出力するようにしたのである。さらに線幅判定部
134を設け、かすれパタンの線幅が所定の閾値に達し
ない場合にも当該かすれパタンは、認識上、非本質的で
あると判定することにして、かかる場合にかすれパタン
の復元及び走査を実行せず、サブパタン1のみを特徴抽
出部135に出力するようにしたものである。このよう
にすることで、非本質的なストロ−ク成分はサブパタン
から除去され、それによる誤読等を未然に防止すること
が可能となる。
【0037】特徴抽出部135では、入力された原2値
画像のサブパタンあるいは合成されたサブパタン4種に
基づいた特徴抽出を行うが、この特徴抽出を行う前に、
予め前記パタンレジスタ103の外接枠内の文字パタン
に対して、各分割領域内の黒画素数が同数になるように
垂直方向、水平方向に格子状となるN×M個の部分領域
に非線形分割しておく。次に前記4種のサブパタンのそ
れぞれについて、前記分割された部分領域内における該
サブパタンの黒画素数を計数し、これを文字パタンの大
きさで正規化することによって、各方向における文字線
の分布状態を反映するN×M×4次元の特徴マトリクス
を抽出し、識別部136に出力する。
画像のサブパタンあるいは合成されたサブパタン4種に
基づいた特徴抽出を行うが、この特徴抽出を行う前に、
予め前記パタンレジスタ103の外接枠内の文字パタン
に対して、各分割領域内の黒画素数が同数になるように
垂直方向、水平方向に格子状となるN×M個の部分領域
に非線形分割しておく。次に前記4種のサブパタンのそ
れぞれについて、前記分割された部分領域内における該
サブパタンの黒画素数を計数し、これを文字パタンの大
きさで正規化することによって、各方向における文字線
の分布状態を反映するN×M×4次元の特徴マトリクス
を抽出し、識別部136に出力する。
【0038】識別部136では、入力された前記特徴マ
トリクスと辞書メモリ137に予め格納しておいた複数
の標準文字の特徴マトリクスとを照合し、該照合結果か
ら判断して、最終的に一つに絞られた候補カテゴリを該
入力文字パタンの認識結果138として出力する。以上
が本発明による文字認識装置の実施例1である。
トリクスと辞書メモリ137に予め格納しておいた複数
の標準文字の特徴マトリクスとを照合し、該照合結果か
ら判断して、最終的に一つに絞られた候補カテゴリを該
入力文字パタンの認識結果138として出力する。以上
が本発明による文字認識装置の実施例1である。
【0039】ここで実施例1は、文字や図形を構成する
ストロ−クの局所線幅が2つに分類できるときに極めて
有効な方法であった。しかし、通常の簡単な文字は、2
種類の線幅による走査でもサブパタンにほぼ反映できる
とみなせる一方、複数の階層のスケ−ルのストロ−クか
らなる複雑な図形や漢字等では、2段階の走査でもとら
えきれないストロ−ク成分が有り得る。実施例2は、こ
のような問題点に鑑みて発明されたものであり、実施例
1が2段階の線幅による走査であったのに対し、実施例
2は、これをさらに一般化し、M段階(M≧2)の走査
が可能となっている。この実施例2について以下に説明
する。
ストロ−クの局所線幅が2つに分類できるときに極めて
有効な方法であった。しかし、通常の簡単な文字は、2
種類の線幅による走査でもサブパタンにほぼ反映できる
とみなせる一方、複数の階層のスケ−ルのストロ−クか
らなる複雑な図形や漢字等では、2段階の走査でもとら
えきれないストロ−ク成分が有り得る。実施例2は、こ
のような問題点に鑑みて発明されたものであり、実施例
1が2段階の線幅による走査であったのに対し、実施例
2は、これをさらに一般化し、M段階(M≧2)の走査
が可能となっている。この実施例2について以下に説明
する。
【0040】図2は本発明による実施例2を示すブロッ
ク図である。ここで、201は光信号入力、202は光
電変換部、203はパタンレジスタ、204は外接枠検
出部、205はレジスタ、206は線幅計算部、207
は水平方向走査部、208は水平パタンメモリ、209
は垂直方向走査部、210は垂直パタン走査部、211
は右斜め方向走査部、212は右斜めパタンメモリ、2
13は左斜め方向走査部、214は左斜めパタンメモ
リ、215はかすれパタン抽出部、216は微小セグメ
ント除去部、217は線幅判定部、218は水平パタン
合成部、219は水平合成パタンメモリ、220は垂直
パタン合成部、221は垂直合成パタンメモリ、222
は右斜めパタン合成部、223は右斜め合成パタンメモ
リ、224は左斜めパタン合成部、225は左斜め合成
パタンメモリ、226はル−プカウンタ、227は出力
制御部、228は特徴抽出部、229は識別部、230
は辞書メモリ、231は認識結果、232はかすれパタ
ン復元部である。
ク図である。ここで、201は光信号入力、202は光
電変換部、203はパタンレジスタ、204は外接枠検
出部、205はレジスタ、206は線幅計算部、207
は水平方向走査部、208は水平パタンメモリ、209
は垂直方向走査部、210は垂直パタン走査部、211
は右斜め方向走査部、212は右斜めパタンメモリ、2
13は左斜め方向走査部、214は左斜めパタンメモ
リ、215はかすれパタン抽出部、216は微小セグメ
ント除去部、217は線幅判定部、218は水平パタン
合成部、219は水平合成パタンメモリ、220は垂直
パタン合成部、221は垂直合成パタンメモリ、222
は右斜めパタン合成部、223は右斜め合成パタンメモ
リ、224は左斜めパタン合成部、225は左斜め合成
パタンメモリ、226はル−プカウンタ、227は出力
制御部、228は特徴抽出部、229は識別部、230
は辞書メモリ、231は認識結果、232はかすれパタ
ン復元部である。
【0041】ここでは、主として実施例1との相違点に
ついて説明する。先ず、201、202、203、20
4は実施例1に準じ、パタンレジスタ203の2値画像
のうち、外接枠内のデ−タだけが、レジスタ205に転
送される。後述するようにこのレジスタ205には、文
字パタンの2値デ−タだけでなく、かすれパタンも順
次、上書きされる。線幅計算部206はこのレジスタ2
05内のデ−タに対し、線幅の計算を行う。今は、文字
パタンの2値デ−タが格納されているので、文字パタン
の平均線幅が計算される。この線幅の算出も実施例1の
方法を準用する。
ついて説明する。先ず、201、202、203、20
4は実施例1に準じ、パタンレジスタ203の2値画像
のうち、外接枠内のデ−タだけが、レジスタ205に転
送される。後述するようにこのレジスタ205には、文
字パタンの2値デ−タだけでなく、かすれパタンも順
次、上書きされる。線幅計算部206はこのレジスタ2
05内のデ−タに対し、線幅の計算を行う。今は、文字
パタンの2値デ−タが格納されているので、文字パタン
の平均線幅が計算される。この線幅の算出も実施例1の
方法を準用する。
【0042】次に、実施例1と同様に、このレジスタ2
05内の2値デ−タに対して、水平方向走査部207、
垂直方向走査部209、右斜め方向走査部211、左斜
め方向走査部213により、それぞれ水平、垂直、右斜
め、左斜め方向に走査し、前記線幅を閾値として、サブ
パタンを抽出し、各々、水平パタンメモリ208、垂直
パタンメモリ210、右斜めパタンメモリ212、左斜
めパタンメモリ214に格納する。
05内の2値デ−タに対して、水平方向走査部207、
垂直方向走査部209、右斜め方向走査部211、左斜
め方向走査部213により、それぞれ水平、垂直、右斜
め、左斜め方向に走査し、前記線幅を閾値として、サブ
パタンを抽出し、各々、水平パタンメモリ208、垂直
パタンメモリ210、右斜めパタンメモリ212、左斜
めパタンメモリ214に格納する。
【0043】次に、かすれパタン抽出部215におい
て、レジスタ205の文字パタンの2値デ−タとメモリ
208、210、212、214に格納されたサブパタ
ンより、かすれパタンを抽出し、レジスタ205に転送
する。この時、かすれパタンの抽出は、実施例1の図3
に示した方法によって行い、このかすれパタンを便宜
上、かすれパタン1としておく。そして、微小セグメン
ト除去部216でかすれパタン1の微小セグメントの除
去を行い、残ったセグメント数等をチェックした後、線
幅計算部206においてかすれパタン1の線幅の計算を
行い、さらに線幅判定部217で、前記線幅値に基づい
てかすれパタン1の走査を行うか否かを判定する。但
し、微小セグメント除去部216または線幅判定部21
7の判定は、実施例1に準用する。ここでかすれパタン
1について、走査をする必要はないと判定されると、メ
モリ208、210、212、214に格納されたサブ
パタンは、出力制御部227を通じて特徴抽出部228
に出力され、また走査する必要ありと判定された場合に
は、各々、水平合成パタンメモリ219、垂直合成パタ
ンメモリ221、右斜め合成パタンメモリ223、左斜
め合成パタンメモリ225に転送される。尚、図3にお
いて、メモリ301、302、303、304は、図2
におけるメモリ208、210、212、214に相当
し、文字パタンメモリ310は、レジスタ205に置き
換えるものとする
て、レジスタ205の文字パタンの2値デ−タとメモリ
208、210、212、214に格納されたサブパタ
ンより、かすれパタンを抽出し、レジスタ205に転送
する。この時、かすれパタンの抽出は、実施例1の図3
に示した方法によって行い、このかすれパタンを便宜
上、かすれパタン1としておく。そして、微小セグメン
ト除去部216でかすれパタン1の微小セグメントの除
去を行い、残ったセグメント数等をチェックした後、線
幅計算部206においてかすれパタン1の線幅の計算を
行い、さらに線幅判定部217で、前記線幅値に基づい
てかすれパタン1の走査を行うか否かを判定する。但
し、微小セグメント除去部216または線幅判定部21
7の判定は、実施例1に準用する。ここでかすれパタン
1について、走査をする必要はないと判定されると、メ
モリ208、210、212、214に格納されたサブ
パタンは、出力制御部227を通じて特徴抽出部228
に出力され、また走査する必要ありと判定された場合に
は、各々、水平合成パタンメモリ219、垂直合成パタ
ンメモリ221、右斜め合成パタンメモリ223、左斜
め合成パタンメモリ225に転送される。尚、図3にお
いて、メモリ301、302、303、304は、図2
におけるメモリ208、210、212、214に相当
し、文字パタンメモリ310は、レジスタ205に置き
換えるものとする
【0044】次に実施例1と同様に、レジスタ205内
のかすれパタン1に対して、かすれパタン復元部232
においてかすれ復元パタン1が生成される。そして、該
かすれ復元パタン1は各方向の走査部207、209、
211、213により再度走査され、平均線幅に基づい
て、かすれ復元パタン1のサブパタン、即ち、かすれ復
元サブパタン1が抽出され、各々、メモリ208、21
0、212、214に格納される。
のかすれパタン1に対して、かすれパタン復元部232
においてかすれ復元パタン1が生成される。そして、該
かすれ復元パタン1は各方向の走査部207、209、
211、213により再度走査され、平均線幅に基づい
て、かすれ復元パタン1のサブパタン、即ち、かすれ復
元サブパタン1が抽出され、各々、メモリ208、21
0、212、214に格納される。
【0045】次に水平パタン合成部218、垂直パタン
合成部220、右斜めパタン合成部222、左斜めパタ
ン合成部224において、メモリ208、210、21
2、214に格納されたかすれ復元サブパタン1とメモ
リ219、221、223、225に格納されたサブパ
タンとが合成され、合成サブパタン1として、再び、メ
モリ219、221、223、225に出力される。
合成部220、右斜めパタン合成部222、左斜めパタ
ン合成部224において、メモリ208、210、21
2、214に格納されたかすれ復元サブパタン1とメモ
リ219、221、223、225に格納されたサブパ
タンとが合成され、合成サブパタン1として、再び、メ
モリ219、221、223、225に出力される。
【0046】前記合成サブパタン1は、実施例1におい
て、2度のサブパタン抽出の結果合成されたものと同一
のものである。しかし実施例2では、再度パタンレジス
タ203の外接枠内文字パタンをレジスタ205に転送
し、かすれパタン抽出部215において、この文字パタ
ンの2値デ−タと合成されたサブパタン1とを用いて、
2度目の走査によっても検出されなかったストロ−ク成
分を抽出し、これをかすれパタン2としてレジスタ20
5に格納することが可能となっている。ここで、図3に
おいて、メモリ301、302、303、304は、図
2における合成パタンメモリ219、221、223、
225に相当し、文字パタンメモリ310は、レジスタ
205に置き換えるものとする。
て、2度のサブパタン抽出の結果合成されたものと同一
のものである。しかし実施例2では、再度パタンレジス
タ203の外接枠内文字パタンをレジスタ205に転送
し、かすれパタン抽出部215において、この文字パタ
ンの2値デ−タと合成されたサブパタン1とを用いて、
2度目の走査によっても検出されなかったストロ−ク成
分を抽出し、これをかすれパタン2としてレジスタ20
5に格納することが可能となっている。ここで、図3に
おいて、メモリ301、302、303、304は、図
2における合成パタンメモリ219、221、223、
225に相当し、文字パタンメモリ310は、レジスタ
205に置き換えるものとする。
【0047】次にかすれパタン2に対しても、かすれパ
タン復元部232で平均線幅までの復元処理を行い、か
すれ復元パタンを作成し、平均線幅を閾値とした走査に
よってかすれ復元サブパタン2を求め、合成部218、
220、222、224において、メモリ219、22
1、223、225に格納された合成サブパタン1との
合成を行い、再びメモリ219、221、223、22
5に合成サブパタン2として出力する。全く同様にし
て、かすれパタンKに対して、かすれ復元パタンKを作
成し、平均線幅を閾値とした走査によってかすれ復元サ
ブパタンKを求め、合成部218、220、222、2
24において、メモリ219、221、223、225
に格納された合成サブパタンK−1との合成を行い、再
びメモリ219、221、223、225に合成サブパ
タンKとして出力する。
タン復元部232で平均線幅までの復元処理を行い、か
すれ復元パタンを作成し、平均線幅を閾値とした走査に
よってかすれ復元サブパタン2を求め、合成部218、
220、222、224において、メモリ219、22
1、223、225に格納された合成サブパタン1との
合成を行い、再びメモリ219、221、223、22
5に合成サブパタン2として出力する。全く同様にし
て、かすれパタンKに対して、かすれ復元パタンKを作
成し、平均線幅を閾値とした走査によってかすれ復元サ
ブパタンKを求め、合成部218、220、222、2
24において、メモリ219、221、223、225
に格納された合成サブパタンK−1との合成を行い、再
びメモリ219、221、223、225に合成サブパ
タンKとして出力する。
【0048】ル−プカウンタ226は、サブパタンの合
成回数Kをカウントし、Kが所定の閾値Mに達した場
合、出力制御部227にそのことを伝達する。その時、
出力制御部227では、メモリ219、221、22
3、225に格納されていた合成サブパタンMを特徴抽
出部228に転送する。尚、合成回数KがMに達しない
場合でも、微小セグメント除去部216または線幅判定
部217において、かすれパタンKの復元及び走査の必
要がないと判定された場合は、その時点の合成サブパタ
ンKが特徴抽出部228に転送される。
成回数Kをカウントし、Kが所定の閾値Mに達した場
合、出力制御部227にそのことを伝達する。その時、
出力制御部227では、メモリ219、221、22
3、225に格納されていた合成サブパタンMを特徴抽
出部228に転送する。尚、合成回数KがMに達しない
場合でも、微小セグメント除去部216または線幅判定
部217において、かすれパタンKの復元及び走査の必
要がないと判定された場合は、その時点の合成サブパタ
ンKが特徴抽出部228に転送される。
【0049】以下、特徴抽出部228、識別部229、
辞書メモリ230、認識結果231は、全て実施例1と
同様であるので、ここでは説明を省略する。
辞書メモリ230、認識結果231は、全て実施例1と
同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0050】以上、実施例2によれば、M回の走査によ
って、それぞれ線幅の異なるM種のストロ−ク成分を反
映したサブパタンが作成でき、従って、M種の線幅のス
トロ−クからなる複雑な漢字や図形等に対しても高精度
な認識性能を安定に維持できる。また、実施例1は、実
施例2においてM=1としたものと同等であり、実施例
2の特殊な場合に相当している。
って、それぞれ線幅の異なるM種のストロ−ク成分を反
映したサブパタンが作成でき、従って、M種の線幅のス
トロ−クからなる複雑な漢字や図形等に対しても高精度
な認識性能を安定に維持できる。また、実施例1は、実
施例2においてM=1としたものと同等であり、実施例
2の特殊な場合に相当している。
【0051】尚、実施例1及び実施例2は、上述した例
のみに限定されるものではない。例えば、かすれパタン
抽出部114または215におけるかすれパタン抽出手
段は図3に示された方法だけでなく、OR、NOR、A
ND,NAND、NOT回路等を組み合わせることによ
って、同一の結果を出力する方法がいくつか考えられる
が、如何なる方法であっても本実施例で定義されたかす
れパタンを抽出できれば、それらは全て本発明に属す
る。
のみに限定されるものではない。例えば、かすれパタン
抽出部114または215におけるかすれパタン抽出手
段は図3に示された方法だけでなく、OR、NOR、A
ND,NAND、NOT回路等を組み合わせることによ
って、同一の結果を出力する方法がいくつか考えられる
が、如何なる方法であっても本実施例で定義されたかす
れパタンを抽出できれば、それらは全て本発明に属す
る。
【0052】また図7において、かすれパタンのストロ
−クを平均線幅まで太らせる処理として、輪郭点系列の
外側に順次、黒画素を追加する手段を講じたが、線幅を
増大させる処理であれば、特に本方法に限定する必要は
なく、任意に設定可能である。また非本質的なストロ−
ク成分を除去する方法として、微小セグメントの除去や
線幅による判定等を用意したが、これらの条件式及び閾
値の設定等は、本発明の範囲内で任意に変更できる。ま
た線幅の計算方法、特徴マトリクスの抽出方法、外接枠
分割方法等も本発明の範囲内で適宜変更可能である。さ
らに図1図2、図7のブロック図において、パタンレジ
スタや各メモリの構成、各構成部分に分担された処理や
動作、入出力信号の流れ、設置個数、位置その他の条件
も任意好適に変更可能である。
−クを平均線幅まで太らせる処理として、輪郭点系列の
外側に順次、黒画素を追加する手段を講じたが、線幅を
増大させる処理であれば、特に本方法に限定する必要は
なく、任意に設定可能である。また非本質的なストロ−
ク成分を除去する方法として、微小セグメントの除去や
線幅による判定等を用意したが、これらの条件式及び閾
値の設定等は、本発明の範囲内で任意に変更できる。ま
た線幅の計算方法、特徴マトリクスの抽出方法、外接枠
分割方法等も本発明の範囲内で適宜変更可能である。さ
らに図1図2、図7のブロック図において、パタンレジ
スタや各メモリの構成、各構成部分に分担された処理や
動作、入出力信号の流れ、設置個数、位置その他の条件
も任意好適に変更可能である。
【0053】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、入力文字パタンを量子化された2値画像に変換
し、前記2値画像の外接枠を検出し、前記外接枠内の2
値画像の線幅を計算し、前記外接枠内の2値画像に対し
て、水平、垂直、右斜め、左斜め方向に走査して、前記
線幅に基づいてストロ−クの分布状態を反映する4種類
のサブパタンを抽出し、前記外接枠内の2値画像及び前
記サブパタン4種とを用いて、サブパタンとして抽出さ
れなかった画素部分から構成されるかすれパタンを検出
し、前記かすれパタンの線幅を計算し、前記かすれパタ
ンを構成する一つまたは複数の互いに接触していないセ
グメントの外側に順次黒画素を追加することによって、
かすれパタンの線幅を前記入力文字パタンの平均線幅ま
で太らせることによって、かすれ復元パタンを作成し、
さらに前記かすれ復元パタンに対して、前記平均線幅に
基づいて設定された閾値を用いて、水平、垂直、右斜
め、左斜め方向に走査し、検出されたストロ−クの分布
状態を反映する4種類のかすれ復元サブパタンを抽出
し、前記サブパタン及び前記かすれ復元サブパタンとを
それぞれの種類毎に合成することによって、合成サブパ
タンを作成し、前記合成サブパタンに基づいて特徴マト
リクスを抽出し、前記特徴マトリクスと辞書とを照合し
た結果より、認識結果を出力するようにしたので、文字
パタンを構成するストロ−クであって、認識に本質的な
役割を果たすものの一部が、他の部分との局所線幅と比
較して小さくなった場合でも、サブパタンの一部として
抽出され、しかも平均線幅をもつまで復元されるので、
ストロ−ク成分の情報損失に伴う認識性能の低下が防止
できる。従って、局所線幅に大きな相違のある品質の悪
い文字パタンや様々なスケ−ルのストロ−クから構成さ
れる複雑な漢字文字や図形等に対しても高精度な認識性
能を安定に維持できる文字認識装置が実現可能となる。
よれば、入力文字パタンを量子化された2値画像に変換
し、前記2値画像の外接枠を検出し、前記外接枠内の2
値画像の線幅を計算し、前記外接枠内の2値画像に対し
て、水平、垂直、右斜め、左斜め方向に走査して、前記
線幅に基づいてストロ−クの分布状態を反映する4種類
のサブパタンを抽出し、前記外接枠内の2値画像及び前
記サブパタン4種とを用いて、サブパタンとして抽出さ
れなかった画素部分から構成されるかすれパタンを検出
し、前記かすれパタンの線幅を計算し、前記かすれパタ
ンを構成する一つまたは複数の互いに接触していないセ
グメントの外側に順次黒画素を追加することによって、
かすれパタンの線幅を前記入力文字パタンの平均線幅ま
で太らせることによって、かすれ復元パタンを作成し、
さらに前記かすれ復元パタンに対して、前記平均線幅に
基づいて設定された閾値を用いて、水平、垂直、右斜
め、左斜め方向に走査し、検出されたストロ−クの分布
状態を反映する4種類のかすれ復元サブパタンを抽出
し、前記サブパタン及び前記かすれ復元サブパタンとを
それぞれの種類毎に合成することによって、合成サブパ
タンを作成し、前記合成サブパタンに基づいて特徴マト
リクスを抽出し、前記特徴マトリクスと辞書とを照合し
た結果より、認識結果を出力するようにしたので、文字
パタンを構成するストロ−クであって、認識に本質的な
役割を果たすものの一部が、他の部分との局所線幅と比
較して小さくなった場合でも、サブパタンの一部として
抽出され、しかも平均線幅をもつまで復元されるので、
ストロ−ク成分の情報損失に伴う認識性能の低下が防止
できる。従って、局所線幅に大きな相違のある品質の悪
い文字パタンや様々なスケ−ルのストロ−クから構成さ
れる複雑な漢字文字や図形等に対しても高精度な認識性
能を安定に維持できる文字認識装置が実現可能となる。
【図1】本発明による文字認識装置の実施例1を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】本発明による文字認識装置の実施例2を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図3】かすれパタン抽出部の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図4】かすれ部分の存在するパタンの一例である。
【図5】つぶれによりサブパタンとして抽出されない部
分があるパタンの一例である。
分があるパタンの一例である。
【図6】本発明の適用例を示す図である。
【図7】かすれ復元部の一構成例を示すブロック図であ
る。
る。
【図8】3×3のマスクを示す図である。
101 光信号 102 光電変換部 103 パタンレジスタ 104 外接枠検出部 105 文字パタン線幅計算部 106 水平方向走査部 107 水平サブパタン1メモリ 108 垂直方向走査部 109 垂直サブパタン1メモリ 110 右斜め方向走査部 111 右斜めサブパタン1メモリ 112 左斜め方向走査部 113 左斜めサブパタン1メモリ 114 かすれパタン抽出部 115 かすれパタンメモリ 116 かすれパタン線幅計算部 117 水平方向走査部 118 水平かすれサブパタンメモリ 119 垂直方向走査部 120 垂直かすれサブパタンメモリ 121 右斜め方向走査部 122 右斜めかすれサブパタンメモリ 123 左斜め方向走査部 124 左斜めかすれサブパタンメモリ 125 水平サブパタン合成部 126 水平サブパタン2メモリ 127 垂直サブパタン合成部 128 垂直サブパタン2メモリ 129 右斜めサブパタン合成部 130 右斜めサブパタン2メモリ 131 左斜めサブパタン合成部 132 左斜めサブパタン2メモリ 133 出力制御部 134 線幅判定部 135 特徴抽出部 136 識別部 137 辞書メモリ 138 認識結果 139 微小セグメント除去部 140 かすれパタン復元部 141 かすれ復元パタンメモリ
Claims (1)
- 【請求項1】 帳票等に記入された文字パタンを光学的
に走査して、量子化された電気信号である2値画像に変
換する光電変換部と、 前記2値画像に変換された文字パタンを格納するパタン
レジスタと、 前記パタンレジスタ内の文字パタンの外接枠を検出する
外接枠検出部と、 前記パタンレジスタの外接枠内の文字パタンの線幅を算
出する線幅計算部と、 前記パタンレジスタの外接枠内の文字パタンに対して、
水平、垂直、右斜め、左斜めの各方向に走査し、走査線
上の黒画素の連続数が前記線幅に基づいて定められた閾
値を超えた場合にストロ−クとして検出し、これらのス
トロ−クの分布を表わすサブパタンを前記各方向毎に4
種類抽出するサブパタン抽出部と、 前記パタンレジスタの外接枠内の2値画像及び前記4種
類のサブパタンより、文字パタンを構成する黒画素の中
で、4種類のサブパタンの黒画素のいずれにも属さない
黒画素をかすれパタンとして抽出するかすれパタン抽出
部と、 前記かすれパタンを構成するセグメントのうち、微小セ
グメントを除去する微小セグメント除去部と、 前記かすれパタンの線幅を算出するかすれパタン線幅計
算部と、 微小セグメントを除去したかすれパタンについて復元パ
タン作成の必要有りと判定された場合に、当該かすれパ
タンを構成する各々のセグメントに対して、線幅を前記
平均線幅まで太める処理を行うことによって、かすれ復
元パタンを作成するかすれパタン復元部と、 前記かすれ復元パタンに対して、水平、垂直、右斜め、
左斜めの各方向に走査し、走査線上の黒画素の連続数が
前平均線幅に基づいて定められた閾値を超えた場合にス
トロ−クとして検出し、これらのストロ−クの分布を表
わすかすれ復元サブパタンを各方向毎に4種類抽出する
かすれ復元サブパタン抽出部と、 前記サブパタンと前記かすれ復元サブパタンとを各種類
毎に合成するサブパタン合成部と、 前記サブパタンまたは合成サブパタンの何れか一方のサ
ブパタンを特徴抽出部に出力する制御部と前記サブパタ
ンまたは合成サブパタンの特徴マトリクスを抽出する特
徴抽出部と、 前記特徴と予め用意された辞書とを照合した結果に基づ
いて、最終的な認識結果を出力する識別部とを有するこ
とを特徴とする文字認識装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5146254A JPH076205A (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 文字認識装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5146254A JPH076205A (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 文字認識装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH076205A true JPH076205A (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=15403586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5146254A Pending JPH076205A (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 文字認識装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH076205A (ja) |
-
1993
- 1993-06-17 JP JP5146254A patent/JPH076205A/ja active Pending
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