JPH076230A - Ic画像間のオフセット決定 - Google Patents

Ic画像間のオフセット決定

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JPH076230A
JPH076230A JP6044303A JP4430394A JPH076230A JP H076230 A JPH076230 A JP H076230A JP 6044303 A JP6044303 A JP 6044303A JP 4430394 A JP4430394 A JP 4430394A JP H076230 A JPH076230 A JP H076230A
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JP6044303A
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Richard D Barnard
ディ. バーナード リチャード
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Schlumberger Technologies Inc
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    • GPHYSICS
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    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
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    • G06T2207/30148Semiconductor; IC; Wafer
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 信頼性があり且つノイズの影響を受けにくい
二つの画像の間のオフセットを決定する方法及び装置を
提供する。 【構成】 汎用デジタル直列プロセサにおいて並列処理
技術を使用して一対の画像の間のオフセットを決定す
る。各画像に対して、複数個の画素からなるパッチを選
択し且つラプラシアンカーネルで畳み込みを行なう。そ
の結果をx及びy方向の各々においてガウシアンカーネ
ルで畳み込みを行なってレジストレーション画像を形成
する。これらのレジストレーション画像を二値化し、ビ
ットパックし且つそれらの画像の複数個の相対的なオフ
セットの各々において各画素位置に対しEXOR処理を
実施することによって互いに相関させる。このEXOR
処理の結果を加算して各相対的オフセットに対し画像相
関値を発生する。最も高い相関を表わす画像相関がそれ
らの画像の相対的オフセットを決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、荷電粒子ビームシステ
ムの自動化操作において有用な集積回路装置の画像など
の画像間のオフセットを決定する技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】荷電粒子ビームシステムは、ICなどの
装置の検証、特性化、設計デバッグ及び修正において使
用される。装置が励起される場合に装置の内部ノード上
の波形を採取し且つ観察し且つ電圧コントラスト画像を
発生させるために使用される。フォーカストイオンビー
ム(FIB)システムは、通常、(1)例えばメタルラ
インを切断したり孔を穿設したりする場合のエッチング
/ミリング、(2)例えばメタルコネクタやパッドを形
成する場合の物質の付着、及び(3)走査イオン顕微鏡
(SIM)観察を行なうために使用される。
【0003】図1は、荷電粒子ビームシステム110の
三つの主要な構成要素、即ち電子ビーム乃至はFIBプ
ローブ112と、回路励起器114と、ディスプレイタ
ーミナル118を具備するデータ処理システム116と
を示している。データ処理システム116はメモリM及
びデータ格納部Dを具備するプロセサPを有している。
回路励起器114は、バス124を介して真空室128
内の装置126へテストベクトルパターンを印加する。
バス122を介してデータ処理システム116によって
プローブ112へ送られるデータ処理システムデータの
制御下においてビームが装置126の位置へ指向され
る。システム110はディスプレイターミナル118を
介して供給されるコマンドによって制御される。
【0004】図2は表面225の上に三つの要素、即ち
ステージ226と、プローブカード228と、フォーカ
ストビームコラム229とを装着した従来のテストプロ
ーブ112を示している。コラム229は軸236に沿
って指向される荷電粒子ビームを発生する。そのビーム
は表面225及びプローブカード228における開口を
介して通過する。そのビームが装置126(ウエハとし
て示してある)に衝突する点は、コラム229の位置
(xyステージ240によって制御可能)及びそのビー
ムの傾き(xy偏向コイル241によって制御可能)に
よって決定される。
【0005】この様なシステムは、概略回路図の表示、
レイアウトマスクデータ、及びアナログ及び/又はデジ
タル波形と共に、チップの生の走査電子顕微鏡(SE
M)又は走査イオン顕微鏡(SIM)画像を結合させ
る。SEM(又はSIM)、レイアウト及び概略図のデ
ィスプレイは互いに結合されてICチップの回りのナビ
ゲーションを簡単化させる。ユーザがリンクされている
ディスプレイのうちの一つをパン(即ち、横方向への移
動)又はズーム(即ち、倍率変化)させると、他のディ
スプレイもそれに従ってパン又はズームを行なう。ユー
ザがリンクされているディスプレイのうちの一つの上の
一点にプローブアイコンを配置させると、その点におい
ての予測される波形と実際の測定された波形とが比較の
ためにディスプレイ即ち表示させることが可能である。
【0006】SEM(又はSIM)画像とレイアウト画
像との関係は、同一の地域に対する航空写真図と地勢図
乃至はレリーフマップとの関係に類似している。SEM
(又はSIM)画像はチップの「航空写真図」であり、
且つレイアウト画像は「地勢図」である。定性的差異は
因果性であり、地勢図は航空写真図から作成されるが、
ICチップはレイアウトマスクに従って製造される。
【0007】図3は、リンクされたスキマティック(概
略図)と、レイアウトと、広い視野に設定された倍率で
発生されたSEM画像とを示している。このディスプレ
イは、通常、例えば表示された特徴が属する層又はネッ
トなどの付加的な情報を示すために色付きで表示され
る。スキマティック即ち概略図の画像310は回路の一
部を表わしている。レイアウト画像320及びSEM画
像330はその回路のほぼ同一の部分を表わしている。
レイアウト画像320とSEM画像330との上に重畳
されて増加したレベルの倍率で与えられたステージ位置
に対してのプローブの視野の区画を決めるレイアウトウ
インド340及びSEMウインド350を表わすボック
スが示されている。即ち、視野がズームされて拡大及び
縮少されると、ディスプレイされた画像はそれに対応し
てズームされ拡大及び縮少される。レイアウトウインド
340及びSEMウインド350は、これらの画像がリ
ンクされると、装置のほぼ同一の視野を表わす。
【0008】ビームは、視野内において装置上の任意の
位置に指向させることが可能である。典型的に、スキマ
ティック又はレイアウト画像上のアイコンの位置は、ビ
ームが指向される装置上の位置を表わしている。図4A
はICを記述するCADデータから発生された合成(レ
イアウト)画像400を示している。図4Bは集積回路
の一部のSEM画像405を示している。図4Aの視野
(FOV)は図4BのFOVに対応している。図4Aに
おいて、アイコン410はビームが指向されている位置
を表わしている。アイコン415は図4Bにおける対応
する位置を表わしている。データ処理システム116は
リンクされたスキマティック/レイアウト画像情報の間
の関係を使用して、xyステージ226及び/又は24
0及びビーム偏向コイル241を制御して選択した位置
に対してビームを指向させる。
【0009】1ミクロン以下の寸法を有する個々の装置
特徴に対してフォーカスしたビームを指向させること
は、精密xyステージ及び位置決め用の干渉計を使用す
ることとなった。ビームの正確な位置決めは困難であり
且つ時間のかかる場合がある。回路の幾何学的形状がよ
り小さくなると、CADレイアウト情報をSEM(又は
SIM)画像と整合させておくことがより困難となる。
このことは、主に、ステージの移動におけるエラー及び
フィールド効果から発生する変換エラーに起因するもの
である。フィールド効果はグローバルなもの及び/又は
ローカルなものがある。グローバルなフィールド効果
は、例えば大きなリードフレーム又は接地面などの装置
の大きな面積に亘って電界が変化することに起因してビ
ームを偏向させる。ローカルなフィールド効果は、例え
ば、その区域がラッチしたデータを有するか又は電圧レ
ベルの間で迅速に遷移している場合に、局所化した区域
においての電界の変化に起因してビームを偏向させる。
この様なエラーは、自動的な位置決めが完了した後に、
選択した装置の特徴部に対してビーム位置の微調節を行
なうためにオペレータが付加的な入力を行なうことを必
要とする場合がある。この様なオペレータが関与するこ
との必要性は、自動的な繰返し動作の能力を制限するも
のである。
【0010】画像のレジストレーション即ち位置決めを
行なう方法及び装置は当該技術分野において公知であ
る。集積回路のSEM画像の該集積回路の物理的接続を
記述するデータベースから発生される合成画像とのレジ
ストレーション即ち位置決めを行なうための双眼鏡−ス
テレオ−マッチング技術が提案されている。この技術
は、Marr及びPoggioのゼロ交差理論によって
影響されているが、二つのステレオ画像の間の相違を決
定するために、自己相関関数とのガウシアン畳み込み符
号表示のラプラシアンを使用する。以下のステップが提
案されている。
【0011】(イ)ラプラシアンオペレータのデジタル
近似でグレーレベル画像を畳み込み、次いでガウシアン
平滑化オペレータで畳み込みを行なう。
【0012】(ロ)符号の畳み込みに関し二値化を行な
う。
【0013】(ハ)x及びyにおける可能な変位値の範
囲に亘り画素毎の排他的OR(EXOR)関数を使用し
て二値化した画像の領域を相関させ、且つ最も高い面積
相関が測定された箇所における変位値を報告する。
【0014】このアプローチは1992年4月28日付
で発行された米国特許第5,109,430号(H.
K. Nishihara et al.)及び199
1年7月16日付で出願した米国特許出願第07/73
1,378号(H.K. Nishihara et
al.)、及びH. Nishihara著「実際的な
実時間画像形成ステレオマッチャ(PRACTICAL
REAL−TIMEIMAGING STEREO
MATCHER)」、オプチカルエンジニアリング23
(5)、1984年9月/10月、pp.536−54
5の文献に記載されている。これらの文献は、汎用デジ
タルプロセサを使用して画像のレジストレーションを行
なうために必要な計算時間は不所望に長いものであるた
めに、該技術を実現する場合の特別の画像処理ハードウ
エアについて記載している。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、例えばIC
装置のCADレイアウト画像と該装置のSEM画像など
の二つの画像の間のオフセットを迅速に決定する方法及
び装置を提供することを目的とする。オフセットは、汎
用デジタル直列プロセサにおいて並列処理技術を使用し
て決定する。本発明方法及び装置は信頼性があり且つノ
イズに対して許容性がある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明方法によれば、一
対の画像の各々が、それぞれの複数個の画素を記述する
格納された画素データによって定義される。各画素は、
xy格子内の位置と強度値とによって定義される。各画
像に対して、複数個の画素からなるパッチが選択され且
つラプラシアンカーネル(核)で畳み込まれる。その結
果はx方向及びy方向の各々においてガウシアンカーネ
ルで畳み込まれてレジストレーション画像を発生する。
これらのレジストレーション画像は二値化され、ビット
パックされ、且つ該画像の複数個の相対的オフセットの
各々において各画素位置に対しEXOR処理を実施する
ことにより互いに相関される。このEXOR処理の結果
が加算されて各相対的なオフセットに対する画像相関値
を発生する。最も高い相関を表わす画像相関が該画像の
相対的オフセットを決定する。決定されたオフセット
は、該画像を互いにレジスタ即ち位置決めするために使
用することが可能であり、又他方の画像の選択した位置
に対応する一方の画像における位置を識別するために使
用することが可能である。
【0017】本発明方法は、例えばEビームプローブを
位置決めする場合のフィールド効果及びステージ位置決
めエラーの補償などの、Eビーム及びFIBシステムの
自動制御においての多様な目的のために使用することが
可能である。例えば、xy座標などのプローブ位置はI
CのCADレイアウト画像から選択される。次いで、x
y座標を包含するレイアウト画像のパッチを処理して第
一レジストレーション画像を発生する。SEM位置決め
ステージを移動させて選択した座標を包含する視野にお
いてICのSEM画像を採取する。そのSEM画像を処
理して第二レジストレーション画像を発生する。これら
のレジストレーション画像を二値化し、ビットパックし
且つ相関させて、レイアウト画像とSEM画像との間の
オフセットを決定する。その様にして決定されたオフセ
ットを使用して、レイアウト画像から選択した位置に対
応するIC上の位置においてEビームプローブを配置さ
せるための補正座標を決定する。
【0018】
【実施例】最初に、例えばシュルンベルジェ社の「ID
S5000」システムなどのEビームプローブシステム
の動作が関与する特定の例を参照して、本発明に基づく
画像レジストレーション方法について説明する。
【0019】EビームプローブでICの選択した物理的
位置をプローブ即ち探査する。その位置はレイアウト画
像を参照して選択される。図4Aはレイアウト画像40
0と選択した位置410とを示している。プローブシス
テムは、リンクされたレイアウトとSEMデータとを使
用して、選択した位置を取囲む視野を決定する。視野が
セットされ、且つ選択した位置を取囲むSEM画像が採
取され、且つプローブビームが視野内に位置決めされ
る。図4BはSEM画像と所望のプローブ位置415と
を示している。従来のプローブシステムを使用してのプ
ローブの実際の配置状態は、ステージのエラー、フィー
ルド効果、又はその他の原因によって、所望の配置状態
とは一致しない場合がある。
【0020】プローブ配置状態は、レイアウト画像とS
EM画像との間のオフセットを決定することによって人
間が介入することなしに補正することが可能である。図
5は本発明に基づくプローブビーム配置プロセスの主要
なステップを示している。
【0021】500:SEM倍率を決定し且つセット
し、且つSEMを位置決めするためにステージの運動を
開始させ、従ってSEM画像の視野が選択した位置を取
囲む。
【0022】510:ステージが運動中に、例えばCA
Dレイアウト画像を処理することにより又は以前に処理
したレイアウト画像をインデックスすることによって、
第一レジストレーション画像を用意する。
【0023】520:xyステージが運動を停止するの
を待機する。
【0024】530:ステージが所望の位置に到達する
と、SEM画像を採取する。
【0025】540:SEM画像のパッチを畳み込み且
つ二値化することによって新たに採取したSEM画像か
ら第二レジストレーション画像を用意する。
【0026】550:自己相関プロセスを使用して第一
レジストレーション画像と第二レジストレーション画像
との間のオフセットを決定する。このオフセットはプロ
ーブビームを配置させる場合に印加されるべきものであ
る。
【0027】560:決定したオフセットを考慮しなが
らプローブビームを配置させる。
【0028】倍率の設定 ビーム・光学コラムの磁界を制御することによって、光
学顕微鏡に類似した態様で、SEM又はSIMの倍率を
制御することが可能である。レジスタ即ち位置決めされ
るべき画像の倍率は、好適には、自己相関のための調査
面積を最小とし従って処理時間を最小とするように設定
される。自己相関期間中にマッチされるべき最も小さな
特徴寸法に関して倍率を選択することは、ステージエラ
ー及びフィールド効果を補償するために必要な調査面積
を制限する。このことは自己相関の速度を増加させ且つ
マッチされるべき視野内により多くの構造を持込む。
【0029】この例においては、オフセットを決定する
ことによって、ICの導体上にプローブビームを正確に
配置させることを可能としている。一般的に、導体のエ
ッジ即ち端部はプローブ即ち探査するのに良好な場所で
あるとは考えられていない。この例においては、プロー
ブを導体の幅の3分の1のマージン内に配置すべきであ
るものと仮定している(即ち、導体のエッジから導体の
幅の3分の1より小さなものではないもの)。処理した
画像の自己相関は画素毎に行なわれ、画像間のオフセッ
トが±1画素内に決定されることを確保する。
【0030】この例においては、自己相関期間中にマッ
チされるべき最も小さな特徴部はほぼ幅が7個の画素で
あるように倍率をセットすることが可能である。図6を
参照すると、SEM画像405内の導体610をプロー
ブする状態が示されている。7個の画素位置(正方形)
620の列によって示される如く、導体610がSEM
画像内において7個の画素の幅であるように倍率が設定
されると、ドット630によって示されるプローブビー
ムの中心を中央の画素位置640に対応した位置に配置
させることが望ましい。画像間のオフセットは±1画素
以内に決定されるので、プローブビームの配置状態は、
例えば列620の中央部分における矢印650で示した
三つの画素位置における一つにおいて、±1画素以内に
確保することが可能である。矢印660又は矢印670
によって示した画素位置のうちの一つにプローブビーム
を配置させることは望ましいことではない。なぜなら
ば、それらは導体のエッジ即ち端部を表わしているから
である。
【0031】第一画像からの「パッチ」の選択 SEMステージが運動している間に、第一画像(例え
ば、レイアウト画像)から第一レジストレーション画像
が用意される。図7は第一(レイアウト)画像700を
示している。自動相関において使用するために画像70
0全体を処理することが可能であるが、処理時間を最小
とするために該画像の一部(即ち、「パッチ」710)
のみを処理することが望ましい。このパッチはプローブ
配置位置に対する選択した位置を包含している。「パッ
チ」710は、例示の目的のために画像700から切出
されたものとして図7において示されている。
【0032】プローブされるべき選択したxy位置は、
図7において点線で輪郭を示した領域720内に存在し
ている。領域720はプローブすべき導体の幅全体がそ
の領域内に存在することを確保するのに十分な大きさで
ある。例えば、プローブされるべき最も小さな特徴部
(例えば、1ミクロン幅の導体)が7個の画素分の幅で
あるように倍率が設定される場合には、領域720は1
00×100画素の程度とすることが可能である。
【0033】パッチ710の寸法は、領域720の寸法
及びx方向及びy方向の各々における最大の予測される
オフセットエラーから決定される。最大の予測されるオ
フセットエラー(例えば、ステージエラー及びフィール
ド効果に起因するもの)が±2ミクロン(尚、1ミクロ
ンは7個の画素によって表わされる)である場合には、
x方向及びy方向の各々においてパッチ720がその最
大の予測されたオフセットエラーの2倍に等しい量(例
えば、2×2ミクロン、即ち28個の画素)だけ領域7
10よりも大きい場合には、それで十分である。従っ
て、領域720が100×100画素によって表示され
且つ最大の予測されるオフセットエラーが14個の画素
によって表わされる場合には、パッチ710は128×
128個の画素の寸法を有することが可能である。
【0034】第一レジストレーション画像は、以下に説
明する如く、パッチ710の画素を処理することによっ
て用意される。第一レジストレーション画像は自己相関
期間中「サーチエリア(調査面積)」として使用され
る。
【0035】第二画像からの「パッチ」の選択 ステージの運動が完了すると、新たなステージ位置にお
いて第二(例えば、SEM)画像が採取される。図8は
この様なSEM画像800を示している。SEM画像8
00の視野は、上述した如く設定された倍率によって決
定される。例示的の目的のために切出されたものとして
示されたSEM画像の「パッチ」810は処理のために
選択される。パッチ810の寸法は、好適には、ほぼ図
7における領域720の寸法である。プローブを行なう
ために選択されるxy座標位置はパッチ810内に存在
している。リンクしたレイアウト画像とSEM画像のそ
れぞれの座標系の間のオフセット(例えば、ステージ位
置決めエラー及びフィールド効果エラーに起因する)は
いまだに未知であるので、選択したxy座標位置はプロ
ーブすべき特徴部を有するSEM画像上において一致し
ない場合がある。
【0036】パッチ810は以下に説明する如くに処理
されて、以下に説明する如く、自動相関を実施する場合
に使用される第二レジストレーション画像を用意する。
SEM画像全体を処理することが可能であるが、パッチ
のみを処理することによって第二レジストレーション画
像を作成し且つ自己相関を実施する時間が減少される。
自己相関結果の信頼性は、通常、レジストレーション画
像の寸法と共に増加するが、パッチ寸法が大きいとマッ
チさせるべき表面トポロジがより多くなるばかりか、ノ
イズもより多くなる。従って、パッチ寸法の選択は、処
理時間と信頼性との間の均衡によるものである。この例
においては、パッチ810は100×100個の画素か
らなり、それは処理時間と自己相関信頼性との間のバラ
ンスとして選択されている。例えば128×128又は
256×256などのより大きなパッチ寸法も有用に使
用することが可能であった。例えば精密なFIB処理な
どのある適用場面においては、高い倍率及び比較的大き
なパッチ寸法を選択することが望ましい場合がある。
【0037】レジストレーション画像の用意 第一及び第二画像パッチ(例えば、710及び810)
を処理して第一及び第二レジストレーション画像を発生
する。このことは、ラプラシアン畳み込みを実施し次い
でガウシアン平滑化(スムージング)を実施することに
よって本発明に基づいて行なわれる。
【0038】図9Aはラプラシアン畳み込みのためのラ
プラシアンカーネル900の好適な係数を示している。
ラプラシアン畳み込みの利点としては、絶対的輝度の独
立性、及びガウシアン畳み込みを実施する場合の整数の
オーバーフローを防止するのに貢献するゼロ平均結果画
像などがある。
【0039】図10Aはレイアウトパッチ710を示し
ている。図10Bは図9Aのラプラシアンカーネルでパ
ッチ710を畳み込んだ結果として得られるラプラシア
ン画像パッチ1010を示している。図10Aと10B
とを比較すると、ラプラシアン畳み込みによって画像パ
ターンにおける「エッジ(端部)」が検知されることが
理解される。
【0040】図11AはSEM画像パッチ810を示し
ている。図11Bは図9Aのラプラシアンカーネルでパ
ッチ810を畳み込むことによって得られるラプラシア
ン画像パッチ1110を示している。図11Aと11B
とを比較することによって、SEM画像に対してラプラ
シアンを適用するとSEM画像内のノイズが強調される
ことが理解される。このノイズはガウシアン畳み込みに
よって平滑化される。ガウシアン畳み込みは、低コント
ラスト、ノイズを有するバックグラウンド、損傷された
パターン及びバックグラウンド欠陥を有する画像のトリ
ランス即ち許容度合を与える。ガウシアン畳み込みカー
ネルの幅は、相関されるべき特徴部の寸法に関する制御
を行なうことを可能とする。
【0041】ラプラシアン畳み込みは、タイトな単一パ
ス処理ループで実行される。図9Aを参照すると、元の
画像パッチの1個の画素の強度値に対して中央のカーネ
ルの係数910(「4」の値を有している)を乗算す
る。その隣の各北側、南側、東側、西側の画素に対して
対応するカーネルの係数(「−1」の値を有している)
を乗算する。これらの積の和を元の画像パッチの画素の
xy位置に対応するxy位置においてのラプラシアンパ
ッチの画素に対する強度値としてとる。このプロセス
を、元の画像パッチの各画素について繰返し行なって、
ラプラシアンパッチを形成する。
【0042】元の画像パッチは、好適には、メモリ内に
存在しており且つ乗算の代わりにシフト動作が使用され
る。隣の画素に対するオフセットが予め決定される。マ
イクロプロセサのデータ及びアドレスレジスタを使用し
て性能を最適化させる。図9Bは、画像をラプラシアン
カーネルで畳み込む本発明に基づく例示的な方法を示し
ている。畳み込むべき画像パッチの画素強度値はメモリ
920内に格納する。メモリ内の与えられた画素位置9
25に対して、930,935,940,945(それ
ぞれ、北側、南側、東側、西側の位置)における隣の画
素の強度値をアキュムレータ950において加算し、且
つ位置925における画素強度値を左へ二つの位置シフ
トさせ且つアキュムレータ内の和から減算する。その結
果得られるアキュムレータ内の値をメモリ960内の位
置955内に格納する。位置950に格納した値は結果
的に得られるラプラシアン画像の1個の画素の強度値と
してとられる。次いで、画素のアドレスをインクリメン
トし、且つ上述したプロセスを繰返し行なう。
【0043】図12は好適なガウシアン畳み込みカーネ
ル1200の係数を示している。ラプラシアンパッチを
x方向及びy方向の各々においてカーネル1200で畳
み込んでレジストレーション画像を発生する。概念的に
は、このレジストレーション画像の与えられた画素位置
に対する強度値は以下の如くにして決定する。ラプラシ
アンパッチの対応する位置における画素の強度値を中央
の係数1210(「20」の値を有している)で乗算す
る。北側、南側、東側、西側の各方向におけるラプラシ
アンパッチの隣の画素の強度値に対して次の隣接する係
数1220,1230など(「15」の値を有してい
る)を乗算させる。各北側、南側、東側、西側の方向に
おけるラプラシアンパッチの次の最も近い画素の強度値
に対して次のそれぞれの係数1240,1250など
(「6」の値を有している)を乗算する。各北側、南
側、東側、西側の方向におけるラプラシアンパッチの次
の最も近い画素の強度値に対して次のそれぞれの係数1
260,1270など(「1」の値を有している)を乗
算する。これらの積の和をレジストレーション画像の与
えられた画素位置に対する強度値としてとる。レジスト
レーション画像の各画素位置に対する強度値はこの様に
して決定することが可能である。
【0044】しかしながら、本発明は、同一の結果を得
るより効率的な方法を提供している。計算時間を最小と
するために、ガウシアン畳み込みを二つの一次元畳み込
みとして各画素位置に対して実施する(例えば、x方向
において畳み込みを行ない、次いでy方向について畳み
込みを行なう)。これは循環型ガウシアン平滑化関数を
近似するものである。これらの一次元畳み込みの各々
は、更に、数学的演算の数を減少させるべく構成された
二つのステップに分解される。
【0045】図13及び14はx軸ガウシアン畳み込み
の第一ステップを示している。図14を参照すると、ゼ
ロ平均ラプラシアン画像1400を使用してマルチプラ
イヤ(乗算)画像1410,1420,1430を形成
し、これらのマルチプライヤ画像の各々はガウシアンカ
ーネル係数6,15,20のそれぞれの一つによって乗
算されたラプラシアン画像を表わしている。ラプラシア
ン画像1400はガウシアンカーネル係数1で乗算され
たラプラシアン画像1400を表わすマルチプライヤ画
像としてとることが可能である。
【0046】マルチプライヤ画像を用意する場合に、画
素強度値をビットシフトさせ且つガウシアンカーネル値
を因数分解することにより繰返しの乗算演算を回避す
る。図13を参照すると、1個の画素の強度値が一連の
シフト、加算演算及び減算演算を介して、ガウシアンカ
ーネル係数の各々によって実効的に乗算されることが示
されている。ラプラシアン画像1400の1個の画素の
強度値がレジスタA内の二進値Vとして格納される。こ
の格納された値は一つの位置レフトシフト即ち左側へシ
フトされ、その結果2によって乗算され、且つ二進値2
VとしてレジスタB内に格納される。レジスタB内に格
納された値は一つの位置レフトシフト即ち左側へシフト
され、その結果2で乗算され、且つ二進値4Vとしてレ
ジスタC内に格納される。レジスタC内に格納された値
は二つの位置レフトシフト即ち左側へシフトされ、その
結果4で乗算され、それは二進値16Vとしてレジスタ
D内に格納される。レジスタB及びC内に格納された値
は加算され且つ二進値6Vとしてハードウエアレジスタ
E内に格納される。レジスタA内に格納されている値V
がレジスタD内に格納された値16Vから減算され、そ
の結果得られる値15VがハードウエアレジスタF内に
格納される。ハードウエアレジスタC及びD内に格納さ
れている値が加算され且つハードウエアレジスタG内に
二進値20Vとして格納される。レジスタA,E,F,
Gは、それぞれ、ガウシアンカーネル値1,6,15,
20で乗算されたラプラシアン画像画素の強度値Vを有
している。このプロセスがラプラシアン画像の各画素に
ついて繰返し行なわれ、ガウシアンカーネルの各値に対
してマルチプライヤ画像を形成する。
【0047】図15を参照して説明すると、必要とされ
るレジスタの数を最小とするために、マルチプライヤ画
像(1400,1410,1420,1430)は単一
のデータ構造1500として格納することが可能であ
る。該データ構造内のオフセットは各別々に乗算された
画像の開始点を示している。データ構造1500はラプ
ラシアン画像の画素強度値(1400)と、6で乗算し
たラプラシアン画像の画素値(1410)と、15で乗
算したラプラシアン画像の画素値(1420)と、20
で乗算したラプラシアン画像の画素値(1430)とを
有している。
【0048】x軸ガウシアン畳み込みの第二ステップも
図15に示されている。合成画像1510の各画素に対
する強度値は、データ構造1500から選択した画素強
度値を共に加算することによって派生される。即ち、合
成画像の与えられた画素位置1520に対する強度値は
以下のものを加算することによって決定される。
【0049】(ア)1マルチプライヤラプラシアン画像
1400からの二つの画素1525及び1530の値、
画素1525及び1530の位置は、画素位置1520
に対応するラプラシアン画像1400の画素位置から3
個の画素位置分だけx方向にオフセットされている。
【0050】(イ)6マルチプライヤ画像1410から
の二つの画素1535及び1540の値、画素1535
及び1540の位置は、画素位置1520に対応する6
マルチプライヤ画像1410の画素位置から2個の画素
位置分だけx方向にオフセットされている。
【0051】(ウ)15マルチプライヤ画像1420か
らの2個の画素1545及び1550の値、画素154
5及び1550の位置は、画素位置1520に対応する
15マルチプライヤ画像1420の画素位置から1個の
画素位置分だけx方向にオフセットされている。
【0052】(エ)20マルチプライヤ画像1430か
らの画素1560の値、画素1560の位置は、画素位
置1520に対応している。
【0053】これらの和を完成して合成画像1510の
各画素位置に対する強度値を形成し、従って合成画像1
510はx方向におけるガウシアンカーネル1200で
のラプラシアン画像1400の畳み込みを表わしてい
る。
【0054】図13及び16はy軸ガウシアン畳み込み
の第一ステップを示している。図16を参照して説明す
ると、合成画像1510を使用してマルチプライヤ画像
1610,1620,1630を形成し、これらの各マ
ルチプライヤ画像はガウシアンカーネル係数6,15,
20のそれぞれの一つによって乗算した合成画像を表わ
している。合成画像1510は、ガウシアンカーネル係
数1で乗算した合成画像1510を表わすマルチプライ
ヤ画像としてとることが可能である。これらのマルチプ
ライヤ画像は、図13を参照して説明した方法を使用し
て用意される(但し、この場合には、ラプラシアン画像
の画素ではなく合成画像の画素を処理する)。これらの
マルチプライヤ画像(1510,1610,1620,
1630)は、必要とされるレジスタの数を最小とする
ために、単一のデータ構造内に格納することが可能であ
る。該データ構造内のオフセットは各別個のマルチプラ
イヤ画像の開始点を示している。図17に示した如く、
データ構造1700は1で乗算した合成画像の画素値
(1510)と、6で乗算した合成画像の画素値(16
10)と、15で乗算した合成画像の画素値(162
0)と、20で乗算した合成画像の画素値(1630)
とを有している。
【0055】y軸ガウシアン畳み込みの第二ステップ
は、x軸ガウシアン畳み込みの第二ステップに類似して
いるが、異なる点としては、合成画像データ構造の画素
値を加算してレジストレーション画像の画素に対する値
を発生し、且つ加算されるべきデータ構造の選択した画
素値がレジストレーション画像の対応する画素位置から
y方向にオフセットされていることである。
【0056】x軸ガウシアン畳み込みの第二ステップが
図17に示されている。このステップにおいては、合成
画像の与えられた画素位置1720の値は以下のものを
加算することによって決定される。
【0057】(ア)合成画像1510からの二つの画素
1725及び1730の値、画素1725及び1730
の位置は、画素位置1720に対応する合成画像151
0の画素位置から3個の画素位置分だけy方向にオフセ
ットされている。
【0058】(イ)6マルチプライヤ画像1610から
の2個の画素1735及び1740の値、画素1735
及び1740の位置は、画素位置1720に対応する6
マルチプライヤ画像1610の画素位置から2個の画素
位置分だけy方向にオフセットされている。
【0059】(ウ)15マルチプライヤ画像1620か
らの2個の画素1745及び1750の値、画素174
5及び1750の位置は、画素位置1720に対応する
15マルチプライヤ画像1420の画素位置から1個の
画素位置分だけy方向にオフセットされている。
【0060】(エ)20マルチプライヤ画像1630か
らの1個の画素1760の値、画素1760の位置は、
画素位置1720に対応している。
【0061】これらの和を完成してレジストレーション
画像1710の各画素に対する値を形成し、従ってレジ
ストレーション画像1710はy軸ガウシアンカーネル
での合成画像1510の畳み込みを表わしている。
【0062】図18Aはレイアウト画像パッチ710を
示している。図18Bは上述した態様でラプラシアンオ
ペレータ及びガウシアンオペレータでレイアウト画像パ
ッチ710の畳み込みを行なった場合に得られるレジス
トレーション画像1810を示している。図18Aと1
8Bとを比較すると理解される如く、レイアウト画像パ
ッチのエッジ(端部)及びコーナ(角部)が畳み込み処
理によって平滑化即ち滑らかにされている。
【0063】図19AはSEM画像パッチ810を示し
ている。図19Bは、上述した態様でラプラシアンオペ
レータ及びガウシアンオペレータでSEM画像パッチ8
10の畳み込みを行ない、更に図20に示した疎らなオ
ペレータ(演算子)を有する第二ガウシアンカーネル2
000で畳み込みを行なうことによって得られるレジス
トレーション画像1910を示している。第一ガウシア
ン畳み込み(図12のカーネルを使用する場合)は、高
周波数のショットノイズを平滑化即ち滑らかなものとさ
せ且つエイリアシングを防止する。第二ガウシアン畳み
込みは、SEM画像パッチにおける電圧コントラストう
なりパターンを取除いている。電圧コントラストは、S
EMで画像形成した集積回路装置の特徴部の上における
異なる電圧によって発生される画像輝度における差異で
ある。第二ガウシアン畳み込みは上述した態様で実施さ
れるが、各係数の間にゼロを使用すること(図20)に
よって、ガウシアンカーネルは7個の画素からx方向及
びy方向の各々において13個の画素へ拡大される。こ
のことは実効的なカーネル寸法を増加させ、例えば電圧
コントラストうなりパターンなどのより高い周波数のパ
ターンを平滑化させる。図19Aと19Bとを比較する
と、SEM画像の特徴部が強調されており且つ図11B
において見られるノイズが平滑化されていることが理解
される。
【0064】当業者にとって明らかな如く、第二ガウシ
アン畳み込みは全ての場合に必要とされるものではな
い。例えば、上述した如くレイアウトパッチ710を処
理するのに単一のガウシアン畳み込みが適切である。そ
の他のガウシアンカーネルも適宜使用することが可能で
ある。
【0065】以上によりレジストレーション画像の準備
が完了する。レイアウトレジストレーション画像181
0は自己相関用の第一レジストレーション画像として機
能し、且つSEMレジストレーション画像1910は自
己相関用の第二レジストレーション画像として機能す
る。
【0066】自己相関 レジストレーション画像1810及び1910の自己相
関を実行して、一つの画像と別の画像とを最もよくマッ
チさせるのに必要なx軸及びy軸オフセットを決定す
る。畳み込みの符号表示に関するマッチングは、安定性
を増加させ且つマッチングプロセスをノイズに対してよ
り許容性のものとする。簡単に説明すると、ガウシアン
平滑処理したラプラシアン画像がゼロ交差する点をマッ
チングする代わりに、第一レジストレーション画像の正
の区域を第二レジストレーション画像の正の区域とマッ
チさせ、且つ第一レジストレーション画像の負の区域を
第二レジストレーション画像の負の区域とマッチさせ
る。その目的のために、これらのレジストレーション画
像を相関の前に畳み込みの符号に関して二値化させる。
即ち、レジストレーション画像の各画素に対して、画素
値の符号(正又は負)に依存して二進値(0又は1)を
割当てる。この自己相関は排他的OR(EXOR)関数
を使用して画素毎の処理において同一符号(正は負)の
画素をマッチさせる。
【0067】図21は自己相関対象を示すために並置し
た種々の画像を示している。CADレイアウト画像パッ
チ(a)は、上述した如くに畳み込みを行なって、17
8×178画素からなるレイアウトレジストレーション
画像(b)を形成し、且つ二値化を行なう。SEM画像
パッチ(c)を上述した如くに畳み込みを行なって12
8×128画素からなるSEMレジストレーション画像
(d)を形成し、且つ二値化を行なう。画像(b)はサ
ーチエリア(調査区域)として使用する。画像(d)は
移動用パッチとして使用する。自己相関プロセスは、画
像(d)が画像(b)と最もよくマッチする箇所におい
てこれら画像の間の相対的なxyオフセット位置を見付
け出す。
【0068】自己相関は、SEMレジストレーション画
像(d)の左上画素をレイアウトレジストレーション
(b)の左上画素と整合させることによって開始し、従
って画像(d)の128×128画素位置がそれぞれ画
像(b)の左上の128×128画素位置と整合され
る。128×128画素位置の各々に対して、画像
(d)及び画像(b)の二値化した強度値の間のEXO
R即ち排他的OR処理を実行する。その結果得られる1
28×128二進(画素相関)値を加算し、且つその加
算値を画像(d)及び(b)の相対的なオフセット位置
に対する画像相関値としてとる。次いで、画像(d)を
1個の画素位置分だけ画像(b)と相対的にシフトさ
せ、EXOR処理を実施し、且つEXOR処理した画素
の和を新たな相対的オフセット位置に対する相関値とし
てとる。このプロセスを繰返し行なってレイアウトレジ
ストレーション画像(b)と相対的なSEMレジストレ
ーション画像(d)の各可能な位置に対する相関値を発
生する。
【0069】これらの相関値の意味は図22Aから理解
することが可能であり、その場合には、画像(b)に対
する画像(d)の全ての可能なオフセット位置に対する
相関値がマッピングされて自己相関表面を形成してい
る。この自己相関表面の最も高いピーク(相関ピーク2
200)は、これら二つの画像が最もよくマッチするこ
れらの画像の間の相対的xyオフセットを表わしてい
る。
【0070】図21の画像(e)は画像(d)に最もよ
くマッチするものとして判別された画像(b)からのパ
ッチである。画像(e)は水平方向のマッチング特徴の
アライメント即ち整合状態を示すために画像(d)の右
側に示してある。画像(g)は画像(e)と同一であり
且つ垂直方向のマッチング特徴のアライメント即ち整合
状態を示すために画像(d)の下側に示してある。図2
2Bは相関ピーク2200と交差するxz面のx軸に沿
っての自動相関値を示している。図22Cは相関ピーク
2200と交差するyz面を包含する複数個のyz面の
y軸に沿っての自己相関値を示している。偽の相関ピー
クが2210,2220,2230に存在している。
【0071】178×178サーチエリア(調査区域)
及び128×128移動用パッチを使用するこの例にお
いては、画像の間のオフセットはx軸上においては±2
5画素内において決定され且つy軸上においては±25
画素内において決定される。上述したような態様で自己
相関を実施する場合には、42,614,784回(1
28×128×51×51)の繰返しを完了することが
必要である。
【0072】自己相関の最適化 ステージがアライメント即ち整合状態の最もよい近似へ
移動する間に、第一レジストレーション画像を用意する
ことによって(例えば、レイアウト画像パッチ710を
畳み込み且つビットパックすることによって)かなりの
時間を節約することが可能である。(図5、ステップ5
00)更に、以下に説明する如く、自己相関を最適化す
ることによって更に時間を節約することが可能である。
【0073】本発明方法を実施するのに好適なマイクロ
プロセサは32ビットワード寸法を有するものである。
レジストレーション画像に対して必要なデータは、例え
ば、32ビット/ワードの128×128ワードを有し
ている。レジストレーション画像を畳み込みの符号に関
して二値化すると、各二値化された強度値は32ビット
ワードの1ビットとして表わすことが可能である。これ
は、図23に示した如く、ビットパック処理として知ら
れている。レジストレーション画像を記述するデータ2
300の128×128×32ビットは、従って、12
8×4×32ビットの寸法のデータ2310へビットパ
ックされる。この様にデータをビットパックすると、自
己相関の32個のEXOR画素処理は単一のマイクロプ
ロセサ命令で実行することが可能である。EXOR処理
の結果は32ビットワードである。従って、マッチした
ビット数を決定するためにルックアップテーブルを使用
する。この様な並列的な態様で直列マイクロプロセサを
使用することによって、178×178画像での128
×128移動用パッチの自己相関に対する繰返し数を4
2,614,784(128×128×51×51)か
ら1,331,712(128×4×51×51)へ減
少される。
【0074】更に、ビット毎のシフト処理数を減少させ
ることによって更に時間を節約することが可能である。
この目的のために、x又はy方向の何れかにおける各可
能なオフセットに対して、より大きな二値化したレジス
トレーション画像から別のビットシフトした画像ストリ
ップを抽出する。例えば、128×128移動用パッチ
を178×178画像で自己相関させるためには、17
8×178画像から128×178画素からなるストリ
ップをx軸に沿った各可能なオフセットに対して抽出す
る。図24はこの様な四つのストリップ2410,24
20,2430,2440を示しており、それらはレジ
ストレーション画像2400から抽出したものである。
±25画素位置内においてオフセットを決定するため
に、x軸に沿ってビットシフトさせたこの様な51個の
画像ストリップを形成する。これらの画像ストリップを
格納するのに必要なメモリは妥当なものである。なぜな
らば、該ストリップはビットパックされているからであ
る。この例におけるように移動経路寸法の妥当な選択を
することによって、画像ストリップを記述するデータは
32ビット境界内に納まり、従って垂直方向にシフトし
た画像に対してのビットシフト動作は必要ではない。
【0075】次に、図5のプローブビーム配置例につい
て説明する。レイアウト画像に対するSEM画像のオフ
セットを決定する場合に最適化した自己相関が使用され
る場合には、ビットシフトしたレイアウト画像ストリッ
プの準備が完了するとステージモータがチェックされ
る。該モータがステージをいまだに新たな座標へ向けて
移動している場合には、レジストレーションプロセスは
待機する。ステージ運動が完了すると(図5、ステップ
520)、SEM画像が採取され且つ移動用パッチを用
意するために使用される。
【0076】画像ストリップ及び移動用パッチの準備の
後に、最適化した自己相関が図25に示した如くに実施
される。移動用パッチ2500が、単一のマイクロプロ
セサ動作において128×128画素からなる全体的な
オーバーラップ領域に対してEXOR関数を実施するこ
とによって第一位置(例えば、yオフセットがゼロに等
しい)第一画像ストリップと相関される。このEXOR
処理の結果は、このオフセット(x=0,y=0)に対
する相関値を決定するために使用される。SEMレジス
トレーション画像が一つの行下側にシフトダウンされ
(例えば、yオフセットが1画素に等しい)、EXOR
機能を実行し、且つこのオフセット(0,1)に対して
相関値を決定する。このシーケンスを、51個の画像ス
トリップの各々の51個の可能なyオフセットの各々に
対して繰返し実施する。この様にして実施された自己相
関は、ビットパッキングの速度から利点を得ているが、
自己相関期間中はビットシフト動作を実施する必要性を
取除いている。移動用パッチと最もよいマッチを有する
画像ストリップがx軸に沿ってのレイアウト画像と相対
的なSEM画像のオフセットを決定する。その画像スト
リップの長さに沿っての最もよいマッチはy軸に沿って
のオフセットを決定する。この最適化した自己相関プロ
セスは、図22A−22Cに示したのと同一の相関値を
発生し、且つ汎用マイクロプロセサを使用して効率的に
実施される。
【0077】解釈 自己相関の一つの単位は相関係数である。図22Aを参
照すると、相関係数は相関表面に対する相関ピーク22
00の高さの関係である。本発明に従って一つのSEM
画像を別のSEM画像に対してマッチングする場合に高
い相関係数が得られている。CADレイアウト画像に対
してSEM画像をマッチングする場合に得られる相関係
数は、電圧コントラスト及び埋込み導体端部の不存在に
起因してより低いものとなる傾向がある。例えば、図7
のレイアウト画像に示した垂直の矩形区域730及び7
35(ICの電力面及び接地面)は図8の対応するSE
M画像においては存在していない。又、図19Bの畳み
込んだSEM画像において喪失しているものは図7のレ
イアウト画像に示されている二つの中央の水平導体74
0及び745である。この様な特徴は画像におけるノイ
ズとして処置され、画像の十分のものが損なわれずに存
在する限り、正しいマッチングが行なわれる。
【0078】これらのタイプの画像をマッチングする場
合に発生する別の問題は、繰返しの水平方向及び垂直方
向の特徴部から発生する。図22Bに示した相関表面は
偽のピーク2210,2220,2230を示してい
る。これらは異なる垂直導体の部分的なマッチングに起
因するものである。ミスマッチによって発生される相関
表面のさらなる特性化が図22Bに示してある。相関ピ
ーク2200の相関係数(z軸値)と次の最も高いピー
ク2210の相関係数との間の差異は点線2240で示
したピーク対ピークスレッシュホールドを決定する。偽
のピーク2200のベーススレッシュホールドは点線2
250で示してあり、且つ相関ピーク2000のベース
スレッシュホールドは点線2260で示してある。この
ピーク対ピークスレッシュホールド、及びこれらのピー
クの各々の集団は、レジストレーションの「良好性」を
決定するために使用することが可能である。
【0079】自己相関は、更に、IC装置の製造プロセ
スを理解することによって向上させることが可能であ
る。再度、図21を参照すると、画像(f)はSEMレ
ジストレーション画像(d)とレイアウトレジストレー
ション画像パッチ(e)との重ね合わせを示している。
黒と白との間の灰色区域は特徴寸法差に起因するもので
ある。図21の画像(h)はSEMレジストレーション
画像(d)とレイアウトレジストレーション画像パッチ
(e)との重ね合わせを示しており、マッチする画素は
白で示してあり且つミスマッチしている画素は黒で示し
てある。特定の特徴部の輪郭が画像(h)において明ら
かである。これは、半導体製造プロセスから発生するラ
イン幅の変動に起因するものである。
【0080】適用例 当業者にとって明らかな如く、本発明方法は例えばシュ
ルンベルジェ社の「IDS5000」及び「IDS70
00FIBステーション」システムなどの汎用プロセサ
を使用する荷電粒子ビームシステムに関連した多くの適
用場面において使用することが可能である。専用の処理
用ハードウエアを付加することなしに相対的な画像オフ
セットが決定されるので、従来繰返し人間の介入を必要
としていた動作を自動化することが可能である。本発明
の技術的範囲を制限することなしに、この様な適用例の
幾つかについて以下に説明する。
【0081】1、欠陥性ICの原因究明(レイアウト画
像に対するSEM画像のオフセット) 図5に関して説明したプローブビーム配置方法は、欠陥
の原因を究明するために欠陥性ICの原因究明において
使用することが可能である。従来のEビームシステムを
使用する場合には、装置の欠陥性の出力ピンを、例え
ば、装置を励起させ且つ欠陥性の出力ピンにおいて予測
しなかった信号を検知することによって識別している。
ユーザ又は自動化した診断ソフトウエアパッケージがビ
ームでプローブするICノードを推奨する。このノード
において測定した情報を使用して測定値を得るための相
継ぐ位置に関する決定を行なう。相継ぐ測定を行なうこ
とによって回路を介してバックトレーシング即ち逆追跡
することにより、究極的に、測定データが予測データと
マッチするプローブ位置に到達し、ICにおける欠陥性
要素の位置に関する結論に到達する。プローブを行なう
ためのネットが選択される毎に、該システムはリンクし
たスキマティック/レイアウトデータを使用して該ネッ
トをICの特定の導体上の特定の位置にマッピングす
る。ウインド/プローブロケータプログラムは、導体の
幅、露出及びクロストークを考慮して、CADレイアウ
トデータにおけるx,y座標としてプローブすべき最も
よい位置を決定する。対応する視野及びプローブ位置を
決定し且つそれに従ってプローブビームを位置決めす
る。従来のシステムの場合には、各プローブ位置におい
てのプローブビームの正確な配置を確保するためにステ
ージアライメントエラー及びフィールド効果がオペレー
タの介入を要求する場合がある。プローブビームが正確
に配置されない場合には、診断プロセスによってなされ
る測定は有効なものではない場合がある。本発明に基づ
いてこの様な繰返しのオペレータの介入を必要とするこ
とを回避することによって時間とコストとをかなり節約
することが可能である。
【0082】2、IC欠陥差分画像形成(SEM画像に
対するSEM画像のオフセット) 本発明に基づく画像オフセットの決定は、図26に示し
た如く、IC欠陥の検知を自動化するために使用するこ
とが可能である。従来の技術によると、例えばSEMな
どの荷電粒子ビーム画像形成システムを使用して固定し
た視野においてとられる既知の良好なICの一連の
(「スタック」2600)電圧コントラスト画像を採取
する。循環するテストパターンをICへ印加する期間中
の離散的時間において各画像がとられる。欠陥性ICの
同様な電圧コントラスト画像の「スタック」2610を
ほぼ同一の視野において且つテストパターンサイクルの
同一の離散的時間において採取する。次いで差分画像の
スタックを用意するが、各差分画像は「良好な」スタッ
クの画像と「欠陥性の」スタックの対応する画像との間
のサイクルにおける与えられた時間における差を表わし
ている。導体上の電圧はテストサイクル期間中時間と共
にレベルが変化するので、欠陥が発生するサイクル中の
位置及び時間は「差分」スタックを検査することによっ
て容易に識別される。画素毎に画像の強度値を減算する
ことによって差分画像が用意されるので、画像は適切に
整合されねばならない。従来においては、アライメント
即ち整合を確保することはかなりの人間の介入を必要と
していた。
【0083】本発明によれば、良好なスタックの参照画
像2620と欠陥性スタックの対応する参照画像263
0との間のオフセットが決定される。即ち、画像262
0及び2630の各々が検索され、畳み込みが行なわれ
且つ二値化画像としてビットパックされる。これらの二
値化された画像を自己相関させてオフセットを決定す
る。次いで、画像2620及び2630を決定したオフ
セットを使用して互いにレジスタ即ち位置決めさせ、第
一差分画像が用意される。良好なスタックの全ての画像
が固定した視野においてとられ且つ欠陥性スタックの全
ての画像が固定した視野においてとられる場合には、第
一画像2620及び対応する画像2630に対して決定
されるオフセットを使用して良好なスタックの各画像と
欠陥性スタックの対応する画像とをレジスタ即ち位置決
めさせることが可能である。本発明に基づくオフセット
の最適な決定のためには、良好なスタック及び欠陥性の
スタックのそれぞれの参照画像をICへテストパターン
を印加する前又は後(印加期間中ではない)に採取す
る。
【0084】3、バッチIC修復(格納したSIM画像
に対する生のSIM画像のオフセット) 選択した位置において物質を切断するか及び/又は付着
させることによってIC装置を修復するために通常FI
Bシステムが使用される。一つのバッチの複数個のIC
装置の各々に関して同一の修復を行なうことが所望され
ることが多々ある。その修復プロセスは、図27に示し
た如く、本発明に従ってICバッチの全てに対して自動
化することが可能である。
【0085】例えば、第一のIC装置をFIBシステム
内に配置させる。第一操作を実施する選択した領域を包
含する視野に亘ってSIM画像を採取し、且つ例えばビ
ームパワー、ミリング時間、選択した領域の境界などの
動作パラメータを定義する(ステップ2710)。これ
らのパラメータを、視野に対するステージ座標及びSI
M画像と共に記録する(ステップ2720)。これらの
ステップを所望の動作の各々に対して繰返し行なう(ス
テップ2725)。その結果は、動作を実施するための
FIBシステムを制御するための記録した「台本」であ
り、その台本は各ステージ位置に対する該装置の少なく
とも1個のSIM参照画像を包含している。該台本は、
バッチの第一の装置に関して修復動作を実施している間
に記録することが可能であり、且つ該バッチの他の装置
を処理する前にその修復の効果性を検証する。
【0086】次いで、該台本を使用して該バッチの別の
装置を自動的に修復するためにFIBシステムを制御す
ることが可能である。ステージを新たな座標位置へ移動
させる度に、対応するSIM参照画像が検索され、畳み
込まれ、且つビットパックされて二値化した第一画像を
形成する(ステップ2730)。ステージが停止すると
(ステップ2740)、該装置の生のSIM画像が採取
され、畳み込みが行なわれ且つビットパックされて二値
化された第二画像が形成される(ステップ2750)。
これらの二値化された第一画像及び第二画像を自己相関
させてSIM参照画像と生のSIM画像との間のオフセ
ットを決定する(ステップ2760)。次いで、その決
定したオフセットを前記台本に示される動作を実施する
場合に該装置と相対的にFIBを位置決めする場合の補
正量として使用する(ステップ2770)。従って、ス
テージ位置決めエラー及びフィールド効果などの変数が
自動的に補償される。次いで、FIBミリング/付着操
作が台本に記載されているように実施される(ステップ
2780)。ステップ2730−2780は、台本に記
載されている操作を任意の回数繰返し実施することが可
能である(ステップ2790)。
【0087】4、荷電粒子ビームシステムの自動較正
(SEM画像対SEM画像又はSIM画像対SIM画像
のオフセット) 画像間のオフセットを決定することはEビーム及びFI
Bシステムのキャリブレーション即ち較正において使用
することが可能である。例えば、種々のFIB操作にお
いて異なったビーム電流が使用される。一般的に、より
速い速度で物質を除去するためにミリングを行なうため
にはより高いビーム電流が使用され、一方より高い解像
度を得るために画像形成の場合にはより低いビーム電流
が使用される。ビーム電流が変化されると、通常、僅か
な画像のオフセットが発生し、それは例えば、ミリング
することを所望する区域から僅かにオフセットした区域
をミリングする場合に発生する場合がある。
【0088】図28は比較的低いビーム電流(例えば、
50pA)と比較的高いビーム電流(例えば、200p
A)との間でビーム電流を変化させる場合に画像オフセ
ットをキャリブレート即ち較正する方法を示している。
第一画像2810は第一ビーム電流(例えば、低電流)
で採取され、且つその画像又はその画像のパッチがサー
チエリア即ち調査区域として処理され、即ち、上述した
如くに第一レジストレーション画像を用意する(ステッ
プ2815)。ビーム電流が第二レベル(例えば、高電
流)へ変化されると、第二画像2820が採取され且つ
その画像又はその画像のパッチを処理して第二レジスト
レーション画像を用意する(ステップ2825)。これ
らの第一及び第二レジストレーション画像を自己相関さ
せ、且つこれらの画像の間のオフセットを上述した如く
に決定する(ステップ2830)。その様にして決定し
たオフセットは、メモリ内に格納し、且つビーム電流が
二つの値の間でスイッチされる毎にビームスキャンをオ
フセットさせるために使用することが可能であり(ステ
ップ2835)、又はビーム電流がスイッチされる毎に
該オフセットを新たに決定することが可能である。この
技術は、例えばビームスキャニングオフセット又はステ
ージ運動オフセットなどのその他の可変システムパラメ
ータに対する画像間のオフセットを較正するために使用
することも可能である。
【0089】5、長期間波形採取(SEM画像対SEM
画像のオフセット) Eビームシステムは、通常、装置のSEM画像を採取す
るだけではなく、該装置の導体上の波形を採取するため
にも使用される。画像採取と波形採取とは多重化されて
おり、第一繰返し時間間隔の期間中に該装置のある領域
に亘ってビームをスキャニングさせることによって画像
を採取し、且つ第一時間間隔と交互の第二の繰返し時間
間隔の期間中に興味のある導体上のプローブ位置にビー
ムを指向させることによって波形が採取される。長い波
形(例えば、2秒を超えるもの)の採取は不完全又は不
正確なものである場合がある。なぜならば、電子銃のフ
ィラメントにおける変化及び/又はその他の原因によっ
て意図したプローブ位置からビームがドリフトする傾向
があるからである。
【0090】本発明によれば、長い波形の完全且つ正確
な採取を確保するためにビームドリフトを補正すること
が可能である。波形の採取期間中において時々、SEM
画像を採取し、最も最近のSEM画像と前のSEM画像
との間のオフセットを決定し、且つその場合に決定され
たオフセットを使用してプローブビーム位置決めを調節
する。例えば、長い波形の採取は次のようなステップに
よって行なうことが可能である。
【0091】(a)例えば、装置の表示したSEM画像
に表われる導体の中心にプローブアイコンを配置させる
ことによって、意図したプローブ位置に対する初期座標
を確立する。
【0092】(b)該プローブ位置を包含する参照SE
M画像を採取する。
【0093】(c)該プローブ位置の初期座標を使用し
てプローブビームを指向させることによって波形採取を
開始する。
【0094】(d)アップデートしたSEM画像を得る
ためにSEM画像採取と波形採取とを多重化させる。
【0095】(e)画像を畳み込み且つ自己相関させる
ことによってアップデートしたSEM画像と参照SEM
画像との間のオフセットを決定する。
【0096】(f)決定したオフセットを使用して初期
座標を調節することによってプローブ位置に対するアッ
プデートした座標を用意する。
【0097】(g)プローブ位置のアップデートした座
標を使用してプローブビームを指向させることによって
波形採取を継続して行なう。
【0098】(h)所望により、波形採取が完了するま
で時折ステップd乃至gを繰返し行なう。
【0099】図29は長い期間の波形採取の好適な方法
を示している。ICの一部のSEM画像2910が採取
され且つ該画像の上にプローブアイコン2905が配置
される。該第一画像のパッチがサーチエリア即ち調査区
域として使用すべく第一レジストレーション画像として
処理される(ステップ2915)。ある時間の間波形採
取を実施した後に、第二SEM画像2920を採取し且
つ移動用パッチとして使用すべく第二レジストレーショ
ン画像として処理する(ステップ2925)。これらの
第一及び第二レジストレーション画像を自己相関させ且
つプローブオフセットを決定する(ステップ293
0)。その様にして決定したオフセットを使用してプロ
ーブの位置を調節しビームドリフトを補償する(ステッ
プ2935)。新たに採取した第二画像を使用して新た
なオフセットを決定することにより適宜の時期にプロー
ブ位置決めをアップデートすることが可能である。
【0100】以上、本発明の具体的実施の態様について
詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ限定
されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱す
ることなしに種々の変形が可能であることは勿論であ
る。ほとんどのFIB動作の場合、ミリングすべき装置
構造とビームとの正確な整合が必要であるために、高い
倍率が選択される。所望により、比較的低い倍率で開始
し、オフセットを決定し(例えば、ミリングすべき区域
の印を付けたレイアウト画像と該装置のSEM画像との
間において)、次いでより高い倍率へ変化させ再度オフ
セットを決定することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の荷電粒子プローブシステムを示したブ
ロック図。
【図2】 図1に示した種類のシステムの一部を形成す
る従来の電子ビームテストプローブを示した概略図。
【図3】 スキマティック画像と、レイアウト画像と、
SEM画像とをリンクした一例を示すと共にレイアウト
画像及びSEM画像上に視野ウインドを重畳させた状態
を示した説明図。
【図4A】 CADデータから発生した集積回路の一部
の合成画像を示した説明図。
【図4B】 図4Aの合成画像に対応する集積回路の一
部のSEM画像を示した説明図。
【図5】 本発明に基づくプローブ配置プロセスの主要
なステップを示したフローチャート図。
【図6】 SEM画像を示すと共に本発明に基づいて導
体と相対的に所望のプローブビーム配置状態を示した説
明図。
【図7】 集積回路の一部のレイアウト画像を示した説
明図。
【図8】 集積回路の一部のSEM画像を示した説明
図。
【図9A】 ラプラシアン畳み込み用の好適なカーネル
係数を示した説明図。
【図9B】 ラプラシアンカーネルで画像を畳み込む方
法を示した説明図。
【図10A】 図7のレイアウト画像のパッチを示した
説明図。
【図10B】 図9Aのラプラシアンカーネルで図10
Aのパッチを畳み込むことによって得られるラプラシア
ン画像を示した説明図。
【図11A】 図8のSEM画像のパッチを示した説明
図。
【図11B】 図9Aのラプラシアンカーネルで図11
Aのパッチを畳み込むことによって得られるラプラシア
ン画像を示した説明図。
【図12】 ガウシアン畳み込みカーネル用の係数の一
例を示した説明図。
【図13】 ガウシアン畳み込みを実施する場合の因数
分解及びマルチプライヤ画像の形成のためのシフト動作
及び加算動作を示した説明図。
【図14】 x軸ガウシアン畳み込みの第一ステップを
示した説明図。
【図15】 x軸ガウシアン畳み込みの第二ステップを
示した説明図。
【図16】 y軸ガウシアン畳み込みの第一ステップを
示した説明図。
【図17】 y軸ガウシアン畳み込みの第二ステップを
示した説明図。
【図18A】 レイアウト画像パッチを示した説明図。
【図18B】 本発明に基づいてラプラシアンオペレー
タ及びガウシアンオペレータで図18Aのレイアウト画
像パッチを畳み込むことによって形成されるレジストレ
ーション画像を示した説明図。
【図19A】 SEM画像パッチを示した説明図。
【図19B】 本発明に基づいてラプラシアンオペレー
タ及びガウシアンオペレータで図19AのSEM画像パ
ッチを畳み込むことによって得られるレジストレーショ
ン画像を示した説明図。
【図20】 ガウシアン畳み込みカーネル用の係数の一
例を示した説明図。
【図21】 本発明の自己相関対象を示すために並置さ
れた一連の画像を示しており、(a)がCADレイアウ
ト画像パッチであり、(b)が本発明に基づいて該レイ
アウト画像パッチから用意されたレジストレーション画
像であり、(c)がSEM画像パッチであり、(d)が
本発明に基づいて該SEM画像パッチから用意したレジ
ストレーション画像であり、(e)及び(g)が該レイ
アウト画像パッチの一部であり、(f)が該SEMレジ
ストレーション画像及びレイアウトレジストレーション
画像のオーバーレイ即ち重畳したものであり、(h)が
ミスマッチの画素を黒で示し且つマッチングする画素を
白で示したSEMレジストレーション画像とレイアウト
レジストレーション画像のオーバーレイ即ち重畳したも
のを示した説明図。
【図22A】 図21の画像(d)及び(b)の自己相
関に対する値をマッピングすることによって得られる自
己相関表面を示した説明図。
【図22B】 図22Aの表面の相関ピークと交差する
xz面のx軸に沿った自己相関値を示した説明図。
【図22C】 図22Aの表面と交差する複数個のyz
面のy軸に沿っての自己相関値を示した説明図。
【図23】 レジストレーション画像のビットパックを
示した説明図。
【図24】 自己相関の最適化のためにレジストレーシ
ョン画像からの相関パッチの選択を示した説明図。
【図25】 最適化した自己相関方法を示した説明図。
【図26】 IC欠陥診断用の複数個の差分画像からな
るスタックを用意する方法を示した説明図。
【図27】 複数個のIC装置からなるバッチの自動修
復方法を示した説明図。
【図28】 ビーム電流が変化した場合の画像オフセッ
トのキャリブレーション方法を示した説明図。
【図29】 長期間波形採取方法を示した説明図。
【符号の説明】
700 第一画像 800 第二画像 710 第一パッチ 810 第二パッチ 900 ゼロ平均ラプラシアンカーネル 1010 第一ラプラシアンパッチ 1110 第二ラプラシアンパッチ 1200 ガウシアンカーネル 1720 画素 1810 第一レジストレーション画像 1910 第二レジストレーション画像

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一画像に対して第二画像のオフセット
    を決定するためにプロセサを動作させる方法において、
    各画素がxy格子内の位置及び強度値によって定義され
    各画像がそれぞれの複数個の画素を表わす格納された画
    素データによって定義されており、 (a)前記格納されている画素データから第一画像(7
    00)からのn×n画素を構成する第一パッチ(71
    0)を記述する一組のデータを検索し、 (b)前記第一パッチの画素の強度値をゼロ平均ラプラ
    シアンカーネル(900)の値で畳み込みを行なって第
    一ラプラシアンパッチ(1010)を定義するデータを
    用意し、前記第一ラプラシアンパッチを定義するデータ
    は各画素がxy格子内の位置と符号を有する強度値とに
    よって定義される複数個の画素を記述しており、 (c)xy格子の二つの軸に沿って前記第一ラプラシア
    ンパッチの画素の強度値をガウシアンカーネル(120
    0)で畳み込みを行なって第一レジストレーション画像
    (1810)を定義するデータを用意し、前記ガウシア
    ンカーネルはガウシアンシーケンス(例えば、1,6,
    15,20,15,6,1)を近似すべく配列させるこ
    との可能な複数個のガウシアンカーネル値(例えば、
    1,6,15,20)を有しており、前記第一レジスト
    レーション画像を定義するデータは各画素がxy格子内
    の位置と符号を有する強度値とによって定義される複数
    個の画素(例えば、1720)を記述しており、 (d)前記強度値の符号に依存して前記第一レジストレ
    ーション画像の画素の強度値をそれぞれの二進値へ変換
    することによって第一二値化画像を定義するデータを用
    意し、前記第一二値化画像を定義するデータはxy格子
    内の複数個の画素位置及び各画素位置に対する二進値を
    記述しており、 (e)mをnより小さな値として、前記格納した画素デ
    ータから第二画像(800)からのm×m画素からなる
    第二パッチ(810)を記述する一組のデータを検索
    し、 (f)前記第二パッチの画素の強度値をゼロ平均ラプラ
    シアンカーネル(900)の値で畳み込むことによって
    第二ラプラシアンパッチ(1110)を定義するデータ
    を用意し、前記第二ラプラシアンパッチを定義するデー
    タは各画素がxy格子内の位置と符号を有する強度値と
    によって定義される複数個の画素を記述しており、 (g)xy格子の二つの軸に沿って前記第二ラプラシア
    ンパッチの画素の強度値をガウシアンカーネル(120
    0)で畳み込むことによって第二レジストレーション画
    像(1910)を定義するデータを用意し、前記ガウシ
    アンカーネルはガウシアンシーケンス(例えば、1,
    6,15,20,15,6,1)を近似するために配列
    することの可能な複数個のガウシアンカーネル値(例え
    ば、1,6,15,20)を有しており、前記第二レジ
    ストレーション画像を定義するデータは各画素がxy格
    子内の位置と符号を有する強度値とによって定義される
    複数個の画素を記述しており、 (h)前記強度値の符号に依存して前記第二レジストレ
    ーション画像の画素の強度値をそれぞれの二進値へ変換
    することによって第二二値化画像を定義するデータを用
    意し、前記第二二値化画像を定義するデータはxy格子
    内の複数個の画素位置と各画素位置に対する二進値とを
    記述しており、 (i)前記第二二値化画像のm×m画素を前記第一二値
    化画像のm×m画素と整合させた場合に前記第一二値化
    画像に対して前記第二二値化画像がオフセットされてい
    る場合に、(1)前記二値化した第一レジストレーショ
    ン画像の二進値と前記二値化した第二レジストレーショ
    ン画像の二進値との間のm×m画素位置の各々に対して
    EXOR処理を実施して画素位置当たり二進画素相関値
    を発生し、且つ(2)二進画素相関値の和を決定して画
    像相関値を得、 (j)前記画像相関値を比較して前記第二二値化画像と
    第一二値化画像との間の最大相関となる前記第一二値化
    画像に対する前記第二二値化画像のオフセットを識別
    し、 (k)前記識別されたオフセットの表示を格納し、前記
    格納した表示が前記第一画像に対する前記第二画像のオ
    フセットを表わしている、 上記各ステップを有することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ステップ(c)
    が、(1)各ガウシアンカーネル値に対して、前記第一
    ラプラシアンパッチの強度値を前記ガウシアンカーネル
    値で乗算させてそれぞれの第一マルチプライヤ画像(例
    えば、1400,1410,1420,1430)を定
    義するデータを用意し、その場合に、ある与えられたガ
    ウシアンカーネル値に対して第一マルチプライヤ画像を
    定義するデータは、各画素がxy格子内の位置と前記与
    えられたガウシアンカーネル値と前記第一ラプラシアン
    パッチの対応する強度値との積を有する強度値とによっ
    て定義される複数個の画素を記述し、(2)前記第一マ
    ルチプライヤ画像の画素(例えば、1525−156
    0)から選択した強度値を加算して第一結果画像(15
    10)を定義するデータを用意し、その場合に前記第一
    結果画像は前記軸のうちの一つ(例えば、x軸)に沿っ
    ての前記ガウシアンカーネルとの前記第一ラプラシアン
    画像の畳み込みを近似しており、前記第一結果画像を定
    義するデータは各画素がxy内の位置と強度値とによっ
    て定義される複数個の画素(例えば、1520)を記述
    しており、(3)各ガウシアンカーネル値に対して、前
    記第一結果画像の強度値を前記ガウシアンカーネル値に
    よって乗算してそれぞれの第二マルチプライヤ画像(例
    えば、1510,1610,1620,1630)を定
    義するデータを用意し、その場合にある与えられたガウ
    シアンカーネル値に対する第二マルチプライヤ画像を定
    義するデータは、各画素がxy格子内の位置及び前記与
    えられたガウシアンカーネル値と前記第一結果画像の対
    応する強度値との積を有する強度値によって定義される
    複数個の画素を記述しており、(4)前記第二マルチプ
    ライヤ画像の画素(例えば、1725−1760)から
    選択した強度値を加算して前記第一レジストレーション
    画像(1810)を定義するデータを用意し、その場合
    に前記第一レジストレーション画像が前記軸の他方(例
    えば、y軸)に沿って前記第一結果画像の前記ガウシア
    ンカーネルとの畳み込みを近似する、上記各ステップを
    有することを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記第一ラプラシア
    ンパッチの各画素は強度値Vを有しており、ステップc
    (1)が、前記第一ラプラシアンパッチの各画素に対し
    て、(a)第一レジスタ内に画素の強度値Vを表わす二
    進数を格納し、(b)前記第一レジスタ内に格納されて
    いる前記二進数を左側へシフトさせて2Vの値を表わす
    二進数を発生し且つ前記2Vの値を表わす二進数を第二
    レジスタ内に格納し、(c)前記第二レジスタ内に格納
    した前記二進数を左側へシフトさせて4Vの値を表わす
    二進数を発生し且つ前記4Vの値を表わす二進数を第三
    レジスタ内へ格納し、(d)前記第三レジスタ内に格納
    した前記二進数を左側へシフトして16Vの値を表わす
    二進数を発生し且つ前記16Vの値を表わす二進数を第
    四レジスタ内に格納し、(e)前記第二レジスタ及び第
    三レジスタ内に格納した二進数を加算して6Vの値を表
    わす二進数を発生し且つ前記6Vの値を表わす二進数を
    第五レジスタ内に格納し、(f)前記第一レジスタ内に
    格納されている二進数を前記第四レジスタ内に格納した
    二進数から減算して15Vの値を表わす二進数を発生し
    且つ前記15Vの値を表わす二進数を第六レジスタ内に
    格納し、(g)前記第三レジスタ及び第四レジスタ内に
    格納されている二進数を加算して20Vの値を表わす二
    進数を発生し且つ前記20Vの値を表わす二進数を第七
    レジスタ内に格納し、(h)V,6V,15V,20V
    の値を表わす二進数をデータ構造内に格納する、上記各
    ステップを有しており、前記第一ラプラシアンパッチの
    各画素に対してステップc.i.(a)乃至c.i.
    (h)を完了すると、前記データ構造が各ガウシアンカ
    ーネル値に対する第一マルチプライヤ画像を記述するデ
    ータを有することを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項1において、ステップcが、更
    に、各デジタルワードが前記第一レジストレーション画
    像のそれぞれの画素の強度値を有する2p ビットデジタ
    ルワードのシリーズとして前記第一レジストレーション
    画像を定義するデータを格納するステップを有してお
    り、且つステップdは更に前記第一二値化画像の各2p
    画素に対する単一の2p ビットデジタルワードとして前
    記第一二値化画像を定義するデータの前記二進値を格納
    するステップを有しており、ステップgは、更に、各デ
    ジタルワードが前記第二レジストレーション画像のそれ
    ぞれの画素の強度値を有する2p ビットデジタルワード
    のシリーズとして前記第二レジストレーション画像を定
    義するデータを格納するステップを有しており、且つス
    テップdは、更に、前記第二二値化画像の各2p 画素に
    対する単一の2p ビットデジタルワードとして前記第二
    二値化画像を定義するデータの前記二進値を格納するス
    テップを有しており、ステップi.(1)は、2p 画素
    位置の各ブロックに対して、単一のプロセサ命令で2p
    画素位置の各々に対するEXOR処理を実施してその際
    に2p 画素位置に亘っての前記第一二値化画像及び前記
    第二二値化画像の相関を表わすデジタルマッチングワー
    ドを発生し、且つステップi.(2)は、2p 画素位置
    の各ブロックに対して、前記デジタルマッチングワード
    の各可能な値に対して2p 画素位置の二進相関値の和が
    与えられる格納したルックアップテーブル内において前
    記デジタルマッチングワードをルックアップしその際に
    p 画素位置に対し二進相関値の和を表わす部分相関値
    を得、且つ2p 画素位置の前記ブロックの全ての部分相
    関値を加算して前記画像相関値を得ることを特徴とする
    方法。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記可能なオフセッ
    トがx軸に沿っての第一複数個の可能なオフセットとy
    軸に沿っての第二複数個の可能なオフセットとを有して
    おり、本方法は、更に、第一二値化画像を定義する前記
    データから、x軸に沿っての各可能なオフセットに対し
    て前記第一二値化画像のm×m画素位置のストリップを
    定義するデータを用意するステップを有しており、ステ
    ップi.(1)は、前記第一二値化画像のm×m画素位
    置の前記各ストリップに対して且つy軸に沿っての各可
    能なオフセットに対して、前記第一二値化画像の二進値
    と前記第二二値化画像の二進値との間においてn×n画
    素位置の各々に対してEXOR処理を実施することを特
    徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記第二画像がIC
    のCADレイアウト画像を有しており、且つ前記第一画
    像がICのSEM画像を有しており、且つステップg
    が、更に、前記第二ラプラシアンパッチの画素の強度値
    を複数個のガウシアンカーネルで畳み込むことによって
    第二レジストレーション画像を定義するデータを用意す
    ることを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求項1において、前記第一画像がIC
    のレイアウト画像を有しており且つ前記第二画像がIC
    装置のSEM画像を有しており、本方法が、更に、前記
    第一画像からプローブビームを配置させるべき前記IC
    装置の選択した位置を表わす第一xy座標を選択し、前
    記識別したオフセットだけ前記第一xy座標からシフト
    した第二xy座標を用意し、前記第二xy座標に対応し
    た方向で前記IC装置に対して電子ビームを照準させ、
    第一時間期間中に電子ビームを前記IC装置へ照射させ
    ることにより前記ICから射出される二次電子を検知し
    その際に前記IC装置の前記選択した位置において表わ
    れる波形の第一部分を得、前記ICのアップデートした
    SEM画像を得、前記第二画像を前記アップデートした
    SEM画像で置換し、ステップa乃至kを繰返し行なっ
    てアップデートしたオフセットを識別し、前記アップデ
    ートしたオフセットだけ前記第一xy座標からシフトさ
    れたアップデートした第二xy座標を用意し、前記アッ
    プデートした第二xy座標に対応した方向において前記
    IC装置において第二時間期間中に電子ビームを照準さ
    せ、且つ前記第二時間期間中に前記IC装置に電子ビー
    ムを照射した場合に前記IC装置から射出される二次電
    子を検知しその際に前記IC装置の前記選択した位置に
    表われる波形の第二部分を得る、上記各ステップを有す
    ることを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 請求項1において、前記第一画像がIC
    装置の正しい動作を表わす画像からなる第一スタックの
    SEM基準画像を有しており、且つ前記第二画像がIC
    装置の誤った動作を表わす画像からなる第二スタックの
    SEM基準画像を有しており、且つ前記第二スタックの
    各画像は前記第一スタックの一つの画像に対応してお
    り、本方法が、更に、前記識別したオフセットに等しい
    量だけ前記第一スタックの対応する画像に対して前記第
    二スタックの各画像をシフトさせ、且つ前記第一スタッ
    クの各画像に対して、前記第一スタックの画像の画素の
    強度値と前記第二スタックのシフトした画像の画素の強
    度値との間の差をとることによって差分画像を用意す
    る、上記各ステップを有することを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 請求項1において、前記第一画像が第一
    IC装置のSIM画像を有しており、且つ前記第二画像
    が第二IC装置のSIM画像を有しており、本方法が、
    更に、前記第一画像からFIBを指向させるべき前記第
    二IC装置の位置を表わす第一xy座標を選択し、前記
    識別したオフセットだけ前記第一xy座標からシフトさ
    せた第二xy座標を用意し、且つ前記第二xy座標に対
    応する方向において前記IC装置に対してFIBを照準
    させる、上記各ステップを有することを特徴とする方
    法。
  10. 【請求項10】 第一画像に対して第二画像のオフセッ
    トを決定する装置において、(a)各画素がxy格子内
    の位置と強度値とによって定義されるそれぞれの複数個
    の画素を記述する画素データとして第一画像(700)
    及び第二画像(800)を格納する手段、(b)前記格
    納手段から前記第一画像のn×n画素を有する第一パッ
    チ(710)を記述する一組のデータを検索する手段、
    (c)前記第一パッチの画素の強度値をゼロ平均ラプラ
    シアンカーネル(900)の値で畳み込むことによって
    第一ラプラシアンパッチ(1010)を定義するデータ
    を用意する手段、尚前記第一ラプラシアンパッチを定義
    するデータは各画素がxy格子内の位置と符号を有する
    強度値とによって定義される複数個の画素を記述してお
    り、(d)xy格子の二つの軸に沿って前記第一ラプラ
    シアンパッチの画素の強度値をガウシアンカーネル(1
    200)で畳み込むことによって第一レジストレーショ
    ン画像(1810)を定義するデータを用意する手段、
    尚前記ガウシアンカーネルはガウシアンシーケンス(例
    えば、1,6,15,20,15,6,1)を近似すべ
    く配列させることの可能な複数個のガウシアンカーネル
    値(例えば、1,6,15,20)を有しており、前記
    第一レジストレーション画像を定義するデータは各画素
    がxy格子内の位置と符号を有する強度値とによって定
    義される複数個の画素(例えば、1720)を記述して
    おり、(e)前記強度値の符号に依存して前記第一レジ
    ストレーション画像の画素の強度値をそれぞれの二進値
    へ変換させることによって第一二値化画像を定義するデ
    ータを用意する手段、尚前記第一二値化画像を定義する
    データはxy格子内の複数個の画素位置と各画素位置に
    対する二進値とを記述しており、(f)mをnより小さ
    な値として、前記格納した画素データから前記第二画像
    からのm×m画素の第二パッチ(810)を記述する一
    組のデータを検索する手段、(g)前記第二パッチの画
    素の強度値をゼロ平均ラプラシアンカーネル(900)
    の値と畳み込みを行なうことによって第二ラプラシアン
    パッチ(1110)を定義するデータを用意する手段、
    尚前記第二ラプラシアンパッチを定義するデータは、各
    画素がxy格子内の位置と符号を有する強度値とによっ
    て定義される複数個の画素を記述しており、(h)xy
    格子の二つの軸に沿って前記第二ラプラシアンパッチの
    画素の強度値をガウシアンカーネル(1200)で畳み
    込むことによって第二レジストレーション画像(191
    0)を定義するデータを用意する手段、尚前記ガウシア
    ンカーネルはガウシアンシーケンス(例えば、1,6,
    15,20,15,6,1)を近似するために配列する
    ことの可能な複数個のガウシアンカーネル値(例えば、
    1,6,15,20)を有しており、前記第二レジスト
    レーション画像を定義するデータは各画素がxy格子内
    の位置と符号を有する強度値とによって定義される複数
    個の画素を記述しており、(i)前記強度値の符号に依
    存して前記第二レジストレーション画像の画素の強度値
    をそれぞれの二進値へ変換させることにより第二二値化
    画像を定義するデータを用意する手段、尚前記第二二値
    化画像を定義するデータはxy格子内の複数個の画素位
    置及び各画素位置に対する二進値を記述しており、
    (j)前記第二二値化画像のm×m画素を前記第一二値
    化画像のm×m画素と整合させた場合に前記第一二値化
    画像に対しての前記第二二値化画像の複数個の可能なオ
    フセットの各々に対して、画素位置当たりの二進画素相
    関値を発生するために二値化した第一レジストレーショ
    ン画像の二進値と二値化した第二レジストレーション画
    像の二進値との間においてm×m画素位置の各々に対し
    てEXOR処理を実施する手段、(k)第二二値化画像
    のm×m画素を第一二値化画像のm×m画素と整合させ
    た場合に第一二値化画像に対しての第二二値化画像の可
    能なオフセットの各々に対して、画像相関値を得るため
    に二進画素相関値の和を決定する手段、(l)前記第二
    二値化画像と第一二値化画像との間の最大相関を発生す
    る前記第一二値化画像に対しての前記第二二値化画像の
    オフセットを識別するために前記画像相関値を比較する
    手段、(m)前記識別されたオフセットの表示を格納す
    る手段、尚前記格納された表示は前記第一画像に対する
    前記第二画像のオフセットを表わしている、を有するこ
    とを特徴とする装置。
  11. 【請求項11】 IC装置を修正する方法において、 (a)選択した視野においてIC装置の第一SIM画像
    を採取し、 (b)前記第一画像を複数個の画素として格納し、尚各
    画素はxy格子内の位置と強度値とによって定義され、 (c)前記選択した視野を定義する第一座標を格納し、 (d)前記選択した視野内における選択した位置におい
    てIC装置上で実施されるべきFIB動作を定義する動
    作パラメータを格納し、 (e)前記第一画像のn×n画素からなる第一パッチを
    検索し、 (f)前記第一パッチの画素の強度値をゼロ平均ラプラ
    シアンカーネルの値で畳み込むことによって第一ラプラ
    シアンパッチを用意し、尚前記第一ラプラシアンパッチ
    は各画素がxy格子内の位置と符号を有する強度値とに
    よって定義される複数個の画素を有しており、 (g)前記第一ラプラシアンパッチの画素の強度値をx
    y格子の二つの軸に沿ってガウシアンカーネルで畳み込
    みを行なうことによって第一レジストレーション画像を
    用意し、尚前記第一レジストレーション画像は各画素が
    xy格子内の位置と符号を有する強度値とによって定義
    される複数個の画素を記述しており、 (h)強度値の符号に依存して前記第一レジストレーシ
    ョン画像の画素の強度値をそれぞれの二進値へ変換させ
    ることによって第一二値化画像を用意し、尚前記第一二
    値化画像を定義するデータはxy格子内の複数個の画素
    位置及び各画素位置に対する二進値を記述しており、 (i)ほぼ前記選択した視野において修正すべきIC装
    置の第二SIM画像を採取し、 (j)前記第二画像のm×m画素からなる第二パッチを
    選択し、 (k)前記第二パッチの画素の強度値をゼロ平均ラプラ
    シアンカーネルの値で畳み込むことによって第二ラプラ
    シアンパッチを用意し、前記第二ラプラシアンパッチは
    各画素がxy格子内の位置と符号を有する強度値とによ
    って定義されている複数個の画素を有しており、 (l)前記第二ラプラシアンパッチの画素の強度値をx
    y格子の二つの軸に沿ってガウシアンカーネルで畳み込
    むことによって第二レジストレーション画像を用意し、
    尚前記第二レジストレーション画像は各画素がxy格子
    内の位置と符号を有する強度値とによって定義される複
    数個の画素を有しており、 (m)強度値の符号に依存して前記第二レジストレーシ
    ョン画像の画素の強度値をそれぞれの二進値へ変換させ
    ることによって第二二値化画像を用意し、前記第一二値
    化画像はxy格子内の複数個の画素位置と各画素位置に
    対する二進値とを有しており、 (n)前記第二二値化画像のm×m画素と前記第一二値
    化画像のm×m画素とを整合させた場合に前記第一二値
    化画像に対しての前記第二二値化画像の複数個の可能な
    オフセットの各々に対して、(1)二値化した第一レジ
    ストレーション画像の二進値と二値化した第二レジスト
    レーション画像の二進値との間でn×m画素位置の各々
    に対してEXOR処理を実施して画素位置当たりの二進
    画素相関値を発生し、(2)画像相関値を得るために前
    記二進画素相関値の和を決定し、 (o)前記第二二値化画像と前記第一二値化画像との間
    の最大相関を発生する前記第一二値化画像に対する前記
    第二二値化画像のオフセットを識別するために前記画像
    相関値を比較し、 (p)前記識別したオフセットに従って前記格納した動
    作パラメータを補正することによって補正した動作パラ
    メータを用意し、 (q)前記補正した動作パラメータによって定義される
    FIB処理を実施する、上記各ステップを有することを
    特徴とする方法。
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