JPH076259B2 - 垂木部材と吊子部材との固定装置 - Google Patents
垂木部材と吊子部材との固定装置Info
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- JPH076259B2 JPH076259B2 JP10336589A JP10336589A JPH076259B2 JP H076259 B2 JPH076259 B2 JP H076259B2 JP 10336589 A JP10336589 A JP 10336589A JP 10336589 A JP10336589 A JP 10336589A JP H076259 B2 JPH076259 B2 JP H076259B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、一般建築構造物の横葺き屋根における垂木
部材と吊子部材との固定装置に関するものである。
部材と吊子部材との固定装置に関するものである。
一般的に、この種の横葺き屋根における垂木部材と吊子
部材との固定装置に関しては、従来から各種の構成がよ
く知られており、本発明者においても、既に種々の異っ
た構成による数多くの提案をなしている。
部材との固定装置に関しては、従来から各種の構成がよ
く知られており、本発明者においても、既に種々の異っ
た構成による数多くの提案をなしている。
例えば第4図及び第5図に示す垂木部材と吊子部材との
固定装置は特開昭62−99548号公報に基づくものであ
り、又第6図及び第7図に示す垂木部材と吊子部材との
固定装置は特開昭63−22952号公報に基づくものであ
る。
固定装置は特開昭62−99548号公報に基づくものであ
り、又第6図及び第7図に示す垂木部材と吊子部材との
固定装置は特開昭63−22952号公報に基づくものであ
る。
即ち、第4図はこの既提案による吊子部材と垂木部材と
の固定装置の分解斜視図であり、又、第5図(a),
(b)は同上固定状態を模式的に示す縦断面図及び一部
横断面図である。
の固定装置の分解斜視図であり、又、第5図(a),
(b)は同上固定状態を模式的に示す縦断面図及び一部
横断面図である。
これらの第4図及び第5図にそれぞれ示すように、各横
葺き屋根板(A)での軒側,棟側各係合部(1),
(2)を相互に係合させた状態で引留め係止する吊子部
材(B)については、その取付け基板部(3)の軒棟方
向の一方の端部側に切欠き係止部(4)を切欠き形成さ
せると共に、上方に引留め係止部(5)を延長折曲する
他方の端部側に、折曲係止部(6)を突出形成させてお
く。
葺き屋根板(A)での軒側,棟側各係合部(1),
(2)を相互に係合させた状態で引留め係止する吊子部
材(B)については、その取付け基板部(3)の軒棟方
向の一方の端部側に切欠き係止部(4)を切欠き形成さ
せると共に、上方に引留め係止部(5)を延長折曲する
他方の端部側に、折曲係止部(6)を突出形成させてお
く。
又、葺き上げ対象となる屋根組みの母屋材(C)上に棟
側から軒側へ配設される垂木部材(D)については、そ
の垂木面(7)の被取付け該当部分に軒棟方向位置で、
前記一方の切欠き係止部(4)に対応して切起し係止片
(8)を切起すと共に、前記折曲係止部(6)に対応し
て屈曲部(9a)のある引掛け係止部(9)を切起し形成
させておく。
側から軒側へ配設される垂木部材(D)については、そ
の垂木面(7)の被取付け該当部分に軒棟方向位置で、
前記一方の切欠き係止部(4)に対応して切起し係止片
(8)を切起すと共に、前記折曲係止部(6)に対応し
て屈曲部(9a)のある引掛け係止部(9)を切起し形成
させておく。
尚、第5図(b)中,符号(E)は屋根組みの母屋材
(C)上と垂木部材(D)の垂木面(7)下との間に介
在される下地部材である。
(C)上と垂木部材(D)の垂木面(7)下との間に介
在される下地部材である。
この場合には、母屋材(C)との間に下地部材(E)を
介在して軒棟方向に配設された垂木部材(D)の垂木面
(7)上に、まず、第5図(a)に二点鎖線で示すよう
に、切起されて直立したままの切起し係止片(8)の部
分を避けた状態で、吊子部材(B)の取付け基板部
(3)を軒側斜め上方から棟側下方へ押込むようにす
る。
介在して軒棟方向に配設された垂木部材(D)の垂木面
(7)上に、まず、第5図(a)に二点鎖線で示すよう
に、切起されて直立したままの切起し係止片(8)の部
分を避けた状態で、吊子部材(B)の取付け基板部
(3)を軒側斜め上方から棟側下方へ押込むようにす
る。
次にその折曲係止部(6)を引掛け係止部(9)に挿入
させ、かつ、これを屈曲部(9a)により押止して引掛け
係止させると共に、切欠き係止部(4)に切起し係止片
(8)を受入れて、この垂木面(7)に取付け基板部
(3)を押当てた状態とする。
させ、かつ、これを屈曲部(9a)により押止して引掛け
係止させると共に、切欠き係止部(4)に切起し係止片
(8)を受入れて、この垂木面(7)に取付け基板部
(3)を押当てた状態とする。
更に、切起し係止片(8)の先端部(8a)を取付け基板
部(3)面に折込み折曲させることで係着させ、このよ
うにして、所期通りに垂木部材(D)上に吊子部材
(B)を取付け固定させる。
部(3)面に折込み折曲させることで係着させ、このよ
うにして、所期通りに垂木部材(D)上に吊子部材
(B)を取付け固定させる。
又第6図は上記提案による吊子部材と垂木部材との他の
固定装置の分解斜視図であり、又、第7図(a),
(b)は同上固定状態を模式的に示す縦断面図及び一部
横断面図である。
固定装置の分解斜視図であり、又、第7図(a),
(b)は同上固定状態を模式的に示す縦断面図及び一部
横断面図である。
これらの第6図及び第7図にそれぞれ示すように、各横
葺き屋根板(A)での軒側,棟側各係合部(1),
(2)を相互に係合させた状態で引留め係止する吊子部
材(B)については、その取付け基板部(3)の軒棟下
方向での一方の端部側に、前例と同様に、切欠き係止部
(4)を切欠き形成させると共に、上方に引留め係止部
(5)を延長折曲する他方の端部側に、幅の狭い導入頚
部(10a)を介してこれよりも幅を広くした係止顎部(1
0b),(10b)を有する突出係止部(10)を下方に向け
て突出形成させておく。又、葺き上げ対象となる屋根組
みの母屋材(C)上に棟側から軒側へ配設される垂木部
材(D)については、その垂木面(7)の被取付け該当
部に軒棟方向位置で、前例と同様に、前記一方の切欠き
係止部(4)に対応して切起し係止片(8)を切起すと
共に、前記突出係止部(10)に対応して、切起し係止片
(8)に近付いた側でこの突出係止部(10)の各係止顎
部(10b),(10b)を受入れる比較的大きくされた幅部
分(11a)とし、かつ、これから遠去かる方向へ次第に
幅を狭めてこの係止顎部(10b),(10b)を係止する比
較的小さくされた幅部分(11b)としたスリット状の係
止穴部(11)を穿設しておく。
葺き屋根板(A)での軒側,棟側各係合部(1),
(2)を相互に係合させた状態で引留め係止する吊子部
材(B)については、その取付け基板部(3)の軒棟下
方向での一方の端部側に、前例と同様に、切欠き係止部
(4)を切欠き形成させると共に、上方に引留め係止部
(5)を延長折曲する他方の端部側に、幅の狭い導入頚
部(10a)を介してこれよりも幅を広くした係止顎部(1
0b),(10b)を有する突出係止部(10)を下方に向け
て突出形成させておく。又、葺き上げ対象となる屋根組
みの母屋材(C)上に棟側から軒側へ配設される垂木部
材(D)については、その垂木面(7)の被取付け該当
部に軒棟方向位置で、前例と同様に、前記一方の切欠き
係止部(4)に対応して切起し係止片(8)を切起すと
共に、前記突出係止部(10)に対応して、切起し係止片
(8)に近付いた側でこの突出係止部(10)の各係止顎
部(10b),(10b)を受入れる比較的大きくされた幅部
分(11a)とし、かつ、これから遠去かる方向へ次第に
幅を狭めてこの係止顎部(10b),(10b)を係止する比
較的小さくされた幅部分(11b)としたスリット状の係
止穴部(11)を穿設しておく。
この場合には、ここでも母屋材(C)との間に下地部材
(E)を介在して軒棟方向に配設された垂木部材(D)
の垂木面(7)上にあって、まず、第7図(a)に二点
鎖線で示すように、切起されて直立したままの切起し係
止片(8)の部分を避けた状態で、吊子部材(B)の取
付け基板部(3)を軒側斜め上方から棟側下方へ押込む
ようにする。
(E)を介在して軒棟方向に配設された垂木部材(D)
の垂木面(7)上にあって、まず、第7図(a)に二点
鎖線で示すように、切起されて直立したままの切起し係
止片(8)の部分を避けた状態で、吊子部材(B)の取
付け基板部(3)を軒側斜め上方から棟側下方へ押込む
ようにする。
次にその突出係止部(10)での各係止顎部(10b),(1
0b)を、係止穴部(11)の大きくされた幅部分(11a)
側から挿入させた上で、かつ、これを小さくされた幅部
分(11b)側に移動させて引掛け係止させると共に、切
欠き係止部(4)に切起し係止片(8)を受入れて、こ
の垂木面(7)に取付け基板部(3)を押当てた状態と
する。
0b)を、係止穴部(11)の大きくされた幅部分(11a)
側から挿入させた上で、かつ、これを小さくされた幅部
分(11b)側に移動させて引掛け係止させると共に、切
欠き係止部(4)に切起し係止片(8)を受入れて、こ
の垂木面(7)に取付け基板部(3)を押当てた状態と
する。
更に、切起し係止片(8)の先端部(8a)を取付け基板
部(3)面に折込み折曲させることで係着させ、このよ
うにして、所期通りに垂木部材(D)上に吊子部材
(B)を取付け固定させる。
部(3)面に折込み折曲させることで係着させ、このよ
うにして、所期通りに垂木部材(D)上に吊子部材
(B)を取付け固定させる。
しかしながら、前者の第4図、第5図構成においては、
垂木部材(D)に対する吊子部材(B)の取付け固定
が、垂木面(7)上でなされるために、垂木部材(D)
の横断面形状の如何に拘らず、この垂木部材(D)の下
面側に何等の影響をも及ぼすおそれがない,つまり、こ
の垂木部材(D)の下面側に介在されている硬質ボード
等の下地材(E)を傷付けたりするおそれが全くないの
であるが、このような垂木部材(D)の切起し係止片
(8)と引掛け係止部(9)とによる吊子部材(B)の
取付け固定手段,殊に、引掛け係止部(9)の屈曲部
(9a)による折曲係止部(6)の引掛け係止の点におい
て、その引掛りが比較的少いことから、自身の材料の厚
さとも相俟って、所要の取付け強度,ないしは材料強度
が得られないと云う不利がある。この点を改善するの
に、例えば、これらの切起し係止片(8)と屈曲部(9
a)を含む引掛け係止部(9)との板厚,つまり、垂木
部材(D)自体の板厚を厚くしたり、或いは、該当部分
に適当するリブ,絞りなどを付与したりすると、この垂
木部材(D)に対する取付け部分の加工に大型プレスな
どを採用しなければならなくなって、生産効率が悪くか
つ、コストもあがるなどの問題点を生ずるものであっ
た。
垂木部材(D)に対する吊子部材(B)の取付け固定
が、垂木面(7)上でなされるために、垂木部材(D)
の横断面形状の如何に拘らず、この垂木部材(D)の下
面側に何等の影響をも及ぼすおそれがない,つまり、こ
の垂木部材(D)の下面側に介在されている硬質ボード
等の下地材(E)を傷付けたりするおそれが全くないの
であるが、このような垂木部材(D)の切起し係止片
(8)と引掛け係止部(9)とによる吊子部材(B)の
取付け固定手段,殊に、引掛け係止部(9)の屈曲部
(9a)による折曲係止部(6)の引掛け係止の点におい
て、その引掛りが比較的少いことから、自身の材料の厚
さとも相俟って、所要の取付け強度,ないしは材料強度
が得られないと云う不利がある。この点を改善するの
に、例えば、これらの切起し係止片(8)と屈曲部(9
a)を含む引掛け係止部(9)との板厚,つまり、垂木
部材(D)自体の板厚を厚くしたり、或いは、該当部分
に適当するリブ,絞りなどを付与したりすると、この垂
木部材(D)に対する取付け部分の加工に大型プレスな
どを採用しなければならなくなって、生産効率が悪くか
つ、コストもあがるなどの問題点を生ずるものであっ
た。
一方、後者第6図,第7図の構成においては、垂木部材
(D)のスリット状をなす係止穴部(11)の狭くされた
幅部分(11b)に対して、吊子部材(B)の突出係止部
(10)の各係止顎部(10b),(10b)を挿入して取付け
固定させており、その係止引掛りが十分になされること
から、この垂木部材(D)がたとえ比較的薄い板厚であ
っても、所要程度までの取付け強度を容易に得られるの
であるが、反面,垂木面(7)の下面側に係止顎部(10
b),(10b)が突出されているために、その下面側に介
在される下地材(E)を著しく傷付けて使用不能にして
しまったり、或いは、これを著しく傷めてしまうもの
で、垂木面(7)の下面側にこのような下地材(E)の
介入のないとき,換言すると、垂木面(7)の下面側に
空間部のある場合にしか適用できないと云う問題点があ
った。
(D)のスリット状をなす係止穴部(11)の狭くされた
幅部分(11b)に対して、吊子部材(B)の突出係止部
(10)の各係止顎部(10b),(10b)を挿入して取付け
固定させており、その係止引掛りが十分になされること
から、この垂木部材(D)がたとえ比較的薄い板厚であ
っても、所要程度までの取付け強度を容易に得られるの
であるが、反面,垂木面(7)の下面側に係止顎部(10
b),(10b)が突出されているために、その下面側に介
在される下地材(E)を著しく傷付けて使用不能にして
しまったり、或いは、これを著しく傷めてしまうもの
で、垂木面(7)の下面側にこのような下地材(E)の
介入のないとき,換言すると、垂木面(7)の下面側に
空間部のある場合にしか適用できないと云う問題点があ
った。
この発明は、従来のこのような問題点を改善しようとす
るものであって、その目的とするところは、垂木部材の
垂木面への吊子部材の取付け固定をして、この垂木面の
下面側に何等の影響をも及ぼさずに、十分な取付け強度
で良好かつ、効果的に固定し得るようにした,この種の
垂木部材と吊子部材との固定装置を提供することであ
る。
るものであって、その目的とするところは、垂木部材の
垂木面への吊子部材の取付け固定をして、この垂木面の
下面側に何等の影響をも及ぼさずに、十分な取付け強度
で良好かつ、効果的に固定し得るようにした,この種の
垂木部材と吊子部材との固定装置を提供することであ
る。
前記目的を達成するために、この発明に係る垂木部材と
吊子部材との固定装置は、横葺き屋根板を引留め係止す
る吊子部材を、屋根組みの母屋材上に配設される垂木部
材に固定させるための固定装置であって、前記吊子部材
には、取付け基板部の一方の端部側に切欠き係止部を設
け、かつ、上方に引留め係止部を折曲する他方の端部側
に係止舌片を延長して形成させ、又、前記垂木部材の被
取付け該当垂木面には、前記切欠き係止部に対応して切
起し係止片を設け、かつ、前記係止舌片を挿入させるた
めの係止開口を開口させた膨出係止部を上方へ打ち出し
形成させ、前記垂木部材の垂木面上にあって、前記吊子
部材の係止舌片を係止開口から膨出係止部内に挿入して
係止させると共に、前記切欠き係止部に受入れた切起し
係止片を取付け基板部面に折込み折曲して固定させるよ
うにしたことを特徴とするものである。
吊子部材との固定装置は、横葺き屋根板を引留め係止す
る吊子部材を、屋根組みの母屋材上に配設される垂木部
材に固定させるための固定装置であって、前記吊子部材
には、取付け基板部の一方の端部側に切欠き係止部を設
け、かつ、上方に引留め係止部を折曲する他方の端部側
に係止舌片を延長して形成させ、又、前記垂木部材の被
取付け該当垂木面には、前記切欠き係止部に対応して切
起し係止片を設け、かつ、前記係止舌片を挿入させるた
めの係止開口を開口させた膨出係止部を上方へ打ち出し
形成させ、前記垂木部材の垂木面上にあって、前記吊子
部材の係止舌片を係止開口から膨出係止部内に挿入して
係止させると共に、前記切欠き係止部に受入れた切起し
係止片を取付け基板部面に折込み折曲して固定させるよ
うにしたことを特徴とするものである。
即ち、この発明においては、母屋材の軒棟方向に配設さ
れる垂木部材の垂木面上にあって、吊子部材の係止舌片
を係止開口から膨出係止部内に挿入係止させると共に、
切欠き係止部に切起し係止片を受入れて、垂木面に取付
け基板部を押当てた状態とし、かつ、切起し係止片の先
端部を取付け基板部面に折込み折曲することで、垂木部
材上に吊子部材を取付け固定させることができるのであ
る。
れる垂木部材の垂木面上にあって、吊子部材の係止舌片
を係止開口から膨出係止部内に挿入係止させると共に、
切欠き係止部に切起し係止片を受入れて、垂木面に取付
け基板部を押当てた状態とし、かつ、切起し係止片の先
端部を取付け基板部面に折込み折曲することで、垂木部
材上に吊子部材を取付け固定させることができるのであ
る。
以下、この発明に係る横葺き屋根における垂木部材と吊
子部材との固定装置の一実施例につき、第1図及び第2
図(a),(b)を参照して詳細に説明する。
子部材との固定装置の一実施例につき、第1図及び第2
図(a),(b)を参照して詳細に説明する。
第1図はこの実施例による吊子部材と垂木部材との固定
装置の分解斜視図であり、又、第2図(a),(b)は
同上固定状態を模式的に示す縦断面図及び一部横断面図
である。
装置の分解斜視図であり、又、第2図(a),(b)は
同上固定状態を模式的に示す縦断面図及び一部横断面図
である。
これらの第1図,第2図に示す実施例構成においても、
各横葺き屋根板(A)での軒側,棟側各係合部(21),
(22)を相互に係合させた状態で引留め係止する吊子部
材(B)については、取付け基板部(23)の軒棟方向で
の一方の端部側にあって、切欠き係止部(24)を切欠き
形成させると共に、上方に引留め係止部(25)を延長折
曲する他方の端部側にあって、係止舌片(26)を延長形
成させる。
各横葺き屋根板(A)での軒側,棟側各係合部(21),
(22)を相互に係合させた状態で引留め係止する吊子部
材(B)については、取付け基板部(23)の軒棟方向で
の一方の端部側にあって、切欠き係止部(24)を切欠き
形成させると共に、上方に引留め係止部(25)を延長折
曲する他方の端部側にあって、係止舌片(26)を延長形
成させる。
又、葺き上げ対象となる屋根組みの母屋材(C)上に棟
側から軒側へ配設される垂木部材(D)については、そ
の垂木面(27)の被取付け該当部分に軒棟方向位置で、
前記一方の切欠き係止部(24)に対応して切欠し係止片
(28)を切起すと共に、前記係止舌片(26)を挿入させ
るべく、同切起し係止片(28)に向う係止開口(30)を
開口させた膨出係止部(29)を上方へ膨出するように打
ち出したものである。
側から軒側へ配設される垂木部材(D)については、そ
の垂木面(27)の被取付け該当部分に軒棟方向位置で、
前記一方の切欠き係止部(24)に対応して切欠し係止片
(28)を切起すと共に、前記係止舌片(26)を挿入させ
るべく、同切起し係止片(28)に向う係止開口(30)を
開口させた膨出係止部(29)を上方へ膨出するように打
ち出したものである。
尚ここでも、第2図(b)中,符号(E)は屋根組みの
母屋材(C)上と垂木部材(D)の垂木面(27)下との
間に介在される硬質ボード等の下地部材である。
母屋材(C)上と垂木部材(D)の垂木面(27)下との
間に介在される硬質ボード等の下地部材である。
この実施例の場合には、母屋材(C)との間に下地部材
(E)を介在して軒棟方向に配設された垂木部材(D)
の垂木面(27)上にあって、まず、第2図(a)に二点
鎖線で示すように、切起されて直立したままの切起し係
止片(28)の部分を避けた状態で、吊子部材(B)の取
付け基板部(23)を軒側斜め上方から棟側下方へ押込む
ようにして、その係止舌片(26)を垂木面(27)の係止
開口(30)から膨出係止部(29)内に挿入係止させるよ
うにする。
(E)を介在して軒棟方向に配設された垂木部材(D)
の垂木面(27)上にあって、まず、第2図(a)に二点
鎖線で示すように、切起されて直立したままの切起し係
止片(28)の部分を避けた状態で、吊子部材(B)の取
付け基板部(23)を軒側斜め上方から棟側下方へ押込む
ようにして、その係止舌片(26)を垂木面(27)の係止
開口(30)から膨出係止部(29)内に挿入係止させるよ
うにする。
次に切欠き係止部(24)に切起し係止片(28)を受入れ
て、この垂木面(27)に取付け基板部(23)を押当てた
状態とする。
て、この垂木面(27)に取付け基板部(23)を押当てた
状態とする。
更に、この切起し係止片(28)の先端部(28a)を取付
け基板部(23)面に折込み折曲させることで係着させ、
このようにして、所期通りに垂木部材(D)上に吊子部
材(B)を取付け固定させるのである。
け基板部(23)面に折込み折曲させることで係着させ、
このようにして、所期通りに垂木部材(D)上に吊子部
材(B)を取付け固定させるのである。
従って、この実施例による固定装置にあっては、垂木部
材(D)に対する吊子部材(B)の取付け固定手段とし
て、切欠き係止部(24)への切起し係止片(28)による
折込み係着に併せ、吊子部材(B)の係止舌片(26)を
垂木面(27)の係止開口(30)から膨出係止部(29)内
へ挿入係止させているために、係着部での引掛りが比較
的広い範囲に亙ってなされるほか、垂木部材(D)の下
面側に何等の影響をも及ぼすおそれがない。つまり、こ
の垂木部材(D)の下面側に介在される下地部材(E)
を傷つけたりするおそれが全く解消されるのであり、
又、膨出係止部(29)を垂木面(27)上に打ち出し形成
させているので、その強度を十分に確保できる。
材(D)に対する吊子部材(B)の取付け固定手段とし
て、切欠き係止部(24)への切起し係止片(28)による
折込み係着に併せ、吊子部材(B)の係止舌片(26)を
垂木面(27)の係止開口(30)から膨出係止部(29)内
へ挿入係止させているために、係着部での引掛りが比較
的広い範囲に亙ってなされるほか、垂木部材(D)の下
面側に何等の影響をも及ぼすおそれがない。つまり、こ
の垂木部材(D)の下面側に介在される下地部材(E)
を傷つけたりするおそれが全く解消されるのであり、
又、膨出係止部(29)を垂木面(27)上に打ち出し形成
させているので、その強度を十分に確保できる。
第3図に別例として示す吊子部材(B)は、通常の一般
的な形態による横葺き屋根構造,つまり、横葺き屋根板
部材を軒側から棟側に葺き上げる横葺き屋根構造に適用
する場合である。ここでも、この吊子部材(B)につい
ては、基板部(23)の上方部対応側に切欠き係止部(2
4)を切り込み、かつ、下方部対応側に係止舌片(26)
を切り起すと共に、同下方部側には、下部への立ち上り
部(45),及びその上部の下方に向う端部の係着部(2
5)をそれぞれに折り曲げて形成させる。
的な形態による横葺き屋根構造,つまり、横葺き屋根板
部材を軒側から棟側に葺き上げる横葺き屋根構造に適用
する場合である。ここでも、この吊子部材(B)につい
ては、基板部(23)の上方部対応側に切欠き係止部(2
4)を切り込み、かつ、下方部対応側に係止舌片(26)
を切り起すと共に、同下方部側には、下部への立ち上り
部(45),及びその上部の下方に向う端部の係着部(2
5)をそれぞれに折り曲げて形成させる。
その係止舌片(26)については、その端面が少なくとも
基板下面に一致させるか、或いは、同下面よりもやや突
出させるようにしたものである。
基板下面に一致させるか、或いは、同下面よりもやや突
出させるようにしたものである。
そしてこの各吊子部材(B)は、前例の場合と全く同様
に、前記垂木部材(D)上の所定位置にあって、係止舌
片(26)を係止開口(30)から膨出係止部(29)内に挿
入させ、かつ、切欠き係止部(24)を係止片(28)の折
り込みにより係止して止着させることで、垂木部材
(D)上に吊子部材(B)を取付け固定させるものであ
る。
に、前記垂木部材(D)上の所定位置にあって、係止舌
片(26)を係止開口(30)から膨出係止部(29)内に挿
入させ、かつ、切欠き係止部(24)を係止片(28)の折
り込みにより係止して止着させることで、垂木部材
(D)上に吊子部材(B)を取付け固定させるものであ
る。
そして、この吊子部材(B)には、その係着部(25)に
対し、軒側から下段側の横葺き屋根板部材(46)の棟側
係合部(47)を係合させた上で、この棟側係合部(47)
に、棟側から上段側の横葺き屋根板部材(48)の軒側係
合部(21)を更に係合させて横葺き屋根構造を葺き上げ
るもので、前例同様の作用,効果を奏し得るのである。
対し、軒側から下段側の横葺き屋根板部材(46)の棟側
係合部(47)を係合させた上で、この棟側係合部(47)
に、棟側から上段側の横葺き屋根板部材(48)の軒側係
合部(21)を更に係合させて横葺き屋根構造を葺き上げ
るもので、前例同様の作用,効果を奏し得るのである。
以上詳述したように、この発明によれば、横葺き屋根板
を引留め係止する吊子部材を、屋根組みの母屋材上に配
設される垂木部材に固定させるための固定装置におい
て、吊子部材には、取付け基板部の一方の端部側に切欠
き係止部を設け、かつ、他方の端部側に係止舌片を延長
して形成させ、又、垂木部材の被取付け該当垂木面に
は、切欠き係止部に対応して切起し係止片を設け、か
つ、係止舌片を挿入させるための係止開口を開口させた
膨出係止部を上方へ打ち出して形成させたから、垂木部
材の垂木面上にあって、吊子部材の係止舌片を係止開口
から膨出係止部内に挿入して係止させ、同時に切欠き係
止部に切起し係止片を受入れた上で、その先端部を取付
け基板部面に折込み折曲するだけの極めて簡単な操作に
より、垂木部材の被取付け該当垂木面に、吊子部材の取
付け基板面をぴったりと押当てて密着させた状態で容易
に取付け固定できる。
を引留め係止する吊子部材を、屋根組みの母屋材上に配
設される垂木部材に固定させるための固定装置におい
て、吊子部材には、取付け基板部の一方の端部側に切欠
き係止部を設け、かつ、他方の端部側に係止舌片を延長
して形成させ、又、垂木部材の被取付け該当垂木面に
は、切欠き係止部に対応して切起し係止片を設け、か
つ、係止舌片を挿入させるための係止開口を開口させた
膨出係止部を上方へ打ち出して形成させたから、垂木部
材の垂木面上にあって、吊子部材の係止舌片を係止開口
から膨出係止部内に挿入して係止させ、同時に切欠き係
止部に切起し係止片を受入れた上で、その先端部を取付
け基板部面に折込み折曲するだけの極めて簡単な操作に
より、垂木部材の被取付け該当垂木面に、吊子部材の取
付け基板面をぴったりと押当てて密着させた状態で容易
に取付け固定できる。
又、この取付けに際しては、垂木面の上部側へ膨出して
打ち出した膨出係止部内に対して、その係止開口から吊
子部材の係止舌片を挿入させるために、取付け作業時は
勿論のこと、取付け終了後,つまり取付けた状態におい
ても、垂木面の下面側へ何等の影響をも与えるおそれが
ない,即ち、これを換言すると、母屋材と垂木面の下面
との間に介在される下地部材を傷付けたり、或いは欠損
などを生じさせたりするおそれが完全に解消されて、こ
の下地部材の安定した装着を可能にすることができる。
打ち出した膨出係止部内に対して、その係止開口から吊
子部材の係止舌片を挿入させるために、取付け作業時は
勿論のこと、取付け終了後,つまり取付けた状態におい
ても、垂木面の下面側へ何等の影響をも与えるおそれが
ない,即ち、これを換言すると、母屋材と垂木面の下面
との間に介在される下地部材を傷付けたり、或いは欠損
などを生じさせたりするおそれが完全に解消されて、こ
の下地部材の安定した装着を可能にすることができる。
更に、垂木部材に吊子部材が固定された状態では、上部
側へ打ち出された膨出係止部内に、係止開口を通して吊
子部材の係止舌片を挿入させているので、その引掛け係
止部分が十分な範囲に亙り、かつ、膨出係止部自体の強
度も又十分に保証されることから、たとえ垂木部材に比
較的薄い材料を用いたとしても、高い取付け強度を確保
できると共に、併せて、この垂木部材自体の生産効率を
向上し得てコストの低減に役立ち、又、全体構成も比較
的簡単で容易に実施できるなどの優れた特長を有するも
のである。
側へ打ち出された膨出係止部内に、係止開口を通して吊
子部材の係止舌片を挿入させているので、その引掛け係
止部分が十分な範囲に亙り、かつ、膨出係止部自体の強
度も又十分に保証されることから、たとえ垂木部材に比
較的薄い材料を用いたとしても、高い取付け強度を確保
できると共に、併せて、この垂木部材自体の生産効率を
向上し得てコストの低減に役立ち、又、全体構成も比較
的簡単で容易に実施できるなどの優れた特長を有するも
のである。
第1図,第2図はこの発明に係る垂木部材と吊子部材と
の固定装置の一実施例を適用した概要構成を示すもの
で、第1図はこの実施例による吊子部材と垂木部材とを
示す分解斜視図、第2図(a)は同上固定状態を模式的
に示す縦断面図、第2図(b)は同上の一部横断面図、
第3図は他の実施例を示す部分斜視図である。 又、第4図、第5図及び第6図,第7図はそれぞれ既提
案に係る垂木部材と吊子部材との固定装置の各別例を示
すもので、第4図及び第6図はそれぞれ既提案による吊
子部材と垂木部材とを示す分解斜視図、第5図(a),
(b)及び第7図(a),(b)は同上固定状態を模式
的に示す縦断面図及び一部横断面図である。 (A),(46),(48)……横葺き屋根板部材 (1),(21)……軒側係合部 (2),(22),(47)……棟側係合部 (3)……取付け基板部(従来例) (4)……切欠き係止部(従来例) (5)……引留め係止部(従来例) (6)……折曲係止部(従来例) (7)……垂木面(従来例) (8)……切起し係止片(従来例) (9a)……屈曲部 (9)……引掛け係止部 (10a)……導入頚部 (10b),(10b)……係止顎部 (10)……突出係止部 (11)……係止穴部 (11b)……幅部分 (B)……吊子部材 (23)……取付け基板部 (24)……切欠き係止部 (25)……引留め係止部 (26)……係止舌片 (C)……屋根組みの母屋材 (D)……垂木部材 (27)……垂木面 (28)……切起し係止片 (28a)……先端部 (29)……膨出係止部 (30)……係止開口 (E)……下地部材
の固定装置の一実施例を適用した概要構成を示すもの
で、第1図はこの実施例による吊子部材と垂木部材とを
示す分解斜視図、第2図(a)は同上固定状態を模式的
に示す縦断面図、第2図(b)は同上の一部横断面図、
第3図は他の実施例を示す部分斜視図である。 又、第4図、第5図及び第6図,第7図はそれぞれ既提
案に係る垂木部材と吊子部材との固定装置の各別例を示
すもので、第4図及び第6図はそれぞれ既提案による吊
子部材と垂木部材とを示す分解斜視図、第5図(a),
(b)及び第7図(a),(b)は同上固定状態を模式
的に示す縦断面図及び一部横断面図である。 (A),(46),(48)……横葺き屋根板部材 (1),(21)……軒側係合部 (2),(22),(47)……棟側係合部 (3)……取付け基板部(従来例) (4)……切欠き係止部(従来例) (5)……引留め係止部(従来例) (6)……折曲係止部(従来例) (7)……垂木面(従来例) (8)……切起し係止片(従来例) (9a)……屈曲部 (9)……引掛け係止部 (10a)……導入頚部 (10b),(10b)……係止顎部 (10)……突出係止部 (11)……係止穴部 (11b)……幅部分 (B)……吊子部材 (23)……取付け基板部 (24)……切欠き係止部 (25)……引留め係止部 (26)……係止舌片 (C)……屋根組みの母屋材 (D)……垂木部材 (27)……垂木面 (28)……切起し係止片 (28a)……先端部 (29)……膨出係止部 (30)……係止開口 (E)……下地部材
Claims (1)
- 【請求項1】横葺き屋根板を引留め係止する吊子部材
を、屋根組みの母屋材上に配設される垂木部材に固定さ
せるための固定装置であって、前記吊子部材には、取付
け基板部の一方の端部側に切欠き係止部を設け、かつ、
上方に引留め係止部を折曲する他方の端部側に係止舌片
を延長して形成させ、又、前記垂木部材の被取付け該当
垂木面には、前記切欠き係止部に対応して切起し係止片
を設け、かつ、前記係止舌片を挿入させるための係止開
口を開口させた膨出係止部を上方へ打ち出し形成させ、
前記垂木部材の垂木面上にあって、前記吊子部材の係止
舌片を係止開口から膨出係止部内に挿入して係止させる
と共に、前記切欠き係止部に受入れた切起し係止片を取
付け基板部面に折込み折曲して固定したことを特徴とす
る垂木部材と吊子部材との固定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10336589A JPH076259B2 (ja) | 1989-04-25 | 1989-04-25 | 垂木部材と吊子部材との固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10336589A JPH076259B2 (ja) | 1989-04-25 | 1989-04-25 | 垂木部材と吊子部材との固定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02282553A JPH02282553A (ja) | 1990-11-20 |
| JPH076259B2 true JPH076259B2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=14352097
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10336589A Expired - Fee Related JPH076259B2 (ja) | 1989-04-25 | 1989-04-25 | 垂木部材と吊子部材との固定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH076259B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108385875A (zh) * | 2018-04-27 | 2018-08-10 | 广州康普顿至高建材有限公司 | 一种翻片式安装隔断及其安装方法 |
-
1989
- 1989-04-25 JP JP10336589A patent/JPH076259B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02282553A (ja) | 1990-11-20 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |