JPH0762658A - 構真柱の設置用に使用するガイドパイプとそれを使用する構真柱の設置方法 - Google Patents
構真柱の設置用に使用するガイドパイプとそれを使用する構真柱の設置方法Info
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- JPH0762658A JPH0762658A JP35500392A JP35500392A JPH0762658A JP H0762658 A JPH0762658 A JP H0762658A JP 35500392 A JP35500392 A JP 35500392A JP 35500392 A JP35500392 A JP 35500392A JP H0762658 A JPH0762658 A JP H0762658A
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 逆打ち工法による地下工事中に上部構造体を
支持し、上部構造体に接続する鉄骨造の構真柱を設置す
るための改善された架台装置を提供する。 【構成】 架台装置10は、基礎杭孔3の上部に設置さ
れる位置出し架台11と、該架台11に支持されて杭孔
3内に懸垂建入れされるガイドパイプ20とからなり、
ガイドパイプ20は、頂部で位置出し架台11に支持さ
れると共に、その内部に嵌挿される構真柱4の下端部
を、杭1上部内に根入れするように正確な高さに把持さ
れ、構真柱4の側面またはガイドパイプ20の内面に取
付けたスペイサー50によって両者が相互に摺動、案内
されて構真柱4が正確に設置される。
支持し、上部構造体に接続する鉄骨造の構真柱を設置す
るための改善された架台装置を提供する。 【構成】 架台装置10は、基礎杭孔3の上部に設置さ
れる位置出し架台11と、該架台11に支持されて杭孔
3内に懸垂建入れされるガイドパイプ20とからなり、
ガイドパイプ20は、頂部で位置出し架台11に支持さ
れると共に、その内部に嵌挿される構真柱4の下端部
を、杭1上部内に根入れするように正確な高さに把持さ
れ、構真柱4の側面またはガイドパイプ20の内面に取
付けたスペイサー50によって両者が相互に摺動、案内
されて構真柱4が正確に設置される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の地下柱の位置に
上部構造体を支持するための鉄骨造等の構真柱を設置す
るための架台装置に係り、とくに、地表面から掘削した
杭孔内にコンクリートを打設してそれに接続する鉄骨造
等の構真柱を設置するときの、架台装置の改良に関する
ものである。
上部構造体を支持するための鉄骨造等の構真柱を設置す
るための架台装置に係り、とくに、地表面から掘削した
杭孔内にコンクリートを打設してそれに接続する鉄骨造
等の構真柱を設置するときの、架台装置の改良に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】建築物を鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート
造等で形成し、地下室の下方で基礎杭で支持するとき
に、地下室の柱部分に鉄骨の柱の施工を先行させ、この
柱を構真柱として構築する工法が知られている。その概
要は、図11に示すように、鉄骨造等の建築物を地下室
の下方で基礎杭1で支持するときに、まず、地盤2の上
面からスタンドパイプ3aで保護しながら杭孔3を掘削
し、トレミー管を使用する水中コンクリート工法等によ
って、地下室の下方に場所打ち杭1を構築する。この杭
1の上部を根固めコンクリートとするように構真柱4を
吊り下ろし、杭1に接続して立設する。構真柱4は鋼製
構造であり、通常は鉄骨造とするが。鋼管柱、鋼管コン
クリート柱等の形態で使用される。杭孔3の孔口には簡
単な架台5を使用し、これに揚重機6から吊おろした構
真柱4を預け、中心部の受け台7で側面から支持しなが
ら、構真柱自体の懸垂の鉛直度の保持を頼りにして、架
台5上で正確な芯出しを行い、構真柱4の下端部41を
杭1の頂部内に根入れして正確な高さに設置する。構真
柱4の芯出しは測量器8を使用して建築物の通り芯に合
致させる。以後、杭孔3内を砕石、掘削土砂等によって
埋め戻し、地表面に一階の床と梁を含む基盤を構成する
ことは周知のとおりであり、その支持のもとで地下室部
分を掘削しながら、柱、梁の構造体をいわゆる逆打ち工
法で上方から順に構築することができると共に、その
間、仮設構造体として設置した構真柱4によって建築物
の上部構造体の荷重を支持し、地上の構築を地下と平行
して上階に進めることができる。
造等で形成し、地下室の下方で基礎杭で支持するとき
に、地下室の柱部分に鉄骨の柱の施工を先行させ、この
柱を構真柱として構築する工法が知られている。その概
要は、図11に示すように、鉄骨造等の建築物を地下室
の下方で基礎杭1で支持するときに、まず、地盤2の上
面からスタンドパイプ3aで保護しながら杭孔3を掘削
し、トレミー管を使用する水中コンクリート工法等によ
って、地下室の下方に場所打ち杭1を構築する。この杭
1の上部を根固めコンクリートとするように構真柱4を
吊り下ろし、杭1に接続して立設する。構真柱4は鋼製
構造であり、通常は鉄骨造とするが。鋼管柱、鋼管コン
クリート柱等の形態で使用される。杭孔3の孔口には簡
単な架台5を使用し、これに揚重機6から吊おろした構
真柱4を預け、中心部の受け台7で側面から支持しなが
ら、構真柱自体の懸垂の鉛直度の保持を頼りにして、架
台5上で正確な芯出しを行い、構真柱4の下端部41を
杭1の頂部内に根入れして正確な高さに設置する。構真
柱4の芯出しは測量器8を使用して建築物の通り芯に合
致させる。以後、杭孔3内を砕石、掘削土砂等によって
埋め戻し、地表面に一階の床と梁を含む基盤を構成する
ことは周知のとおりであり、その支持のもとで地下室部
分を掘削しながら、柱、梁の構造体をいわゆる逆打ち工
法で上方から順に構築することができると共に、その
間、仮設構造体として設置した構真柱4によって建築物
の上部構造体の荷重を支持し、地上の構築を地下と平行
して上階に進めることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、構真柱
は、懸垂時の鉛直性の原理によるものでありながら、実
際には、簡易な架台を使用すると変位や撓みが避けられ
ず、とくに、揚重機6からの支持のもとで芯出しの移動
を行うことが困難であるばかりでなく、調整に時間を要
し、また、鉄骨鉄筋コンクリート造とする柱では、コン
クリートの打設によって下部に衝撃を受けることからそ
の精度には限界があり、芯出しの結果では大きな誤差を
生じていることが多いばかりでなく、別個に挿入して設
置される基礎杭の補強鉄筋との衝接や引っかかり等によ
ってずれる欠点がある。さらに、構真柱と補強鉄筋とを
一体に組付けて挿入すると、構真柱の精度が補強鉄筋の
位置に左右され、また、自体の重心が変化して、懸垂の
鉛直度を損なってしまうものであった。
は、懸垂時の鉛直性の原理によるものでありながら、実
際には、簡易な架台を使用すると変位や撓みが避けられ
ず、とくに、揚重機6からの支持のもとで芯出しの移動
を行うことが困難であるばかりでなく、調整に時間を要
し、また、鉄骨鉄筋コンクリート造とする柱では、コン
クリートの打設によって下部に衝撃を受けることからそ
の精度には限界があり、芯出しの結果では大きな誤差を
生じていることが多いばかりでなく、別個に挿入して設
置される基礎杭の補強鉄筋との衝接や引っかかり等によ
ってずれる欠点がある。さらに、構真柱と補強鉄筋とを
一体に組付けて挿入すると、構真柱の精度が補強鉄筋の
位置に左右され、また、自体の重心が変化して、懸垂の
鉛直度を損なってしまうものであった。
【0004】いずれにしても、構真柱は地上構造体に接
続するものであり、精度の確保が重要であって、地下柱
の完成までは仮設構造体として機能しているから、構真
柱の構築用の架台装置は、経済上の条件として簡易なも
のであることが望ましく、しかもなお、構造上の位置と
工程上の円滑さのために、構真柱工法の基幹をなし、合
理的で、かつ、施工性や安全性に富む構築方法を提供す
ることができるものでなければならない。
続するものであり、精度の確保が重要であって、地下柱
の完成までは仮設構造体として機能しているから、構真
柱の構築用の架台装置は、経済上の条件として簡易なも
のであることが望ましく、しかもなお、構造上の位置と
工程上の円滑さのために、構真柱工法の基幹をなし、合
理的で、かつ、施工性や安全性に富む構築方法を提供す
ることができるものでなければならない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
状況に鑑み、その解決を課題として、構真柱の架台装置
の構造を改善するように創案したものであって、建築物
の地下柱の位置に上部構造体を支持するための鉄骨造等
の構真柱を設置するための架台装置において、該架台装
置は、基礎杭孔の上部に水平移動自在に設置される位置
出し架台と、該位置出し架台の中心部を通して上部を支
持されて杭孔内に懸垂建入れされる長尺のガイドパイプ
とからなり、ガイドパイプは、頂部において位置出し架
台の上で水平移動自在に支持されると共に、内部に嵌挿
される構真柱の下端部の周囲に、根固めコンクリートを
打設して根入れする部分を残す長さに構成して正確な高
さに把持され、構真柱の側面またはガイドパイプの内面
に取付けたスペイサーによって両者が相互に摺動、案内
されることによって構真柱がガイドパイプ内に正確に設
置されることを特徴とするものである。
状況に鑑み、その解決を課題として、構真柱の架台装置
の構造を改善するように創案したものであって、建築物
の地下柱の位置に上部構造体を支持するための鉄骨造等
の構真柱を設置するための架台装置において、該架台装
置は、基礎杭孔の上部に水平移動自在に設置される位置
出し架台と、該位置出し架台の中心部を通して上部を支
持されて杭孔内に懸垂建入れされる長尺のガイドパイプ
とからなり、ガイドパイプは、頂部において位置出し架
台の上で水平移動自在に支持されると共に、内部に嵌挿
される構真柱の下端部の周囲に、根固めコンクリートを
打設して根入れする部分を残す長さに構成して正確な高
さに把持され、構真柱の側面またはガイドパイプの内面
に取付けたスペイサーによって両者が相互に摺動、案内
されることによって構真柱がガイドパイプ内に正確に設
置されることを特徴とするものである。
【0006】従って、本発明によれば、構真柱の設置の
ための架台装置を、従来のように直接構真柱を支持する
位置決め架台で構成して揚重機や測量器を使用して時間
と労力を費やす工程によることなく、構真柱と同様の長
尺のガイドパイプを支持する位置決め架台を設置し、ガ
イドパイプ内に構真柱を挿入することによって、構真柱
とガイドパイプ内の相互間に設けたスペイサーに摺動さ
せ、所定の位置に確保するように容易に設置することが
できる。また、ガイドパイプは、構真柱の形状や種類に
限定されず、従って、スペイサーの形状も規制されない
ばかりでなく、操作が簡単であるから、先行するコンク
リート作業後の経過時間による硬化状況に影響されるこ
ともなく、鉄骨構造体の柱に先付けれたガセットプレー
トをそのままスペイサーとすることもできて、構真柱の
設置方法そのものを改善することができる。
ための架台装置を、従来のように直接構真柱を支持する
位置決め架台で構成して揚重機や測量器を使用して時間
と労力を費やす工程によることなく、構真柱と同様の長
尺のガイドパイプを支持する位置決め架台を設置し、ガ
イドパイプ内に構真柱を挿入することによって、構真柱
とガイドパイプ内の相互間に設けたスペイサーに摺動さ
せ、所定の位置に確保するように容易に設置することが
できる。また、ガイドパイプは、構真柱の形状や種類に
限定されず、従って、スペイサーの形状も規制されない
ばかりでなく、操作が簡単であるから、先行するコンク
リート作業後の経過時間による硬化状況に影響されるこ
ともなく、鉄骨構造体の柱に先付けれたガセットプレー
トをそのままスペイサーとすることもできて、構真柱の
設置方法そのものを改善することができる。
【0007】
【実施例】本発明を、本発明の構真柱用の架台装置を採
用した好適な実施例を示す図面に基づいて詳細に説明す
る。図1は構真柱の設置位置における本発明のガイドパ
イプを採用した架台装置の垂直断面図であり、図2は平
面図である。図11の参照番号は、対応する部材につい
て共通にしてある。本発明に従って、構真柱を設置する
には、まず、地盤2内に杭のための杭孔3を公知の方法
で地上から掘削し、深い掘削に際しては通常、泥水循環
工法が採用され、杭孔3内に泥水が満たされる。構真柱
4は、円形はもちろん、十字形やH形にしても、建築物
の通り芯に合わせた柱の直角座標軸x、yに合わせて設
置されるが、本発明では水平断面が円形で鋼管コンクリ
ート造の構真柱4として採用されている。
用した好適な実施例を示す図面に基づいて詳細に説明す
る。図1は構真柱の設置位置における本発明のガイドパ
イプを採用した架台装置の垂直断面図であり、図2は平
面図である。図11の参照番号は、対応する部材につい
て共通にしてある。本発明に従って、構真柱を設置する
には、まず、地盤2内に杭のための杭孔3を公知の方法
で地上から掘削し、深い掘削に際しては通常、泥水循環
工法が採用され、杭孔3内に泥水が満たされる。構真柱
4は、円形はもちろん、十字形やH形にしても、建築物
の通り芯に合わせた柱の直角座標軸x、yに合わせて設
置されるが、本発明では水平断面が円形で鋼管コンクリ
ート造の構真柱4として採用されている。
【0008】図1、図2において、10は本発明に係る
構真柱の構築用架台装置(以下架台装置という)であっ
て、該架台装置10は位置出し架台11とガイドパイプ
20とからなり、ガイドパイプ20はパイプ本体、垂直
固定アーム21、柱頭レベル設定ポスト22等からなっ
ている。位置出し架台11は、環状円形の鉄板12上に
多数のボールベアリング13を介して水平全方向に移動
自在に支持され、鉄板12の外周部に設けた求心方向の
水平方向調整ボルト14を螺進螺退させてx、y方向の
芯合わせの位置決めができるようになっている。
構真柱の構築用架台装置(以下架台装置という)であっ
て、該架台装置10は位置出し架台11とガイドパイプ
20とからなり、ガイドパイプ20はパイプ本体、垂直
固定アーム21、柱頭レベル設定ポスト22等からなっ
ている。位置出し架台11は、環状円形の鉄板12上に
多数のボールベアリング13を介して水平全方向に移動
自在に支持され、鉄板12の外周部に設けた求心方向の
水平方向調整ボルト14を螺進螺退させてx、y方向の
芯合わせの位置決めができるようになっている。
【0009】ガイドパイプ20は、位置出し架台11の
中心孔15に、例えば、ジンバル機構30を介して支持
されている。ジンバル機構30はジャイロスコープ等に
応用されている公知のものであって、図3に示すよう
に、外リング31の外側とその内側の内リング32との
間に夫々直交二方向の軸33、34が設けられ、外側の
軸33が位置出し架台11の中心孔15に軸支され、内
側の軸34がガイドパイプ20に嵌合された内リング3
2に軸支され、位置出し架台11のあらゆる方向の傾斜
に対してガイドパイプ20が常に下げ振りの原理で鉛直
に垂下するように作動するものである。
中心孔15に、例えば、ジンバル機構30を介して支持
されている。ジンバル機構30はジャイロスコープ等に
応用されている公知のものであって、図3に示すよう
に、外リング31の外側とその内側の内リング32との
間に夫々直交二方向の軸33、34が設けられ、外側の
軸33が位置出し架台11の中心孔15に軸支され、内
側の軸34がガイドパイプ20に嵌合された内リング3
2に軸支され、位置出し架台11のあらゆる方向の傾斜
に対してガイドパイプ20が常に下げ振りの原理で鉛直
に垂下するように作動するものである。
【0010】ガイドパイプ20の垂直固定アーム21
は、ガイドパイプ20の上端に水平十字方向に固定され
たアーム部材であって、アーム先端の位置は、位置出し
架台11の上面に形成した固定装置25に係着して固定
されるようになっている。固定装置25は、図4に示す
ように、アーム先端に固着された対向2片のブラケット
26に螺入された対向2個の固定ボルト27によって、
位置出し架台11上面に立設されたアングル柱28の1
辺のフランジを挟着して固定し、位置出し架台11に対
して垂直固定アーム21の先端を固定できるようになっ
ている。また、柱頭レベル設定ポスト22はレベル調整
ボルト23を調整して上面高さを調節できるようになっ
ている。
は、ガイドパイプ20の上端に水平十字方向に固定され
たアーム部材であって、アーム先端の位置は、位置出し
架台11の上面に形成した固定装置25に係着して固定
されるようになっている。固定装置25は、図4に示す
ように、アーム先端に固着された対向2片のブラケット
26に螺入された対向2個の固定ボルト27によって、
位置出し架台11上面に立設されたアングル柱28の1
辺のフランジを挟着して固定し、位置出し架台11に対
して垂直固定アーム21の先端を固定できるようになっ
ている。また、柱頭レベル設定ポスト22はレベル調整
ボルト23を調整して上面高さを調節できるようになっ
ている。
【0011】
【作 用】次に上記の架台装置10を用いて、鋼管コン
クリートで形成した構真柱4の構築方法の一例を図5な
いし図7を参照して説明する。図5では、まず場所打ち
鉄筋コンクリート基礎杭1の施工のための基礎杭孔3を
公知の泥水循環工法等によって掘削し、孔底に鉄筋篭1
bを吊込み、トレミー管等を使用して基礎杭1のコンク
リート1aを打設する。この後、構真柱用の架台装置1
0を杭1の上方地面に設置し、柱頭レベル設定ポスト2
2の上面高さをレベル調整ボルト23の調整によって構
築する構真柱4の所定柱頭部高さに設定し、柱頭レベル
設定ポスト22の上面に設けた2点の位置決め指標24
(図2)をレーザー測定機等の測量器によって測定しな
がら位置出し架台11の外周の水平方向調整ボルト14
を螺進螺退させて位置出し架台11を水平方向に移動さ
せ、ガイドパイプ20の芯を正確に所定位置に一致させ
る。ガイドパイプ20の鉛直度はガイドパイプ20を支
持しているジンバル機構30によって自動的に鉛直方向
に決定されるから、垂直固定アーム21の先端部が位置
出し架台11の上面に接触しない範囲に維持して、固定
装置25によって固定すれば、ガイドパイプ20は正確
に所定位置に鉛直に固定される。
クリートで形成した構真柱4の構築方法の一例を図5な
いし図7を参照して説明する。図5では、まず場所打ち
鉄筋コンクリート基礎杭1の施工のための基礎杭孔3を
公知の泥水循環工法等によって掘削し、孔底に鉄筋篭1
bを吊込み、トレミー管等を使用して基礎杭1のコンク
リート1aを打設する。この後、構真柱用の架台装置1
0を杭1の上方地面に設置し、柱頭レベル設定ポスト2
2の上面高さをレベル調整ボルト23の調整によって構
築する構真柱4の所定柱頭部高さに設定し、柱頭レベル
設定ポスト22の上面に設けた2点の位置決め指標24
(図2)をレーザー測定機等の測量器によって測定しな
がら位置出し架台11の外周の水平方向調整ボルト14
を螺進螺退させて位置出し架台11を水平方向に移動さ
せ、ガイドパイプ20の芯を正確に所定位置に一致させ
る。ガイドパイプ20の鉛直度はガイドパイプ20を支
持しているジンバル機構30によって自動的に鉛直方向
に決定されるから、垂直固定アーム21の先端部が位置
出し架台11の上面に接触しない範囲に維持して、固定
装置25によって固定すれば、ガイドパイプ20は正確
に所定位置に鉛直に固定される。
【0012】次に図6では、構真柱4の外殻をなす鋼管
40に底板40aを付けて揚重機6で吊り、スペイサー
50を取付けた鋼管40をガイドパイプ20内に摺動さ
せて挿入すれば、ガイドパイプ20と鋼管40の軸心を
一致させることができる。ついで、コンクリートポンプ
等で鋼管40内にコンクリート43を投入し、鋼管40
の降下に伴う浮力の増加に対して、逐次充填するコンク
リート43によって重量を増加させる状態でガイドパイ
プ20内を降下させる。鋼管40の下端部41が基礎杭
コンクリート1aに達した後、構築した構真柱4の上端
部42に接合する梁の下部まで充填したコンクリート4
3の重量で鋼管40の下端を未硬化の基礎杭コンクリー
ト1a中に沈下させ、鋼管40の上端部42が架台装置
10の柱頭レベル設定ポスト22の上面と一致したとこ
ろで降下を停止し、上端部42を柱頭レベル設定ポスト
22に預ける。この工程では、長尺でかつ重量の大きい
鋼管コンクリート造の柱が現場において構築されて構真
柱4を形成し、構真柱4の輸送手段が全面的に改善され
る。
40に底板40aを付けて揚重機6で吊り、スペイサー
50を取付けた鋼管40をガイドパイプ20内に摺動さ
せて挿入すれば、ガイドパイプ20と鋼管40の軸心を
一致させることができる。ついで、コンクリートポンプ
等で鋼管40内にコンクリート43を投入し、鋼管40
の降下に伴う浮力の増加に対して、逐次充填するコンク
リート43によって重量を増加させる状態でガイドパイ
プ20内を降下させる。鋼管40の下端部41が基礎杭
コンクリート1aに達した後、構築した構真柱4の上端
部42に接合する梁の下部まで充填したコンクリート4
3の重量で鋼管40の下端を未硬化の基礎杭コンクリー
ト1a中に沈下させ、鋼管40の上端部42が架台装置
10の柱頭レベル設定ポスト22の上面と一致したとこ
ろで降下を停止し、上端部42を柱頭レベル設定ポスト
22に預ける。この工程では、長尺でかつ重量の大きい
鋼管コンクリート造の柱が現場において構築されて構真
柱4を形成し、構真柱4の輸送手段が全面的に改善され
る。
【0013】次に図7では、基礎杭コンクリート1a及
び鋼管40の充填コンクリート43の安定化後、揚重機
6、架台装置10、ガイドパイプ20等を撤去し、構真
柱4の鋼管40の上端部を杭孔3の孔口に仮固定し、次
に、基礎杭孔3の掘削時に排出した掘削土を使用して作
成したソイルモルタルを鋼管40の外周杭孔内に充填し
て基礎杭孔3内の泥水と置換する。その後、構真柱4の
建入れ修正を行い、構真柱4の上部に梁を接合する。そ
の後の工程は公知のとおりであり、梁を切梁とする支保
のもとで、地下の掘削と構築が逆打ち工法等によって進
められ、一方、構真柱4の支持のもとで上部構造体の構
築が平行して進められる。
び鋼管40の充填コンクリート43の安定化後、揚重機
6、架台装置10、ガイドパイプ20等を撤去し、構真
柱4の鋼管40の上端部を杭孔3の孔口に仮固定し、次
に、基礎杭孔3の掘削時に排出した掘削土を使用して作
成したソイルモルタルを鋼管40の外周杭孔内に充填し
て基礎杭孔3内の泥水と置換する。その後、構真柱4の
建入れ修正を行い、構真柱4の上部に梁を接合する。そ
の後の工程は公知のとおりであり、梁を切梁とする支保
のもとで、地下の掘削と構築が逆打ち工法等によって進
められ、一方、構真柱4の支持のもとで上部構造体の構
築が平行して進められる。
【0014】本発明の実施例では、上記以外の構成が可
能であり、図8と図9には、図2、図1に対応して、架
台装置10の他の実施例を示す。この例では、位置出し
架台11が枠組構成であり、上面には柱芯に対応して、
主桁16と副桁17を架設し、それらの上面でガイドパ
イプ20の上部に設けたブラケット35を支持し、この
支持手段では全体として図11に示した従来技術を踏襲
しながら、前記ジンバル機構30に対応させた他の支持
方法を示している。すなわち、ガイドパイプ20の側面
に固定したブラケット35を図示しないジャッキ等によ
って昇降自在に支持し、ガイドパイプ20の鉛直度を決
定する。ついで、構真柱4の頂部にはブラケット45を
固着し、ガイドパイプ20の上方から懸垂して挿入し、
前記のブラケット35の上面でブラケット45を支持す
ることによって、構真柱4がガイドパイプ20内に設置
される。
能であり、図8と図9には、図2、図1に対応して、架
台装置10の他の実施例を示す。この例では、位置出し
架台11が枠組構成であり、上面には柱芯に対応して、
主桁16と副桁17を架設し、それらの上面でガイドパ
イプ20の上部に設けたブラケット35を支持し、この
支持手段では全体として図11に示した従来技術を踏襲
しながら、前記ジンバル機構30に対応させた他の支持
方法を示している。すなわち、ガイドパイプ20の側面
に固定したブラケット35を図示しないジャッキ等によ
って昇降自在に支持し、ガイドパイプ20の鉛直度を決
定する。ついで、構真柱4の頂部にはブラケット45を
固着し、ガイドパイプ20の上方から懸垂して挿入し、
前記のブラケット35の上面でブラケット45を支持す
ることによって、構真柱4がガイドパイプ20内に設置
される。
【0015】図10には構真柱4を挿入した状態のガイ
ドパイプ20をスペイサー50の例として平面図で示し
てある。図(a)では円形断面の鋼管40と充填コンク
リート43とからなる構真柱4が示され、四方に配され
たガセットプレート44がスペイサー50を兼ねて鋼管
40の内面に摺接し、図(b)では構真柱が十字形断面
の鉄骨造であってガセットプレート44がスペイサー5
0を兼ねており、また、図(c)ではスペイサー50
が、鉄骨のフランジに取り付けた鋼棒で構成されてい
る。
ドパイプ20をスペイサー50の例として平面図で示し
てある。図(a)では円形断面の鋼管40と充填コンク
リート43とからなる構真柱4が示され、四方に配され
たガセットプレート44がスペイサー50を兼ねて鋼管
40の内面に摺接し、図(b)では構真柱が十字形断面
の鉄骨造であってガセットプレート44がスペイサー5
0を兼ねており、また、図(c)ではスペイサー50
が、鉄骨のフランジに取り付けた鋼棒で構成されてい
る。
【0016】
【発明の効果】本発明の構真柱の設置用に使用するガイ
ドパイプは、建築物の地下柱の位置に上部構造体を支持
するための鉄骨造等の構真柱を設置するための架台装置
において、該架台装置は、基礎杭孔の上部に水平移動自
在に設置される位置出し架台と、該位置出し架台の中心
部を通して上部を支持されて杭孔内に懸垂建入れされる
長尺のガイドパイプとからなり、ガイドパイプは、頂部
において位置出し架台の上で水平移動自在に支持される
と共に、内部に嵌挿される構真柱の下端部の周囲に、根
固めコンクリートを打設して根入れする部分を残す長さ
に構成して正確な高さに把持され、構真柱の側面または
ガイドパイプの内面に取付けたスペイサーによって両者
が相互に摺動、案内されることによって構真柱がガイド
パイプ内に正確に設置されるものであり、併せて、この
装置のガイドパイプを使用する構真柱の構築方法を提供
することができるものであるから、地下構造体の完成ま
では仮設構造体として設置される構真柱を、各種の態様
で構成することができると共に、ガイドパイプの支持方
式に限定されることなく、上部構造体に接続するように
正確に設置することができる。従って、本発明は、構真
柱を含む地下柱の構築に際して、構真柱の設置方法をも
改善するものであり、正確にしかも容易に実施されるよ
うに構成した架台装置を提供することによって、構真柱
の設置に関する精度の保持が確実であり、しかも、ガイ
ドパイプを使用することによって構真柱の設置方法自体
の費用の削減に大いに貢献し、地下部分に構真柱を使用
するような大型建築物の構築工法に極めて有意義な画期
的効果を奏するものである。
ドパイプは、建築物の地下柱の位置に上部構造体を支持
するための鉄骨造等の構真柱を設置するための架台装置
において、該架台装置は、基礎杭孔の上部に水平移動自
在に設置される位置出し架台と、該位置出し架台の中心
部を通して上部を支持されて杭孔内に懸垂建入れされる
長尺のガイドパイプとからなり、ガイドパイプは、頂部
において位置出し架台の上で水平移動自在に支持される
と共に、内部に嵌挿される構真柱の下端部の周囲に、根
固めコンクリートを打設して根入れする部分を残す長さ
に構成して正確な高さに把持され、構真柱の側面または
ガイドパイプの内面に取付けたスペイサーによって両者
が相互に摺動、案内されることによって構真柱がガイド
パイプ内に正確に設置されるものであり、併せて、この
装置のガイドパイプを使用する構真柱の構築方法を提供
することができるものであるから、地下構造体の完成ま
では仮設構造体として設置される構真柱を、各種の態様
で構成することができると共に、ガイドパイプの支持方
式に限定されることなく、上部構造体に接続するように
正確に設置することができる。従って、本発明は、構真
柱を含む地下柱の構築に際して、構真柱の設置方法をも
改善するものであり、正確にしかも容易に実施されるよ
うに構成した架台装置を提供することによって、構真柱
の設置に関する精度の保持が確実であり、しかも、ガイ
ドパイプを使用することによって構真柱の設置方法自体
の費用の削減に大いに貢献し、地下部分に構真柱を使用
するような大型建築物の構築工法に極めて有意義な画期
的効果を奏するものである。
【0017】
【図1】構真柱の設置位置における本発明のガイドパイ
プを採用した架台装置の垂直断面図である。
プを採用した架台装置の垂直断面図である。
【図2】本発明の構真柱の架台装置の平面図である。
【図3】位置出し架台によるガイドパイプの上部の支持
装置を説明する平面図である。
装置を説明する平面図である。
【図4】位置出し架台によるガイドパイプの垂直固定ア
ームの先端の固定装置を説明する斜視図である。
ームの先端の固定装置を説明する斜視図である。
【図5】ガイドパイプの設置の段階を垂直断面で示す工
程図である。
程図である。
【図6】構真柱の挿入段階を垂直断面で示す工程図であ
る。
る。
【図7】ガイドパイプの撤去を垂直断面で示す工程図で
ある。
ある。
【図8】架台装置10の他の実施例を示す図2に対応す
る平面図である。
る平面図である。
【図9】図8の架台装置の図1に対応する垂直断面図で
ある。
ある。
【図10】構真柱を挿入した状態のガイドパイプを例と
して図(a)、図(b)、図(c)で示すスペイサーの
平面図である。
して図(a)、図(b)、図(c)で示すスペイサーの
平面図である。
【図11】従来の構真柱工法を説明する垂直断面図であ
る。
る。
【0018】
1 杭 1a 杭上部 2 地盤 3 杭孔 3a スタンドパイプ 4 構真柱 5 架台 6 揚重機 8 測量機 10 本発明の架台装置 11 位置出し架台 12 鉄板 13 ボールベアリング 14 水平方向調整ボルト 15 中心孔 16 主桁 17 副桁 18 水中ジャッキ 20 ガイドパイプ 21 垂直固定アーム 22 柱頭レベル設定ポスト 23 レベル調整ボルト 25 固定装置 26 ブラケット 27 固定ボルト 28 アングル柱 30 ジンバル機構 35 上部ブラケット 36 ジャーナルジャッキ 40 鋼管 41 下端部 42 上端部 43 コンクリート 44 ガセットプレート 45 ブラケット 50 スペイサー
Claims (3)
- 【請求項1】 建築物の地下柱の位置に上部構造体を支
持するための鉄骨造等の構真柱を設置するための架台装
置において、該架台装置は、基礎杭孔の上部に水平移動
自在に設置される位置出し架台と、該位置出し架台の中
心部を通して上部を支持されて杭孔内に懸垂建入れされ
る長尺のガイドパイプとからなり、ガイドパイプは、頂
部において位置出し架台の上で水平移動自在に支持され
ると共に、内部に嵌挿される構真柱の下端部の周囲に、
根固めコンクリートを打設して根入れする部分を残す長
さに構成して正確な高さに把持され、構真柱の側面また
はガイドパイプの内面に取付けたスペイサーによって両
者が相互に摺動、案内されることによって構真柱がガイ
ドパイプ内に正確に設置されることを特徴とする構真柱
の設置用に使用するガイドパイプ。 - 【請求項2】 ガイドパイプは水平断面が角形であり、
構真柱のガセットの先端が対角部に摺接してスペイサー
を兼ねていることを特徴とする請求項1記載の構真柱の
設置用に使用するガイドパイプ。 - 【請求項3】 建築物の地下柱の位置に上部構造体を支
持するための鉄骨造等の構真柱を設置する方法におい
て、基礎杭孔の上部に架台装置を設置し、該架台装置は
水平移動自在に構成した位置出し架台と、該位置出し架
台の中心部に插通して頭部部材によって支持される長尺
のガイドパイプとからなり、ガイドパイプを杭孔内に懸
垂建入して頂部において位置出し架台の上で支持すると
共に、ガイドパイプの内部に構真柱を挿入し、構真柱の
側面またはガイドパイプの内面に取付けたスペイサーに
よって両者を相互に摺動、案内させ、構真柱の下端部を
基礎杭孔内のコンクリートに根入したのち正確な高さに
把持し、しかるのちにガイドパイプを撤去することによ
って構真柱を正確に設置することを特徴とするガイドパ
イプを使用する構真柱の設置方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35500392A JPH0762658A (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 構真柱の設置用に使用するガイドパイプとそれを使用する構真柱の設置方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35500392A JPH0762658A (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 構真柱の設置用に使用するガイドパイプとそれを使用する構真柱の設置方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6792491A Division JPH0696849B2 (ja) | 1991-03-06 | 1991-03-06 | 構真柱構築用架台装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0762658A true JPH0762658A (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=18441319
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35500392A Pending JPH0762658A (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 構真柱の設置用に使用するガイドパイプとそれを使用する構真柱の設置方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0762658A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020090839A (ja) * | 2018-12-05 | 2020-06-11 | 株式会社フジタ | 逆打支柱位置決め冶具 |
| CN120575564A (zh) * | 2025-08-01 | 2025-09-02 | 山西省交通新技术发展有限公司 | 一种微型桩钢管插入定位限垂装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5939010A (ja) * | 1982-08-27 | 1984-03-03 | Hitachi Ltd | 静止誘導電器のリ−ド線 |
| JPH04281916A (ja) * | 1991-03-06 | 1992-10-07 | Shimizu Corp | 構真柱構築用架台装置 |
-
1992
- 1992-12-17 JP JP35500392A patent/JPH0762658A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5939010A (ja) * | 1982-08-27 | 1984-03-03 | Hitachi Ltd | 静止誘導電器のリ−ド線 |
| JPH04281916A (ja) * | 1991-03-06 | 1992-10-07 | Shimizu Corp | 構真柱構築用架台装置 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020090839A (ja) * | 2018-12-05 | 2020-06-11 | 株式会社フジタ | 逆打支柱位置決め冶具 |
| CN120575564A (zh) * | 2025-08-01 | 2025-09-02 | 山西省交通新技术发展有限公司 | 一种微型桩钢管插入定位限垂装置 |
| CN120575564B (zh) * | 2025-08-01 | 2025-10-03 | 山西省交通新技术发展有限公司 | 一种微型桩钢管插入定位限垂装置 |
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