JPH0762747B2 - 液晶表示反射板用ベ−スフイルム - Google Patents
液晶表示反射板用ベ−スフイルムInfo
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- JPH0762747B2 JPH0762747B2 JP59222884A JP22288484A JPH0762747B2 JP H0762747 B2 JPH0762747 B2 JP H0762747B2 JP 59222884 A JP59222884 A JP 59222884A JP 22288484 A JP22288484 A JP 22288484A JP H0762747 B2 JPH0762747 B2 JP H0762747B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は液晶表示反射板用ベースフイルムに関し、更に
詳しくは光の反射輝度が高くかつ指向性の小さい反射機
能を有する液晶表示反射板のベースフイルムに関する。
詳しくは光の反射輝度が高くかつ指向性の小さい反射機
能を有する液晶表示反射板のベースフイルムに関する。
従来技術 液晶表示装置は薄型、低電圧作動、低消費電力等他の表
示装置では真似のできない大きな特徴を有し、腕時計や
電卓をはじめとする小型機器のデイスプレイを中心に広
く用いられているが、近年自動車のエレクトロニクス化
に伴うダツシユボード用の表示、OA機器のデイスプレ
イ、小型テレビのデイスプレイなど、表示の大型化、表
示のカラー化、表示情報量の増大化等の技術開発が進め
られ、その一部は実用に供されている。
示装置では真似のできない大きな特徴を有し、腕時計や
電卓をはじめとする小型機器のデイスプレイを中心に広
く用いられているが、近年自動車のエレクトロニクス化
に伴うダツシユボード用の表示、OA機器のデイスプレ
イ、小型テレビのデイスプレイなど、表示の大型化、表
示のカラー化、表示情報量の増大化等の技術開発が進め
られ、その一部は実用に供されている。
液晶表示装置は、通常TN(ツイスト・ネマチツク)型な
どの液晶表示素子の上、下側に2枚の偏光板が配置さ
れ、更に下層(可視側とは反対側)に反射板が設けられ
ている。この反射板としてはAl箔或はプラスチツクフイ
ルム特にポリエステルフイルムの表面にAl、Cr等の金属
を真空蒸着したものが用いられている。
どの液晶表示素子の上、下側に2枚の偏光板が配置さ
れ、更に下層(可視側とは反対側)に反射板が設けられ
ている。この反射板としてはAl箔或はプラスチツクフイ
ルム特にポリエステルフイルムの表面にAl、Cr等の金属
を真空蒸着したものが用いられている。
液晶表示装置の大型化に伴なつて反射板の大型化が求め
られているが、Al箔を粘着剤で貼り合せた反射板を大型
化する場合Al箔の圧延加工時に縦筋が発生し、またAl箔
の皺やウキが発生して製品歩留りが低下する問題があ
る。他方、金属例えばAlを真空蒸着したプラスチツクフ
イルムは反射面が平坦すぎ鏡面となつていることから光
の指向性が強く、例えば一方向からの入射に対し反射も
一方向となつて、少しずれた角度からみると表示信号が
暗く、不明瞭になる。視角が狭いという欠点は大型化に
よつて更に増大されるから、大型反射板では可視側の指
向性を無くす必要がある。
られているが、Al箔を粘着剤で貼り合せた反射板を大型
化する場合Al箔の圧延加工時に縦筋が発生し、またAl箔
の皺やウキが発生して製品歩留りが低下する問題があ
る。他方、金属例えばAlを真空蒸着したプラスチツクフ
イルムは反射面が平坦すぎ鏡面となつていることから光
の指向性が強く、例えば一方向からの入射に対し反射も
一方向となつて、少しずれた角度からみると表示信号が
暗く、不明瞭になる。視角が狭いという欠点は大型化に
よつて更に増大されるから、大型反射板では可視側の指
向性を無くす必要がある。
また、液晶表示装置には通常2枚の偏光板が使用されて
いることから透過光量は大幅に低下する。それ故、反射
板では透過してきた光をできるだけ反射する必要があ
り、この反射能の大きいものが求められている。
いることから透過光量は大幅に低下する。それ故、反射
板では透過してきた光をできるだけ反射する必要があ
り、この反射能の大きいものが求められている。
発明の目的 本発明の目的は、かかる欠点の改善された液晶表示反射
板用ベースフイルムを提供することにある。本発明の別
の目的は、反射輝度が高くかつ光指向性の小さい反射面
を形成するベースフイルムを提供することにある。本発
明の更に別の目的は、大型液晶表示装置の反射板を製造
するのに有用なベースフイルムを提供することにある。
本発明の更に別の目的及び利点は以下の説明から明らか
となろう。
板用ベースフイルムを提供することにある。本発明の別
の目的は、反射輝度が高くかつ光指向性の小さい反射面
を形成するベースフイルムを提供することにある。本発
明の更に別の目的は、大型液晶表示装置の反射板を製造
するのに有用なベースフイルムを提供することにある。
本発明の更に別の目的及び利点は以下の説明から明らか
となろう。
発明の構成・効果 本発明のかかる目的は、本発明によれば、プラスチツク
フイルムの金属薄膜層を設ける面に、平均粒径1〜15μ
mの球状有機質フィラーを含有する塗料をコーティング
することで、白色光の反射輝度10%以上及び反射輝度の
半価角度30゜以上の金属薄膜層を形成し得る微細凹凸を
形成せしめたことを特徴とする液晶表示反射板用ベース
フイルムによつて達成される。
フイルムの金属薄膜層を設ける面に、平均粒径1〜15μ
mの球状有機質フィラーを含有する塗料をコーティング
することで、白色光の反射輝度10%以上及び反射輝度の
半価角度30゜以上の金属薄膜層を形成し得る微細凹凸を
形成せしめたことを特徴とする液晶表示反射板用ベース
フイルムによつて達成される。
本発明のベースフイルムは、上述から明らかなようにそ
の少くとも一面にコーティング法で微細凹凸が形成され
ている。そしてこの微細凹凸は、この上に設ける金属薄
膜層に、白色光の反射輝度10%以上と反射輝度の半価角
度〔最大反射輝度の半分の輝度を示す角度(45反射角に
対して左右対称)〕30゜以上とを付与する作用を奏す
る。
の少くとも一面にコーティング法で微細凹凸が形成され
ている。そしてこの微細凹凸は、この上に設ける金属薄
膜層に、白色光の反射輝度10%以上と反射輝度の半価角
度〔最大反射輝度の半分の輝度を示す角度(45反射角に
対して左右対称)〕30゜以上とを付与する作用を奏す
る。
プラスチツクフイルムの表面形態を変える技術として種
々の方法がある。例えば、ポリエステルフイルムの表面
形態を変える技術としては、 (1) クレー、炭酸カルシウム、酸化チタン等の微粒
子をポリエステルに混合し、製膜する方法 (2) 微細なサンド(SiO2の砂)をフイルム表面にぶ
づけて該フイルム表面を粗面化するサンドマツト法 (3) プラスチツクフイルムに微粒子を含む塗料を薄
くコーティングして表面形状を変えるコーティング法 などがある。
々の方法がある。例えば、ポリエステルフイルムの表面
形態を変える技術としては、 (1) クレー、炭酸カルシウム、酸化チタン等の微粒
子をポリエステルに混合し、製膜する方法 (2) 微細なサンド(SiO2の砂)をフイルム表面にぶ
づけて該フイルム表面を粗面化するサンドマツト法 (3) プラスチツクフイルムに微粒子を含む塗料を薄
くコーティングして表面形状を変えるコーティング法 などがある。
しかしながら、第1の方法は、フイルムの厚み方向の何
処に練込まれた微粒子が存在するかによつてフイルム表
面の突起の大きさが変り、この結果不近一な凹凸表面を
作るという欠陥がある。
処に練込まれた微粒子が存在するかによつてフイルム表
面の突起の大きさが変り、この結果不近一な凹凸表面を
作るという欠陥がある。
また、第2の方法は、硬いサンドの形状が不均一なこと
から得られるフイルムの表面の凹凸もはげしくかつ不均
一に粗れており、たとえばこれをアルカリ溶液処理など
で表面の一部を溶解してもこの粗れを充分に均一化する
ことができず、得られるフイルムの表面形態が未だ不均
一であるという欠点がある。
から得られるフイルムの表面の凹凸もはげしくかつ不均
一に粗れており、たとえばこれをアルカリ溶液処理など
で表面の一部を溶解してもこの粗れを充分に均一化する
ことができず、得られるフイルムの表面形態が未だ不均
一であるという欠点がある。
これらに対し、第3の方法は、目的に応じて粒子の大き
な、均一性及び塗布厚みなどを選択し、コートすれば表
面形態は均一な凹凸を形成することができ、表面設計に
は有効な手段といえる。本発明のベースフイルムはこの
コーティング法で表面処理されているから、その利点を
十分に利用している。
な、均一性及び塗布厚みなどを選択し、コートすれば表
面形態は均一な凹凸を形成することができ、表面設計に
は有効な手段といえる。本発明のベースフイルムはこの
コーティング法で表面処理されているから、その利点を
十分に利用している。
本発明におけるプラスチツクフイルムとしては、例えば
ポリスチレン、ポリアクリル酸メチル、ポリカーボネー
ト、アセテート、ポリスルホン、ポリエステル等のフイ
ルムを挙げることができる。これらのフイルムのうちポ
リエステルフイルムが好ましい。ポリエステルフイルム
は製膜段階で形成される表面凹凸が小さく、しかもその
上に塗料をコーティングして表面凹凸を形成する場合、
基板フイルムの凹凸が無視できるという利点があり、更
に耐溶剤性も良好であり、機械的性能に優れているとい
う利点がある。
ポリスチレン、ポリアクリル酸メチル、ポリカーボネー
ト、アセテート、ポリスルホン、ポリエステル等のフイ
ルムを挙げることができる。これらのフイルムのうちポ
リエステルフイルムが好ましい。ポリエステルフイルム
は製膜段階で形成される表面凹凸が小さく、しかもその
上に塗料をコーティングして表面凹凸を形成する場合、
基板フイルムの凹凸が無視できるという利点があり、更
に耐溶剤性も良好であり、機械的性能に優れているとい
う利点がある。
プラスチツクフイルムに塗布する塗料の組成は基本的に
はフイラー、バインダー及び溶剤からなる。フイラーの
分散性を向上させるために、界面活性剤等分散助剤を配
合することもでき、また塗工作業を改善するため、湿潤
剤、レベリング剤等を少量添加することもできる。
はフイラー、バインダー及び溶剤からなる。フイラーの
分散性を向上させるために、界面活性剤等分散助剤を配
合することもでき、また塗工作業を改善するため、湿潤
剤、レベリング剤等を少量添加することもできる。
フィラー(微粒子)には球状の有機質微粒子を用いる
が、該微粒子はできるだけ粒径をそろえた方が好まし
い。
が、該微粒子はできるだけ粒径をそろえた方が好まし
い。
均一な球状の有機質フイラーとしては、例えばベンゾグ
アナミン樹脂(日本触媒化学KK.商品名“エポスタ
ー”)、架橋スチレン樹脂(住友化学KK.商品名フアイ
ンバール)及びナイロン樹脂等が好ましく挙げられる。
アナミン樹脂(日本触媒化学KK.商品名“エポスタ
ー”)、架橋スチレン樹脂(住友化学KK.商品名フアイ
ンバール)及びナイロン樹脂等が好ましく挙げられる。
フイラーの大きさは、平均粒径で1〜15μmの範囲にあ
る。平均粒径1μmより小さいフイラーは凝集力が強く
て均一分散し難く、このため凝集粒子による表面の不規
則性が生じ易く、また凝集粒子のないところでは表面凹
凸が小さい。また平均粒径が15μmより大きいフイラー
はフイルム表面上にフイラーを均一にならべる塗布加工
がむずかしい上に得られる表面が必ずしも均一な凹凸状
態になり難い。
る。平均粒径1μmより小さいフイラーは凝集力が強く
て均一分散し難く、このため凝集粒子による表面の不規
則性が生じ易く、また凝集粒子のないところでは表面凹
凸が小さい。また平均粒径が15μmより大きいフイラー
はフイルム表面上にフイラーを均一にならべる塗布加工
がむずかしい上に得られる表面が必ずしも均一な凹凸状
態になり難い。
バインダーとしては、例えばアクリル樹脂、ウレタン樹
脂、ニトロセルロース、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、
ポリエステル樹脂等を用いることができる。特にバイン
ダーに望まれていることは、プラスチツクフイルムとフ
イラーの両方に高い接着強度を示し、塗膜が剥離した
り、フイラーの欠落を起したりすることのないようにす
ることである。そして、後加工として表面に金属特にア
ルミの真空蒸着等を行うことから耐熱性のあるバインダ
ーが好ましい。
脂、ニトロセルロース、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、
ポリエステル樹脂等を用いることができる。特にバイン
ダーに望まれていることは、プラスチツクフイルムとフ
イラーの両方に高い接着強度を示し、塗膜が剥離した
り、フイラーの欠落を起したりすることのないようにす
ることである。そして、後加工として表面に金属特にア
ルミの真空蒸着等を行うことから耐熱性のあるバインダ
ーが好ましい。
フイラーとバインダーの比率は塗膜の表面設計の点から
は重要な因子となる。特にバインダー自身に突起性能が
なく、平坦な塗膜形成能をもつバインダーでは、フイラ
ーの存在のみが微細凹凸の形成因子となる。フイラーの
割合が小さすぎると塗布面の平坦部に所々突起が散在す
るだけとなり、好ましい反射性能を付与し得なくなる。
また、フイラーの割合が高すぎて臨界顔料体積濃度(CP
VC)を起えるとフイラーの重なり中にバインダーが浸入
する形となつて突起の凹部が平坦にならず、反射光量が
急激に低下してしまう。それ故、フイラーとバインダー
の割合には好適範囲が存在し、フイラーとバインダーの
総重量に占めるフイラーの割合が1〜50重量%、更には
5〜30重量%にあることが好ましい。
は重要な因子となる。特にバインダー自身に突起性能が
なく、平坦な塗膜形成能をもつバインダーでは、フイラ
ーの存在のみが微細凹凸の形成因子となる。フイラーの
割合が小さすぎると塗布面の平坦部に所々突起が散在す
るだけとなり、好ましい反射性能を付与し得なくなる。
また、フイラーの割合が高すぎて臨界顔料体積濃度(CP
VC)を起えるとフイラーの重なり中にバインダーが浸入
する形となつて突起の凹部が平坦にならず、反射光量が
急激に低下してしまう。それ故、フイラーとバインダー
の割合には好適範囲が存在し、フイラーとバインダーの
総重量に占めるフイラーの割合が1〜50重量%、更には
5〜30重量%にあることが好ましい。
溶剤としては、フイルム及び有機質フイラーを実質的に
侵さないものであれば特に制限がなく、従来からフイル
ムコーティングに用いられている溶剤を用いることがで
きる。かかる溶剤の具体例としては、メチルエチルケト
ン、トルエン、シクロヘキサノン、酢酸ブチル等を挙げ
ることができる。また塗料中のフイラー及びバインダー
濃度は約10〜50重量%、更には約20〜40重量%であるこ
とが好ましい。
侵さないものであれば特に制限がなく、従来からフイル
ムコーティングに用いられている溶剤を用いることがで
きる。かかる溶剤の具体例としては、メチルエチルケト
ン、トルエン、シクロヘキサノン、酢酸ブチル等を挙げ
ることができる。また塗料中のフイラー及びバインダー
濃度は約10〜50重量%、更には約20〜40重量%であるこ
とが好ましい。
プラスチツクフイルムへのコーティングは、種々の方法
を用いることができ、例えば、マイヤーバーコート、リ
バースコート、キスロールコート、グラビアコート等に
よつて行うことができる。
を用いることができ、例えば、マイヤーバーコート、リ
バースコート、キスロールコート、グラビアコート等に
よつて行うことができる。
コーティング層は、フイラーの平均粒径(μm)に対し
0.8〜3倍の厚み、更には1〜2倍の厚みとするのが望
ましく、乾燥基準で0.5〜50μm、更には0.8〜30μmで
あることが好ましい。またコーティング層は微細凹凸
は、表面粗さCLAで0.1〜1μm、更には0.4〜0.8μmに
あることが好ましい。
0.8〜3倍の厚み、更には1〜2倍の厚みとするのが望
ましく、乾燥基準で0.5〜50μm、更には0.8〜30μmで
あることが好ましい。またコーティング層は微細凹凸
は、表面粗さCLAで0.1〜1μm、更には0.4〜0.8μmに
あることが好ましい。
金属特にAlを真空蒸着した反射板の反射光輝度の分布は
フイルム表面の凹凸形状に大きく影響される。表面が平
坦すぎて、凹凸が無いかあつても非常に小さい場合に
は、光の反射は指向性が強く、入射角と相対する正反射
角方向のみに反射する指向性の強い反射となる。またフ
イルム表面が大小の凹凸の著しい表面を形成している
と、表面での光の拡散が多くなり、反射光が四方に放射
されて指向性は改善されるが、他方反射光輝度は低くな
り全体に暗い状態となる。本発明のベースフイルムは、
その表面がゆるやかな傾きの凹凸をもち、しかも凹凸の
大きさ、数が揃つていることから正反射光は拡がりをも
ち、しかも裾を引いた反射光曲線を与える反射面を形成
し得る。本発明のベースフイルムはその表面に例えばAl
を真空蒸着することにより、反射輝度が10%以上で、か
つピーク値の半分の高さの角度(半価角度)が30゜以上
の反射特性を示すようになり、反射光量が大きく、かつ
指向性の小さい反射機能を有する液晶表示反射板を形成
する。
フイルム表面の凹凸形状に大きく影響される。表面が平
坦すぎて、凹凸が無いかあつても非常に小さい場合に
は、光の反射は指向性が強く、入射角と相対する正反射
角方向のみに反射する指向性の強い反射となる。またフ
イルム表面が大小の凹凸の著しい表面を形成している
と、表面での光の拡散が多くなり、反射光が四方に放射
されて指向性は改善されるが、他方反射光輝度は低くな
り全体に暗い状態となる。本発明のベースフイルムは、
その表面がゆるやかな傾きの凹凸をもち、しかも凹凸の
大きさ、数が揃つていることから正反射光は拡がりをも
ち、しかも裾を引いた反射光曲線を与える反射面を形成
し得る。本発明のベースフイルムはその表面に例えばAl
を真空蒸着することにより、反射輝度が10%以上で、か
つピーク値の半分の高さの角度(半価角度)が30゜以上
の反射特性を示すようになり、反射光量が大きく、かつ
指向性の小さい反射機能を有する液晶表示反射板を形成
する。
ベースフイルムへの金属薄膜層の形成法は特に制限がな
く物理蒸着法、例えば真空蒸着法、スパツタ法、イオン
プレーテング法等を用いることができる。金属薄膜層の
厚みとしては従来から採用されている厚みをとることが
でき、例えば約100Å〜約5μm、更には約200Å〜約3
μmにあることが望ましい。
く物理蒸着法、例えば真空蒸着法、スパツタ法、イオン
プレーテング法等を用いることができる。金属薄膜層の
厚みとしては従来から採用されている厚みをとることが
でき、例えば約100Å〜約5μm、更には約200Å〜約3
μmにあることが望ましい。
実施例 以下実施例を掲げて本発明を更に詳細に説明する。
なお、金属薄膜形成及びフイルムの各種特性の測定は下
記の方法によつて行つた。
記の方法によつて行つた。
1. 真空蒸着方法; 塗布加工されたフイルム表面へのAl(アルミニウム)薄
膜の真空蒸着は、日本電子(株)のJEE−4B装置を用い
て、真空度2×10-5mmHg下にて行なつた。
膜の真空蒸着は、日本電子(株)のJEE−4B装置を用い
て、真空度2×10-5mmHg下にて行なつた。
2. 光沢度の測定; Al蒸着された面の表面光沢度の測定は村上色彩技術研究
所(株)のGONIOPHOTO METER GP−1Rを用いて行なつ
た。測定に当つてはJIS Z−8741(1959)に従い、反射
輝度GS(45゜)は、次式 GS(45゜)=(S/O)×100 (%) 但し、Sは試料の輝度、Oは未塗布のブランクフイ
ルム(市販されている透明性ポリエステル・フイルム)
の輝度を示す。
所(株)のGONIOPHOTO METER GP−1Rを用いて行なつ
た。測定に当つてはJIS Z−8741(1959)に従い、反射
輝度GS(45゜)は、次式 GS(45゜)=(S/O)×100 (%) 但し、Sは試料の輝度、Oは未塗布のブランクフイ
ルム(市販されている透明性ポリエステル・フイルム)
の輝度を示す。
より求めた。
また、反射光の散乱性は、上記の方法で求めた反射輝度
のピーク値の半分の輝度を示す点で結び、半価値として
角度φ1/2(度)を示した(反射輝度曲線は片対数で示
すため、半価角度φ1/2logG45゜の値から求めた)。
のピーク値の半分の輝度を示す点で結び、半価値として
角度φ1/2(度)を示した(反射輝度曲線は片対数で示
すため、半価角度φ1/2logG45゜の値から求めた)。
なお、光源にはハロゲンランプ12V・50Wを用い、スリツ
トは光源側、受光側共に10mmφを使用した。
トは光源側、受光側共に10mmφを使用した。
3. CLA値; 塗布加工されたフイルム表面を、東京精密社(株)触針
式表面粗さ計(Surcom 8B)を使用し、針の半径2μ、
荷重0.1gの条件にてフイルム基準長26mmについて基準長
方向に50倍、表面に対し縦方向に2000倍に拡大したチヤ
ートを書かせ、その中心線の方向に測定長さL(L=2m
m)の部分を抜取り、この部分での中心線をX軸、縦倍
率の方向をY軸として粗さ曲線をY=f(x)で表わし
たとき、次の式で与えられた値をμ(ミクロン)単位で
表わし、CLA(μ)とする。
式表面粗さ計(Surcom 8B)を使用し、針の半径2μ、
荷重0.1gの条件にてフイルム基準長26mmについて基準長
方向に50倍、表面に対し縦方向に2000倍に拡大したチヤ
ートを書かせ、その中心線の方向に測定長さL(L=2m
m)の部分を抜取り、この部分での中心線をX軸、縦倍
率の方向をY軸として粗さ曲線をY=f(x)で表わし
たとき、次の式で与えられた値をμ(ミクロン)単位で
表わし、CLA(μ)とする。
実施例1 ポリエステルのメチル・エチル・ケトン30%溶液(綜研
化学KK製、商品名“サーモラツクB101")に、平均粒子
サイズ2.5μの球状のベンゾグアナミン粒子(日本触媒
化学KK製、商品名“エポスターM")を表−1の割合で添
加し、ボールミルにて塗料を調合した。
化学KK製、商品名“サーモラツクB101")に、平均粒子
サイズ2.5μの球状のベンゾグアナミン粒子(日本触媒
化学KK製、商品名“エポスターM")を表−1の割合で添
加し、ボールミルにて塗料を調合した。
この塗料を、市販の透明、平滑なポリエチレンテレフタ
レートフイルムに、塗布(乾燥後)厚み6μになるよう
に均一にコートした。更に塗布面にAl(アルミ)を真空
蒸着し、反射面を作つた。この反斜面の各性能は表−1
に示す。
レートフイルムに、塗布(乾燥後)厚み6μになるよう
に均一にコートした。更に塗布面にAl(アルミ)を真空
蒸着し、反射面を作つた。この反斜面の各性能は表−1
に示す。
比較例1 実施例1に用いたベンゾグアナミン粒子の割合を表−1
に示すように変えた塗料を用いる以外は実施例1と全く
同様に行つて反斜面の性能を調べ、その結果は表−1に
示す。
に示すように変えた塗料を用いる以外は実施例1と全く
同様に行つて反斜面の性能を調べ、その結果は表−1に
示す。
実施例2 実施例1のサーモラツクB101溶液中に、平均粒子サイズ
5μmの球状の架橋スチレン粒子(住友化学KK製、商品
名“フアインパール3000F")を表−2の割合で添加し、
ボールミルにて塗料を調合した。
5μmの球状の架橋スチレン粒子(住友化学KK製、商品
名“フアインパール3000F")を表−2の割合で添加し、
ボールミルにて塗料を調合した。
この塗料を、市販の透明で平滑なポリエチレンテレフタ
レートフイルム上に乾燥後の厚み約10μmになるように
均一コートした。更に、塗布面にAlを真空蒸着し、反射
面を作つた。この反射面の各性能は表−2に示す。
レートフイルム上に乾燥後の厚み約10μmになるように
均一コートした。更に、塗布面にAlを真空蒸着し、反射
面を作つた。この反射面の各性能は表−2に示す。
比較例2 実施例2に用いた架橋スチレン粒子の割合を表−2に示
すように変えた塗料を用いる以外は実施例2と全く同様
に行つて反射面を作つた。この反射面の性能を調べ、そ
の結果は表−2に示す。
すように変えた塗料を用いる以外は実施例2と全く同様
に行つて反射面を作つた。この反射面の性能を調べ、そ
の結果は表−2に示す。
実施例3 ポリエステルのメチル・エチル・ケトン30%溶液(綜研
化学KK製、商品名“サーモラツクB101")100gに、平均
粒子サイズ10μの球状のベンゾグアナミン粒子(日本触
媒化学KK製、商品名“エポスターL")を表−3の割合で
添加し、ボールミルにて塗料を調合した。
化学KK製、商品名“サーモラツクB101")100gに、平均
粒子サイズ10μの球状のベンゾグアナミン粒子(日本触
媒化学KK製、商品名“エポスターL")を表−3の割合で
添加し、ボールミルにて塗料を調合した。
この塗料を、市販の透明、平滑なポリエチレンテレフタ
レートフイルム上に乾燥後の厚み約15μmになるように
均一コートした。更に、この塗布面にAlを真空蒸着し、
反射面を作つた。この反斜面の各性能は表−3に示す。
レートフイルム上に乾燥後の厚み約15μmになるように
均一コートした。更に、この塗布面にAlを真空蒸着し、
反射面を作つた。この反斜面の各性能は表−3に示す。
比較例3 実施例3に用いたベンゾクアナミン粒子の割合を表−3
に示すように変えた塗料を用いる以外は、実施例3と全
く同様に行つて反射面を作つた。この反射面の性能を調
べ、その結果は表−3に示す。
に示すように変えた塗料を用いる以外は、実施例3と全
く同様に行つて反射面を作つた。この反射面の性能を調
べ、その結果は表−3に示す。
Claims (2)
- 【請求項1】プラスチックフイルムの金属薄膜層を設け
る面に、平均粒径1〜15μmの球状有機質フィラーを含
有する塗料をコーティングすることで、白色光の反射輝
度10%以上及び反射輝度の半価角度30゜以上の金属薄膜
層を形成し得る微細凹凸を形成せしめたことを特徴とす
る液晶表示反射板用ベースフイルム。 - 【請求項2】フイルムがポリエステルフイルムであるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のベースフイ
ルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59222884A JPH0762747B2 (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 | 液晶表示反射板用ベ−スフイルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59222884A JPH0762747B2 (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 | 液晶表示反射板用ベ−スフイルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61102687A JPS61102687A (ja) | 1986-05-21 |
| JPH0762747B2 true JPH0762747B2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=16789388
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59222884A Expired - Fee Related JPH0762747B2 (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 | 液晶表示反射板用ベ−スフイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0762747B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20120067792A (ko) * | 2010-12-16 | 2012-06-26 | 에스케이씨 주식회사 | 백색 다공성 폴리에스테르 필름 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2593828B2 (ja) * | 1988-10-06 | 1997-03-26 | 株式会社リコー | 可逆性感熱記録材料 |
| JP2698218B2 (ja) * | 1991-01-18 | 1998-01-19 | シャープ株式会社 | 反射型液晶表示装置及びその製造方法 |
| JP2944791B2 (ja) * | 1991-07-25 | 1999-09-06 | 株式会社ツジデン | 高光拡散性フイルム |
| JP3640008B2 (ja) * | 1999-02-23 | 2005-04-20 | シャープ株式会社 | 液晶表示装置用反射板、該反射板の製造方法及び反射型液晶表示装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57151989A (en) * | 1981-03-16 | 1982-09-20 | Toshiba Glass Kk | Manufacture of liquid crystal display optical diffusion sheet |
| JPS5814801A (ja) * | 1981-07-20 | 1983-01-27 | Seiko Epson Corp | 拡散反射板 |
-
1984
- 1984-10-25 JP JP59222884A patent/JPH0762747B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20120067792A (ko) * | 2010-12-16 | 2012-06-26 | 에스케이씨 주식회사 | 백색 다공성 폴리에스테르 필름 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61102687A (ja) | 1986-05-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |