JPH0763273B2 - 育苗マット - Google Patents

育苗マット

Info

Publication number
JPH0763273B2
JPH0763273B2 JP63179982A JP17998288A JPH0763273B2 JP H0763273 B2 JPH0763273 B2 JP H0763273B2 JP 63179982 A JP63179982 A JP 63179982A JP 17998288 A JP17998288 A JP 17998288A JP H0763273 B2 JPH0763273 B2 JP H0763273B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
far
weight
polymer
ceramics
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63179982A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0227925A (ja
Inventor
憲二 平松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kuraray Co Ltd filed Critical Kuraray Co Ltd
Priority to JP63179982A priority Critical patent/JPH0763273B2/ja
Publication of JPH0227925A publication Critical patent/JPH0227925A/ja
Publication of JPH0763273B2 publication Critical patent/JPH0763273B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、遠赤外線を効率よく放射する合成繊維を使用
し、植物の生育を促進する効果のある育苗マツトに関す
るものである。
<従来の技術> 遠赤外線を用いて物体を加熱する場合の特徴としては、
輻射特性が極めて強く、被加熱物体は直接加熱され、中
間に空気層があつても阻害されず、被加熱物体の表面と
内部との熱伝達時間差が少なく、全体がほとんど同時に
加熱されること、および有機高分子化合物に対する加熱
効率が高いことが挙げられる。このような特徴を利用し
て、加熱、乾燥用としての産業用のほか、民生用として
の暖房器具に加えて遠赤外線サウナや温灸器として医療
および保健面などの用途が開発されている。
しかし合成繊維とともに使用される育苗マツトはまだ開
発されていない。
<本発明の目的> 本発明は、植物中の有機化合物および水分が遠赤外線を
吸収し易いことを利用し、これによる温熱効果を利用し
て植物の種子の発芽および幼苗の発育を促進せんとする
ものである。
<課題を解決するための手段> 本発明は、波長1.5μm〜25μmの電磁波の全放射率が5
00℃において0.6以上である粒径1μm以下の酸化物セ
ラミックス粒子を5〜35重量%含有する遠赤外線放射性
繊維が熱接着性繊維により接着保形されていることを特
徴とする育苗マットである。
まず、本発明における遠赤外線放射性繊維は、植物が6
〜14μmの波長を中心とする遠赤外線を吸収し易いこと
から、前記のような酸化物セラミツクスからなる遠赤外
線放射性微粉粒子を含むものを用いる。このような繊維
としては前記微粉粒子を繊維に付着または吸着させたも
のあるいは繊維構成ポリマー中に混入したものが使用さ
れる。特に摩擦等により微粉粒子が脱離せず、加工性の
良好な遠赤外線放射性繊維としては、前記微粉粒子がポ
リマー中に混合された繊維として成形された合成繊維が
望ましい。このようにポリマー中に遠赤外線放射性微粉
粒子が混合された繊維は酸化物セラミツクス微粉粒子等
を繊維形成性ポリマー中に配合、分散し、次いで常法に
よつて繊維化する、いわゆる練り込み方法によつて製造
したものが望ましい。この方法によつて、耐久性のある
良好な遠赤外線放射特性を有する合成繊維が容易にしか
も安価に製造される。
本発明で使用する酸化物セラミツクスとしては、波長1.
5〜25μmの電磁波の全放射率が0.6以上、好ましくは、
0.8以上、さらに好ましくは0.85以上である遠赤外線ヒ
ーター用のセラミツクス粉末であればよい。その例とし
ては、TiO2、SiO2、ZrO2、Cu2O、NiO、Y2O3、V2O5、Fe2
O3などの金属酸化物や粘土に酸化チタン、酸化ジルコニ
ウム、酸化スズなどをはじめとする金属酸化物を添加し
て焼結させたものがあり、具体的にはZrO2−SiO2系セラ
ミツクス、Al2O3−SiO2系セラミツクス、TiO2−Cr2O3
セラミツクス、Al2O3−(Si,Ti)O2系セラミツクス、
(Al,Fe,B,Cr)2O3−SiO2−(アルカリ金属、アルカリ
土類金属)酸化物系セラミツクスが挙げられる。市販品
の例としてはホトンセラミツク社製の#101や#102セラ
ミツクパウダーが挙げられる。酸化物セラミツクスは微
粉砕して粒径を5μm以下、好ましくは1μm以下にし
て使用するのが望ましい。
練り込み方法としては、酸化物セラミツクスを合成繊維
を形成するポリマーの重合工程で加える方法、マスター
ペレツト化したのちベースポリマーと混練する方法、酸
化物セラミツクスを予めポリマー溶融或いはポリマーと
相溶性のある分散媒や可塑剤などと混合してスラリー状
となした添加組成物を押出機への供給ペレツトに加える
か又は紡糸直前の液状ポリマー流中に加えて、静的或い
は動的混練分散を行なうなどの方法による。配合後は公
知の方法、例えば溶融紡糸法によつて繊維化される。
合成繊維を形成するポリマーとしては、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリビニ
ルアルコール、アクリル系重合体などの合成繊維用のポ
リマーが挙げられる。
合成繊維中の酸化物セラミツクスの含有量は5〜35重量
%、好ましくは8〜28重量%であるのが望ましい。含有
量が5重量%以下では、遠赤外線の放射性能が低く満足
すべき性能は発現しない。一方35重量%を超えると、繊
維化が困難であるばかりでなく繊維性能が劣つてくる。
このような遠赤外線放射性合成繊維には、酸化物セラミ
ツクスの他に、酸化防止剤、安定剤、分散助剤、難燃
剤、抗菌剤、着色剤、紫外線吸収剤などの改質剤や機能
性付与物質が包含されていてもよい。
本発明の育苗マツトは、前記のような遠赤外線放射性繊
維を主体とした不織布(およびその積層物)あるいは繊
維集束体から形成されたものである。これらの不織布あ
るいは集束体は、通常の方法によりニードルパンチング
等による絡合、あるいは接着剤、接着性繊維等による接
着により育苗マツトとして形成される。特に接着による
場合、近年多く利用されるようになつた低融点ポリマー
からなるかまたは該ポリマーを複合したような熱接着性
繊維を用いることが望ましい。
本発明においては、遠赤外線放射性繊維が育苗マツトの
主体をなすことが必要であり、該マツト中の繊維は50重
量%以上であることが望ましい。これ以下では温熱効果
が小さく植物の発芽、育生に大きい効果を期待すること
ができない。次に本発明を実施例により具体的に述べ
る。
<実施例> 波長1.5〜25μmの電磁波の全放射率が500℃において0.
8以上の酸化物セラミツクス(ホトンセラミツクス社製
#101セラミツクパウダー)を微粉砕して得られた1μ
m以下の微粉末と、1,4ブチレングリコールとアジピン
酸よりなる低分子量ポリエステル(分子量約3,000:分散
媒)とからなる重量比が4:1である100℃のスラリーを調
整した。紡糸直前の極限粘度(〔η〕)0.65の溶融ポリ
エチレンテレフタレートに対して前記スラリーを20重量
%定量的に添加してスタテイツクミキサーによつて混練
分散したのち公知の溶融紡糸方法よつて繊維化した。
得られた繊維の繊度は10dr、強度は2.8g/dr、伸度は25
%でありセラミツクスの含有量は16重量%であつた。繊
維横断面をみたところ、酸化物セラミツクスは、均一に
分散していることがわかつた。
このセラミツクス練り込み繊維を75重量%と、芯部がポ
リエチレンテレフタレート、鞘部がイソフタル酸変性ポ
リエチレンテレフタレートからなる芯鞘構造のバインダ
ー繊維(繊度3dr、強度3g/dr、伸度40%)を25重量%と
を混綿した後、カーデイングしウエツブを積層した後、
150℃×1分の熱風処理をし、プレスしてマツトを試作
した。マツトの厚さは10mmであり、目付は1Kg/m2であつ
た。3個のマツトに10Kg/m2の水を含ませてそれぞれに
青じそ、綿花、かいわれだいこんの種をまいて生育状況
をチエツクした。3日後、7日後の種子の生育状況をチ
エツクしたところ、発芽数も顕著に多く生育状況も顕著
に良好であつた。
<比較例> 通常のポリエチレンテレフタレート繊維(10dr)を75重
量%と上記のバインダー繊維を25重量%混綿した同上の
マツトを作つた。そして同様にマツトの厚さを10mmと
し、目付を1Kg/m2とした。3個のマツトに10Kg/m2の水
を含ませて同様に青じそ、綿花、かいわれだいこんの種
をまいて生育状況をチエツクした。3日後、7日後の種
子の生育状況をチエツクしたところ発芽数も少なく、生
育状況は不良であつた。
<発明の効果> このように本発明の遠赤外線放射性繊維で作製した育苗
マツトは顕著に発芽を促進し、育苗効果を有する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】波長1.5μm〜25μmの電磁波の全放射率
    が500℃において0.6以上である粒径1μm以下の酸化物
    セラミックス粒子を5〜35重量%含有する遠赤外線放射
    性繊維が熱接着性繊維により接着保形されていることを
    特徴とする育苗マット。
JP63179982A 1988-07-18 1988-07-18 育苗マット Expired - Fee Related JPH0763273B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63179982A JPH0763273B2 (ja) 1988-07-18 1988-07-18 育苗マット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63179982A JPH0763273B2 (ja) 1988-07-18 1988-07-18 育苗マット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0227925A JPH0227925A (ja) 1990-01-30
JPH0763273B2 true JPH0763273B2 (ja) 1995-07-12

Family

ID=16075387

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63179982A Expired - Fee Related JPH0763273B2 (ja) 1988-07-18 1988-07-18 育苗マット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0763273B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3240023B2 (ja) * 1993-10-08 2001-12-17 新東工業株式会社 通気性耐久型の製造方法
JP4495061B2 (ja) 2005-10-19 2010-06-30 本田技研工業株式会社 金属リングの周長補正方法、及び周長補正装置
JP5872277B2 (ja) * 2011-09-16 2016-03-01 多機能フィルター株式会社 機能繊維シートおよび緑化用シートおよび緑化材充填物および緑化工法
CN105265293A (zh) * 2015-11-06 2016-01-27 梁可文 一种牛大力种子快速繁殖方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01289423A (ja) * 1988-05-17 1989-11-21 Tomoaki Otsuka 植物生長法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0227925A (ja) 1990-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI283184B (en) Nonwoven web with improved adhesion and reduced dust formation
CN105765124B (zh) 尺寸稳定的熔喷非织造纤维结构及其制备方法和设备
EP1350869B1 (en) Improved binder fiber and nonwoven web
EP2363517B1 (en) Water-dispersible sulphopolyesters for multicomponent fibres
CN106192200B (zh) 一种功能性保暖复合絮片的制备方法
CN107429454B (zh) 具有拉伸性的抗迁移毛絮及其制备方法以及包括该毛絮的制品
WO2006008785A1 (ja) ホウ化物微粒子含有繊維およびこれを用いた繊維製品
EP3808429B1 (en) Nonwoven fabric for cabin air filter comprising low melting point polyester fiber
CN105951308B (zh) 含竹叶黄酮的抗菌防霾口罩材料及其制备方法
KR20010078131A (ko) 기능성 조성물, 기능성 수지조성물 및 기능성 성형물
CN111005161A (zh) 一种石墨烯多功能超细纤维多层次无纺布及其制备方法
JPH0763273B2 (ja) 育苗マット
WO2006031625A2 (en) Extensible fibers, method for their production and use
KR20110069474A (ko) 고보온성 부직포 및 이의 제조방법
KR101045957B1 (ko) 온도제어형 고분자마스터배치와 이의 제조방법 및 이를이용한 복합섬유와 이의 제조방법
TWI337632B (ja)
CN111041710A (zh) 一种石墨烯多功能超细纤维多层次无纺布及其制备方法
CN115341337B (zh) 一种蓬松型储热熔喷材料的制备工艺及其应用
CN1478015A (zh) 可生化降解的共聚酯非织造布
JPH03213536A (ja) 遮光体
KR100713246B1 (ko) 온도제어형 고분자마스터배치와 이의 제조방법 및 이를 이용한 복합섬유와 이의 제조방법
KR102354176B1 (ko) 저융점 폴리에스테르 섬유를 포함하는 캐빈에어필터용 부직포
KR920009002B1 (ko) 원적외선 방사성 열융착 복합섬유의 제조방법
CN220665613U (zh) 一种空气净化熔喷复合无纺布
JP2001286541A (ja) 機能性組成物、機能性樹脂組成物および機能性成形物

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees