JPH0763520B2 - 側方解放可能なスキ−用安全締具 - Google Patents

側方解放可能なスキ−用安全締具

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JPH0763520B2
JPH0763520B2 JP62036860A JP3686087A JPH0763520B2 JP H0763520 B2 JPH0763520 B2 JP H0763520B2 JP 62036860 A JP62036860 A JP 62036860A JP 3686087 A JP3686087 A JP 3686087A JP H0763520 B2 JPH0763520 B2 JP H0763520B2
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release spring
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force
spring
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コヴァッチュ ウルリッヒ
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ゲ−ゼ シユポルト インテルナチイオナル ゲ−エム ベ−ハ−
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Ropes Or Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、スキー靴の側部を保持する2つの顎部、靴底
押圧部材及びスキーの長手方向に延在しかつスキーに固
定されたハウジング内に一端にて支持され、他端がスキ
ー靴から離れた方向特に前方へ働く力と共に側方解放機
構を駆動するリリーススプリングを含む側方解放可能な
スキー用安全締具(以下、ビンディングと称する)に関
し、特に、スキー靴の先端を保持する爪先保持装置(以
下、トゥピースと称する)に関する。
背景技術 この種のトゥピースは既にオーストリア特許300630号で
知られている。既に知られたトウピースにおいては、ス
プリングの付勢力に抗して弾性的に上方へ偏位し得る靴
底押圧部材が設けられている。これは、例えばスキーと
スキー靴との間に雪が挾ってスキーやビンディングに働
く異常な負荷からスキー靴を保護する為のもので、ビン
ディングの動作特性を改良せんとしたものである。しか
し、このビンディングの不利な点は、特別な押圧スプリ
ングを必要とすることである。
また、ドイツ公開公報3230186号らに開示されるよう
に、スキーの長手方向に延在したリリーススプリングに
より爪先押圧部材に作用する弾性押圧力を得ることが知
られている。しかし乍ら、この様にする為には、リリー
ススプリングの一端が靴底押圧部材に作用し得、かつ、
リリーススプリングの他端が側方解放機構に作用し得る
ことが不可欠であった。この為、リリーススプリングの
前端はこれを支える支持体と共に可動となっていなけれ
ばならず、このことは構造上も動作上も不利な点であ
る。
発明の目的 本発明の本質的な目的は、張力スプリングとして形成さ
れたリリーススプリングのスキー靴に面する後端が側方
解放機構に作用する力と靴底押圧部材に作用する押圧力
とを生ずる側方解放可能なビンディングを提供すること
にある。
発明の要点 このような目的を達成する為に、本発明は、靴底押圧部
材、顎部、側方解放機構及び側方解放機構上にあるリリ
ーススプリングの作用点をビンディングハウジングに対
して横軸のまわりに上方へ揺動し得るキャリヤに配設
し、横軸をリリーススプリングによって生じる所定の弾
性的押圧力が上方からスキー靴に作用するようリリース
スプリングの作用線から上方に離間して設けた構成とな
っている。
本発明においては、スキーに固着されているのは張力ス
プリングの前端を支える部分とサイドカバー部分を有す
るビンディングハウジングのみであり、ビンディングの
その他の部分はビンディングハウジングに特別に設けた
横軸のまわりに揺動自在となっており、リリーススプリ
ングは靴底押圧部材を下方へ揺動させようとするトルク
を横軸のまわりに生じる。
本発明はこの様な構成によって、リリーススプリングの
同一の端、すなわち後端は側方解放機構の駆動と、スキ
ー靴の靴底に対して靴底押圧部材を押し下げることの両
方をなし遂げるのである。ビンディングハウジングに固
定されたリリーススプリングの前端部は必ずしもビンデ
ィングの動作中に軸のまわりに揺動する必要はないが、
靴底押圧部材の上方への万一の揺動の際には該揺動に寄
与し得るようになっていなければならない。また、リリ
ーススプリングの前端部は例えば貫通したボルトとの連
結によって歪みの調整に役立つ。
本発明の構成によれば、スキー靴の靴底とスキーとの間
に挾まった雪によって生じるスキー靴の靴底が動けなく
なる等の不具合が排除されるばかりでなく、限られた摩
擦の補正も達成される。すなわち、スキーヤーが後傾し
た場合、靴底押圧部材における摩擦は確かに若干増加す
る。しかし、同時に靴底プレートにおける摩擦は側方解
放が難しくならないように、むしろ多少容易となるよう
に相当に弱められる。このことは、後傾した場合にのみ
望ましい。
横軸とリリーススプリングの作用線との間の距離の好ま
しい寸法は、横軸から靴底押圧部材までの距離を考慮し
て、100ないし300Nの間で予定される押圧力に応じて定
められる。押圧力は150ないし250Nが好ましく、特に約2
00Nが望ましい。
本発明の構成に基き、靴底押圧部材の上方への揺動によ
り、リリーススプリング、キャリヤ及びビンディングハ
ウジングそれぞれの間に相対運動が生じる。これらの相
対的動作に関しては、リリーススプリング、連結ボルト
及びリリーススプリングの後端のまわりに十分な隙間が
形成され、これらと共には動き得ないビンディングハウ
ジングに固着されたリリーススプリング、連結ボルト及
びリリーススプリングの後端が共にキャリヤの制限され
た上方への揺動を生じさせる変位及び揺動を支障なくな
し得ることが好ましい。ビンディングハウジングに対す
るキャリヤの相対的揺動の範囲は特別に大きくなくても
良い。靴底押圧部材の垂直方向の可動範囲が2ないし18
mm好ましくは3ないし7mm更に好ましくは4ないし6mmと
なるようにキャリヤの上方への揺動範囲を制限しても実
用上は十分である。
本発明にかかる横軸の下をリリーススプリングが問題な
く延在するためには、リリーススプリングが後から前に
かけて僅かに下方へ傾斜していることが好ましい。特
に、水平に対する作用線の傾斜角が2゜ないし8゜特に
約5゜となるように配置されるべきである。
側方解放機構はキャリヤの側方に形成された2つの垂直
な揺動エッジと、これらと協働する揺動自在な靴底把持
部材の揺動面とから構成されていることが好ましい。こ
の種の構成のもとに、靴底押圧部材及び顎部は揺動自在
な靴底把持部材と一体に成型されている。また、リリー
ススプリングの力に抗して顎部が外側に揺動できるなら
ば、靴底把持部材は基本的にキャリヤと一体成型されて
いても良い。
従来は引張り棒によって力の方向を反転させて圧縮スプ
リングをリリーススプリングとして用いていたが、リリ
ーススプリングを後端が側方解放機構に前端がビンディ
ングハウジングに担持された引張りスプリングとするこ
とはともかく好ましい。
本発明によるビンディングが予め調整された厚さよりも
厚い靴底を有するスキー靴と共に使用されると、リリー
ススプリングは多少引伸ばされる。これは、解放力の増
加をもたらすのである。この場合、側方解放力の増加に
一致して表示をなすために、本発明の別の実施例におい
ては、スキー靴の方向に横軸を越えて表示部材まで延在
した保持アームがリリーススプリングの調整自在な端部
に担持され、表示部材がキャリヤの上面に設けられ下面
のスプリングの歪み調整用目盛が施された表示窓の下方
に位置していることを特長としている。
キャリヤが上方へ揺動する場合、キャリヤと表示部材と
は異なる軸のまわりに揺動するので、キャリヤの上方へ
の揺動は表示部材とスプリングの歪み調整用目盛との間
の相対的移動を生じさせる。故に、靴底押圧部材の上方
への揺動によって生じたリリーススプリングの付勢力の
増加が表示される。リリーススプリング歪みは使用する
スキー靴の靴底の厚さに合わせて調整可能となってい
る。本発明の別の基本的思想は、調整ネジによってリリ
ーススプリングの歪みが調整される場合ばかりでなく、
靴底押圧部材が僅かに上方へ揺動する場合にも、同程度
に、同割合で表示部材が表示目盛に対して相対的に動く
点に示されている。この様に、表示部材はそれぞれの場
合に実用上十分なリリーススプリングの実際の歪みを表
示する。
一方、上述した実施例においては、スキーヤーが後方位
置にある場合の摩擦補正は支障なくなされ、スキーヤー
が前方位置にある場合は摩擦が増加する。これは、スキ
ーヤーの後方への動きに追従し下方へ付勢される靴底押
圧部材がほとんど変化しない力で上方から常にスキー靴
の靴底を押圧している為に起こる。他方、スキー靴の靴
底とスキーに配された靴底プレートとの間の摩擦力は増
加する。この影響は低い摩擦係数の靴底プレートを用い
ることによって大幅に低減することが出来る。しかし、
靴底プレートにおける摩擦の低減は好ましいけれども、
あまり重要ではない。
これは、垂直方向に可動な靴底プレートがスキー靴の丸
みを帯びた部分に相当するスキーの上面に配設されると
共に、靴底プレートに上方から踏力が作用したとき摺動
部材をスキー靴の方向特に後方へ駆動する力が作用する
様に、方向を変えて力を伝達する伝達機構によってスキ
ー靴の靴底及びビンディングの下に延在した長手摺動部
材に連結されており、靴底プレートから離れた摺動部材
の端部は靴底プレートに踏力が作用したとき靴底押圧部
材を上方に揺動させようとする横軸のまわりの揺動モー
メントがリリーススプリングによって生じる押圧力より
も常に小さくなるよう制限されかつ方向を変えて力を伝
達する伝達機構を経てキャリヤに作用する上方への揺動
力と共にキャリヤに作用するようにキャリヤの当接部の
裏側に当接部によって係合していることを特徴とする実
施例によって防止できる。
この様に構成した結果、靴底プレートに加わる圧力が増
加するに連れ、上方からスキー靴の靴底に押圧部材が押
し付けられる力は序々に減少し、スキー靴の靴底と靴底
プレートとの間の摩擦力の増加は靴底押圧部材と靴底の
上面との間の摩擦力の相応した減少によって相殺される
ようになっている。
方向を変えて力を伝達する伝達機構を適当に構成して、
踏力によってキャリヤに作用する上方への揺動力をリリ
ーススプリングによって生ずる押圧力とほぼ等しくすれ
ば、特に好都合である。この様に、スキー靴の靴底と靴
底プレートと靴底押圧部材との間の摩擦力がほぼ等しく
残ることによって、スキーヤーが過剰に後傾及び前傾し
ても安全を保ち得るのである。実際にスキー靴の靴底が
靴底押圧部材と靴底プレートとの間に把持された状態に
おいて、スキー上のスキーヤーが通常の位置にあるとき
摩擦力はより高くなると共に、摩擦力を考慮して側方解
放機構が調整されるので、スキーヤーの過激な前傾及び
後傾に対して側方解放が要望通りに、より簡単になされ
るのである。
実 施 例 以下、本発明の実施例につき、第1図及び第2図を参照
しつつ説明する。
第1図及び第2図に示した様に、ビンディングの基材38
は4つのネジ孔39を貫通した固定ネジ(図示せず)によ
ってスキー40に固定されている。基材38の前部にはビン
ディングハウジング12が位置している。ビンディングハ
ウジング12は平面視U字形に切り欠かれており、そこに
キャリヤ18が挿入されるようになっている。キャリヤ18
は略平行六面体形状を呈している。キャリヤ18はビンデ
ィングハウジング12の前上部に設けられた横軸17に軸支
されている。
第2図から明らかな様に、キャリヤ18はその後部でビン
ディングの中心線41の両側に垂直に伸長して先が丸めら
れた揺動エッジ26を有している。揺動エッジ26は揺動自
在な靴底把持部材28に相補的に形成された溝のように凹
んだ揺動面27と協働する。靴底把持部材28はその中央に
スキー靴の靴底42(破線で示す)を押圧する靴底押圧部
材15を有し、その両側には斜めに外側へ突出した顎部1
3,14を有している。
長手方向に延在したリリーススプリング11の後端22は靴
底把持部材の中央を垂直に貫通した固定ボルト43に担持
されている。第1図に示した様に、リリーススプリング
はスキー靴の靴底42から離れる方向で下方に僅かに傾斜
しており、リリーススプリング11の作用線19の水平から
の角度αはおよそ5゜となっている。リリーススプリン
グの前端は雌ネジ部材として形成された連結部材44に担
持されている。連結ボルト20は連結部材44に螺合すると
共に、ビンディングハウジング12の前壁の穴を隙間23を
もって貫通し、ボルトの頭部21がその端部に形成されて
いる。ボルトの頭部21は、リリーススプリング11によっ
て生ずる張力がビンディングハウジング12に伝わるよう
に相補的形状の球状の押圧面45に支承される球状の後方
面を有している。連結ボルト20の一定角度の枢動が間隙
23、球状の押圧面45及び連結ボルトの頭部21の側部の間
隙23′によって可能となってている。連結ボルトの頭部
21の外側端面にはネジ回しやコインと係合する溝46が刻
設されている。連結ボルトの頭部21を回すことによって
連結部材44をその軸方向に十分に変位せしめることがで
きる。故に、リリーススプリング11の歪みを調整でき
る。
リリーススプリング11とキャリヤ18の上方への揺動に関
係する構成部材とが干渉することなく動作し得るように
する為には、第1図に示した様に、間隙23,23′のみな
らず隙間24,25を設けることが望ましい。
保持アーム30は横軸17の下方で連結部材44の上端に担持
されている。保持アーム30は横軸17の下方を後方へ伸張
し、その端部に表示部材29を担持している。表示部材29
は横軸17を隔ててキャリヤ18の上面に設けられた表示窓
32の下方に位置している。表示窓32の下面にはスプリン
グの歪み調整用の目盛31が設けられている。
スキー40とほぼ直角に延在する靴底プレート33はスキー
靴の靴底42の丸みを帯びた部分の下に配設されている。
靴底プレート33は靴底押圧部材15の下方に回動支点47が
設けられているので垂直方向に僅かに動けるようになっ
ている。上方から靴底プレート33に作用する押圧力K
は、靴底プレート33の下側及び摺動部材35に設けられて
協働する斜面によって形成された力の方向を変えて伝達
する伝達機構34によって所望の割合で摺動部材35に伝達
される。摺動部材35は靴底プレート33の下方で基材38の
内部においてスキーの長手方向に移動自在に設けられて
いる。この力は摺動部材35を後方へ押そうとするのであ
る。
摺動部材35の前端はほぼ横軸17の下方まで延在してい
る。そこには、上方に僅かに突出した当接部36が設けら
れている。当接部36はこれに対向してキャリヤ18の下部
に設けられた当接部37に前方から当接する。当接部36及
び37の当接は、摺動部材35に後向きに作用する力を横軸
17の周りのトルクとしてキャリヤ18に伝達するのであ
る。同時に、このトルクな靴底押圧部材15を持ち上げよ
うとする。
本発明の構成によれば、キャリヤ18の上方への揺動に基
いて、靴底把持部材28はその上に配置された構成部材、
固定ピン43及びリリーススプリング11の後端22の作用点
と共に上方に揺動する。しかし乍ら、リリーススプリン
グ11はその前端がビンディングハウジング12に固定され
ているので、部分的にそのような揺動に関与しているだ
けである。キャリヤ18の上方への揺動に基き、リリース
スプリング11とキャリヤ18及びハウジング12との相対的
位置はかように変化する。
上述したビンディングの動作は以下の通りである。
ビンディングの基本的調整はスキー靴の靴底42の厚さに
関係し、ビンディングに挿入されたスキー靴の靴底は靴
底プレート33と靴底押圧部材15との間で垂直方向におい
て把持され、例えばスキー靴の靴底に上下方向から200N
の力が作用する用に調整される。
スキーヤーが後傾した場合、靴底押圧部材15に下方から
加わる負荷は次第に増大し、靴底プレート33に加わる負
荷は減少する。その結果、靴底42と靴底プレート33との
間の摩擦力は減少し、靴底押圧部材15と靴底42の上面と
の間の摩擦力はそのまま維持されるかあるいは僅かに増
加する。これに対応して、横方向への解放が容易となる
のである。
スキーヤーが前傾した場合、靴底プレートに作用する力
は200Nを越える。200Nの通常の力を越えた分の力はリリ
ーススプリング11の下方への押圧力に逆らって、靴底を
下方へ押圧する靴底押圧部材15を序々に持ち上げる。力
Kが最大となっても、摺動部材35によってキャリヤ18に
作用してキャリヤを浮き上がらせるトルクはリリースス
プリング11によって生ずる押圧力には僅かに及ばない。
しかし、力Kが最大になれば、スキー靴の靴底42は靴底
押圧部材15の押圧保持力からほとんど解放される。この
ように、スキー靴の靴底42と靴底プレート33との間の摩
擦の増加は少なくとも靴底押圧部材15とスキー靴の靴底
42との間の摩擦の減少によって補正されるのである。
さらに、靴底押圧部材15及びキャリヤ18が上方へ揺動し
たとき表示部材29と調整用目盛31の間に相対的移動が生
じることは、靴底押圧部材15の上方への揺動によって生
じるリリーススプリングの付勢力の増加が調整用目盛31
が施された表示窓32に表示される点で重要である。この
様に、厚めの靴底42がビンディングに挿入された場合に
生じるリリーススプリング11の歪みの増加が表示され、
連結ボルト20を回すことによって要求される状態に補正
することができる。リリーススプリングの作用線19が横
軸17から距離Aをもって離間していることは、リリース
スプリングをして靴底押圧部材15を押し下げるキャリヤ
18にトルクを作用させることを可能とするてこ腕が形成
されるので重要である。このトルクは距離Aの大きさを
適当に選択することによって所望の値に調整可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はスキー靴の先端部を保持する為の本発明による
スキー用安全締具の部分側断面図、第2図は第1図に示
したスキー用安全締具の平面図。 主要部分の符号の説明 11……リリーススプリング 12……ビンディングハウジング 13,14……顎部 15……靴底押圧部材 16……作用点、17……横軸 18……キャリヤ、19……作用線 20……連結ボルト、26……揺動エッジ 27……揺動面 28……靴底把持部材 29……表示部材、30……保持アーム 31……目盛、32……表示窓 33……靴底プレート、34……伝達機構 35……摺動部材 36,37……当接部 38……基材、40……スキー 42……靴底、43……固定ピン 44……連結部材

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スキー靴の先を保持するための側方解放可
    能なスキー用安全締具であって、側部にてスキー靴を保
    持する2つの顎部と、靴底押圧部材と、スキーの長手方
    向に延在すると共にスキーに固着されたビンディングハ
    ウジングにその一端が固定されかつその他端がスキー靴
    から離れる方向特に前方へ向かう力と共に側方解放機構
    に作用するリリーススプリングとを含み、靴底押圧部材
    (15)と、顎部(13,14)、側方解放機構(26,27,28)
    と、側方解放機構(26,27,28)上にあるリリーススプリ
    ング(11)の作用点とはビンディングハウジング(12)
    に対して横軸(17)のまわりに上方へ揺動し得るキャリ
    ヤ(18)に配設されており、横軸(17)はリリーススプ
    リング(11)によって生じる所定の弾性的押圧力が上方
    からスキー靴の靴底に作用するようにリリーススプリン
    グ(11)の作用線(19)から上方に離間して設けられて
    いることを特徴とするスキー用安全締具。
  2. 【請求項2】所定の押圧力は100ないし300N(ニュート
    ン)、好ましくは150ないし250N、特に好ましくは約200
    Nであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    スキー用安全締具。
  3. 【請求項3】リリーススプリング(11)、連結ボルト
    (20)及びリリーススプリングの後端(22)のまわりに
    は、十分な隙間(23,24,25)が形成されており、これら
    と共には動き得ないビンディングハウジング(12)に固
    着されたリリーススプリング(11)、連結ボルト(20)
    及びリリーススプリングの後端(22)はキャリヤ(18)
    の制限された上方への揺動を生じさせる変位及び揺動を
    支障なく共になし得ることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項若しくは第2項記載のスキー用安全締具。
  4. 【請求項4】キャリヤ(18)の上方への揺動範囲は、靴
    底押圧部材(15)の垂直な可動範囲が2ないし8mm好ま
    しくは3ないし7mm更に好ましくは4ないし6mmとなるよ
    う制限されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1、第2又は第3項記載のスキー用安全締具。
  5. 【請求項5】リリーススプリング(11)はスキー靴から
    離れる方向に、特に後部から前部にかけて僅かに下方へ
    傾斜していることを特徴とする特許請求の範囲第1項な
    いし第4項のいずれか1つの項記載のスキー用安全締
    具。
  6. 【請求項6】水平に対する作用線(19)の傾斜角度αは
    2ないし8゜特に好ましくは約5゜となっていることを
    特徴とする特許請求の範囲第5項記載のスキー用安全締
    具。
  7. 【請求項7】側方解放機構はキャリヤ(18)の側方に形
    成された2つの垂直な揺動エッジ(26)と、これらと協
    働する揺働自在な靴底把持部材(28)の揺動面(27)と
    から構成されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項ないし第6項のいずれか1つの項記載のスキー用安
    全締具。
  8. 【請求項8】リリーススプリングは後部にて側方解放機
    構に担持され前部にてビンディングハウジング(12)に
    担持された引張りスプリング(11)であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項ないし第7項のいずれか1つ
    の項記載のスキー用安全締具。
  9. 【請求項9】ビンディングハウジングに近設したリリー
    ススプリングの端部はスプリングの歪みを軸方向に調整
    し得るようになっており、その端部に担持された保持ア
    ーム(30)はスキー靴の方向に横軸(17)を越えて表示
    部材(29)まで延在し、表示部材(29)はキャリヤ(1
    8)の上面に設けられ下面にスプリングの歪み調整用目
    盛(31)が施された表示窓(32)の下方に位置している
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第8項の
    いずれか1つの項記載のスキー用安全締具。
  10. 【請求項10】垂直方向に可動な靴底プレート(33)は
    スキー靴の丸味を帯びた部分に相当するスキーの上面に
    配設されると共に、靴底プレート(33)に上方から踏力
    (K)が作用したとき摺動部材(35)をスキー靴の方向
    特に後方へ駆動する力が作用する様に、方向を変えて力
    を伝達する伝達機構によってスキー靴の靴底及びビンデ
    ィングの下に延在した長手摺動部材(35)に連結されて
    おり、靴底プレート(33)から離れた摺動部材(35)の
    端部は靴底プレート(33)に踏力(K)が作用したとき
    靴底押圧部材(15)を上方に揺動させようとする横軸
    (17)のまわりの揺動モーメントが、リリーススプリン
    グ(11)によって生じる押圧力よりも常に小さくなるよ
    う制限されかつ方向を変えて力を伝達する伝達機構(3
    4)を経てキャリヤ(18)に作用する上方への揺動力と
    共にキャリヤ(18)に作用するようにキャリヤ(18)の
    当接部(37)の裏側に当接部(36)によって係合してい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第9項
    のいずれか1つの項記載のスキー用安全締具。
  11. 【請求項11】踏力(K)によってキャリヤ(18)に作
    用する上方への揺動力は大きくても伝達機構(34)を適
    当に構成することによってリリーススプリング(11)が
    及ぼす押圧力に略等しくなっていることを特徴とする特
    許請求の範囲第10項記載のスキー用安全締具。
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