JPH0763894B2 - 油穴付きタップ - Google Patents

油穴付きタップ

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JPH0763894B2
JPH0763894B2 JP62120963A JP12096387A JPH0763894B2 JP H0763894 B2 JPH0763894 B2 JP H0763894B2 JP 62120963 A JP62120963 A JP 62120963A JP 12096387 A JP12096387 A JP 12096387A JP H0763894 B2 JPH0763894 B2 JP H0763894B2
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JP
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hole
tap
oil
oil hole
cutting edge
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JP62120963A
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吉清 平野
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Nachi Fujikoshi Corp
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Nachi Fujikoshi Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 加工穴の内周にめねじを形成するための、特に通し穴加
工に適した油穴付タップに関する。
(従来の技術) 従来の油穴付きタツプは第3図に示すようにつるまき線
(S)に沿って配置された切刃(1)に対して軸方向に
ねじれ溝又は直溝(4)が形成され、軸心に油穴(5)
が明けられている。タップには止まり穴用と通し穴用が
あり、通し穴加工には油穴の先端に埋め金(15)を充填
し、食付き切り上がり部(7a)近傍に油穴(5)と直交
し溝(4)に開口する油噴出孔(12a)を設けたものが
通常使用されている。止まり穴加工をする場合、先端側
の油が止まり穴部で滞留しないように、油穴の先端に埋
金(15)のないものを使用し、油穴の先端から油を噴出
させ、被削物の止まり穴で逆流した油が溝(4)を通っ
て切粉を外部に排出させている。
一方、通し穴加工では、第3図で説明したように、油は
油穴(5)に直交した油噴出孔(12a)から噴出して被
削物の穴壁面に噴出し、穴壁面で噴流が二分され食付き
刃(7)の先端方向とねじ形成切刃(1)方向に噴流す
る。従って、ねじ形成切刃方向(1)に噴流する油は切
粉とともに溝(4)を通ってタップ挿入側の被削物の穴
から外部に排出され、食付き刃(7)の先端方向に噴流
する油は食付き刃で切削された切粉とともに食付き刃先
端方向に押され、溝(4)の先端側を通って被削物のタ
ップとは反対側の穴から外部に排出される。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、係る油噴出孔(12a)を有する油穴付きタップ
は、食付き切り上がり部(7a)近傍に油穴(5)に直交
する噴出孔(12a)を溝(4)に開口させているので強
度が弱く、その上噴出孔を設けた食付き切り上がり部
(7a)には切削時に圧縮応力及びねじれモーメントが集
中応力としてかかるためタップ折損の原因となるという
問題があった。また、油の噴出量には限界があり2方向
に油が噴出すると切粉の排出力が極めて弱くなり切粉は
完全に排出されないままに切削が続くので、切刃は排出
されない切粉を噛み込み、切刃の摩耗を早めたり、切刃
チッピングの原因となってタップの寿命を短くするとい
う問題があった。
本発明の目的は係る従来のタップの折損がなく、充分に
油を切削面に供給し切削面の切り屑の排出を促進させ噛
み込みや摩耗のない寿命の長い油穴付タップを提供する
ことにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、第1図を参照して符号を付
して説明すると、本発明においては、つる巻き線(S)
に沿って配置された切刃(1)と長手方向に形成された
複数の溝(4)を有し、本体の軸心に穿設された油穴
(5)と連通し複数の溝に同位相に放射状にかつ柄側方
向に斜めに開口する噴出路(12)を設けた食付き切り上
がり部(7a)の先端の切刃より小さい径でかつ切刃のな
い突出部(10)を本体の先端つまり食付き切り上がり部
(7a)の先端に形成し、油を柄側方向に斜めに噴出され
ることにより解決した。
(作用) 食付き切り上り部(7a)の先端に形成された食付き切り
上がり部先端の切刃より小さい径でかつ切刃のない突出
部(10)に油穴(5)と連通し柄側に斜め方向に開口す
る噴出路(12)を設けているので、突出部(10)で切削
等は行われず切粉の発生はなく、切刃によって発生する
切粉は噴出孔より柄側に生じ、また、斜め孔噴出路(1
2)から噴出される油は食付き切り上り部(7a)、溝
(4)、食付き刃(7)、切刃(1)近傍に向かって一
方向に噴出されるので、噴出力が分散されることがなく
食付き切り上がり部(7a)、切刃(1)等で発生する切
粉は全て溝(4)を通って被削物の穴外に排出される。
逆転時においても油を噴出させ細かい切粉を排出するの
で逆回転による切刃への切粉の噛み込みがなく、タップ
の抜き取りが滑らかに行われ、かつねじ穴の清掃もなさ
れる。
(実施例) 本発明のタップを実施例により説明する。第1図におい
て、つるまき線(S)のタップ切刃(1)の進み角
(α)に直交する溝(4)を形成すると進み側フランク
(2)と追い側フランク(3)が形成される。形成され
た各フランクの第5図に示す切刃角(β)は同一であ
る。本体の軸心に油穴(5)が柄側端面(6)より食付
き刃(7)を設けた食付き切上がり部(7a)の端面
(8)に貫通し形成されており、端面(8)側の油穴開
口部(9)にめねじ(9a)を設けてある。本体と別体に
形成された突出部材(10)には第2図(イ)に示すよう
に直穴(11)と直穴(11)に連通する斜め噴出孔(12)
即ち、噴出路が形成されている。前記油穴開口部のめね
じ(9a)に突出部材(10)のおねじ(13)をねじこみ、
油穴(5)と直穴(11)とを連通させる。斜め噴出孔
(12)は溝(4)に向かっており、油は溝底(4a)に流
出するようにされている。また、突出部材(10)の外径
は食付き切り上がり部先端の切刃より小さい径でかつ切
刃は設けられていない。
突出部材の取りつけ方法としては第2図(イ)の実施例
に示すねじ込みの他に第2図(ロ)に示すように突出部
材(10)を弾性体で作成し、凸部(14)をもうけると共
に油穴(5)の開口部(9)に凹部を形成し、該凹部に
突出部材(10)の凸部(14)を押しこんで嵌着する。そ
の他油穴開口部から内方に拡がる逆テーパを形成し、該
テーパに適合するテーパを突出部材(10)に設けて取り
つけ、突出部材を油穴の開口部に圧着することもでき
る。油穴(5)を通って油が突出部材(10)の直穴(1
1)に入り、さらに斜め噴出孔(12)から溝(4)に噴
出して、溝(4)に溜った切粉を被削物の穴から外方に
排出する。
なお、従来のものは第5図に示すように進み側フランク
と追い側フランクの切刃角(β)異なっているため、切
刃摩耗が一様とならず再研削代が多くなり、再研削工数
が大きい上工具寿命が短いという問題があったが、本実
施例の如くつるまき線の切刃進み角に直交した溝を形成
すると、進み側フランクと追い側フランクの切刃角が同
一となり切刃のバランスがよくなり切削による切刃摩耗
も均等化することができる。切刃の寿命も長くなる。ま
た、切刃の再研削も容易になる。また、第4図に示すも
のは、第1図の場合とは溝(4)の形状が異なり、溝
(4)が軸心と平行な直溝であるタップに本発明を適用
した実施例を示す。
なお、タップの外径が小さいとか、切刃の再研削を要し
ないものは、突出部材を油穴に接着剤、ロー付け、レー
ザビーム等により固定してもその機能を充分果たすこと
ができる。
さらに、第6図及び第7図に示す実施例は、上述の実施
例におけるように突出部材を別体とせず、本体と一体に
突出部(10a)を設けたものを示す。
第6図は食付き切り上がり部先端に食付き切り上がり部
先端の切刃より小さい径でかつ切刃のない突出部(10
a)を一体に設け軸心に油穴(5)を穿設しさらに突出
部(10a)に貫通穴(5a)を形成する。また、突出部(1
0a)の先端に油止め栓(17)を螺着する。突出部(10
a)には油穴(5)と連通し、柄側方向に斜めに開口す
る噴出路(12)が形成されていて、該噴出路(12)は溝
の食付き切刃またはその近傍に向いている。なお、突出
部(10a)の外径は加工穴径より小さくされ、又油止め
栓(17)が貫通穴(5a)に固着されている。斜め孔噴出
路(12)から噴出される油は食付き切り上り部(7a)、
溝(4)、食付き刃(7)、切刃(1)近傍に向かって
一方向に噴出され、切粉の排出は良好である。第7図は
第6図の油穴(5)を止まり穴とし突出部(10a)の先
端にセンター穴(18)を設けたものである。
(発明の効果) 本発明は、上述のように食付き切り上がり部先端に食付
き切り上がり部先端の切刃より小さい径でかつ切刃のな
い突出部を形成し、該突出部には前記油穴と連通し前記
溝と同位相に放射状に配置され柄側に斜めに開口する噴
出路を設けたので、切刃によって発生する切粉は噴出路
より柄側に生じ、また、油は柄側斜め方向に噴出し発生
する切粉は全て被削物の穴から排出されるので、切刃に
切粉の噛み込みや切刃の異常摩耗やチッピングが無くな
り切刃寿命も延長される。また、ねじ穴の精度も向上す
る。また食付き切り上げ部や切刃等の切削力がかかる部
分に噴出孔等の横穴を有しないので、タップの折損もな
くなった。さらにタップ抜き取りのための逆転時におい
ても油の噴出により細かい切粉も排出されるので、従来
のように逆転時に切刃に切粉が噛み込みタップを損傷
又、折損するおそれはない。
又、逆回転時の加工ねじ穴の損傷もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の一部を切断した正面図、第2
図(イ)は第1図の突出部材の断面図、(ロ)は同じく
他の実施例の断面図、第3図は従来品の一部を切断した
正面図、第4図は他の実施例の一部を切断した正面図、
第5図は切刃角を示す説明図、第6図及び第7図はさら
に別の実施例の部分断面図である。 1……切刃 2……進み側フランク 3……追い側フランク 4……溝 4a……溝底 5……油穴 6……柄端面 7……食付き刃 7a……食付き切り上がり部 8……食付き刃端面 9……開口部 9a……めねじ 10……突出部(突出部材) 11……直穴 12……斜め孔(斜め噴出孔、噴出路) 13……ねじ 14……凸部 15……埋め金 S……つるまき線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】後端に柄部を有し、先端に向かってつるま
    き線に沿って配置された切刃と、長手方向に形成された
    複数の溝を有し、前記柄部後端面に開口し本体の軸心に
    穿設されその先端が閉塞された油穴を有する油穴付きタ
    ップにおいて、食付き切り上がり部先端に食付き切り上
    がり部先端の切刃より小さい径でかつ切刃のない突出部
    を形成し、該突出部には前記油穴と連通し前記溝と同位
    相に放射状に配置され柄側に斜めに開口する噴出孔を設
    けたことを特徴とする油穴付きタップ。
  2. 【請求項2】前記突出部はタップ本体と別体で形成さ
    れ、前記油穴の食付き切り上がり部先端の開口部に装着
    された特許請求の範囲第1項記載の油穴付きタップ。
  3. 【請求項3】前記突出部は本体と一体に形成されている
    特許請求の範囲第1項記載の油穴付きタップ。
JP62120963A 1987-01-29 1987-05-18 油穴付きタップ Expired - Lifetime JPH0763894B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62120963A JPH0763894B2 (ja) 1987-01-29 1987-05-18 油穴付きタップ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1916087 1987-01-29
JP62-19160 1987-01-29
JP62120963A JPH0763894B2 (ja) 1987-01-29 1987-05-18 油穴付きタップ

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JPS63306820A JPS63306820A (ja) 1988-12-14
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