JPH076405U - 破砕機のピストンロッド保護装置 - Google Patents

破砕機のピストンロッド保護装置

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JPH076405U
JPH076405U JP4766293U JP4766293U JPH076405U JP H076405 U JPH076405 U JP H076405U JP 4766293 U JP4766293 U JP 4766293U JP 4766293 U JP4766293 U JP 4766293U JP H076405 U JPH076405 U JP H076405U
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piston rod
arm
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rod
rotating arm
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雅彦 野田
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オカダアイヨン株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 破砕物がピストンロッドに当たるのを防止す
ると共に、油圧シリンダの表側に増速弁や油圧ホース等
の付帯機器が取付けられるようにし、かつこれらの付帯
機器を油圧シリンダを外すことなく、調整、保守、交換
等を可能にする。 【構成】 ピストンロッド12の伸長方向に先端を自由
端としたロッドカバー15の基部を油圧シリンダ10の
胴部14に先端に固定する。ピストンロッド12が伸長
して回動アーム5が閉じるときはピストンロッド12の
表側をロッドカバー15にて覆う。ピストンロッド12
が復帰して回動アーム5が開くときは、ロッドカバー1
5は回動アーム5の開口部8を介して内部の空間部7に
挿入されるようにして干渉を防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はバックホーなどの回動アームの先端に取付けてコンクリート塊の小 割作業やビルの解体等に用いられる破砕機において、破砕機の破砕アーム開閉用 の油圧シリンダのピストンロッドの保護を行うためのピストンロッド保護装置に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、破砕機の破砕アーム開閉用の油圧シリンダのピストンロッド保護装置と しては、例えば実開平2−36604号公報が挙げられる。この従来例は、ピス トンロッドの先端に保護カバーの先端部を固定し、該保護カバーを油圧シリンダ と平行に保って油圧シリンダの胴部の前後と中間部などに設けたガイドによって 摺動可能に支持しているものである。そしてピストンロッドの伸縮に連動して油 圧シリンダに沿って保護カバー(ロッドカバー)が前後に摺動し、伸長したピス トンロッドの最も危険な側であるところの破砕アーム側とは反対側の表側を保護 するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この種の破砕機においては、破砕アーム先端をコンクリートガラに突っ込んで 破砕作業を行うことが多く、また破砕時の衝撃でガラの破片が飛散するため、上 記のような方式を採用した破砕機では、コンクリートガラの破片や土砂などが保 護カバーのガイド部に引っ掛かったり、保護カバーに付着したコンクリートガラ の破片や土砂などが破砕アームの開閉に伴って保護カバーのガイド部に巻き込ま れ、保護カバーが束縛されて摺動できずに曲損したり、保護カバーの取付ボルト が折損したり、早期に摩耗したり、あるいはコンクリートガラの衝突により保護 カバーや取付ボルトを曲損折損して使用不能になるという不具合があった。
【0004】 また保護カバーが破砕アームの開閉に連動して油圧シリンダの胴部に沿って摺 動するため、油圧シリンダに取付ける油圧ホースや配管は、これを避けて干渉し ない位置に取付ける必要がある。また油圧シリンダの増速機構や増圧機構等の付 帯機器についても油圧シリンダの裏側または油圧シリンダの奥のフレームの取付 けなければならない。このため油圧ホースのとりまわしが複雑となるのみならず 、これらの機器や油圧ホースの調整、保守、交換には油圧シリンダを取り外さな ければ作業ができないといった不具合があった。
【0005】 この考案は上記従来の欠点を解決するためになされたものであって、その目的 は、破砕物がピストンロッドに当たるのを防止すると共に、油圧シリンダの表側 に増速弁や油圧ホース等の付帯機器が取付けられるようにし、かつこれらの付帯 機器を油圧シリンダを外すことなく、調整、保守、交換等を行うことが可能な破 砕機のピストンロッド保護装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこでこの考案の破砕機のピストンロッド保護装置は、バックホーなどの回動 自在なアームの先端が取付けられるブラケット部2を一端側に有する本体フレー ム1と、この本体フレーム1の他端側に設けられた固定アーム4と、上記本体フ レーム1に基部が回動自在に軸支され上記固定アーム4との一対で開閉自在な破 砕アームを構成する回動アーム5と、上記本体フレーム1に基部が回動自在に軸 支された油圧シリンダ10と、上記回動アーム5の略中間部に先端を回動自在に 連結した上記油圧シリンダ10のピストンロッド12とを具備し、回動アーム5 が閉じた状態のピストンロッド12の伸長状態において該ピストンロッド12を 覆うロッドカバー15の基端を油圧シリンダ10の胴部14表側に固定し、上記 回動アーム5は内部に空間部7を備えると共に該空間部7と連通した開口部8を 該回動アーム5の前後に設け、ピストンロッド12が復帰した回動アーム5の開 成時に上記ロッドカバー15の先端側が回動アーム5の後側の開口部8よりも空 間部7内に挿入可能としたことを特徴としている。
【0007】
【作用】 上記破砕機のピストンロッド保護装置によれば、破砕アーム開閉用のピストン ロッド12の先端を回動アーム5の略中間部に連結していることで、回動アーム 5の先端寄りに連結した場合よりも油圧シリンダ10のストロークを小さくする ことができ、そのため伸長したピストンロッド12を保護するロッドカバー15 の長さを短くすることができる。これに加え、ピストンロッド12のロッドカバ ー15を固定式にして油圧シリンダ10の表側の先端部に固定していることで、 ロッドカバー15の先端部と回動アーム5との干渉の問題が生じるが、この考案 においては、ピストンロッド12を引き込んで回動アーム5を開くときは、ロッ ドカバー15の先端部が回動アーム5の空間部7に後方から開口部8を介して侵 入するようにしてあるため、回動アーム5との干渉を避けることができる。
【0008】
【実施例】
次にこの考案の破砕機のピストンロッド保護装置の具体的な実施例について、 図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は破砕機の側面を部分断面にした図を示 し、図2は破砕機の平面図を、図3は背面図をそれぞれ示している。
【0009】 一端側の両側の側板1a、1bを備えた本体フレーム1の一端にはブラケット 部2が形成されており、このブラケット部2はその取付穴3を介してバックホー などの回動自在なアーム(図示せず)の先端部に取付けられるようになっている 。本体フレーム1の他端側には固定アーム4が一体に形成されており、この固定 アーム4と開閉自在な回動アーム5とで破砕アームを構成しており、回動アーム 5の開閉面の周囲にはコンクリート等を破砕するための複数の歯6が設けられて いる。上記回動アーム5の内部は空間部7となっており、また回動アーム5の前 後(図2中では左右)に空間部7と連通した開口部8が形成されている。回動ア ーム5の基部は本体フレーム1に軸9により開閉自在に軸支されている。
【0010】 油圧シリンダ10の基部は本体フレーム1のブラケット部2側の軸11により 回動自在に軸支され、この油圧シリンダ10のピストンロッド12が破砕アーム の方向に伸縮自在となっている。このピストンロッド12の先端と回動アーム5 の中間部とが軸部13により回動自在に連結されている。
【0011】 また油圧シリンダ10の胴部14の先端部には、図4に示すような先端を自由 端としたロッドカバー15の基部がボルト16により固定されている。このロッ ドカバー15の長さは、回動アーム5が閉じた場合のピストンロッド12の伸長 時における該ピストンロッド12の全体を覆う長さとしている。またピストンロ ッド12を回動アーム5の中間部に連結していることで、回動アーム5の先端寄 りに連結した場合よりもピストンロッド12のストロークを小さくすることがで きるため、伸長したピストンロッド12を保護するためのロッドカバー15の長 さを短くすることができる。上記ロッドカバー15は、油圧シリンダ10の胴部 14の先端に固定しているために、胴部14の中央部ないし他端側には充分なス ペースをとることができ、このスペースに増速弁17、油圧ホース18等の付帯 機器を配設している。19はこれら付帯機器を覆うカバーである。
【0012】 ここで図1に示す二点鎖線は、回動アーム5が閉じた状態を示し、この場合は 油圧シリンダ10のピストンロッド12を伸長させることで、回動アーム5が軸 9を中心にして閉じることになる。また実線に示すように、油圧シリンダ10の ピストンロッド12を復帰させることで、回動アーム5を開けることができる。 ピストンロッド12を伸長した状態では、ロッドカバー15がピストンロッド1 2の表側を覆ってガラ等の破砕物から保護し、また回動アーム5の開口部8より 空間部7内に入ったガラも、前部の開口部8から容易に抜けて回動アーム5内に ガラ等が滞留しないようになっている。またピストンロッド12を引き込んでい くと油圧シリンダ10及び回動アーム5も開いていくが、ロッドカバー15の先 端部が回動アーム5の後部の開口部8に侵入して回動アーム5の空間部7内に挿 入されていき、ロッドカバー15の長さが短いことと相まって回動アーム5の開 成動作時においては、ロッドカバー15が回動アーム5に干渉するのを防止する ようにしている。
【0013】 さらにロッドカバー15は、回動アーム5の開閉に伴う油圧シリンダ10の角 度の変化に対しても油圧シリンダ10と一体に追随し、常に適正位置を保ってピ ストンロッド12を保護している。また先端部がピストンロッド12に連結され ていないために、万一ピストンロッド12とロッドカバー15との間にガラが侵 入しても容易に抜け易く、ガラ詰まり等によるピストンロッド12やロッドカバ ー15自体の損傷等の危険が大幅に軽減される。さらにピストンロッド12にロ ッドカバー15が連動して摺動する構造ではないため、ガラ詰まり等によるロッ ドカバー15の曲損摩耗を回避することができる。
【0014】
【考案の効果】
以上のようにこの考案の破砕機のピストンロッド保護装置によれば、破砕アー ム開閉用のピストンロッドの先端を回動アームの略中間部に連結していることで 、回動アームの先端寄りに連結した場合よりも油圧シリンダのストロークを小さ くすることができ、そのため伸長したピストンロッドを保護するロッドカバーの 長さを短くすることができる。これに加え、ピストンロッドを引き込んで回動ア ームを開くときは、ロッドカバーの先端部が回動アームの空間部に後方から開口 部を介して侵入するようにしてあるため、回動アームとの干渉を避けることがで きる。
【0015】 またピストンロッドを伸長して回動アームを閉じる際は、ピストンロッドに対 して最も危険な側をロッドカバーによりコンクリートガラ等の進入衝突から保護 することができる。さらには回動アームの先端側の開口部からコンクリートガラ などの破砕物が侵人した場合でも、該開口部から容易に抜け、滞留して破砕アー ムの開閉の支障となることが避けられる。
【0016】 またロッドカバーは、破砕アームの開閉に伴う油圧シリンダの角度の変化に対 しても油圧シリンダと一体で追随し、常に適正位置を保ってピストンロッドを保 護し、かつロッドカバーの先端部がピストンロッドに連結されていないために、 万一ピストンロッドとロッドカバーとの間にガラが侵入しても容易に抜け易く、 ガラ詰まり等によるピストンロッドやロッドカバー自体の損傷等の危険が大幅に 軽減される。さらにピストンロッドに連動して摺動する構造ではないため、ガラ 詰まり等によるロッドカバーの曲損摩耗を回避することができる。
【0017】 さらにロッドカバーが従来のように油圧シリンダの胴部に沿って摺動するタイ プの場合、油圧シリンダのホース取付金具との干渉、あるいは例えば油圧シリン ダ取付方法がトラニオン式の場合には、トラニオン軸取付部との干渉など構造的 な制約を受けるが、この考案のようにロッドカバーを固定式とした場合には、ロ ッドカバーの幅と形状並びに厚さを自由に決めることができ、剛性強度の強いも のにすることが可能となる。
【0018】 またこの考案のピストンロッドのロッドカバーを採用することにより、油圧シ リンダの胴部の表側で破砕機の外部から容易に触れることができる箇所がロッド カバーと干渉することがなくなり、この部分が他の付帯の増速弁等の油圧機器や 配管、油圧ホースなどの取付スペースとして自由に利用できるようになり、油圧 機器を油圧ホースの調整、保守、交換等の作業が容易に行える破砕機を構成する ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例の破砕機の側面を部分断面に
した図である。
【図2】この考案の実施例の破砕機の平面図である。
【図3】この考案の実施例の破砕機の背面図である。
【図4】(a)はこの考案の実施例の油圧シリンダに取
付けたロッドカバーの平面図である。 (b)はこの考案の実施例の油圧シリンダに取付けたロ
ッドカバーの側面図である。 (c)はこの考案の実施例の油圧シリンダに取付けたロ
ッドカバーの正面図である。
【符号の説明】
1 本体フレーム 2 ブラケット部 4 固定アーム 5 回動アーム 7 空間部 8 開口部 10 油圧シリンダ 12 ピストンロッド 14 胴部 15 ロッドカバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックホーなどの回動自在なアームの先
    端が取付けられるブラケット部(2)を一端側に有する
    本体フレーム(1)と、この本体フレーム(1)の他端
    側に設けられた固定アーム(4)と、上記本体フレーム
    (1)に基部が回動自在に軸支され上記固定アーム
    (4)との一対で開閉自在な破砕アームを構成する回動
    アーム(5)と、上記本体フレーム(1)に基部が回動
    自在に軸支された油圧シリンダ(10)と、上記回動ア
    ーム(5)の略中間部に先端を回動自在に連結した上記
    油圧シリンダ(10)のピストンロッド(12)とを具
    備し、回動アーム(5)が閉じた状態のピストンロッド
    (12)の伸長状態において該ピストンロッド(12)
    を覆うロッドカバー(15)の基端を油圧シリンダ(1
    0)の胴部(14)表側に固定し、上記回動アーム
    (5)は内部に空間部(7)を備えると共に該空間部
    (7)と連通した開口部(8)を該回動アーム(5)の
    前後に設け、ピストンロッド(12)が復帰した回動ア
    ーム(5)の開成時に上記ロッドカバー(15)の先端
    側が回動アーム(5)の後側の開口部(8)よりも空間
    部(7)内に挿入可能としたことを特徴とする破砕機の
    ピストンロッド保護装置。
JP1993047662U 1993-06-30 1993-06-30 破砕機のピストンロッド保護装置 Expired - Lifetime JP2529449Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022181133A (ja) * 2021-05-25 2022-12-07 株式会社坂戸工作所 破砕装置におけるシリンダカバーの脱着方法及びその破砕装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0236604U (ja) * 1988-08-31 1990-03-09

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