JPH0764707A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH0764707A
JPH0764707A JP21122193A JP21122193A JPH0764707A JP H0764707 A JPH0764707 A JP H0764707A JP 21122193 A JP21122193 A JP 21122193A JP 21122193 A JP21122193 A JP 21122193A JP H0764707 A JPH0764707 A JP H0764707A
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JP
Japan
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input
main body
data
information processing
character
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JP21122193A
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Shinichi Sunakawa
伸一 砂川
Kazutoshi Shimada
和俊 島田
Eisaku Tatsumi
栄作 巽
Katsuhiko Nagasaki
克彦 長崎
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明によれば、モードを切り替える操作を
することなしに、入力面の任意の位置でテキストデータ
またはコマンドデータの入力ができ、テキスト並びにコ
マンドの入力に同一の単語,記号を使用することがで
き、(1)特殊な知識がなくとも機器を操作することが
でき、(2)視線や手の移動量を低減して、作業効率を
計ることができる。装置を提供することを目的とする。 【構成】 位置座標の入力を行なう座標入力手段を備え
た情報処理装置において、入力された座標列の集合が基
準方向となす角度θを検出し、角度検出の結果に対応し
て入力されたデータの属性を切り替えることを特徴とす
る。例えば、基準入力方向となす角度が所定値以内の場
合をテキストデータとし、所定値を越える場合をコマン
ドデータとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報処理装置に関し、特
に座標位置を検出して情報を処理する情報処理装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の情報処理装置として、パ
ーソナルコンピュータ,ワードプロセッサ等が知られて
いる。また、専用の入力ペンを用いてデータ入力を行な
う、ペン入力コンピュータも考案されている。これらの
機器では、文書を構成するテキストデータ、及び、装置
に指示を与えるコマンドデータを各々入力しながら処理
を行なっている。従って、入力時に装置は、入力データ
がテキスト形式であるか、コマンド形式であるかを識別
して処理を切り替える必要がある。一般的には、テキス
トデータのみを入力する状態と、コマンドデータのみを
入力する状態とを切り替えて入力を行なう、モード切替
えによる方法が実現されている。
【0003】しかし、こうした方法では、入力時に何度
も入力モードを切替えねばならないという欠点がある。
このため、入力モードの切替なしにコマンドデータ,テ
キストデータを識別するために、次のような方法が広く
実現されている。 1.コマンドデータ,テキストデータの入力領域を別々
に設ける。
【0004】2.コマンドデータ,テキストデータで重
複しない単語、記号を使用する。また、特願昭61年第
253663号に記載されているように、テキストデー
タ上にデータが入力されたときには、これをコマンドデ
ータとして処理を行なう方法が実現されている。さら
に、特願昭62年第162380号においては、コマン
ドが入力されたとき、対象とするテキストデータの書き
込み形式を判定して、編集処理を切り替える、といった
方式が考案されている。方向によって内部処理を切り替
える方式としては、特願平1年第150501号に記載
されているように、変換対象となる仮名文字列を指示し
たときの指示方向を判別し、縦書きか横書きの漢字文字
列に変換する、といった方式も公開されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例1.においては、コマンドデータ,テキストデータ
の入力する位置をいちいち書き分けねばならず、視線や
手の移動量が多くなり、作業効率の向上を図ることが難
しく、さらに、表示画面をそれぞれのデータ形式毎に分
割して入力を行うため、広い表示領域を必要とする、例
えば、表計算の様な処理には不向きであった。一方、従
来例2.においては、ユーザがあらかじめ、各コマンド
に対応する単語、記号を記憶していなければ装置を使用
することが出来なかった。
【0006】本発明は上記従来例に鑑みなされたもの
で、モード変換を必要とせず、作業効率が高く、特殊な
知識がなくとも機器の操作ができる好適な情報処理装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決することを目的としてなされたもので、上述の課題を
解決する一手段として以下の構成を備える。すなわち、
位置座標の入力を行なう座標入力手段を備えた情報処理
装置において、入力された座標列の集合のなす角度を検
出する手段と、該角度検出手段の結果に対応して入力さ
れたデータの属性を切り替える手段とを備える。
【0008】[作用]以上の構成により、入力された文
字列の基準方向に対する傾きを検知することにより、文
字列の処理を切り替えるという動作を行なう。
【0009】
【実施例】
(実施例1)図1〜図12,図18に本発明の実施例を
示す。本実施例は、デジタイザ,表示用LCD(液
晶),CPU,電池,バックアップメモリ、およびHD
D等からなる本体と、FDD,RS232C等のI/O
ポート,ネットワークI/F等からなる子機とにより構
成される。
【0010】本実施例は、上記本体と子機との着脱(接
続および分離)が可能なように構成されるものである。
特に、本体を縦長にて使用する場合と、横長にて使用す
る場合とにおいて、接続方向が異なるように構成される
ものである。まず本体の構成について説明する。図18
は本体の外観斜視図である。本体外観形状は略直方体で
あり、樹脂性の上ケース501,中ケース502および
下ケース503からなる。上ケース501の中央部には
略長方形の開口部が設けられており、該開口部には入力
面であるデジタイザ16が設置されている。該デジタイ
ザ16の下方にはLCDが設けられている。中ケース5
02により形づくられる側面部には、後述する入力ペン
15のホルダ506,メインスイッチ507,LCDの
コントラスト調整ツマミ508,不図示のICカードコ
ネクタ,DCジャック等が設けられている。また、本体
を縦長に見て、奥側側面部および左側側面部には、本体
と子機との接続手段の一部である長丸状で凹部のガイド
部(図2ガイド部513aと同じガイド部)がそれぞれ
の側面部に2ケ所設けられている。さらに、右側面部の
中央近傍には、入力ペン15のコネクタが設けられてい
る。さらに入力ペン15と該コネクタとはコード509
で接続されており、該コード509は本体側面部とホル
ダ506との間に設けられた隙間に巻き付けることが可
能なように構成されている。
【0011】図2は図18に示す本体の模式断面図(断
面A−A)である。図3は底面図である。中ケース50
2には、LCD19とデジタイザ16が重ねて固定され
ており、LCD19の下方にはCPU,メモリ,LCD
コントローラ,デジタイザコントロール部,電源回路等
を搭載したプリント基板510が固定されている。ま
た、上ケース501と中ケース502、下ケース503
と中ケース502とがネジあるいは弾性フック(パッチ
ン止め)にて固定されている。さらに、下ケース503
からなる側面には、接続手段の一部である2ケ所の凹部
511,512(図3参照)および複数個の半球状の凸
部517a〜dが、奥行き方向(長手方向)に光通信用
の複数個の窓514a〜d、および四角近傍には上記コ
ード509を落し込み、引かけることが可能な溝部51
5a〜dとゴム足516a〜dが設けられている。上記
凸部517a〜dの高さはゴム足516a〜dの高さよ
りも低いものである。
【0012】図4は図3の本体の凹部511の第1の模
式断面図(断面B−B又はB′−B′))である。2ケ
所の該凹部511(又は512)のそれぞれには、4側
面のひとつの面の一部に開口部511a(又は512
a)が設けられており、該開口部511a(又は512
a)内にはそれぞれ板バネ518a(又は518b)が
設けられている。図5は凹部511の第2の模式断面図
(断面C−C)である。開口部511a内にはそれぞれ
2本の電極ピン35a,35bからなる電極35が設け
られている。また、開口部511a内には接続検知スイ
ッチが設けられている。 なお、凹部512は凹部51
1と同様の構成を有し、凹部511を時計回りに90o
回転させた形状となっている。
【0013】次にデジタイザ16の構成について説明す
る。本実施例においては、超音波方式のデジタイザ16
が用いられている。デジタイザ16は、振動子を内蔵す
る振動入力ペン15と、入力ペン15により入力された
振動を伝達するガラス板等からなる振動伝達板、この伝
達板に接着あるいは圧着された複数個の振動センサ、該
伝達板の辺部近傍に設けられた振動を減衰させる防振部
材、およびセンサからの信号を検出し振動の伝達時間を
計測する検出回路部等から構成されるものである。デジ
タイザ16は、上記伝達時間と既知の伝達速度とから、
入力ペン15と既知の位置の各センサ間の距離を算出
し、幾何学的計算により入力ペン15の位置を検出する
ものである。該デジタイザ16は、入力面を透明度の高
いガラス板により構成することができるため、デジタイ
ザ16に下方に配置したLCD19の表示画面が極めて
見易い良好な入力面を実現できるものである。
【0014】次に子機の構成について説明する。図6は
子機の外観斜視図である。子機外観は、略直方体の上面
の一辺側に細長い略直方体の凸部601aを配置した、
左右側面が略L字形を寝せた形状であり、樹脂性の上ケ
ース601と下ケース602からなる。なお、本体の幅
(短手方向の長さ)と子機の横幅は略同一に構成される
ものである。上ケース601からなる上面601b(上
記凸部601aではない)には、接続手段の一部である
フック部603と係止ノブ604、および光通信用の複
数個の窓605a〜gが奥行き方向と左右方向とで直交
するように設けられている。係止ノブ604は不図示の
バネにより上方に付勢されており、所定の力が与えられ
ると上面601bと略同一面まで下動するものである。
凸部601aの上面には、本体と子機との分離手段の一
部である解除ボタン606と、電源およびFDD動作等
のインジケータであるLED607a,bが複数個設け
られている。解除ボタン606を手動で押し下げると内
蔵された不図示の回転およびスライド機構により係止ノ
ブ604が下動するものである。また、凸部601aの
内側側面には、左右にガイドピン608a,608bが
設けられており、一方の該ガイドピン608aの近傍に
は、後述する接続検知スイッチ用の動作ピン609が設
けられている。また、子機のL字形状の側面の一方には
FDD610が、他方には不図示のI/Oポート,ネッ
トワークI/F,キーボードコネクタおよびDCジャッ
ク等が設けられている。
【0015】図7は子機の模式断面図(図6断面D−
D)である。上ケース601には、CPU,メモリ,光
通信手段等を搭載したプリント基板611が固定されて
いる。下ケース602にはFDD610が固定されてい
る。また、子機の底面および凸部601a側の側面に
は、本体と子機の接続時の使用における滑り止め用のゴ
ム足612a,612bが設けられている。さらに、凸
部601a側の側面には、底面側に位置するヒンジによ
り回転可能なスタンド614が設けられている。さら
に、接続時に机面等の水平面に置くとき、子機のゴム足
612aと本体のゴム足516a〜d(図3)のいずれ
かにより、滑ることなく手前を低く奥を高くした状態で
設置できるように、子機の底面の手前側が斜面602a
となっている。
【0016】図8は子機のフック部603の第1の模式
断面図(図6断面E−E)である。フック部603の内
側には鋼板からなる補強板613が設けられている。ま
た、図9は子機のフック部603の第2の模式断面図
(図6断面F−F)である。フック部603の内側には
バネにより軸方向に付勢された2本の電極ピン119
a,119bを有する電極119が設けられている。
【0017】次に本体と子機との着脱手段について詳説
する。まず、接続動作および手段について説明する。図
10は、本体を縦長にて使用する場合の、着脱動作を説
明する外観斜視図である。まず、図10(d)に示す接
続完了時の本体と子機の位置関係および状態について説
明する。接続完了時において、子機は本体の下側かつ奥
側に位置する。本体の横幅と子機の幅は左右方向におい
てズレがなくほぼ一致するものである。また、本体の奥
側側面と子機の凸部601aの内側側面との間には所定
のギャップを有する。この時、本体の奥側側面の2ケ所
のガイド部513a,bに、子機のガイドピン608
a,bがそれぞれ挿入されている。また、本体の底面の
一方の凹部511に、子機のフック部603が位置し、
フック部603の補強板613(図8)が、板バネ51
8a(図4)により上方に付勢されている。また本体の
底面の複数個の凸部517a〜dのいずれかと、子機の
上ケース601の上面601bとが接触している。上記
により、本体と子機とが上下方向(厚さ方向)に極めて
少ないガタで接続されるものである。さらに、ガイド部
513a,bの底面とガイドピン608a,bの先端
部、および凹部511の開口部511aの近傍の奥側の
側面とフック部603の凸部601a側の側面により、
本体と子機とが奥行き方向(本体の長手方向)に極めて
少ないガタで接続されるものである。さらに、上記本体
底面の凹部511内の開口部511a内の不図示の面
と、子機のフック部603の先端部とが当接し、またガ
イド部513aの一方のR状側面とガイドピン608a
の側面とが当接する。そして、上記本体底面の凹部51
1内に、子機の係止ノブ604の右側側面が凹部511
の右側面と所定のギャップを有し位置することにより、
本体と子機とが左右方向に極めて少ないガタで接続され
るものである。さらに、接続状態において、本体の開口
部511a内にある接続検知スイッチが、子機のフック
部603の一部により押されることにより動作する。ま
た、子機の動作ピン609が本体の奥側側面により押し
込まれ、子機の接続検出スイッチが動作するものであ
る。また、本体底面と子機の奥行き方向の光通信用の窓
514a〜dと605a〜dとの位置が略一致している
ものである。さらに、本体の電極35a(35b)と子
機の電極119a(119b)とが所定のバネ圧により
当接し、電気的に接続されるものである。また、本接続
状態の本体と子機を机等の水平面に置くと、子機のゴム
足612aにより入力面が所定の角度を有するものであ
る。
【0018】次に、接続動作について説明する。まず、
図10(a)に示すように、本体を子機の上面601b
上に置く。このとき、本体と子機は、図10(b)に示
すように、左右方向においてズレた位置関係となってい
る。すなわち、本体からみて子機が、所定の距離だけ右
側に位置している。また、本体の奥側側面と子機の凸部
601aの内側側面とが所定の距離だけ離れて位置して
いる。当然、子機のガイドピン608a,bは本体のガ
イド部513a,bに挿入状態ではない。また、この時
本体底面の凹部511に子機のフック部603が入った
状態で位置している。
【0019】次に、図10(c)に示すように、本体の
奥側側面と子機の凸部601aの内側側面を当接させる
ように移動する。この時、ガイドピン608a,bがガ
イド部513a,bに挿入されるものである。また、動
作ピン609はガイド部513aに位置し、接続検出ス
イッチは動作していない。次に、図10(d)に示す位
置迄、本体と子機を相対的に左右に移動する。この時、
本体底面の凹部511内の開口部511a内の不図示の
面と、子機のフック部603の先端部とが当接し、また
ガイド部513aの一方のR状側面とガイドピン608
aの側面とが当接することにより、本体と子機とが左右
方向に位置決められる。また、この動作により、フック
部603が凹部511の開口部511aに挿入されるも
のである。さらに、この動作により、係止ノブ604は
いったん本体底面により下方に押し下げられ、凹部51
1の位置でフリーとなり上方に付勢されるものである。
【0020】次に分離動作について説明する。子機の凸
部601aの解除ボタン606を押し下げることで係止
ノブ604を下動させ、その状態で本体と子機とを相対
的に、接続時と逆の左右方向に移動する。その後、ガイ
ド部513a,bからガイドピン608a,bを外すよ
うに、本体と子機とを奥行き方向に移動させれば分離動
作が完了する。
【0021】次に、本体を横長にて使用する場合の着脱
について説明する。この場合は本体を縦長状態から時計
回りに90o 回転させた状態で使用する。接続完了状態
を図11に示す。該接続においては、縦長時の本体左側
側面(横長時の奥側側面)が、縦長時の接続における本
体の奥側側面に相当するものである。そして接続完了状
態において、縦長時の本体奥側側面(横長時の右側側
面)が子機の右側側面と略同一面となる。該接続におい
て、ガイド部513c,dとガイドピン608a,b、
本体の凹部512と子機のフック部603等の位置関
係、状態および接続動作は、縦長時の接続と同等であ
る。すなわち、縦長時の本体右奥側の頂点から見た縦長
時に機能する本体のガイド部513a,b、凹部511
等の位置と、横長時の本体右奥側の頂点(縦長時の本体
左奥側の頂点)から見た横長時に機能するガイド部51
3c,d、凹部512等の位置とは略同一であるように
構成される。また該接続時には、本体底面の光通信用の
窓514a〜dと子機の左右方向の窓605d〜gとが
略一致するものである。このとき、子機の直交する窓6
05a〜gの交差点を、縦長時の本体奥側の左右の頂点
を通る奥側の辺と45o をなす2本の直線の交点とする
ことで、交差点上の窓605dを縦長時と横長時におい
て共有できるものである。また該接続状態で本体と子機
を机等の水平面上に置くと、縦長時の接続時同様、入力
面が所定の角度を有し設置されるものである。また横長
時の分離動作も、縦長時の動作と同様に、子機の解除ボ
タン606を押し係止ノブ604を下動させ、所定の移
動をさせることで完了する。
【0022】以上説明した着脱動作においては、本体と
子機とを相対的に移動させるとき、子機の凸部601a
を大きな目安とすることができ、また、該凸部601a
を操作者が保持することができ、極めて容易に着脱動作
が可能となるものである。 <使用形態の説明>次に、上記構成において、本情報機
器の各種使用形態について説明する。
【0023】まず、本体単体での使用形態を説明する。
本体単体は、4方向のいずれの方向からでも使用できる
ものである。この時、各方向に対しLCD19の表示画
面の方向の変更は以下の動作によりなされるものであ
る。すなわち、入力ペン15による所定の入力情報がC
PU10に送られ、CPU10はその情報より表示方向
を決定し、表示方向に従いLCDコントローラ17を通
してVRAM18のデータを書き換える。そして、LC
Dコントローラ17がVRAM18のデータをLCD1
9に表示することにより、表示画面の方向が変更される
ものである。これにより、本体の使用方向によらず、入
力ペン15による各種の入力が自在に行えるものであ
る。ところで、この使用形態に限らず、ペン15による
入力を行う場合には、ペン15のコード509が入力の
妨げにならないように、操作者が右利きのときは右側
に、左利きのときは左側に位置するのが望ましい。本実
施例においては、必要に応じ、本体側面部とホルダ50
6との間に巻き付けられたコード509を引出し、本体
底面の四隅近傍に設けてある溝部515a〜dのいずれ
かに引かけ、該位置よりコード509を入力面側に持っ
てくることで、コード509を入力の妨げにならないよ
うに配置することができる。
【0024】次に、本体と子機との接続時の使用形態を
説明する。縦長での使用あるいは横長での使用のいずれ
の場合でも、子機を本体の下側奥に位置することで、ゴ
ム足612aにより手前側が低く奥側が高くなるように
入力面が傾斜を有し、LCD19の表示面が見易く、ま
たペン15による入力が容易となるものである。また、
縦長,横長いずれの場合でも、子機の奥側の側面を底面
とし、全体を立てた状態で使用できるものである。図1
2に本状態の外観斜視図を示す。この場合は、子機が本
体の下側奥の場合とLCD19の画面が逆さまに表示さ
れるものである。本状態において、子機のスタンド61
4を回転させ所定の位置に設置することで、全体が安定
状態に保たれるものである。本状態は、子機とキーボー
ド等とを接続して使用する際に、入力面を単なるディス
プレイ面とするような場合である。もちろん、本状態に
おいてもペン15による入力が可能であることは言うま
でもない。
【0025】本実施例全体の電気的構成を以下に説明す
る。 <本体の電気回路構成の説明(図13〜図15)>ま
ず、本体の電気的構成を図13を用いて説明する。CP
U10は例えば、インテル社製80386SLのような
32ビットCPUでメモリ部12のROMに格納された
制御プログラムに従って演算、I/O制御などのプログ
ラムを実行する。周辺制御部11はCPU10とセット
で用いられ、シリアル通信,パラレル通信,リアルタイ
ムクロック,タイマ,割り込み制御,DMA制御等、I
/Oの制御を行う。メモリ部12は、DRAM等で構成
されるメインメモリ,キャッシュRAM,例えば後述す
るフローチャートの制御プログラム,各種データを格納
するROM等のメモリを含む。なお、メインメモリは、
装置を使用しないときにも記憶内容が保持されるよう構
成される。HDD13は、ハードディスクのような二次
記憶装置であり、OS,アプリケーションプログラム,
ユーザデータ等の記憶を行なう。
【0026】本実施例の装置は、入力ペンにより情報の
入力,編集を行なうペン入力コンピュータの例であり、
入力はペン15によってデジタイザ16上に紙に書くよ
うに行なわれ、その軌跡や処理結果は液晶パネル(LC
D)19上に表示される。LCD19,デジタイザ16
は入力位置と出力位置が同一視されるように重ねて構成
してあり、デジタイザ16の入力精度はLCD19の表
示ドット以下で、例えば0.1mm程度に設定されてい
る。デジタイザ制御部14はデジタイザ16を制御し、
内部は特に図示しないが、CPU,ROM,RAM,ド
ライバ回路などで構成されている。LCDコントローラ
17は、表示データが格納されたVRAM18から表示
データを順次読みだし、階調変換等を行ないながら、L
CD19へデータの転送を行なう。また、CPU10か
らVRAM18へのアクセスと、VRAM18からLC
D19へデータ転送するアクセスが衝突しないように、
バス制御を行なう。さらには、VRAM18の内容に対
してあらかじめ設定されたパターンとのAND,OR,
EXOR等の論理演算を行なうことも出来る。バックラ
イト21は、LCD19を室内,暗部でも見られるよう
にLCD19の裏側に配置される発光体であり、EL
(エレクトロルミネッセンス),CFL(冷陰極管)等
の方式が実現されている。バックライトインバータ20
はバックライト21を駆動するためのドライバ回路であ
る。
【0027】23はICカードと接続してデータの入出
力を行なうためのカードインターフェースであり、各種
メモリを搭載したメモリカード、及び、インターフェー
ス機能を拡張するI/Oカードの挿入が可能である。メ
モリカードとしては、アプリケーションプログラムや各
種データを追加するためのROMカード,メモリ領域の
拡張や、データのバックアップに用いるRAMカード,
データのバックアップやデータ追加の為のフラッシュメ
モリ、EEPROMを搭載したカードといった様々なI
Cカードが使用できる。また、I/Oカードの一例とし
て、電話回線を通してデータ通信を行なうファクシミリ
/モデムカード,ネットワークに接続できる覧カード等
が挿入可能である。インターフェース規格としては、J
EIDA/PCMCIAで規格化された構成をとるが、
他のICカード規格、専用の規格であってももちろん良
い。カードコントローラ22は、CPU10とICカー
ド間のデータの読み書きを制御する。
【0028】24はSDLC形式,HDLC形式といっ
た通信プロトコルでデータの送受信を行なうための通信
コントローラであり、チャネルA,B、2回線の通信を
制御する。チャネルAは、子機内に構成されているキー
ボード,フロッピーディスクドライブ,セントロポート
等のデバイスとのデータ送受信を行なう。又、チャネル
Bはローカルトークなどのネットワークと通信を行なう
チャネルであり、子機を介して通信を行なう。チャネル
A,チャネルB各々には、光ドライバ/レシーバ25,
26と、LED/フォトディテクタ27,28が接続さ
れており、子機との接続を行なう。
【0029】DC−DCコンバータ32は、電池33、
ACアダプタジャック34、子機との電極接点35の何
れかから供給される電圧を、各回路の動作電圧(例え
ば、ロジック回路用に+5V、バックライトドライバ用
に+12V、LCD駆動用に−24V)に変換する。図
14に電源コントロールについてさらに詳しく述べる。
本体の動作電源は、36〜42に示すように機能毎に分
割して供給されており、独立して電源のON/OFFが
出来るようになっている。ただし、CPU・メモリプレ
ーン36は、電源の投入で常にON状態となる。CPU
・メモリプレーン36には、CPU10、周辺制御部1
1、メモリ部12、電源プレーン制御I/O30などが
接続される。バックライトプレーンは、バックライトイ
ンバータ20へのプレーンで+12Vの電源電圧であ
る。液晶制御プレーン38は、LCDコントローラ1
7、VRAM18を含み、HDDプレーン39はHDD
13を含む。デジタイザプレーン40は、デジタイザコ
ントローラ部14、デジタイザ16、入力ペン15を含
み、光通信プレーン42は、通信コントローラ24、光
ドライバ/レシーバ25,26、LED/フォトディテ
クタ27,28を含み、電源電圧は+5Vである。液晶
駆動プレーン42は、LCDの駆動電圧を作るための電
源プレーンであり、−24が供給される。これらのプレ
ーンの制御は、CPU10によって電源プレーン用I/
O30にON(H),OFF(L)のデータを書き込む
ことで行なう。プレーンスイッチ31は、電源プレーン
用I/O30の出力に応じてON/OFFする。プレー
ンスイッチ31は、電磁リレーやリードスイッチのよう
なメカ電気素子でも、また、MOS−FETのような半
導体スイッチであってもよい。
【0030】次に、図15に接続検知手段の一つを示
す。図15(a)は本体と子機が接続したときの断面図
である。子機のフック部603が本体の接続検知スイッ
チ45(図15)を押し込むことで、図に示すような回
路を通してCPU10に信号が出力され、子機と接続状
態を検知する。接続の検知は、割り込み信号で認知する
と共に、I/Oポートを通しても接続検知スイッチの状
態を確認することが出来る(図示せず)。
【0031】その他、接続時は光通信のLED、フォト
ディテクタが、チャネルA,チャネルB各々対抗して配
置されており、非接触の通信を行なえる(図は1チャネ
ル分だけを示す)。また、子機の電極119は本体の電
極35と接触して動作電圧の供給を行なう。図17に本
実施例の光通信プレーンのON/OFFに関するフロー
チャートを示す。
【0032】まず、本体、子機が接続されたとき、図1
5(b)に示した回路図のように割り込み信号によって
CPU10に割り込みをかける。割り込みルーチンに入
ったところでもう一度接続検知スイッチを確認する(ス
テップS200)。接続が確認されれば、ステップS2
01で光通信プレーン41をONする。即ち、電源プレ
ーン用I/O30の4ビット目をHにして、スイッチ3
1(図14)をONする。ステップS202では、光通
信プレーン41の電源電圧が安定するまでNmsec待
つ。そして、ステップS203で通信コントローラ24
(図13)の初期化を行ない、ステップS204で通信
フラグをONして割り込みルーチンを終了する。通常、
通信は、一定時間毎に呼ばれるポーリング動作、または
必要に応じて呼ばれるセレクティング動作が通信フラグ
がONしている時のみ行なわれる。まず、のステップ
S205で接続検知スイッチを確認して、確認されると
ステップS206で通信ルーチンへ入る。確認されない
ときは、分離されているものと判断して、ステップS2
07で通信に必要なパラメータなどをバックアップを行
なう。続くステップS208で光通信プレーン41の電
源、及び通信フラグをOFFして処理を終了する。
【0033】以降、接続による割り込みルーチンで通信
フラグがONされない限り、通信ルーチンの実行は行な
われない。電源ON時には、図示していないが、電源初
期化中に接続検知スイッチの確認を行ない、接続してい
るときは光通信プレーンのON、通信コントローラの初
期化、及び通信フラグのONを行なう。 <子機の電気回路構成の説明(図16)>次に、図16
に子機の電気ブロック図を示す。
【0034】CPU100、周辺制御部101、メモリ
102で全体の電気制御を行なっている。子機には本体
に構成されていないデバイスであるフロッピーディスク
(FDD)、キーボード,セントロポート,ネットワー
クI/Fを含んでいる。フロッピーコントローラ103
はフロッピードライブユニット104を制御するための
IC、キーボードコントローラはキーボードのコントロ
ーラで、どのキーが押されたかを出力する。さらには、
FDD、キーボードのデータは通信コントローラ110
を介して本体へと送信される。セントロドライバ108
は、CPU100からのデータをプリンタなどに出力す
るためのインターフェースである。なお、通信コントロ
ーラ110、光ドライバ/レシーバ111,112、L
ED/フォトディテクタ113,114は本体のものと
同様である。ネットワークI/F115では、ネットワ
ークに接続するときに適切な電圧、インピーダンスを変
換するもので、本実施例ではチャネルBの光信号を電気
信号に変換した後にネットワーク上へ送っている。
【0035】DC−DCコンバータ117は子機の電源
であり、ACアダプタジャック120から給電を受け
る。接続検知手段118は前述と同様のもので、接続が
検知されるとスイッチ121を閉じ、接続時に本体と子
機が接触する電極119へ通電する。 <データ入力処理の説明(図19)>次に、本実施例に
おける入力処理について説明を行う。本実施例において
は、文字パターンの各文字の入力された行位置から文字
列の傾きを検知して、文字列の処理を切り替えるという
動作を行なう。
【0036】図19(a)は、文字の認識入力を行う場
合のLCD19の表示画面の一部を示す図である。LC
D19に重ね合わされたデジタイザ16上に入力を行う
と、文字パターンはパターンマッチング法等を用いてC
PU10により文字認識が行われ、LCD19上の対応
する位置に表示される。図中、51〜60は画面上に表
示される罫線である。本実施例では、罫線の方向を基準
入力方向として処理を行う。61,62は文字認識後の
テキストデータであり、63,64は文字認識を行う前
の文字パターンである。
【0037】図19(b)は、罫線51〜60の表示さ
れるY座標を示す。例えば、罫線51のY座標は「2
0」であり、罫線52は「40」、罫線60のY座標は
「200」となる。図19(c)は、文字パターン6
3,64の各文字の中心位置の座標と行位置の関係を示
す図であり、同図を用いて各文字の中心位置の算出法を
説明する。
【0038】まず、各一文字のパターンは、デジタイザ
16により座標列P1〜Pnとして入力されている。こ
の座標列を、ペンのダウンからアップまでを1ストロー
クとする集合とする。ここで、各ストロークの始点、終
点の座標を(xn,yn)とすると、中心位置(xg,
yg)は、
【0039】
【数1】
【0040】
【数2】 と算出される。また、文字パターンの中心位置を求める
方法としては、本実施例の方法に限定されるものではな
く、例えば、上記にストロークの中点を加えた方法や、
各ストロークの座標に加重平均を行う方法、座標列P1
〜Pnを用いる方法等、様々な方法を用いることができ
る。
【0041】こうして各文字の中心位置を求めると、例
えば文字パターン63の先頭文字「こ」の中心位置は
(15,70)となる。中心位置のY座標を図19
(b)と比較すると、罫線52と53の間に入力された
ことが分かる。さらに、「れ」、「は」以下も同一の罫
線間に入力されたことが分かる。そこで、63の文字パ
ターン「これはデータ」は文字認識の後、罫線52と5
3の間、すなわち、第4行目に整列表示される。このよ
うに、各罫線に沿って入力された文字パターンは、テキ
ストデータであると判定して、文書ファイルに入力を行
なう。
【0042】一方、文字パターン64については、
「S」が8行目、「A」が8行目、「V」が7行目、
「E」が6行目に入力されている。このように、各文字
の入力行が短調に減少している場合、また増加している
場合は文字パターンが罫線に対して斜め方向に入力され
ていると判断される。そこで、斜め方向に入力された文
字パターンはコマンドデータであると判定して、文字認
識の後、コマンドデータに指示された処理を行なう。
【0043】<処理動作の説明(図1,図 20,図2
1)>以下では、本実施例における処理動作について説
明を行なう。図20は一単語分の文字パターンを入力す
る流れを示すフローチャートであり、同図を用いて処理
動作を説明する。まず、ステップS310ではデジタイ
ザ16に入力ペン15がペンダウンされたか判定し、肯
定であればステップS311へ、否定であれば再びステ
ップS310を実行する。ステップS311では、入力
ペン15の指示する座標をデジタイザ16より入力し、
メモリ部12上に設けられた座標入力バッファ(図示せ
ず)に格納する。ステップS312では、入力ペン15
がペンアップされなければ、ステップS311〜S31
2が繰り返し実行され座標データの入力が行われる。
【0044】ステップS313では、周辺制御部11上
に設けられたタイマの設定を行なう。続くステップS3
14では、ペンダウン状態か判定し、肯定であればステ
ップS311へ、否定であればステップS315へ進
む。ステップS315ではタイマがカウントアップした
か判定し、肯定であればステップS316へ、否定であ
ればステップS314へ進む。以上の処理により、ペン
アップされてから一定の時間(例えば0.5秒)内に再
びペンダウンがないと、一文字の入力が終了したと判定
される。そこで、ステップS316では、一文字分の座
標データを文字認識用のバッファに格納し、文字認識バ
ッファの格納ポインタを更新を行う。
【0045】ステップS317では、周辺制御部11上
に設けられたタイマの設定を行う。続くステップS31
8では、ペンダウン状態か判定し、肯定であればステッ
プS311へ、否定であればステップS319へ進む。
ステップS319ではタイマがカウントアップしたか判
定し、肯定であれば処理を終了し、否定であればステッ
プS318へ進む。ここでは、一文字の入力が終了して
から一定の時間(例えば1秒)内に再びペンダウンがな
い場合に、一単語の入力が終了したと判定する。
【0046】次に、図1に示すフローチャートを用い
て、文字列パターンの各文字の行位置から入力方向の傾
きを求めて、入力処理を切り替える動作を行なう処理動
作を説明する。まず、ステップS301では、図20に
示した処理を行って、単語単位で文字パターンの入力を
行う。続くステップS302では文字列パターン内の各
文字について、パターンマッチング法等を用いて文字認
識を行う。この認識処理については公知なのでここでは
説明を省略する。ステップS303では、文字認識の結
果をLCD19上に表示し、間違いがあるかユーザによ
る確認を行う。ステップS304ではユーザの確認結果
を判定し、間違いがなければステップS305へ進み、
あればステップS301へ戻って再び文字列パターンの
入力を行う。
【0047】ステップS305では、前述の式(1),
(2)を用いて、各文字の中心位置を算出する。ステッ
プS306では、文字列パターンの傾きを判定する。こ
こでは、j文字目の行位置をCjとすると、C1≦C2
≦…≦Cn、あるいは、C1≧C2≧…≧Cである場合
に「斜め」である、と判定を行なう。ただし、C1=C
2=…=Cnである場合には「平行」である、と判定す
る。さらに、上記以外の入力データはテキストデータと
して処理を行なう。ステップS307では文字列パター
ンが斜めに入力されているか判定し、斜めであればステ
ップS308へ、否定であればステップS309へ進
む。
【0048】ステップS308では、文字認識された結
果がコマンドであるとして、対応するコマンドを実行し
た後、処理を終了する。一方、ステップS309では、
文字認識された結果をテキストデータとして文書ファイ
ル中に追加するとともに、LCD19上に表示を行い、
処理を終了する。以上説明したように本実施例によれ
ば、各文字の入力された行位置から文字列の傾きを検知
して、文字列の処理を切り替えることにより、テキス
ト,コマンドデータに同一の単語,記号が使用されてい
ても、入力画面上の位置に入力を行うことが可能とな
る。
【0049】(実施例2)本実施例においては、文字パ
ターンから入力方向を示す直線を算出し、該直線と基準
方向のなす角度によって入力処理を切り替える、という
動作を行う。本実施例の情報処理装置の構成は前述の実
施例における構成と同様であり、説明を省略する。
【0050】<データ入力処理の説明(図21)>ま
ず、図21(a)は本実施例における表示画面を示す図
であり、同図を用いて文字パターンの入力処理について
説明を行なう。本実施例においては、機器の使用されて
いる方向を基準入力方向として用いる。図中、71,7
2は文字認識後のテキストデータであり、73,74は
文字認識を行う前の文字パターンである。文字パターン
73は基準入力方向に平行に入力されており、テキスト
データとして入力が行なわれる。一方で、文字パターン
74は基準入力方向に対してθの角度をもって入力され
ており、コマンドデータとして入力が行なわれる。
【0051】次に、図21(b)を用いて、入力された
文字パターンの基準方向となす角度θを算出する方法に
ついて説明を行なう。75〜78は一文字毎の文字パタ
ーンである。79〜82は各文字の中心位置であり、前
述の実施例と同様に算出される。83は文字パターンの
入力方向を表す直線であり、Y=aX+bと表せる。こ
の直線83は各文字の中心座標79〜82を用いて、直
線回帰法から算出することができる。文字数をn、各文
字の中心位置を(xi,yi);(i=1〜n)とする
と、直線83の傾きaは、
【0052】
【数3】 となる。文字パターンの基準方向となす角度θと、傾き
aとの間には、 a=tanθ 式(4) の関係がある。
【0053】<処理動作の説明(図22)>次に、図2
2に示すフローチャートを用いて、本実施例における処
理動作を説明する。図22は、単語毎の文字列パターン
から入力方向の傾きaを求めて、入力処理を切り替える
動作を行なうものである。まず、ステップS401で
は、単語単位で文字パターンの入力を行う。続くステッ
プS402では各文字の中心位置を算出する。ステップ
S401,S402の処理は、前述の実施例と同様であ
る。
【0054】ステップS403では式(3)に従って直
線83の傾きaを計算する。ステップS404では、直
線83に沿った方向で入力されていた文字パターンの座
標系を基準入力方向を基準とするように変換を行う。こ
の変換は傾きaに対応する行列を、各文字を構成する座
標データに掛け合わせることで行う。図21(c)は、
この様子を説明する図であり、84は変換前、85は変
換後の文字パターンである。
【0055】ステップS405では文字パターン内の各
文字について文字認識を行う。続くステップS406で
は、文字認識の結果をLCD19上に表示し、間違いが
あるかユーザによる確認を行なう。ステップS407で
はユーザの確認結果を判定し、間違いがなければステッ
プS408へ進み、間違いがあればステップS401へ
戻って再び文字パターンの入力を行う。
【0056】ステップS408ではステップS403で
求めた傾きaを用いて文字列パターンが斜めに入力され
ているか判定する。斜めであればステップS409へ、
斜めでなければステップS410へ進む。ステップS4
08の判定基準としては図23に示す表を用いる。ここ
では傾きaが±0.58(すなわちθ=30度)以内で
あれば基準方向に沿っていると判定し、それ以上であれ
ば斜めであると判定する。
【0057】ステップS409では、文字認識された結
果がコマンドであるとして、対応するコマンドを実行し
て処理を終了する。一方、ステップS410では、文字
認識された結果をテキストデータとして文書ファイル中
に追加すると共に、LCD19上に表示を行い、処理を
終了する。以上説明したように本実施例によれば、前述
の実施例と全く同様の効果が得られるとともに、入力用
の罫線が不要となることから、より広範な用途に応用す
ることができる。さらに、斜め方向に入力を行なうとき
にも、文字は常に入力方向に対して垂直方向に入力でき
るので、より自然な入力が可能となる。
【0058】(実施例3)本実施例においては、テキス
トデータが複数の方向に入力可能な場合に、指示された
既存のテキストデータを基準方向として入力を判定す
る、という動作を行う。本実施例の情報処理装置の構成
は前述の実施例における構成と同様であり、説明を省略
する。
【0059】<データ入力処理の説明(図24,図2
5)>まず、図24は本実施例における表示図面を示す
図であり、同図を用いて文字パターンの入力処理につい
て説明を行なう。本実施例においては、機器の使用され
ている方向を基準入力方向として用いる。図中、86〜
90は文字認識後のテキストデータである。テキストデ
ータは、基準方向に対して任意の方向に入力することが
可能であり、各々基準方向に対して、86は90度、8
7は0度、88,90は−90度、89は45度の角度
に入力されている。
【0060】文字列に対して編集を行う場合には、90
のように該当する文字列に上書きするような形式で行わ
れる。ここで、上書きされた文字パターンが、文字列8
8に対して一定の角度以上で入力された場合には、コマ
ンドとして処理される。また、文字列88との角度が一
定の角度以内であった場合には、テキストデータとして
認識され、文字列88の置換が行われる。一方で、92
に示すような該当する文字列のない領域に入力された場
合には、テキストデータとして入力が行われる。
【0061】図25はテキストデータのメモリ部12に
おける記憶形式を説明する図である。93,94は各
々、先頭文字のX座標,Y座標であり、95は文字列の
基準方向に対する角度である。ここでは、図24の89
の文字列「郵便局」は基準入力方向に対して45度の角
度を持つことが記憶されている。96は文字の表示サイ
ズ、97〜99はテキストデータである。
【0062】<処理動作の説明(図26)>次に、図2
6に示すフローチャートを用いて、本実施例における処
理動作を説明する。文字列の入力から文字認識までを行
うステップS501からステップS507の処理は、前
述の実施例2におけるステップS401からステップS
407までの処理と全く同様であり、説明を省略する。
【0063】ステップS508では、入力された座標位
置近辺にテキストデータが存在しているか検索を行う。
続くステップS509では、対象となるテキストデータ
が存在するか判定し、存在していればステップS510
へ、否定であればステップS513へ進む。ステップS
510では、式(4)で求められる文字パターンの入力
角度θと、対象となるテキストデータの表示角度95と
の差を計算する。ステップS511では二つの文字列の
なす角度を判定し、同一方向であればステップS513
へ、異った方向であればステップS512へ進む。判定
基準として、角度の差Δθが30o 以内であれば同一方
向、それ以上であれば斜め方向であると判定する。当然
のことながら、判定基準となる角度は、応用する処理に
合わせて変更することが可能である。
【0064】ステップS512では、対象となる文字列
に、コマンドに対応する処理を実行して入力処理を終了
する。一方、ステップS513では、既存の文字列と新
たに入力された文字列の置換を行い、処理を終了する。
なお、対象となる文字列が存在しなかった場合には、入
力された文字列を新たなテキストデータとして追加す
る。
【0065】以上説明したように本実施例によれば、テ
キストデータが複数の方向に入力できる場合であって
も、前述の実施例と全く同様の効果が得ることが可能と
なる。なお、本発明は上述の実施例に限定されるもので
はなく、例えば、文字列の入力の区切りを判定するのに
時間間隔でなく、別に文字列認識用のボタンを用いる構
成でもよい。また、データの入力方向として、基準方向
に沿った場合をテキストデータ、角度をもつ場合をコマ
ンドデータとして説明を行なったが、基準方向に沿った
場合をコマンドデータ、角度をもつ場合をテキストデー
タとしてもよい。
【0066】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
モードを切り替える操作をすることなしに、入力面の任
意の位置でテキストデータまはたコマンドデータの入力
ができ、テキスト並びにコマンドの入力に同一の単語,
記号を使用することができるので、 (1)特殊な知識がなくとも機器を操作することができ
る。 (2)視線や手の移動量を低減して、作業効率を図るこ
とができる。 という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1における情報処理装置の入力制御を示
すフローチャートである。
【図2】実施例1における情報処理装置の本体の模式断
面図(図18断面A−A)である。
【図3】実施例1における情報処理装置の本体の底面図
である。
【図4】実施例1における情報処理装置の本体の凹部の
模式断面図(図3断面B−B)である。
【図5】実施例1における情報処理装置の本体凹部の模
式断面図(図3断面C−C)である。
【図6】実施例1における情報処理装置の子機の外観斜
視図である。
【図7】実施例1における情報処理装置の子機の模式断
面図(図6断面D−D)である。
【図8】実施例1における情報処理装置の子機のフック
部の模式断面図(図6断面E−E)である。
【図9】実施例1における情報処理装置の子機のフック
部の模式断面図(図6断面F−F)である。
【図10】実施例1における情報処理装置の縦長使用時
の接続動作を説明する外観斜視図である。
【図11】実施例1における情報処理装置の横長使用時
の接続動作を説明する外観斜視図である。
【図12】実施例1における情報処理装置の立てて使用
する形態を説明する外観斜視図である。
【図13】実施例1における情報処理装置の本体の制御
回路の概略構成を示すブロック図である。
【図14】実施例1における情報処理装置の本体の電源
回路の概略構成を示すブロック図である。
【図15】実施例1における情報処理装置の接続検出回
路を説明するための図である。
【図16】実施例1における情報処理装置の子機の制御
回路の概略構成を示すブロック図である。
【図17】実施例1における情報処理装置の光通信プレ
ーンの制御を示すフローチャートである。
【図18】実施例1における情報処理装置の本体の外観
斜視図である。
【図19】実施例1における情報処理装置の表示画面を
示す図である。
【図20】実施例1における情報処理装置の文字列パタ
ーンの入力制御を示すフローチャートである。
【図21】実施例2における情報処理装置の表示画面を
示す図である。
【図22】実施例2における情報処理装置の入力制御を
示すフローチャートである。
【図23】実施例2における情報処理装置の入力方向の
判定基準を示す図である。
【図24】実施例3における情報処理装置の表示画面を
示す図である。
【図25】実施例3における情報処理装置のテキストデ
ータの格納形式を説明する図である。
【図26】実施例3における情報処理装置の入力制御を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
10,100 CPU 14 デジタイザ制御部 15 入力ペン 16 デジタイザ 17 LCDコントローラ 19 LCD 24,110 通信コントローラ 25,26,111,112 光ドライバ/レシーバ 27,28,113,114 LED 29 接続検出部 35,119 電極 501 上ケース 502 中ケース 503 下ケース 509 ペンコード 511,512,701,702,703 凹部 513a〜d ガイド部 514a〜d 窓 518a,b 板バネ 601 子機上ケース 601a 凸部 601b 上面 602 子機下ケース 603,704,705 フック部 604 係止ノブ 605a〜g 窓 606 解除ボタン 608a,b ガイドピン 612a,b ゴム足 614 スタンド 707 係止レバー 708 電源プラグ
フロントページの続き (72)発明者 長崎 克彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置座標の入力を行なう座標入力手段を
    備えた情報処理装置において、 入力された座標列の集合のなす角度を検出する手段と、 該角度検出手段の結果に対応して入力されたデータの属
    性を切り替える手段とを備えることを特徴とする情報処
    理装置。
  2. 【請求項2】 座標列の集合のなす方向と基準方向とが
    つくる角度を入力座標列の集合のなす角度とすることを
    特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 基準入力方向となす角度が所定値以上の
    場合を第1のデータ属性とし、所定値を越える場合を第
    2のデータ属性とすることを特徴とする請求項2記載の
    情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のデータ属性はテキスト形式で
    あり、前記第2のデータ属性は装置に指示を与えるコマ
    ンド形式であることを特徴とする請求項3記載の情報処
    理装置。
  5. 【請求項5】 前記第1のデータ属性は装置に指示を与
    えるコマンドであり、第2のデータ属性はテキスト形式
    であることを特徴であることを特徴とする請求項3記載
    の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記基準入力方向は既に入力されている
    テキスト形式データの並び方向であることを特徴とする
    請求項2記載の情報処理装置。
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