JPH0765015B2 - 有機白金インク - Google Patents
有機白金インクInfo
- Publication number
- JPH0765015B2 JPH0765015B2 JP62154771A JP15477187A JPH0765015B2 JP H0765015 B2 JPH0765015 B2 JP H0765015B2 JP 62154771 A JP62154771 A JP 62154771A JP 15477187 A JP15477187 A JP 15477187A JP H0765015 B2 JPH0765015 B2 JP H0765015B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- platinum
- ink
- organic
- mercaptide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、セラミック、ガラス製品の表面の装飾、電子
工業用等に使用される有機白金インクに関する。
工業用等に使用される有機白金インクに関する。
(従来技術とその問題点) 陶器等のセラミック製品やガラス製品の表面にインクを
使用して文字や図形を描いてその装飾効果を倍増させる
ことが従来から広く行われている。該文字や図形を描く
際には単なるインクではなく、金や銀等の貴金属光沢を
有する有機貴金属インクを使用して所謂金文字等を形成
し、より高級な雰囲気を醸し出すことも行われている。
使用して文字や図形を描いてその装飾効果を倍増させる
ことが従来から広く行われている。該文字や図形を描く
際には単なるインクではなく、金や銀等の貴金属光沢を
有する有機貴金属インクを使用して所謂金文字等を形成
し、より高級な雰囲気を醸し出すことも行われている。
これらの有機貴金属インクのうち、白金を貴金属として
含有するインクとして汎用されているものの白金源は、
「水白金」と呼ばれる、主成分が硫化バルサムと白金の
化合物であるが、該白金化合物の詳細は不明であり、量
産はされていない。更に該水白金は低粘度であるため印
刷性に乏しく通常のスクリーン印刷等には使用できない
という欠点がある。
含有するインクとして汎用されているものの白金源は、
「水白金」と呼ばれる、主成分が硫化バルサムと白金の
化合物であるが、該白金化合物の詳細は不明であり、量
産はされていない。更に該水白金は低粘度であるため印
刷性に乏しく通常のスクリーン印刷等には使用できない
という欠点がある。
(発明の目的) 本発明は、有機白金インクの白金源として従来使用され
ていた水白金に換えて、より粘度の高い白金化合物を使
用して白金源を明確にして大量生産を可能にするととも
に、有機バインダを加えて印刷性をより向上させた有機
白金インクを提供することを目的とする。
ていた水白金に換えて、より粘度の高い白金化合物を使
用して白金源を明確にして大量生産を可能にするととも
に、有機バインダを加えて印刷性をより向上させた有機
白金インクを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、白金精油メルカプチド、少なくとも1種類の
樹脂酸の金属塩、有機バインダ及び溶剤を含有すること
を特徴とする有機白金インクである。
樹脂酸の金属塩、有機バインダ及び溶剤を含有すること
を特徴とする有機白金インクである。
以下本発明をより詳細に説明する。
本発明における白金精油メルカプチドとは、精油と硫黄
華を反応させる(例えば160〜170℃で数時間)ことによ
り生成する精油メルカプタンに塩化白金酸又はその塩を
反応させることにより得られる化合物であり、該化合物
は通常20〜30重量%の白金を含んでいる。又上記精油と
は、種々の植物から得られる特有の芳香を有する揮発性
油の総称であり、該精油は、テレビン油、ハッカ油、ラ
ベンダ油、レモン油、オレンジ油、ローズマリー油及び
樟脳油等を意味し、これらは通常テルペン系又はベンゼ
ン系炭化水素、アルコール、アルデヒド、ケトン又はフ
ェノール等から成る数種の成分の混合物である。
華を反応させる(例えば160〜170℃で数時間)ことによ
り生成する精油メルカプタンに塩化白金酸又はその塩を
反応させることにより得られる化合物であり、該化合物
は通常20〜30重量%の白金を含んでいる。又上記精油と
は、種々の植物から得られる特有の芳香を有する揮発性
油の総称であり、該精油は、テレビン油、ハッカ油、ラ
ベンダ油、レモン油、オレンジ油、ローズマリー油及び
樟脳油等を意味し、これらは通常テルペン系又はベンゼ
ン系炭化水素、アルコール、アルデヒド、ケトン又はフ
ェノール等から成る数種の成分の混合物である。
樹脂酸の金属塩は従来から汎用されている、金塩、銀
塩、パラジウム塩、ロジウム塩及びルテニウム塩等の貴
金属塩及び、ビスマス塩及びクロム塩等の卑金属塩を含
み、これらの樹脂酸の金属塩の1又は2種以上を使用す
る。
塩、パラジウム塩、ロジウム塩及びルテニウム塩等の貴
金属塩及び、ビスマス塩及びクロム塩等の卑金属塩を含
み、これらの樹脂酸の金属塩の1又は2種以上を使用す
る。
本発明における有機バインダとは、従来使用されている
ものの他、アルキド樹脂、尿素樹脂、ロジン誘導体及び
テルペン系樹脂等を使用することができる。使用できる
アルキド樹脂としては、アマニ油及びロジン変性アルキ
ド樹脂があり、尿素樹脂としてはn−ブチルエーテル型
ブチル化尿素樹脂等がある。又上記ロジン誘導体樹脂と
は、天然ロジンを化学処理して該天然ロジンよりも粘度
を大きくした該天然ロジンから得られる物質の総称であ
り、例えばロジンのグリセリンエステル、ロジンのペン
タエリスリトールエステル、水素添加したロジンのメチ
ルエステル、マレイン酸変性したロジンエステル等が含
まれる。更にテルペン系樹脂としてテルペン重合体及び
α−ピネン重合体等を使用することができる。
ものの他、アルキド樹脂、尿素樹脂、ロジン誘導体及び
テルペン系樹脂等を使用することができる。使用できる
アルキド樹脂としては、アマニ油及びロジン変性アルキ
ド樹脂があり、尿素樹脂としてはn−ブチルエーテル型
ブチル化尿素樹脂等がある。又上記ロジン誘導体樹脂と
は、天然ロジンを化学処理して該天然ロジンよりも粘度
を大きくした該天然ロジンから得られる物質の総称であ
り、例えばロジンのグリセリンエステル、ロジンのペン
タエリスリトールエステル、水素添加したロジンのメチ
ルエステル、マレイン酸変性したロジンエステル等が含
まれる。更にテルペン系樹脂としてテルペン重合体及び
α−ピネン重合体等を使用することができる。
又本発明においては、上記白金精油メルカプチド、上記
樹脂酸の金属塩及び上記有機バインダの他に必須成分と
して、これら成分の溶剤、例えばテルペンアルコールを
含む。該溶剤は上記物質を溶解しかつ該物質を含むイン
クが陶器等に塗布された場合に比較的短時間で乾くよう
な揮発性物質であることが好ましい。
樹脂酸の金属塩及び上記有機バインダの他に必須成分と
して、これら成分の溶剤、例えばテルペンアルコールを
含む。該溶剤は上記物質を溶解しかつ該物質を含むイン
クが陶器等に塗布された場合に比較的短時間で乾くよう
な揮発性物質であることが好ましい。
本発明における有機白金インクは、前記白金精油メルカ
プチド、前記樹脂酸の金属塩、有機バインダ及び溶剤の
必須成分の他に、カンファーやアスファルト等の添加物
を含むことができる。
プチド、前記樹脂酸の金属塩、有機バインダ及び溶剤の
必須成分の他に、カンファーやアスファルト等の添加物
を含むことができる。
以下本発明に係わる有機白金インクの実施例を記載する
が、該実施例は本発明を限定するものではない。
が、該実施例は本発明を限定するものではない。
(実施例) 下記の成分を混合して有機白金インクとした。
白金樟脳油メルカプチド ……7.0 重量% 樹脂酸ロジウム ……0.05重量% 樹脂酸ビスマス ……0.4 重量% 樹脂酸クロム ……0.05重量% 天然ロジン ……25 重量% ロジン誘導体樹脂 ……5.0 重量% テルペン系樹脂 ……7.0 重量% カンファー ……6.5 重量% アスファルト ……1.0 重量% 酢酸ベンジル ……8.0 重量% テルペンアルコール ……残部。
適度な粘性を有する該インクを陶器表面へ刷毛、スクリ
ーン印刷を用いて塗布し、500〜900℃で10分〜30分加熱
して焼成させた。
ーン印刷を用いて塗布し、500〜900℃で10分〜30分加熱
して焼成させた。
一方白金樟脳油メルカプチド7.0重量%を水白金7.0重量
%で置換した以外は上記した組成と同一組成を有する有
機白金インクを同様の条件で陶器上に塗布した。
%で置換した以外は上記した組成と同一組成を有する有
機白金インクを同様の条件で陶器上に塗布した。
実施例インクは、陶器表面のうち塗布された部分全体に
均一に付着し滑らかな表面を形成したが、水白金を使用
したインクではスクリーン印刷に適さない。
均一に付着し滑らかな表面を形成したが、水白金を使用
したインクではスクリーン印刷に適さない。
(発明の効果) 本発明の有機白金インクでは、従来の粘度が低く成分が
特定されなかった水白金の換わりに、粘度の高い白金精
油メルカプチドを使用し、かつ有機バインダを併用して
粘度を向上させているため、本発明の有機白金インクは
特定成分を化学的に合成することにより大量生産が可能
になり、更にスクリーン印刷等の通常の印刷、及び筆や
刷毛等による塗布に対して十分な粘度を有するインクと
なり、装飾用、電子工業用の有機白金インクとしての性
能が飛躍的に向上する。
特定されなかった水白金の換わりに、粘度の高い白金精
油メルカプチドを使用し、かつ有機バインダを併用して
粘度を向上させているため、本発明の有機白金インクは
特定成分を化学的に合成することにより大量生産が可能
になり、更にスクリーン印刷等の通常の印刷、及び筆や
刷毛等による塗布に対して十分な粘度を有するインクと
なり、装飾用、電子工業用の有機白金インクとしての性
能が飛躍的に向上する。
Claims (3)
- 【請求項1】白金精油メルカプチド、少なくとも1種類
の樹脂酸の金属塩、有機バインダ及び溶剤を含有するこ
とを特徴とする有機白金インク。 - 【請求項2】白金精油メルカプチドの精油の主成分が、
テレビン油、ハッカ油、ラベンダ油、レモン油、オレン
ジ油、ローズマリー油及び樟脳油から成る群から選択さ
れる1又は2以上から成る特許請求の範囲第1項に記載
の有機白金インク - 【請求項3】有機バインダが、アルキド樹脂、尿素樹
脂、ロジン誘導体、テルペン系樹脂及びアクリル系樹脂
から成る群から選択されるバインダである特許請求の範
囲第1項又は第2項に記載の有機白金インク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62154771A JPH0765015B2 (ja) | 1987-06-22 | 1987-06-22 | 有機白金インク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62154771A JPH0765015B2 (ja) | 1987-06-22 | 1987-06-22 | 有機白金インク |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS64179A JPS64179A (en) | 1989-01-05 |
| JPH01179A JPH01179A (ja) | 1989-01-05 |
| JPH0765015B2 true JPH0765015B2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=15591536
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62154771A Expired - Lifetime JPH0765015B2 (ja) | 1987-06-22 | 1987-06-22 | 有機白金インク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0765015B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4952836A (en) * | 1989-04-27 | 1990-08-28 | The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration | Piezoelectrostatic generator |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61136977A (ja) * | 1984-12-06 | 1986-06-24 | アルプス電気株式会社 | 厚膜回路形成用導電ペ−スト |
-
1987
- 1987-06-22 JP JP62154771A patent/JPH0765015B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS64179A (en) | 1989-01-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2043914A1 (en) | Printing compositions utilizing esterified vegetable oil fatty acid as solvent | |
| CN1112527A (zh) | 用于产生红紫色装饰的方法和色剂 | |
| TW518351B (en) | A noble metal preparation and its use to produce noble metal decorations by direct and indirect printing | |
| JPH0765015B2 (ja) | 有機白金インク | |
| JPH0765013B2 (ja) | 有機白金インク | |
| JPH01179A (ja) | 有機白金インク | |
| TWI309253B (en) | Noble metal preparations and lustring preparations for direct and indirect screen printing | |
| JPH0765014B2 (ja) | 有機白金インク | |
| EP1358279B1 (de) | Edelmetallpräparat und dessen verwendung zur herstellung von edelmetalldekoren durch direkt- und indirektdruck | |
| JPH01177A (ja) | 有機白金インク | |
| JPH01178A (ja) | 有機白金インク | |
| GB2216536A (en) | Burnish gold decorating composition | |
| DE1446145B2 (de) | Thermoplastisches, eine thermisch zersetzbare Edelmetallverbindung enthaltendes Präparat | |
| JPH01173A (ja) | 有機貴金属インク | |
| JPH01174A (ja) | 有機貴金属インク | |
| US4780502A (en) | Gold polish preparation | |
| JPH01175A (ja) | 有機貴金属インク | |
| JPH0765011B2 (ja) | 有機貴金属インク | |
| KR960022401A (ko) | 세라믹 피복 조성물용 고부하 저점도 매질 | |
| RU2148602C1 (ru) | Водорастворимая краска для живописи | |
| Dunkerton et al. | The discovery and identification of an original varnish on a panel by Carlo Crivelli | |
| US2103830A (en) | Method for masking the odor of drying paints, varnishes, and the like and fragrant odor-masked paint | |
| JPS62138379A (ja) | スクリーン印刷のための上絵付け用のペースト金 | |
| JP3528215B2 (ja) | パッド印刷用の貴金属ペースト組成物 | |
| SU372241A1 (ru) | Т |