JPH0765152B2 - 溶融系亜鉛めっき鋼板の酸化膜生成方法 - Google Patents

溶融系亜鉛めっき鋼板の酸化膜生成方法

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JPH0765152B2
JPH0765152B2 JP1281910A JP28191089A JPH0765152B2 JP H0765152 B2 JPH0765152 B2 JP H0765152B2 JP 1281910 A JP1281910 A JP 1281910A JP 28191089 A JP28191089 A JP 28191089A JP H0765152 B2 JPH0765152 B2 JP H0765152B2
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弥一郎 水山
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は溶融亜鉛めっき鋼板および合金化溶融亜鉛めっ
き鋼板の酸化膜生成方法に関するものである。
(従来技術) 溶融亜鉛めっき鋼板および合金化溶融亜鉛めっき鋼板の
スポット溶接性を向上するため、その表面にZnO含有の
酸化膜を生成することが知られている(特開昭59−1044
63)。
(発明が解決しようとする課題) しかして、このようなZnO系酸化膜を工業的規模で、確
実に生成することが、最も重要なことであり、強く要請
されいるところである。本発明は、このような要求を有
利に満足する優れたZnO系酸化膜の生成方法に提供する
ものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の特徴とするところは、(1)溶融めっき直後あ
るいは溶融めっきを合金化処理した直後の高温状態の水
粒の大きさが平均粒径5〜1000μmである霧化水雰囲気
内で、該霧化水を高温にあるめっき鋼板表面付近で蒸気
化する熱処理をすることを特徴とする溶融系亜鉛めっき
鋼板の酸化膜生成方法(2)霧化水雰囲気での熱処理に
おいて、霧化水突出ノズルと処理板間距離を100〜2500m
mとし、霧化水の突出速度を10〜100m/secとすることを
特徴とした、前記(1)記載の溶融系亜鉛めっき鋼板の
酸化膜生成方法に関するものである。
本発明における溶融亜鉛めっき鋼板とは、Zn主成分とし
て、Fe,Al,Ni,Mg,Li,Mnなどの成分を単独ないしは複合
して含有させためっき浴に浸漬させた、めっき付着量20
〜200(g/m2)のめっき鋼板である。また、合金化溶融
亜鉛めっき鋼板とは、上記溶融亜鉛めっき鋼板をめっき
後、加熱し、熱拡散により、鋼板の鉄がめっき層中へ拡
散し、めっき層中の鉄量が7〜15%、めっき付着量20〜
100(g/m2)のめっき鋼板である。
しかして、このようなめっき鋼板においては、めっき後
あるいは合金化処理後、板温度450℃以上において、数
秒経過する。一般に、この過程でZnO系酸化膜が僅かに
形成されるがスポット溶接性を改善する必要な量は得ら
れない。しかし、この高温域において、即ち溶融めっき
直後、あるいは合金化処理直後の雰囲気を霧化水雰囲気
にすることにより、スポット溶接性改善に必要な量のZn
O系酸化膜が形成されることを見出した。
霧化水としては、水を霧化状にしたもの、または気水混
合で霧化状にしたものを用いることができる。このよう
な霧化水は、高温にある板表面付近で蒸気化し、板表面
の霧点を高めることによりZnO系酸化膜の形成を促進す
る。このZnO系酸化膜を形成する霧化水の条件として、
霧化水の水粒の大きさ、霧化水を供給するノズルと処理
板の距離、ノズルから突出する霧化水の速度、霧化水の
温度および水量密度が重要である。
霧化水の水粒の大きさとしては、平均粒径で5〜1000μ
mが最適である。処理板表面の露点を高くかつ安定して
確保するうえで、水粒の大きさは小さすぎても、大きす
ぎてもこのましくない。同様の理由により、霧化水を供
給するノズルと処理板の距離およびノズルから突出する
霧化水の速度、霧化水の温度および水量密度も、最適な
条件が存在する。すなわち、霧化水を供給するノズルと
処理板の距離は、100〜2500mmの範囲が、ノズルから突
出する霧化水の速度は10〜100m/secの範囲が、また霧化
水の温度として5〜100℃の範囲が、さらに、霧化水の
水量密度は処理板の単位表面面積あたり1〜100/m2/m
inが最適である。
しかして、このような霧化水雰囲気処理は、めっき直後
あるいは合金化処理直後に設けた霧化水雰囲気炉でなさ
れ、高温下にある板表面の露点を高く確保することによ
り、ZnO形成を促進するうえで有効である。このような
条件で、形成される酸化膜の生成量としては、30〜3000
(mg/m2)で、例えばスポット溶接電極が溶接時の発熱
による損耗を十分抑制することができる。
次ぎに、本発明の一例を第1図により説明する。図面に
おいて、鋼帯1を溶融亜鉛浴2へ導き、めっき後ノズル
3からガスを噴射し、所定の付着量に制御した後、合金
化炉4へ導き、加熱して、めっき金属を合金化処理し、
露化水雰囲気炉5で高露点雰囲気と接触せしめ、酸化膜
を生成する。霧化水は、タンクより供給管6を介して供
給された水とブロアー7を介して供給される空気によ
り、気水ノズル8を介して供給される。しかして、めっ
きラインによっては、露化水雰囲気炉5を設置するもの
である。
(発明の効果) かくすることにより、スポット溶接性を向上する酸化膜
を確実に、しかも工業的規模で、安定して生成すること
ができる等の優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
の第1図は、本発明の一例を示す説明図である。 1……鋼帯 2……溶融亜鉛浴 3……ノズル 4……合金化炉 5……霧化水雰囲気炉 6……供給管 7……ブロアー 8……気水ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−230861(JP,A) 特開 平2−190463(JP,A) 特開 平2−19450(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶融めっき直後あるいは溶融めっきを合金
    化処理した直後の高温状態において水粒の大きさが平均
    粒径5〜1000μmである霧化水雰囲気内で、該霧化水を
    高温にあるめっき鋼板表面付近で蒸気化する熱処理をす
    ることを特徴とする溶融系亜鉛めっき鋼板の酸化膜生成
    方法。
  2. 【請求項2】霧化水雰囲気での熱処理において、霧化水
    突出ノズルと処理板間距離を100〜2500mmとし、霧化水
    の突出速度を10〜100m/secとすることを特徴とした、特
    許請求の範囲第1項記載の溶融系亜鉛めっき鋼板の酸化
    膜生成方法。
JP1281910A 1989-10-31 1989-10-31 溶融系亜鉛めっき鋼板の酸化膜生成方法 Expired - Lifetime JPH0765152B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0772332B2 (ja) * 1987-03-20 1995-08-02 新日本製鐵株式会社 スポツト溶接性に優れた合金化溶融亜鉛めつき鋼板の製造方法
JPH02190463A (ja) * 1989-01-20 1990-07-26 Kawasaki Steel Corp スポット溶接性に優れた溶融亜鉛系めっき鋼板の製造方法

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JPH03146648A (ja) 1991-06-21

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