JPH0765385B2 - 屋根板と複合防水工法 - Google Patents

屋根板と複合防水工法

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JPH0765385B2
JPH0765385B2 JP7133689A JP7133689A JPH0765385B2 JP H0765385 B2 JPH0765385 B2 JP H0765385B2 JP 7133689 A JP7133689 A JP 7133689A JP 7133689 A JP7133689 A JP 7133689A JP H0765385 B2 JPH0765385 B2 JP H0765385B2
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roof plate
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、屋根防水(絶縁防水工法、断熱防水工法に使
用)工法であり、屋根板と特殊超速硬化型吹付用ウレタ
ン樹脂との組合せによりできた複合防水工法に関するも
のである。
[従来の技術] 従来、この種のものにあっては、下記のようなものにな
っている。
鉄板葺屋根方式のもの。
ステンレスの溶接工法を採用したもの。
ウレタン防水工法のみを採用したもの。
アスファルト防水工法、シート防水工法を採用したも
の。
[発明が解決しようとする課題] 従来の技術で述べたものにあっては、下記のような問題
点を有していた。
鉄板葺屋根にあっては、折曲技術によって水漏れを防い
でいたため低勾配屋根にあっては難しく、また、北海道
にあっては、その折曲部に水が浸入し凍結による膨張で
折曲部が開き水漏れが起こる。
また、複雑なおさまり部分にあっては、施工が困難にな
り、シーリング等でおさめるため2年から3年後にクレ
ームの発生となる。
近年になって、ステンレスの溶接工法ができたが、全溶
接と言う難しい問題を抱え、複雑な部分にあっては、溶
接の困難があり、また、確実に溶接されているかどうか
を目視で確かめることもできないためのクレームも多
く、施工後の手直しも容易でない。
また、折曲も溶接も特殊機械を用い、現場内で行うため
特殊技術者によってのみの施工となり、小規模な面積に
あっては採算性に問題がある。
また、ウレタン防水工法のみを用いた場合には次の欠点
を有する。
1.下地の乾燥度合が問題になり、降雨、降雪の多い時期
には施工不能となる。
2.温度差によっての伸びは非常に良いが、外部からの衝
撃に弱く、簡単に切断される。
3.下地に断熱材を用い断熱工法にすると、さらに、衝撃
に対して弱い。また、防火的にも問題がある。
4.勾配のきつい屋根にあっては、二液反応形の樹脂を手
作業によって施工するため可使時間が長く、ダレてくる
ので施工は容易でない。
また、凸部にあっては、ダレによって一定の塗膜を得る
のは困難である。
したがって、アスファルト防水工法、シート防水工法に
おいては、上記1〜3と同じように問題点があげられ
る。
本願は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みな
されたものであり、その目的とするところは、上述の問
題を解決できるものを提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明のものは下記のよう
になるものである。
金属板屋根及びウレタン防水、アスファルト防水、シー
ト防水における前記の問題点を複合することによって解
決するもので、下地に金属でできた工場製作された特殊
折曲端部をもった屋根板をアンカーで取付け、その後、
特殊機械吹付機(二液の樹脂を温度調整しながら圧送
し、吹付ガン先端で二液混合し吹付けする)によって、
超速硬化型ウレタン樹脂(吹付けされた樹脂はすぐに反
応が始まり、可使時間10秒で歩行可能時間3分という機
械吹きでなければ施工不能な樹脂)を、屋根板に800か
ら3,000ミクロンという一定の厚さを吹付け施工する
(屋根板目地部にあっては、特殊接着プライマーを用い
一度圧送吹きシートをし、その後、全体を1回から3回
に分けて所定の厚さにする)。
出来上がった防水層は継ぎ目のない1枚のシートで覆わ
れた防水層となる。
また、下地からくる水分の調整には、結露水の蓄積を防
ぐために二重脱気筒を一定の間隔に設け、気化脱気を行
う工法とする。
以上をより詳細に説明する。
第1発明は、金属板をもって平面横長長方形に構成され
た屋根板本体1Aの前後辺と左右辺には、屋根板本体にお
ける各辺の下面に位置する断面コ字形の受部1B1,1C1,1D
1,1E1と、この受部1B1,1C1,1D1,1E1の外方縁に連設され
た挿入辺部1B2,1C2,1D2,1E2とからなる係合縁部1B,1C,1
D,1Eが連設され、これら挿入辺部1B2,1C2,1D2,1E2の先
端には下面に折り曲げた突縁1B21,1C21,1D21,1E21が形
成され、受部1B1,1C1,1D1,1E1における底板部には、隣
接する受部に挿入辺部を挿入した場合、突縁1B21,1C21,
1D21,1E21が係合する係止突条1B11,1C11,1D11,1E11が形
成されている屋根板である。
なお、この第1発明は、下記のようにすることができ
る。
屋根板本体1Aに刻設された断面U字状の溝1A1を、外方
方形部1A11と内方方形部1A12と、これらを結ぶ傾斜部1A
13とから構成して、屋根板を下地になじむように板全体
のそり返りをなくするように構成することができる。
第2発明は、下記の第1工程ないし第4工程からなる複
合防水工法である。
第1工程〜コンクリートスラブ4の上面に発泡体シート
またはアスファルトルーフィング5を敷設すること。
第2工程〜発泡体シートまたはアスファルトルーフィン
グ5の上面に、上記屋根板を当該屋根板の四辺に設けら
れた係合縁部を係止しながら連設するに際し、先に敷設
された屋根板におけるアンカー止めされた係合縁部に、
連設しようとする屋根板の挿入辺部を挿入すること。
第3工程〜上記屋根板の継ぎ目に超速硬化型ウレタン樹
脂を吹付け処理したのち、全体に超速硬化型ウレタン樹
脂を吹付けし、継ぎ目のない防水層6を形成すること。
第4工程〜耐候性、耐薬品性があるカラー塗料7を塗布
すること。
なお、この第2発明は下記のようにすることができる。
上記第1工程に代えて、H鋼等の鉄骨2の上面に、デッ
キプレートあるいは亜鉛鉄板(折版)2Aを敷設し、この
上面に木毛板12を介して発泡体シートまたはアスファル
トルーフィング5を敷設することができる。
第3発明は、下記の第1工程ないし第4工程からなる複
合防水工法である。
第1工程〜コンクリートスラブ4の上面に発泡体シート
またはアスファルトルーフィング5を敷設すること。
第2工程〜発泡体シートまたはアスファルトルーフィン
グ5の所定箇所に開口部を開口させ、内筒9と、当該内
筒との間に所定間隔を存して装着されるキャップ状の外
筒11を備える二重脱気筒8における内筒9を上記開口部
に対応させ固定した後、発泡体シートまたはアスファル
トルーフィング5の上面に、第1発明の屋根板を当該屋
根板の四辺に設けられた係合縁部を係止しながら連設す
るに際し、先に敷設された屋根板におけるアンカー止め
された係合縁部に、連設しようとする屋根板の挿入辺部
を挿入すること。
第3工程〜上記屋根板の継ぎ目に超速硬化型ウレタン樹
脂を吹付け処理したのち、全体に超速硬化型ウレタン樹
脂を吹付けし、継ぎ目のない防水層6を形成すること。
第4工程〜耐候性、耐薬品性があるカラー塗料7を塗布
した後、二重脱気筒8の外筒11を上記内筒9にかぶせて
内筒と連結すること。
なお、この第3発明は下記のようにすることができる。
第1,上記第1工程に代えて、H鋼等の鉄骨2の上面に、
デッキプレートあるいは亜鉛鉄板(折版)2Aを敷設し、
この上面に木毛板12を介して発泡体シートまたはアスフ
ァルトルーフィング5を敷設することができる。
第2,上記二重脱気筒8として、所定高さを有するステン
レス製の内筒9の下端に水平方向に延出する円板状また
は正方形状の基板9Aが連設され、当該基板には断面逆U
字状の溝9Bが平面放射状に設けられており、上記内筒9
には上下方向をもって剥離防止用のカラーリング10Bが
取付けられ、内筒9の上端開口部の軸心位置には支持杆
10Aによってナット10が支持され、内筒9に対して、当
該内筒9の外周面と上端面とを所定間隔11A,11Bを存し
て装着されるキャップ状のステンレス製の外筒11を有
し、この外筒11の頂部にパッキング11C1を介してネジ込
まれたボルト11Cは上記ナット10と螺合され、外筒11の
側壁下方に縦溝状の排気用開口部11Dが開設されたもの
を用いることことができる。
[作用] 1.屋根板1の使用方法について、 A.第1枚目の屋根板1を敷設する。
この場合、挿入辺部1B2,1C2,1D2,1E2をアンカー3で固
定する。
B.ついで、この第1枚目の屋根板1の前後左右に、第2
枚目の屋根板1を連設することになるが、この第1枚目
の屋根板1に、この屋根板1に対して右方に位置する屋
根板1を連結する場合を例にとって説明する。
左方に位置する屋根板1における右辺にある係合縁部1E
に、右方に位置すべき屋根板1における左方の挿入辺部
1D2を挿入する。
この挿入辺部1D2の先端には突縁1D21が設けられている
から、この突縁が、右方の係合縁部1Eに設けた係止突条
1E11に係止され抜けなくなる。
この場合、左方に位置する屋根板1における右方の挿入
辺部1E2はアンカーで固定する。
C.前方に位置する屋根板1と、後方に位置する屋根板1
との連結状態は下記の通りである。
前方に位置する屋根板1における後方の係合縁部1Cに、
後方に位置する屋根板1における前方の挿入辺部1B2を
挿入する。
この挿入辺部1B2の先端には突縁1B21が設けられている
から、この突縁が、前方の係合縁部1Cに設けた係止突条
1C11に係止され抜けなくなる。
この場合、前方に位置する屋根板1における後方の挿入
辺部1C2はアンカーで固定する。
[発明の実施例] 実施例について図面を参照して説明する。
1は金属板(亜鉛鉄板,ステンレス板,アルミ板等)で
構成された屋根板である。
1Aは平面横長長方形に構成された屋根板本体で、この屋
根板本体の前後辺と左右辺には、係合縁部1B,1C,1D,1E
が連設されている。
そこで、これら係合縁部1B,1C,1D,1Eは、屋根板本体に
おける各辺の下面に位置する断面コ字形の受部1B1,1C1,
1D1,1E1と、この受部1B1,1C1,1D1,1E1の外方縁に連設さ
れた挿入辺部1B2,1C2,1D2,1E2とからなり、これら挿入
辺部1B2,1C2,1D2,1E2の先端を下面に折り曲げた突縁1B2
1,1C21,1D21,1E21と、受部1B1,1C1,1D1,1E1における底
板部には、当該底板部の外周辺より少しく内方位置をも
って、屋根板本体における各辺と平行方向をもち、か
つ、所定間隔をもってU字状に突設された係止突条1B1
1,1C11,1D11,1E11から構成されている。
1A1は屋根板本体1Aに刻設された断面U字状の溝で、外
方方形部1A11と内方方形部1A12と、これらを結ぶ傾斜部
1A13から構成されている。
このU字状の溝で、長手方向の伸縮、短手方向の伸縮,
斜め方向の伸縮に対し対応し、下地になじむように金属
板全体のそり返りをなくする。
さらに、このU字状の溝については、第19図の如く、溝
1A14と溝1A15を平面X状に刻設しても、下地になじむよ
うに金属板全体のそり返りをなくすることができる。
また、この屋根板1は、第12図のごとき形状の金属板を
裁断し、これを折り曲げながら製造することになる。
すなわち、屋根板本体1Aの前後左右辺に、係合縁部,挿
入辺部,突縁などを折り曲げ線1Fを介して連設した状態
で構成しておき、これを折り曲げ線から折り曲げて製造
することになる。
ついで、屋根板1を使用した複合防水工法について説明
する(第16図参照)。
第1工程〜コンクリートスラブ4の上面に発泡体シート
またはアスファルトルーフィング5を敷設する。
第2工程〜発泡体シートまたはアスファルトルーフィン
グ5の上面に、屋根板1を連設しながら敷設する。
第3工程〜金属板の継ぎ目を吹付け処理したのち、超速
硬化型ウレタン樹脂を吹付けし、継ぎ目のない防水層6
を形成する。
なお、超速硬化型ウレタン樹脂は下記に記載した通りの
ものである。
超速硬化型ウレタン樹脂は希釈溶剤を含まない二液超速
硬化の吹付けシステムで使用するものである。
「材料システム」 性状、硬化特性は下記の通りである。
主剤(A):イソシアネート成分(不揮発分 100%) 硬化剤(B):特殊混合レジン(不揮発分 100%) 配合比:1:1(容量比) タックフリータイム:8〜20秒(吹付け面及び温度条件に
より異なる。) ゴム弾性の発現:3〜5分(温度条件により異なる。) 「作業性、物性値」 作業性及び物性値(JIS K6301準拠)を表−1に示す。
従来からのウレタン防水材に比べ良好な強度及び伸びを
示し、塗膜バランスは良好である。
第4工程〜耐候性、耐薬品性に強いカラー塗料7を塗布
する。
この場合、後述の二重脱気筒8を使用して、下地の湿気
を外部に逃し、結露水の蓄積を防ぐことができる。
二重脱気筒8の構造は後述する。
さらに、屋根板1を使用して軽量陸屋根に関する複合防
水工法について説明する(第17図参照)。
第1工程〜H鋼等の鉄骨2の上面に、デッキプレートあ
るいは亜鉛鉄板(折版)2Aを溶接またはビス止めなどの
方法で敷設固定し、この上面に木毛板12を介して発泡体
シートまたはアスファルトルーフィング5を敷設する。
第2工程〜発泡体シートまたはアスファルトルーフィン
グ5の上面に、屋根板1を連設しながら敷設する。
第3工程〜金属板の継ぎ目を吹付け処理したのち、超速
硬化型ウレタン樹脂を吹付けし、継ぎ目のない防水層6
を形成する。
第4工程〜耐候性、耐薬品性があるカラー塗料7を塗布
する。
この場合、後述の二重脱気筒8を使用して、下地の湿気
を外部に逃し、結露水の蓄積を防ぐことができる。
二重脱気筒8の構造の概略は次の通りである。
9は所定高さを有するステンレス製の内筒で、この内筒
9の下端には水平方向に延出する円板状または正方形状
基板9Aが連設され、この内筒9には剥離防止用のカラー
リング10Bが当該内筒の上下方向に取付けられている。
また、内筒9の上端開口部の軸心位置には支持杆10Aに
よってナット10が支持されている。
11は内筒9に対して、当該内筒9の外周面と上端面とを
所定間隔11A,11Bを存して装着せしめたキャップ状のス
テンレス製の外筒である。
11Cはこの外筒11の頂部にパッキング11C1を介してネジ
込まれたボルトであるが、上記ナット10と螺合されてい
る。
11Dは外筒11の側壁下方に開設した縦溝状の排気用開口
部である。
11Eはスペーサーである。
そこで、剥離防止用のカラーリング10Bは第20図を参照
して、ステンレス製外筒11の下端開口部に下方から内接
できる短縦筒10B1の外周に、当該下端開口部端面に下方
から当接するドーナツ状の円盤10B2を連設し、この円盤
10B2の外周に下方に折り曲げた周壁10B3が連設されてい
る。
なお、基板9Aは内筒9が連結される中央部9A1と、この
中央部9A1の外周に連設した外周部9A2とからなり、か
つ、この中央部9A1は外周部9A2より一段高く構成されて
いる。
また、基板9Aには断面逆U字状の溝9Bが平面放射状に設
けられている。
この溝9Bは溝付シートと内筒9内とを連通させるもので
ある。
なお、本願のものは正面図において、高さが260mm程度
のものである。
二重脱気筒は、下記要領で施工される。
発泡体シートまたはアスファルトルーフィング5が敷設
してあるコンクリートスラブにおいて、発泡体シートま
たはアスファルトルーフィングの所定箇所に開口部を開
口させ、この開口部に上記内筒の基板の中央部を対応さ
せ、内筒を固定する。
こののち、屋根板1、防水層6、カラー塗料7を順次施
工し、剥離防止用のカラーリング10Bを装着し、さら
に、外筒11をかぶせて内筒と連結する。
なお、ボルト11Cの回動により内筒に対する外筒の支持
高さを調整することができる。
[発明の効果] 本発明は、上述の通り構成されているので次に記載する
効果を奏する。
1.下地乾燥に関係なく、従来の防水のように接着剤を用
いず、アンカー止めのため施工できる。
2.ステンレス防水、または鉄板葺き屋根などについて
は、従来長尺板を吊り子によってアンカー止めしている
から、熱による伸縮及び地震などによる振幅が当該長尺
板の両端に集中する。
そのために、伸縮幅が大きくなり、これによるクレーム
発生に繋がる。
これに反し、本願のものは、所謂定型板1枚1枚におけ
るL状の2辺のみアンカー止めし、他の2辺を差込むよ
うに構成されているので、伸縮による動きは分散され、
1枚の定型板に及ぼす動きは僅かである。
その動きを定型板1枚1枚の目地で吸収し他に伝達させ
ないから、1部に大きな力が加わることがない。
独立した1枚1枚の定型板の目地に超速硬化型ウレタン
樹脂を吹付けすることによって、全体の動きに対応する
ことができる。
さらに、超速硬化型ウレタン樹脂を吹付けすることによ
って、下地定型板に及ぼす熱伸縮はさらに小さくなる。
3.外部からの衝撃に対し、表面はゴム状ウレタン、内部
は金属で一体化されており、非常に強くなる(現在はウ
レタン防水は鳥害及び落下物による亀裂が問題視されて
いる)。
4.施工工期の短縮になる(現在使用されているウレタン
は、歩行可能になるのに6〜12時間かかるため、1日1
工程しか施工できない)。
5.表面ウレタン防水材は超速硬化型なので、施工後(吹
付け3分後)に降雨、降雪があっても、水分による二次
反応によるクレームが防げる。
6.下地に強度のある金属板を使用し、かつ、アンカー止
めしているため、下地からの水分の膨張による膨、浮き
上がりが起こらない(防水の80%がこのことによる亀裂
の発生、膨、浮きのクレームである)。
7.下地に断熱板を使用した場合でも、木造屋根の場合で
も防火的である。
8.二重脱気筒を使用した場合、上述の効果のほか、下記
の効果を期待するすることができる。
イ.内部からくる水蒸気は内筒内を上昇し、内筒と外筒
との間を通り、一部は結露水となりながら排気口より外
気に排出される。
ロ.この場合、基板9Aの中央部9A1は外周部9A2より一段
高く構成され、かつ、基板9Aには断面逆U字状の溝9Bが
平面放射状に設けられているから、溝付シート及び断熱
材下の湿気をスムーズに排出することができる。
また、外筒11の頂部にネジ込まれたボルト11Cと上記ナ
ット10とは螺合されていると共に、内筒9における基板
9Aの中央部9A1の上面と外筒11の下端面との間に剥離防
止用のカラーリング10Bが設けられているから、下地防
水層の厚さ、断熱材の厚さが色々変わっても調整でき、
かつ、ボルトを締付けすることによって外筒の下端部の
カラーリングを圧着させ、防水層と筒の端部の剥離等に
よる故障を無くすることができる。
ハ.この結果、 脱気の役目を十分する。
防水層を長持ちさせる。
断熱材の効果を維持できる。
降雪により脱気筒が雪に覆われた時、雪の断熱によ
り内部からくる熱で雪を溶かし、冬期間でも脱気の役目
をする。
室内と外気との温度差が少ない部分では、雪に覆わ
れたままで脱気の役目がストップし、断熱効果が大にな
るなど、自然にコントロールしてくれる。
防水層の膨れ、防水層の下の凍結、凍害を防止でき
る。
夏期の断熱層の蓄熱の防止をすることができる。
結露水の蓄積を防ぐ。
【図面の簡単な説明】
第1図は屋根板の敷設状態の略図的平面図、 第2図は屋根板の平面図、 第3図はA−A線略図的断面図、 第4図はB−B線略図的断面図、 第5図は屋根板の底面図、 第6図は第2図における要部拡大図、 第7図はC−C線断面図、 第8図はD−D線断面図、 第9図は第5図における要部拡大図、 第10図は連設状態の要部拡大平面図、 第11図はE−E線断面図、 第12図は屋根板を展開した状態の平面図、 第13図は屋根板の接合方法を説明する斜視図、 第14図は連設状態の要部拡大略図的断面図、 第15図は屋根板の裁断状態を示す要部の展開図、 第16図,第17図は複合防水工法を示す要部拡大縦断面
図、 第18図は屋根板の方法を順に説明する断面図、 第19図は屋根板におけるU字状の溝の他の実施例を示す
平面図、 第20図は二重脱気筒の縦断面図、 第21図はF−F線端面図、 第22図は正面図、 第23図はG−G線断面図、 第24図はH−H線断面図である。 1……屋根板、2……鉄骨、3……アンカー、4……コ
ンクリートスラブ、5……発泡体シートまたはアスファ
ルトルーフィング、6……防水層、7……カラー塗料、
8……二重脱気筒、12……木毛板。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属板をもって平面横長長方形に構成され
    た屋根板本体1Aの前後辺と左右辺には、屋根板本体にお
    ける各辺の下面に位置する断面コ字形の受部1B1,1C1,1D
    1,1E1と、この受部1B1,1C1,1D1,1E1の外方縁に連設され
    た挿入辺部1B2,1C2,1D2,1E2とからなる係合縁部1B,1C,1
    D,1Eが連設され、これら挿入辺部1B2,1C2,1D2,1E2の先
    端には下面に折り曲げた突縁1B21,1C21,1D21,1E21が形
    成され、受部1B1,1C1,1D1,1E1における底板部には、隣
    接する受部に挿入辺部を挿入した場合、突縁1B21,1C21,
    1D21,1E21が係合する係止突条1B11,1C11,1D11,1E11が形
    成されていることを特徴とする屋根板。
  2. 【請求項2】屋根板本体1Aに刻設された断面U字状の溝
    1A1を、外方方形部1A11と内方方形部1A12と、これらを
    結ぶ傾斜部1A13とから構成して、屋根板を下地になじむ
    ように板全体のそり返りをなくするように構成されてい
    る請求項1記載の屋根板。
  3. 【請求項3】下記の第1工程ないし第4工程からなるこ
    とを特徴とする複合防水工法。第1工程〜コンクリート
    スラブ4の上面に発泡体シートまたはアスファルトルー
    フィング5を敷設すること。 第2工程〜発泡体シートまたはアスファルトルーフィン
    グ5の上面に、請求項1または請求項2記載の屋根板を
    当該屋根板の四辺に設けられた係合縁部を係止しながら
    連設するに際し、先に敷設された屋根板におけるアンカ
    ー止めされた係合縁部に、連設しようとする屋根板の挿
    入辺部を挿入すること。 第3工程〜上記屋根板の継ぎ目に超速硬化型ウレタン樹
    脂を吹付け処理したのち、全体に超速硬化型ウレタン樹
    脂を吹付けし、継ぎ目のない防水層6を形成すること。 第4工程〜耐候性、耐薬品性があるカラー塗料7を塗布
    すること。
  4. 【請求項4】上記第1工程に代えて、H鋼等の鉄骨2の
    上面に、デッキプレートあるいは亜鉛鉄板(折版)2Aを
    敷設し、この上面に木毛板12を介して発泡体シートまた
    はアスファルトルーフィング5を敷設することを第1工
    程とする請求項3記載の複合防水工法。
  5. 【請求項5】下記の第1工程ないし第4工程からなるこ
    とを特徴とする複合防水工法。第1工程〜コンクリート
    スラブ4の上面に発泡体シートまたはアスファルトルー
    フィング5を敷設すること。 第2工程〜発泡体シートまたはアスファルトルーフィン
    グ5の所定箇所に開口部を開口させ、内筒9と、当該内
    筒との間に所定間隔を存して装着されるキャップ状の外
    筒11を備える二重脱気筒8における内筒9を上記開口部
    に対応させ固定した後、発泡体シートまたはアスファル
    トルーフィング5の上面に、請求項1または請求項2記
    載の屋根板を当該屋根板の四辺に設けられた係合縁部を
    係止しながら連設するに際し、先に敷設された屋根板に
    おけるアンカー止めされた係合縁部に、連設しようとす
    る屋根板の挿入辺部を挿入すること。 第3工程〜上記屋根板の継ぎ目に超速硬化型ウレタン樹
    脂を吹付け処理したのち、全体に超速硬化型ウレタン樹
    脂を吹付けし、継ぎ目のない防水層6を形成すること。 第4工程〜耐候性、耐薬品性があるカラー塗料7を塗布
    した後、二重脱気筒8の外筒11を上記内筒9にかぶせて
    内筒と連結すること。
  6. 【請求項6】上記第1工程に代えて、H鋼等の鉄骨2の
    上面に、デッキプレートあるいは亜鉛鉄板(折版)2Aを
    敷設し、この上面に木毛板12を介して発泡体シートまた
    はアスファルトルーフィング5を敷設することを第1工
    程とする請求項5記載の複合防水工法。
  7. 【請求項7】上記請求項5または請求項6において、上
    記二重脱気筒8として、所定高さを有するステンレス製
    の内筒9の下端に水平方向に延出する円板状または正方
    形状の基板9Aが連設され、当該基板には断面逆U字状の
    溝9Bが平面放射状に設けられており、上記内筒9には上
    下方向をもって剥離防止用のカラーリング10Bが取付け
    られ、内筒9の上端開口部の軸心位置には支持杆10Aに
    よってナット10が支持され、内筒9に対して、当該内筒
    9の外周面と上端面とを所定間隔11A,11Bを存して装着
    されるキャップ状のステンレス製の外筒11を有し、この
    外筒11の頂部にパッキング11C1を介してネジ込まれたボ
    ルト11Cは上記ナット10と螺合され、外筒11の側壁下方
    に縦溝状の排気用開口部11Dが開設されたものを用いる
    ことを特徴とする複合防水工法。
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