JPH0765437B2 - 断熱障子戸 - Google Patents

断熱障子戸

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JPH0765437B2
JPH0765437B2 JP4318866A JP31886692A JPH0765437B2 JP H0765437 B2 JPH0765437 B2 JP H0765437B2 JP 4318866 A JP4318866 A JP 4318866A JP 31886692 A JP31886692 A JP 31886692A JP H0765437 B2 JPH0765437 B2 JP H0765437B2
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山 和 義 横
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、障子の熱貫流率を大き
くすることなく、見込み寸法を小さくした、断熱障子戸
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、断熱サッシとして、枠、障子が断
熱材を介して複合して組立てられ、外部から内部への熱
の移動が少なくされたものがある。このような断熱サッ
シの構造を、障子の下桟及び下枠の断面図である図3を
参照して説明する。下枠1は、下枠外部材1a、下枠中
間材1b、及び下枠内部材1cからなっており、下枠外
部材1aと下枠中間材1bとの間、及び下枠中間材1b
と下枠内部材1cとの間には、合成樹脂製の断熱ブリッ
ジ2,3が介在されている。一方、外障子においても、
下桟5が下桟外部材5a及び下桟内部材5bからなって
おり、これらの間に、合成樹脂製の断熱ブリッジ6が介
在されている。内障子においても、同様に、下桟外部材
8aと下桟内部材8bとの間に、合成樹脂製の断熱ブリ
ッジ9が介在されている。これにより、断熱ブリッジ
2,3,6,9によって、外部材1a,5a,8aから
内部材1c,5b,8bへの伝熱が阻止され、その結
果、内部材1c,5b,8bの冷却が防止されており、
断熱サッシの熱貫流率が極めて小さくされている。
【0003】さらに、例えば、外障子の下桟5において
は、下桟内部材5bの下部からフランジ11が外方に延
ばされて、その先端に条溝12が形成され、この条溝1
2に対向するように、下桟外部材5aにも条溝13が形
成され、これら条溝12,13に、上述した断熱ブリッ
ジ6が装填されている。上記フランジ11の下面には、
戸車14が取付けられており、この戸車14は、下枠外
部材1aに形成されたレール15に係合されるように構
成されている。なお、内障子のフランジ16及び戸車1
7の構造は、上述した外障子のものと同様である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た断熱サッシの障子の下桟においては、フォロー11,
16の下面に戸車14,17が取付けられており、その
見込み方向の隣位に、断熱ブリッジ6,9が配置されて
いる。言うなれば、戸車14,17と断熱ブリッジ6,
9とが並列的に配置されている。そのため、図3に示す
ように、戸車のための見込み方向の寸法αが必要となる
と共に、断熱ブリッジのための見込み方向の寸法βとが
必要となり、障子の下桟の見込み方向の寸法(α+β)
が比較的大きくなってしまっている。その結果、障子が
厚くなり、スペース的に不利であるという欠点、さら
に、障子の下桟等に用いるアルミニウム材の材料が多く
なり、製造コスト的にも不利であるという欠点がある。
【0005】また、図3には詳細に示されていないが、
戸車14,17は、一般的には、タイヤと、これを保持
する2つの金属製のフレームとから構成されている。そ
のため、戸車の金属製のフレームが、例えば、アルミニ
ウム製の下桟の外部材及び内部材にともに接触すること
があると、この戸車の金属製のフレームを介して冷熱が
伝達されるため、障子の熱貫流率が悪くなるということ
がある。そのため、上述した欠点を解決するに際して
も、戸車の金属製のフレームの配置についても考慮する
必要があり、簡単には解決できなかった。
【0006】本発明の目的は、上述したような事情に鑑
みてなされたものであって、障子の熱貫流率を大きくす
ることなく、見込み寸法を小さくした断熱障子戸を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、内部材と外部材とを断熱ブリッジで結合
してなる上桟、下桟及び左右縦桟により四方組みされた
断熱障子戸の前記下桟に、金属製のフレームを有する戸
車を取付けてなる断熱障子戸において、下桟の一番下位
の断熱ブリッジに設けた切欠きにより戸車のフレームの
側部を押さえ、その上方側の断熱ブリッジに戸車のフレ
ームの上部を当接させ、さらに、下桟外部材及び下桟内
部材に戸車のフレームを同時に当接しないようにして、
戸車を配設したことを特徴としている。
【0008】
【作用】このように、本発明では、戸車は、切欠かれた
一番下位の断熱ブリッジの間に配され、且つ上方側の断
熱ブリッジの下方に配されている。そのため、従来のよ
うに断熱ブリッジと戸車とが並列的に配置されているの
ではなく、言わば断熱ブリッジが戸車に被さるように配
置されている。したがって、障子下桟の見込み方向の幅
を断熱ブリッジ又は戸車の必要寸法に抑えることがで
き、この幅を比較的小さくすることができる。これによ
り、障子のスペースを小さくすることができ、スペース
的にも有利であると共に、障子に使用するアルミニウム
材の材料も少なくすることができ製造コストを低減する
ことができる。しかも、下桟外部材及び下桟内部材に戸
車のフレームを同時に当接しないようにしているため、
戸車の金属製のフレームを介して冷熱が伝達することが
なく、障子の熱貫流率を大きくすることがない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係る断熱障子戸を
図面を参照しつつ説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施例に係る断熱障子
戸を備えた断熱サッシを室内側から視た断面図である。
本図において、開口枠20は、上枠21、下枠22、左
縦枠23、及び右縦枠24から四方組され、この開口枠
20に、外障子25及び内障子26が引違いに納められ
ている。外障子25及び内障子26は、各々、上桟2
7,28、下桟29,30、中桟31,32、左縦框3
3,34、右縦框35,36からなっている。
【0011】次に、図2は、図1の[B]−[B]線に
沿う断面図である。本図において、下枠22は、下枠外
部材22aと、下枠内部材22bとからなっており、こ
れらの間には、合成樹脂製の断熱ブリッジ37,37が
介在されている。また、下枠外部材22a及び下枠内部
材22bの上部には、各々、後述する戸車60に係合す
るためのレール38,39が形成されている。
【0012】外障子の下桟29は、下桟外部材29aと
下桟内部材29bとからなっている。下桟外部材29a
は、ソリッド形材であり、下桟内部材29bは、閉断面
構造を有する形材であるが、この下桟内部材29bもソ
リッド形材であってもよい。これら下桟外部材29a及
び下桟内部材29bには、各々、対向するようにして、
上下に3段の対をなす条溝41,42,43,44,4
5,46が形成されている。外障子の下桟29では、合
成樹脂製の上下に3段の断熱ブリッジ47,48,49
が、各々、条溝41,42、条溝43,44、及び条溝
45,46に嵌入されている。本実施例では、一番下位
にある断熱ブリッジ49には、所定間隔の切欠き49a
が形成されている。なお、下桟29の上部には、複層ガ
ラス50,50がガスケット51,51を介して取付け
られている。
【0013】内障子の下桟30も、下桟外部材30aと
下桟内部材30bとからなっている。下桟外部材30a
は、ソリッド形材であり、下桟内部材30bは、閉断面
構造を有しているが、ソリッド形材であってもよい。下
桟外部材30a及び下桟内部材30bには、各々、対向
するようにして、上下に2段の対をなす条溝52,5
3,54,55が形成されている。この内障子の下桟3
0では、合成樹脂製の上下に2段の断熱ブリッジ56、
57が、各々、条溝52,53、及び条溝54,55に
嵌入されている。さらに、一番下位にある断熱ブリッジ
57には、所定間隔の切欠き57aが形成されている。
また、下桟30の上部には、複層ガラス50,50がガ
スケット51,51を介して取付けられている。
【0014】下桟29,30に取付けられる戸車60
は、一般的なものであって、レール38,39に係合す
るタイヤ61と、これを包持する金属製の内側フレーム
62及び金属製の外側フレーム63とを有している。
【0015】本実施例では、戸車60を下桟29,30
に取付けるに際しては、外障子では、下から2番目の断
熱ブリッジ48に、内障子では上側の断熱ブリッジ56
に、外側フレーム63の上面が当接されており、図示し
ない公知の手段で係止されている。さらに、外側フレー
ム63の下端が、一番下位の切欠かれた断熱ブリッジ4
9,57の上に載置されて支持されている。これによ
り、戸車60の上下方向の位置ずれがなくされていると
共に、見付方向の位置ずれがなくされている。
【0016】また、戸車60の内側フレーム62の両側
部下方が、一番下位の断熱ブリッジ49,57の切欠き
49a,57aの間に位置されて押えられている。これ
により、戸車60の見込み方向のブレが抑えられてい
る。
【0017】このように、本実施例では、戸車60は、
切欠かれた一番下位の断熱ブリッジ49,57の間に配
され、且つ上方側の断熱ブリッジ48,56の下方に配
されている。そのため、従来のように断熱ブリッジと戸
車とが並列的に配置されているのではなく、言わば断熱
ブリッジ48,56が戸車60に被さるように配置され
ている。したがって、障子下桟29、30の見込み方向
の幅を断熱ブリッジ48,49,56,57又は戸車6
0の必要寸法に抑えることができ、この幅を比較的小さ
くすることができる。これにより、障子のスペースを小
さくすることができ、スペース的にも有利であると共
に、障子に使用するアルミニウム材の材料も少なくする
ことができ製造コストを低減することができる。
【0018】さらに、本実施例では、戸車60の外側フ
レーム63の下端が、下桟内部材29b,30bに接す
るようにして断熱ブリッジ49、57の上に載置され、
下桟内部材29b,30bの方に片寄せされている。そ
のため、戸車60に働く負荷は、下桟内部材29b,3
0b近傍の応力の高い断熱ブリッジ49、57の部分に
掛かり、強度の点でも十分なものとなっている。
【0019】さらに、図2に示すように、戸車60のフ
レーム62,63は、下桟外部材29a,30a及び下
桟内部材29b,30bに同時に当接しないように構成
されている。そのため、戸車60の金属製のフレーム6
2,63を介して冷熱が伝達することがなく、障子の熱
貫流率を大きくすることがない。
【0020】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れるものではなく、種々変形可能である。特に、断熱ブ
リッジに関して、実施例では、外障子では、3段の断熱
ブリッジ、内障子では、2段の断熱ブリッジが設けられ
ており、戸車の外側フレームは下から2番目の断熱ブリ
ッジに当接されている。しかし、断熱ブリッジは、何段
設けられていてもよく、戸車の外側フレームは、下から
何番目の断熱ブリッジに当接されていてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では、従来の
ように断熱ブリッジと戸車とが並列的に配置されている
のではなく、言わば断熱ブリッジが戸車に被さるように
配置されている。したがって、障子下桟の見込み方向の
幅を断熱ブリッジ又は戸車の必要寸法に抑えることがで
き、この幅を比較的小さくすることができる。これによ
り、障子のスペースを小さくすることができ、スペース
的にも有利であると共に、障子に使用するアルミニウム
材の材料も少なくすることができ製造コストを低減する
ことができる。
【0022】しかも、下桟外部材及び下桟内部材に戸車
のフレームを同時に当接しないようにしているため、戸
車の金属製のフレームを介して冷熱が伝達することがな
く、障子の熱貫流率を大きくすることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る断熱障子戸を備えた断
熱サッシを室内側から視た断面図。
【図2】図1の[B]−[B]線に沿う断面図。
【図3】従来の断熱サッシにおける障子の下桟及び下枠
の断面図である。
【符号の説明】
29,30 下桟 29a,30a 下桟外部材 29b,30b 下桟内部材 48,56 上側の断熱ブリッジ 49,57 一番下位の断熱ブリッジ 49a,57a 切欠き 60 戸車 62 金属製の内側フレーム 63 金属製の外側フレーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部材と外部材とを断熱ブリッジで結合し
    てなる上桟、下桟及び左右縦桟により四方組みされた断
    熱障子戸の前記下桟に、金属製のフレームを有する戸車
    を取付けてなる断熱障子戸において、 下桟の一番下位の断熱ブリッジに設けた切欠きにより戸
    車のフレームの側部を押さえ、その上方側の断熱ブリッ
    ジに戸車のフレームの上部を当接させ、さらに、下桟外
    部材及び下桟内部材に戸車のフレームを同時に当接しな
    いようにして、戸車を配設したことを特徴とする断熱障
    子戸。
JP4318866A 1992-11-27 1992-11-27 断熱障子戸 Expired - Fee Related JPH0765437B2 (ja)

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FR2803868B1 (fr) * 2000-01-13 2002-09-06 Sotralu Chariot pour coulissant
FR2803867B1 (fr) * 2000-01-13 2002-10-31 Charles Prunet Chariot pour ouvrant coulissant notamment adapte pour ouvrant a rupture de pont thermique
HRP20181762T1 (hr) * 2016-05-03 2019-03-08 Technoform Bautec Holding Gmbh Krilo za klizni prozor ili klizna vrata i postupak za osiguravanje neobrađene metalne površine u takvom krilu

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