JPH0765450A - トラッキング制御装置 - Google Patents
トラッキング制御装置Info
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- JPH0765450A JPH0765450A JP5214356A JP21435693A JPH0765450A JP H0765450 A JPH0765450 A JP H0765450A JP 5214356 A JP5214356 A JP 5214356A JP 21435693 A JP21435693 A JP 21435693A JP H0765450 A JPH0765450 A JP H0765450A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】特殊再生時であっても安定したトラッキング制
御を可能とする。 【構成】リファレンス発生部13は、特殊再生時には、通
常再生時のリファレンス信号の周波数をテープ対ヘッド
の相対速度に応じて補正する。平衡変調器11,12はリフ
ァレンス信号と再生パイロット信号との差周波数成分を
求める。特殊再生時には、リファレンス信号周波数が補
正されているので、平衡変調器11,12からの差周波数成
分はBPF6,7の中心周波数に一致し、確実に抽出さ
れる。これにより、特殊再生時でも安定したトラッキン
グ制御が行われる。
御を可能とする。 【構成】リファレンス発生部13は、特殊再生時には、通
常再生時のリファレンス信号の周波数をテープ対ヘッド
の相対速度に応じて補正する。平衡変調器11,12はリフ
ァレンス信号と再生パイロット信号との差周波数成分を
求める。特殊再生時には、リファレンス信号周波数が補
正されているので、平衡変調器11,12からの差周波数成
分はBPF6,7の中心周波数に一致し、確実に抽出さ
れる。これにより、特殊再生時でも安定したトラッキン
グ制御が行われる。
Description
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル記録再生を
行うビデオテープレコーダに好適のトラッキング制御装
置に関する。
行うビデオテープレコーダに好適のトラッキング制御装
置に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、VTR(ビデオテープレコーダ)
のトラッキング制御方法については幾つもの方式が提案
されている。例えば、ヘリカルスキャンVTRのうち
β,VHS方式ではコントロール方式が実用化されてい
る。この方式では、磁気テープ長手方向に専用トラック
を設けてコントロール信号を記録し、再生コントロール
信号の位相を所定の基準信号の位相と比較し、比較結果
に基づいてキャプスタンモータの回転を制御している。
のトラッキング制御方法については幾つもの方式が提案
されている。例えば、ヘリカルスキャンVTRのうち
β,VHS方式ではコントロール方式が実用化されてい
る。この方式では、磁気テープ長手方向に専用トラック
を設けてコントロール信号を記録し、再生コントロール
信号の位相を所定の基準信号の位相と比較し、比較結果
に基づいてキャプスタンモータの回転を制御している。
【0004】コントロール方式は、専用トラックを設け
るので記録密度が低く、また、固定ヘッドを設けている
ので磁気テープの走行が変動しやすくなり、更に、主信
号記録トラック幅方向にトラッキングエラー信号を生成
することができない等の欠点があり、高密度記録におけ
る高精度位置決め制御には適当ではない。そこで、8m
mVTR等においては4周波パイロット方式が採用され
ている。
るので記録密度が低く、また、固定ヘッドを設けている
ので磁気テープの走行が変動しやすくなり、更に、主信
号記録トラック幅方向にトラッキングエラー信号を生成
することができない等の欠点があり、高密度記録におけ
る高精度位置決め制御には適当ではない。そこで、8m
mVTR等においては4周波パイロット方式が採用され
ている。
【0005】この方式は、特公昭59−31795号公
報の「書込み・読取りヘッドの位置制御方法及び装置」
にて開示されたものであり、主信号と同一のトラックに
トラッキング信号としてのパイロット信号を記録する。
従って、記録密度が低下することはなく、また、主信号
記録トラック幅方向にトラッキングエラー信号を生成す
ることができることから高密度記録に適している。4周
波パイロット方式においては、パイロット信号をアジマ
ス角度が相違する隣接したトラックから再生している。
従って、パイロット信号の周波数としてはアジマスロス
効果が比較的小さい低域周波数を選択しており、パイロ
ット信号周波数は、主信号であるFM変調輝度信号及び
低域変換色信号よりも低い周波数に設定されている。
報の「書込み・読取りヘッドの位置制御方法及び装置」
にて開示されたものであり、主信号と同一のトラックに
トラッキング信号としてのパイロット信号を記録する。
従って、記録密度が低下することはなく、また、主信号
記録トラック幅方向にトラッキングエラー信号を生成す
ることができることから高密度記録に適している。4周
波パイロット方式においては、パイロット信号をアジマ
ス角度が相違する隣接したトラックから再生している。
従って、パイロット信号の周波数としてはアジマスロス
効果が比較的小さい低域周波数を選択しており、パイロ
ット信号周波数は、主信号であるFM変調輝度信号及び
低域変換色信号よりも低い周波数に設定されている。
【0006】4周波パイロット方式は、主信号にトラッ
キング用のパイロット信号を周波数多重記録し、再生時
に両隣接トラックから再生されるパイロット信号レベル
を比較して、両者が等しくなるように位置制御するもの
である。すなわち、記録時において、周波数がf1 乃至
f4 のパイロット信号を夫々トラック毎に切換えて主信
号に重畳する。周波数f1 乃至f4 相互の周波数差は、
例えば、上述した「書込み・読取りヘッドの位置制御方
法及び装置」の他の変形例に示すように、約fH (fH
は水平周波数)であるか又は3fH である。
キング用のパイロット信号を周波数多重記録し、再生時
に両隣接トラックから再生されるパイロット信号レベル
を比較して、両者が等しくなるように位置制御するもの
である。すなわち、記録時において、周波数がf1 乃至
f4 のパイロット信号を夫々トラック毎に切換えて主信
号に重畳する。周波数f1 乃至f4 相互の周波数差は、
例えば、上述した「書込み・読取りヘッドの位置制御方
法及び装置」の他の変形例に示すように、約fH (fH
は水平周波数)であるか又は3fH である。
【0007】図7はこのような従来のトラッキング制御
装置を示すブロック図である。
装置を示すブロック図である。
【0008】再生ヘッドから再生されたエンベロープ信
号は、端子1を介してローパスフィルタ(以下、LPF
という)2に与えて、パイロット信号帯域以外の信号を
除去した後、平衡変調器3に与える。一方、端子4を介
して入力されるクロックCLKをリファレンス発生部5
に与え、リファレンス発生部5は周波数がf1 乃至f4
のリファレンス信号を発生して平衡変調器3に与える。
リファレンス信号は、各倍速数に応じ、ヘッド切換に同
期して走査トラックに記録されたパイロット信号と同一
周波数で発生している。
号は、端子1を介してローパスフィルタ(以下、LPF
という)2に与えて、パイロット信号帯域以外の信号を
除去した後、平衡変調器3に与える。一方、端子4を介
して入力されるクロックCLKをリファレンス発生部5
に与え、リファレンス発生部5は周波数がf1 乃至f4
のリファレンス信号を発生して平衡変調器3に与える。
リファレンス信号は、各倍速数に応じ、ヘッド切換に同
期して走査トラックに記録されたパイロット信号と同一
周波数で発生している。
【0009】平衡変調器3は、リファレンス信号と左右
の隣接トラック及び走査トラックのパイロット信号とを
夫々平衡変調することにより、走査トラックと各隣接ト
ラックとのパイロット信号の和及び差周波数成分を求め
てバンドパスフィルタ(以下、BPFという)6,7に
出力する。平衡変調器3の出力のうち差周波数成分であ
る周波数がfH の成分はBPF6によって抽出し、帯域
制限してエンベロープ検波回路8に与える。また、平衡
変調器3の出力うち差周波数成分である周波数が3fH
の成分はBPF7によって抽出し、帯域制限した後エン
ベロープ検波回路9に与える。
の隣接トラック及び走査トラックのパイロット信号とを
夫々平衡変調することにより、走査トラックと各隣接ト
ラックとのパイロット信号の和及び差周波数成分を求め
てバンドパスフィルタ(以下、BPFという)6,7に
出力する。平衡変調器3の出力のうち差周波数成分であ
る周波数がfH の成分はBPF6によって抽出し、帯域
制限してエンベロープ検波回路8に与える。また、平衡
変調器3の出力うち差周波数成分である周波数が3fH
の成分はBPF7によって抽出し、帯域制限した後エン
ベロープ検波回路9に与える。
【0010】エンベロープ検波回路8,9は夫々BPF
6,7の出力をエンベロープ検波してトラッキング制御
信号発生部10に出力する。トラッキング制御信号発生部
10はエンベロープ検波回路8,9の出力を差動増幅する
ことにより、走査トラックから左右隣接トラックへのト
ラッキングのずれ方向及びずれ量を検出し、トラッキン
グ制御信号(トラッキングエラー信号)として出力す
る。なお、走査トラックに応じて、例えば右トラックと
のトラッキングずれ量を示すエンベロープ検波出力がエ
ンベロープ検波回路8から出力されることもあり、エン
ベロープ検波回路9から出力されることもある。従っ
て、トラッキング制御信号発生部10は、走査トラックに
応じて、すなわち、リファレンス信号に応じて差動増幅
出力を反転させることにより、トラッキングのずれ方向
と信号の符号とを一致させて、トラッキング制御信号と
している。このトラッキング制御信号に基づいて、キャ
プスタンモータ(図示せず)の回転を制御することによ
り、トラッキングを行っている。
6,7の出力をエンベロープ検波してトラッキング制御
信号発生部10に出力する。トラッキング制御信号発生部
10はエンベロープ検波回路8,9の出力を差動増幅する
ことにより、走査トラックから左右隣接トラックへのト
ラッキングのずれ方向及びずれ量を検出し、トラッキン
グ制御信号(トラッキングエラー信号)として出力す
る。なお、走査トラックに応じて、例えば右トラックと
のトラッキングずれ量を示すエンベロープ検波出力がエ
ンベロープ検波回路8から出力されることもあり、エン
ベロープ検波回路9から出力されることもある。従っ
て、トラッキング制御信号発生部10は、走査トラックに
応じて、すなわち、リファレンス信号に応じて差動増幅
出力を反転させることにより、トラッキングのずれ方向
と信号の符号とを一致させて、トラッキング制御信号と
している。このトラッキング制御信号に基づいて、キャ
プスタンモータ(図示せず)の回転を制御することによ
り、トラッキングを行っている。
【0011】ところで、一般に、8mmVTR(ビデオ
テープレコーダ)及びVHS方式のVTR等のアナログ
方式のVTRにおいては、テープの走行速度を変化させ
ることにより、磁気ヘッドに記録媒体に記録された数フ
ィールド分にまたがって信号トラックをトレースさせ
て、3倍速等の特殊再生を行っている。この場合には、
テープ対ヘッドの相対速度が通常の再生時と異なること
から、再生信号の周波数が記録時(通常再生時)とは相
違してしまう。アナログのFM記録方式を採用したVT
Rでは、シリンダの回転速度を補正することによって再
生時の相対速度を記録時の相対速度と一致させている。
この操作は一般にfh補正と称される。fh補正は記録
映像の水平同期周波数の補正であるが、fh補正によっ
てFMの周波数アロケーション及びパイロット信号等も
補正される。
テープレコーダ)及びVHS方式のVTR等のアナログ
方式のVTRにおいては、テープの走行速度を変化させ
ることにより、磁気ヘッドに記録媒体に記録された数フ
ィールド分にまたがって信号トラックをトレースさせ
て、3倍速等の特殊再生を行っている。この場合には、
テープ対ヘッドの相対速度が通常の再生時と異なること
から、再生信号の周波数が記録時(通常再生時)とは相
違してしまう。アナログのFM記録方式を採用したVT
Rでは、シリンダの回転速度を補正することによって再
生時の相対速度を記録時の相対速度と一致させている。
この操作は一般にfh補正と称される。fh補正は記録
映像の水平同期周波数の補正であるが、fh補正によっ
てFMの周波数アロケーション及びパイロット信号等も
補正される。
【0012】これに対し、ディジタル記録方式のVTR
においては、再生信号をディジタル化するためのクロッ
クを発生するPLL回路及び誤り訂正の積符号空間を再
構成するTBC回路等によって、特殊再生時の周波数変
化を吸収することができることから、必ずしもシリンダ
回転数の補正によって相対速度合わせを行わない。ま
た、相対速度合わせを行う場合でも、PLL回路及びT
BC回路等によって吸収不能の部分に止めて、比較的大
きな周波数(相対速度)ずれを許容することがある。
においては、再生信号をディジタル化するためのクロッ
クを発生するPLL回路及び誤り訂正の積符号空間を再
構成するTBC回路等によって、特殊再生時の周波数変
化を吸収することができることから、必ずしもシリンダ
回転数の補正によって相対速度合わせを行わない。ま
た、相対速度合わせを行う場合でも、PLL回路及びT
BC回路等によって吸収不能の部分に止めて、比較的大
きな周波数(相対速度)ずれを許容することがある。
【0013】このようなディジタル機器に、上述した特
公昭59−31795号公報の「書込み・読取りヘッド
の位置制御方法及び装置」におけるトラッキングシステ
ムを適用すると、主信号であるディジタル信号は問題な
く再生されるが、パイロット信号は周波数がずれたまま
再生されてしまうことになる。図8は従来例のこのよう
な問題点を説明するためのスペクトル図である。図8
(a)は通常再生時を示し、図8(b)は特殊再生時を
示している。
公昭59−31795号公報の「書込み・読取りヘッド
の位置制御方法及び装置」におけるトラッキングシステ
ムを適用すると、主信号であるディジタル信号は問題な
く再生されるが、パイロット信号は周波数がずれたまま
再生されてしまうことになる。図8は従来例のこのよう
な問題点を説明するためのスペクトル図である。図8
(a)は通常再生時を示し、図8(b)は特殊再生時を
示している。
【0014】いま、リファレンス信号周波数をR、左右
隣接トラックの再生パイロット信号周波数をP1 ,P2
、BPF6,7の中心周波数をf1 ,f2 とするもの
とする。中心周波数f1 はリファレンス信号周波数Rと
再生パイロット信号周波数P1 との差周波数に設定され
ており、中心周波数f2 はリファレンス信号周波数Rと
再生パイロット信号周波数P2 との差周波数に設定され
ている。即ち、下記式(1)及び下記(2)が成立す
る。また、BPF6の特性AとBPF7の特性Bとは、
図8(a)に示すように、正確なパイロット成分を検出
するために、急峻な特性に設定されている。
隣接トラックの再生パイロット信号周波数をP1 ,P2
、BPF6,7の中心周波数をf1 ,f2 とするもの
とする。中心周波数f1 はリファレンス信号周波数Rと
再生パイロット信号周波数P1 との差周波数に設定され
ており、中心周波数f2 はリファレンス信号周波数Rと
再生パイロット信号周波数P2 との差周波数に設定され
ている。即ち、下記式(1)及び下記(2)が成立す
る。また、BPF6の特性AとBPF7の特性Bとは、
図8(a)に示すように、正確なパイロット成分を検出
するために、急峻な特性に設定されている。
【0015】 f1 =P1 −R …(1) f2 =P2 −R …(2) 平衡変調器3はリファレンス信号とパイロット信号との
差周波数成分を出力する。通常再生時には、パイロット
信号周波数P1 ,P2 は、図8(a)に示すように、リ
ファレンス信号周波数Rに対して夫々周波数f1 ,f2
だけずれており、BPF6,7は、図8(a)の特性
A,Bによって、夫々差周波数f1 ,f2の成分を抽出
する。
差周波数成分を出力する。通常再生時には、パイロット
信号周波数P1 ,P2 は、図8(a)に示すように、リ
ファレンス信号周波数Rに対して夫々周波数f1 ,f2
だけずれており、BPF6,7は、図8(a)の特性
A,Bによって、夫々差周波数f1 ,f2の成分を抽出
する。
【0016】ここで、特殊再生が行われてテープ対ヘッ
ドの相対速度が通常再生時と異なるものとする。例え
ば、通常再生時のN倍のテープスピードで再生を行うこ
とにより、テープとヘッドとの相対速度が通常時のm倍
になるものとする。そうすると、再生パイロット信号周
波数も夫々m倍のmP1 、mP2 となり、図8(b)に
示すように、リファレンス信号周波数との差が大きくな
る。リファレンス信号周波数Rと再生パイロット信号周
波数mP1 ,mP2 との差を夫々f3 ,f4 とすると、
図8(b)に示すように、差周波数f3 ,f4 はBPF
6,7の通過帯域からずれてしまい、BPF6,7によ
ってこの差周波数成分を抽出することができない。この
ため、トラッキングずれ量を正確に検出することができ
なくなってしまう。
ドの相対速度が通常再生時と異なるものとする。例え
ば、通常再生時のN倍のテープスピードで再生を行うこ
とにより、テープとヘッドとの相対速度が通常時のm倍
になるものとする。そうすると、再生パイロット信号周
波数も夫々m倍のmP1 、mP2 となり、図8(b)に
示すように、リファレンス信号周波数との差が大きくな
る。リファレンス信号周波数Rと再生パイロット信号周
波数mP1 ,mP2 との差を夫々f3 ,f4 とすると、
図8(b)に示すように、差周波数f3 ,f4 はBPF
6,7の通過帯域からずれてしまい、BPF6,7によ
ってこの差周波数成分を抽出することができない。この
ため、トラッキングずれ量を正確に検出することができ
なくなってしまう。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】このように、上述した
従来のトラッキング制御装置においては、テープ対ヘッ
ドの相対速度が通常再生時と異なる場合には、再生パイ
ロット信号の周波数が記録時の周波数に対してずれて、
リファレンス信号との差周波数成分も変化してしまうこ
とから、BPFによってこの差周波数成分を抽出するこ
とができず、正確なトラッキングエラー信号が得られな
い。このため、トラッキングが不安定になり、或はトラ
ッキングがロックしないこともあるという問題点があっ
た。
従来のトラッキング制御装置においては、テープ対ヘッ
ドの相対速度が通常再生時と異なる場合には、再生パイ
ロット信号の周波数が記録時の周波数に対してずれて、
リファレンス信号との差周波数成分も変化してしまうこ
とから、BPFによってこの差周波数成分を抽出するこ
とができず、正確なトラッキングエラー信号が得られな
い。このため、トラッキングが不安定になり、或はトラ
ッキングがロックしないこともあるという問題点があっ
た。
【0018】本発明は、特殊再生時においても安定した
トラッキング制御を可能にすることができるトラッキン
グ制御装置を提供することを目的とする。
トラッキング制御を可能にすることができるトラッキン
グ制御装置を提供することを目的とする。
【0019】[発明の構成]
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明に係るトラッキン
グ制御装置は、周波数が異なる複数のトラッキング用の
パイロット信号を含むディジタル信号が記録された記録
媒体をトレースして記録信号を再生するヘッドの再生信
号から再生パイロット信号を抽出する第1のフィルタ手
段と、通常再生時に前記記録信号に含まれるパイロット
信号と同一周波数のリファレンス信号を出力するリファ
レンス発生手段と、前記リファレンス信号と隣接トラッ
クの前記再生パイロット信号との和及び差周波数成分を
得る抽出手段と、前記リファレンス信号の周波数と前記
記録信号に含まれるパイロット信号の周波数との差に基
づいて通過帯域が設定されて、前記抽出手段の出力から
差周波数成分を抽出する第2のフィルタ手段と、この第
2のフィルタ手段の出力に基づいてトラッキング制御信
号を発生するトラッキング制御信号発生手段と、特殊再
生時に前記リファレンス信号の周波数を前記記録媒体と
前記ヘッドとの相対速度に応じて補正して前記抽出手段
に与えるリファレンス補正手段とを具備したものであ
る。
グ制御装置は、周波数が異なる複数のトラッキング用の
パイロット信号を含むディジタル信号が記録された記録
媒体をトレースして記録信号を再生するヘッドの再生信
号から再生パイロット信号を抽出する第1のフィルタ手
段と、通常再生時に前記記録信号に含まれるパイロット
信号と同一周波数のリファレンス信号を出力するリファ
レンス発生手段と、前記リファレンス信号と隣接トラッ
クの前記再生パイロット信号との和及び差周波数成分を
得る抽出手段と、前記リファレンス信号の周波数と前記
記録信号に含まれるパイロット信号の周波数との差に基
づいて通過帯域が設定されて、前記抽出手段の出力から
差周波数成分を抽出する第2のフィルタ手段と、この第
2のフィルタ手段の出力に基づいてトラッキング制御信
号を発生するトラッキング制御信号発生手段と、特殊再
生時に前記リファレンス信号の周波数を前記記録媒体と
前記ヘッドとの相対速度に応じて補正して前記抽出手段
に与えるリファレンス補正手段とを具備したものであ
る。
【0021】
【作用】本発明において、リファレンス補正手段は、特
殊再生時に記録媒体とヘッドとの相対速度に基づいてリ
ファレンス信号の周波数を補正する。これにより、抽出
手段が抽出するリファレンス信号と隣接トラックの再生
パイロット信号との差周波数成分の周波数は、特殊再生
時であっても通常再生時と同一となる。従って、特殊再
生時であっても、第2のフィルタ手段によって、差周波
数成分が確実に抽出され、トラッキング制御信号発生手
段において正確なトラッキング制御信号が得られる。
殊再生時に記録媒体とヘッドとの相対速度に基づいてリ
ファレンス信号の周波数を補正する。これにより、抽出
手段が抽出するリファレンス信号と隣接トラックの再生
パイロット信号との差周波数成分の周波数は、特殊再生
時であっても通常再生時と同一となる。従って、特殊再
生時であっても、第2のフィルタ手段によって、差周波
数成分が確実に抽出され、トラッキング制御信号発生手
段において正確なトラッキング制御信号が得られる。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明に係るトラッキング制御装置
の一実施例を示すブロック図である。
て説明する。図1は本発明に係るトラッキング制御装置
の一実施例を示すブロック図である。
【0023】図示しないヘッドからの再生信号は入力端
子1を介してLPF2に与える。LPF2は再生信号か
らパイロット信号帯域以外の信号を除去して平衡変調器
11,12に与える。一方、端子4を介して入力されるクロ
ックCLKはリファレンス発生部13に与える。本実施例
においては、リファレンス発生部13には端子14を介して
再生モード信号も与えるようになっている。
子1を介してLPF2に与える。LPF2は再生信号か
らパイロット信号帯域以外の信号を除去して平衡変調器
11,12に与える。一方、端子4を介して入力されるクロ
ックCLKはリファレンス発生部13に与える。本実施例
においては、リファレンス発生部13には端子14を介して
再生モード信号も与えるようになっている。
【0024】リファレンス発生部13には通常再生に対応
したリファレンス信号を発生する通常再生用発生部15及
び特殊再生に対応したリファレンス信号を発生する特殊
再生用発生部16,17を有している。特殊再生用発生部1
6,17は端子14からの再生モード信号に基づいて周波数
を補正したリファレンス信号を発生する。通常再生用発
生部15の出力及び特殊再生用発生部16の出力をスイッチ
18に与え、スイッチ18は端子14からのモード信号に基づ
いて2入力の一方を平衡変調器12に出力する。また、通
常再生用発生部15の出力及び特殊再生用発生部17の出力
はスイッチ19に与え、スイッチ19は端子14からのモード
信号に基づいて2入力の一方を平衡変調器11に出力する
ようになっている。
したリファレンス信号を発生する通常再生用発生部15及
び特殊再生に対応したリファレンス信号を発生する特殊
再生用発生部16,17を有している。特殊再生用発生部1
6,17は端子14からの再生モード信号に基づいて周波数
を補正したリファレンス信号を発生する。通常再生用発
生部15の出力及び特殊再生用発生部16の出力をスイッチ
18に与え、スイッチ18は端子14からのモード信号に基づ
いて2入力の一方を平衡変調器12に出力する。また、通
常再生用発生部15の出力及び特殊再生用発生部17の出力
はスイッチ19に与え、スイッチ19は端子14からのモード
信号に基づいて2入力の一方を平衡変調器11に出力する
ようになっている。
【0025】平衡変調器11はスイッチ19からのリファレ
ンス信号と隣接トラックの再生パイロット信号との平衡
変調によって、和及び差周波数成分を求めてBPF6に
出力する。また、平衡変調器12はスイッチ18からのリフ
ァレンス信号と隣接トラックの再生パイロット信号との
平衡変調によって、和及び差周波数成分を求めてBPF
7に出力する。BPF6,7は、リファレンス信号と再
生パイロット信号との差分周波数成分のみを抽出して、
夫々エンベロープ検波回路8,9に出力する。エンベロ
ープ検波回路8,9はBPF6,7の通過信号のレベル
を検出して、トラッキング制御信号発生部10に出力す
る。トラッキング制御信号発生部10はエンベロープ検波
回路8,9の出力レベルを差動増幅することにより、ト
ラッキングのずれ方向及び大きさを示すトラッキング制
御信号(トラッキングエラー信号)を発生して図示しな
いキャプスタンモータの回転を制御するようになってい
る。
ンス信号と隣接トラックの再生パイロット信号との平衡
変調によって、和及び差周波数成分を求めてBPF6に
出力する。また、平衡変調器12はスイッチ18からのリフ
ァレンス信号と隣接トラックの再生パイロット信号との
平衡変調によって、和及び差周波数成分を求めてBPF
7に出力する。BPF6,7は、リファレンス信号と再
生パイロット信号との差分周波数成分のみを抽出して、
夫々エンベロープ検波回路8,9に出力する。エンベロ
ープ検波回路8,9はBPF6,7の通過信号のレベル
を検出して、トラッキング制御信号発生部10に出力す
る。トラッキング制御信号発生部10はエンベロープ検波
回路8,9の出力レベルを差動増幅することにより、ト
ラッキングのずれ方向及び大きさを示すトラッキング制
御信号(トラッキングエラー信号)を発生して図示しな
いキャプスタンモータの回転を制御するようになってい
る。
【0026】図2は図1中のリファレンス発生部13を説
明するためのブロック図である。リファレンス発生部13
は、クロックCLKの周波数を変更することなく分周比
の変更によってリファレンス周波数を補正するものであ
る。
明するためのブロック図である。リファレンス発生部13
は、クロックCLKの周波数を変更することなく分周比
の変更によってリファレンス周波数を補正するものであ
る。
【0027】通常再生用発生部15はクロックCLKを1
/a,1/b,1/c,1/dの分周比で分周して4種
類の周波数のリファレンス信号を出力する。上述したよ
うに、4周波パイロット方式においては、4周波のパイ
ロット信号を巡回的に1トラック毎に記録する。再生時
には、再生トラックのパイロット信号と同一周波数のリ
ファレンス信号をリファレンス発生部13から発生させ、
平衡変調器11,12によって、隣接トラックからの再生パ
イロット信号のクロストーク成分を得る。通常再生用発
生部15は4周波を巡回的に発生させることにより、再生
トラックと同一周波数のリファレンス信号を出力する。
/a,1/b,1/c,1/dの分周比で分周して4種
類の周波数のリファレンス信号を出力する。上述したよ
うに、4周波パイロット方式においては、4周波のパイ
ロット信号を巡回的に1トラック毎に記録する。再生時
には、再生トラックのパイロット信号と同一周波数のリ
ファレンス信号をリファレンス発生部13から発生させ、
平衡変調器11,12によって、隣接トラックからの再生パ
イロット信号のクロストーク成分を得る。通常再生用発
生部15は4周波を巡回的に発生させることにより、再生
トラックと同一周波数のリファレンス信号を出力する。
【0028】特殊再生用発生部16はクロックCLKを1
/xa,1/xb,1/xc,1/xdの分周比で分周
することにより、リファレンス信号周波数を補正する。
また、特殊再生用発生部17はクロックCLKを1/y
a,1/yb,1/yc,1/ydの分周比で分周する
ことにより、リファレンス信号周波数を補正する。変数
x,yはテープ対ヘッドの相対速度のずれに基づいて決
定する。
/xa,1/xb,1/xc,1/xdの分周比で分周
することにより、リファレンス信号周波数を補正する。
また、特殊再生用発生部17はクロックCLKを1/y
a,1/yb,1/yc,1/ydの分周比で分周する
ことにより、リファレンス信号周波数を補正する。変数
x,yはテープ対ヘッドの相対速度のずれに基づいて決
定する。
【0029】例えば、所定トラックの通常再生時のリフ
ァレンス信号周波数Rが1/aであるものとする。この
場合には、特殊再生用発生部16,17によって補正された
リファレンス信号周波数R1 ,R2 は夫々1/xa,1
/yaである。BPF6,7の中心周波数を夫々f1 ,
f2 であるものとし、通常再生時の隣接トラックの再生
パイロット周波数を夫々P1 ,P2 とすると、下記式
(3),(4)が成立するように設定されている。
ァレンス信号周波数Rが1/aであるものとする。この
場合には、特殊再生用発生部16,17によって補正された
リファレンス信号周波数R1 ,R2 は夫々1/xa,1
/yaである。BPF6,7の中心周波数を夫々f1 ,
f2 であるものとし、通常再生時の隣接トラックの再生
パイロット周波数を夫々P1 ,P2 とすると、下記式
(3),(4)が成立するように設定されている。
【0030】 f1 =P1 −R …(3) f2 =P2 −R …(4) いま、N倍速再生によってテープとヘッドとの相対速度
が通常再生時のm倍になるものとすると、再生パイロッ
ト周波数もm倍のmP1 ,mP2 となるので、特殊再生
時のリファレンス周波数R1 ,R2 を、夫々下記式
(5),(6)を満足する値に設定することによって、
平衡変調器11,12からの差周波数成分の周波数をBPF
6,7の中心周波数f1 ,f2 に一致させることができ
る。
が通常再生時のm倍になるものとすると、再生パイロッ
ト周波数もm倍のmP1 ,mP2 となるので、特殊再生
時のリファレンス周波数R1 ,R2 を、夫々下記式
(5),(6)を満足する値に設定することによって、
平衡変調器11,12からの差周波数成分の周波数をBPF
6,7の中心周波数f1 ,f2 に一致させることができ
る。
【0031】 R1 =mP1 −f1 …(5) R2 =mP2 −f2 …(6) 従って、変数x,yは下記式(7),(8)を満足する
値に設定すればよい。
値に設定すればよい。
【0032】 1/xa=mP1 −f1 …(7) 1/ya=mP2 −f2 …(8) なお、分周比1/b、1/c、1/dに夫々対応する他
の3周波についても、同様に変数x,yを決定すること
ができる。
の3周波についても、同様に変数x,yを決定すること
ができる。
【0033】スイッチ18,19は、通常再生用発生部15及
び特殊再生用発生部16,17からのリファレンス信号を再
生モード信号に基づいて選択的に出力するようになって
いる。
び特殊再生用発生部16,17からのリファレンス信号を再
生モード信号に基づいて選択的に出力するようになって
いる。
【0034】次に、このように構成された実施例の動作
について図3のスペクトル図を参照して説明する。図3
(a)は通常再生時を示し、図3(b)は特殊再生時を
示している。
について図3のスペクトル図を参照して説明する。図3
(a)は通常再生時を示し、図3(b)は特殊再生時を
示している。
【0035】図示しない再生ヘッドからの再生信号はL
PF2に与え、パイロット信号帯域の信号を抽出して平
衡変調器11,12に与える。一方,、リファレンス発生部
13には端子4を介してクロックCLKを与えており、リ
ファレンス発生部13の通常再生用発生部15は、周波数が
再生トラックのパイロット信号と同一周波数でヘッド切
換えに同期したリファレンス信号を発生する。なお、通
常再生用発生部15からのリファレンス信号の周波数はR
である。リファレンス信号周波数Rと再生パイロット周
波数とは上記式(3),(4)を満足する。
PF2に与え、パイロット信号帯域の信号を抽出して平
衡変調器11,12に与える。一方,、リファレンス発生部
13には端子4を介してクロックCLKを与えており、リ
ファレンス発生部13の通常再生用発生部15は、周波数が
再生トラックのパイロット信号と同一周波数でヘッド切
換えに同期したリファレンス信号を発生する。なお、通
常再生用発生部15からのリファレンス信号の周波数はR
である。リファレンス信号周波数Rと再生パイロット周
波数とは上記式(3),(4)を満足する。
【0036】通常再生時には、再生モード信号によっ
て、スイッチ18,19は通常再生用発生部15の出力を選択
して平衡変調器12,11に与える。平衡変調器11,12はリ
ファレンス信号と再生パイロット信号との差周波数成分
をBPF6,7に与える。BPF6,7の中心周波数が
夫々f1 ,f2 であるので、図3(a)に示すように、
リファレンス信号と再生パイロット信号との差周波数f
1 ,f2 の成分はBPF6,7によって抽出される。
て、スイッチ18,19は通常再生用発生部15の出力を選択
して平衡変調器12,11に与える。平衡変調器11,12はリ
ファレンス信号と再生パイロット信号との差周波数成分
をBPF6,7に与える。BPF6,7の中心周波数が
夫々f1 ,f2 であるので、図3(a)に示すように、
リファレンス信号と再生パイロット信号との差周波数f
1 ,f2 の成分はBPF6,7によって抽出される。
【0037】エンベロープ検波回路8,9はBPF6,
7を通過した差周波数成分のレベルを検出してトラッキ
ング制御信号発生部10に与え、トラッキング制御信号発
生部10は差周波数成分の検波出力を差動増幅することに
より、トラッキングのずれ量及びずれ方向を示すトラッ
キング制御信号を発生する。このトラッキング制御信号
によって図示しないキャプスタンモータの回転を制御す
ることにより正確なトラッキングを得る。
7を通過した差周波数成分のレベルを検出してトラッキ
ング制御信号発生部10に与え、トラッキング制御信号発
生部10は差周波数成分の検波出力を差動増幅することに
より、トラッキングのずれ量及びずれ方向を示すトラッ
キング制御信号を発生する。このトラッキング制御信号
によって図示しないキャプスタンモータの回転を制御す
ることにより正確なトラッキングを得る。
【0038】ここで、N倍速再生を示す再生モード信号
が端子14を介してリファレンス発生部13に入力されるも
のとする。なお、N倍速再生によってテープとヘッドと
の相対速度は通常再生時のm倍になるものとする。特殊
再生用発生部16,17は通常再生時のリファレンス信号の
周波数を補正して周波数がR2 ,R1 のリファレンス信
号を発生する(図3(b)参照)。周波数R1 ,R2 は
夫々上記式(5),(6)によって与えられる。スイッ
チ19,18は、夫々再生モード信号によって特殊再生用発
生部17,16の出力を選択して平衡変調器11,12に与え
る。
が端子14を介してリファレンス発生部13に入力されるも
のとする。なお、N倍速再生によってテープとヘッドと
の相対速度は通常再生時のm倍になるものとする。特殊
再生用発生部16,17は通常再生時のリファレンス信号の
周波数を補正して周波数がR2 ,R1 のリファレンス信
号を発生する(図3(b)参照)。周波数R1 ,R2 は
夫々上記式(5),(6)によって与えられる。スイッ
チ19,18は、夫々再生モード信号によって特殊再生用発
生部17,16の出力を選択して平衡変調器11,12に与え
る。
【0039】一方、再生信号から抽出した隣接トラック
の再生パイロット信号の周波数も通常再生時のm倍のm
P1 ,mP2 となる。即ち、平衡変調器11には周波数が
mP1 の再生パイロット信号と周波数がR1 のリファレ
ンス信号とが入力されることになり、平衡変調器11は両
者の和及び差周波数成分をBPF6に出力する。平衡変
調器11からの差周波数成分の周波数は上記式(5)から
f1 であり、BPF6の中心周波数に一致する。また、
同様に、平衡変調器12には周波数がmP2 の再生パイロ
ット信号と周波数がR2 のリファレンス信号とが入力さ
れ、平衡変調器12は両者の和及び差周波数成分をBPF
7に与える。この差周波数成分の周波数は上記式(6)
からf2 であり、BPF7の中心周波数に一致する。
の再生パイロット信号の周波数も通常再生時のm倍のm
P1 ,mP2 となる。即ち、平衡変調器11には周波数が
mP1 の再生パイロット信号と周波数がR1 のリファレ
ンス信号とが入力されることになり、平衡変調器11は両
者の和及び差周波数成分をBPF6に出力する。平衡変
調器11からの差周波数成分の周波数は上記式(5)から
f1 であり、BPF6の中心周波数に一致する。また、
同様に、平衡変調器12には周波数がmP2 の再生パイロ
ット信号と周波数がR2 のリファレンス信号とが入力さ
れ、平衡変調器12は両者の和及び差周波数成分をBPF
7に与える。この差周波数成分の周波数は上記式(6)
からf2 であり、BPF7の中心周波数に一致する。
【0040】従って、特殊再生時であっても、BPF
6,7によって、リファレンス信号と隣接トラックの再
生パイロット信号との差周波数成分を確実に抽出するこ
とができる。BPF6,7の出力は夫々エンベロープ検
波回路8,9に与えてエンベロープ検波し、トラッキン
グ制御信号発生部10が検波出力を差動増幅することによ
って、トラッキングエラー信号を得る。
6,7によって、リファレンス信号と隣接トラックの再
生パイロット信号との差周波数成分を確実に抽出するこ
とができる。BPF6,7の出力は夫々エンベロープ検
波回路8,9に与えてエンベロープ検波し、トラッキン
グ制御信号発生部10が検波出力を差動増幅することによ
って、トラッキングエラー信号を得る。
【0041】このように、本実施例においては、特殊再
生時に、テープ対ヘッドの相対速度に基づいてリファレ
ンス信号周波数を補正して平衡変調器に与えており、リ
ファレンス信号と再生パイロット信号との差周波数を常
にBPFの中心周波数に一致させて正確なトラッキング
エラー信号を得ている。これにより、特殊再生時であっ
ても安定したトラッキング制御が可能である。
生時に、テープ対ヘッドの相対速度に基づいてリファレ
ンス信号周波数を補正して平衡変調器に与えており、リ
ファレンス信号と再生パイロット信号との差周波数を常
にBPFの中心周波数に一致させて正確なトラッキング
エラー信号を得ている。これにより、特殊再生時であっ
ても安定したトラッキング制御が可能である。
【0042】図4は本発明の他の実施例を示すブロック
図である。図4において図1と同一の構成要素には同一
符号を付して説明を省略する。本実施例はクロック周波
数を変化させることにより、特殊再生時のリファレンス
周波数を補正するようにした例である。
図である。図4において図1と同一の構成要素には同一
符号を付して説明を省略する。本実施例はクロック周波
数を変化させることにより、特殊再生時のリファレンス
周波数を補正するようにした例である。
【0043】本実施例が図1の実施例と異なる点は、リ
ファレンス発生部13に代えてリファレンス発生部21を採
用したことである。リファレンス発生部21は再生モード
信号が入力されてクロックを発生するクロック発生回路
22と分周器23とによって構成している。クロック発生回
路22は通常再生用のクロックCと特殊再生用のクロック
C′,C″とを発生する。分周器23は入力されたクロッ
クC,C′,C″を分周比1/a,1/b,1/c,1
/dで分周して通常再生用のリファレンス信号及び特殊
再生用のリファレンス信号を出力するようになってい
る。
ファレンス発生部13に代えてリファレンス発生部21を採
用したことである。リファレンス発生部21は再生モード
信号が入力されてクロックを発生するクロック発生回路
22と分周器23とによって構成している。クロック発生回
路22は通常再生用のクロックCと特殊再生用のクロック
C′,C″とを発生する。分周器23は入力されたクロッ
クC,C′,C″を分周比1/a,1/b,1/c,1
/dで分周して通常再生用のリファレンス信号及び特殊
再生用のリファレンス信号を出力するようになってい
る。
【0044】このように構成された実施例においては、
通常再生時には、クロック発生回路22はクロックCを発
生する。分周器23はクロックCを1/a,1/b,1/
c,1/dで分周することにより、4種類のリファレン
ス信号を巡回的に切換えて出力する。これにより、再生
パイロット信号周波数と同一周波数のリファレンス信号
が得られる。
通常再生時には、クロック発生回路22はクロックCを発
生する。分周器23はクロックCを1/a,1/b,1/
c,1/dで分周することにより、4種類のリファレン
ス信号を巡回的に切換えて出力する。これにより、再生
パイロット信号周波数と同一周波数のリファレンス信号
が得られる。
【0045】特殊再生時には、クロック発生回路22はク
ロックC′,C″を図示しないタイミング信号に基づい
て切換えて出力する。分周器23がクロックC′を分周す
ることにより、例えば図1の特殊再生用発生部16と同一
のリファレンス信号が得られる。また、分周器23がクロ
ックC″を分周することにより、例えば図1の特殊再生
用発生部17と同一のリファレンス信号が得られる。
ロックC′,C″を図示しないタイミング信号に基づい
て切換えて出力する。分周器23がクロックC′を分周す
ることにより、例えば図1の特殊再生用発生部16と同一
のリファレンス信号が得られる。また、分周器23がクロ
ックC″を分周することにより、例えば図1の特殊再生
用発生部17と同一のリファレンス信号が得られる。
【0046】他の作用は図1の実施例と同様である。本
実施例においても図1の実施例と同様の効果を得ること
ができることは明らかである。
実施例においても図1の実施例と同様の効果を得ること
ができることは明らかである。
【0047】図5は本実施例の変形例を示すブロック図
である。図5において図4と同一の構成要素には同一符
号を付して説明を省略する。
である。図5において図4と同一の構成要素には同一符
号を付して説明を省略する。
【0048】図5はクロック発生回路22に代えてクロッ
ク選択回路25を有するリファレンス発生部24を採用した
点が図4と異なる。クロック選択回路25には端子I1 ,
I2,…Inを介してクロックCLK1,CLK2,
…,CLKnが入力される。クロック選択回路25は、通
常再生時にはクロックCに対応するクロックを選択し、
特殊再生時にはクロックC′,C″に対応するクロック
を選択する。
ク選択回路25を有するリファレンス発生部24を採用した
点が図4と異なる。クロック選択回路25には端子I1 ,
I2,…Inを介してクロックCLK1,CLK2,
…,CLKnが入力される。クロック選択回路25は、通
常再生時にはクロックCに対応するクロックを選択し、
特殊再生時にはクロックC′,C″に対応するクロック
を選択する。
【0049】この変形例によれば、クロック発生回路22
は再生モード信号に基づいて入力されたクロックを選択
し、クロックC,C′,C″を出力する。他の作用は図
4と同様である。
は再生モード信号に基づいて入力されたクロックを選択
し、クロックC,C′,C″を出力する。他の作用は図
4と同様である。
【0050】図6は本実施例の他の変形例を示すブロッ
ク図である。図6において図4と同一の構成要素には同
一符号を付して説明を省略する。
ク図である。図6において図4と同一の構成要素には同
一符号を付して説明を省略する。
【0051】図6はクロック発生回路22に代えてPLL
回路27を有するリファレンス発生部28を採用した点が図
4と異なる。
回路27を有するリファレンス発生部28を採用した点が図
4と異なる。
【0052】PLL回路27は端子4から入力されるクロ
ックCLKを用いて通常再生時にはクロックCを発生
し、特殊再生時にはクロックC′,C″を発生する。
ックCLKを用いて通常再生時にはクロックCを発生
し、特殊再生時にはクロックC′,C″を発生する。
【0053】他の構成及び作用は図4と同様である。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、特
殊再生時においても安定したトラッキング制御を可能に
することができるという効果を有する。
殊再生時においても安定したトラッキング制御を可能に
することができるという効果を有する。
【図1】本発明に係るトラッキング制御装置の一実施例
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図2】図1中のリファレンス発生部13を説明するため
のブロック図。
のブロック図。
【図3】実施例を説明するためのスペクトル図。
【図4】本発明の他の実施例を示すブロック図。
【図5】図4の実施例の変形例を示すブロック図。
【図6】図4の実施例の他の変形例を示すブロック図。
【図7】従来のトラッキング制御装置を示すブロック
図。
図。
【図8】従来例の問題点を説明するためのスペクトル
図。
図。
6,7…BPF、8,9…エンベロープ検波回路、10…
トラッキング制御信号発生部、11,12…平衡変調器、13
…リファレンス発生部、15…通常再生用発生部、16,17
…特殊再生用発生部
トラッキング制御信号発生部、11,12…平衡変調器、13
…リファレンス発生部、15…通常再生用発生部、16,17
…特殊再生用発生部
Claims (1)
- 【請求項1】 周波数が異なる複数のトラッキング用の
パイロット信号を含むディジタル信号が記録された記録
媒体をトレースして記録信号を再生するヘッドの再生信
号から再生パイロット信号を抽出する第1のフィルタ手
段と、 通常再生時に前記記録信号に含まれるパイロット信号と
同一周波数のリファレンス信号を出力するリファレンス
発生手段と、 前記リファレンス信号と隣接トラックの前記再生パイロ
ット信号との和及び差周波数成分を得る抽出手段と、 前記リファレンス信号の周波数と前記記録信号に含まれ
るパイロット信号の周波数との差に基づいて通過帯域が
設定されて、前記抽出手段の出力から差周波数成分を抽
出する第2のフィルタ手段と、 この第2のフィルタ手段の出力に基づいてトラッキング
制御信号を発生するトラッキング制御信号発生手段と、 特殊再生時に前記リファレンス信号の周波数を前記記録
媒体と前記ヘッドとの相対速度に応じて補正して前記抽
出手段に与えるリファレンス補正手段とを具備したこと
を特徴とするトラッキング制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5214356A JPH0765450A (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | トラッキング制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5214356A JPH0765450A (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | トラッキング制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0765450A true JPH0765450A (ja) | 1995-03-10 |
Family
ID=16654429
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5214356A Pending JPH0765450A (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | トラッキング制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0765450A (ja) |
-
1993
- 1993-08-30 JP JP5214356A patent/JPH0765450A/ja active Pending
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