JPH076547U - 器具固定用張架線の長さ調節具 - Google Patents
器具固定用張架線の長さ調節具Info
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- JPH076547U JPH076547U JP3498593U JP3498593U JPH076547U JP H076547 U JPH076547 U JP H076547U JP 3498593 U JP3498593 U JP 3498593U JP 3498593 U JP3498593 U JP 3498593U JP H076547 U JPH076547 U JP H076547U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 屋根上にアンテナを立てるに際し、軒下にア
ンカー釘で一端部を接続した針金材と、アンテナ支柱に
接続した針金とを、所定の張力が作用する状態で連結す
る作業が簡単且つ迅速に行えるようにする。 【構成】 一方の針金22を入線孔4から出線孔5へ向
けた順路方向へ差し込むことは自在にできるが、逆方向
への引き抜きはロック部材10の噛み込みにより不可能
にした器具1を、他方の針金20の一端部に設けた。双
方の針金22,20間に一旦作用させた張力は、ロック
部材10の噛み込みを外さない限り解消されない。
ンカー釘で一端部を接続した針金材と、アンテナ支柱に
接続した針金とを、所定の張力が作用する状態で連結す
る作業が簡単且つ迅速に行えるようにする。 【構成】 一方の針金22を入線孔4から出線孔5へ向
けた順路方向へ差し込むことは自在にできるが、逆方向
への引き抜きはロック部材10の噛み込みにより不可能
にした器具1を、他方の針金20の一端部に設けた。双
方の針金22,20間に一旦作用させた張力は、ロック
部材10の噛み込みを外さない限り解消されない。
Description
【0001】
本考案は、屋上にアンテナ等の器具を固定する場合等に用いる張架線の長さ調 節具に関するものである。
【0002】
屋根上にアンテナを立てる場合、作業者はまず軒下の壁面へ立てかけた梯子に 登り、柔軟に折れ曲がるワイヤロープの一端部をアンカー釘等により壁面に固定 し、その他端部に設けられた輪部を屋根の先端側へ仮載せし、これを計4箇所の 軒下で行い、次に作業者は屋根上に登り、上記のように屋根先端側に仮載せした ワイヤロープの輪部を拾い上げ、一端部をアンテナの支柱に接続させた針金の他 端をこの輪部内へ通して折り返し、且つ当該針金の張り側へ絡ませるようにして 仮接続を行い、ここまでの作業をアンテナの四方で同様に行いながら、徐々に各 針金の張力調整を行うようにしていた。この張力調整は、全体の張力バランスを 観察しながら1本1本の針金につき、ワイヤロープの輪部に対する折り返し位置 を少しずつずらすようにするものであった。
【0003】
各針金の張力調整時には、針金の絡み合わせを戻したり、再び絡み合わせたり する作業を何度も繰り返さなければならず、極めて面倒であった。また、針金が 同じ箇所で折り返されることによって加工硬化を起こし、折れることがあった。 なお、これらの作業が長引けば長引くほど、作業場所が屋根の先端部寄りである ことからその危険性も増すものであった。
【0004】 本考案は上記事情に鑑みてなされたものであって、針金(以下、「張架線」と 言う)の張力調整が簡単且つ迅速に行え、張架線等が折れることもない器具固定 用張架線の長さ調節具を提供することを目的とする。
【0005】
本考案では、上記目的を達成するために、次の技術的手段を講じた。 即ち、本考案は、固定物又は器具に一端部を接続させる固定線と長手方向に沿 って張力を作用させる張架線との接続部に用いられる長さ調節具であって、本体 部の一端部には固定線又は張架線の一方の線材を接続する線結合部が設けられ、 本体部の内部には上記線結合部側を出線孔とし反対側面を入線孔として貫通する 他方の線材用の線通路が設けられていると共に、この線通路に挿通される線材の 順路方向への移動は許容するが逆方向への移動は阻止する送り規制機構が設けら れており、この送り規制機構にはこれを不作動状態に保持できるロック解除部が 付属されていることを特徴としている。
【0006】
いま、例えば固定線(従来のワイヤロープに対応するもの)の一端部を本体部 の線結合部に接続しておき、張架線の端部を入線孔から線通路内に差し込んだと する。この張架線は、線通路内を入線孔から出線孔へ向かう順路方向(即ち、固 定線側へ向けた方向)へ移動させることはできても、逆方向へは送り規制機構に よって移動が阻止されるので、これら張架線及び固定線に一旦作用させた張力は 、ロック解除部を操作しない限り、そのまま保持されるようになる。固定線を逆 方向へ移動させる必要が生じた場合には、ロック解除部を操作して送り規制機構 を不作動状態にする。
【0007】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。 図1(a)は本考案に係る長さ調節具1を斜め上方から示す斜視図であり、同 (b)は斜め下方から示す斜視図である。また図2(a)及び(b)は図1(a )のA−A線断面によりその使用状況を説明する図である。20は接続する一方 の固定線、22は同他方の張架線である。この長さ調節具1において、2は金属 製又は樹脂製の本体部であって、図示した状態で下側となる面(以下、この面側 を本体部2の「下」と言い、反対側を「上」と言う)が固定線20用の線結合部 3となされている。なお、本実施例で用いた固定線20は、針金をU字曲げした 後にその全長にわたってねじりを加え、且つU字曲げをした側の端部に輪部21 を形成させるようにしたもので、可塑性を有しており、輪部21とは反対側の端 部(2本の針金端)が、上記線結合部3に対して圧入、埋め込み、接着又は溶接 等により脱出不能な状態で接続されている。
【0008】 本体部2には、その下面に向けて開口する空洞8が形成されており、この開口 部が詰片7によって閉塞されている。本体部2の上面には空洞8と連通する入線 孔4が形成されており、上記詰片7には、上記入線孔4と同軸上で合致する出線 孔5が形成されている。従って入線孔4と出線孔5とは空洞8を介して連通する ようになり、この連通部分が張架線22用の線通路6とされる。空洞8内におい て、上記線通路6と対向した側面(図2の左側)は、空洞8が奥方(上側)ほど 幅狭となるような傾斜面になっている。そしてこの空洞8には、上記傾斜面と奥 方内面とに接するようにロック部材10が挿入されており、この状態が詰片7と ロック部材10との間に介設されたバネ11により付勢されるようになっている 。このロック部材10は、図3(a)に示すような円盤状をしたもので、その外 周面にはセレーション状のギザギザが形成されている。ロック部材10の直径は 、その外周面が空洞8の傾斜面及び奥方内面に当接した状態で線通路6へも若干 はみ出すような大きさに形成されている。なお詰片7は、本体部2に対して圧入 、ねじ止め、接着又は溶接等の適宜手段により固着されている。
【0009】 これらロック部材10、空洞8の傾斜面及びバネ11等は、張架線22に対す る送り阻止機構を構成するものであって、入線孔4から張架線22を差し込むと 、ロック部材10はバネ11に抗して下方へ若干押し戻されながら張架線22の 側面を右側へ押圧するようになる。このため、張架線22を入線孔4から出線孔 5へ向かう順路方向へ押し込むときにはその移動が許容されるが、逆方向へ引き 出そうとしても、ロック部材10が空洞8の傾斜面と張架線22の側面との間に 楔状に食い込むため、その移動は阻止される。
【0010】 一方、本体部2の上面には、上記入線孔2に並ぶようにして空洞8に連通する ロック解除孔9が形成されている。このロック解除孔9は、ロック部材10の上 部外周面に臨むような配置になっており、図2(b)に示すようにロック解除孔 9へ短い針金23等を差し込むと、ロック部材10をバネ11に抗して押し下げ ることができる。すなわち、これらの構造は上記した送り規制機構に対するロッ ク解除部を構成するものであって、針金23をロック解除孔9へ差し込んだまま の状態を保持すれば、張架線22を順路方向だけに限らず逆方向へも自在に移動 させることができるようになる。
【0011】 ところで、上記ロック部材10は、図3(b)に示すような球状をしたものや 、同図(c)に示すような台形状をしたもの等と置換することもできる。なお、 同図(c)に二点鎖線で示したように、ロック部材10に対して本体部2の外部 へ突出する操作片12をねじ止めさせる(操作片12に設けた首部13の上下移 動を許容させるために、本体部2の側壁に上下方向に長い長孔が必要となる)こ とも可能である。この場合、操作片12がロック解除部を構成することは言うま でもなく、上記ロック解除孔9は不要となる。
【0012】 次に、図4に基づいて上記長さ調節具1の使用状況を説明する。屋根上におい て、アンテナ30を取り付けた支柱31の立設位置を決めた後、この立設位置を 中心とした四方の軒下壁面に対して、それぞれ固定線20の輪部21をアンカー 釘32等により固定する。固定線20は、従来同箇所に用いていたワイヤロープ 等と異なり可塑性を有したものとしてあるので、長さ調節具1が屋根上へ向いた 状態を保持させるように折り曲げておくことができ、作業上の安全性を向上させ るうえで有益である。33は保護チューブである。また、アンテナ30の支柱3 1に、固定線20の輪部21を引っ掛けるフック金具34を取り付けておき、こ のフック金具34にも固定線20及び長さ調節具1を接続しておく。張架線22 の両端部を、上側及び下側の長さ調節具1の各入線孔4に差し込み、好ましくは 上側の長さ調節具1において張架線22の差し込み量を徐々に増しながら、4本 の張架線22に均等に張力を与えてゆく。もし、差し込み過ぎがあった場合には 、短い針金23(図2(b)参照)等をロック解除孔9に差し込んで張架線22 を長さ調節具1から必要なだけ引き出すようにする。なお、この使用例とは異な り、上側の固定線20及び長さ調節具1を用いないで、張架線22を直接的にフ ック金具34へ接続するようにしてもよい。
【0013】 本考案の長さ調節具1は、アンテナ30の固定に用いられることが限定される ものではない。また本体部2の線結合部3に張架線22を接続し、入線孔4に対 して固定線20(U字折り等はしていないもの)を差し込むようにしてもよい。 送り規制機構やロック解除部等の構成及び形状等についても、前記実施例のもの に限定されるものではない。
【0014】
本考案は、上述の構成を具備するものであって、固定線又は張架線を、入線孔 から出線孔へ向けて順路方向へ差し込むことは自在に行えるが、その逆には抜け ないようにした送り規制機構を有しているため、これら固定線及び張架線間に一 旦作用させた張力は、ロック解除部を操作しない限り、そのまま保持されるよう になる。そのため、張力調整時において、固定線や張架線を絡み合わせたり、こ れを戻したりすることを何度も繰り返さすような手間は一切不要である。勿論、 固定線や張架線が加工硬化を起こして折れることもない。そして、このように張 力調整が簡単且つ迅速に行えるので、作業者は屋根の先端部等へ何度も行き来す る必要がなくなり、作業の安全性も向上する。
【図1】(a)は本考案に係る長さ調節具を斜め上方か
ら示す斜視図であり、(b)は斜め下方から示す斜視図
である。
ら示す斜視図であり、(b)は斜め下方から示す斜視図
である。
【図2】(a)及び(b)は図1(a)のA−A線断面
によりその使用状況を説明する図である。
によりその使用状況を説明する図である。
【図3】送り規制機構に用いられる各種のロック部材を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図4】屋根上にアンテナを立てる場合の長さ調節具の
使用状況を示す図である。
使用状況を示す図である。
1 長さ調節具 2 本体部 3 線結合部 4 入線孔 5 出線孔 6 線通路 9 ロック解除孔 20 固定線 22 張架線
Claims (1)
- 【請求項1】 固定物又は器具に一端部を接続させる固
定線と長手方向に沿って張力を作用させる張架線との接
続部に用いられる長さ調節具であって、本体部の一端部
には固定線又は張架線の一方の線材を接続する線結合部
が設けられ、本体部の内部には上記線結合部側を出線孔
とし反対側面を入線孔として貫通する他方の線材用の線
通路が設けられていると共に、この線通路に挿通される
線材の順路方向への移動は許容するが逆方向への移動は
阻止する送り規制機構が設けられており、この送り規制
機構にはこれを不作動状態に保持できるロック解除部が
付属されていることを特徴とする器具固定用張架線の長
さ調節具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3498593U JPH076547U (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 器具固定用張架線の長さ調節具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3498593U JPH076547U (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 器具固定用張架線の長さ調節具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH076547U true JPH076547U (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=12429445
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3498593U Pending JPH076547U (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 器具固定用張架線の長さ調節具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH076547U (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6144019U (ja) * | 1984-08-27 | 1986-03-24 | 鉄次 石井 | ピン結合構造 |
| JPH0415099U (ja) * | 1990-05-24 | 1992-02-06 |
-
1993
- 1993-06-28 JP JP3498593U patent/JPH076547U/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6144019U (ja) * | 1984-08-27 | 1986-03-24 | 鉄次 石井 | ピン結合構造 |
| JPH0415099U (ja) * | 1990-05-24 | 1992-02-06 |
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