JPH076603B2 - 給水加熱器 - Google Patents
給水加熱器Info
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- JPH076603B2 JPH076603B2 JP61121257A JP12125786A JPH076603B2 JP H076603 B2 JPH076603 B2 JP H076603B2 JP 61121257 A JP61121257 A JP 61121257A JP 12125786 A JP12125786 A JP 12125786A JP H076603 B2 JPH076603 B2 JP H076603B2
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- water heater
- tube
- feed water
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は火力及び原子プラントの給水加熱器に係り、胴
体内圧力損失が低減され、底部ドレン水位が安定する事
により熱交換性能が大幅に改善された給水加熱器に関す
るものである。
体内圧力損失が低減され、底部ドレン水位が安定する事
により熱交換性能が大幅に改善された給水加熱器に関す
るものである。
従来の火力,原子力プラントにおける給水加熱器は特願
昭58−35395号に記載の如く管支持板が上下に交互に設
置され、胴体内を蒸気が蛇行して流れる構造となつてい
た。本構造においては蒸気側の圧力損失が大きく、熱交
換性能が大幅に低下するとう不具合が有つた。
昭58−35395号に記載の如く管支持板が上下に交互に設
置され、胴体内を蒸気が蛇行して流れる構造となつてい
た。本構造においては蒸気側の圧力損失が大きく、熱交
換性能が大幅に低下するとう不具合が有つた。
従来技術による給水加熱器の1例を第4図について説明
する。図において給水は給水入口管台2から水室1内に
入り、U字型加熱管5を通つて給水出口管台3から送出
される様になつている。上記U字型加熱管5は複数本設
けられて管群を形成しており、管板4を貫通して水室1
に開口すると共に、管支持板6,6′およびタイロツド7
によつて、胴体9に対して支持されている。管支持板6,
6′は1個おきに上下に設置され、管群を支持すると共
に蒸気流路を蛇行流となる様に案内する役目を有してい
る。よつてタービンから抽気された加熱蒸気は蒸気入口
管台10から器内に入り、胴体前後方向に2分された流れ
となつて各々の終端ベント排出口8,8′まで流動する。
これらの加熱蒸気は管群の各管5の表面に接触して、管
中を流れる給水との間で熱交換を行ない凝縮してドレン
12となつて器内底部に溜り、ドレン出口14から排出され
る。
する。図において給水は給水入口管台2から水室1内に
入り、U字型加熱管5を通つて給水出口管台3から送出
される様になつている。上記U字型加熱管5は複数本設
けられて管群を形成しており、管板4を貫通して水室1
に開口すると共に、管支持板6,6′およびタイロツド7
によつて、胴体9に対して支持されている。管支持板6,
6′は1個おきに上下に設置され、管群を支持すると共
に蒸気流路を蛇行流となる様に案内する役目を有してい
る。よつてタービンから抽気された加熱蒸気は蒸気入口
管台10から器内に入り、胴体前後方向に2分された流れ
となつて各々の終端ベント排出口8,8′まで流動する。
これらの加熱蒸気は管群の各管5の表面に接触して、管
中を流れる給水との間で熱交換を行ない凝縮してドレン
12となつて器内底部に溜り、ドレン出口14から排出され
る。
上記従来構造の給水加熱器では、蒸気流入量の約半分の
大量蒸気が胴体前後の管巣内に向つて流動する為、蒸気
側の圧力損失が大きくなり器内圧力の低下と胴体下部ド
レンの水位勾配15を発生させる。
大量蒸気が胴体前後の管巣内に向つて流動する為、蒸気
側の圧力損失が大きくなり器内圧力の低下と胴体下部ド
レンの水位勾配15を発生させる。
第9図に示した温度線図において、器内圧力の低下は抽
気圧力の本来の圧力に対する飽和温度TSから飽和温度T
S′に低下させ、給水との温度差を減少させる、給水加
熱器の伝熱容量はこの温度差の対数平均値に比例する為
器内圧力の低下は給水加熱器性能の低下を招く。よつて
圧力損失は出来るだけ少なくする事が性能改善の為に有
効である。また胴体下部ドレンの水位勾配の発生は水位
高の個所にて加熱管の没水を招き、加熱面積の減少とな
る為、器内圧力低下と共に給水加熱器の性能低下要因と
なる。
気圧力の本来の圧力に対する飽和温度TSから飽和温度T
S′に低下させ、給水との温度差を減少させる、給水加
熱器の伝熱容量はこの温度差の対数平均値に比例する為
器内圧力の低下は給水加熱器性能の低下を招く。よつて
圧力損失は出来るだけ少なくする事が性能改善の為に有
効である。また胴体下部ドレンの水位勾配の発生は水位
高の個所にて加熱管の没水を招き、加熱面積の減少とな
る為、器内圧力低下と共に給水加熱器の性能低下要因と
なる。
これら性能低下要因を解消すべく蒸気流動を蛇行流とせ
ず、各管巣セクシヨンに等分に分配する平行流の採用を
計る工夫も為されているが、平行流においても加熱蒸気
が胴体内流入時の慣性力によつて蒸気入口直下の胴体底
部に衝突し、圧力損失の増大ならびに水位勾配を発生さ
せる事が判明した。
ず、各管巣セクシヨンに等分に分配する平行流の採用を
計る工夫も為されているが、平行流においても加熱蒸気
が胴体内流入時の慣性力によつて蒸気入口直下の胴体底
部に衝突し、圧力損失の増大ならびに水位勾配を発生さ
せる事が判明した。
蒸気の流入時慣性力による圧力損失増大と水位勾配発生
について第5図及び第6図を参照して説明する。
について第5図及び第6図を参照して説明する。
第5図は、第4図について既に述べたように蒸気管台10
から導入した加熱蒸気を蛇行させるように管支持板6,
6′を交互に上下にズラせて配列した給水加熱器を模式
的に描いてある。11は、加熱蒸気が直接的に伝熱管5に
衝突しないように設けた衝撃防止板である。
から導入した加熱蒸気を蛇行させるように管支持板6,
6′を交互に上下にズラせて配列した給水加熱器を模式
的に描いてある。11は、加熱蒸気が直接的に伝熱管5に
衝突しないように設けた衝撃防止板である。
第6図は前述の平行流式は工夫を施した給水加熱器を模
式的に描いてある。
式的に描いてある。
第6図に示すごとく、加熱蒸気は蒸気入口管台10から胴
体内に流入し、その流速は50〜60m/sと高速である。各
管巣セクシヨン16が消費する蒸気量は決まつている為、
蒸気が胴体内に流入した後は胴体の長手方向に速やかに
分配されて各管巣に吸収されるものと考えられていた
が、蒸気流動実験を実施した結果、蒸気は流入時の50〜
60m/sの高速による慣性力のため、全量に近い蒸気17が
蒸気流入個所直下の管巣セクシヨン16に一旦流入し、胴
体下部において衝突した後、各管巣セクシヨンに再分配
される事が判明した。更に、この現象の為、胴体内圧力
損失が増大し、かつ、蒸気入口直下のドレン水位が局部
的に低下してその他の個所の水位を上昇させ、加熱管の
1部を没水させる事が判明した。
体内に流入し、その流速は50〜60m/sと高速である。各
管巣セクシヨン16が消費する蒸気量は決まつている為、
蒸気が胴体内に流入した後は胴体の長手方向に速やかに
分配されて各管巣に吸収されるものと考えられていた
が、蒸気流動実験を実施した結果、蒸気は流入時の50〜
60m/sの高速による慣性力のため、全量に近い蒸気17が
蒸気流入個所直下の管巣セクシヨン16に一旦流入し、胴
体下部において衝突した後、各管巣セクシヨンに再分配
される事が判明した。更に、この現象の為、胴体内圧力
損失が増大し、かつ、蒸気入口直下のドレン水位が局部
的に低下してその他の個所の水位を上昇させ、加熱管の
1部を没水させる事が判明した。
本発明は上述の研究結果に基づいて為されたもので、導
入した高速蒸気流の慣性による悪影響を防止して、蒸気
入口直下のドレンを局部的に低下させて其他個所のドレ
ン水位を上昇させる虞れが無く、しかも胴体内における
圧力損失の少なくかつ全体の形状の小形化を可能とする
給水加熱器を提供しようとするものである。
入した高速蒸気流の慣性による悪影響を防止して、蒸気
入口直下のドレンを局部的に低下させて其他個所のドレ
ン水位を上昇させる虞れが無く、しかも胴体内における
圧力損失の少なくかつ全体の形状の小形化を可能とする
給水加熱器を提供しようとするものである。
第5図の蛇行流形に比して第6図の平行流形は胴体内の
圧力損失が少ないが、加熱蒸気入口直下のドレン水面を
押し下げるという不具合が顕著である。本発明は、上記
のドレン水面押し下げ現象が、「管巣の閉じられた部
屋」に加熱蒸気が流入することに起因するとの推定に基
づき、管巣側部の蒸気流路断面積を変化させて実験した
ところ、該流路断面が或る値(胴の断面積に対する比
率)以上となつたとき圧力損失が著しく改善されること
を発見した。この法則性について、第7図及び第8図を
参照しつつ、次に詳述する。
圧力損失が少ないが、加熱蒸気入口直下のドレン水面を
押し下げるという不具合が顕著である。本発明は、上記
のドレン水面押し下げ現象が、「管巣の閉じられた部
屋」に加熱蒸気が流入することに起因するとの推定に基
づき、管巣側部の蒸気流路断面積を変化させて実験した
ところ、該流路断面が或る値(胴の断面積に対する比
率)以上となつたとき圧力損失が著しく改善されること
を発見した。この法則性について、第7図及び第8図を
参照しつつ、次に詳述する。
7図の平行斜線ハツチング部分30(管群31とドレン32と
を除いた胴体内断面積)をパラメータA3と呼ぶ。第8図
蒸気通路ハツチング部33(管支持板6とドレン32とを除
いた胴体内断面積)をパラメータA4と呼ぶ。A4とA3との
比率α=A4/A3は、実験結果圧力損失の増減に関係する
事が判明した。
を除いた胴体内断面積)をパラメータA3と呼ぶ。第8図
蒸気通路ハツチング部33(管支持板6とドレン32とを除
いた胴体内断面積)をパラメータA4と呼ぶ。A4とA3との
比率α=A4/A3は、実験結果圧力損失の増減に関係する
事が判明した。
第10図は実験結果の一例を示す。蒸気流入個所(矢印で
示す)の直下部付近では圧力が上昇し、その他の個所に
て圧力勾配を生じている事がわかる。なお圧力変動量は
前述パラメータ(α=A4/A3)が小さい程大きくなり、
α値が大きい程小さくなり、α値の増大つまり蒸気側部
通路面積A4が増大するにつれ圧力損失が緩和されるとい
う事がわかる。そこで、α値の経済的な適値を求めるべ
く、α値と圧力損失との関係を第11図の如く整理する事
により、α値を約0.24以上にすると圧力損失が大幅に解
消する事が判明した。よつてある給水加熱器管巣に対し
圧力損失を充分低減出来る最適胴体直径を決定するには
α=0.24を勘考して設計すれば良い事がわかる。
示す)の直下部付近では圧力が上昇し、その他の個所に
て圧力勾配を生じている事がわかる。なお圧力変動量は
前述パラメータ(α=A4/A3)が小さい程大きくなり、
α値が大きい程小さくなり、α値の増大つまり蒸気側部
通路面積A4が増大するにつれ圧力損失が緩和されるとい
う事がわかる。そこで、α値の経済的な適値を求めるべ
く、α値と圧力損失との関係を第11図の如く整理する事
により、α値を約0.24以上にすると圧力損失が大幅に解
消する事が判明した。よつてある給水加熱器管巣に対し
圧力損失を充分低減出来る最適胴体直径を決定するには
α=0.24を勘考して設計すれば良い事がわかる。
なお、従来における火力及び原子力発電プラントにおけ
る給水加熱器の胴長と胴径の比率は一般に5倍から8倍
程度であり、側部蒸気流路比は0.1〜0.17程度であるか
ら、これらにおいてα=0.24という条件は適用可能であ
る。
る給水加熱器の胴長と胴径の比率は一般に5倍から8倍
程度であり、側部蒸気流路比は0.1〜0.17程度であるか
ら、これらにおいてα=0.24という条件は適用可能であ
る。
また給水加熱器は経済性を考慮して胴体内に出来るだけ
多量の加熱管を設置する為、一般に管巣外周は胴体内径
に沿つて円柱面状に構成される。この為、管巣外周部の
蒸気通路面積が減少しており、それに加えて管支持板に
よつて更に蒸気通路面積が減少される為、側部蒸気流路
比は従来一般に0.10〜0.17(10%〜17%)程度となつて
いる。
多量の加熱管を設置する為、一般に管巣外周は胴体内径
に沿つて円柱面状に構成される。この為、管巣外周部の
蒸気通路面積が減少しており、それに加えて管支持板に
よつて更に蒸気通路面積が減少される為、側部蒸気流路
比は従来一般に0.10〜0.17(10%〜17%)程度となつて
いる。
これら条件の給水加熱器を側部蒸気流路比α=0.24(24
%)以上に改善すれば、本発明が目的とする効果である
ところの、胴体圧力損失の非常に少ない高性能の給水加
熱器が得られる。
%)以上に改善すれば、本発明が目的とする効果である
ところの、胴体圧力損失の非常に少ない高性能の給水加
熱器が得られる。
上に述べたように側路蒸気流路比を従来よりも大きくと
ると、第6図における側部蒸気流34の流量が大となる。
この流量を適正に設定すると、蒸気入口から流入した蒸
気が蒸気入口直下の管巣セクシヨンに流入した時、動圧
を上昇させる前に十分な面積を有する側部流路に蒸気が
移動分配されることになり、この結果圧力損失の増大な
らびに水位勾配の増大が解消され、性能効率の大幅な改
善である平行流構造が採用可能となる。
ると、第6図における側部蒸気流34の流量が大となる。
この流量を適正に設定すると、蒸気入口から流入した蒸
気が蒸気入口直下の管巣セクシヨンに流入した時、動圧
を上昇させる前に十分な面積を有する側部流路に蒸気が
移動分配されることになり、この結果圧力損失の増大な
らびに水位勾配の増大が解消され、性能効率の大幅な改
善である平行流構造が採用可能となる。
第1図は本発明の1実施例の横断面図、第2図は同じく
縦断面図である。
縦断面図である。
第1図に示すごとく、給水加熱器胴体9内の管群31が設
置され、該管群31の上部には蒸気入口管台10から流入す
る蒸気によつて加熱管が損傷するのを防止する為、衝撃
防止板11が設置されている。
置され、該管群31の上部には蒸気入口管台10から流入す
る蒸気によつて加熱管が損傷するのを防止する為、衝撃
防止板11が設置されている。
管巣内中央にはベント板母管20が設けられ、管巣内に流
入した蒸気の終端部として不凝縮ガスの集合排出の機能
を果たしている。該ベント抜母管にはベント誘導バツフ
ル21が取り付けられ、蒸気及び不凝縮ガスをベント抜母
管に確実に誘導する役目を果たしている。本ベント抜構
造により、ベントは管巣内に滞流することなく完全に排
出され、性能改善に寄与している。管支持板6の外周に
は切り欠き22が設けられ、管巣セクシヨンに流入する蒸
気を速やかに長手方向各管巣セクシヨンに分配して、圧
力損失が増大する事を防止している。なお上記の管支持
板外周部切り欠き22を含め、側部蒸気流路比は24%以上
(本例において約30%)としてあり、切り欠き22を設け
ることにより、胴体9内から管支持板6とドレン32と、
切欠き22を除いた断面積すなわち第8図に示する胴体9
内上方部の面積を小さくすることができ、これによって
胴体9を小形化することができる。
入した蒸気の終端部として不凝縮ガスの集合排出の機能
を果たしている。該ベント抜母管にはベント誘導バツフ
ル21が取り付けられ、蒸気及び不凝縮ガスをベント抜母
管に確実に誘導する役目を果たしている。本ベント抜構
造により、ベントは管巣内に滞流することなく完全に排
出され、性能改善に寄与している。管支持板6の外周に
は切り欠き22が設けられ、管巣セクシヨンに流入する蒸
気を速やかに長手方向各管巣セクシヨンに分配して、圧
力損失が増大する事を防止している。なお上記の管支持
板外周部切り欠き22を含め、側部蒸気流路比は24%以上
(本例において約30%)としてあり、切り欠き22を設け
ることにより、胴体9内から管支持板6とドレン32と、
切欠き22を除いた断面積すなわち第8図に示する胴体9
内上方部の面積を小さくすることができ、これによって
胴体9を小形化することができる。
ここで、管支持板の基本形状は、胴体の内周面に接する
円形であるが、平行流動形の給水加熱器の管支持板にお
いては、上記基本の円形の上端部が蒸気流路を形成する
ために弓形(サーキュラー・セグメント)に切り落され
ていると共に、その下端部がドレン流路を形成するため
に弓形に切り落されている(第8図参照)。
円形であるが、平行流動形の給水加熱器の管支持板にお
いては、上記基本の円形の上端部が蒸気流路を形成する
ために弓形(サーキュラー・セグメント)に切り落され
ていると共に、その下端部がドレン流路を形成するため
に弓形に切り落されている(第8図参照)。
本発明において管支持板の切欠きとは、管支持板の上部
に設けられている蒸気流路及び管支持板の下部に設けら
れているドレン流路とを除いて、管支持板と胴体内面と
の間に意企的に設けた空隙を言い、この切欠きの両端部
はそれぞれ胴体の内周面に当接させる。その理由は、製
造途中に胴体を溶接で組み立てる際、該管支持板が胴体
に対して相対的に移動しないように支えるためである。
に設けられている蒸気流路及び管支持板の下部に設けら
れているドレン流路とを除いて、管支持板と胴体内面と
の間に意企的に設けた空隙を言い、この切欠きの両端部
はそれぞれ胴体の内周面に当接させる。その理由は、製
造途中に胴体を溶接で組み立てる際、該管支持板が胴体
に対して相対的に移動しないように支えるためである。
すなわち、本発明における切欠きは、平行流動形の給水
加熱器において、加熱蒸気入口から胴体内に導かれた加
熱蒸気を、胴体内の長手方向に速やかに分配(スムーズ
に拡散)し、導入された加熱蒸気によって影響されるド
レンの局部的な水位の低下を抑制するために形成された
ものである。そして、この切欠きによる作用を達成する
ために、本発明においては、胴体の長手方向に対して垂
直な断面の複数のU字型伝熱管が配置されている区域を
除いた内腔面積からドレンの占める部分を差引いた断面
積をA3、前記内腔面積から管支持板とドレンの占める部
分とを差引いた断面積A4とし、A3とA4との比率α=A4/A
3を0.240〜0.357にすることを見出したものである。
加熱器において、加熱蒸気入口から胴体内に導かれた加
熱蒸気を、胴体内の長手方向に速やかに分配(スムーズ
に拡散)し、導入された加熱蒸気によって影響されるド
レンの局部的な水位の低下を抑制するために形成された
ものである。そして、この切欠きによる作用を達成する
ために、本発明においては、胴体の長手方向に対して垂
直な断面の複数のU字型伝熱管が配置されている区域を
除いた内腔面積からドレンの占める部分を差引いた断面
積をA3、前記内腔面積から管支持板とドレンの占める部
分とを差引いた断面積A4とし、A3とA4との比率α=A4/A
3を0.240〜0.357にすることを見出したものである。
第2図を用いて、上記作用を詳細に説明すると、複数の
管支持板6を等高に配列して、平行流形の給水加熱器を
構成している。そして、各管巣セクシヨン16の上部には
蒸気流動部23が形成されている。蒸気流の1部は各管巣
セクシヨンに分配流24の如く流入するが、各管巣セクシ
ヨンには管巣側部流25としても蒸気流の1部が供給され
る。これにより、ドレンの局部的な水位の低下を抑制す
ることができ、圧力損失の少ない運転が可能となる。
管支持板6を等高に配列して、平行流形の給水加熱器を
構成している。そして、各管巣セクシヨン16の上部には
蒸気流動部23が形成されている。蒸気流の1部は各管巣
セクシヨンに分配流24の如く流入するが、各管巣セクシ
ヨンには管巣側部流25としても蒸気流の1部が供給され
る。これにより、ドレンの局部的な水位の低下を抑制す
ることができ、圧力損失の少ない運転が可能となる。
尚、前述したように衝撃防止板11は、蒸気入口管台10か
ら流入する蒸気によって加熱管が損傷するのを防止する
ためのものであって、上記切欠きによる作用を達成する
ための必須の構成ではない。
ら流入する蒸気によって加熱管が損傷するのを防止する
ためのものであって、上記切欠きによる作用を達成する
ための必須の構成ではない。
第3図は前記と異なる実施例を示す。本例の給水加熱器
は、側部蒸気流路を更に十分に確保する為、管巣形状を
四角形に配置してある。このように構成すると側部通路
面積を大きく取り易い。
は、側部蒸気流路を更に十分に確保する為、管巣形状を
四角形に配置してある。このように構成すると側部通路
面積を大きく取り易い。
蒸気側部流路比αを0.24以上とした設計例により性能改
善した試算例を以下に説明する。
善した試算例を以下に説明する。
第9図は従来形給水加熱器の温度線図を示す。給水は温
度T1にて流入し温度T2にて器外に流出する。給水流量は
GWであり、蒸気側は胴体内飽和圧力に対する飽和温度
TSにて一定温度を維持している。かかる条件の給水加熱
器において、必要加熱面積SCZ(m2)は下式で表わされ
る。
度T1にて流入し温度T2にて器外に流出する。給水流量は
GWであり、蒸気側は胴体内飽和圧力に対する飽和温度
TSにて一定温度を維持している。かかる条件の給水加熱
器において、必要加熱面積SCZ(m2)は下式で表わされ
る。
ここに、h2:出口給水温度t2に相当するエンタルピ(Kca
l/kg) h1:入口給水温度t1に相当するエンタルピ(Kcal/kg) KCZ:熱貫流率(Kcal/m2h℃) θm:対数平均温度差(℃) また として表わされ必要加熱面積SCZは対数平均温度差θm
に反比例する。更にθmは上式の如く、器内飽和温度T
s′(タービンよりの抽気圧力から圧力損失を減じた圧
力の飽和温度)の増加により増加する為、器内圧力損失
の低減により必要加熱面積が減少可能となる。
l/kg) h1:入口給水温度t1に相当するエンタルピ(Kcal/kg) KCZ:熱貫流率(Kcal/m2h℃) θm:対数平均温度差(℃) また として表わされ必要加熱面積SCZは対数平均温度差θm
に反比例する。更にθmは上式の如く、器内飽和温度T
s′(タービンよりの抽気圧力から圧力損失を減じた圧
力の飽和温度)の増加により増加する為、器内圧力損失
の低減により必要加熱面積が減少可能となる。
原子力プラントの給水加熱器の一例について、従来形と
α値を0.24以上とした新形との性能比較をした例を下記
に示す。
α値を0.24以上とした新形との性能比較をした例を下記
に示す。
上記の如く、α=0.3とすることによつて、加熱面積
(伝熱管面積)が12%低減された。
(伝熱管面積)が12%低減された。
以上詳述したように、本発明を適用すると、給水加熱器
内における加熱蒸気の圧力損失を低減し、熱交換性能を
向上することができ、かつ、加熱蒸気流入部の直下にお
けるドレン水面の低下やこれに伴う不具合の発生を防止
することができ、かつ管支持体上部の胴体内腔面積を切
欠によって形成される面積に移向することができ、これ
によって胴体径を減少し給水加熱器を小形化することが
できる。
内における加熱蒸気の圧力損失を低減し、熱交換性能を
向上することができ、かつ、加熱蒸気流入部の直下にお
けるドレン水面の低下やこれに伴う不具合の発生を防止
することができ、かつ管支持体上部の胴体内腔面積を切
欠によって形成される面積に移向することができ、これ
によって胴体径を減少し給水加熱器を小形化することが
できる。
第1図及び第2図は本発明の1実施例を示し、第1図は
横断面図、第2図は縦断面図である。第3図は上記と異
なる実施例の横断面図である。第4図は従来例の給水加
熱器の横断面図である。第5図は蛇行流形給水加熱器の
説明図、第6図は平行流形給水加熱器の説明図である。
第7図及び第8図は側部流路比の説明図である。第9図
は前記実施例の作用,効果を説明する為の温度線図であ
る。第10図及び第11図は側部流路比の影響を説明する為
の図表である。 5……U字形加熱管、6……管支持板、7……タイロツ
ド、8……終端ベント排出口、10……蒸気入口管台、15
……水位勾配、16……各管巣セクシヨン、17……蒸気、
18……下部蒸気流路、19……閉じられた部屋、20……ベ
ント抜母管、ベント誘導バツクル、22……管支持板の切
り欠き、23……蒸気流動部、24……分配流、25……管巣
側部流、31……管群、34……側部蒸気流路部。
横断面図、第2図は縦断面図である。第3図は上記と異
なる実施例の横断面図である。第4図は従来例の給水加
熱器の横断面図である。第5図は蛇行流形給水加熱器の
説明図、第6図は平行流形給水加熱器の説明図である。
第7図及び第8図は側部流路比の説明図である。第9図
は前記実施例の作用,効果を説明する為の温度線図であ
る。第10図及び第11図は側部流路比の影響を説明する為
の図表である。 5……U字形加熱管、6……管支持板、7……タイロツ
ド、8……終端ベント排出口、10……蒸気入口管台、15
……水位勾配、16……各管巣セクシヨン、17……蒸気、
18……下部蒸気流路、19……閉じられた部屋、20……ベ
ント抜母管、ベント誘導バツクル、22……管支持板の切
り欠き、23……蒸気流動部、24……分配流、25……管巣
側部流、31……管群、34……側部蒸気流路部。
Claims (1)
- 【請求項1】加熱蒸気を導入する入口及びドレン排出口
を備えた胴体と、該胴体内にその長手方向に設けた複数
個のU字型伝熱管と、該U字型伝熱管を支持する管支持
板とを有する平行流形の給水加熱器において、 前記管支持板の周囲と前記胴体の内面との間の少なくと
も1部に切欠きを形成し、前記入口からの蒸気を前記切
欠きを通過せしめると共に、 (a)前記胴体の長手方向に対して垂直な断面の前記複
数のU字型伝熱管が配置されている区域を除いた内腔面
積からドレンの占める部分を差引いた断面積をA3とし、 (b)前記内腔面積から前記管支持板とドレンの占める
部分とを差引いた断面積をA4とし、 前記A4/A3の比αを0.240〜0.357に設定したことを特徴
とする給水加熱器。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61121257A JPH076603B2 (ja) | 1986-05-28 | 1986-05-28 | 給水加熱器 |
| CN 87103831 CN87103831A (zh) | 1986-05-28 | 1987-05-27 | 给水加热器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61121257A JPH076603B2 (ja) | 1986-05-28 | 1986-05-28 | 給水加熱器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62280505A JPS62280505A (ja) | 1987-12-05 |
| JPH076603B2 true JPH076603B2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=14806777
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61121257A Expired - Lifetime JPH076603B2 (ja) | 1986-05-28 | 1986-05-28 | 給水加熱器 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH076603B2 (ja) |
| CN (1) | CN87103831A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107300330B (zh) * | 2017-07-26 | 2023-05-09 | 杭州国能汽轮工程有限公司 | 侧向进汽凝汽器的布管结构 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56117003A (en) * | 1980-02-18 | 1981-09-14 | Tokyo Shibaura Electric Co | Feed water heater |
-
1986
- 1986-05-28 JP JP61121257A patent/JPH076603B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1987
- 1987-05-27 CN CN 87103831 patent/CN87103831A/zh active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62280505A (ja) | 1987-12-05 |
| CN87103831A (zh) | 1987-12-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |