JPH076635A - 信号伝送ケーブル - Google Patents
信号伝送ケーブルInfo
- Publication number
- JPH076635A JPH076635A JP17084293A JP17084293A JPH076635A JP H076635 A JPH076635 A JP H076635A JP 17084293 A JP17084293 A JP 17084293A JP 17084293 A JP17084293 A JP 17084293A JP H076635 A JPH076635 A JP H076635A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shape
- cable
- wire
- signal transmission
- transmission cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Communication Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 絡まらなく使用性がよいとともに、折れ癖等
による外観の悪化のない信号伝送ケーブルを提供する。 【構成】 音声信号等の信号を伝送する導体線ととも
に、所定の記憶形状に設定された形状記憶合金によるワ
イヤーを通して信号伝送ケーブル1を構成する。形状記
憶合金によるワイヤーの記憶形状は略直線状、略円形
状、又はカール状とする。
による外観の悪化のない信号伝送ケーブルを提供する。 【構成】 音声信号等の信号を伝送する導体線ととも
に、所定の記憶形状に設定された形状記憶合金によるワ
イヤーを通して信号伝送ケーブル1を構成する。形状記
憶合金によるワイヤーの記憶形状は略直線状、略円形
状、又はカール状とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は特にヘッドフォン、マイ
クロフォン、スピーカ等の音響機器などに用いられるに
好適な信号伝送ケーブルに関するものである。
クロフォン、スピーカ等の音響機器などに用いられるに
好適な信号伝送ケーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ヘッドフォンコードやマイクロフォンコ
ード、或はスピーカコードとして使用されている音声信
号の伝送ケーブルは、一般に、テトロンやアラミト繊維
等の中心糸の周囲に複数の銅線をスパイラル状に巻きつ
けて導体線(信号伝送線)を構成し、その周囲をポリ塩
化ビニル等による被覆体を被せて形成されている。
ード、或はスピーカコードとして使用されている音声信
号の伝送ケーブルは、一般に、テトロンやアラミト繊維
等の中心糸の周囲に複数の銅線をスパイラル状に巻きつ
けて導体線(信号伝送線)を構成し、その周囲をポリ塩
化ビニル等による被覆体を被せて形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ヘッドフォ
ンやマイクロフォンを使用しない場合は、通常ケーブル
を束ねたり円形に巻いたりして収納しているが、使用者
が雑に束ねたり、ケーブルの一部が折り曲げられた状態
で収納されたりして、銅線や被覆体に曲げ力が加わる
と、銅線や被覆体の機械的なヒステリシスのために折れ
曲がった癖が付いてしまう。そして、使用時に再度取り
出すと、折れの癖などによりケーブルが絡まりやすく、
使いずらいものとなり、また外観上も甚だ見栄えの悪い
ものとなってしまうという問題がある。
ンやマイクロフォンを使用しない場合は、通常ケーブル
を束ねたり円形に巻いたりして収納しているが、使用者
が雑に束ねたり、ケーブルの一部が折り曲げられた状態
で収納されたりして、銅線や被覆体に曲げ力が加わる
と、銅線や被覆体の機械的なヒステリシスのために折れ
曲がった癖が付いてしまう。そして、使用時に再度取り
出すと、折れの癖などによりケーブルが絡まりやすく、
使いずらいものとなり、また外観上も甚だ見栄えの悪い
ものとなってしまうという問題がある。
【0004】また、信号伝送ケーブルとしてカール加工
し、使用時に伸縮性が得られるようにしたものも知られ
ているが、この場合も雑な取り扱いや収納状態により一
部が折れ曲がってカール巻き方向が反転してしまった
り、長期使用や無理な引き伸ばしがなされて伸び状態に
なってしまうことがあった。
し、使用時に伸縮性が得られるようにしたものも知られ
ているが、この場合も雑な取り扱いや収納状態により一
部が折れ曲がってカール巻き方向が反転してしまった
り、長期使用や無理な引き伸ばしがなされて伸び状態に
なってしまうことがあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みてなされたもので、音声信号等の信号を伝送す
る導体線とともに、所定の記憶形状に設定された形状記
憶合金によるワイヤーが通された信号伝送ケーブルを提
供する。ここで、形状記憶合金によるワイヤーの記憶形
状は略直線状とする。又はワイヤーの全部又は一部の記
憶形状を略円形とする。又はワイヤーの記憶形状はカー
ル状とする。
点に鑑みてなされたもので、音声信号等の信号を伝送す
る導体線とともに、所定の記憶形状に設定された形状記
憶合金によるワイヤーが通された信号伝送ケーブルを提
供する。ここで、形状記憶合金によるワイヤーの記憶形
状は略直線状とする。又はワイヤーの全部又は一部の記
憶形状を略円形とする。又はワイヤーの記憶形状はカー
ル状とする。
【0006】
【作用】形状記憶合金によるワイヤーを信号伝送ケーブ
ル内に通しておくことにより、ケーブルを束ねたり巻い
たりした保管時の状態から取り出せば、ケーブルは形状
記憶合金ワイヤーの記憶形状に基づいて、自然に略直線
状、円形状、もしくはもとのカール状になる。
ル内に通しておくことにより、ケーブルを束ねたり巻い
たりした保管時の状態から取り出せば、ケーブルは形状
記憶合金ワイヤーの記憶形状に基づいて、自然に略直線
状、円形状、もしくはもとのカール状になる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の信号伝送ケーブルをヘッドフ
ォンコードとして用いた実施例である。10はヘッドフ
ォン、11は接続プラグであり、1がケーブルである。
このケーブル1は、例えば図2に断面図として示すよう
に4芯タイプで構成されている。2は導電線の中心糸と
なるテトロン糸、3はテトロン糸2の周囲に巻装される
銅線部であり、それぞれ例えば0.06mmの銅線が14本ス
パイラル状に巻装されて、1チャンネルの導電線が構成
され信号が伝送される。
ォンコードとして用いた実施例である。10はヘッドフ
ォン、11は接続プラグであり、1がケーブルである。
このケーブル1は、例えば図2に断面図として示すよう
に4芯タイプで構成されている。2は導電線の中心糸と
なるテトロン糸、3はテトロン糸2の周囲に巻装される
銅線部であり、それぞれ例えば0.06mmの銅線が14本ス
パイラル状に巻装されて、1チャンネルの導電線が構成
され信号が伝送される。
【0008】4はポリ塩化ビニル等により中空状(チュ
ーブ状)に形成されている被覆部であ、4単位の銅線部
3の外部を被覆している。そして、4単位の銅線部3の
中心位置には0.5mm 程度の径の形状記憶合金によるワイ
ヤー5が配されている。
ーブ状)に形成されている被覆部であ、4単位の銅線部
3の外部を被覆している。そして、4単位の銅線部3の
中心位置には0.5mm 程度の径の形状記憶合金によるワイ
ヤー5が配されている。
【0009】ここで、形状記憶合金は一般に知られてい
るように、変形させても或る温度以上となると元の形に
戻るものである。そこで、ワイヤー5には、あらかじめ
例えば記憶温度を0°として略直線形状を記憶させてお
く。すると、常温状態ではワイヤー5は直線状に復帰す
ることとなり、例えばユーザーがヘッドフォン10を雑
に使用して図1(b)のようにケーブル1を乱雑にして
しまってもすぐに図1(a)のように直線状に復帰する
ことになる。また図1(b)の状態のまま収納ケース等
に押し込んで収納してしまっても、次に取り出して使用
する場合には、ケーブル1は図1(a)のように直線状
に復帰することになる。
るように、変形させても或る温度以上となると元の形に
戻るものである。そこで、ワイヤー5には、あらかじめ
例えば記憶温度を0°として略直線形状を記憶させてお
く。すると、常温状態ではワイヤー5は直線状に復帰す
ることとなり、例えばユーザーがヘッドフォン10を雑
に使用して図1(b)のようにケーブル1を乱雑にして
しまってもすぐに図1(a)のように直線状に復帰する
ことになる。また図1(b)の状態のまま収納ケース等
に押し込んで収納してしまっても、次に取り出して使用
する場合には、ケーブル1は図1(a)のように直線状
に復帰することになる。
【0010】つまり、折れ曲がりの癖がついたりいわゆ
るヨレヨレの状態になったりせず、使用時の外観として
良好な状態が保たれるとともに、ケーブル1が絡まって
しまって使用時に苦労することもなくなる。
るヨレヨレの状態になったりせず、使用時の外観として
良好な状態が保たれるとともに、ケーブル1が絡まって
しまって使用時に苦労することもなくなる。
【0011】なお、形状記憶合金のワイヤー5をテトロ
ン糸2の代りに用いてもよい。例えば図3のようにワイ
ヤー5の周囲に銅線を巻装して銅線部3を形成するよう
にしてもよい。また、図3は4単位の全ての銅線部3の
中心線としてワイヤー5を設けたか、少なくともいづれ
か1つの銅線部3について中心線がワイヤー5とされて
いればよい。
ン糸2の代りに用いてもよい。例えば図3のようにワイ
ヤー5の周囲に銅線を巻装して銅線部3を形成するよう
にしてもよい。また、図3は4単位の全ての銅線部3の
中心線としてワイヤー5を設けたか、少なくともいづれ
か1つの銅線部3について中心線がワイヤー5とされて
いればよい。
【0012】また、例えば2芯タイプのケーブルでは図
4のように各銅線部3,3に対してワイヤー5を添わせ
るようにすればよい。もちろんこの場合もテトロン糸2
に代えてワイヤー5を用いてもよい。もちろん、3芯や
5芯以上の多芯タイプのケーブルの場合であっても、同
様に形状記憶合金によるワイヤーが沿わせられらばよ
い。
4のように各銅線部3,3に対してワイヤー5を添わせ
るようにすればよい。もちろんこの場合もテトロン糸2
に代えてワイヤー5を用いてもよい。もちろん、3芯や
5芯以上の多芯タイプのケーブルの場合であっても、同
様に形状記憶合金によるワイヤーが沿わせられらばよ
い。
【0013】図5は図1と同様の信号伝送ケーブル1を
マイクロフォン20に用いたものである。21は接続プ
ラグを示す。この場合も、図5(b)のようにケーブル
1を雑にして収納しておいても、取り出せば図5(a)
のように直線状に復帰し、使用時のケーブル1の絡みは
解消され、外観も向上される。
マイクロフォン20に用いたものである。21は接続プ
ラグを示す。この場合も、図5(b)のようにケーブル
1を雑にして収納しておいても、取り出せば図5(a)
のように直線状に復帰し、使用時のケーブル1の絡みは
解消され、外観も向上される。
【0014】また、特に図1、図5と同様にワイヤー5
を直線形状を記憶させることが好適な実施例として図6
(b)にイヤーレシーバ30を示す。31はドライバユ
ニット、32は接続プラグである。このイヤーレシーバ
30は、例えば図6(a)のような専用ケース33内に
おいて、ケーブル1を巻装させた状態で収納することが
できるようになされているが、このイヤーレシーバ30
を使用時に専用ケース33から取り出すと、ケーブル1
は絡まることなく即座に図6(b)のように略直線状と
なり、使用に際して非常に便利なものとなる。
を直線形状を記憶させることが好適な実施例として図6
(b)にイヤーレシーバ30を示す。31はドライバユ
ニット、32は接続プラグである。このイヤーレシーバ
30は、例えば図6(a)のような専用ケース33内に
おいて、ケーブル1を巻装させた状態で収納することが
できるようになされているが、このイヤーレシーバ30
を使用時に専用ケース33から取り出すと、ケーブル1
は絡まることなく即座に図6(b)のように略直線状と
なり、使用に際して非常に便利なものとなる。
【0015】図7はケーブル1に配されるワイヤー5の
記憶形状が異なるようにしたヘッドフォン10の実施例
を示す。この場合ケーブル1内のワイヤー5は例えば直
径200mm程度の円形となるようにラウンドさせた形
状が記憶されている。このような実施例では、ケーブル
1の延伸長を長く設定するものに有効である。例えばケ
ーブル1が5m〜10m、もしくはそれ以上長いものと
なると、常温時に常に直線状に復帰していたのでは、不
使用時であってケース等に収納していない場合など、室
内等に長いケーブルがむやみに横たわった状態となり、
煩わしいことになるおそれがある。
記憶形状が異なるようにしたヘッドフォン10の実施例
を示す。この場合ケーブル1内のワイヤー5は例えば直
径200mm程度の円形となるようにラウンドさせた形
状が記憶されている。このような実施例では、ケーブル
1の延伸長を長く設定するものに有効である。例えばケ
ーブル1が5m〜10m、もしくはそれ以上長いものと
なると、常温時に常に直線状に復帰していたのでは、不
使用時であってケース等に収納していない場合など、室
内等に長いケーブルがむやみに横たわった状態となり、
煩わしいことになるおそれがある。
【0016】そこで、ヘッドフォン10をロングコード
タイプとする場合は、図7のようにケーブル1内の形状
記憶合金ワイヤー5の記憶形状をラウンド状とする。す
ると例えばステレオセット12に接続して使用する場合
を考えると、図8(a)(b)に示すように使用位置
(ユーザーの位置)に応じて必要長だけが伸ばされ、余
分長はラウンド状態を保つことになる。つまり、使用時
において余分長部分は整然とまとめられ、煩わしくなる
ことはなくなる。また、使用後においても図7のように
まとまるため、そのまま放置しておいても煩わしくな
く、また収納する際もそのまま所定のケース等に入れれ
ばよいため、非常に手軽となる。
タイプとする場合は、図7のようにケーブル1内の形状
記憶合金ワイヤー5の記憶形状をラウンド状とする。す
ると例えばステレオセット12に接続して使用する場合
を考えると、図8(a)(b)に示すように使用位置
(ユーザーの位置)に応じて必要長だけが伸ばされ、余
分長はラウンド状態を保つことになる。つまり、使用時
において余分長部分は整然とまとめられ、煩わしくなる
ことはなくなる。また、使用後においても図7のように
まとまるため、そのまま放置しておいても煩わしくな
く、また収納する際もそのまま所定のケース等に入れれ
ばよいため、非常に手軽となる。
【0017】図9はラウンド状に記憶されたワイヤー5
が配されたケーブル1を用いたマイクロフォン20の
例、また図10はポータブルタイプのスピーカ40(例
えば小型のアクティブスピーカ)において、スピーカ本
体と接続プラグ41の間の伝送ケーブルとして、同様に
ラウンド状に記憶されたワイヤー5が配されたケーブル
1を用いた例である。これらの場合も上記ヘッドフォン
10の場合と同様の効果を得ることができる。
が配されたケーブル1を用いたマイクロフォン20の
例、また図10はポータブルタイプのスピーカ40(例
えば小型のアクティブスピーカ)において、スピーカ本
体と接続プラグ41の間の伝送ケーブルとして、同様に
ラウンド状に記憶されたワイヤー5が配されたケーブル
1を用いた例である。これらの場合も上記ヘッドフォン
10の場合と同様の効果を得ることができる。
【0018】図11はケーブル1に配されているワイヤ
ー5の記憶形状がさらに異なるようにしたヘッドフォン
10の実施例を示す。この場合ワイヤー5はカール状に
記憶されており、つまり、通常のカールコードとされる
ケーブルに対応するものである。このように構成するこ
とで、乱雑に収納されたりしてもカール方向が反転され
るように折れ曲がったりねじれた状態となってしまうこ
とが解消される。
ー5の記憶形状がさらに異なるようにしたヘッドフォン
10の実施例を示す。この場合ワイヤー5はカール状に
記憶されており、つまり、通常のカールコードとされる
ケーブルに対応するものである。このように構成するこ
とで、乱雑に収納されたりしてもカール方向が反転され
るように折れ曲がったりねじれた状態となってしまうこ
とが解消される。
【0019】また、形状記憶合金のたわみ量に対する加
重の特性を図12に破線で示すが(実線はステンレスや
銅の場合)形状記憶合金には図中Aの領域として示すよ
うに変形量が増えてもそれによって発生する力(元の形
に復帰しようとする力)が一定の定加重特性を発揮する
超弾性領域が存在する。そして、図示するようにたわみ
状態は荷重前の状態まで復帰することになる。一方ステ
ンレスや銅の場合、たわみ量(変形量)を大きくしてい
くに従って荷重を大きく与えなければならないととも
に、機械的なヒステリシスのために荷重を与える前の状
態までは復帰せず、永久変形が生じてしまう。
重の特性を図12に破線で示すが(実線はステンレスや
銅の場合)形状記憶合金には図中Aの領域として示すよ
うに変形量が増えてもそれによって発生する力(元の形
に復帰しようとする力)が一定の定加重特性を発揮する
超弾性領域が存在する。そして、図示するようにたわみ
状態は荷重前の状態まで復帰することになる。一方ステ
ンレスや銅の場合、たわみ量(変形量)を大きくしてい
くに従って荷重を大きく与えなければならないととも
に、機械的なヒステリシスのために荷重を与える前の状
態までは復帰せず、永久変形が生じてしまう。
【0020】例えばステンレス線で図13(a)のよう
にスプリングを作り、これを図13(b)のように必要
以上の力で引っ張ったとする。すると、スプリングをは
なしても、図13(c)の状態までしか復帰せず、つま
り、或る程度の分が永久変形してしまっていることにな
る。しかも、スプリングを引っ張る力はスプリングが長
くなるほど強い力が必要となる。
にスプリングを作り、これを図13(b)のように必要
以上の力で引っ張ったとする。すると、スプリングをは
なしても、図13(c)の状態までしか復帰せず、つま
り、或る程度の分が永久変形してしまっていることにな
る。しかも、スプリングを引っ張る力はスプリングが長
くなるほど強い力が必要となる。
【0021】ところが、形状記憶合金でで図14(a)
のようにスプリングを作り、これを図14(b)のよう
に必要以上の力で引っ張ったとする。この場合、スプリ
ングをはなすと、図14(c)のように元の状態に戻
り、変形は生じない。つまり、変形に強いことになり、
この強さはステンレス、ピアノ線等に比べて10倍程度
である。また、スプリングを引っ張る力は超弾性領域に
おいてはスプリングが長くなっても変化しない。
のようにスプリングを作り、これを図14(b)のよう
に必要以上の力で引っ張ったとする。この場合、スプリ
ングをはなすと、図14(c)のように元の状態に戻
り、変形は生じない。つまり、変形に強いことになり、
この強さはステンレス、ピアノ線等に比べて10倍程度
である。また、スプリングを引っ張る力は超弾性領域に
おいてはスプリングが長くなっても変化しない。
【0022】このような特性から、カールコード状のケ
ーブル1内に形状記憶合金のワイヤー5が配されている
ことにより、いわゆる伸びが発生してしまうことが防止
され、また、例えばヘッドフォン10を装着するままス
テレオセットから離れる必要があってカールを伸ばして
いくような場合でも、超弾性領域の定荷重特性により、
ユーザーは或る程度楽に引っ張っていくことができる。
なお、もちろんこのようなカール状のケーブル1をマイ
クロフォンやスピーカに用いてもよい。
ーブル1内に形状記憶合金のワイヤー5が配されている
ことにより、いわゆる伸びが発生してしまうことが防止
され、また、例えばヘッドフォン10を装着するままス
テレオセットから離れる必要があってカールを伸ばして
いくような場合でも、超弾性領域の定荷重特性により、
ユーザーは或る程度楽に引っ張っていくことができる。
なお、もちろんこのようなカール状のケーブル1をマイ
クロフォンやスピーカに用いてもよい。
【0023】ところで、実施例では例えばヘッドフォ
ン、スピーカ、マイクロフォン等の音響機器において本
発明を採用した例をあげたが、本発明はさらに映像機器
間で映像信号を伝送する信号伝送ケーブルや、コンピュ
ータ機器、ワードプロセッサ、データ記録装置、データ
再生装置などにおける各種デジタルデータの伝送用ケー
ブルに採用することもできる。さらに電話機の伝送ケー
ブル、即ち電話機本体とハンドセットの間の伝送ケーブ
ルや、電子楽器、電気楽器の出力信号ケーブルとしても
有用である。そしてこれらの各種機器において、特に本
発明はユーザーが装着、所持、携帯するような機器に対
して接続されるケーブルとして用いることに好適であ
る。
ン、スピーカ、マイクロフォン等の音響機器において本
発明を採用した例をあげたが、本発明はさらに映像機器
間で映像信号を伝送する信号伝送ケーブルや、コンピュ
ータ機器、ワードプロセッサ、データ記録装置、データ
再生装置などにおける各種デジタルデータの伝送用ケー
ブルに採用することもできる。さらに電話機の伝送ケー
ブル、即ち電話機本体とハンドセットの間の伝送ケーブ
ルや、電子楽器、電気楽器の出力信号ケーブルとしても
有用である。そしてこれらの各種機器において、特に本
発明はユーザーが装着、所持、携帯するような機器に対
して接続されるケーブルとして用いることに好適であ
る。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明の信号伝送ケ
ーブルは、形状記憶合金によるワイヤーを信号伝送ケー
ブル内に通しておくことにより、ケーブルを束ねたり巻
いたりした保管時の状態から取り出したり、或は乱雑に
扱ったりしても、ケーブルは形状記憶合金ワイヤーの記
憶形状に基づいて、自然に略直線状、円形状、もしくは
もとのカール状になる。従って使用時にケーブルが絡ま
って苦労したりすることなく、非常に使いやすく、また
外見上も折れやねじれがなく良好なものとなるという効
果がある。
ーブルは、形状記憶合金によるワイヤーを信号伝送ケー
ブル内に通しておくことにより、ケーブルを束ねたり巻
いたりした保管時の状態から取り出したり、或は乱雑に
扱ったりしても、ケーブルは形状記憶合金ワイヤーの記
憶形状に基づいて、自然に略直線状、円形状、もしくは
もとのカール状になる。従って使用時にケーブルが絡ま
って苦労したりすることなく、非常に使いやすく、また
外見上も折れやねじれがなく良好なものとなるという効
果がある。
【0025】また、特に円形状(ラウンド状)に記憶さ
せておくことにより、ケーブルが長いものであっても収
納時の巻取が不要で手軽になるとともに、そのまま放置
しておいても見苦しくないという利点がある。さらに、
記憶形状をカール状とした場合は、形状保持性がよく、
永久変形のないカールコードを実現できるという利点も
ある。
せておくことにより、ケーブルが長いものであっても収
納時の巻取が不要で手軽になるとともに、そのまま放置
しておいても見苦しくないという利点がある。さらに、
記憶形状をカール状とした場合は、形状保持性がよく、
永久変形のないカールコードを実現できるという利点も
ある。
【図1】本発明における記憶形状を直線状としたケーブ
ルをヘッドフォンに用いた実施例の説明図である。
ルをヘッドフォンに用いた実施例の説明図である。
【図2】本発明のケーブルの構成の説明図である。
【図3】本発明のケーブルの構成の説明図である。
【図4】本発明のケーブルの構成の説明図である。
【図5】本発明における記憶形状を直線状としたケーブ
ルをマイクロフォンに用いた実施例の説明図である。
ルをマイクロフォンに用いた実施例の説明図である。
【図6】本発明における記憶形状を直線状としたケーブ
ルをイヤーレシーバに用いた実施例の説明図である。
ルをイヤーレシーバに用いた実施例の説明図である。
【図7】本発明における記憶形状を円形状としたケーブ
ルをヘッドフォンに用いた実施例の説明図である。
ルをヘッドフォンに用いた実施例の説明図である。
【図8】本発明における記憶形状を円形状としたケーブ
ルをヘッドフォンに用いた実施例の使用時の説明図であ
る。
ルをヘッドフォンに用いた実施例の使用時の説明図であ
る。
【図9】本発明における記憶形状を円形状としたケーブ
ルをマイクロフォンに用いた実施例の説明図である。
ルをマイクロフォンに用いた実施例の説明図である。
【図10】本発明における記憶形状を円形状としたケー
ブルをスピーカに用いた実施例の説明図である。
ブルをスピーカに用いた実施例の説明図である。
【図11】本発明における記憶形状をカール状としたケ
ーブルをヘッドフォンに用いた実施例の使用時の説明図
である。
ーブルをヘッドフォンに用いた実施例の使用時の説明図
である。
【図12】形状記憶合金の特性の説明図である。
【図13】ステンレススプリングによる永久変形の説明
図である。
図である。
【図14】形状記憶合金スプリングによる復帰作用の説
明図である。
明図である。
1 ケーブル 2 テトロン糸 3 銅線部 4 被覆部 5 形状記憶合金ワイヤー 10 ヘッドフォン 20 マイクロフォン 30 イヤーレシーバ 40 スピーカ
Claims (4)
- 【請求項1】 信号を伝送する導体線とともに、所定の
記憶形状に設定された形状記憶合金によるワイヤーが通
されていることを特徴とする信号伝送ケーブル。 - 【請求項2】 前記形状記憶合金によるワイヤーの記憶
形状は略直線状であることを特徴とする請求項1に記載
の信号伝送ケーブル。 - 【請求項3】 前記形状記憶合金によるワイヤーの全部
又は一部の記憶形状は略円形とされていることを特徴と
する請求項1に記載の信号伝送ケーブル。 - 【請求項4】 前記形状記憶合金によるワイヤーの記憶
形状はカール状とされていることを特徴とする請求項1
に記載の信号伝送ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17084293A JPH076635A (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | 信号伝送ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17084293A JPH076635A (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | 信号伝送ケーブル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH076635A true JPH076635A (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=15912343
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17084293A Pending JPH076635A (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | 信号伝送ケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH076635A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6017927A (en) * | 1994-12-28 | 2000-01-25 | Yamanouchi Pharmaceutical Co., Ltd. | Quinuclidine derivatives and medicinal composition thereof |
| JP2006217141A (ja) * | 2005-02-02 | 2006-08-17 | Audio Technica Corp | ハンギングマイクロホンおよびハンギングマイクロホン用マイクケーブル |
| JP2009005263A (ja) * | 2007-06-25 | 2009-01-08 | Kenwood Corp | スピーカ及びスピーカ用コード |
| JP2010074223A (ja) * | 2008-09-16 | 2010-04-02 | Audio Technica Corp | グースネック型マイクロホン装置 |
| WO2013094627A1 (ja) * | 2011-12-21 | 2013-06-27 | Hiramoto Harutsugu | 信号ケーブル及び電子機器並びに信号ケーブルの製造方法 |
| EP3063308A4 (en) * | 2013-11-01 | 2018-04-04 | Kinalco, Inc. | Shape memory alloy conductor resists plastic deformation |
-
1993
- 1993-06-18 JP JP17084293A patent/JPH076635A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6017927A (en) * | 1994-12-28 | 2000-01-25 | Yamanouchi Pharmaceutical Co., Ltd. | Quinuclidine derivatives and medicinal composition thereof |
| US6174896B1 (en) | 1994-12-28 | 2001-01-16 | Yamanouchi Pharmaceutical Co., Ltd. | Quinuclidine derivatives and medicinal composition thereof |
| JP2006217141A (ja) * | 2005-02-02 | 2006-08-17 | Audio Technica Corp | ハンギングマイクロホンおよびハンギングマイクロホン用マイクケーブル |
| JP2009005263A (ja) * | 2007-06-25 | 2009-01-08 | Kenwood Corp | スピーカ及びスピーカ用コード |
| JP2010074223A (ja) * | 2008-09-16 | 2010-04-02 | Audio Technica Corp | グースネック型マイクロホン装置 |
| WO2013094627A1 (ja) * | 2011-12-21 | 2013-06-27 | Hiramoto Harutsugu | 信号ケーブル及び電子機器並びに信号ケーブルの製造方法 |
| EP3063308A4 (en) * | 2013-11-01 | 2018-04-04 | Kinalco, Inc. | Shape memory alloy conductor resists plastic deformation |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8325962B2 (en) | Headphones | |
| KR101263645B1 (ko) | 결속 및 결속 해제가 용이한 이어폰 및 와이어 | |
| US7622670B1 (en) | Jewelry tool | |
| CN101331747B (zh) | 分立线缆控制和具有分立线缆控制的与便携式电子设备一起使用的配件 | |
| JPH076635A (ja) | 信号伝送ケーブル | |
| KR200235821Y1 (ko) | 선이 고정되는 이어폰 | |
| WO2011068175A1 (ja) | ステレオヘッドホン | |
| US20100122834A1 (en) | Wire organization structure | |
| JP2003281943A (ja) | 信号伝送ケーブル及び電子機器 | |
| KR20090003689A (ko) | 이어폰 수납장치 | |
| RU2433565C1 (ru) | Проводная гарнитура | |
| CN105247886A (zh) | 耳机线理线器 | |
| KR101489842B1 (ko) | 전선 꼬임 방지장치 | |
| KR101185806B1 (ko) | 꼬임 방지 기능을 갖는 이어폰 | |
| KR200396764Y1 (ko) | 이어폰 | |
| KR101827677B1 (ko) | 이어폰 마이크 지지구 | |
| CN1244092A (zh) | 耳机收藏卷线盒 | |
| CN213990985U (zh) | 一种具有防拉扯断线功能的耳机 | |
| CN206117927U (zh) | 一种耳机 | |
| KR200276082Y1 (ko) | 와이어 훼손방지 구조를 갖는 헤드폰 | |
| KR200415724Y1 (ko) | 이어폰 코드의 꼬임 방지구. | |
| KR20160129269A (ko) | 이어폰 마이크 지지구 | |
| CN2324738Y (zh) | 耳机讯号线 | |
| KR200301312Y1 (ko) | 나선형 와이어가 가진 강성 및 탄성력에 의해 전자기기일면에 자동 정렬되는 이어폰 및 그 시스템 | |
| KR0133716Y1 (ko) | 이어폰 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040406 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |