JPH076644Y2 - 特高閉鎖配電盤 - Google Patents
特高閉鎖配電盤Info
- Publication number
- JPH076644Y2 JPH076644Y2 JP1987121501U JP12150187U JPH076644Y2 JP H076644 Y2 JPH076644 Y2 JP H076644Y2 JP 1987121501 U JP1987121501 U JP 1987121501U JP 12150187 U JP12150187 U JP 12150187U JP H076644 Y2 JPH076644 Y2 JP H076644Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nitrogen gas
- bushing
- insulating oil
- oil
- insulating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、油絶縁窒素ガス封入密閉容器およびこの中に
下半部が伸びるブッシングを備え、これらを介して主回
路に接続する電気機器を収納した特高閉鎖配電盤に関す
るものである。
下半部が伸びるブッシングを備え、これらを介して主回
路に接続する電気機器を収納した特高閉鎖配電盤に関す
るものである。
(従来の技術) 第4図は、閉鎖箱1の内部に取引用計器用変流器(以
下、PCTという)2を収納した特高閉鎖電盤を示す。
下、PCTという)2を収納した特高閉鎖電盤を示す。
同図に示すようにPCT2は、油絶縁窒素ガス封入密閉容器
3と、この油絶縁窒素ガス封入密閉容器3内に下半部が
伸びるブッシング4を介して主回路5に接続している。
また、油絶縁窒素ガス封入密閉容器3には、絶縁油6と
この絶縁油6の酸化を防止するためのシールドガスとし
て窒素ガスが封入されており、ブッシング4の下半部が
この内部に伸び、PCT2の端子2aとは絶縁油6中で接続し
ている。
3と、この油絶縁窒素ガス封入密閉容器3内に下半部が
伸びるブッシング4を介して主回路5に接続している。
また、油絶縁窒素ガス封入密閉容器3には、絶縁油6と
この絶縁油6の酸化を防止するためのシールドガスとし
て窒素ガスが封入されており、ブッシング4の下半部が
この内部に伸び、PCT2の端子2aとは絶縁油6中で接続し
ている。
ところで、従来油絶縁窒素ガス封入密閉容器3において
は、第5図に示すようにブッシング4の絶縁層4aに設け
たシールド用の接地層4bが、窒素ガス(封入範囲をAで
示す)7より下の絶縁油6まで伸びていた。つまり、ブ
ッシング4は、絶縁油6のみを絶縁媒体としていた。
は、第5図に示すようにブッシング4の絶縁層4aに設け
たシールド用の接地層4bが、窒素ガス(封入範囲をAで
示す)7より下の絶縁油6まで伸びていた。つまり、ブ
ッシング4は、絶縁油6のみを絶縁媒体としていた。
そこで、室温の変化等により絶縁油6のレベルが変動範
囲Bだけ変化しても、ブッシング4の絶縁に必要な絶縁
油6の範囲Cを保つようにしているので、絶縁油6のレ
ベルはB+Cだけ必要としていた。
囲Bだけ変化しても、ブッシング4の絶縁に必要な絶縁
油6の範囲Cを保つようにしているので、絶縁油6のレ
ベルはB+Cだけ必要としていた。
このため、ブッシング4の絶縁距離L1は、L1=A+B+
Cとなり、長いものとなっていた。
Cとなり、長いものとなっていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、PCT2を収納する場合、このPCT2が特殊電気機器
(電力会社の指定品)であるから、PCT2自体を縮小化す
ることは実際上困難であり、ブッシング4の絶縁距離L1
が長くなると油絶縁窒素ガス密閉容器3の寸法も大きく
なり、特高閉鎖配電盤の外形(特に高さ方向)を縮小す
ることが困難となっていた。
(電力会社の指定品)であるから、PCT2自体を縮小化す
ることは実際上困難であり、ブッシング4の絶縁距離L1
が長くなると油絶縁窒素ガス密閉容器3の寸法も大きく
なり、特高閉鎖配電盤の外形(特に高さ方向)を縮小す
ることが困難となっていた。
そこで、本考案の目的は、ブッシングの油絶縁窒素ガス
封入密閉容器内に伸びる部分の長さを短かくし、油絶縁
窒素ガス封入密閉容器の寸法を小さくすることによって
外形を縮小した特高閉鎖配電盤を提供することにある。
封入密閉容器内に伸びる部分の長さを短かくし、油絶縁
窒素ガス封入密閉容器の寸法を小さくすることによって
外形を縮小した特高閉鎖配電盤を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、閉鎖箱に、絶縁油および窒素ガスが封入され
た油絶縁窒素ガス封入密閉容器および下半部が当該密閉
容器の中に伸びるブッシングを備え、これらを介して主
回路に接続する電気機器を収納する特高閉鎖配電盤にお
いて、前記絶縁油に浸ることなく前記窒素ガスの封入範
囲内で前記ブッシングの絶縁層に設けられた接地層を有
し、前記絶縁油および前記窒素ガスを絶縁媒体として前
記ブッシングを前記密閉容器に取り付けたことを特徴と
するものである。
た油絶縁窒素ガス封入密閉容器および下半部が当該密閉
容器の中に伸びるブッシングを備え、これらを介して主
回路に接続する電気機器を収納する特高閉鎖配電盤にお
いて、前記絶縁油に浸ることなく前記窒素ガスの封入範
囲内で前記ブッシングの絶縁層に設けられた接地層を有
し、前記絶縁油および前記窒素ガスを絶縁媒体として前
記ブッシングを前記密閉容器に取り付けたことを特徴と
するものである。
(作用) ブッシングの絶縁層に設けた接地層が窒素ガスの封入範
囲内でかつ室温変化による絶縁油の変動範囲の上限より
上部に位置するようにブッシングを油絶縁窒素ガス封入
密閉容器に取り付けている。従って、ブッシングの下半
部の絶縁距離は、絶縁油による絶縁距離と窒素ガスによ
る絶縁距離を加えたものとなり、従来に比べて窒素ガス
による絶縁距離の分だけ絶縁油による絶縁距離を短かく
することができ、ブッシングの下半部の長さを短かくす
ることができる。
囲内でかつ室温変化による絶縁油の変動範囲の上限より
上部に位置するようにブッシングを油絶縁窒素ガス封入
密閉容器に取り付けている。従って、ブッシングの下半
部の絶縁距離は、絶縁油による絶縁距離と窒素ガスによ
る絶縁距離を加えたものとなり、従来に比べて窒素ガス
による絶縁距離の分だけ絶縁油による絶縁距離を短かく
することができ、ブッシングの下半部の長さを短かくす
ることができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。な
お、特高閉鎖配電盤の全体構造は、上記した従来のもの
とほぼ同であるから重複した部分は説明を省略する。
お、特高閉鎖配電盤の全体構造は、上記した従来のもの
とほぼ同であるから重複した部分は説明を省略する。
第1図において、油絶縁窒素封入密閉容器3には、従来
と同様に絶縁油6とこの絶縁油6の酸化防止のために窒
素ガス7が封入(封入範囲をEで示す)され、ブッシン
グ10は下半部がこの内部に伸びるように取付けられてい
る。
と同様に絶縁油6とこの絶縁油6の酸化防止のために窒
素ガス7が封入(封入範囲をEで示す)され、ブッシン
グ10は下半部がこの内部に伸びるように取付けられてい
る。
このブッシング10は、絶縁層10aに設けた接地層10bが、
窒素ガス7の封入範囲E内でかつ室温変化による絶縁油
6の変動範囲Bの上限より上部にあるように取付ける。
窒素ガス7の封入範囲E内でかつ室温変化による絶縁油
6の変動範囲Bの上限より上部にあるように取付ける。
したがって、ブッシング10の絶縁距離は、絶縁油6によ
る絶縁距離と窒素ガス7による絶縁距離を加えたものと
なる。
る絶縁距離と窒素ガス7による絶縁距離を加えたものと
なる。
ところで、本考案者らは、60〜70KV用ブッシングの絶縁
距離を、絶縁油による絶縁距離と窒素ガスによる絶縁距
離を加えた場合について実験し、第2図に示す結果を得
た。なお、第3図は70KV用の部分放電印加電圧として、
84KV/▲√▼=48.5KVを印加した場合の計算結果を示
す。
距離を、絶縁油による絶縁距離と窒素ガスによる絶縁距
離を加えた場合について実験し、第2図に示す結果を得
た。なお、第3図は70KV用の部分放電印加電圧として、
84KV/▲√▼=48.5KVを印加した場合の計算結果を示
す。
第2図において、絶縁油のレベルを接地層の下端位置よ
り−180mmとし、AC160KVを印加したところ約10秒で破壊
した。しかし、絶縁油のレベルを0とし、AC160KV,1分
間印加しても破壊しなかった。
り−180mmとし、AC160KVを印加したところ約10秒で破壊
した。しかし、絶縁油のレベルを0とし、AC160KV,1分
間印加しても破壊しなかった。
これにより、絶縁油のレベルを規定値以上とすれば、コ
ロナ開始電圧、放電電荷量は変化せず、破壊しないこと
が分る。
ロナ開始電圧、放電電荷量は変化せず、破壊しないこと
が分る。
微視的に見ると、第3図のようにブッシングの沿面、絶
縁油の沿面の電界強度は変化している。そこで、これら
の電界強度がブッシングの沿面、絶縁油の沿面の耐圧値
を超えると、破壊が起こる。
縁油の沿面の電界強度は変化している。そこで、これら
の電界強度がブッシングの沿面、絶縁油の沿面の耐圧値
を超えると、破壊が起こる。
したがって、絶縁油と窒素ガスの電圧分担を破壊しない
ように選択すれば、従来絶縁油のレベルを十数十mmとし
ていたものを、一数十mmとすることができる。ちなみ
に、第2図で絶縁油6のレベルを−180mmとしたとき、A
C140KV、1分間印加しても破壊しなかったので、66KV定
格の耐圧値は満足した。
ように選択すれば、従来絶縁油のレベルを十数十mmとし
ていたものを、一数十mmとすることができる。ちなみ
に、第2図で絶縁油6のレベルを−180mmとしたとき、A
C140KV、1分間印加しても破壊しなかったので、66KV定
格の耐圧値は満足した。
一方、絶縁油6の変動範囲Bは従来と同一であり、窒素
ガス7の封入範囲Eは接地層の長さの関係上従来のAよ
り長くなるが、この長さの差よりも絶縁油6の範囲Cと
Dの差の方がきわめて大きい。つまり、窒素ガス7を絶
縁媒体として用いることにより、窒素ガス7の封入範囲
の増加分以上に絶縁油6を小さくすることができる。す
なわち、ブッシング10の絶縁距離L2は、 L2=E+B+D<L1=A+B+C となる。
ガス7の封入範囲Eは接地層の長さの関係上従来のAよ
り長くなるが、この長さの差よりも絶縁油6の範囲Cと
Dの差の方がきわめて大きい。つまり、窒素ガス7を絶
縁媒体として用いることにより、窒素ガス7の封入範囲
の増加分以上に絶縁油6を小さくすることができる。す
なわち、ブッシング10の絶縁距離L2は、 L2=E+B+D<L1=A+B+C となる。
したがって、以上のように構成することにより、ブッシ
ング10の下半部を短かくすることができる。
ング10の下半部を短かくすることができる。
なお、以上の説明においては、絶縁油の酸化防止用とし
て窒素ガスを用いたが、この代りにSF6ガスを用いても
よい。ただし、SF6ガスは、絶縁油に溶けて絶縁油自体
の耐圧は上昇するが、反面SF6ガスの圧力が下がって負
圧となり、呼吸作用で水分を吸収して絶縁に悪影響を与
える。このため、封入圧力を高くしておく必要がある。
そのた他、酸素を含まず絶縁油に悪影響を与えずかつ窒
素ガスと同じかまたはこれ以上の絶縁耐力のあるガスで
あれば用いることができる。
て窒素ガスを用いたが、この代りにSF6ガスを用いても
よい。ただし、SF6ガスは、絶縁油に溶けて絶縁油自体
の耐圧は上昇するが、反面SF6ガスの圧力が下がって負
圧となり、呼吸作用で水分を吸収して絶縁に悪影響を与
える。このため、封入圧力を高くしておく必要がある。
そのた他、酸素を含まず絶縁油に悪影響を与えずかつ窒
素ガスと同じかまたはこれ以上の絶縁耐力のあるガスで
あれば用いることができる。
〔考案の効果〕 本考案は、以上のように構成されているから、油絶縁窒
素ガス封入密閉容器におけるブッシングの絶縁媒体を絶
縁油と窒素ガスとすることにより、ブッシングの下半部
を短くすることができ、油絶縁窒素ガス封入容器の寸法
も小さくなって特高閉鎖配電盤を縮小化することができ
る。
素ガス封入密閉容器におけるブッシングの絶縁媒体を絶
縁油と窒素ガスとすることにより、ブッシングの下半部
を短くすることができ、油絶縁窒素ガス封入容器の寸法
も小さくなって特高閉鎖配電盤を縮小化することができ
る。
第1図は本考案の実施例の要部を示す断面図、第2図は
本考案の実施例に関連するブッシングの絶縁油のレベル
と部分放電電圧の実験結果を示す線図、第3図は第2図
に関連した計算結果を示す線図、第4図は従来の特高閉
鎖配電盤を示す側面図、第5図は従来のブッシングを示
す断面図である。 1……閉鎖箱、2……取引用計器用変圧変流器 3……油絶縁窒素ガス封入密閉容器 6……絶縁油、7……窒素ガス 10……ブッシング、10b……接地層
本考案の実施例に関連するブッシングの絶縁油のレベル
と部分放電電圧の実験結果を示す線図、第3図は第2図
に関連した計算結果を示す線図、第4図は従来の特高閉
鎖配電盤を示す側面図、第5図は従来のブッシングを示
す断面図である。 1……閉鎖箱、2……取引用計器用変圧変流器 3……油絶縁窒素ガス封入密閉容器 6……絶縁油、7……窒素ガス 10……ブッシング、10b……接地層
Claims (1)
- 【請求項1】閉鎖箱に、絶縁油および窒素ガスが封入さ
れた油絶縁窒素ガス封入密閉容器および下半部が当該密
閉容器の中に伸びるブッシングを備え、これらを介して
主回路に接続する電気機器を収納する特高閉鎖配電盤に
おいて、前記絶縁油に浸ることなく前記窒素ガスの封入
範囲内で前記ブッシングの絶縁層に設けられた接地層を
有し、前記絶縁油および前記窒素ガスを絶縁媒体として
前記ブッシングを前記密閉容器に取り付けたことを特徴
とする特高閉鎖配電盤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987121501U JPH076644Y2 (ja) | 1987-08-10 | 1987-08-10 | 特高閉鎖配電盤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987121501U JPH076644Y2 (ja) | 1987-08-10 | 1987-08-10 | 特高閉鎖配電盤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6430603U JPS6430603U (ja) | 1989-02-27 |
| JPH076644Y2 true JPH076644Y2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=31368561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987121501U Expired - Lifetime JPH076644Y2 (ja) | 1987-08-10 | 1987-08-10 | 特高閉鎖配電盤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH076644Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53133114U (ja) * | 1977-03-30 | 1978-10-21 |
-
1987
- 1987-08-10 JP JP1987121501U patent/JPH076644Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6430603U (ja) | 1989-02-27 |
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