JPH0766509B2 - 磁気記録体及びその製造方法 - Google Patents

磁気記録体及びその製造方法

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JPH0766509B2
JPH0766509B2 JP60148612A JP14861285A JPH0766509B2 JP H0766509 B2 JPH0766509 B2 JP H0766509B2 JP 60148612 A JP60148612 A JP 60148612A JP 14861285 A JP14861285 A JP 14861285A JP H0766509 B2 JPH0766509 B2 JP H0766509B2
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magnetic
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recording
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JP60148612A
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勝通 田上
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、データを磁気的に記録する磁気記録体に関
し、特に垂直磁気記録によりデータを記録する磁気記録
体に関し、詳しくは高トラック密度で問題となるトラッ
クキング精度に係わるオフトラック特性を改善した磁気
記録体及びその製造方法に関する。
(従来技術とその問題点) 磁気記録装置の記録密度の向上は斯界の変わらぬ趨勢で
ある。従来、磁気記録装置で用いられる磁気記録体は一
般に記録媒体の長手方向に磁化し記録再生を行なうが、
密度の増大とともに反磁界の影響により記録密度に限界
があり、より高密度化が可能となる記録媒体の媒体面に
垂直に磁化する垂直磁気記録方式が提案され従来の記録
密度の1桁以上の値を達成している。
ここで用いられる垂直磁気記録媒体としては、スパッタ
法,蒸着法によって形成したCoCrに代表されるCo合金薄
膜がある。このように垂直磁気記録方式においては、媒
体に垂直磁気異方性を持たせることにより記録媒体面上
の記録トラック方向の線密度を大幅に向上させることが
可能であるが、これをさらに光ディスク並に密度を向上
させるためには、トラック密度を1桁以上増大させる必
要がある。トラック密度の増大にともなって、十分なト
ラッキング精度が得られないことにより消去残りによる
ノイズの発生、また隣接トラックのトラッキングづれに
よる記録ビットからのクロストークノイズによるS/N比
(S:信号,N:雑音)の低下の問題が生じてくる。
(発明の目的) 本発明の目的は、上記問題点を解決し、基体上に形成さ
れた膜面に垂直に磁気異方性を有する磁性膜のデータト
ラックの磁性膜の垂直磁気異方性及び保磁力をデータト
ラック間のガードバンドの垂直磁気異方性及び保磁力よ
り大きくすることにより、ノイズが防止され、S/N比が
向上する磁気記録媒体およびその製造方法を提供するこ
とにある。
(発明の構成) 本発明は、基板上に膜面に垂直に磁気異方性を有する磁
性膜が形成された磁気記録体において、前記磁性膜のデ
ータトラックの部分の垂直磁気異方性及び保磁力が前記
磁性膜の前記データトラック間のガードバンドトラック
の部分の垂直磁気異方性及び保磁力より大きいことを特
徴とする。
本発明の磁気記録体の製造方法は、基体上に膜面に垂直
に磁気異方性を有する磁性膜を形成したのち、前記磁性
膜上のデータトラックの部分に光を照射して加熱するこ
とを特徴とする。
(実施例) 次に本発明について図面を用いて説明する。
第1図および第2図はそれぞれ本発明の一実施例である
磁気ディスクの一部を切断して模式的に示す斜視図と製
造方法を示す斜視図である。スパッタ法等を用いて基体
4上に垂直磁気記録薄膜3を形成したのち、第2図の如
くレーザ光5を照射しつつ基体4を回転させ、基体4上
の同心円からなるデータトラック1の部分の垂直磁気記
録薄膜3を加熱する。なお、レーザー光5はレーザー照
射装置6からレンズ7を通して照射される。
レーザ光5により加熱された垂直磁気記録薄膜3のデー
タトラック1の部分の垂直磁気異方性が増大しかつ保磁
力も増大する。その結果、データトラック1における記
録再生特性は、データトラック1間のガードバンドトラ
ック2上より高密度記録が可能となりかつ高出力が得ら
れ、高記録密度領域においてはトラッキング偏倚により
生ずるガードバンドトラック2への記録の出力はデータ
トラック1からの出力に較べて十分小さく出来、また隣
接トラックでのトラッキング偏倚によるクロスストーク
等も抑制することが出来、S/Nの大きい信号が得られ
る。
第1図に示す実施例では基体4としてアルマイト被覆ア
ルミ合金基板を用い、基体4上にスパッタ法によりCoCr
合金ターゲットを用いてスパッタリングにより膜厚0.3
μmのCoCr薄膜からなる垂直磁気記録薄膜3を形成し
た。このCoCr薄膜の垂直磁気異方性磁界Hkは2.0KOeで、
保磁力Hc⊥が300Oe,飽和磁化Msは300emu/ccとした。
第2図に示す製造方法の実施例では、レーザー照射装置
6としてCO2レーザーを用いてデータトラック1を照射
し加熱した。同一条件で処理した試料の垂直磁気異方性
磁界Hkは5.0KOeで保磁力Hc⊥は800Oeとなった。
効果を確認するために、第1図に示す実施例のデータト
ラック1をガードバンドトラック2の記録密度特性をギ
ャップ長0.25μmのリング型磁気ヘッド(Mn−Zn)を用
いてスペーシング0.05μmで測定した。その結果を第3
図に示す(曲線10がデータトラック1,曲線11がガードバ
ンドトラック2の特性を示す)。データトラック1上で
は弧立波出力の1/2となる出力の記録密度D50は140KFRPI
であり、一方ガードバンドトラック2上では弧立波出力
の1/2となる出力の記録密度D50は60KFRPIであった。さ
らに出力はデータトラック1上ではガードバンドトラッ
ク2上よりほぼ1.7倍大きかった。したがってデータト
ラック1でほぼ60KFRPI以上の記録密度ではガードバン
ドトラック2からの再生出力はデータトラック1の出力
に較べて十分小さく良好なオフトラック特性を得ること
が出来た。
なお第1図に示す実施例においてCoCr単層膜の例を示し
たが、CoCr薄膜の下地薄膜としてNiFe等を用いる2層膜
に本発明を適用してもよい。
(発明の効果) 以上述べた如く本発明は、磁気記録体におけるデータト
ラックの磁性膜の垂直磁気異方性をデータトラック間の
ガードバンドトラックの垂直磁気異方性より大きくする
ことにより、データトラックの使用記録密度ではたとえ
トラックキング偏倚によりガードバンドにデータが記録
されても再生出力は十分に小さく、また隣接トラックか
らのクロストークも抑制することが出来る効果がある。
さらに本発明は、磁気記録媒体側でデータトラックを規
定することによりセクターサーボ等を用いる場合にもト
ラッキング精度を向上させサーボマージンを大幅に向上
させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ本発明の一実施例の一部
を示す斜視図およびその製造方法を示す斜視図、第3図
は第1図に示す実施例のデータトラック1とガードバン
ドトラック2の記録特性を示すグラフである。 1……データトラック、2……ガードバンド、3……垂
直磁気記録薄膜、4……基体、5……レーザ光、6……
レーザ照射装置、7……レンズ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基体上に膜面に垂直に磁気異方性を有する
    磁性膜が形成された磁気記録体において、前記磁性膜の
    データトラックの部分の垂直磁気異方性及び保磁力が前
    記磁性膜の前記データトラック間のガードバンドトラッ
    クの部分の垂直磁気異方性及び保磁力より大きいことを
    特徴とする磁気記録体。
  2. 【請求項2】基体上に膜面に垂直に磁気異方性を有する
    磁性膜を形成したのち、前記磁性膜上のデータトラック
    の部分に光を照射して加熱することを特徴とする磁気記
    録体の製造方法。
JP60148612A 1985-07-05 1985-07-05 磁気記録体及びその製造方法 Expired - Lifetime JPH0766509B2 (ja)

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JPS629517A JPS629517A (ja) 1987-01-17
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JPS58118029A (ja) * 1982-01-05 1983-07-13 Fuji Xerox Co Ltd 垂直磁気記録用両面記録媒体

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