JPH076668Y2 - 配線用ダクト - Google Patents

配線用ダクト

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JPH076668Y2
JPH076668Y2 JP1177891U JP1177891U JPH076668Y2 JP H076668 Y2 JPH076668 Y2 JP H076668Y2 JP 1177891 U JP1177891 U JP 1177891U JP 1177891 U JP1177891 U JP 1177891U JP H076668 Y2 JPH076668 Y2 JP H076668Y2
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JP
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bottom plate
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duct
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thin
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俊浩 吉村
正輝 滝下
利文 穴井
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Seiwa Electric Mfg Co Ltd
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Seiwa Electric Mfg Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は配線用ダクトに関す
る。
【0002】
【従来の技術】 配線用ダクトとしては、その側壁に複
数個の貫通穴を所定ピッチで設けておき、使用時に、そ
の貫通穴の間における側片を、折り取ることによって電
線引き出し口を開口する構造のものがある。このような
ダクトは、図6に示すように、側片62が底板61から
立ち上がる部分62a、通常はノッチと呼ばれる部分
が設けられている。このノッチ部62aの断面形状は、
図7に示すように、肉厚が側片62よりも薄い長方形状
である。なお図7は図6のD−D断面を示している。そ
して、電線引き出し口を開口するときには、側片62を
ダクト外方へと折り曲げて、その薄肉部であるノッチ部
62aを破断させることによって、側片62を底板61
から折り取る構造となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 ところで、上記の従
来の配線用ダクトによれば、ノッチ部62aを破断する
には、側片62を一定の角度以上、通常は45°以上に
折り曲げる必要があり、その折り曲げ角度の範囲内に、
例えばマグネットスイッチやノーヒューズブレーカ等の
障害物が存在する場合には、図6に示すように、ノッチ
部62aが破断するに至るまでに、側片62がその障害
物Mに当たってしまい、側片62の折り取りは不可能と
なるといった欠点があった。
【0004】また、従来のダクトでは、側片の折り取り
を容易とするためには、ノッチ部62aの肉厚をより薄
くする必要があるが、その肉厚を薄くすると、側片部の
強度が弱くなるばかりでなく、射出成形時において、底
板部からの樹脂が側片部へと回らず成形不可となる。こ
のように、従来の配線用ダクトにおいては、側片の強度
の保持と、折り取りの容易性等とが相反する関係にある
いった問題が残されていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案は、上記の従来
の欠点および問題点を一挙に解決すべくなされたもの
で、その構成を実施例に対応する図1,図2を参照しつ
つ説明すると、本考案は、側片2の底板10から立ち上
がる部分21の底板10が延びる方向に沿う断面形状
を、底板10の延びる方向に沿って薄肉部2b、厚肉部
2aおよび薄肉部2bがそれぞれ所定の長さで連なる凸
形としたことによって特徴づけられる。
【0006】
【作用】 図5を参照して説明する。まず、側片2を外
側へ倒すと、厚肉部2aにクラックCが生じる(a) 。こ
のクラックCは、薄肉部2bの内側端部に相当する位置
までしか進展せず、この状態では、側片2は底板10に
薄肉部2bの肉厚でつながったままの状態となる。すな
わち、この状態での側片2の立ち上がり部の断面形状
は、(b) に示すように薄肉部2bの肉厚で延びる細長い
長方形状となる。次いで、側片2を、今度はダクトの延
びる方向に倒して、側片2を引きちぎる(c) 。ここで、
(a) において側片2を折り曲げる角度は、肉厚部2aに
クラックを生じさせる程度でよく、その角度は、側片2
を折り曲げのみによって折り取る場合に比して少なくて
済む。
【0007】
【実施例】 本考案の実施例を、以下、図面に基づいて
説明する。まず、図3の正面図、および図4の側面図を
参照して、本考案を適用した配線用ダクトの全体構造に
ついて説明する。長尺物のコの字状本体の底板10の両
側の側壁20には、それぞれ複数個の貫通穴30・・30
が連続的に穿たれている。この各貫通穴30によって、
側壁20の下方部は縁が切られており、これによって各
貫通穴30に挟まれる部分の側壁20は片状となってい
る。なお、この側壁20の片状部分を、以下、側片2と
称する。
【0008】また、側壁20の上縁部には、このダクト
の蓋(図示せず)と嵌合するための嵌合部40・・40が
形成されており、この嵌合部40は側壁20の延長面よ
りも内方へ入り込んでいる。そして、本体に蓋を嵌め込
んだ使用状態では、二つの側壁20は、互いに平行とな
るが、蓋を嵌めない状態では、蓋嵌合時の摩擦力を得る
ために、各側壁20の上縁がやや拡がるように成形され
ている。
【0009】さて、本考案実施例の特徴部分を、図1お
よび図2に基づいて参照して説明する。図1はその特徴
部分の構造を示す縦断面図で、図2はそのA−A断面図
である。なお、図1は図3におけるB−B断面を示して
いる。
【0010】側片2の立ち上がり部つまりノッチ部21
は、厚肉部2aと、その両端部からそれぞれ延びる薄肉
部2bを備えた構造で、その断面形状は図2に示すよう
な凸形となっている。この薄肉部2bは、側片2の下部
両側のアール部に相当する部分の内壁部に、くの字状の
ぬすみを設けることによって成形されており、その外面
は厚肉部2aの外面に沿って延びている。なお、以上の
形状の配線用ダクトはプラスチックの連続射出成形法を
採用して成形される。
【0011】次に、本考案実施例の作用を、側片2の折
り取りの手順とともに説明する。図5はその作用説明図
である。まず、電線引き出し口を開口する部分の側壁2
0の上縁部を、ニッパーあるいは鋸等を用いて切断し
て、その側片2の上縁部を、他の側片の上縁部から縁を
切っておく。
【0012】さて、(a) に示すように、まずは、側片2
をダクト外方へと少しだけ倒して、ノッチ部21の厚肉
部2aにクラックCを生じさせる。このクラックCは薄
肉部2bの近くまでしか発生しないので、この状態で
は、ノッチ部21全体は破断せず、その断面形状は(b)
に示すような形状となる。すなわち側片2は底板10に
薄肉部2bの肉厚と同程度の厚さの部分のみでつながっ
ている状態となる。そして、(c) に示すように、側片2
をダクトの長手方向に振って、底板10から引きちぎる
ことによって、電線引き出し口を開口する。なお、側片
2を引きちぎる際に振る方向は左右のどちらの向きでも
よい。
【0013】ここで、薄肉部2bの肉厚は、射出により
成形できる程度にまで可能な限り薄くしておくことがで
きるので、上述した(c) の引きちぎり作業は、さほどの
力を要することなくかつ簡単に行える。また、厚肉部2
aの肉厚は、射出成形時において、底板10部から側片
2部への樹脂の通路が確保できる程度で、かつ上記の
(a) のクラックCを発生させるための折り曲げを容易に
行える程度の肉厚となるように、樹脂自体の引っ張り応
力や折り曲げ角度等の諸条件を考慮して適宜に選定すれ
ばよい。
【0014】
【考案の効果】 以上説明したように、本考案によれ
ば、側片のノッチ部の底板の延びる方向に沿う断面形状
を、厚肉部とその両端それぞれに薄肉部を連ねた凸形と
し、側片の折り曲げにより厚肉部にクラックを発生させ
た後、側片をダクトの長手方向に振ることで、側片を折
り取れるようにしたので、側片のダクト外方への折り曲
げは、厚肉部にクラックを生じさせる程度でよくなり、
その角度を従来品よりも小さくできる。これにより、ダ
クトの近傍にマグネットスイッチ等の障害物が配置され
ている場合であっても、側片を折り取ることが可能とな
り、配線引き出し口を開口する位置の自由度が広くな
る。さらに、ノッチ部は厚肉部を有するので、側片の強
度が高く、しかも射出成形時において、底板部から側片
部への樹脂の通路を充分に確保することができ、成形不
可といった不具合も解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案実施例の要部構造を示す縦断面図
【図2】 本考案実施例の要部構造を示す水平断面図
【図3】 本考案を適用した配線用ダクトの正面図
【図4】 本考案を適用した配線用ダクトの側面図
【図5】 本考案実施例の作用説明図
【図6】 従来の配線用ダクトの側片部の構造例を示す
縦断面図
【図7】 従来の配線用ダクトの側片立ち上がり部の断
面形状を示す図
【符号の説明】
2・・・・側片 2a・・・・厚肉部 2b・・・・薄肉部 10・・・・底板 20・・・・側壁 21・・・・側片の立ち上がり部(ノッチ部) 30・・・・貫通穴

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板の両側からそれぞれ側壁が立ち上が
    り、その底板および側壁は所定の方向に延びるととも
    に、上記側壁には一端部が上記底板まで臨む短冊状の貫
    通穴が、この側壁の延びる方向に沿って所定ピッチで穿
    たれたダクトにおいて、上記側壁の上記各貫通穴に挟ま
    れる部分の各側片の、上記底板からの立ち上がり部分の
    当該底板が延びる方向に沿う断面形状が、その底板の延
    びる方向に沿って薄肉部、厚肉部および薄肉部がそれぞ
    れ所定長さで連なる凸形であることを特徴とする配線用
    ダクト。
JP1177891U 1991-03-06 1991-03-06 配線用ダクト Expired - Fee Related JPH076668Y2 (ja)

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JPH04108321U JPH04108321U (ja) 1992-09-18
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JP2011172429A (ja) * 2010-02-22 2011-09-01 Seiwa Electric Mfg Co Ltd 配線ダクトのダクト本体

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JPH04108321U (ja) 1992-09-18

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