JPH076681A - 回路遮断器の可動接触子装置 - Google Patents
回路遮断器の可動接触子装置Info
- Publication number
- JPH076681A JPH076681A JP6035301A JP3530194A JPH076681A JP H076681 A JPH076681 A JP H076681A JP 6035301 A JP6035301 A JP 6035301A JP 3530194 A JP3530194 A JP 3530194A JP H076681 A JPH076681 A JP H076681A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- movable
- current limiting
- movable contact
- current
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H1/00—Contacts
- H01H1/12—Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage
- H01H1/14—Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by abutting
- H01H1/22—Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by abutting with rigid pivoted member carrying the moving contact
- H01H1/221—Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by abutting with rigid pivoted member carrying the moving contact and a contact pressure spring acting between the pivoted member and a supporting member
- H01H2001/223—Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by abutting with rigid pivoted member carrying the moving contact and a contact pressure spring acting between the pivoted member and a supporting member using a torsion spring
Landscapes
- Breakers (AREA)
Abstract
より電気的に接続した可動接触子装置において、可動接
点と固定接点との間の接触性を良好にする。 【構成】可動接触子1を2枚の独立した接触子体6を平
行配置して構成し、その一端に可動接点7を各接触子体
6にごとに分割して取り付けるとともに、他端を三叉状
の接触片2aを有する接続導体2に支軸3により回動自
在に連結し、その両端の接触ばね11で接触子体6と接
触片2aとを摺動自在に圧接する。また、各接触子体6
には、限流ピン10、限流ラッチ16及び限流ばね18
からなるラッチ機構を個別に設ける。可動接点7が2分
割されているので固定接点との接触点が増え、また接触
子体6の質量が2分されているので慣性モーメントが減
少して、限流遮断時の可動接触子1の開離スピードが高
まる。
Description
遮断器などの回路遮断器における可動接触子装置に関す
る。
る可動接触子と回路遮断器の本体ケースに固定された接
続導体との電気的な接続は、従来は一般に可撓導体が用
いられてきた。しかし、この可撓導体は可動接触子の開
閉動作に伴う曲げ作用の繰り返しにより疲労して断線す
る危険があり、また可動接触子が可撓導体から受ける抵
抗力のばらつきにより開閉特性が変わるなどの問題があ
る。これらの問題は定格電流が大きく、したがって可撓
導体が太くなる中型以上の回路遮断器で特に影響が大き
い。そこで、固定側の接続導体の可動接触子との接続端
に対向する一対の腕を形成して可動接触子を挟ませ、こ
の腕をばねで可動接触子の側面に圧接して接続導体と可
動接触子とを摺動接触により電気的に接続し、上記可撓
導体を省いた可動接触子装置が提案されている(特開平
4−19938号公報参照)。
可動接点と固定接点とが幅方向(左右方向)で完全に平
行になっていれば、通常は前後方向にのみ円弧状に形成
された可動接点の接触面と全体に平坦に形成された固定
接点の接触面とは左右方向に線状に接触する。しかし、
組立上の誤差や部品精度を考えると、可動接点と固定接
点とが完全に平行を保つことは困難であり、両者の間に
は幅方向に多少とも傾きが必ず存在する。その場合、上
記の摺動接触方式の可動接触子装置においては、可動接
触子は摺動接触部が接続導体で挟まれているため左右方
向の倒れについての拘束が大きく、閉成状態で可動接点
が固定接点に強圧されたとしても可動接点が固定接点に
沿うように可動接触子が姿勢を変えられるような遊びが
少ない。その結果、可動接点と固定接点とが左右いずれ
かの一方で片当たりするという現象が生じる。
路遮断器ではそれほどの影響はないが、中型以上の回路
遮断器では接触抵抗に基づく発熱により端子温度の上昇
を招く。特に、例えば定格電流が 600A以上の大型の回
路遮断器では通電される電流値が大きくなる一方で、可
動接触子の板厚及びこれに接合される可動接点の幅は10
mm以上となるので、固定接点との間の平行度の確保が小
型のものに比べてより困難であり、上記片当たりによる
発熱の問題がより深刻になる。そこで、この発明は、可
動接点と固定接点との間の接触面積を増やし、特に大型
の回路遮断器に適するようにした摺動接触方式の可動接
触子装置を提供することを目的とするものである。
に発生するアークエネルギーによるストレスをいかに低
く抑えるかによって決まるが、その抑制手段として一般
に限流機構が用いられる。限流機構は短絡電流が流れる
や、開閉機構の引外し動作による通常の開離動作に先立
って可動接触子を急速開離させ、アーク電圧を高めて短
時間のうちに限流遮断を行わせるものである。限流機構
のラッチ解除動作には、通常、平行2導体間に相異なる
方向に流れる電流によって発生する電磁反発力を利用し
ている。この限流遮断によれば、短絡電流遮断時の電流
波高値と通過I2t値とが抑制され、電路の熱的及び機械
的ストレスは大幅に軽減される。
開離スピードをできるだけ高め、発生したアークを膠着
状態から短時間にアクティブな状態に立ち上げて限流効
果を高める点にある。ところが、回路遮断器が大型にな
り通電容量が大きくなると、それにつれて可動接触子の
質量が増し、その結果として接点が開離する際の慣性モ
ーメントが増大して、可動接触子の開離スピードを高め
ることが困難になるという問題があった。そこで、この
発明は、従来から限流効果が得にくいとされてきた大容
量遮断器においても、限流遮断時の可動接触子の開離ス
ピードを容易に高められるようにした回路遮断器の可動
接触子装置を提供することを目的とするものである。
間の接触面積を増やすために、この発明は、平板な導体
からなる2枚の接触子体を互いに独立に平行配置して1
相分の可動接触子を構成し、その一端に可動接点を前記
接触子体ごとに分割して取り付けるとともに、この可動
接触子の他端を三叉状の接触片を有する接続導体に通電
ピンにより回動自在に連結し、この通電ピンの両端に前
記接触子体と前記接触片とを摺動可能に圧接する接触ば
ねを装着するものである。また、限流遮断時の可動接触
子の開離スピードを高めるために、この発明は、平板な
導体からなる2枚の接触子体を互いに独立に平行配置し
て1相分の可動接触子を構成し、前記接触子体ごとに限
流機構を設けるものとする。上記可動接触子装置には、
2枚の接触子体の間に、これらの接触子体の間隔を規制
し、かつこれらの接触子体を適宜の遊びを介して開離方
向に連動させる間隔こまを挿入するのがよい。
に可動接点を分割して取り付けることにより、可動接点
がツイン構成となって固定接点との接触点が単体接点の
2倍となるとともに、幅の広い大形接点も2分されて幅
が狭くなり接触性が向上する。また、2枚の接触子体は
互いに独立しているので、可動接点と固定接点との間の
対向距離が左右両側で異なる場合にも左右の接触子体が
固定接点に馴染むように上下に首を振り、接触子体が1
枚の通常の可動接触子に単に2つの可動接点を左右に並
べて取り付けた場合よりも接触性がよくなる。更に、可
動接触子と接続導体との接触部は、接続導体の三叉状の
接触片に2枚の接触子体を連結することにより、中央の
接触片を共通接触部として両側の接触片で各接触子体を
それぞれ挟み、接触子体が1枚の可動接触子を二股状の
接続導体で挟む場合の2倍の接触面積を得ることができ
る。
を互いに独立に平行配置して1相分の可動接触子を構成
し、前記接触子体ごとに限流機構を設けることにより、
1接触子体あたりの質量を半分に軽減した上で、この接
触子体を個々の限流機構で独立に駆動し、限流遮断時の
開離スピードを大幅に高めることができる。各可動接触
子の電流は互いに平行な2枚の接触子体に分流され、同
方向に流れる2つの平行電流の間には電磁吸引力が働
く。したがって、短絡電流などの大電流が流れた際には
接触子体が互いに吸引されて変形したり隣合う分割接点
同士が接触して溶着してしまう危険性がある。したがっ
て、接触子体間に間隔こまを挿入し接触子体の内側への
変形を防止するのがよいが、この間隔こまはまた、平行
配置された2枚の接触子体の開離動作を連動させるよう
にこれらを互いに連結する構成とするのがよい。ただ
し、限流遮断時には各接触子体が電磁反発力で個別に駆
動され得るように、間隔こまと各接触子体との間には適
宜の遊びを持たせる。これにより、限流遮断時におい
て、可動接触子が電磁反発力で初期駆動される開離初期
状態では各接触子体は互いに独立動作し、限流機構のば
ね作用が加わる以降の開離動作で連動動作に移って全開
極する。
器におけるこの発明の実施例を説明する。まず、図1は
可動接触子装置の1相分を示す分解斜視図、図2はその
縦断面図、図3は間隔こまの斜視図、図4は電流経路を
示す図2の要部背面図である。これらの図において、可
動接触子1は接続導体2にこれらを貫通する通電ピン3
により回動自在に連結され、接続導体2は回路遮断器の
本体ケース4にねじ5により固定されている。各相の可
動接触子1は銅板から打抜き形成された接触子体6が2
枚互いに独立に平行配置されて構成され、可動接点7は
2つに分割されて接触子体6の先端部に同じ幅でそれぞ
れ接合されている。可動接点7は接触面が前後に円弧状
に形成され、側面から見ると舟形になっている。これに
対して、本体ケース4に固定された固定接触子8に接合
された固定接点9は可動接点7の左右片に跨がる一体物
で、その接触面は全体に平坦となっている。通電ピン3
が貫通する接触子体6の基端部は図の下方にV形に膨出
しており、その先端付近に後述する作用をする限流ピン
10が外側に突出するようにそれぞれ植え込まれてい
る。
2bとからなる図示の通りの山形状で、銅板からの抜き
曲げ加工により一体形成されている。左右両側の接触子
片2aには、通電ピン3が貫通する穴の周辺にバーリン
グ加工により軸受ボスが形成されている。可動接触子1
と接続導体2とは、2枚の接触子体6が中央の接触片2
aと左右両側の接触片2aとの間にそれぞれ挟まれるよ
うにして組み合わされ、通電ピン3の両端に装着された
圧縮コイルばねからなる接触ばね11により互いに摺動
可能に圧接されるようになっている。可動接触子1の左
右の接触子体6の間には、図3に示す形状の間隔こま1
2が挿入されている。間隔こま12は中央の円盤部12
aが接続導体2の中央の接触片2aと同じ厚さで、この
部分が接触子体6の対向側面に当接してその間隔を規制
し、両端の軸部12bが接触子体6の軸受穴13(図
1)に嵌め込まれている。軸受穴13と軸部12bとの
間には適度の遊びがあり、左右の接触子体6は互いに上
下にある範囲で動けるようになっている。
モールド樹脂からなる図示形状の中空の絶縁ホルダ14
に収容される。各相の絶縁ホルダ14は一体形成の開閉
軸15(図1)により互いに連結され、この開閉軸15
を介して本体ケース4に回動自在に支持されている。絶
縁ホルダ14の内側には、左右2個の限流ラッチ16が
共通の支軸17により回動自在に支持されている。限流
ラッチ16は鋼板から折り曲げ形成され、ラッチ面16
a及び16bを構成するく字状の背壁と支軸17の軸受
部となる両側の腕とからなり、絶縁ホルダ14との間に
挿入された圧縮ばねからなる限流ばね18により支軸1
7を支点に図2の時計方向に付勢されている。通電ピン
3で連結された可動接触子1と接続導体2とは、通電ピ
ン3の両端が図1に示す絶縁ホルダ14の内壁面の溝1
9に挿入され、また可動接触子1が前面の窓穴20に挿
入されることにより絶縁ホルダ14と組み合わされる。
その際、接触子板6から突出する左右の限流ピン10は
限流ばね18を圧縮しながら左右2個の限流ラッチ16
の限流面16aにそれぞれ押圧され、また通電ピン3に
装着された接触ばね11は絶縁ホルダ14の内壁面で圧
縮される。
まれた絶縁ホルダ14は本体ケース4の図示しない相間
隔壁に形成された軸受溝に回動自在に嵌め込まれ、また
接続導体2は取付部2bのねじ穴21(図1)に本体ケ
ース4の裏側からねじ込まれたねじ5によりすでに述べ
たように本体ケース4に固定されている。接続導体2は
穴22(図1)を通るねじ23により、負荷側端子と一
体の導体24に接続されている。図示しないが、導体2
3の途中には、これをヒータとするバイメタル25と導
体24を囲む固定鉄心に吸着されるアーマチュアとを備
えた過電流引外し装置が設けられている。図2の閉成状
態において、絶縁ホルダ14は図示しない開閉機構によ
り図示状態に保持され、可動接点7が固定接点9に押圧
されている。この状態で、可動接触子1は限流ピン10
を介して限流ラッチ16から限流ばね18の力を受け、
反時計方向に付勢されて接点7,9間に所定の接触圧力
を得ている。なお、限流ばね18は巻き方向及び直径が
異なる2つのばねが同心的にに組み合わされた親子ばね
となっており、単一ばねに比べて大きな接触圧力を発生
させている。
ピン10、限流ラッチ16及び限流ばね18はそれぞれ
限流機構を構成するものであり、その作用について以下
に説明する。図2の閉成状態で、ラッチ面16aに当接
する限流ピン10は、限流ラッチ16から限流ばね18
の力を受けるが、この力の作用線は通電ピン3の軸心の
図の下側を通るために、すでに述べたように可動接触子
1は固定接触子8に向かって反時計方向に付勢されてい
る。いま、短絡電流のような大電流が流れると、図2に
矢印で示すように可動接触子1と固定接触子8の平行導
体部分に互いに逆方向に流れる電流の間の電磁反発力に
より可動接触子1は時計方向に駆動され、接点7,9間
が開離する。その際、可動接触子1がわずかに時計方向
に回動すると、限流ピン10の当接点がラッチ面16a
から16bに移り、限流ピン10が受ける限流ばね18
の力の作用線は通電ピン3の軸心の図の上側を通るよう
になる。その結果、可動接触子1に対する限流ばね18
の作用が反時計方向から時計方向に逆転し、可動接触子
1は電磁反発力と限流ばね18の力の両方で駆動されて
接点7,9間を急速開離させる。これにより、過電流引
外し装置の動作で引き外される開閉機構による絶縁ホル
ダ14の駆動を待たずに限流遮断が行われる。
互いに独立した2枚の接触子体6で構成され、可動接点
7はこれらに分割して取り付けられている。したがっ
て、可動接点7は、単体の場合に比べて接触点が2倍と
なるとともに、各々の幅が半分になって固定接点9に対
する馴染みがよくなるため、大きな接触面積を得ること
ができる。また、組立誤差などにより可動接触子1が全
体として横方向へ倒れ気味となり、可動接点7と固定接
点9との間の左右の平行度が悪い場合にも、分割構成さ
れている各接触子体6が固定接点9に合わせて左右独立
に上下に首を振り、左右の2つの可動接点7は必ず固定
接点9と接触する。このため、左右に分割構成した可動
接点7を固定接点9に接触させた場合、それぞれの接触
抵抗を、左右の可動接点7を一体にした単体可動接点を
固定接点9に接触させた場合のそれより小さくすること
ができる。その一例を示すと次の通りである。定格通電
容量が 800Aで平断面が10mm×9mmの大きさの接点1個
を有する単体可動接触子と、この接点をほぼ2分割した
平断面が10mm×4mmの大きさの通常の銀合金接点2個か
らなるこの発明にしたがう分割構成の可動接触子の接触
抵抗を実測したところ、単体可動接触子の接触抵抗は4
6.4μΩであり、分割構成可動接触子の接触抵抗は、左
が37.7μΩ、右が33.4μΩであった。この接触抵抗の測
定は、接触圧力を10kgにして、直流電流 100Aを通流し
て行った。この場合、各相を流れる電流Iは図1に示す
ように可動接点7でI1 とI2 とに分流して左右の接触
子体6を流れ、更にこれらの電流は、図4に示すように
接続導体2との接触部でそれぞれI11とI12及びI21と
I22とに分流する。そのため、この場合の可動接点7と
固定接点9との接触部の発熱量は、上記の通り分割構成
の可動接点の方が、単体可動接点の場合より接点7,9
間の接触抵抗は小さくなるが、簡単のために両者の接触
抵抗をRとし、電流をI1 ≒I2 ≒I/2とすると、
(I/2)2 ・R+(I/2)2 ・R=(I2 R)/2
で表され、左右一体の単体可動接点の場合の発熱量I2
Rの半分となる。
触部の発熱量は、簡単のために接触子体6と接触片2a
との間の接触抵抗をr、I11≒I12≒I21≒I22≒I/
4とすると(I2 r)/4で表され、1枚の接触子体か
らなる可動接触子を二股状の接続導体で挟む場合の発熱
量(I2 r)/2の半分となる。一方、図1において、
左右の接触子体6にそれぞれ同方向に流れる電流I1 ,
I2 間には電磁吸引力が作用する。この電磁吸引力は短
絡電流通過時などに接触子体6を湾曲させようとする
が、図示実施例では間隔こま12が挿入されているため
接触子体6同士の接近が阻止され、接触子体6が変形し
たり、左右の可動接点7同士が接触して溶着するなどの
危険がない。また、各相の可動接触子1は2枚の接触子
体6で構成され、これらの接触子体6は限流遮断時に間
隔こま12の軸部12bと軸受穴13との間の遊びの範
囲内で互いに独立に電磁反発力により駆動され、次いで
すでに述べたようにそれぞれの限流ばね18の作用を受
けて全開極位置まで連動して高速で駆動される。
枚に分割され、電磁反発力及び限流ばね18の力を受け
る個々の質量が一体的な導体からなる通常の可動接触子
の半分となっているため、その分、慣性モーメントが減
少して可動接触子1の開離スピードが高くなる。その結
果として、可動接触子1が電磁反発力を受けて限流機構
が作動を開始するまでの時間(アーク膠着時間)、及び
限流機構の作動により可動接触子1が全開極してアーク
をアクティブな状態まで立ち上げる時間(アーク電圧の
立上がり時間)が大型遮断器においても小容量遮断器並
に抑えられる。図5及び図6は 800Aフレームの回路遮
断器について、 460V,65kA遮断時の最大通過電流波
高値と通過I2tとを計測した例をこの発明の可動接触子
を用いた回路遮断器と従来の回路遮断器とを比較して示
したものである。図示の通り、この発明によれば、最大
通過電流波高値及び通過I2tともに大幅低減が達成さ
れ、それに応じてケースやカバーに対する熱的及び機械
的ストレスの抑制が図られている。なお、限流遮断性能
の向上のためだけであれば、可動接触子1と固定側の接
続導体との電気的接続は必ずしも図示実施例の通り摺動
接触による必要はなく、従来一般の可撓導体による接続
でも差し支えない。
を示すもので、図7は一方側の斜視図、図8はこれと可
動接触子1と連結した状態の背面図である。図1の実施
例では、接続導体2は全体が一体に折り曲げ形成されて
いたのに対し、この実施例では接続導体2は左右勝手違
いの一対の二股導体2A及び2Bが互いに突き合わされ
て三叉状に形成されている。二股導体2Aと2Bとは可
動接触子1の左右の接触子体6をそれぞれ挟み、その上
で互いに突き合わされている。このような構成によれ
ば、中央の共通接触片まで一体形成する図1のものに比
べてプレス成形が簡単で製作費が安価となる。
の接触部を球面にした実施例を示す要部背面図である。
すなわち、この実施例では接続導体2の接触片2aに球
面状の凸部が形成され、接触子体6にはそれよりもやや
曲率半径の大きい球面状の凹部が形成されている。これ
らの凹凸部は図示の通り重ね合わされ、接触ばね11に
より互いに摺動自在に圧接されている。また、この場合
は通電ピン3とこれが貫通する接触子体6の穴との間に
は適宜の遊びが設けられている。このような構成によれ
ば、図に矢印で示すように接触子体6が接続導体2に対
して回動することが可能となり、接触子体6の左右の傾
きに対する接続導体2の拘束が弱くなる。したがって、
すでに述べたように可動接点7と固定接点9との間の左
右方向の平行度が悪い場合に、接触子体6が固定接点9
に合わせて左右方向の傾き姿勢を変えることが容易とな
り、可動接点7が固定接点9により馴染みやすくなって
接触性が一層よくなる。
動接触子の接触子体を2枚として、その各々に可動接点
を分割して取り付けることにより、固定接点との接触点
が通常接点の2倍となるとともに、幅の広い大形接点も
2分されて幅が狭くなり接触性が向上する。また、接触
子体が左右独立しているので、可動接点と固定接点との
間の対向距離が左右両側で異なる場合にも左右の接触子
体が固定接点に馴染むようにそれぞれ上下に首を振り、
この面でも接触性がよくなる。したがって、接点幅の大
きい大型の回路遮断器で組立誤差や部品精度などにより
接点間の左右方向の平行度が悪い場合や、過負荷電流引
外し後に熱的損傷により固定接点の接触面に盛り上がり
や凹みなどが生じた場合にも可動接点が容易に固定鉄心
接点に沿い、接触面積が増えて発熱が減少する。更に、
可動接触子を三叉状の接触片を有する接続導体に摺動自
在に連結することにより、中央の接触片を共通接触部と
して両側の接触片で各接触子体をそれぞれ挟むことがで
き、接触片が1つの接続導体を2枚の接触子体で挟む場
合や接触子体が1枚の可動接触子を二股状の接続導体で
挟む場合の2倍の接触面積が得られ、摺動接触によって
も可動接触子と接続導体との間に十分な通電容量を持た
せることが可能となる。
を互いに独立に平行配置して1相分の可動接触子を構成
し、接触子体ごとに限流機構を設けることにより、限流
遮断時に電磁反発力及び限流ばね力で駆動すべき質量が
半分となり、限流効果が出しにくいとされていた大容量
遮断器においても、可動接触子の開離スピードを容易に
高めて、アークパワーを大幅に低減することができる。
このような可動接触子装置において、2枚の接触子体の
間に、これらの接触子体の間隔を規制し、かつこれらの
接触子体を適宜の遊びを介して開離方向に連動させる間
隔こまを挿すれば、大電流が流れた際にも接触子体間の
電磁吸引力による接触子体の変形や分割接点同士の溶着
を有効に防止できるとともに、平行配置された2枚の接
触子体を限流遮断時の開離初期状態における独立動作を
損なうことなく連動させることができる。
分の分解斜視図である。
約短絡電流と最大通過電流波高値との関係を従来の回路
遮断器と比較して示した線図である。
約短絡電流と通過I2 tとの関係を従来の回路遮断器と
比較して示した線図である。
背面図である。
例を示す要部背面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】平板な導体からなる2枚の接触子体を互い
に独立に平行配置して1相分の可動接触子を構成し、そ
の一端に可動接点を前記接触子体ごとに分割して取り付
けるとともに、この可動接触子の他端を三叉状の接触片
を有する接続導体に通電ピンにより回動自在に連結し、
この通電ピンの両端に前記接触子体と前記接触片とを摺
動可能に圧接する接触ばねを装着したことを特徴とする
回路遮断器の可動接触子装置。 - 【請求項2】平板な導体からなる2枚の接触子体を互い
に独立に平行配置して1相分の可動接触子を構成し、前
記接触子体ごとに限流機構を設けたことを特徴とする回
路遮断器の可動接触子装置。 - 【請求項3】2枚の接触子体の間に、これらの接触子体
の間隔を規制し、かつこれらの接触子体を適宜の遊びを
介して開離方向に連動させる間隔こまを挿入したことを
特徴とする請求項1又は請求項2に記載の回路遮断器の
可動接触子装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3530194A JP3206696B2 (ja) | 1993-02-16 | 1994-02-08 | 回路遮断器の可動接触子装置 |
| CN 94108174 CN1040922C (zh) | 1994-02-08 | 1994-08-16 | 断路器中的可动接触器装置 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5000393 | 1993-02-16 | ||
| JP5-75362 | 1993-03-09 | ||
| JP7536293 | 1993-03-09 | ||
| JP5-50003 | 1993-03-09 | ||
| JP3530194A JP3206696B2 (ja) | 1993-02-16 | 1994-02-08 | 回路遮断器の可動接触子装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH076681A true JPH076681A (ja) | 1995-01-10 |
| JP3206696B2 JP3206696B2 (ja) | 2001-09-10 |
Family
ID=27288715
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3530194A Expired - Lifetime JP3206696B2 (ja) | 1993-02-16 | 1994-02-08 | 回路遮断器の可動接触子装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3206696B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100390461B1 (ko) * | 2001-08-23 | 2003-07-04 | 엘지산전 주식회사 | 회로 차단기의 트립장치부 섭동구조 |
| KR100425188B1 (ko) * | 2001-12-04 | 2004-03-30 | 엘지산전 주식회사 | 회로차단기의 가동접촉자 섭동구조 |
| US7777601B2 (en) | 2005-04-20 | 2010-08-17 | Mitsubishi Electric Corporation | Circuit breaker |
| JP2011151023A (ja) * | 2010-01-20 | 2011-08-04 | Ls Industrial Systems Co Ltd | 限流型配線用遮断器の可動接触子アセンブリ |
| CN107180732A (zh) * | 2017-07-13 | 2017-09-19 | 天津京人电器有限公司 | 一种低压断路器的可动接触装置及低压断路器 |
-
1994
- 1994-02-08 JP JP3530194A patent/JP3206696B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100390461B1 (ko) * | 2001-08-23 | 2003-07-04 | 엘지산전 주식회사 | 회로 차단기의 트립장치부 섭동구조 |
| KR100425188B1 (ko) * | 2001-12-04 | 2004-03-30 | 엘지산전 주식회사 | 회로차단기의 가동접촉자 섭동구조 |
| US7777601B2 (en) | 2005-04-20 | 2010-08-17 | Mitsubishi Electric Corporation | Circuit breaker |
| JP2011151023A (ja) * | 2010-01-20 | 2011-08-04 | Ls Industrial Systems Co Ltd | 限流型配線用遮断器の可動接触子アセンブリ |
| US8264306B2 (en) | 2010-01-20 | 2012-09-11 | Ls Industrial Systems Co., Ltd. | Movable contactor assembly for current limiting type molded case circuit breaker |
| CN107180732A (zh) * | 2017-07-13 | 2017-09-19 | 天津京人电器有限公司 | 一种低压断路器的可动接触装置及低压断路器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3206696B2 (ja) | 2001-09-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR0150272B1 (ko) | 회로차단기의 가동접촉자 장치 | |
| KR100923683B1 (ko) | 소형 배선용 차단기의 순시 트립 장치 | |
| AU598234B2 (en) | Reverse loop circuit breaker with stationary conductor | |
| JPS59191224A (ja) | 電流しや断器 | |
| JP2762704B2 (ja) | 回路遮断器 | |
| IE47159B1 (en) | Low profile multi-pole circuit breaker having multiple toggle springs | |
| JP2003045312A (ja) | 漏電遮断器 | |
| JP3206696B2 (ja) | 回路遮断器の可動接触子装置 | |
| KR101463043B1 (ko) | 회로차단기의 슬라이드형 가동접촉자 어셈블리 | |
| CN1040922C (zh) | 断路器中的可动接触器装置 | |
| CN218447618U (zh) | 切换开关装置及双电源转换开关装置 | |
| JP3311917B2 (ja) | 引出型回路遮断器 | |
| EP0482197B1 (en) | Circuit breaker | |
| CN215417919U (zh) | 一种多重吸力叠加的电的开关 | |
| JP2988091B2 (ja) | 回路遮断器 | |
| KR100390796B1 (ko) | 배선용 차단기의 가동자 연결 장치 | |
| JP3228002B2 (ja) | 回路遮断器 | |
| JP3147181B2 (ja) | 回路遮断器の可動接触子装置 | |
| US3602676A (en) | Knife blade switch with toggle operating means and means for fastening the knife blade to a tie bar | |
| US5189384A (en) | Circuit breaker having improved contact structure | |
| JP3097300B2 (ja) | 回路遮断器の可動接触子装置 | |
| CA1093617A (en) | Electromagnetic contactor | |
| JP2570895B2 (ja) | 遮断器 | |
| JP2009134995A (ja) | 気中遮断器 | |
| JP4029488B2 (ja) | 多点切り回路遮断器 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080706 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080706 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090706 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090706 Year of fee payment: 8 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090706 Year of fee payment: 8 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090706 Year of fee payment: 8 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090706 Year of fee payment: 8 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090706 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100706 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110706 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110706 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120706 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120706 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130706 Year of fee payment: 12 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |