JPH0767068B2 - レベルシフタ回路 - Google Patents

レベルシフタ回路

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JPH0767068B2
JPH0767068B2 JP5067258A JP6725893A JPH0767068B2 JP H0767068 B2 JPH0767068 B2 JP H0767068B2 JP 5067258 A JP5067258 A JP 5067258A JP 6725893 A JP6725893 A JP 6725893A JP H0767068 B2 JPH0767068 B2 JP H0767068B2
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秀樹 浅田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレベルシフタ回路に関
し、特に液晶表示パネル等に走査信号を供給する走査回
路内のシフトレジスタと出力バッファ回路との間のレベ
ルシフタ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイ,密着イメージセン
サ,液晶シャッタ,蛍光表示管等の小型化,低コスト
化,高信頼度化を目的として、これら表示部の駆動回路
を表示部と一体化して作製する技術がある。これは画素
電極と同一基板上に周辺駆動回路を設置することによ
り、接続端子の数および外部駆動ICの数の大幅な削減
が可能なこと、また大面積,高密度のボンディング工程
の限界から生ずる信頼性上の問題を解決できるというコ
ンセプトに基づくものである。
【0003】液晶ディスプレイ,密着イメージセンサ等
の周辺駆動回路の中で、最も基本となる回路の一つに走
査回路がある。この走査回路は、通常、シフトレジスタ
と出力バッファ回路とで構成されてきたが、最近では、
シフトレジスタ及び出力バッファ回路の電源電圧のレベ
ルを変換するためのレベルシフタ回路が、シフタレジス
タ及び出力バッファ回路間のインタフェース回路として
用いられるようになってきた。これは、液晶ディスプレ
イ,密着イメージセンサ等の画素数の増大に対応して、
シフトレジスタを出力バッファ回路の駆動電圧よりも低
電圧で高速に動作させることによって、低消費電力化,
高信頼度化を達成しようとするものであり、今後、ます
ますこのレベルシフタ回路が重要な役割を果たすように
なってくる。
【0004】図4に従来のレベルシフタ回路とその周辺
回路を含む回路図を示す。
【0005】このレベルシフタ回路10は、ゲート電極
に電源電位Vdd1のシフトレジスタ20からの入力信
号Vinを受けソース電極を接地電位点と接続するNチ
ャネル型のMOSトランジスタQ11、ゲート電極に入
力信号Vinのレベル反転信号を受けソース電極を接地
電位点と接続するNチャネル型のMOSトランジスタQ
12、ゲート電極をMOSトランジスタQ12のドレイ
ン電極と接続しソース電極を電源電位Vdd2の電源供
給端子(以下、電源供給端子(Vdd2)という)と接
続しドレイン電極をMOSトランジスタQ11のドレイ
ン電極と接続するPチャネル型のMOSトランジスタQ
7、及びゲート電極をMOSトランジスタQ11のドレ
イン電極と接続しソース電極を電源供給端子(Vdd
2)と接続しドレイン電極をMOSトランジスタえ12
のドレイン電極と接続しこの接続点を信号出力端とする
Pチャネル型のMOSトランジスタQ8を備えるレベル
シフト部11bと、ゲート電極に入力信号Vinを受け
ソース電極を接地電位点と接続するNチャネル型のMO
SトランジスタQ9、及びゲート電極に入力信号Vin
を受けソース電極を電源電位Vdd1の電源供給端子
(以下、電源供給端子(Vdd1)という)と接続しド
レイン電極をMOSトランジスタQ9のドレイン電極と
接続しこの接続点から入力信号Vinのレベル反転信号
を出力するPチャネル型のMOSトランジスタQ10を
備えたCMOS型インバータのレベル反転部12とを有
し、レベルシフト部11bの出力からの出力信号Vou
tを出力バッファ回路30に供給する構成となってい
る。このような構成のレベルシフタ回路は、例えば、特
開昭62−269419号公報,特開昭63−1055
22号公報に記載されている。
【0006】この例では、シフトレジスタ20及びレベ
ル反転部12の電源電位Vdd1を、レベルシフト部1
1bの電源電位Vdd2の1/2に設定しており、従っ
て入力信号Vin及びそのレベル反転信号の最大電圧レ
ベルもVdd2の1/2となる。
【0007】図5は上記レベルシフタ回路10の各部の
電圧波形図である。
【0008】入力信号Vinが低レベル(0V)のとき
はMOSトランジスタQ11はオフ、Q12はオンとな
るので、MOSトランジスタQ7のゲート電極電位が接
地電位側へと移行しMOSトランジスタQ7はオンとな
る。このMOSトランジスタQ7によりMOSトランジ
スタQ8のゲート電極に電源電位Vdd2が供給されM
OSトランジスタQ8はオフとなる。この結果、出力信
号Voutは低レベルの0Vとなる。入力信号Vinが
高レベルになると、MOSトランジスタQ11,Q8が
オン、MOSトランジスタQ12,Q7がオフとなり、
出力信号Voutは高レベルのVdd2となる。こうし
て、最大電圧Vdd1の入力信号Vinが、最大電圧V
dd2の出力信号Voutにレベル変換される。
【0009】例えば、液晶ディスプレイにおいては、振
幅約12Vの画像信号Vvが、液晶セルLC41及びN
チャネル型のMOSトランジスタQ41から成る液晶表
示部40の各画素のMOSトランジスタQ41のソース
電極に伝達される。この画像信号Vvを効率よく液晶セ
ルLC41に伝達するため、MOSトランジスタQ41
のゲート電極の電圧は、画像信号VvよりMOSトラン
ジスタQ41の閾値電圧だけ高い20V程度に設定され
る。すなわち、レベルシフタ回路10の出力信号Vou
tを受けて液晶表示部40のMOSトランジスタQ41
のゲート電極を駆動する電圧、従ってレベルシフタ回路
10の出力信号Voutの最大電圧は約20Vに設定さ
れ、電源電圧Vdd2も約20Vとする必要がある。
【0010】ここで、入力信号Vinが低レベルのとき
にはMOSトランジスタQ11のソース・ドレイン間電
圧Vds(Q11)が、高レベルのときにはMOSトラ
ンジスタQ12のソース・ドレイン間電圧Vds(Q1
2)がそれぞれ電源電位Vdd2(20V)とほぼ等し
くなるので、MOSトランジスタQ11,Q12のソー
ス・ドレイン間耐圧を電源電位Vdd2(20V)より
高くする必要がある。
【0011】一方、トランジスタの短チャネル化に伴
い、特にNチャネル型のMOSトランジスタにおいて、
ホットキャリアの発生による特性劣化が問題となってき
ている。ホットキャリアは、ソース領域からドレイン領
域に流れる電子が、ドレイン領域近傍において強い電界
で加速され、大きなエネルギーを得るために生じる。ド
レイン領域近傍の強電界領域に注入された電子は衝突電
離によって電子・正孔対を多数発生させる。これらホッ
トキャリアは、過剰なドレイン電流となったり、酸化膜
中に注入されたりして、ドレイン耐圧の閾値電圧の増
加、相互コンダクタンスの低下を引き起こす。
【0012】一般に、5Vで駆動される単結晶シリコン
のLSIにおいては、このホットキャリアが問題となっ
てくるのは、チャネル長が2μm以下の時である。しか
しながら、前述した様に液晶ディスプレイの周辺駆動回
路においては、20V駆動が要求されるため、5V駆動
では全く問題とならない様なチャネル長の領域(例えば
4μm)においてもホットキャリア発生の問題が生じ
る。この問題を解決するためには、ドレイン領域端の電
界強度を緩和する構造、すなわちオフセットゲート構造
やLDD(Lightly Doped Dain)構
造を採用することが最も効果的である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のレベル
シフタ回路は、各画素のMOSトランジスタ(Q41)
のゲート電極を例えば20V程度の高電圧で駆動する必
要があるため、レベルシフト部11bを構成するMOS
トランジスタ、中でもホットキャリアによる悪影響が大
きいNチャネル型のMOSトランジスタQ11,Q12
をオフセットゲート構造やLDD構造の高耐圧型として
いる。しかしながら、オフセットゲート構造の場合、オ
ン電流が小さくなるため動作スピードの点から見ると必
ずしも理想的とはいえない。また、LDD構造の場合に
は、プロセス工程が増えるため、歩留りが低くなり、コ
スト高になるという問題点がある。
【0014】本発明の目的は、動作スピードの低下が無
く、かつプロセス工程を増加させることなく高電圧出
力,高信頼度が得られるレベルシフタ回路を提供するこ
とにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のレベルシフタ回
路は、ゲート電極に入力信号を受けソース電極を基準電
位点と接続する一導電型の第1のMOSトランジスタ
と、ゲート電極に前記入力信号のレベル反転信号を受け
ソース電極を前記基準電位点と接続する一導電型の第2
のMOSトランジスタと、ゲート電極に前記入力信号を
受けソース電極を前記第1のMOSトランジスタのドレ
イン電極と接続する一導電型の第3のMOSトランジス
タと、ゲート電極に前記入力信号のレベル反転信号を受
けソース電極を前記第2のMOSトランジスタのドレイ
ン電極と接続する一導電型の第4のMOSトランジスタ
と、ゲート電極に前記入力信号を受けソース電極を第1
の電源電位の第1の電源供給端と接続しドレイン電極を
前記第1のMOSトランジスタのドレイン電極と接続す
る逆導電型の第5のMOSトランジスタと、ゲート電極
に前記入力信号のレベル反転信号を受けソース電極を前
記第1の電源供給端と接続しドレイン電極を前記第2の
MOSトランジスタのドレイン電極と接続する逆導電型
の第6のMOSトランジスタと、ゲート電極を前記第4
のMOSトランジスタのドレイン電極と接続しソース電
極を第2の電源電位の第2の電源供給端と接続しドレイ
ン電極を前記第3のMOSトランジスタのドレイン電極
と接続する逆導電型の第7のMOSトランジスタと、ゲ
ート電極を前記第3のMOSトランジスタのドレイン電
極と接続しソース電極を前記第2の電源供給端と接続し
ドレイン電極を前記第4のMOSトランジスタのドレイ
ン電極と接続しこのドレイン電極を信号出力端とする逆
導電型の第8のMOSトランジスタとを備えたレベルシ
フト部を有している。
【0016】また、ゲート電極に入力信号を受けソース
電極を基準電位点と接続する一導電型の第9のMOSト
ランジスタと、ゲート電極に前記入力信号を受けソース
電極を第1の電源供給端と接続しドレイン電極を前記第
9のMOSトランジスタのドレイン電極と接続する逆導
電型の第10のMOSトランジスタとを備え、前記第9
及び第10のMOSトランジスタのドレイン電極接続点
から前記入力信号のレベル反転信号を出力するレベル反
転部を設けた構成を有している。或は、入力信号のレベ
ル反転信号を第1及び第5のMOSトランジスタのドレ
イン電極接続点から得るようにした構成を有している。
【0017】また、第1の電源電位を第2の電源電位の
ほぼ1/2とし、一導電型をNチャネル型、逆導電型を
Pチャネル型とした構成を有している。
【0018】
【作用】本発明の構成によると、入力信号が低レベルの
ときは、Nチャネル型の第1,第3のMOSトランジス
タ及びPチャネル型の第6,第8のMOSトランジスタ
がオフ、Nチャネル型の第2,第4のMOSトランジス
タ及びPチャネル型の第5,第7のMOSトランジスタ
がオンとなるので、第1のMOSトランジスタのドレイ
ン電極と第3のMOSトランジスタのソース電極には、
第5のMOSトランジスタにより第2の電源電位の1/
2の第1の電源電位が供給され、また第3のMOSトラ
ンジスタのドレイン電極には第7のMOSトランジスタ
により第2の電源電位が供給される。従って、第3のM
OSトランジスタ、及びソース電極を基準電位点(通常
接地電位点)と接続する第1のMOSトランジスタのソ
ース・ドレイン間電圧は第2の電源電位の1/2(第1
の電源電位と等しい)に抑えられる。また、オン状態の
第2,第4のMOSトランジスタのドレイン電極には、
第6,第8のMOSトランジスタがオフであるので第
1,第2の電源電位が供給されなくなり、その電位は接
地近傍に低下する。すなわち第2,第4のMOSトラン
ジスタのソース・ドレイン間電圧はほぼ0Vとなる。入
力信号が高レベルのときは、それぞれのMOSトランジ
スタのオン,オフが上記の場合と逆になり、第2,第4
のMOSトランジスタのソース・ドレイン間電圧が第2
の電源電位の1/2(第1の電源電位)に、第1,第3
のMOSトランジスタのソース・ドレイン間電圧はほぼ
0Vとなる。
【0019】従って、Nチャネル型の第1〜第4のMO
Sトランジスタのソース・ドレイン間電圧は、何れの場
合でも第2の電源電位の1/2(第1の電源電位)を越
えることがなく、これらMOSトランジスタのオフセッ
トゲート構造やLDD構造の高耐電圧型としなくて済
む。
【0020】この結果、プロセス工程の増加がなく、ま
た動作スピードを低下させることなくホットキャリアの
発生を防止できるので、特性の劣化がなく高信頼度が得
られ、しかも所望の高電圧出力が得られる。
【0021】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0022】図1は本発明の第1の実施例を示す回路図
である。
【0023】この実施例は、ゲート電極に入力信号Vi
nを受けソース電極を接地電位点と接続するNチャネル
型の第1のMOSトランジスタQ1、ゲート電極に入力
信号Vinのレベル反転信号を受けソース電極を接地電
位点と接続するNチャネル型の第2のMOSトランジス
タQ2、ゲート電極に入力信号Vinを受けソース電極
をMOSトランジスタQ1のドレイン電極と接続するN
チャネル型の第3のMOSトランジスタQ3、ゲート電
極に入力信号Vinのレベル反転信号を受けソース電極
をMOSトランジスタQ2のドレイン電極と接続するN
チャネル型の第4のMOSトランジスタQ4、ゲート電
極に入力信号Vinを受けソース電極を第1の電源電位
Vdd1の第1の電源供給端子(以下、電源供給端子
(Vdd1)という)と接続しドレイン電極をMOSト
ランジスタQ1のドレイン電極と接続するPチャネル型
の第5のMOSトランジスタQ5、ゲート電極に入力信
号Vinのレベル反転信号を受けソース電極を電源供給
端子(Vdd1)と接続しドレイン電極をMOSトラン
ジスタQ2のドレイン電極と接続するPチャネル型の第
6のMOSトランジスタQ6、ゲート電極をMOSトラ
ンジスタQ4のドレイン電極と接続しソース電極を第2
の電源電位Vdd2の第2の電源供給端子(以下、電源
供給端子(Vdd2)という)と接続しドレイン電極を
MOSトランジスタQ3のドレイン電極と接続するPチ
ャネル型の第7のMOSトランジスタQ7、及びゲート
電極をMOSトランジスタQ3のドレイン電極と接続し
ソース電極を電源供給端子(Vdd2)と接続しドレイ
ン電極をMOSトランジスタQ4のドレイン電極と接続
しこのドレイン電極を信号出力端とするPチャネル型の
第8のMOSトランジスタQ8を備えたレベルシスト部
11と、ゲート電極に入力信号Vinを受けソース電極
を接地電位点と接続するNチャネル型の第9のMOSト
ランジスタQ9、及びゲート電極に入力信号Vinを受
けソース電極を電源供給端子(Vdd1)と接続しドレ
イン電極をMOSトランジスタQ9のドレイン電極と接
続するPチャネル型の第10のMOSトランジスタQ1
0を備えMOSトランジスタQ9,Q10のドレイン電
極接続点から入力信号Vinのレベル反転信号を出力す
るレベル反転部12とを有する構成となっている。な
お、第1の電源電位Vdd1は第2の電源電位Vdd2
(例えば20V)の1/2に設定されている。
【0024】次にこの実施例の動作について説明する。
図2はこの実施例の動作を説明するための各部の電圧波
形図である。
【0025】まず、入力信号Vinが低レベルの場合、
この入力信号Vinを直接ゲート電極に受けるMOSト
ランジスタQ1,Q3はオフ、Q5はオン、レベル反転
部12を通して入力信号Vinのレベル反転信号をゲー
ト電極に受けるMOSトランジスタQ2,Q4はオン、
Q6はオフとなり、MOSトランジスタQ2,Q4のオ
ンに伴ってMOSトランジスタQ7はオン、Q8はオフ
となる。従って、出力信号Voutは接地電位レベルの
0Vとなり、このとき、Nチャネル型のMOSトランジ
スタQ2,Q4のソース・ドレイン間電圧Vds(Q
2),Vds(Q4)は0Vとなる。また、Nチャネル
型のMOSトランジスタQ1のドレイン電極及びMOS
トランジスタQ3のソース電極の電位Vbは電源電位V
dd1、MOSトランジスタQ3のドレイン電極の電位
Vaは電源電位Vdd2となるので、これらMOSトラ
ンジスタQ1,Q3のソース・ドレイン間電圧Vds
(Q1),Vds(Q3)は共に電源電位Vdd2の1
/2の(電源電位Vdd1と等しい)電圧となる。
【0026】また、入力信号Vinが高レベルの場合
は、MOSトランジスタQ1〜Q8のオン,オフは低レ
ベルの場合に対して逆の関係となり、出力信号Vout
は電源電位Vdd2に、MOSトランジスタQ1,Q3
のソース・ドレイン間電圧Vds(Q1),Vds(Q
3)は0Vに、MOSトランジスタQ2,Q4のソース
・ドレイン間電圧Vds(Q2),Vds(Q4)は電
源電位Vdd2の1/2の(電源電位Vdd1と等し
い)電圧となる。
【0027】すなわち、出力信号Voutの最高電圧は
所望の電源電位Vdd2まで到達するが、Nチャネル型
のMOSトランジスタQ1〜Q4のソース・ドレイン間
電圧は何れの場合でも電源電位Vdd2の1/2の(電
源電位Vdd1と等しい)電圧を越えることはなく、こ
れらMOSトランジスタを高耐電圧型としなくて済む。
【0028】図3は本発明の第2の実施例を示す回路図
である。
【0029】第1の実施例においては、入力信号Vin
のレベル反転信号を得るために、レベルシフト部11と
は別に、レベル反転部12を設けたが、レベルシフト部
11の内部にこのレベル反転部12と同一機能をもつ、
MOSトランジスタQ1,Q5から成る回路(図3の1
1a内の破線の部分)があるので、第2の実施例では、
この回路のMOSトランジスタQ1,Q5のドレイン電
極の接続点から入力信号Vinのレベル反転信号を得て
MOSトランジスタQ2,Q4,Q6のゲート電極に供
給し、第1の実施例におけるレベル反転部12を不要と
している。動作及び効果は、第1の実施例と基本的には
同一であるので、その説明は省略する。
【0030】以上説明した本発明によるレベルシフタ回
路を、ガラス基板上に多結晶シリコンの薄膜トランジス
タを集積して作製し、それを液晶ディスプレイ用の垂直
走査回路に採用して試験を行った。レベルシフタ回路を
構成している薄膜トランジスタのチャネル長は、ソース
・ドレイン間耐圧が、電源電位Vdd2=20Vの半分
の電圧10Vとなる値で設計した。すなわち、Nチャネ
ル型の薄膜トランジスタのチャネル長を3μ、Pチャネ
ル型薄膜トランジスタのチャネル長を2μmとして設計
した。これは、10Vで駆動するシフトレジスタ回路を
構成している薄膜トランジスタのチャネル長と等しくし
ている。この回路を電源電位Vdd2=20V、クロッ
ク周波数f=1MHzの条件で1500分の連続動作を
行ったが、その後でも、耐圧の低下等を含む特性の劣化
は認められなかった。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、一導電型
(Nチャネル型)の第1,第2のMOSトランジスタの
ドレイン電極とソース電極に所定の電源電位を受ける逆
導電型(Pチャネル型)の2つのMOSトランジスタの
ドレイン電極との間にそれぞれゲート電極を上記1,第
2のMOSトランジスタのゲート電極と対応接続する一
導電型の第3,第4のMOSトランジスタを設け、ソー
ス電極にそれぞれ上記電源電位の1/2の電位を受けゲ
ート電極及びドレイン電極を上記第1,第2のMOSト
ランジスタのゲート電極及びドレイン電極と対応接続す
る逆導電型の第5,第6のMOSトランジスタを設けた
構成とすることにより、一導電型(Nチャネル型)の第
1〜第4のMOSトランジスタのソース・ドレイン間電
圧を上記電源電位の1/2に抑えることができるので、
これらMOSトランジスタを高耐電圧構造としなくて済
み、従ってプロセス工程の増加がなく、また動作スピー
ドの低下もなくホットキャリアの発生を防止でき、特性
の劣化がなく高電圧出力,高信頼度が得られるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す回路図である。
【図2】図1に示された実施例の動作を説明するための
各部の電圧波形図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す回路図である。
【図4】従来のレベルシフタ回路の一例及びその周辺分
を示す回路図である。
【図5】図4に示されたレベルシフタ回路の動作を説明
するための各部の電圧波形図である。
【符号の説明】
10 レベルシフタ回路 11,11a レベルシフト部 12 レベル反転部 20 シフトレジスタ 30 出力バッファ回路 40 液晶表示部 LC41 液晶セル Q1〜Q12,Q41 MOSトランジスタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲート電極に入力信号を受けソース電極
    を基準電位点と接続する一導電型の第1のMOSトラン
    ジスタと、ゲート電極に前記入力信号のレベル反転信号
    を受けソース電極を前記基準電位点と接続する一導電型
    の第2のMOSトランジスタと、ゲート電極に前記入力
    信号を受けソース電極を前記第1のMOSトランジスタ
    のドレイン電極と接続する一導電型の第3のMOSトラ
    ンジスタと、ゲート電極に前記入力信号のレベル反転信
    号を受けソース電極を前記第2のMOSトランジスタの
    ドレイン電極と接続する一導電型の第4のMOSトラン
    ジスタと、ゲート電極に前記入力信号を受けソース電極
    を第1の電源電位の第1の電源供給端と接続しドレイン
    電極を前記第1のMOSトランジスタのドレイン電極と
    接続する逆導電型の第5のMOSトランジスタと、ゲー
    ト電極に前記入力信号のレベル反転信号を受けソース電
    極を前記第1の電源供給端と接続しドレイン電極を前記
    第2のMOSトランジスタのドレイン電極と接続する逆
    導電型の第6のMOSトランジスタと、ゲート電極を前
    記第4のMOSトランジスタのドレイン電極と接続しソ
    ース電極を第2の電源電位の第2の電源供給端と接続し
    ドレイン電極を前記第3のMOSトランジスタのドレイ
    ン電極と接続する逆導電型の第7のMOSトランジスタ
    と、ゲート電極を前記第3のMOSトランジスタのドレ
    イン電極と接続しソース電極を前記第2の電源供給端と
    接続しドレイン電極を前記第4のMOSトランジスタの
    ドレイン電極と接続しこのドレイン電極を信号出力端と
    する逆導電型の第8のMOSトランジスタとを備えたレ
    ベルシフト部を有することを特徴とするレベルシフタ回
    路。
  2. 【請求項2】 ゲート電極に入力信号を受けソース電極
    を基準電位点と接続する一導電型の第9のMOSトラン
    ジスタと、ゲート電極に前記入力信号を受けソース電極
    を第1の電源供給端と接続しドレイン電極を前記第9の
    MOSトランジスタのドレイン電極と接続する逆導電型
    の第10のMOSトランジスタとを備え、前記第9及び
    第10のMOSトランジスタのドレイン電極接続点から
    前記入力信号のレベル反転信号を出力するレベル反転部
    を設けた請求項1記載のレベルシフタ回路。
  3. 【請求項3】 入力信号のレベル反転信号を第1及び第
    5のMOSトランジスタのドレイン電極接続点から得る
    ようにした請求項1記載のレベルシフタ回路。
  4. 【請求項4】 第1の電源電位を第2の電源電位のほぼ
    1/2とした請求項1記載のレベルシフタ回路。
  5. 【請求項5】 一導電型をNチャネル型、逆導電型をP
    チャネル型とした請求項1記載のレベルシフタ回路。
JP5067258A 1993-03-26 1993-03-26 レベルシフタ回路 Expired - Lifetime JPH0767068B2 (ja)

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