JPH0767112A - 動きベクトル検出方法 - Google Patents
動きベクトル検出方法Info
- Publication number
- JPH0767112A JPH0767112A JP5208057A JP20805793A JPH0767112A JP H0767112 A JPH0767112 A JP H0767112A JP 5208057 A JP5208057 A JP 5208057A JP 20805793 A JP20805793 A JP 20805793A JP H0767112 A JPH0767112 A JP H0767112A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image data
- frame image
- motion vector
- difference
- value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 66
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 39
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 abstract description 39
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 15
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 27
- 230000006870 function Effects 0.000 description 17
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 15
- 238000013139 quantization Methods 0.000 description 8
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 6
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 5
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 4
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 4
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Image Processing (AREA)
- Color Television Systems (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 動画像符号化効率を向上する。
【構成】 着目ブロックデータと前画面画像データとの
誤差Err(i,j)が最小になるi,jを動きベクトル
S3として出力する際に、現フレーム画像データS2と
前フレーム画像データS9とのフレーム間差分データ絶
対値S30を差分絶対値計算部30で求める。差分絶対
値比較部32では、差分データ絶対値S30と、差分絶
対値格納部31から出力されるフレーム間差分データ絶
対値算出画像の周辺画素における差分データ絶対値S3
1とを入力し、該差分データ絶対値S30が所定の閾値
より小、かつ該差分データ絶対値S31に対する変動が
小さい場合には、誤差Err(i,j)の総和値に含めな
いようにする。これにより、符号化効率を向上させる動
きベクトルS3の検出が行える。
誤差Err(i,j)が最小になるi,jを動きベクトル
S3として出力する際に、現フレーム画像データS2と
前フレーム画像データS9とのフレーム間差分データ絶
対値S30を差分絶対値計算部30で求める。差分絶対
値比較部32では、差分データ絶対値S30と、差分絶
対値格納部31から出力されるフレーム間差分データ絶
対値算出画像の周辺画素における差分データ絶対値S3
1とを入力し、該差分データ絶対値S30が所定の閾値
より小、かつ該差分データ絶対値S31に対する変動が
小さい場合には、誤差Err(i,j)の総和値に含めな
いようにする。これにより、符号化効率を向上させる動
きベクトルS3の検出が行える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動画像符号化装置を用
いた動画像符号化方法における動きベクトル検出方法に
関するものである。
いた動画像符号化方法における動きベクトル検出方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】動画像符号化方法は、動画像を情報圧縮
して通信回線へ転送したり、あるいはハードディスク等
の蓄積媒体へ格納する技術であり、例えば、次のような
文献に記載されている。 文献1;吹抜敬彦著「TV画像の多次元信号処理」第1
版(昭63)日刊工業新聞社、P.201−207 文献2;オフトロニクス、[5](1992)オプトロ
ニクス社、P.69−79 動画像符号化方法の基本的な内容は、前記文献1に記載
されており、それを図2〜図6を用いて以下説明する。
図2は、前記文献1,2等に記載された従来の標準的な
動画像符号化装置の一構成例を示す機能ブロック図であ
る。この動画像符号化装置は、例えばプロセッサ等で構
成されるもので、アナログのビデオ信号S0をディジタ
ルビデオデータS1に変換するアナログ/ディジタル変
換部(以下、A/D変換部という)1を有し、その出力
側には読み書き可能なメモリ(以下、RAMという)2
が接続されている。RAM2の出力側には、現フレーム
画像データ(入力フレーム画像データ)S2と前フレー
ム画像データ(参照フレーム画像データ)S9とに基づ
いて動きベクトルS3を検出する動きベクトル検出部3
が接続され、さらにその出力側に離散コサイン変換部4
が接続されている。
して通信回線へ転送したり、あるいはハードディスク等
の蓄積媒体へ格納する技術であり、例えば、次のような
文献に記載されている。 文献1;吹抜敬彦著「TV画像の多次元信号処理」第1
版(昭63)日刊工業新聞社、P.201−207 文献2;オフトロニクス、[5](1992)オプトロ
ニクス社、P.69−79 動画像符号化方法の基本的な内容は、前記文献1に記載
されており、それを図2〜図6を用いて以下説明する。
図2は、前記文献1,2等に記載された従来の標準的な
動画像符号化装置の一構成例を示す機能ブロック図であ
る。この動画像符号化装置は、例えばプロセッサ等で構
成されるもので、アナログのビデオ信号S0をディジタ
ルビデオデータS1に変換するアナログ/ディジタル変
換部(以下、A/D変換部という)1を有し、その出力
側には読み書き可能なメモリ(以下、RAMという)2
が接続されている。RAM2の出力側には、現フレーム
画像データ(入力フレーム画像データ)S2と前フレー
ム画像データ(参照フレーム画像データ)S9とに基づ
いて動きベクトルS3を検出する動きベクトル検出部3
が接続され、さらにその出力側に離散コサイン変換部4
が接続されている。
【0003】離散コサイン変換部4は、現フレーム画像
データS2、前フレーム画像データS9、及び動きベク
トルS3に基づき、コサイン変換データS4を出力する
機能を有し、その出力側に量子化部5が接続されてい
る。量子化部5は、コサイン変換データS4を量子化し
て量子化データS5を出力する機能を有し、その出力側
に可変長符号化部10及び逆量子化部6が接続されてい
る。可変長符号化部10は、量子化データS5を符号化
して符号化データS10を出力する機能を有している。
逆量子化部6は、量子化データS5を逆量子化して逆量
子化データS6を出力する機能を有し、その出力側に逆
離散コサイン変換部7が接続ている。逆離散コサイン変
換部7は、逆量子化データS6のコサイン変換を行って
逆コサイン変換データS7を出力するもので、その出力
側に加算器8が接続されている。加算器8は、前フレー
ム画像データS9と逆コサイン変換データS7とを加算
してその加算結果を前フレーム画像データ記憶部9に出
力する回路である。前フレーム画像データ記憶部9は、
加算器8の加算結果を記憶して前フレーム画像データS
9を出力する回路である。
データS2、前フレーム画像データS9、及び動きベク
トルS3に基づき、コサイン変換データS4を出力する
機能を有し、その出力側に量子化部5が接続されてい
る。量子化部5は、コサイン変換データS4を量子化し
て量子化データS5を出力する機能を有し、その出力側
に可変長符号化部10及び逆量子化部6が接続されてい
る。可変長符号化部10は、量子化データS5を符号化
して符号化データS10を出力する機能を有している。
逆量子化部6は、量子化データS5を逆量子化して逆量
子化データS6を出力する機能を有し、その出力側に逆
離散コサイン変換部7が接続ている。逆離散コサイン変
換部7は、逆量子化データS6のコサイン変換を行って
逆コサイン変換データS7を出力するもので、その出力
側に加算器8が接続されている。加算器8は、前フレー
ム画像データS9と逆コサイン変換データS7とを加算
してその加算結果を前フレーム画像データ記憶部9に出
力する回路である。前フレーム画像データ記憶部9は、
加算器8の加算結果を記憶して前フレーム画像データS
9を出力する回路である。
【0004】図3は図2で用いるフレーム画像データの
例を示す図、図4(a),(b)は図2中の動きベクト
ル検出部3の説明図、図5は図2中の濃度データから復
号濃度データの生成方法を示す図、及び図6は前記文献
2に記載されているように量子化された離散コサイン変
換係数のランレングス値と符号長の関係を示す図であ
る。これらの図を参照しつつ、図2の動画像符号化装置
を用いた従来の動画像符号化方法を説明する。図2にお
いて、例えばビデオ再生装置から出力されたアナログの
ビデオ信号S0が、A/D変換部1でディジタルビデオ
データS1に変換されてRAM2に記憶される。RAM
2に記憶されたビデオデータは、1フレーム単位で動き
ベクトル検出部3又は離散コサイン変換部4の要求に基
づき読み出される。RAM2から読み出されたフレーム
画像データに対する符号化処理は、現フレーム画像デー
タS2と前フレーム画像データS9の両方を用いて次の
ように処理される。フレーム画像データの例を示す図3
において、1フレーム画像データは例えば1走査線当り
の画素数が約720画素(輝度成分)で、走査線数が約
480ラインで構成されている。更に、輝度成分の1/
2の密度で約360画素の色成分画素が存在する。その
ため、1フレーム画像データに含まれる画素数は、約4
80ライン×(約720画素+約360画素)=約51
8400画素となる。フレーム画像データの周期は、例
えば30Hz(約33.3msec)とする。
例を示す図、図4(a),(b)は図2中の動きベクト
ル検出部3の説明図、図5は図2中の濃度データから復
号濃度データの生成方法を示す図、及び図6は前記文献
2に記載されているように量子化された離散コサイン変
換係数のランレングス値と符号長の関係を示す図であ
る。これらの図を参照しつつ、図2の動画像符号化装置
を用いた従来の動画像符号化方法を説明する。図2にお
いて、例えばビデオ再生装置から出力されたアナログの
ビデオ信号S0が、A/D変換部1でディジタルビデオ
データS1に変換されてRAM2に記憶される。RAM
2に記憶されたビデオデータは、1フレーム単位で動き
ベクトル検出部3又は離散コサイン変換部4の要求に基
づき読み出される。RAM2から読み出されたフレーム
画像データに対する符号化処理は、現フレーム画像デー
タS2と前フレーム画像データS9の両方を用いて次の
ように処理される。フレーム画像データの例を示す図3
において、1フレーム画像データは例えば1走査線当り
の画素数が約720画素(輝度成分)で、走査線数が約
480ラインで構成されている。更に、輝度成分の1/
2の密度で約360画素の色成分画素が存在する。その
ため、1フレーム画像データに含まれる画素数は、約4
80ライン×(約720画素+約360画素)=約51
8400画素となる。フレーム画像データの周期は、例
えば30Hz(約33.3msec)とする。
【0005】現フレーム画像データS2と前フレーム画
像データS9とが動きベクトル検出部3へ入力される
と、該動きベクトル検出部3では、入力された現フレー
ム画像データS2と前フレーム画像データS9とを比較
して両画像間の動きベクトルS3を検出し、それを離散
コサイン変換部4へ送る。この動きベクトルの検出方法
を、図4を用いて説明する。現フレーム画像データS2
は、図4中の破線で表すように、いくつかのブロックに
分割されている。動きベクトル検出処理は、この分割さ
れたブロック毎に独立に行われる。例えば、現フレーム
画像データ濃度を関数f(x,y,t)(但し、x;水
平方向座標値、y;垂直方向座標値、t;フレーム番
号)とする。前フレーム画像データ濃度を関数f(x,
y,t−τ)(但し、τ;正の整数で通常は1)で表
す。ある1つの着目ブロックが存在する水平方向存在範
囲をxs〜xeとし、垂直存在範囲をys〜yeとする
時、この着目ブロック内の画像データと誤差の小さい領
域を前画面画像データより検出する。前画面画像データ
中の探索範囲は、図4に示すように、着目ブロック位置
の上下左右のd画素の範囲とする。この着目ブロックデ
ータと前画面画像データとの誤差Err(i,j)は、
例えば次式(1)で表すことができる。この誤差Err
(i,j)が最小になるi,jを動きベクトルS3とし
て出力する。図4の例では、P1〜P2間のベクトルが
求められる。
像データS9とが動きベクトル検出部3へ入力される
と、該動きベクトル検出部3では、入力された現フレー
ム画像データS2と前フレーム画像データS9とを比較
して両画像間の動きベクトルS3を検出し、それを離散
コサイン変換部4へ送る。この動きベクトルの検出方法
を、図4を用いて説明する。現フレーム画像データS2
は、図4中の破線で表すように、いくつかのブロックに
分割されている。動きベクトル検出処理は、この分割さ
れたブロック毎に独立に行われる。例えば、現フレーム
画像データ濃度を関数f(x,y,t)(但し、x;水
平方向座標値、y;垂直方向座標値、t;フレーム番
号)とする。前フレーム画像データ濃度を関数f(x,
y,t−τ)(但し、τ;正の整数で通常は1)で表
す。ある1つの着目ブロックが存在する水平方向存在範
囲をxs〜xeとし、垂直存在範囲をys〜yeとする
時、この着目ブロック内の画像データと誤差の小さい領
域を前画面画像データより検出する。前画面画像データ
中の探索範囲は、図4に示すように、着目ブロック位置
の上下左右のd画素の範囲とする。この着目ブロックデ
ータと前画面画像データとの誤差Err(i,j)は、
例えば次式(1)で表すことができる。この誤差Err
(i,j)が最小になるi,jを動きベクトルS3とし
て出力する。図4の例では、P1〜P2間のベクトルが
求められる。
【数1】 離散コサイン変換部4では、現フレーム画像データS
2、前フレーム画像データS9、及び動きベクトルS3
を入力し、画像濃度データの周波数スペクトルデータへ
の変換を行う。図4に示す着目ブロックの画像データに
対して、例えばブロックの大きさを8×8画素とした場
合、関数F(u,v,t)は次式(2)のように表され
るので、離散コサイン変換部4では、(2)式によって
コサイン変換データS4を算出することができる。
2、前フレーム画像データS9、及び動きベクトルS3
を入力し、画像濃度データの周波数スペクトルデータへ
の変換を行う。図4に示す着目ブロックの画像データに
対して、例えばブロックの大きさを8×8画素とした場
合、関数F(u,v,t)は次式(2)のように表され
るので、離散コサイン変換部4では、(2)式によって
コサイン変換データS4を算出することができる。
【数2】 (2)式に従い、図5に示すように、現フレーム画像デ
ータS2である濃度データは、周波数スペクトルデータ
に変換される。例えば、濃度データの階調を8ビットと
すると、コサイン変換データS4は12ビット程度の階
調とするのが一般的である。離散コサイン変換部4での
離散コサイン変換は、(2)式で表すように、現フレー
ム画像データS2と前フレーム画像データS9の濃度差
分に対して行うことが基本であるが、(1)式の誤差E
rr(i,j)の値が大(即ち、誤差が大で)、動きベクト
ル検出処理が充分に発揮できない場合等には、現フレー
ム画像データS2に対して行われる。(2)式から算出
される結果は、通常の画像に対しては低周波成分の値が
大で、高周波成分の値が小となる傾向を持つ。離散コサ
イン変換部4から出力されたコサイン変換データS4が
量子化部5へ送られると、該量子化部5では、該コサイ
ン変換データS4を量子化する。例えば、12ビットデ
ータの下位4ビットを取り除いて、上位8ビットデータ
とする。このデータを量子化データS5とし、逆量子化
部6及び可変長符号化部10へ送られる。この量子化処
理により、高周波成分の中でさほど大きな値を持たない
成分がほとんど0となる。可変長符号化部10では、量
子化データS5を入力すると、その量子化された周波数
スペクトルデータを低周波成分から順番に、図5に示す
ように、ジグザク走査して可変長符号化を行う。この符
号化は、例えば0の値が続く長さ(ラン数)、0でない
成分の値、0ラン数、0でない成分の値、・・・という
ように符号化する方法である。可変長符号化されたデー
タは、符号化データS10として出力される。
ータS2である濃度データは、周波数スペクトルデータ
に変換される。例えば、濃度データの階調を8ビットと
すると、コサイン変換データS4は12ビット程度の階
調とするのが一般的である。離散コサイン変換部4での
離散コサイン変換は、(2)式で表すように、現フレー
ム画像データS2と前フレーム画像データS9の濃度差
分に対して行うことが基本であるが、(1)式の誤差E
rr(i,j)の値が大(即ち、誤差が大で)、動きベクト
ル検出処理が充分に発揮できない場合等には、現フレー
ム画像データS2に対して行われる。(2)式から算出
される結果は、通常の画像に対しては低周波成分の値が
大で、高周波成分の値が小となる傾向を持つ。離散コサ
イン変換部4から出力されたコサイン変換データS4が
量子化部5へ送られると、該量子化部5では、該コサイ
ン変換データS4を量子化する。例えば、12ビットデ
ータの下位4ビットを取り除いて、上位8ビットデータ
とする。このデータを量子化データS5とし、逆量子化
部6及び可変長符号化部10へ送られる。この量子化処
理により、高周波成分の中でさほど大きな値を持たない
成分がほとんど0となる。可変長符号化部10では、量
子化データS5を入力すると、その量子化された周波数
スペクトルデータを低周波成分から順番に、図5に示す
ように、ジグザク走査して可変長符号化を行う。この符
号化は、例えば0の値が続く長さ(ラン数)、0でない
成分の値、0ラン数、0でない成分の値、・・・という
ように符号化する方法である。可変長符号化されたデー
タは、符号化データS10として出力される。
【0006】図6は、ランレングス化されたデータと割
り当てられる符号長の関係を示すものである。この図に
示すように、ジグザク走査を行った場合、低周波成分の
データでランが小である頻度が高く、0でない高周波成
分のデータは存在する確率が低い。そのため、発生確率
が高いデータに対しては短い符号長、発生確率が低いデ
ータに対しては長い符号長を割当てることにより、圧縮
効率を向上させることができる。一方、量子化部5から
出力された量子化データS5に基づき、前フレーム画像
データS9が次のようにして生成される。即ち、量子化
データS5が逆量子化部6へ送られると、該逆量子化部
6では、入力された量子化データS5をコサイン変換デ
ータS4と同じ符号長に変換する。図5の例では、8ビ
ットデータの上位8ビットのデータに、下位4ビットの
データを追加し、逆量子化データS6を生成して逆離散
コサイン変換部7へ送る。逆離散コサイン変換部7で
は、次式(3)によって逆コサイン変換データS7を算
出する。
り当てられる符号長の関係を示すものである。この図に
示すように、ジグザク走査を行った場合、低周波成分の
データでランが小である頻度が高く、0でない高周波成
分のデータは存在する確率が低い。そのため、発生確率
が高いデータに対しては短い符号長、発生確率が低いデ
ータに対しては長い符号長を割当てることにより、圧縮
効率を向上させることができる。一方、量子化部5から
出力された量子化データS5に基づき、前フレーム画像
データS9が次のようにして生成される。即ち、量子化
データS5が逆量子化部6へ送られると、該逆量子化部
6では、入力された量子化データS5をコサイン変換デ
ータS4と同じ符号長に変換する。図5の例では、8ビ
ットデータの上位8ビットのデータに、下位4ビットの
データを追加し、逆量子化データS6を生成して逆離散
コサイン変換部7へ送る。逆離散コサイン変換部7で
は、次式(3)によって逆コサイン変換データS7を算
出する。
【数3】 この(3)式で算出された逆コサイン変換データS7と
前フレーム画像データS9とが、加算器8て加算され、
次フレーム処理時に使用する前フレーム画像データS9
として前フレーム画像データ記憶部9に格納される。前
フレーム画像データ記憶部9に格納された前フレーム画
像データS9は、動きベクトル検出部3及び離散コサイ
ン変換部4へ送られる。以上のように、従来の動画像符
号化方法では、動きベクトル検出部3で検出された動き
ベクトルS3を参照し、フレーム間差分画像に対して離
散コサイン変換部4で離散コサイン変換を行うことを基
本として符号化を行っている。
前フレーム画像データS9とが、加算器8て加算され、
次フレーム処理時に使用する前フレーム画像データS9
として前フレーム画像データ記憶部9に格納される。前
フレーム画像データ記憶部9に格納された前フレーム画
像データS9は、動きベクトル検出部3及び離散コサイ
ン変換部4へ送られる。以上のように、従来の動画像符
号化方法では、動きベクトル検出部3で検出された動き
ベクトルS3を参照し、フレーム間差分画像に対して離
散コサイン変換部4で離散コサイン変換を行うことを基
本として符号化を行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
動画像符号化方法における動きベクトル検出方法では、
次のような問題があり、それを解決することが困難であ
った。従来の動きベクトル検出方法では、(1)式の結
果が最小となる場所を動きベクトルS3として検出し、
その検出された動きベクトルS3で参照される前画面画
像データとのフレーム間差分データを符号化した場合、
動きベクトルS3自体は画像の動きに正確に沿って検出
されたものであっても、符号化データS10のデータ長
が大となってしまうことがある。この問題を、図7
(a),(b)を用いて説明する。 (1)式において、例えば xe−xs+1=8 ye−ys+1=8 とする。図7(a),(b)は、(1)式における誤差
Err(i,j)を算出する際のフレーム間差分絶対値 |f(x,y,t)−f(x+i,y+j,t−τ)| の分布例を示すものである。
動画像符号化方法における動きベクトル検出方法では、
次のような問題があり、それを解決することが困難であ
った。従来の動きベクトル検出方法では、(1)式の結
果が最小となる場所を動きベクトルS3として検出し、
その検出された動きベクトルS3で参照される前画面画
像データとのフレーム間差分データを符号化した場合、
動きベクトルS3自体は画像の動きに正確に沿って検出
されたものであっても、符号化データS10のデータ長
が大となってしまうことがある。この問題を、図7
(a),(b)を用いて説明する。 (1)式において、例えば xe−xs+1=8 ye−ys+1=8 とする。図7(a),(b)は、(1)式における誤差
Err(i,j)を算出する際のフレーム間差分絶対値 |f(x,y,t)−f(x+i,y+j,t−τ)| の分布例を示すものである。
【0008】図7(a)の分布例では、数箇所で前画面
画像データと一致しない部分があるが、全体的にはほぼ
一致しており、(1)式を実行した場合、その値が小さ
くなる。図7(b)の分布例では、全体的に前画面画像
データとは一致せず、(1)式を実行した場合、その値
が大きくなる。そのため、図7(a)の場合が動きベク
トル検出部3で動きベクトルS3として検出される。そ
して、図7(a)に示すフレーム間差分データに対し
て、離散コサイン変換部4、量子化部5、及び可変長符
号化部10の各処理を行い、符号化データS10を出力
する。ところが、図7(a)に示すフレーム間差分デー
タに対する符号化による符号長は、決して短くはなら
ず、むしろ図7(b)に示すフレーム間差分データに対
する符号化による符号長の方が短くなる。その理由は、
図7(a)に示すフレーム間差分データの周波数スペク
トルが高周波成分にも存在するので、図6に示すように
符号長が長いランレングスデータが出力される。これに
対し、図7(b)に示すフレーム間差分データの周波数
スペクトルは、低周波成分に集中し、高周波成分には存
在しないので、符号長が長いランレングスデータが出力
されることはない。従って、本来の画像の動きを正確に
検出した動きベクトルS3で参照されるフレーム間差分
データが、符号化効率の向上へ貢献しない場合がある。
本発明は前記従来技術が持っていた課題として、符号化
効率劣化の点を解決し、動画像符号化効率を向上できる
動きベクトル検出方法を提供することを目的とする。
画像データと一致しない部分があるが、全体的にはほぼ
一致しており、(1)式を実行した場合、その値が小さ
くなる。図7(b)の分布例では、全体的に前画面画像
データとは一致せず、(1)式を実行した場合、その値
が大きくなる。そのため、図7(a)の場合が動きベク
トル検出部3で動きベクトルS3として検出される。そ
して、図7(a)に示すフレーム間差分データに対し
て、離散コサイン変換部4、量子化部5、及び可変長符
号化部10の各処理を行い、符号化データS10を出力
する。ところが、図7(a)に示すフレーム間差分デー
タに対する符号化による符号長は、決して短くはなら
ず、むしろ図7(b)に示すフレーム間差分データに対
する符号化による符号長の方が短くなる。その理由は、
図7(a)に示すフレーム間差分データの周波数スペク
トルが高周波成分にも存在するので、図6に示すように
符号長が長いランレングスデータが出力される。これに
対し、図7(b)に示すフレーム間差分データの周波数
スペクトルは、低周波成分に集中し、高周波成分には存
在しないので、符号長が長いランレングスデータが出力
されることはない。従って、本来の画像の動きを正確に
検出した動きベクトルS3で参照されるフレーム間差分
データが、符号化効率の向上へ貢献しない場合がある。
本発明は前記従来技術が持っていた課題として、符号化
効率劣化の点を解決し、動画像符号化効率を向上できる
動きベクトル検出方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、前記課題
を解決するために、時系列に入力される動画像データの
ある入力フレームの入力フレーム画像データと、該入力
フレーム前後のフレームの画像データを参照フレームの
画像データとして、該入力フレーム画像データと該参照
フレーム画像データとの両者を比較してその両画像デー
タ間の動きベクトルを検出し前記検出された動きベクト
ルで示される領域の前記参照フレーム画像データと前記
入力フレーム画像データとの差分データを利用して動画
像の符号化を行う動画像符号化方法において、次のよう
な処理によって動きベクトルを検出している。所定の大
きさのブロックの前記入力フレーム画像データに対し
て、第1の処理では、該着目ブロックと同位置の近傍領
域を前記参照フレームの探索領域とし、第2の処理で
は、該着目ブロックの前記入力フレーム画像データと、
前記探索領域の中からある1つの該着目ブロックと同じ
大きさの領域を決定し、該決定された領域の前記参照フ
レーム画像データ間の非類似度を算出する時、前記入力
フレーム画像データと前記参照フレーム画像データとの
各画素の濃度相違量を該着目ブロックの全ての画素に対
し算出する。この際、ある画素の濃度相違量が所定の閾
値より大であるという第1の条件と、該画素の濃度相違
量と該画素の近傍画素における濃度相違量との間の差が
所定の閾値より大であるという第2の条件とに対し、該
第1又は第2の条件のいずれか一方を満足する画素の前
記濃度相違量の総和を前記非類似度とする。そして、第
3の処理では、前記第2の処理を前記第1の処理で決定
された探索領域全てについて行い、第4の処理では、前
記探索領域内で前記非類似度の最小値を与える前記参照
フレーム中の領域アドレスと前記入力フレーム着目ブロ
ックアドレスとの差分を動きベクトルとする。前記第5
の処理では、前記非類似度の最小値を与えるブロックが
前記参照フレームの探索領域に複数存在する場合には前
記アドレス差分の絶対値が小となる値を動きベクトルと
して出力する。
を解決するために、時系列に入力される動画像データの
ある入力フレームの入力フレーム画像データと、該入力
フレーム前後のフレームの画像データを参照フレームの
画像データとして、該入力フレーム画像データと該参照
フレーム画像データとの両者を比較してその両画像デー
タ間の動きベクトルを検出し前記検出された動きベクト
ルで示される領域の前記参照フレーム画像データと前記
入力フレーム画像データとの差分データを利用して動画
像の符号化を行う動画像符号化方法において、次のよう
な処理によって動きベクトルを検出している。所定の大
きさのブロックの前記入力フレーム画像データに対し
て、第1の処理では、該着目ブロックと同位置の近傍領
域を前記参照フレームの探索領域とし、第2の処理で
は、該着目ブロックの前記入力フレーム画像データと、
前記探索領域の中からある1つの該着目ブロックと同じ
大きさの領域を決定し、該決定された領域の前記参照フ
レーム画像データ間の非類似度を算出する時、前記入力
フレーム画像データと前記参照フレーム画像データとの
各画素の濃度相違量を該着目ブロックの全ての画素に対
し算出する。この際、ある画素の濃度相違量が所定の閾
値より大であるという第1の条件と、該画素の濃度相違
量と該画素の近傍画素における濃度相違量との間の差が
所定の閾値より大であるという第2の条件とに対し、該
第1又は第2の条件のいずれか一方を満足する画素の前
記濃度相違量の総和を前記非類似度とする。そして、第
3の処理では、前記第2の処理を前記第1の処理で決定
された探索領域全てについて行い、第4の処理では、前
記探索領域内で前記非類似度の最小値を与える前記参照
フレーム中の領域アドレスと前記入力フレーム着目ブロ
ックアドレスとの差分を動きベクトルとする。前記第5
の処理では、前記非類似度の最小値を与えるブロックが
前記参照フレームの探索領域に複数存在する場合には前
記アドレス差分の絶対値が小となる値を動きベクトルと
して出力する。
【0010】第2の発明では、第1の発明と同様の動画
像符号化方法において、次のような処理によって動きベ
クトルを検出している。即ち、所定の大きさのブロック
の前記入力フレーム画像データに対して、該着目ブロッ
クと同一の近傍領域を前記参照フレームの探索領域と
し、第1の処理では、該着目ブロックと同位置の近傍領
域を前記参照フレームの探索領域とし、第2の処理で
は、該着目ブロックの前記入力フレーム画像データと、
前記探索領域の中からある1つの該着目ブロックと同じ
大きさの領域を決定し、該決定された領域の前記参照フ
レーム画像データ間の非類似度を算出する時、前記入力
フレーム画像データと前記参照フレーム画像データとの
各画素の濃度相違量を毎々算出する。そして、ある画素
の濃度相違量が所定の閾値より大であるという第1の条
件と、該画素の濃度相違量と該画素の近傍画素における
濃度相違量との間の差が所定の閾値より大であるという
第2の条件とに対し、該第1及び第2の条件の両者を満
足する画素について、前記濃度相違量及び前記濃度相違
量間の差に対応した非類似付加値を算出する。但し、該
第1又は第2の条件のいずれか一方を満足しない場合
は、非類似付加値を0とする。そして、領域内の各画素
に対して算出した前記濃度相違量と前記非類似付加値と
の総和を前記非類似度とする。第3の処理では、前記第
2の処理を前記第1の処理で決定された探索領域全てに
ついて行う。第4の処理では、前記探索領域内で前記非
類似度の最小値を与える前記参照フレーム中の領域アド
レスと前記入力フレーム着目ブロックアドレスとの差分
を動きベクトルとして出力する。
像符号化方法において、次のような処理によって動きベ
クトルを検出している。即ち、所定の大きさのブロック
の前記入力フレーム画像データに対して、該着目ブロッ
クと同一の近傍領域を前記参照フレームの探索領域と
し、第1の処理では、該着目ブロックと同位置の近傍領
域を前記参照フレームの探索領域とし、第2の処理で
は、該着目ブロックの前記入力フレーム画像データと、
前記探索領域の中からある1つの該着目ブロックと同じ
大きさの領域を決定し、該決定された領域の前記参照フ
レーム画像データ間の非類似度を算出する時、前記入力
フレーム画像データと前記参照フレーム画像データとの
各画素の濃度相違量を毎々算出する。そして、ある画素
の濃度相違量が所定の閾値より大であるという第1の条
件と、該画素の濃度相違量と該画素の近傍画素における
濃度相違量との間の差が所定の閾値より大であるという
第2の条件とに対し、該第1及び第2の条件の両者を満
足する画素について、前記濃度相違量及び前記濃度相違
量間の差に対応した非類似付加値を算出する。但し、該
第1又は第2の条件のいずれか一方を満足しない場合
は、非類似付加値を0とする。そして、領域内の各画素
に対して算出した前記濃度相違量と前記非類似付加値と
の総和を前記非類似度とする。第3の処理では、前記第
2の処理を前記第1の処理で決定された探索領域全てに
ついて行う。第4の処理では、前記探索領域内で前記非
類似度の最小値を与える前記参照フレーム中の領域アド
レスと前記入力フレーム着目ブロックアドレスとの差分
を動きベクトルとして出力する。
【0011】
【作用】第1の発明によれば、以上のように動きベクト
ル検出方法を構成したので、参照フレーム画像データ間
の非類似度、例えば前記(1)式による着目ブロックデ
ータと前画面画像データとの誤差Err(i,j)を算出す
る際に、濃度相違量(例えば、フレーム間差分データ絶
対値)が、所定の閾値より小、かつ該フレーム間差分デ
ータ絶対値算出画素の周辺画素における差分データ絶対
値に対する変動が小さい場合には、前記誤差Err(i,
j)の総和に含めないようにしている。これにより、符
号化効率を向上させる動きベクトルの検出が行える。第
2の発明によれば、参照フレーム画像データ間の非類似
度、例えば前記(1)式による着目ブロックデータと前
画面画像データとの誤差Err(i,j)を算出する際に、
濃度相違量(例えば、フレーム間差分データ絶対値)
が、所定の閾値より大、かつ該フレーム間差分データ絶
対値算出画素の周辺画素における差分データ絶対値に対
する変動が大きい場合には、所定の非類似付加値を前記
誤差Err(i,j)に加算し、その加算結果を誤差値と
することにより、高周波スペクトル成分が存在し易くな
る領域を動きベクトルとして検出しにくくしている。従
って、前記課題を解決できるのである。
ル検出方法を構成したので、参照フレーム画像データ間
の非類似度、例えば前記(1)式による着目ブロックデ
ータと前画面画像データとの誤差Err(i,j)を算出す
る際に、濃度相違量(例えば、フレーム間差分データ絶
対値)が、所定の閾値より小、かつ該フレーム間差分デ
ータ絶対値算出画素の周辺画素における差分データ絶対
値に対する変動が小さい場合には、前記誤差Err(i,
j)の総和に含めないようにしている。これにより、符
号化効率を向上させる動きベクトルの検出が行える。第
2の発明によれば、参照フレーム画像データ間の非類似
度、例えば前記(1)式による着目ブロックデータと前
画面画像データとの誤差Err(i,j)を算出する際に、
濃度相違量(例えば、フレーム間差分データ絶対値)
が、所定の閾値より大、かつ該フレーム間差分データ絶
対値算出画素の周辺画素における差分データ絶対値に対
する変動が大きい場合には、所定の非類似付加値を前記
誤差Err(i,j)に加算し、その加算結果を誤差値と
することにより、高周波スペクトル成分が存在し易くな
る領域を動きベクトルとして検出しにくくしている。従
って、前記課題を解決できるのである。
【0012】
【実施例】第1の実施例 図1は、本発明の第1の実施例の動きベクトル検出方法
を示すもので、例えば従来の図2の動画像符号化装置に
おける動きベクトル検出部3の機能ブロック図であり、
従来の図2中の要素と共通の要素には共通の符号が付さ
れている。この動きベクトル検出部は、現フレーム画像
データ(入力フレーム画像データ)S2と前フレーム画
像データ(参照フレーム画像データ)S9とに基づき差
分絶対値を計算する差分絶対値計算部30を有し、その
出力側には差分絶対値格納部31、差分絶対値比較部3
2、及び2入力ANDゲート33が接続されている。差
分絶対値格納部31は、差分絶対値計算部30から出力
される差分絶対値S30を格納し、周辺画素差分絶対値
(濃度相違量)S31を出力する機能を有している。差
分絶対値比較部32は、周辺画素差分絶対値S31と差
分絶対値S30とを比較し、その差分絶対値比較結果S
32をANDゲート33へ出力する機能を有している。
ANDゲート33は、差分絶対値比較結果S32と差分
絶対値S30との論理積を求め、加算器入力データ(濃
度相違量の総和)S33を出力する回路である。
を示すもので、例えば従来の図2の動画像符号化装置に
おける動きベクトル検出部3の機能ブロック図であり、
従来の図2中の要素と共通の要素には共通の符号が付さ
れている。この動きベクトル検出部は、現フレーム画像
データ(入力フレーム画像データ)S2と前フレーム画
像データ(参照フレーム画像データ)S9とに基づき差
分絶対値を計算する差分絶対値計算部30を有し、その
出力側には差分絶対値格納部31、差分絶対値比較部3
2、及び2入力ANDゲート33が接続されている。差
分絶対値格納部31は、差分絶対値計算部30から出力
される差分絶対値S30を格納し、周辺画素差分絶対値
(濃度相違量)S31を出力する機能を有している。差
分絶対値比較部32は、周辺画素差分絶対値S31と差
分絶対値S30とを比較し、その差分絶対値比較結果S
32をANDゲート33へ出力する機能を有している。
ANDゲート33は、差分絶対値比較結果S32と差分
絶対値S30との論理積を求め、加算器入力データ(濃
度相違量の総和)S33を出力する回路である。
【0013】ANDゲート33の出力側には、加算器3
4が接続されている。加算器34は、加算器入力データ
S33と差分絶対値総和S35とを加算し、その加算結
果(非類似度)S34を出力する回路であり、その出力
側に誤差格納部35が接続されている。誤差格納部35
は、加算結果S34を入力して誤差を格納し、差分絶対
値総和S35を出力する機能を有している。誤差格納部
35の出力側には、最小誤差格納部36、及び誤差比較
部37が接続されている。また、ベクトル値S38を発
生するベクトル値発生部38が設けられ、その出力側に
誤差比較部37、及び動きベクトル格納部39が接続さ
れている。最小誤差格納部36、誤差比較部37、及び
動きベクトル格納部39は、動きベクトルを出力するた
めの第4及び第5の処理を行うもので、そのうち最小誤
差格納部36は、差分絶対値総和S35を入力して最小
誤差を格納し、その最小誤差S36を誤差比較部37へ
与える機能を有している。誤差比較部37は、差分絶対
値総和S35、最小誤差S36、ベクトル値S38、及
び動きベクトルS3を入力し、誤差を比較して最小誤差
検出信号S37を出力して最小誤差格納部36及び動き
ベクトル格納部39へ与える機能を有している。動きベ
クトル格納部39は、ベクトル値S38、及び最小誤差
検出信号S37を入力し、動きベクトルS3を格納する
機能を有している。
4が接続されている。加算器34は、加算器入力データ
S33と差分絶対値総和S35とを加算し、その加算結
果(非類似度)S34を出力する回路であり、その出力
側に誤差格納部35が接続されている。誤差格納部35
は、加算結果S34を入力して誤差を格納し、差分絶対
値総和S35を出力する機能を有している。誤差格納部
35の出力側には、最小誤差格納部36、及び誤差比較
部37が接続されている。また、ベクトル値S38を発
生するベクトル値発生部38が設けられ、その出力側に
誤差比較部37、及び動きベクトル格納部39が接続さ
れている。最小誤差格納部36、誤差比較部37、及び
動きベクトル格納部39は、動きベクトルを出力するた
めの第4及び第5の処理を行うもので、そのうち最小誤
差格納部36は、差分絶対値総和S35を入力して最小
誤差を格納し、その最小誤差S36を誤差比較部37へ
与える機能を有している。誤差比較部37は、差分絶対
値総和S35、最小誤差S36、ベクトル値S38、及
び動きベクトルS3を入力し、誤差を比較して最小誤差
検出信号S37を出力して最小誤差格納部36及び動き
ベクトル格納部39へ与える機能を有している。動きベ
クトル格納部39は、ベクトル値S38、及び最小誤差
検出信号S37を入力し、動きベクトルS3を格納する
機能を有している。
【0014】次に、図1の動きベクトル検出部を参照し
つつ、現フレームのある1つのブロックに対する動きベ
クトルを算出する処理手順を説明する。この処理手順は
大きく分けて、誤差算出処理(1)と動きベクトル算出
処理(2)とに分けられる。まず、動きベクトルS3の
算出を行うに先立ち、最小誤差格納部36の出力は誤差
として考えられる最大値に初期設定されると共に、ベク
トル値発生部38の出力は例えば(1)式における(−
d,−d)が初期設定される。 (1) 誤差算出処理 図1の差分絶対値計算部30では、現フレーム画像デー
タS2と前フレーム画像データS9とを入力し、その両
者の差分絶対値S30を算出し、差分絶対値格納部3
1、差分絶対値比較部32、及びANDゲート33へ送
る。差分絶対値格納部31は、着目ブロックの各画素に
対する差分絶対値S30を順次格納した後、それを周辺
画素差分絶対値S31として差分絶対値比較部32へ出
力する。差分絶対値比較部32は、閾値との判定機能を
有し、差分絶対値S30と、該差分絶対値S30を算出
した画素の周辺画素で算出された周辺画素差分絶対値S
31とを比較し、以下の(4),(5)式からなる条件
を満足する時に差分絶対値比較結果S32として
“0”、満足しない時に“1”を出力し、ANDゲート
33へ送る。
つつ、現フレームのある1つのブロックに対する動きベ
クトルを算出する処理手順を説明する。この処理手順は
大きく分けて、誤差算出処理(1)と動きベクトル算出
処理(2)とに分けられる。まず、動きベクトルS3の
算出を行うに先立ち、最小誤差格納部36の出力は誤差
として考えられる最大値に初期設定されると共に、ベク
トル値発生部38の出力は例えば(1)式における(−
d,−d)が初期設定される。 (1) 誤差算出処理 図1の差分絶対値計算部30では、現フレーム画像デー
タS2と前フレーム画像データS9とを入力し、その両
者の差分絶対値S30を算出し、差分絶対値格納部3
1、差分絶対値比較部32、及びANDゲート33へ送
る。差分絶対値格納部31は、着目ブロックの各画素に
対する差分絶対値S30を順次格納した後、それを周辺
画素差分絶対値S31として差分絶対値比較部32へ出
力する。差分絶対値比較部32は、閾値との判定機能を
有し、差分絶対値S30と、該差分絶対値S30を算出
した画素の周辺画素で算出された周辺画素差分絶対値S
31とを比較し、以下の(4),(5)式からなる条件
を満足する時に差分絶対値比較結果S32として
“0”、満足しない時に“1”を出力し、ANDゲート
33へ送る。
【数4】 即ち、差分絶対値比較部32では、差分絶対値S30が
小、かつ差分絶対値S30と周辺画素における差分絶対
値S31との差分が小なる条件を満足する時に“0”を
出力する。差分絶対値比較結果S32と差分絶対値S3
0は、ANDゲート33で論理積がとられ、その出力で
ある加算器入力データS33が加算器34へ送られる。
加算器34では、差分絶対値比較結果S32が“0”で
ある時は0、“1”である時は差分絶対値S30をその
まま加算器入力データS33として入力すると共に、誤
差格納部35に格納されている差分絶対値総和S35を
入力し、その両者を加算して加算結果S34として誤差
格納部35へ出力する。誤差格納部35は、ある1つの
ベクトル値により示される前画面画像ブロックとの誤差
を順次格納するものであり、誤差算出前に予め“0”に
セットされた後、各画素の差分絶対値総和S35を加算
器34、最小誤差格納部36、及び誤差比較部37へ出
力する。つまり、加算器34及び誤差格納部35によ
り、現フレーム画像データ1ブロック分の画素と、1つ
のベクトル値により示される前画面画像データブロック
の画素との間の差分絶対値総和S35を算出し、誤差算
出処理を終了する。
小、かつ差分絶対値S30と周辺画素における差分絶対
値S31との差分が小なる条件を満足する時に“0”を
出力する。差分絶対値比較結果S32と差分絶対値S3
0は、ANDゲート33で論理積がとられ、その出力で
ある加算器入力データS33が加算器34へ送られる。
加算器34では、差分絶対値比較結果S32が“0”で
ある時は0、“1”である時は差分絶対値S30をその
まま加算器入力データS33として入力すると共に、誤
差格納部35に格納されている差分絶対値総和S35を
入力し、その両者を加算して加算結果S34として誤差
格納部35へ出力する。誤差格納部35は、ある1つの
ベクトル値により示される前画面画像ブロックとの誤差
を順次格納するものであり、誤差算出前に予め“0”に
セットされた後、各画素の差分絶対値総和S35を加算
器34、最小誤差格納部36、及び誤差比較部37へ出
力する。つまり、加算器34及び誤差格納部35によ
り、現フレーム画像データ1ブロック分の画素と、1つ
のベクトル値により示される前画面画像データブロック
の画素との間の差分絶対値総和S35を算出し、誤差算
出処理を終了する。
【0015】(2) 動きベクトル算出処理 誤差比較部37は、ある1つのベクトル値により示され
る前画面画像データブロックとの誤差算出が終了した
後、差分絶対値総和S35と、該誤差算出直前までに算
出された最小誤差S36とを比較し、差分絶対値総和S
35が最小誤差S36以下で、かつ動きベクトル格納部
39から出力される動きベクトルS3の値より、ベクト
ル値発生部38から出力されたベクトル値S38の値が
小である時、最小誤差検出信号S37を最小誤差格納部
36、及び動きベクトル格納部39へ出力する。最小誤
差格納部36は、最小誤差検出信号S37を入力した時
に、差分絶対値総和S35を格納し、その内容を更新す
る。動きベクトル格納部39は、最小誤差検出信号S3
7の入力時に、ベクトル値S38を格納し、その内容を
更新する。ベクトル値発生部38から発生されるベクト
ル値S38は、前記誤差算出処理(1)、及び動きベク
トル算出処理(2)の終了後、次のベクトル値へ、ベク
トル値発生部38によって例えば次のように更新され
る。
る前画面画像データブロックとの誤差算出が終了した
後、差分絶対値総和S35と、該誤差算出直前までに算
出された最小誤差S36とを比較し、差分絶対値総和S
35が最小誤差S36以下で、かつ動きベクトル格納部
39から出力される動きベクトルS3の値より、ベクト
ル値発生部38から出力されたベクトル値S38の値が
小である時、最小誤差検出信号S37を最小誤差格納部
36、及び動きベクトル格納部39へ出力する。最小誤
差格納部36は、最小誤差検出信号S37を入力した時
に、差分絶対値総和S35を格納し、その内容を更新す
る。動きベクトル格納部39は、最小誤差検出信号S3
7の入力時に、ベクトル値S38を格納し、その内容を
更新する。ベクトル値発生部38から発生されるベクト
ル値S38は、前記誤差算出処理(1)、及び動きベク
トル算出処理(2)の終了後、次のベクトル値へ、ベク
トル値発生部38によって例えば次のように更新され
る。
【数5】 以上説明したような手順により、誤差算出処理(1)、
及び動きベクトル算出処理(2)を前画面画像データの
全探索範囲について行う。これらの処理の終了時におけ
る動きベクトル格納部39の内容を、現画面画像データ
の着目ブロックと前画面画像データ間の動きベクトルS
3として出力する。以上のように、本実施例では、図2
の動画像符号化方法において、離散コサイン変換部4に
おける離散コサイン変換係数出力が、低周波成分に発生
する確率が高く、最終的に符号量が小さくなる可能性が
高い領域を、優先的に動きベクトルS3として検出され
易い動きベクトル検出方法としたので、符号化効率が優
れた高性能な動画像符号化方法の実現が可能となる。
及び動きベクトル算出処理(2)を前画面画像データの
全探索範囲について行う。これらの処理の終了時におけ
る動きベクトル格納部39の内容を、現画面画像データ
の着目ブロックと前画面画像データ間の動きベクトルS
3として出力する。以上のように、本実施例では、図2
の動画像符号化方法において、離散コサイン変換部4に
おける離散コサイン変換係数出力が、低周波成分に発生
する確率が高く、最終的に符号量が小さくなる可能性が
高い領域を、優先的に動きベクトルS3として検出され
易い動きベクトル検出方法としたので、符号化効率が優
れた高性能な動画像符号化方法の実現が可能となる。
【0016】第2の実施例 図8は、本発明の第2の実施例の動きベクトル検出方法
を示すもので、従来の図2の動画像符号化装置に設けら
れる動きベクトル検出部3の機能ブロック図であり、従
来の図2及び第1の実施例の図1中の要素と共通の要素
には共通の符号が付されている。この動きベクトル検出
部では、第1の実施例を示す図1中の差分絶対値比較部
32及びANDゲート33に代えて、付加値決定部42
及び加算器43を設けると共に、図1中の誤差比較部3
7を構成の異なる誤差比較部47で置き換えた構成にな
っている。付加値決定部42は、差分絶対値格納部31
から出力される周辺画素差分絶対値(濃度相違量)S3
1と、差分絶対値計算部30から出力される差分絶対値
S30とを入力し、閾値との判定処理によって付加値
(非類似付加値)S42を算出する機能を有し、その出
力側に加算器43が接続されている。加算器43は、付
加値S42と差分絶対値S30とを加算し、加算器入力
データS43を出力して加算器34へ与える回路であ
る。加算器34は、加算器入力データS43と、誤差格
納部35から出力された差分絶対値総和S35とを加算
し、加算結果(非類似付加値の総和)S34aを誤差格
納部35へ出力する回路である。誤差比較部47は、最
小誤差格納部36から出力される最小誤差S36と、差
分絶対値総和S35との誤差比較を行って最小誤差検出
信号S47を出力し、それを最小誤差格納部36及び動
きベクトル格納部39へ与える機能を有している。
を示すもので、従来の図2の動画像符号化装置に設けら
れる動きベクトル検出部3の機能ブロック図であり、従
来の図2及び第1の実施例の図1中の要素と共通の要素
には共通の符号が付されている。この動きベクトル検出
部では、第1の実施例を示す図1中の差分絶対値比較部
32及びANDゲート33に代えて、付加値決定部42
及び加算器43を設けると共に、図1中の誤差比較部3
7を構成の異なる誤差比較部47で置き換えた構成にな
っている。付加値決定部42は、差分絶対値格納部31
から出力される周辺画素差分絶対値(濃度相違量)S3
1と、差分絶対値計算部30から出力される差分絶対値
S30とを入力し、閾値との判定処理によって付加値
(非類似付加値)S42を算出する機能を有し、その出
力側に加算器43が接続されている。加算器43は、付
加値S42と差分絶対値S30とを加算し、加算器入力
データS43を出力して加算器34へ与える回路であ
る。加算器34は、加算器入力データS43と、誤差格
納部35から出力された差分絶対値総和S35とを加算
し、加算結果(非類似付加値の総和)S34aを誤差格
納部35へ出力する回路である。誤差比較部47は、最
小誤差格納部36から出力される最小誤差S36と、差
分絶対値総和S35との誤差比較を行って最小誤差検出
信号S47を出力し、それを最小誤差格納部36及び動
きベクトル格納部39へ与える機能を有している。
【0017】次に、図8の動きベクトル検出部を用い
て、現フレームのある1つのブロックに対する動きベク
トルS3を算出する手順を説明する。この手順は大きく
分けて、誤差算出処理(1)と動きベクトル算出処理
(2)とに分けられる。まず、動きベクトルS3の算出
に先立ち、第1の実施例と同様に、最小誤差格納部36
の出力を、誤差として考えられる最大値に初期設定する
と共に、ベクトル値発生部38の出力を、例えば(1)
式における(−d,−d)の初期設定を行う。
て、現フレームのある1つのブロックに対する動きベク
トルS3を算出する手順を説明する。この手順は大きく
分けて、誤差算出処理(1)と動きベクトル算出処理
(2)とに分けられる。まず、動きベクトルS3の算出
に先立ち、第1の実施例と同様に、最小誤差格納部36
の出力を、誤差として考えられる最大値に初期設定する
と共に、ベクトル値発生部38の出力を、例えば(1)
式における(−d,−d)の初期設定を行う。
【0018】(1) 誤差算出処理 差分絶対値計算部30は、第1の実施例と同様に、現フ
レーム画像データS2と前フレーム画像データS9とを
入力し、それら両者の差分絶対値S30を算出して差分
絶対値格納部31、付加値決定部42、及び加算器43
へ出力する。差分絶対値格納部31は、第1の実施例と
同様に、着目ブロックの各画素に対する差分絶対値を順
次格納した後、周辺画素差分絶対値S31として付加値
決定部42へ出力する。付加値決定部42は、差分絶対
値S30と、該差分絶対値S30を算出した画素の周辺
画素で算出された周辺画素差分絶対値S31とを比較
し、次式(7)〜(11)、及び条件(i),(ii)に
従い、付加値S42を決定し、加算器43へ出力する。 |f(x,y,t)−f(x+i,y+j,t−τ)|>THL1 ・・・(7) |f(x,y,t)−f(x+i,y+j,t−τ)| −|f(x−1,y,t)−f(x+i−1,y+j,t−τ)|>THL2 ・・・(8) |f(x,y,t)−f(x+i,y+j,t−τ)| −|f(x+1,y,t)−f(x+i+1,y+j,t−τ)|>THL2 ・・・(9) |f(x,y,t)−f(x+i,y+j,t−τ)| −|f(x,y−1,t)−f(x+i,y+j−1,t−τ)|>THL2 ・・・(10) |f(x,y,t)−f(x+i,y+j,t−τ)| −|f(x,y+1,t)−f(x+i,y+j+1,t−τ)|>THL2 ・・・(11) 但し、i,j;x方向,y方向ベクトル値 THL1,THL2;所定の閾値 (i) (7)式を満足し、かつ(8)式〜(11)式
のいずれかを満足する場合、付加値S42をPとする
と、
レーム画像データS2と前フレーム画像データS9とを
入力し、それら両者の差分絶対値S30を算出して差分
絶対値格納部31、付加値決定部42、及び加算器43
へ出力する。差分絶対値格納部31は、第1の実施例と
同様に、着目ブロックの各画素に対する差分絶対値を順
次格納した後、周辺画素差分絶対値S31として付加値
決定部42へ出力する。付加値決定部42は、差分絶対
値S30と、該差分絶対値S30を算出した画素の周辺
画素で算出された周辺画素差分絶対値S31とを比較
し、次式(7)〜(11)、及び条件(i),(ii)に
従い、付加値S42を決定し、加算器43へ出力する。 |f(x,y,t)−f(x+i,y+j,t−τ)|>THL1 ・・・(7) |f(x,y,t)−f(x+i,y+j,t−τ)| −|f(x−1,y,t)−f(x+i−1,y+j,t−τ)|>THL2 ・・・(8) |f(x,y,t)−f(x+i,y+j,t−τ)| −|f(x+1,y,t)−f(x+i+1,y+j,t−τ)|>THL2 ・・・(9) |f(x,y,t)−f(x+i,y+j,t−τ)| −|f(x,y−1,t)−f(x+i,y+j−1,t−τ)|>THL2 ・・・(10) |f(x,y,t)−f(x+i,y+j,t−τ)| −|f(x,y+1,t)−f(x+i,y+j+1,t−τ)|>THL2 ・・・(11) 但し、i,j;x方向,y方向ベクトル値 THL1,THL2;所定の閾値 (i) (7)式を満足し、かつ(8)式〜(11)式
のいずれかを満足する場合、付加値S42をPとする
と、
【数6】 即ち、付加値決定部42では、差分絶対値S30が大、
かつ差分絶対値S30と周辺画素における差分絶対値S
31との差分が大なる条件を満足する時に、該差分絶対
値S30と周辺画素における差分絶対値S31との間の
差分に相当する付加値S42を出力し、加算器43へ送
る。加算器43は、付加値S42と差分絶対値S30と
を加算し、その加算結果を加算器入力データS43とし
て加算器34へ出力する。加算器34は、加算器入力デ
ータS43と、誤差格納部35に格納されている差分絶
対値総和S35とを加算し、その加算結果S34aを誤
差格納部35へ出力する。誤差格納部35は、第1の実
施例と同様に、ある1つのベクトル値により示される前
画面画像データブロックとの誤差を順次格納するもので
あり、誤差算出前に予め“0”にセットされた後、各画
素の差分絶対値総和S35を加算器34、最小誤差格納
部36、及び誤差比較部47へ出力する。このように加
算器34及び誤差格納部35により、第1の実施例と同
様に、現フレーム画像データ1ブロック分の画素と1つ
のベクトル値により示される前画面画像データブロック
の画素間の差分絶対値総和S35が算出され、誤差算出
処理を終了する。
かつ差分絶対値S30と周辺画素における差分絶対値S
31との差分が大なる条件を満足する時に、該差分絶対
値S30と周辺画素における差分絶対値S31との間の
差分に相当する付加値S42を出力し、加算器43へ送
る。加算器43は、付加値S42と差分絶対値S30と
を加算し、その加算結果を加算器入力データS43とし
て加算器34へ出力する。加算器34は、加算器入力デ
ータS43と、誤差格納部35に格納されている差分絶
対値総和S35とを加算し、その加算結果S34aを誤
差格納部35へ出力する。誤差格納部35は、第1の実
施例と同様に、ある1つのベクトル値により示される前
画面画像データブロックとの誤差を順次格納するもので
あり、誤差算出前に予め“0”にセットされた後、各画
素の差分絶対値総和S35を加算器34、最小誤差格納
部36、及び誤差比較部47へ出力する。このように加
算器34及び誤差格納部35により、第1の実施例と同
様に、現フレーム画像データ1ブロック分の画素と1つ
のベクトル値により示される前画面画像データブロック
の画素間の差分絶対値総和S35が算出され、誤差算出
処理を終了する。
【0019】(2) 動きベクトル算出処理 誤差比較部47は、第1の実施例と同様に、ある1つの
ベクトル値により示される前画面画像データブロックと
の誤差算出が終了した後、差分絶対値総和S35と、該
誤差算出直前までに算出された最小誤差S36とを比較
し、差分絶対値総和S35が最小誤差S36より小であ
る時、最小誤差検出信号S47を最小誤差格納部36、
及び動きベクトル格納部39へ出力する。最小誤差格納
部36、及び動きベクトル格納部39は、第1の実施例
と同様の処理を行う。即ち、最小誤差格納部36は、最
小誤差検出信号S47の入力時に、差分絶対値総和S3
5を格納し、その内容を更新する。動きベクトル格納部
39は、最小誤差検出信号S47の入力時に、ベクトル
値発生部38から発生されるベクトル値S38を格納
し、その内容を更新する。ベクトル値S38は、前記誤
差算出処理(1)、及び動きベクトル算出処理(2)の
終了後、例えば前記(6)式に示すように、次のベクト
ル値へ、ベクトル値発生部38によって更新される。以
上述べた手順により、誤差算出処理(1)、及び動きベ
クトル算出処理(2)を前画面画像データの全探索範囲
について行う。これらの処理の終了時における動きベク
トル格納部39の内容を、現画像データの着目ブロック
と前画像データ間の動きベクトルS3として出力する。
以上のように、本実施例では、従来の図2の動画像符号
化装置の離散コサイン変換部4における離散コサイン変
換係数出力が、高周波成分に発生する確率が高く、最終
的に符号量が大きくなる可能性が高い領域を、動きベク
トルS3として検出されにくいような動きベクトル検出
方法としたので、符号化効率が優れた高性能な動画像符
号化方法の実現が可能となる。
ベクトル値により示される前画面画像データブロックと
の誤差算出が終了した後、差分絶対値総和S35と、該
誤差算出直前までに算出された最小誤差S36とを比較
し、差分絶対値総和S35が最小誤差S36より小であ
る時、最小誤差検出信号S47を最小誤差格納部36、
及び動きベクトル格納部39へ出力する。最小誤差格納
部36、及び動きベクトル格納部39は、第1の実施例
と同様の処理を行う。即ち、最小誤差格納部36は、最
小誤差検出信号S47の入力時に、差分絶対値総和S3
5を格納し、その内容を更新する。動きベクトル格納部
39は、最小誤差検出信号S47の入力時に、ベクトル
値発生部38から発生されるベクトル値S38を格納
し、その内容を更新する。ベクトル値S38は、前記誤
差算出処理(1)、及び動きベクトル算出処理(2)の
終了後、例えば前記(6)式に示すように、次のベクト
ル値へ、ベクトル値発生部38によって更新される。以
上述べた手順により、誤差算出処理(1)、及び動きベ
クトル算出処理(2)を前画面画像データの全探索範囲
について行う。これらの処理の終了時における動きベク
トル格納部39の内容を、現画像データの着目ブロック
と前画像データ間の動きベクトルS3として出力する。
以上のように、本実施例では、従来の図2の動画像符号
化装置の離散コサイン変換部4における離散コサイン変
換係数出力が、高周波成分に発生する確率が高く、最終
的に符号量が大きくなる可能性が高い領域を、動きベク
トルS3として検出されにくいような動きベクトル検出
方法としたので、符号化効率が優れた高性能な動画像符
号化方法の実現が可能となる。
【0020】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
種々の変形が可能である。その変形例としては、例えば
次のようなものがある。 (a) 上記第1及び第2の実施例の誤差算出処理
(1)は、他の方法で誤差算出を行ってもよい。例え
ば、上記第1及び第2の実施例では、差分絶対値S30
を用いたが、差分の2乗値等を用いることも可能であ
る。また、図1の差分絶対値比較部32の動作で、シス
テムの簡略化のために、(5)式による上下左右の4画
素の差分絶対値ではなく、直前に算出された画素の差分
絶対値を用いても、大幅な性能劣化を招くものではな
い。あるいは、差分絶対値比較結果S32が“0”のと
き、加算器入力データS33を“0”ではなく、差分絶
対値S30の1/2程度の値とする構成でも実現可能で
ある。同様に、図8の付加値決定部42の動作で、シス
テムの簡略化のために、(8)式〜(11)式による上
下左右の4画素の差分絶対値ではなく、直前に算出され
た画素の差分絶対値を用いても、大幅な性能劣化を招く
ものではない。 (b) 上記第1及び第2の実施例の動きベクトル算出
処理(2)を図示以外の方法で処理したり、あるいは図
2の動画像符号化方法を他の処理内容に変更する等、種
々の変形が可能である。
種々の変形が可能である。その変形例としては、例えば
次のようなものがある。 (a) 上記第1及び第2の実施例の誤差算出処理
(1)は、他の方法で誤差算出を行ってもよい。例え
ば、上記第1及び第2の実施例では、差分絶対値S30
を用いたが、差分の2乗値等を用いることも可能であ
る。また、図1の差分絶対値比較部32の動作で、シス
テムの簡略化のために、(5)式による上下左右の4画
素の差分絶対値ではなく、直前に算出された画素の差分
絶対値を用いても、大幅な性能劣化を招くものではな
い。あるいは、差分絶対値比較結果S32が“0”のと
き、加算器入力データS33を“0”ではなく、差分絶
対値S30の1/2程度の値とする構成でも実現可能で
ある。同様に、図8の付加値決定部42の動作で、シス
テムの簡略化のために、(8)式〜(11)式による上
下左右の4画素の差分絶対値ではなく、直前に算出され
た画素の差分絶対値を用いても、大幅な性能劣化を招く
ものではない。 (b) 上記第1及び第2の実施例の動きベクトル算出
処理(2)を図示以外の方法で処理したり、あるいは図
2の動画像符号化方法を他の処理内容に変更する等、種
々の変形が可能である。
【0021】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、例えば離散コサイン変換係数出力が、低周波
成分に発生する確率が高く、最終的に符号量が小さくな
る可能性が高い領域を、優先的に動きベクトルとして検
出され易い動きベクトル検出方法としたので、符号化効
率が優れた高性能な動画像符号化方法を実現できる。第
2の発明によれば、例えば離散コサイン変換係数出力
が、高周波成分に発生する確率が高く、最終的に符号量
が大きくなる可能性が高い領域を、動きベクトルとして
検出されにくいような動きベクトル検出方法としたの
で、符号化効率が優れた高性能な動画像符号化方法を実
現できる。
によれば、例えば離散コサイン変換係数出力が、低周波
成分に発生する確率が高く、最終的に符号量が小さくな
る可能性が高い領域を、優先的に動きベクトルとして検
出され易い動きベクトル検出方法としたので、符号化効
率が優れた高性能な動画像符号化方法を実現できる。第
2の発明によれば、例えば離散コサイン変換係数出力
が、高周波成分に発生する確率が高く、最終的に符号量
が大きくなる可能性が高い領域を、動きベクトルとして
検出されにくいような動きベクトル検出方法としたの
で、符号化効率が優れた高性能な動画像符号化方法を実
現できる。
【図1】本発明の第1の実施例の動きベクトル検出方法
を説明するための動きベクトル検出部の機能ブロック図
である。
を説明するための動きベクトル検出部の機能ブロック図
である。
【図2】従来の動画像符号化装置の機能ブロック図であ
る。
る。
【図3】図2のフレーム画像データの例を示す図であ
る。
る。
【図4】図2中の動きベクトル検出部の説明図である。
【図5】図2中の濃度データから復号濃度データへの生
成方法を示す図である。
成方法を示す図である。
【図6】図2における量子化された離散コサイン変換係
数のランレングス値と符号長の関係を示す図である。
数のランレングス値と符号長の関係を示す図である。
【図7】従来の問題点を説明するためのフレーム間差分
データの分布例を示す図である。
データの分布例を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施例の動きベクトル検出方法
を説明するための動きベクトル検出部の機能ブロック図
である。
を説明するための動きベクトル検出部の機能ブロック図
である。
3 動きベクトル検出部 4 離散コサイン変換部 5 量子化部 6 逆量子化部 7 逆離散コサイン変換部 8,43 加算器 9 前フレーム画像データ記憶部 10 可変長符号化部 30 差分絶対値計算部 31 差分絶対値格納部 32 差分絶対値比較部 33 ANDゲート 34 加算器 35 誤差格納部 36 最小誤差格納部 37,47 誤差比較部 38 ベクトル値発生部 39 動きベクトル格納部 42 付加値決定部 S2 現フレーム画像データ(入力フレーム
画像データ) S3 動きベクトル S9 前フレーム画像データ(参照フレーム
画像データ) S10 符号化データ S30 差分絶対値 S31 周辺画素差分絶対値(濃度相違量) S32 差分絶対値比較結果 S33 加算器入力データ(濃度相違量の総
和) S34 加算結果(非類似度) S34a 加算結果(非類似付加値の総和) S35 差分絶対値総和 S36 最小誤差 S37,S47 最小誤差検出信号 S38 ベクトル値 S42 付加値(非類似付加値) S43 加算器入力データ
画像データ) S3 動きベクトル S9 前フレーム画像データ(参照フレーム
画像データ) S10 符号化データ S30 差分絶対値 S31 周辺画素差分絶対値(濃度相違量) S32 差分絶対値比較結果 S33 加算器入力データ(濃度相違量の総
和) S34 加算結果(非類似度) S34a 加算結果(非類似付加値の総和) S35 差分絶対値総和 S36 最小誤差 S37,S47 最小誤差検出信号 S38 ベクトル値 S42 付加値(非類似付加値) S43 加算器入力データ
フロントページの続き (72)発明者 原田 洋子 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 時系列に入力される動画像データのある
入力フレームの入力フレーム画像データと、該入力フレ
ーム前後のフレームの画像データを参照フレームの画像
データとして、該入力フレーム画像データと該参照フレ
ーム画像データとの両者を比較してその両画像データ間
の動きベクトルを検出し、 前記検出された動きベクトルで示される領域の前記参照
フレーム画像データと前記入力フレーム画像データとの
差分データを利用して動画像の符号化を行う動画像符号
化方法において、 所定の大きさのブロックの前記入力フレーム画像データ
に対して、 第1の処理では、該着目ブロックと同位置の近傍領域を
前記参照フレームの探索領域とし、 第2の処理では、該着目ブロックの前記入力フレーム画
像データと、前記探索領域の中からある1つの該着目ブ
ロックと同じ大きさの領域を決定し、該決定された領域
の前記参照フレーム画像データ間の非類似度を算出する
時、 前記入力フレーム画像データと前記参照フレーム画像デ
ータとの各画素の濃度相違量を該着目ブロックの全ての
画素に対して算出し、 ある画素の濃度相違量が所定の閾値より大であるという
第1の条件と、該画素の濃度相違量と該画素の近傍画素
における濃度相違量との間の差が所定の閾値より大であ
るという第2の条件とに対し、該第1又は第2の条件の
いずれか一方を満足する画素の前記濃度相違量の総和を
前記非類似度とし、 第3の処理では、前記第2の処理を前記第1の処理で決
定された探索領域全てについて行い、 第4の処理では、前記探索領域内で前記非類似度の最小
値を与える前記参照フレーム中の領域アドレスと前記入
力フレーム着目ブロックアドレスとの差分を動きベクト
ルとし、 第5の処理では、前記非類似度の最小値を与えるブロッ
クが前記参照フレームの探索領域に複数存在する場合に
は前記アドレス差分の絶対値が最小となる値を動きベク
トルとして出力する、 ことを特徴とする動きベクトル検出方法。 - 【請求項2】 時系列に入力される動画像データのある
入力フレームの入力フレーム画像データと、該入力フレ
ームの前後のフレームの画像データを参照フレームの画
像データとして、該入力フレーム画像データと該参照フ
レーム画像データとの両者を比較してその両画像データ
間の動きベクトルを検出し、 前記検出された動きベクトルて示される領域の前記参照
フレーム画像データと前記入力フレーム画像データとの
差分データを利用して動画像の符号化を行う動画像符号
化方法において、 所定の大きさのブロックの前記入力フレーム画像データ
に対して、 第1の処理では、該着目ブロックと同位置の近傍領域を
前記参照フレームの探索領域とし、 第2の処理では、該着目ブロックの前記入力フレーム画
像データと、前記探索領域の中からある1つの該着目ブ
ロックと同じ大きさの領域を決定し、該決定された領域
の前記参照フレーム画像データ間の非類似度を算出する
時、 前記入力フレーム画像データと前記参照フレーム画像デ
ータとの各画素の濃度相違量を毎々算出し、 ある画素の濃度相違量が所定の閾値より大であるという
第1の条件と、該画素の濃度相違量と該画素の近傍画素
における濃度相違量との間の差が所定の閾値より大であ
るという第2の条件とに対し、該第1及び第2の条件の
両者を満足する画素について、前記濃度相違量及び前記
濃度相違量間の差の大きさに対応した非類似付加値を算
出し、かつ該第1又は第2の条件のいずれか一方を満足
しない場合は該非類似付加値を0とし、領域内の各画素
に対して算出した前記濃度相違量と前記非類似付加値と
の総和を前記非類似度とし、 第3の処理では、前記第2の処理を前記第1の処理で決
定された探索領域全てについて行い、 第4の処理では、前記探索領域内で前記非類似度の最小
値を与える前記参照フレーム中の領域アドレスと前記入
力フレーム着目ブロックアドレスとの差分を動きベクト
ルとして出力する、 ことを特徴とする動きベクトル検出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5208057A JPH0767112A (ja) | 1993-08-23 | 1993-08-23 | 動きベクトル検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5208057A JPH0767112A (ja) | 1993-08-23 | 1993-08-23 | 動きベクトル検出方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0767112A true JPH0767112A (ja) | 1995-03-10 |
Family
ID=16549930
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5208057A Withdrawn JPH0767112A (ja) | 1993-08-23 | 1993-08-23 | 動きベクトル検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0767112A (ja) |
-
1993
- 1993-08-23 JP JP5208057A patent/JPH0767112A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5495538A (en) | Segmentation-based JPEG image artifacts reduction | |
| US6529633B1 (en) | Parallel difference coding method for lossless compression and real time decompression | |
| JP4468490B2 (ja) | 効率的なルックアップテーブルに基づく視覚的に無損失の画像圧縮方式 | |
| US6334001B2 (en) | Iterative smoothing technique for pre-processing mixed raster content planes to improve the quality of a decompressed image and increase document compression ratios | |
| US8218908B2 (en) | Mixed content image compression with two edge data representations | |
| US20040081238A1 (en) | Asymmetric block shape modes for motion estimation | |
| JPH10191074A (ja) | 圧縮画像の色補正方法 | |
| JPH1013829A (ja) | 画像符号化装置及び画像復号装置 | |
| WO2000002393A1 (fr) | Procede de codage et decodage d'images et support sur lequel est enregistre un programme | |
| US5706366A (en) | Apparatus for encoding an image signal having a still object using an image warping technique | |
| JPH08340553A (ja) | 映像信号符号化装置 | |
| JPH04144485A (ja) | 画像処理装置 | |
| JP2000059782A (ja) | 空間領域デジタル画像の圧縮方法 | |
| JP3946781B2 (ja) | 画像情報変換装置及び方法 | |
| JPH05176173A (ja) | 画像データ圧縮方法 | |
| US20050063462A1 (en) | Visual scan method using scan table and discrete cosine transform device employing the same method | |
| JPH0767112A (ja) | 動きベクトル検出方法 | |
| JP4139657B2 (ja) | 映像信号の符号化装置および復号化装置 | |
| KR20020055864A (ko) | 칼라 정지영상의 부호화 및 복호화 방법 | |
| JP3931468B2 (ja) | 画像用領域分離装置および方法 | |
| JP2802378B2 (ja) | 圧縮画像デ−タの伸長方法 | |
| JPH1098620A (ja) | 画像処理装置 | |
| JP2809552B2 (ja) | 画像符号化処理方法および画像復号化処理方法 | |
| JP2942243B2 (ja) | 画像符号化装置及びその方法 | |
| JP3347488B2 (ja) | 画像処理装置およびその方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001031 |