JPH0767246A - 電気機器 - Google Patents

電気機器

Info

Publication number
JPH0767246A
JPH0767246A JP5237362A JP23736293A JPH0767246A JP H0767246 A JPH0767246 A JP H0767246A JP 5237362 A JP5237362 A JP 5237362A JP 23736293 A JP23736293 A JP 23736293A JP H0767246 A JPH0767246 A JP H0767246A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
power supply
circuit
transistor
diodes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5237362A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Nakamura
敦 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5237362A priority Critical patent/JPH0767246A/ja
Publication of JPH0767246A publication Critical patent/JPH0767246A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価で且つ簡単な方法で、異常発熱状態を確
実に停止することができる電気機器の保護回路を提供す
ることを目的とする。 【構成】 回路不良による不図示のモータの短絡又はア
クチュエータの異常等が発生した場合は、トランジスタ
22に過電流が流れて発熱し、温度が上昇する。このと
き、前記トランジスタ22に熱的に結合され負の温度係
数特性を有する定電圧ダイオード16、17は、トラン
ジスタ22の温度上昇に伴ってその素子温度が上昇する
と同時に降伏電圧が降下する。降伏電圧の降下分だけ低
く制御された電圧Vccが電圧検出IC18に入力する
と、該電圧検出IC18により“LOW”信号がCPU
19に入力し、ハードリセットが掛かる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気機器に関し、特に
電気機器の異常発熱時の保護回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電気機器においては、機器の故
障や誤作動等の異常状態が発生すると、該電気機器内の
アクチュエータ等の部品が異常発熱する可能性がある。
【0003】従来の電気機器においては、このような異
常状態による異常発熱に対して、制御ソフトウエアによ
りアクチュエータ等の動作を停止させたり、電源供給回
路に、例えば温度ヒューズ等のハードウエアの追加回路
による温度検出結果に基づいた対策手段、あるいは発熱
許容値の大きい部品の使用等により電気機器の電気回路
を保護する方法が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た制御ソフトウエアにより動作停止制御を行う場合は、
該制御ソフトウエアの暴走等によりシステムが正常に動
作しないような異常時には、所望の制御が行われないと
いう問題点があった。
【0005】また、温度ヒューズ等のハードウエアの追
加回路や発熱許容値の大きい部品等を採用する場合は、
回路の追加に伴いコストが増加したり、実装面積に制限
がある等の問題点があった。
【0006】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、安価で且つ簡単な方法で異常発熱状態を
確実に停止することができる電気機器の保護回路を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、システム本体と、前記システム本体に駆動
用直流電源を供給する電源手段と、前記電源手段の出力
状態に応じて前記システム本体の動作を停止させる停止
手段と、降伏電圧の変化により前記電源手段の出力状態
を変化させる定電圧ダイオードとを備え、前記低電圧ダ
イオードを前記システム本体の異常発生時に発熱する可
能性のある部品とを熱的に結合させたことを特徴とする
ものである。
【0008】また、好ましくは、前記定電圧ダイオード
は負の温度係数特性を有する。
【0009】
【作用】上記発明の構成によれば、システム本体の異常
発生に伴い発熱する可能性のある部品の異常発熱が発生
したときは、発熱する可能性のある部品と熱的に結合さ
た定電圧ダイオードがその温度係数特性に従って降伏電
圧が変化して駆動電源の出力状態が変化し、停止手段に
よりシステム本体の動作が停止する。これにより、異常
発熱状態は直ちに解消され、電気機器は保護される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照して説
明する。 (第1実施例)まず最初に、本発明の第1実施例につい
て、図1乃至図4を参照して説明する。本実施例は、本
発明の電気機器を電子タイプライタに適用したものであ
る。
【0011】図1は、本実施例に係る電気機器である電
子タイプライタの概略構成を示す電気回路図である。同
図において、電子タイプライタ1は、アクチュエータ駆
動用電圧Vmとロジック動作用電圧Vccとを供給する
電源回路部2と、ハードウエアリセットをかけるための
リセット回路部3と、本電子タイプライタ全体の制御を
行う制御部4と、印字出力を行う印字部5とから主に構
成される。
【0012】電源部2は、トランス6と、整流回路7
と、コンデンサからなる平滑回路8と、チョッパ式レギ
ュレータ回路9とからなる。入力された電源電圧100
VACはトランス6により降圧された後、整流回路7及
び平滑回路8により整流、平滑され、電圧Vdc(+2
4V)として出力される。アクチュエータ駆動用電圧V
mとしては電圧Vdc(+24V)がそのまま出力さ
れ、ロジック動作用電圧Vccとしてはチョッパ式レギ
ュレータ回路9により通常+10Vに調節された電圧が
出力される。
【0013】チョッパ式レギュレータ回路9は、メイン
スイッチングトランジスタ11と、平滑用チョークコイ
ル12及びコンデンサ13とからなる。前記平滑回路8
により平滑化された電圧Vdcは、トランジスタ11の
直接スイッチングにより高周波の電力に変換された後、
平滑用チョークコイル12とコンデンサ13とにより再
度直流に変換され、電圧Vccとして出力される。出力
電圧Vccは、トランジスタ11のスイッチング間隔、
即ちデューティサイクルに依存しており、このデューテ
ィサイクルを後述するフィードバック回路により制御す
ることにより電圧Vccの値を調節できる。本実施例で
は、正常動作時にVccとして+5Vが出力されるよう
にデューティサイクルが制御されている。
【0014】フィードバック回路10は、スイッチング
トランジスタ14、15と、該スイッチングトランジス
タ14のベース側に直列に接続された電流制限用抵抗R
及び定電圧ダイオード15、16とからなる。フィード
バック回路10は出力電圧Vccの電圧値をフィードバ
ックし、定電圧ダイオード16、17の両端電圧の変
化、即ちVccの電圧変化に応じて該定電圧ダイオード
16、17に流れる逆電流Izによりスイッチングトラ
ンジスタ14、15のオン・オフ制御を行い、メインス
イッチングトランジスタ11のデューティサイクルを制
御するものである。
【0015】例えば、電圧Vccが設定値より低い場合
は、定電圧ダイオード16、17の両端電圧はダイオー
ドの降伏電圧より低いため、電流Izは流れず、スイッ
チングトランジスタ14はオフ、スイッチングトランジ
スタ15はオン状態になる。従って、メインスイッチン
グトランジスタ11はオンとなり、平滑用チョークコイ
ル12及びコンデンサ13に電気エネルギーが供給さ
れ、電圧Vccは上昇する。
【0016】一方、電圧Vccが前記設定値より高くな
った場合は、定電圧ダイオード16、17の両端電圧は
ダイオードの降伏電圧より高いため、電流Izが流れ始
め、スイッチングトランジスタ14はオン、スイッチン
グトランジスタ15はオフ状態になる。従って、メイン
スイッチングトランジスタ11はオフとなり、平滑用チ
ョークコイル12及びコンデンサ13に蓄積されていた
電気エネルギーにより出力電圧Vccが供給され、蓄積
エネルギーの減少に伴い電圧Vccは下降する。このよ
うなフィードバック回路10の制御と出力電圧Vccと
の関係を図2に示す。
【0017】ここで、前記フィードバック回路で使用さ
れている定電圧ダイオード16、17について説明す
る。一般に、定電圧ダイオードの降伏電圧は素子の温度
によって変化することが知られており、降伏電圧の値が
ある一定値(5〜6V)よりも低い定電圧ダイオードは
負の温度係数特性を、降伏電圧の値が前記一定値よりも
高い定電圧ダイオードは正の温度係数特性を有する。本
実施例では、定電圧ダイオード16、17として、逆電
流Iz=5mA時に降伏電圧2.5Vであるダイオード
を2個直列に接続して使用している。このダイオードの
温度係数は逆電流Iz=5mA時に約−2mV/℃であ
り、例えば温度上昇変化が100℃時には降伏電圧が
0.2V下がる。従って、2個の定電圧ダイオードを直
列に接続した場合、逆電流5mA時には2個合わせた降
伏電圧は室温で約5Vとなるが、素子の温度が100℃
上昇したときは約4.6Vまで下降する。
【0018】リセット回路3はその内部に電圧検出用I
C18を有し、該電圧検出用IC18の入力側には、抵
抗18aを介して電圧Vccが入力される。
【0019】制御部4は、本電子タイプライタの制御プ
ログラムが格納されているROM19a及びデータ格納
用RAM19bを内蔵しているCPU19からなり、タ
イプライタの基本動作であるキー入力、編集、プリンタ
印字に伴うパルスモータの励磁等、モータ・アクチュエ
ータの制御を行う。
【0020】電圧検出用IC18の出力側は前記CPU
19のリセット端子(不図示)に接続されており、入力
電圧が4.7V以上のときは出力端にロジック出力信号
“HIGH”として+5Vが出力され、4.7V以下の
ときはロジック出力信号“LOW”として0Vが出力さ
れる。このようなリセット回路3の動作により電圧Vc
cは監視され、電圧Vccが4.7V以下になったとき
はCPU19にハードウエアリセットが掛けられる。
【0021】印字部5は、印字出力を行うプリンタ20
と、該プリンタを駆動する駆動回路21と、プリンタ駆
動用電圧の入力を制御するトランジスタ22とからな
る。プリンタ20は、印字用ヘッドとして移動式サーマ
ルヘッド(不図示)が用いられており、さらに、フィー
ドモータ20a、キャリアモータ20b、ヘッド移動用
モータ20cを備えている。駆動回路21は、前記モー
タ・アクチュエータのそれぞれに対応するドライバIC
21a〜cを備えている。該ドライバIC21a〜c
は、CPU19から所定の制御タイミングで出力される
モータ励磁用相信号に応じて、対応するモータ20a〜
cを励磁する。また、印字ヘッドの印字動作は、CPU
19から印字データに応じて出力されるヒートパルスが
印加されることにより制御される。これらのモータアク
チュエータは全て電圧Vm(+24V)で駆動され、こ
の電圧Vmは、プリンタ動作時にCPU19により制御
されるトランジスタ22を介してモータアクチュエータ
に供給される。このトランジスタに前記ロジック動作用
電圧Vcc調整用フィードバック回路10の定電圧ダイ
オード16、17が熱的に結合されている。
【0022】図3は、前記アクチュエータ駆動用電圧V
m供給用トランジスタ22と定電圧ダイオード16、1
7の、基板上の配置を示す説明図である。この基板上で
は、トランジスタ22と定電圧ダイオード16、17の
素子ボディとが、電気的には絶縁され、物理的には接触
するような配置で実装されている。このように配置する
ことにより、定電圧ダイオード16、17はトランジス
タ22の熱的影響を直接受ける状態(熱結合)になる。
【0023】以上のような構成の電子タイプライタ1に
おいて、電源投入により電源回路2に交流電源100V
が入力されると、整流回路7、平滑回路8を介して直流
電圧Vdc(+24V)が出力される。前述したよう
に、アクチュエータ駆動電圧Vmとしては電流Vdcが
直接出力され、ロジック動作用電圧Vccとしてはチョ
ッパ式レギュレータ回路9により降圧された電圧+5V
が出力される。電圧Vccが立上がり+5Vの電圧が出
力されると、リセット回路3内の電圧検出用IC18に
よりロジック“HIGH”である+5Vが出力され、C
PU19のリセットが解除され、電子タイプライタ1の
動作が開始される。電子タイプライタ1の動作中の電圧
Vccは、前述したように、フィードバック回路10に
より制御される。なお、このフィードバック回路10は
定電圧ダイオード16、17の素子温度が15〜30℃
のときにはVccが約5.0Vとなるように、具体的に
は、定電圧ダイオード16、17の降伏電圧は、素子温
度が15〜30Vのときにそれぞれ2.5V、合計5V
となるように、また、その際の逆電流Izは5mAにな
るように設計されている。
【0024】モータが正常に動作している場合は、駆動
回路21に過電流が流れることはないので、アクチュエ
ータ駆動用電圧Vmをモータ20a〜20cに供給する
トランジスタ22は電気的に余裕があり、発熱量は少な
い。このため、トランジスタ22に熱結合されている定
電圧ダイオード16、17の素子温度の上昇も小さく、
降伏電圧の熱ドリフトも微少である。よって、メイント
ランジスタ11は、フィードバック回路10によりVc
cを+5Vに保つようにオン・オフ制御される。このよ
うな正常動作時の定電圧ダイオード16、17の素子温
度と、ロジック動作用電圧Vcc値と、アクチュエータ
駆動用電圧Vmの供給状態と、トランジスタ11のスイ
ッチング状態と、リセット回路3の出力状態とを、図4
の状態Aに示す。
【0025】一方、電子タイプライタ1の動作中に回路
不良等によりモータ20a,20b,20cのコイル等
がショート状態になる、あるいは制御プログラム等の暴
走等によりモータ20a,20b,20cが励磁された
ままになる等のモータの異常が発生した場合は、駆動回
路21に過電流が流れるようになり、異常発熱を生じ得
る。このような異常発生時は電圧Vm供給用トランジス
タ22には許容電流を越えた過電流が流れることがあ
る。このとき、該トランジスタ22は異常発熱を生じ、
素子パッケージの温度が上昇し、それに伴い、熱的に結
合されている定電圧ダイオード16、17の素子温度も
上昇する。
【0026】ここで、ダイオード16、17には負の温
度係数特性を有するダイオードを使用しているため、素
子温度の上昇に伴い降伏電圧は下降する。具体的には、
前述したように、トランジスタ22の温度上昇により定
電圧ダイオード16、17の素子温度が約100℃上昇
すると、両ダイオード16、17の合計降伏電圧は5V
から4.6Vへ下がる。従って、フィードバック回路1
0はVccを5Vではなく4.6Vに制御する動作を行
うようになる。Vccが4.6Vに下降すると、電圧検
出用IC18の入力側には値4.6Vの電圧が印加され
るので、出力側からロジック“LOW”が出力され、C
PU19にハードリセットが掛けられる。CPU19が
リセットされることによりトランジスタ22はオフ状態
となるので、電圧Vmはモータに供給されなくなり、異
常発熱は停止する。このような異常動作時の定電圧ダイ
オード16、17の素子温度と、ロジック動作用電圧V
cc値と、アクチュエータ駆動用電圧Vmの供給状態
と、トランジスタ11のスイッチング状態と、リセット
回路3の出力状態とを、図4の状態Bに示す。
【0027】このようにして、電子タイプライタ1の動
作中に回路不良等によりモータ20a,20b,20c
のコイル等がショート状態になる、あるいは制御プログ
ラム等の暴走等によりモータ20a,20b,20cが
励磁されたままになる等のモータの異常が発生したとき
は、電圧Vm供給用トランジスタ22の発熱と電源回路
2の電圧設定用の定電圧ダイオードの負の温度係数特性
を利用してリセット回路3に入力される電圧を下げてシ
ステムにハードウエアリセットを掛けることにより、モ
ータ・アクチュエータへの電源供給を中止し、異常発熱
をとめることが可能となる。
【0028】(第2実施例)次に、本発明の第2実施例
を図5及び図6を参照して説明する。本実施例は前述し
た第1実施例と異なり、電子タイプライタの代わりにプ
リンタに本発明を適用したものである。
【0029】図5は、本実施例に係る電気機器としての
プリンタの主要部の概略構成を示す電気回路図である。
同図において、プリンタ31は、電源回路32と、プリ
ンタ本体の制御を行う制御部であるCPU33と、印字
出力を行う印字部34とから主に構成される。電源回路
32は、その内部に電源ヒューズ35と、フィードバッ
ク回路36を有するチョッパ式レギュレータからなるロ
ジック動作用電圧Vcc供給電源部(以下、チョッパ式
レギュレータという)37と、フィードバック回路36
´を有するチョッパ式レギュレータからなるアクチュエ
ータ駆動用電圧Vm供給電源部(以下、チョッパ式レギ
ュレータという)37´とを有する。
【0030】電源ヒューズ35は、電源ラインやアクチ
ュエータなどの異常により許容電流以上の過電流が流れ
たときには溶断して、電源をカットするものである。本
実施例では、電源ヒューズ35の許容電流値を2Aとす
る。
【0031】チョッパ式レギュレータ36は、メインス
イッチングトランジスタ39と、平滑用チョークコイル
40と、コンデンサ41とからなり、トランジスタ39
の直接スイッチングによりVccを高周波の電力に変換
し、それを平滑用チョークコイル40及びコンデンサ4
1で再度直流に変換してロジック電圧Vcc(+5V)
を出力するものである。
【0032】フィードバック回路36は、スイッチング
トランジスタ42、43と、該スイッチングトランジス
タ42のベース側に直列に接続されている電流制御用可
変抵抗44と、定電圧ダイオード45とからなる。電流
制限用抵抗44は、電圧値を正確に調整するために可変
抵抗となっている。フィードバック回路36は、正常動
作時には出力電圧Vmを+5.0V〜+5.2Vに制御
するように設計されている。該フィードバック回路36
は前記チョッパ式レギュレータ回路37の出力電圧Vc
cの電圧値をフィードバックし、定電圧ダイオード45
の両端電圧の変化、即ちVccの電圧変化に応じて該定
電圧ダイオード45に流れる逆電流Izによりスイッチ
ングトランジスタ42、43のオン・オフを行い、メイ
ンスイッチングトランジスタ39のスイッチングデュー
ティを制御する。
【0033】なお、前記フィードバック回路36及びチ
ョッパ式レギュレータ37の動作は、前述した第1実施
例のフィードバック回路10及びチョッパ式レギュレー
タ9と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
【0034】チョッパ式レギュレータ37´は、上述し
たチョッパ式レギュレータ37と同様に構成されてお
り、出力電圧としてVm(+10V)を出力する。ま
た、フィードバック回路36´は、正常動作時に出力電
圧を10.0V〜10.5Vに制御する。
【0035】このような電源回路32は、電源異常によ
りそれぞれの電源出力電圧が所定の電圧値以上になった
場合、意図的に電源ラインとグランド間をショート状態
にし、電源ラインに過電流を流し、電源ヒューズ35を
溶断することにより電源供給動作を停止さるものであ
る。即ち、定電圧ダイオード46a,46b及び定電圧
ダイオード47a,47b,47cは、それぞれVcc
電圧用及びVm電圧用の異常電圧検出回路46、47を
構成し、出力電圧Vccが所定値以上になったときに電
源ラインとグランド間をショート状態にするものであ
る。
【0036】定電圧ダイオード46a,46bが直列に
接続されて構成されるVcc電圧用の異常電圧検出回路
46は前記チョッパ式レギュレータ37に並列に接続さ
れており、ダイオード46aのカソードがVcc電源ラ
インに、ダイオード46bのアノードがグランドに接続
されている。本実施例では、ダイオード46a,46b
は正常動作時の素子温度における平均降伏電圧が2.7
Vのダイオードを使用しているため、直列に接続された
2本のダイオードの両端における降伏電圧は正常動作時
に約5.4Vとなる。例えば、電圧Vccの値が何らか
の異常により上昇して前記異常電圧検出回路46の降伏
電圧値5.4Vに達すると、ダイオードに逆電流が流れ
始める。従って、Vcc電源ラインとグランド間がショ
ート状態となり、電源ラインに過電流が流れ、電源ヒュ
ーズ35が溶断される。
【0037】また、定電圧ダイオード47a,47b,
47cが直列に接続されて構成されるVm電圧用の異常
検出回路47は前記チョッパ式レギュレータ37´に並
列に接続されており、ダイオード47aのカソードがV
m電源ラインに、ダイオード47cのアノードがグラン
ドに接続されている。本実施例では、ダイオード47a
〜47cは正常動作時の素子温度における平均降伏電圧
が3.7Vのダイオードを使用しているため、直列に接
続された3本のダイオードの両端における降伏電圧は正
常動作時に約11Vとなる。例えば、電圧Vmの値が印
字部等の異常により上昇して前記異常電圧検出回路47
の降伏電圧値11Vに達すると、ダイオードに逆電流が
流れ始める。従って、Vm電源ラインとグランド間がシ
ョート状態となり、電源ラインに過電流が流れ、電源ヒ
ューズ35が溶断される。
【0038】図5に戻り、CPU33は、ロジック動作
用電圧Vccで動作し、本プリンタ31内のモータ等の
アクチュエータの動作を始めとする印字動作を制御す
る。
【0039】印字部34は、本プリンタのアクチュエー
タの1つであるフィードモータ48と、その駆動用ドラ
イバ回路49と、電源切り換えトランジスタ50とを有
する。フィードモータ48は、4相のパルスモータから
成り、記録用紙の縦方向への移動を制御する。また、フ
ィードモータ48は、駆動用ドライバ回路49を介して
CPU33に接続されており、該CPU33からのモー
タ制御用相信号出力に応じて駆動用ドライバ回路49に
より駆動される。フィードモータ48の駆動用電源は、
モータ動作時にはVmより駆動電圧10Vが供給され、
停止時にはVccより位置保持用弱励電圧5Vが供給さ
れる。この電源切り換えはCPU33からの出力信号に
基づいてスイッチングトランジスタ50により行われ
る。
【0040】Vcc電圧用の異常電圧検出回路46及び
Vm電圧用の異常検出回路47に使用される定電圧ダイ
オード46a,46b,47a〜47cには、負の温度
係数特性を有するダイオードが使用されており、その温
度係数は逆電流5mA時に約−2mV/℃である。従っ
て、素子の温度が100℃上昇した時は、異常電圧検出
回路46の降伏電圧は常温に於ける降伏電圧である約
5.4Vから約5.0Vへ、異常検出回路47の降伏電
圧は常温に於ける降伏電圧である約11.1Vから約1
0.5Vへ降下する。
【0041】一方、チョッパ式レギュレータ回路37、
37´の出力電圧設定用定電圧ダイオード45、45´
には、常温(15〜30℃)に於ける降伏電圧が5V以
上である正の温度係数特性を有するダイオードが使用さ
れているため、素子の異常発熱時には、電圧Vm,Vc
cの各電圧値は上昇する。
【0042】また、基板上では、トランジスタ50と定
電圧ダイオード46a,46b,47a〜47cの素子
ボディとが、電気的には絶縁され、物理的には接触する
ような配置で実装されている。この配置は、第1実施例
の図3に示す配置と同様である。このような配置にする
ことにより、定電圧ダイオード46a,46b,47a
〜47cはトランジスタ50の熱的影響を直接受ける状
態(熱結合)になる。上記構成において、プリンタの動
作中に、回路不良によるフィードモータ48内の不図示
のコイルや駆動用ドライバ回路49が短絡状態になった
り、制御プログラムの暴走等によりアクチュエータの全
相が励磁されたままになる等の異常が発生した場合は、
フィードモータ48や駆動用ドライバ回路49には過電
流が流れるようになり、異常発熱を生じ得る。このよう
な異常発生時はトランジスタ50には許容電流を越えた
過電流が流れることがある。このとき、過電流によりヒ
ューズ35が溶断しないときは、該トランジスタ50は
異常発熱を生じ、素子パッケージの温度が上昇し、それ
に伴い、熱的に結合されている定電圧ダイオード47a
〜47c及び46a,46bの素子温度も上昇する。
【0043】従って、負の温度係数特性を有する定電圧
ダイオード47a〜47c及び46a,46bの降伏電
圧は、素子温度の上昇に伴い下降する。
【0044】具体的には、前述したように、トランジス
タ50の温度上昇により定電圧ダイオード46a,46
bの素子温度が約100℃上昇すると、両ダイオードの
合計降伏電圧は約5.4Vから約5.0Vへ下がる。従
って、正常動作時には、上述したようにVccが5.4
V以上の電圧の時にVccラインとグランド間がショー
ト状態にされてヒューズ35が溶断されていたが、異常
発熱時には、100℃上昇時にVccが約5.0V以上
のときに、即ちVcc値が正常値であるにもかかわらず
ヒューズ35が溶断される。
【0045】同様にして、トランジスタ50の温度上昇
により定電圧ダイオード47a〜47cの素子温度が約
100℃上昇すると、合計降伏電圧は約11.1Vから
約10.5Vへ下がる。従って、正常動作時には、上述
したようにVmが11.1V以上の電圧の時にVmライ
ンとグランド間がショート状態にされてヒューズ35が
溶断されていたが、異常発熱時には、Vmが約10.5
V以上のとき、即ちVm値が正常値であるにもかかわら
ずヒューズ35が溶断される。
【0046】このように、Vcc,Vm電源の両方又は
一方の電圧降下によりヒューズ35が溶断されることに
より、発熱源(トランジスタ50)への電源供給は停止
され、プリンタは動作を停止する。
【0047】以上の定電圧ダイオード46a,46b,
47a〜47cの素子温度と、ロジック動作用電圧Vc
c値と、定電圧ダイオード46、46´に流れる逆電流
と、アクチュエータ駆動用電圧Vmの供給状態と、ヒュ
ーズ35の状態との関係を図6に示す。
【0048】なお、電源部37と電源部37´のうちど
ちらが先にショート状態になるかは、素子の発熱状態や
異常電圧検出回路46、47のダイオードへの熱伝導状
態などによるが、いずれか一方の異常検出回路がショー
ト状態になればヒューズ35を切断するためには十分で
ある。
【0049】また、異常発熱による筐体の温度上昇に伴
い、各チョッパ式レギュレータ回路の出力電圧設定用定
電圧ダイオード45、45´の素子温度も上昇するが、
これらのダイオードは正の温度係数特性を有しているの
で、各電圧Vm,Vccは上昇し、電源ラインとグラン
ドとの間のショート状態の発生を促進させる方向に作用
する。
【0050】以上説明したように、本実施例では、電圧
Vm供給用トランジスタの異常発熱と、異常電圧検出用
の定電圧ダイオードの負の温度係数特性を利用して異常
電圧検出回路の降伏電圧を下げることにより、ヒューズ
35を故意に切断し、異常発熱を停止させることが可能
となる。
【0051】なお、上述した各実施例では、降伏電圧の
変化により電源手段の出力状態を変化させる定電圧ダイ
オードとして負の温度係数特性を有するものを用いた
が、これに代えて正の温度係数特性を有する定電圧ダイ
オードを用いるように構成することも可能である。
【0052】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、システム本体と、前記システム本体に駆動用直流電
源を供給する電源手段と、前記電源手段の出力状態に応
じて前記システム本体の動作を停止させる停止手段と、
降伏電圧の変化により前記電源手段の出力状態を変化さ
せる定電圧ダイオードとを備え、前記低電圧ダイオード
を前記システム本体の異常発生時に発熱する可能性のあ
る部品とを熱的に結合させ、前記システム本体の異常発
生により前記発熱する可能性のある部品の異常発熱が生
じたときは、例えば前記定電圧ダイオードに負の温度係
数特性を持たせた場合には、その降伏電圧の下降により
駆動電源の出力状態を変化させ、前記停止手段により前
記システム本体の動作を停止させることができる。従っ
て、簡単な回路構成で発熱源への電源供給を遮断して、
異常発熱状態を確実に停止することができ、電気機器を
異常発熱から保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る電気機器(電子タイ
プライタ)の要部の概略構成を示す電気回路図である。
【図2】同実施例におけるシステム作動時のトランジス
タ11のスイッチング状態とロジック動作用電圧Vcc
との関係を示す説明図である。
【図3】同実施例におけるトランジスタ11とダイオー
ド16、17の実装状態を示す説明図である。
【図4】同実施例における、正常動作時と異常発生時
の、ダイオード16,17の素子温度と、ロジック動作
用電圧Vccと、アクチュエータ駆動用電圧Vmと、リ
セット回路3の出力との関係を示す説明図である。
【図5】本発明の第2実施例に係る電気機器(プリン
タ)の要部の概略構成を示す電気回路図である。
【図6】本第2実施例における、定電圧ダイオード46
a,46b,47a〜47cの素子温度と、ロジック動
作用電圧Vcc値と、アクチュエータ駆動用電圧Vmの
供給状態と、ヒューズ35の状態との関係を示す説明図
である。
【符号の説明】 1 タイプライタ (システム本体) 2 電源部 (電源手段) 3 リセット回路 (停止手段) 15、16 定電圧ダイオード (電圧設定手段) 31 プリンタ (システム本体) 35 ヒューズ (停止手段) 37 ロジック動作用電圧Vcc供給電源部 (電源手
段) 37´ アクチュエータ駆動用電圧Vm供給電源部
(電源手段) 46 電圧Vcc用異常検出回路 (異常電圧検出手
段) 47 電圧Vm用異常検出回路 (異常電圧検出手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システム本体と、 前記システム本体に駆動用直流電源を供給する電源手段
    と、 前記電源手段の出力状態に応じて前記システム本体の動
    作を停止させる停止手段と、 降伏電圧の変化により前記電源手段の出力状態を変化さ
    せる定電圧ダイオードとを備え、 前記低電圧ダイオードを前記システム本体の異常発生時
    に発熱する可能性のある部品とを熱的に結合させたこと
    を特徴とする電気機器の保護回路。
  2. 【請求項2】 前記定電圧ダイオードは、負の温度係数
    特性を有することを特徴とする請求項1記載の電気機
    器。
  3. 【請求項3】 前記定電圧ダイオードを前記電源手段の
    出力電圧制御に用いたことを特徴とする請求項1又は2
    記載の電気機器。
  4. 【請求項4】 前記定電圧ダイオードを前記電源手段の
    異常出力電圧の検出に用いたことを特徴とする請求項1
    又は2記載の電気機器。
JP5237362A 1993-08-30 1993-08-30 電気機器 Pending JPH0767246A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5237362A JPH0767246A (ja) 1993-08-30 1993-08-30 電気機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5237362A JPH0767246A (ja) 1993-08-30 1993-08-30 電気機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0767246A true JPH0767246A (ja) 1995-03-10

Family

ID=17014268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5237362A Pending JPH0767246A (ja) 1993-08-30 1993-08-30 電気機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0767246A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015202432A (ja) * 2014-04-11 2015-11-16 三發電器製造廠有限公司 ミスト発生装置およびミスト発生装置の制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015202432A (ja) * 2014-04-11 2015-11-16 三發電器製造廠有限公司 ミスト発生装置およびミスト発生装置の制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1732612B (zh) 在dc-dc变换器加电期间提供过电压保护的装置和方法
US5216353A (en) DC power device
US7161783B2 (en) Overcurrent protection circuit for switching power supply
JP2002101662A (ja) 電源装置
JP2002299799A (ja) 電気回路内における電気的パラメータをトリミングするための方法
JP2993210B2 (ja) 電源回路の保護装置
KR100948467B1 (ko) 회로 루프 스위칭 제어 회로를 이용한 이중 전력 공급시스템
US7410231B2 (en) Pen voltage regulator for inkjet printers
JP3099256B2 (ja) ブラシレスモータの駆動装置
JP6109976B1 (ja) 自動電圧調整器
JPH08182187A (ja) 突入電流抑制電源回路
JPH05201102A (ja) 機械装置における冷却ファンの制御装置
JP2008146576A (ja) 安定化電源回路および携帯端末
JPH08266050A (ja) 電圧共振型電源装置
JP3728857B2 (ja) 負荷駆動装置
JP3870556B2 (ja) 電気床暖房の制御装置
KR0138560Y1 (ko) 전원 단락 보호회로
JPH05146149A (ja) スイツチング電源装置
JP3198347B2 (ja) 過電流保護回路
JP4734905B2 (ja) スイッチング直流電源装置
JPH02114858A (ja) 過電圧保護回路
JP2513544Y2 (ja) スイッチングレギュレ―タ
KR100370057B1 (ko) 전압공급 스위칭을 위한 스탠바이 제어회로
JPS59175373A (ja) 電源装置
JP2001268777A (ja) 過電流保護装置