JPH0767278A - 回転電機の固定子 - Google Patents
回転電機の固定子Info
- Publication number
- JPH0767278A JPH0767278A JP5211137A JP21113793A JPH0767278A JP H0767278 A JPH0767278 A JP H0767278A JP 5211137 A JP5211137 A JP 5211137A JP 21113793 A JP21113793 A JP 21113793A JP H0767278 A JPH0767278 A JP H0767278A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- stator
- slot
- shaped insulator
- impregnated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 スロット内に含浸した樹脂の流失を防止し
た回転電機の固定子を提供する。 【効果】 固定子鉄心のスロットとU字型絶縁物間に
含浸された樹脂は、スロットとU字型絶縁物との間に含
浸樹脂がしみ込み易く、且つ樹脂保持特性の良い合成繊
維材が介在していることから、積層された薄鋼板のわず
かな隙間から樹脂が流出することなく合成樹脂材に吸収
され、樹脂を加熱硬化後にスロットとU字型絶縁物の空
隙を微少とすることができる。
た回転電機の固定子を提供する。 【効果】 固定子鉄心のスロットとU字型絶縁物間に
含浸された樹脂は、スロットとU字型絶縁物との間に含
浸樹脂がしみ込み易く、且つ樹脂保持特性の良い合成繊
維材が介在していることから、積層された薄鋼板のわず
かな隙間から樹脂が流出することなく合成樹脂材に吸収
され、樹脂を加熱硬化後にスロットとU字型絶縁物の空
隙を微少とすることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転電機の固定子に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】回転電機においては、巻線を巻装した固
定子鉄心に樹脂の含浸処理を施し、絶縁性,耐熱性の向
上や強度の向上などを図ることが行われている。回転電
機の固定子は、固定子鉄心の開放形スロットに収容する
ようにして巻線を巻装して構成されている。この種の樹
脂の含浸処理を行うにあたっては、固定子をワニスを収
容した容器内に含浸した後に容器から引き上げて自然放
置して余分なワニスを滴下させて取り除き、、しかる後
に加熱炉内にて固定子に含浸されたワニスを加熱硬化さ
せるものがある。また、固定子を回転させながら樹脂を
滴下させて含浸させる、いわゆる滴下含浸法などが用い
られている。滴下含浸法では固定子の巻線の両端からノ
ズルより樹脂を滴下させ、巻線間の毛細管現象にてスロ
ット内に樹脂を充填していた。
定子鉄心に樹脂の含浸処理を施し、絶縁性,耐熱性の向
上や強度の向上などを図ることが行われている。回転電
機の固定子は、固定子鉄心の開放形スロットに収容する
ようにして巻線を巻装して構成されている。この種の樹
脂の含浸処理を行うにあたっては、固定子をワニスを収
容した容器内に含浸した後に容器から引き上げて自然放
置して余分なワニスを滴下させて取り除き、、しかる後
に加熱炉内にて固定子に含浸されたワニスを加熱硬化さ
せるものがある。また、固定子を回転させながら樹脂を
滴下させて含浸させる、いわゆる滴下含浸法などが用い
られている。滴下含浸法では固定子の巻線の両端からノ
ズルより樹脂を滴下させ、巻線間の毛細管現象にてスロ
ット内に樹脂を充填していた。
【0003】また、さらには樹脂の含浸作業を真空容器
内で行う方法も採用されている。これによれば減圧状態
にて樹脂が含浸されるため、樹脂は巻線の素線同士間や
巻線とスロット間の狭い空間まで含浸されるようにな
る。
内で行う方法も採用されている。これによれば減圧状態
にて樹脂が含浸されるため、樹脂は巻線の素線同士間や
巻線とスロット間の狭い空間まで含浸されるようにな
る。
【0004】以上のように、回転電機の固定子は樹脂の
含浸処理が行われることで、固定子の巻線全体の表面,
素線同士間及び巻線とU字型絶縁物などに樹脂による絶
縁層が形成されるようになる。これにて巻線の放熱,耐
熱強度,耐震強度の向上及び固定子鉄心への固着力強
化,絶縁劣化の防止等が図られるようになっている。
含浸処理が行われることで、固定子の巻線全体の表面,
素線同士間及び巻線とU字型絶縁物などに樹脂による絶
縁層が形成されるようになる。これにて巻線の放熱,耐
熱強度,耐震強度の向上及び固定子鉄心への固着力強
化,絶縁劣化の防止等が図られるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな固定子の絶縁処理方法の場合、次のような点で改善
の余地が残されていた。即ち、図9及び図10から明ら
かなように、固定子鉄心2は薄鋼板を複数枚積層し形成
されているため、薄鋼板の間にはわずかな隙間がある。
固定子1に巻線3を巻装後に前述の樹脂処理を施すもの
においては、例えば滴下含浸処理の場合、ノズル8より
滴下された樹脂5が巻線3を伝わりU字型絶縁物4の中
へ充填された時、U字型絶縁物4が堰となって樹脂5の
流出を防止し、U字型絶縁物4の中には空隙の少ない絶
縁層7を形成することができる。しかし、スロット2a
とU字型絶縁物4間においては、充填された樹脂5が薄
鋼板間の僅かな隙間から毛細管現象により流出し、図9
に示すようにスロット2aとU字型絶縁物4との間に空
隙6が生じてしまう。
うな固定子の絶縁処理方法の場合、次のような点で改善
の余地が残されていた。即ち、図9及び図10から明ら
かなように、固定子鉄心2は薄鋼板を複数枚積層し形成
されているため、薄鋼板の間にはわずかな隙間がある。
固定子1に巻線3を巻装後に前述の樹脂処理を施すもの
においては、例えば滴下含浸処理の場合、ノズル8より
滴下された樹脂5が巻線3を伝わりU字型絶縁物4の中
へ充填された時、U字型絶縁物4が堰となって樹脂5の
流出を防止し、U字型絶縁物4の中には空隙の少ない絶
縁層7を形成することができる。しかし、スロット2a
とU字型絶縁物4間においては、充填された樹脂5が薄
鋼板間の僅かな隙間から毛細管現象により流出し、図9
に示すようにスロット2aとU字型絶縁物4との間に空
隙6が生じてしまう。
【0006】さらには図9に示すように、スロット内2
aではU字型絶縁物4が変形してスロット2aの形状と
一致しない場合が多く、スロット2aとU字型絶縁物4
との間に空隙6が大きい部分があり、密着が悪くなる場
合があった。
aではU字型絶縁物4が変形してスロット2aの形状と
一致しない場合が多く、スロット2aとU字型絶縁物4
との間に空隙6が大きい部分があり、密着が悪くなる場
合があった。
【0007】これらのことより明らかなように、スロッ
ト2aとU字型絶縁物4との間の密着が十分でなく、巻
線3より発生したジュール熱が空隙6を介して固定子鉄
心2側へ移る。このため、空隙6が断熱効果の作用をし
て熱伝導率を低下させ、熱を固定子鉄心2まで十分伝達
できず巻線3の温度が上昇する傾向があり、特性上温度
の余裕がとれない問題があった。
ト2aとU字型絶縁物4との間の密着が十分でなく、巻
線3より発生したジュール熱が空隙6を介して固定子鉄
心2側へ移る。このため、空隙6が断熱効果の作用をし
て熱伝導率を低下させ、熱を固定子鉄心2まで十分伝達
できず巻線3の温度が上昇する傾向があり、特性上温度
の余裕がとれない問題があった。
【0008】又、容器内の樹脂5に含浸するだけの処理
方法及び真空容器内での含浸処理については、樹脂5の
加熱硬化させる工程において、いったん含浸された樹脂
5が加熱により粘度が低下して樹脂が流れ出し、上記と
同様の問題があった。
方法及び真空容器内での含浸処理については、樹脂5の
加熱硬化させる工程において、いったん含浸された樹脂
5が加熱により粘度が低下して樹脂が流れ出し、上記と
同様の問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係わる回転電機の固定子は、鉄心の複数個
のスロット内にU字型絶縁物を入れてコイルを巻装し、
スロット開口部にくさびを入れてコイルの脱出を防ぎ、
樹脂を含浸後加熱硬化する回転電機の固定子において、
前記U字型絶縁物とスロット間に、含浸樹脂がしみ込み
易く、且つ樹脂保持特性の良い合成繊維材を介在させ、
巻線を施した後に無溶剤型の樹脂を含浸させ、合成繊維
材に樹脂を染み込ませ、加熱硬化させることを特徴とす
る回転電機の固定子である。
に、本発明に係わる回転電機の固定子は、鉄心の複数個
のスロット内にU字型絶縁物を入れてコイルを巻装し、
スロット開口部にくさびを入れてコイルの脱出を防ぎ、
樹脂を含浸後加熱硬化する回転電機の固定子において、
前記U字型絶縁物とスロット間に、含浸樹脂がしみ込み
易く、且つ樹脂保持特性の良い合成繊維材を介在させ、
巻線を施した後に無溶剤型の樹脂を含浸させ、合成繊維
材に樹脂を染み込ませ、加熱硬化させることを特徴とす
る回転電機の固定子である。
【0010】
【作用】固定子鉄心のスロットとU字型絶縁物間に含浸
された樹脂は、スロットとU字型絶縁物との間に含浸樹
脂がしみ込み易く、且つ樹脂保持特性の良い合成繊維材
が介在していることから、積層された薄鋼板のわずかな
隙間から樹脂が流出することなく合成樹脂材に吸収さ
れ、樹脂を加熱硬化後にスロットとU字型絶縁物の空隙
を微少とすることができる。
された樹脂は、スロットとU字型絶縁物との間に含浸樹
脂がしみ込み易く、且つ樹脂保持特性の良い合成繊維材
が介在していることから、積層された薄鋼板のわずかな
隙間から樹脂が流出することなく合成樹脂材に吸収さ
れ、樹脂を加熱硬化後にスロットとU字型絶縁物の空隙
を微少とすることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を回転電機の固定子に適用した
実施例について図1から図6をを参照し述べる。まず、
図7及び図8を参照して回転電機の固定子11の概略に
ついて述べる。固定子11はリング状で内周側に解放形
のスロット12aを複数個穿設した薄鋼板を複数枚積層
して形成さている固定子鉄心12に巻線13を巻装して
構成されている。また、このスロット12a内にはU字
型絶縁物14が設けられている。
実施例について図1から図6をを参照し述べる。まず、
図7及び図8を参照して回転電機の固定子11の概略に
ついて述べる。固定子11はリング状で内周側に解放形
のスロット12aを複数個穿設した薄鋼板を複数枚積層
して形成さている固定子鉄心12に巻線13を巻装して
構成されている。また、このスロット12a内にはU字
型絶縁物14が設けられている。
【0012】一方、前記巻線13はポリエステルイミド
線などの素線13aを巻回して形成され、楔により固定
された状態で固定子鉄心12に巻回される。また詳しく
図示しないが、スロット12aに収容されていないコイ
ルエンド部13bは縛り糸17により形成されており、
また、コイルエンド部13bにて巻線13間の所要の接
続がされていて口出線が導出されている。
線などの素線13aを巻回して形成され、楔により固定
された状態で固定子鉄心12に巻回される。また詳しく
図示しないが、スロット12aに収容されていないコイ
ルエンド部13bは縛り糸17により形成されており、
また、コイルエンド部13bにて巻線13間の所要の接
続がされていて口出線が導出されている。
【0013】さて、前記スロット12aとU字型絶縁物
14間へ合成繊維16を挿入した固定子について、図1
及び図2を参照し述べる。まず、固定子鉄心12のスロ
ット12a内へ固定子鉄心12の積厚長さと同一の長
さ、スロット12a幅と同一幅に切断された合成繊維材
16(例えばポリエステルフェルト)をスロット12a
内へ装着し、U字型絶縁物14を挿入する。
14間へ合成繊維16を挿入した固定子について、図1
及び図2を参照し述べる。まず、固定子鉄心12のスロ
ット12a内へ固定子鉄心12の積厚長さと同一の長
さ、スロット12a幅と同一幅に切断された合成繊維材
16(例えばポリエステルフェルト)をスロット12a
内へ装着し、U字型絶縁物14を挿入する。
【0014】その後、固定子鉄心12に巻線13を巻装
後に固定子鉄心12を回転させながら樹脂を滴下する、
いわゆる滴下含浸方法で絶縁処置を行う。すると、樹脂
5は固定子11の巻線13両端から滴下され巻線13を
伝ってスロット12a内へ充填された後に、スロット1
2a内やスロット12aとU字型絶縁物14間へ充填さ
れ、スロット12aとU字型絶縁物14の間へ流入した
樹脂5は合成繊維剤16に吸収されそのままの状態で保
持される。
後に固定子鉄心12を回転させながら樹脂を滴下する、
いわゆる滴下含浸方法で絶縁処置を行う。すると、樹脂
5は固定子11の巻線13両端から滴下され巻線13を
伝ってスロット12a内へ充填された後に、スロット1
2a内やスロット12aとU字型絶縁物14間へ充填さ
れ、スロット12aとU字型絶縁物14の間へ流入した
樹脂5は合成繊維剤16に吸収されそのままの状態で保
持される。
【0015】樹脂5を規定量滴下された固定子11は加
熱装置にて加熱され、樹脂5を硬化させることで合成繊
維材16に保持されているから、スロット12a内の素
線13a同士間及びスロット12aとU字型絶縁物14
の間にできた樹脂5の絶縁層15を保持することができ
る。そして、そのまま硬化させることで樹脂5の流出を
防止することがてき、空隙の微少な絶縁層15を有した
固定子11が構成されるものである。
熱装置にて加熱され、樹脂5を硬化させることで合成繊
維材16に保持されているから、スロット12a内の素
線13a同士間及びスロット12aとU字型絶縁物14
の間にできた樹脂5の絶縁層15を保持することができ
る。そして、そのまま硬化させることで樹脂5の流出を
防止することがてき、空隙の微少な絶縁層15を有した
固定子11が構成されるものである。
【0016】次に、本発明の第2実施例について図3を
参照して説明する。上述の固定子11において、図3に
示すようにスロット12a内に合成繊維材16を配置
し、さらにU字型絶縁物14の内側に合成繊維材16を
貼付けたU字型絶縁物14を設け、巻線13を巻装した
固定子11である。このようにすれば、図3に示すよう
に先の実施例で説明したものと同様の効果が期待される
外、スロット12a内の巻線13の占積率の低い固定子
11において、U字型絶縁物14の変形する度合が大き
いが合成繊維材16を介在させることで、見かけ上の占
積率を上げて変形度合が小さくなり、ひいてはスロット
12aとU字型絶縁物14の間に空隙の微少な絶縁層1
5を形成することができ、密着を向上させることができ
る。
参照して説明する。上述の固定子11において、図3に
示すようにスロット12a内に合成繊維材16を配置
し、さらにU字型絶縁物14の内側に合成繊維材16を
貼付けたU字型絶縁物14を設け、巻線13を巻装した
固定子11である。このようにすれば、図3に示すよう
に先の実施例で説明したものと同様の効果が期待される
外、スロット12a内の巻線13の占積率の低い固定子
11において、U字型絶縁物14の変形する度合が大き
いが合成繊維材16を介在させることで、見かけ上の占
積率を上げて変形度合が小さくなり、ひいてはスロット
12aとU字型絶縁物14の間に空隙の微少な絶縁層1
5を形成することができ、密着を向上させることができ
る。
【0017】次に、本発明の第3実施例について、図4
及び図5を参照して説明する。上述の固定子11におい
て、スロット12a内にU字型絶縁物14を入れず、図
6に示す合成繊維材16のみを配置し巻線13を施した
固定子11である。先の実施例で説明したように、固定
子11を樹脂に含浸することにより、合成繊維材16は
樹脂を吸収する。ここで、合成繊維材16は樹脂を保持
した状態で合成繊維材16と樹脂5による絶縁層15を
形成することになり、このままの状態で加熱硬化すれば
樹脂5を含んだ合成繊維材16がスロット内U字型絶縁
物14と同様の役割を果たすことになり、合成繊維材1
6はスロット12aと密着した状態で樹脂に含浸される
ことから、図4に示すように先の実施例と同様な効果が
得ることができる。
及び図5を参照して説明する。上述の固定子11におい
て、スロット12a内にU字型絶縁物14を入れず、図
6に示す合成繊維材16のみを配置し巻線13を施した
固定子11である。先の実施例で説明したように、固定
子11を樹脂に含浸することにより、合成繊維材16は
樹脂を吸収する。ここで、合成繊維材16は樹脂を保持
した状態で合成繊維材16と樹脂5による絶縁層15を
形成することになり、このままの状態で加熱硬化すれば
樹脂5を含んだ合成繊維材16がスロット内U字型絶縁
物14と同様の役割を果たすことになり、合成繊維材1
6はスロット12aと密着した状態で樹脂に含浸される
ことから、図4に示すように先の実施例と同様な効果が
得ることができる。
【0018】また、第4実施例として図6に示すよう
に、合成繊維材16の背面に貼付けてスロット12aへ
装着した後、巻線を施し処理を行う方法をとっても同様
の効果がえられる。
に、合成繊維材16の背面に貼付けてスロット12aへ
装着した後、巻線を施し処理を行う方法をとっても同様
の効果がえられる。
【0019】また、上述の固定子11の絶縁処理を行う
樹脂の種類については無溶剤型の樹脂を使用することに
より、溶剤型における溶剤が蒸発し樹脂の残留が少なく
なることを防止でき、スロット12aとU字型絶縁物1
4の間に空隙の微少な絶縁層を15を形成することがで
き、密着を十分なものにできる。
樹脂の種類については無溶剤型の樹脂を使用することに
より、溶剤型における溶剤が蒸発し樹脂の残留が少なく
なることを防止でき、スロット12aとU字型絶縁物1
4の間に空隙の微少な絶縁層を15を形成することがで
き、密着を十分なものにできる。
【0020】また、合成繊維材16を用いた固定子11
の絶縁処理方法については、先の実施例では滴下含浸法
について述べたが、固定子11を容器内の樹脂に含浸
し、固定子1に通電し処理する方法のいずれを用いて
も、先の実施例と同様の効果がえられる。
の絶縁処理方法については、先の実施例では滴下含浸法
について述べたが、固定子11を容器内の樹脂に含浸
し、固定子1に通電し処理する方法のいずれを用いて
も、先の実施例と同様の効果がえられる。
【0021】
【発明の効果】以上の説明にて明らかになように、本発
明の回転電機の固定子においては、スロットとU字型絶
縁物の間に含浸樹脂が染み込み易く、且つ、樹脂保持特
性の良い合成繊維材を装着して巻線を巻装後に処理を行
うことにより、含浸された樹脂が合成繊維材に吸収さ
れ、その状態で加熱硬化させることで樹脂の流出を防止
することができ、スロットとU字型絶縁物との間に空隙
の微少な絶縁層を形成することができる。ひいては巻線
で発生した熱の伝導性を向上させることができるので、
熱の放散性の良い、効率の良い回転電機を得ることがで
きる。
明の回転電機の固定子においては、スロットとU字型絶
縁物の間に含浸樹脂が染み込み易く、且つ、樹脂保持特
性の良い合成繊維材を装着して巻線を巻装後に処理を行
うことにより、含浸された樹脂が合成繊維材に吸収さ
れ、その状態で加熱硬化させることで樹脂の流出を防止
することができ、スロットとU字型絶縁物との間に空隙
の微少な絶縁層を形成することができる。ひいては巻線
で発生した熱の伝導性を向上させることができるので、
熱の放散性の良い、効率の良い回転電機を得ることがで
きる。
【図1】本発明の実施例を示す固定子の部分的な横断面
図、
図、
【図2】固定子鉄心へ合成繊維材を装着した状態を示す
部分的な斜視図、
部分的な斜視図、
【図3】本発明の第2実施例を示すもので固定子の部分
的な横断面図、
的な横断面図、
【図4】本発明の第3の実施例を示す固定子の部分的な
横断面図、
横断面図、
【図5】合成繊維材の斜視図、
【図6】第4の実施例を示すものでU字型絶縁物の斜視
図、
図、
【図7】固定子の斜視図、
【図8】コイルエンド部の拡大斜視図、
【図9】従来の固定子の部分的な横断面図、
【図10】固定子への絶縁処理の様子を示す概略図。
1,11:固定子、 2,12:鉄心、2
a,12a:スロット、 3,13:コイル、4,
14:U字型絶縁物、 5:樹脂、16:合成繊維
材。
a,12a:スロット、 3,13:コイル、4,
14:U字型絶縁物、 5:樹脂、16:合成繊維
材。
Claims (3)
- 【請求項1】 鉄心の複数個のスロット内にU字型絶縁
物を入れてコイルを巻装し、スロット開口部に楔挿入後
に樹脂を含浸し加熱硬化する回転電機の固定子におい
て、前記U字型絶縁物とスロット間に合成繊維材を介在
させこの合成繊維材に滴下含浸の無溶剤型の樹脂を染み
込ませて加熱硬化し形成したことを特徴とする回転電機
の固定子。 - 【請求項2】 合成繊維材を、前記U字型絶縁物の両側
に配置させたことを特徴とする請求項1記載の回転電機
の固定子。 - 【請求項3】 上記固定子において、U字型絶縁物がな
く合成繊維材のみを配置させたことを特徴とする請求項
1記載の回転電機の固定子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5211137A JPH0767278A (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 回転電機の固定子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5211137A JPH0767278A (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 回転電機の固定子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0767278A true JPH0767278A (ja) | 1995-03-10 |
Family
ID=16601001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5211137A Pending JPH0767278A (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 回転電機の固定子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0767278A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004007958A (ja) * | 2002-04-26 | 2004-01-08 | Hitachi Ltd | 車両用交流発電機及びその回転子 |
-
1993
- 1993-08-26 JP JP5211137A patent/JPH0767278A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004007958A (ja) * | 2002-04-26 | 2004-01-08 | Hitachi Ltd | 車両用交流発電機及びその回転子 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4400226A (en) | Method of making an insulated electromagnetic coil | |
| JPH05501346A (ja) | 電気機械の巻き線の電気的絶縁物の製造方法 | |
| JP2000041354A (ja) | 高電圧絶縁ステ―タ巻線 | |
| CA1299632C (en) | Insulated coil assembly | |
| JP3653901B2 (ja) | 回転機固定子コイル | |
| NO158396B (no) | Elektrisk leder med isolasjonshylse viklet av baand. | |
| JPH0767278A (ja) | 回転電機の固定子 | |
| JP3651629B2 (ja) | 高圧回転機固定子絶縁コイル | |
| JP4327546B2 (ja) | 低抵抗コロナ防止テープまたはシートおよび回転電機の固定子コイル | |
| JP2007282410A (ja) | 回転電機の固定子コイル、回転電機の固定子コイルの製造方法、半導電性シート、半導電性テープ、および回転電機 | |
| JP2003259589A (ja) | 回転電機の固定子コイル | |
| JPH02240901A (ja) | 電気機器のコイル絶縁 | |
| JP3156370B2 (ja) | 回転電機の界磁巻線の絶縁処理方法 | |
| JP2002247811A (ja) | 電気機械巻線における口出線の接続方法 | |
| JPS6020761A (ja) | 電気絶縁コイル | |
| JPS5812551A (ja) | 電磁コイルを回転電気機械内に保持する方法および装置 | |
| JP2004236464A (ja) | 回転電機のスロット絶縁物固定方法 | |
| JP2616103B2 (ja) | 耐熱性コイルの製造方法 | |
| JPH0837747A (ja) | 回転電機の固定子 | |
| JPH06121496A (ja) | 電気機器のワニス含浸方法 | |
| JPS58144563A (ja) | コイル導体の製造方法 | |
| JPH01147813A (ja) | 超電導コイルの製造方法 | |
| JPH06153468A (ja) | 電気機器のワニス含浸方法並びに電気機器の巻線体 | |
| JPH0640727B2 (ja) | 高圧回転電機の乱巻コイルの製造方法 | |
| JPS6154837A (ja) | コイルエンドの固定方法 |