JPH0767448B2 - 医用超音波装置用水槽 - Google Patents
医用超音波装置用水槽Info
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- JPH0767448B2 JPH0767448B2 JP4206326A JP20632692A JPH0767448B2 JP H0767448 B2 JPH0767448 B2 JP H0767448B2 JP 4206326 A JP4206326 A JP 4206326A JP 20632692 A JP20632692 A JP 20632692A JP H0767448 B2 JPH0767448 B2 JP H0767448B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乳腺診断等に多用され
ている医用超音波装置用水槽に関するものである。
ている医用超音波装置用水槽に関するものである。
【0002】
【従来の技術】生体組織に超音波を照射すると、異なる
組織の境界面より超音波は反射する。その反射波の強弱
を電気信号に変換しモニターに表示することにより生体
組織の断層像を得ることができる。
組織の境界面より超音波は反射する。その反射波の強弱
を電気信号に変換しモニターに表示することにより生体
組織の断層像を得ることができる。
【0003】ところで超音波送受信器(以下「プロー
ブ」という)と生体との間の減衰,反射等を防止するた
め音響結合剤が使用されるが、その材料として生体組織
に近い水等が多く利用されている。特に電子走査に比較
し機械走査は生体との密着が困難であり、水袋又は水槽
が不可欠となる。
ブ」という)と生体との間の減衰,反射等を防止するた
め音響結合剤が使用されるが、その材料として生体組織
に近い水等が多く利用されている。特に電子走査に比較
し機械走査は生体との密着が困難であり、水袋又は水槽
が不可欠となる。
【0004】以下、医用超音波装置用の水袋及び水槽の
従来例を説明する。
従来例を説明する。
【0005】図4は、精密検査等で比較的狭い範囲の走
査に使用される水袋1を示すものであり、音響結合剤と
して一般に水2が使用される。そして、水袋1を被検体
3に接触させるとともに水袋1内に内装したプローブ4
を同図の矢印方向に走査することにより被検体3の断層
像を得ることができる。また、プローブ4を同図の矢印
方向と直角方向でかつ水面と平行にシフトすることによ
り断層面の位置を変えることができるのが一般的であ
る。
査に使用される水袋1を示すものであり、音響結合剤と
して一般に水2が使用される。そして、水袋1を被検体
3に接触させるとともに水袋1内に内装したプローブ4
を同図の矢印方向に走査することにより被検体3の断層
像を得ることができる。また、プローブ4を同図の矢印
方向と直角方向でかつ水面と平行にシフトすることによ
り断層面の位置を変えることができるのが一般的であ
る。
【0006】図5は、従来の水槽5を示すもので、同図
に示す水槽5はその上部に開口部6を設けるとともに内
部に音響結合剤としての水2を収納し、また、その水2
の中にプローブ4を内装している。この水槽5は比較的
広範囲の走査に使用されるものであり、図4の水袋1の
場合と異なり水槽5が被検体3の下方に位置するのは、
水2の水量が多いため被検体3への負担を軽減させつつ
全体の構成の大型化を防ぐ意味からである。
に示す水槽5はその上部に開口部6を設けるとともに内
部に音響結合剤としての水2を収納し、また、その水2
の中にプローブ4を内装している。この水槽5は比較的
広範囲の走査に使用されるものであり、図4の水袋1の
場合と異なり水槽5が被検体3の下方に位置するのは、
水2の水量が多いため被検体3への負担を軽減させつつ
全体の構成の大型化を防ぐ意味からである。
【0007】図6は、従来例の他例としての水槽7を示
すものであり、この水槽7が図5に示す水槽5と異なる
点は、開口部6に被検体3の生体組織に近い音響特性を
有し、かつ被検体3に密着性の良い柔軟な薄膜8を張設
したことである。この水槽7も水槽5と同様な目的で使
用される。
すものであり、この水槽7が図5に示す水槽5と異なる
点は、開口部6に被検体3の生体組織に近い音響特性を
有し、かつ被検体3に密着性の良い柔軟な薄膜8を張設
したことである。この水槽7も水槽5と同様な目的で使
用される。
【0008】上述した水袋1,水槽5,7のうち主に水
槽5,7の特徴を以下に説明する。
槽5,7の特徴を以下に説明する。
【0009】図5に示す水槽5は、被検体3と水2が直
接接触するため、現在の超音波技術では比較的良い画質
を得やすい。
接接触するため、現在の超音波技術では比較的良い画質
を得やすい。
【0010】図6に示す水槽7は、特に乳腺等の柔軟な
生体組織の診断において、被検体3の体表面が薄膜8に
圧迫され超音波の進行方向に直角に近ずくため超音波の
反射が少なく感度の向上、アーチファクトの減少等が図
れるとともに、視野深度の向上につながる。
生体組織の診断において、被検体3の体表面が薄膜8に
圧迫され超音波の進行方向に直角に近ずくため超音波の
反射が少なく感度の向上、アーチファクトの減少等が図
れるとともに、視野深度の向上につながる。
【0011】すなわち、図3に示すように超音波の伝搬
は、プローブ4から放射される超音波の音速が絞られた
Sの範囲が分解能に比較的優れしかもSの範囲は短いた
め生体視野は浅いほど良好となる。尚、同図においてY
は音速の広がりを示している。
は、プローブ4から放射される超音波の音速が絞られた
Sの範囲が分解能に比較的優れしかもSの範囲は短いた
め生体視野は浅いほど良好となる。尚、同図においてY
は音速の広がりを示している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】図5,図6に示す水槽
5,7は、上述したような特徴を有するが、このうち図
5に示す水槽5は、被検体3と水2とが直接接触するた
め、被検体3が濡れたり、水2の中に異物が混入しこれ
が超音波による断層面の画像劣化の原因となる等の問題
がある。また、被検体3の呼吸による生体組織の移動の
ため良質の画像を得ることが難しい。
5,7は、上述したような特徴を有するが、このうち図
5に示す水槽5は、被検体3と水2とが直接接触するた
め、被検体3が濡れたり、水2の中に異物が混入しこれ
が超音波による断層面の画像劣化の原因となる等の問題
がある。また、被検体3の呼吸による生体組織の移動の
ため良質の画像を得ることが難しい。
【0013】一方、図6に示す水槽7の場合は、薄膜8
が下側に凸形状となっているため、被検体3の体表面を
薄膜8により十分に圧迫できないため、体表面が超音波
の進行方向に対して直角に近づかず、体表面で超音波の
反射が多くなって、感度劣化やアーチファクト発生等に
より視野深度が改善できないという問題がある。撮影対
象部位が乳房の場合には、その大きさによって薄膜8に
対する密着性が悪く前述した視野深度に影響を及ぼし、
画質が劣化するという問題がある。
が下側に凸形状となっているため、被検体3の体表面を
薄膜8により十分に圧迫できないため、体表面が超音波
の進行方向に対して直角に近づかず、体表面で超音波の
反射が多くなって、感度劣化やアーチファクト発生等に
より視野深度が改善できないという問題がある。撮影対
象部位が乳房の場合には、その大きさによって薄膜8に
対する密着性が悪く前述した視野深度に影響を及ぼし、
画質が劣化するという問題がある。
【0014】また、薄膜8の内側に気泡が発生すると、
画質が劣化するという問題がある。
画質が劣化するという問題がある。
【0015】その他、薄膜8にしわができることがあ
り、被検体3と薄膜8との間に空気が入り込んで画質劣
化の原因となるとともに、乳癌等の診断に際しては乳房
の脇の下付近も重要であるがこの部位は薄膜8との間に
空気が入り混み易く期待通りの視野を得られないという
問題がある。
り、被検体3と薄膜8との間に空気が入り込んで画質劣
化の原因となるとともに、乳癌等の診断に際しては乳房
の脇の下付近も重要であるがこの部位は薄膜8との間に
空気が入り混み易く期待通りの視野を得られないという
問題がある。
【0016】上述した種々の欠点は、1日に多数の被検
体3を扱いかつデータ撮りの失敗が許されない集団検診
等の場合に顕著である。
体3を扱いかつデータ撮りの失敗が許されない集団検診
等の場合に顕著である。
【0017】そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなさ
れたものであり、被検体への負担を軽減させつつ全体の
構成の大型化を防止し、薄膜の長所を生かし欠点を最小
限にとどめて良質な断層像を得ることに寄与し得る医用
超音波装置用水槽を提供することを目的とするものであ
る。
れたものであり、被検体への負担を軽減させつつ全体の
構成の大型化を防止し、薄膜の長所を生かし欠点を最小
限にとどめて良質な断層像を得ることに寄与し得る医用
超音波装置用水槽を提供することを目的とするものであ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1記載の医用超音波装置用水槽は、水槽本体内
部に音響結合剤を収納する医用超音波装置用水槽におい
て、前記水槽本体の上部に開口部を設け、その開口部に
上側に凸形状の薄膜を取り付け、その凸形状の薄膜の上
側部に前記水槽本体の内側に発生した気泡を除去する気
泡抜き手段を有することを特徴とするものである。
の請求項1記載の医用超音波装置用水槽は、水槽本体内
部に音響結合剤を収納する医用超音波装置用水槽におい
て、前記水槽本体の上部に開口部を設け、その開口部に
上側に凸形状の薄膜を取り付け、その凸形状の薄膜の上
側部に前記水槽本体の内側に発生した気泡を除去する気
泡抜き手段を有することを特徴とするものである。
【0019】また、請求項2記載の医用超音波装置用水
槽は、前記気泡抜き手段は、前記水槽本体又は薄膜に接
続したチューブと、このチューブに介装され音響結合剤
の水位と同等又はそれ以上の高さに配置した気泡抜き弁
とを具備することを特徴とするものである。
槽は、前記気泡抜き手段は、前記水槽本体又は薄膜に接
続したチューブと、このチューブに介装され音響結合剤
の水位と同等又はそれ以上の高さに配置した気泡抜き弁
とを具備することを特徴とするものである。
【0020】
【作用】上記構成の請求項1記載の医用超音波装置用水
槽によれば、水槽本体の上部に設けた開口部に薄膜を備
え、その水槽本体内部に音響結合剤を収納した構成であ
るから、音響結合剤の液量を多くしても、その液体の重
量が被検体に加わることがなく、被検体への負担が軽減
する。また、水槽本体を吊り下げる機構が不要となるこ
とから、全体の構成の大型化を防止する。
槽によれば、水槽本体の上部に設けた開口部に薄膜を備
え、その水槽本体内部に音響結合剤を収納した構成であ
るから、音響結合剤の液量を多くしても、その液体の重
量が被検体に加わることがなく、被検体への負担が軽減
する。また、水槽本体を吊り下げる機構が不要となるこ
とから、全体の構成の大型化を防止する。
【0021】また、薄膜を上側に凸形状とすることによ
り、被検体の体表面を薄膜により十分に圧迫が可能とな
る。これにより、体表面が超音波の進行方向に直角に近
ずき、体表面での超音波の反射が少なくなって、感度が
向上し、アーチファクトが減少する等の効果が得られる
ととともに、視野深度の向上につながる。
り、被検体の体表面を薄膜により十分に圧迫が可能とな
る。これにより、体表面が超音波の進行方向に直角に近
ずき、体表面での超音波の反射が少なくなって、感度が
向上し、アーチファクトが減少する等の効果が得られる
ととともに、視野深度の向上につながる。
【0022】また、水槽本体の内側に気泡が発生した場
合には、気泡抜き手段によりその気泡を抜き去る。これ
により、画質劣化を防止できる。
合には、気泡抜き手段によりその気泡を抜き去る。これ
により、画質劣化を防止できる。
【0023】また、請求項2記載の医用超音波装置用水
槽によれば、気泡抜き弁を音響結合剤の水位と同等又は
それ以上の高さに配置していることから、水槽本体の内
側に気泡が発生した場合でも、弁操作によりその気泡を
容易に抜き去ることができ、画像劣化を防止できる。
槽によれば、気泡抜き弁を音響結合剤の水位と同等又は
それ以上の高さに配置していることから、水槽本体の内
側に気泡が発生した場合でも、弁操作によりその気泡を
容易に抜き去ることができ、画像劣化を防止できる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳述
する。
する。
【0025】図1は本発明の医用超音波装置用水槽の一
実施例を示す概略断面図である。
実施例を示す概略断面図である。
【0026】同図において、水槽10は上部に開口部1
1aを設けるとともに側部及び底部に3個の出入口11
b,11c,11dを設けた水槽本体11を有してい
る。
1aを設けるとともに側部及び底部に3個の出入口11
b,11c,11dを設けた水槽本体11を有してい
る。
【0027】開口部11aには、上側に凸形状の薄膜1
2が環状の蓋体13により取り付けられている。
2が環状の蓋体13により取り付けられている。
【0028】蓋体13は、内部に鋼体13bを有し、そ
の周辺を柔軟な弾性体13aにより被覆することにより
形成され、水槽本体11の内部に収納した音響結合剤と
しての水14を外部に漏れないようにするとともに、被
検体3を保護する役割をも果している。
の周辺を柔軟な弾性体13aにより被覆することにより
形成され、水槽本体11の内部に収納した音響結合剤と
しての水14を外部に漏れないようにするとともに、被
検体3を保護する役割をも果している。
【0029】薄膜12の上側部には、出入口12aが設
けられ、この出入口12aに、チューブ(気泡抜き手
段)15を介して気泡抜き弁(気泡抜き手段)16が取
り付けられている。また、この気泡抜き弁16は、水槽
本体11の内側に発生した気泡を容易に抜き去るため、
水槽本体11内の水14の水位と同等又はそれ以上の高
さに配置している。
けられ、この出入口12aに、チューブ(気泡抜き手
段)15を介して気泡抜き弁(気泡抜き手段)16が取
り付けられている。また、この気泡抜き弁16は、水槽
本体11の内側に発生した気泡を容易に抜き去るため、
水槽本体11内の水14の水位と同等又はそれ以上の高
さに配置している。
【0030】水槽本体11には、プローブ4が内装さ
れ、このプローブ4を図1に示す矢印方向に走査するこ
とにより被検体3の断層像を得るようになっている。
れ、このプローブ4を図1に示す矢印方向に走査するこ
とにより被検体3の断層像を得るようになっている。
【0031】17は、水槽本体11の内部に望ませて配
置した温度制御手段、すなわちヒータで、水14の水温
を体温近くに保持するようになっている。
置した温度制御手段、すなわちヒータで、水14の水温
を体温近くに保持するようになっている。
【0032】水槽10は圧力制御手段Aを具備してい
る。すなわち、水槽本体11の出入口11b,11c間
には循環パイプ18が接続されて水14の循環水路が形
成してあり、さらにこの循環パイプ18には三方切替弁
19及びポンプ20が接続されている。そして、三方切
替弁19には水14を収納した予備タンク21が接続さ
れている。23は3個の切替端子23a,23b,23
cを有し三方切替弁19及びポンプ20を制御するリモ
ート切替スイッチ、24は水槽本体11の出入口11d
にパイプ25を介して接続された排水弁である。
る。すなわち、水槽本体11の出入口11b,11c間
には循環パイプ18が接続されて水14の循環水路が形
成してあり、さらにこの循環パイプ18には三方切替弁
19及びポンプ20が接続されている。そして、三方切
替弁19には水14を収納した予備タンク21が接続さ
れている。23は3個の切替端子23a,23b,23
cを有し三方切替弁19及びポンプ20を制御するリモ
ート切替スイッチ、24は水槽本体11の出入口11d
にパイプ25を介して接続された排水弁である。
【0033】次に、上記構成の水槽10の作用を説明す
る。
る。
【0034】水槽10内の水圧を増加させる場合は、圧
力制御手段Aのリモート切替スイッチ23を切替端子2
3aの位置にセットし、三方切替弁19を動作させて出
入口11cと予備タンク21とを結ぶ流路を閉じるとと
もにポンプ20を駆動する。この状態では予備タンク2
1内の水14がポンプ20により循環パイプ18,出入
口11bを経て水槽本体11内に圧装され、従って水槽
10内の水圧は上昇する。
力制御手段Aのリモート切替スイッチ23を切替端子2
3aの位置にセットし、三方切替弁19を動作させて出
入口11cと予備タンク21とを結ぶ流路を閉じるとと
もにポンプ20を駆動する。この状態では予備タンク2
1内の水14がポンプ20により循環パイプ18,出入
口11bを経て水槽本体11内に圧装され、従って水槽
10内の水圧は上昇する。
【0035】水槽10内の水圧が所定圧になった状態で
リモート切替スイッチ23を切替端子23bの位置に切
り替える。このとき三方切替弁19は予備タンク21か
ら循環パイプ18への流路を閉じるとともに出入口11
cとポンプ20を結ぶ流路を形成し、従って、所定圧に
高められた水14は循環パイプ18と水槽10内を循環
することになりその圧力は一定に保持される。
リモート切替スイッチ23を切替端子23bの位置に切
り替える。このとき三方切替弁19は予備タンク21か
ら循環パイプ18への流路を閉じるとともに出入口11
cとポンプ20を結ぶ流路を形成し、従って、所定圧に
高められた水14は循環パイプ18と水槽10内を循環
することになりその圧力は一定に保持される。
【0036】水槽10内の圧力を下げる場合は、リモー
ト切替スイッチ23を切替端子23cの位置に切替え
る。このときポンプ20は停止し、また三方切替弁19
が動作して出入口11cから予備タンク21へ至る流路
を形成するとともにポンプ20に至る流路を閉じる。従
って、水槽10内の水14は出入口11cから予備タン
ク21へ戻り水槽10内の水圧が低下する。
ト切替スイッチ23を切替端子23cの位置に切替え
る。このときポンプ20は停止し、また三方切替弁19
が動作して出入口11cから予備タンク21へ至る流路
を形成するとともにポンプ20に至る流路を閉じる。従
って、水槽10内の水14は出入口11cから予備タン
ク21へ戻り水槽10内の水圧が低下する。
【0037】このようにして水槽10内の水圧を圧力制
御手段Aにより調整することにより、薄膜12と被検体
3との接触圧力をその被検体3の大きさに対応して最適
のものに設定することが可能となる。
御手段Aにより調整することにより、薄膜12と被検体
3との接触圧力をその被検体3の大きさに対応して最適
のものに設定することが可能となる。
【0038】従って、被検体3が水14に直接接触する
ことがなく被検体3が濡れないという薄膜12本来の特
性に加え、水槽10内の水圧(水量)の増減が各被検体
3毎に可能となり、プローブ4から被検体3へ照射され
る超音波の入射角が改善され、また視野深度が浅くなっ
て超音波画像の画質が向上する。
ことがなく被検体3が濡れないという薄膜12本来の特
性に加え、水槽10内の水圧(水量)の増減が各被検体
3毎に可能となり、プローブ4から被検体3へ照射され
る超音波の入射角が改善され、また視野深度が浅くなっ
て超音波画像の画質が向上する。
【0039】また、乳房等大きさに個人差がありかつ柔
らかい部位に対し、被検体3毎の微妙な圧力調整が可能
となり、脇の下や乳房の大きさ毎の密着性が良好となり
かつ薄膜12にはしわが生じるおそれも無くなる。
らかい部位に対し、被検体3毎の微妙な圧力調整が可能
となり、脇の下や乳房の大きさ毎の密着性が良好となり
かつ薄膜12にはしわが生じるおそれも無くなる。
【0040】さらに水槽10内の水圧を高めることによ
りこの水槽10の薄膜12に対して体重を乗せることも
可能となり呼吸に伴なう生体組織の移動が殆ど無くなる
とともに被検体3と薄膜12との間に気泡が生じること
も無くなり良質な画像が得られる。
りこの水槽10の薄膜12に対して体重を乗せることも
可能となり呼吸に伴なう生体組織の移動が殆ど無くなる
とともに被検体3と薄膜12との間に気泡が生じること
も無くなり良質な画像が得られる。
【0041】特に水槽10内の水圧をある程度まで上昇
させた状態で被検体3を薄膜12に乗せて密着させ、次
に必要な部位(脇の下)が薄膜12に密着するまで微小
量ずつ減圧することが良好な画像を得る上で好ましい。
させた状態で被検体3を薄膜12に乗せて密着させ、次
に必要な部位(脇の下)が薄膜12に密着するまで微小
量ずつ減圧することが良好な画像を得る上で好ましい。
【0042】薄膜12と水14との間に気泡が生じた場
合には気泡抜き弁16を開いてその気泡を除去する。こ
れにより、超音波装置の使用のさまたげとなる超音波を
ほとんど通さない気泡を水槽開口部の薄膜の内側から除
去することができるようになる。
合には気泡抜き弁16を開いてその気泡を除去する。こ
れにより、超音波装置の使用のさまたげとなる超音波を
ほとんど通さない気泡を水槽開口部の薄膜の内側から除
去することができるようになる。
【0043】また、水14はヒータ17により被検体3
の体温近くに高められる。これにより、被検体が薄膜へ
密着するときの冷たいと感じる不快感を無くすことがで
きる。また、薄膜が暖められることにより柔らかくなる
ので、被検体への密着性をさらに高めることができる。
の体温近くに高められる。これにより、被検体が薄膜へ
密着するときの冷たいと感じる不快感を無くすことがで
きる。また、薄膜が暖められることにより柔らかくなる
ので、被検体への密着性をさらに高めることができる。
【0044】図2は図1に示す実施例の他例を示す概略
断面図である。図1に示すものと同一機能を有する部分
については同一の符号を付しその詳細な説明を省略す
る。
断面図である。図1に示すものと同一機能を有する部分
については同一の符号を付しその詳細な説明を省略す
る。
【0045】同図に示す水槽10Aが上述した水槽10
と異なる点は、圧力制御手段Aとして、三方切替弁19
及び予備タンク21を除去し、代りに水槽本体11に対
して出入口11eを介して蛇腹状の袋ポンプ26を接続
したことである。
と異なる点は、圧力制御手段Aとして、三方切替弁19
及び予備タンク21を除去し、代りに水槽本体11に対
して出入口11eを介して蛇腹状の袋ポンプ26を接続
したことである。
【0046】この水槽10Aも同図に示す矢印方向に袋
ポンプ26を動作させて水槽10A内の水圧の調整を行
なうことにより、水槽10と同様に良質な超音波の画像
を得ることに寄与し得るものである。
ポンプ26を動作させて水槽10A内の水圧の調整を行
なうことにより、水槽10と同様に良質な超音波の画像
を得ることに寄与し得るものである。
【0047】本発明は上述したような超音波診断装置に
用いた実施例に限定されるものではなく、特許請求の範
囲内で種々の変形、種々の超音波装置に用いることが可
能であることはいうまでもない。
用いた実施例に限定されるものではなく、特許請求の範
囲内で種々の変形、種々の超音波装置に用いることが可
能であることはいうまでもない。
【0048】
【発明の効果】以上詳述した請求項1記載の発明によれ
ば、水槽本体の上部に設けた開口部に薄膜を備え、その
水槽本体内部に音響結合剤を収納した構成であるから、
被検体への負担を軽減させつつ全体の構成の大型化を防
止でき、薄膜を上側に凸形状とすることにより、被検体
の体表面を薄膜により十分に圧迫が可能となり、水槽本
体の内側に気泡が発生してもその気泡を抜き去ることが
できるので、超音波の入射角,視野深度の改善,画質劣
化防止等が図れ、薄膜の長所を生かし欠点を最小限にと
どめて良質な断層像を得ることに寄与し得る医用超音波
装置用水槽を提供し得るものである。
ば、水槽本体の上部に設けた開口部に薄膜を備え、その
水槽本体内部に音響結合剤を収納した構成であるから、
被検体への負担を軽減させつつ全体の構成の大型化を防
止でき、薄膜を上側に凸形状とすることにより、被検体
の体表面を薄膜により十分に圧迫が可能となり、水槽本
体の内側に気泡が発生してもその気泡を抜き去ることが
できるので、超音波の入射角,視野深度の改善,画質劣
化防止等が図れ、薄膜の長所を生かし欠点を最小限にと
どめて良質な断層像を得ることに寄与し得る医用超音波
装置用水槽を提供し得るものである。
【0049】また、請求項2記載の発明によれば、気泡
抜き弁を音響結合剤の水位と同等又はそれ以上の高さに
配置しているので、水槽本体の内側に気泡が発生しても
その気泡を容易に抜き去ることができ、画質劣化防止を
図れる。
抜き弁を音響結合剤の水位と同等又はそれ以上の高さに
配置しているので、水槽本体の内側に気泡が発生しても
その気泡を容易に抜き去ることができ、画質劣化防止を
図れる。
【図1】本発明の医用超音波装置用水槽の一実施例を示
す概略断面図である。
す概略断面図である。
【図2】図1に示す実施例の他の例を示す概略断面図で
ある。
ある。
【図3】超音波の集束及び広がりを示す説明図である。
【図4】従来の水袋を示す概略断面図である。
【図5】従来の水槽を示す概略断面図である。
【図6】従来の水槽の他例を示す概略断面図である。
10,10A 水槽 11 水槽本体 12 薄膜 14 音響結合剤としての水 15 チューブ(気泡抜き手段) 16 気泡抜き弁(気泡抜き手段)
Claims (2)
- 【請求項1】 水槽本体内部に音響結合剤を収納する医
用超音波装置用水槽において、前記水槽本体の上部に開
口部を設け、その開口部に上側に凸形状の薄膜を取り付
け、その凸形状の薄膜の上側部に前記水槽本体の内側に
発生した気泡を除去する気泡抜き手段を有することを特
徴とする医用超音波装置用水槽。 - 【請求項2】 前記気泡抜き手段は、前記水槽本体又は
薄膜に接続したチューブと、このチューブに介装され音
響結合剤の水位と同等又はそれ以上の高さに配置した気
泡抜き弁とを具備することを特徴とする請求項1記載の
医用超音波装置用水槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4206326A JPH0767448B2 (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | 医用超音波装置用水槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4206326A JPH0767448B2 (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | 医用超音波装置用水槽 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59017092A Division JPH074366B2 (ja) | 1984-02-03 | 1984-02-03 | 医用超音波装置用水槽 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06105837A JPH06105837A (ja) | 1994-04-19 |
| JPH0767448B2 true JPH0767448B2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=16521448
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4206326A Expired - Lifetime JPH0767448B2 (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | 医用超音波装置用水槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0767448B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5138098A (en) * | 1991-03-14 | 1992-08-11 | Amoco Corporation | 2-acyl-6-methylnaphthalene preparation |
| JPWO2006041050A1 (ja) * | 2004-10-12 | 2008-05-15 | 株式会社日立メディコ | 超音波探触子及び超音波撮像装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA1076244A (en) * | 1975-05-01 | 1980-04-22 | Commonwealth Of Australia (The) | Method and apparatus for ultrasonic examination |
| US4316271A (en) * | 1981-01-14 | 1982-02-16 | Honeywell Inc. | Purging and expansion mechanism |
-
1992
- 1992-08-03 JP JP4206326A patent/JPH0767448B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06105837A (ja) | 1994-04-19 |
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