JPH0767549A - 水溶性ヘミセルロースを含有する蛋白含有物 - Google Patents
水溶性ヘミセルロースを含有する蛋白含有物Info
- Publication number
- JPH0767549A JPH0767549A JP5243781A JP24378193A JPH0767549A JP H0767549 A JPH0767549 A JP H0767549A JP 5243781 A JP5243781 A JP 5243781A JP 24378193 A JP24378193 A JP 24378193A JP H0767549 A JPH0767549 A JP H0767549A
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- JP
- Japan
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- protein
- water
- soluble hemicellulose
- flavor
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
- Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 風味良好な蛋白含有物を提供すること。
【構成】 水溶性ヘミセルロースと動植物性蛋白質を含
む風味良好な蛋白含有物。 【効果】 上記の構成から成る蛋白含有物は極めて嗜好
性が高い。
む風味良好な蛋白含有物。 【効果】 上記の構成から成る蛋白含有物は極めて嗜好
性が高い。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は蛋白含有物に関する。
更に詳しくは風味良好な蛋白含有物に関するものであ
る。
更に詳しくは風味良好な蛋白含有物に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】蛋白含有物それ自体の風味、醗酵などに
よってかもし出される風味、添加された香気物質と調和
された風味と蛋白含有物の液性との間には嗜好性の点で
相関関係がある。たとえばコーヒーの香りは液性がpH
5.0〜6.0の間でもっともコーヒーの香りと酸味が
ひきたつと言われている。又蛋白が共存した場合イチゴ
の香りは液性がpH5.0〜5.5の間でもっともひき
たつと言われている。しかしながら蛋白質は液性によっ
て分離・凝集し安定性が左右される。従って安定性を重
要視するためその液性が固有の風味と完全に調和してい
ない。
よってかもし出される風味、添加された香気物質と調和
された風味と蛋白含有物の液性との間には嗜好性の点で
相関関係がある。たとえばコーヒーの香りは液性がpH
5.0〜6.0の間でもっともコーヒーの香りと酸味が
ひきたつと言われている。又蛋白が共存した場合イチゴ
の香りは液性がpH5.0〜5.5の間でもっともひき
たつと言われている。しかしながら蛋白質は液性によっ
て分離・凝集し安定性が左右される。従って安定性を重
要視するためその液性が固有の風味と完全に調和してい
ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】蛋白含有物の固有の風
味が最大限に発揮できる液性に調節し、しかも安定性に
すぐれた蛋白含有物を得ることにある。
味が最大限に発揮できる液性に調節し、しかも安定性に
すぐれた蛋白含有物を得ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】動植物性タンパク質に水
溶性ヘミセルロースを併用する。水溶性ヘミセルロース
は水溶性ヘミセルロースを含有する原料たとえば豆類な
どから適宣液性を調節し加熱することによって水で抽出
できる。一例を示せば公開特許公報平3−236759
に記載されているように、等電点近くの酸性下において
130℃以下の温度で分解し、必要に応じて精製処理す
ることによって得られる。動植物性タンパク質の使用量
は飲食時濃度で4.0部(重量部、以下同じ)以下がよ
い。4.0部以上であれば水溶性ヘミセルロースが共存
しても液性pH4.5以上で蛋白質が分離・凝集する。
たとえ分離・凝集が生成しなくても爽快な風味は得られ
ない。水溶性ヘミセルロースの使用量は希望する液性に
おいて蛋白質が分離・凝集しない重量濃度でよく、蛋白
含有物の風味に適した農厚感が必要であれば水溶性ヘミ
セルロースの使用量を増量すればよい。1例を示せば、
一般に蛋白質100部に対して0.001〜1000部
で、特に0.01〜500部で目的が達成される。蛋白
含有物の液性がpH7.0以上である時は、アルカリ味
を呈し風味が著しく劣化する。
溶性ヘミセルロースを併用する。水溶性ヘミセルロース
は水溶性ヘミセルロースを含有する原料たとえば豆類な
どから適宣液性を調節し加熱することによって水で抽出
できる。一例を示せば公開特許公報平3−236759
に記載されているように、等電点近くの酸性下において
130℃以下の温度で分解し、必要に応じて精製処理す
ることによって得られる。動植物性タンパク質の使用量
は飲食時濃度で4.0部(重量部、以下同じ)以下がよ
い。4.0部以上であれば水溶性ヘミセルロースが共存
しても液性pH4.5以上で蛋白質が分離・凝集する。
たとえ分離・凝集が生成しなくても爽快な風味は得られ
ない。水溶性ヘミセルロースの使用量は希望する液性に
おいて蛋白質が分離・凝集しない重量濃度でよく、蛋白
含有物の風味に適した農厚感が必要であれば水溶性ヘミ
セルロースの使用量を増量すればよい。1例を示せば、
一般に蛋白質100部に対して0.001〜1000部
で、特に0.01〜500部で目的が達成される。蛋白
含有物の液性がpH7.0以上である時は、アルカリ味
を呈し風味が著しく劣化する。
【0005】水溶性ヘミセルロースを含む蛋白含有物の
液性を調節する物質としては酸性であれば有機酸、無機
酸又はこれらの酸性塩その他などの酸性物質あるいは酸
性物質を含む天然物たとえば果汁、酢などの他、微生物
醗酵させた酸性物質など、中性であれば、有機酸、無機
酸の中性塩又は塩基性塩あるいは天然物たとえば茶、コ
ーヒー、ココア、蛋白分解物、チーズなどを添加して、
希望する液性に調節すればよい。液性を調節する温度は
任意であるが酸性領域では常温以下で酸性物質を添加す
るのが好ましい。水溶性ヘミセルロースと動植物性蛋白
質の混合温度は任意であるが、酸性物質を加えてpH
6.0以下の液性に調節する場合は常温以上の温度たと
えば摂氏30度以上で5分間以上保温することによっ
て、酸性物質添加前の蛋白含有物の温度を過度に冷却す
る必要性は除外される。
液性を調節する物質としては酸性であれば有機酸、無機
酸又はこれらの酸性塩その他などの酸性物質あるいは酸
性物質を含む天然物たとえば果汁、酢などの他、微生物
醗酵させた酸性物質など、中性であれば、有機酸、無機
酸の中性塩又は塩基性塩あるいは天然物たとえば茶、コ
ーヒー、ココア、蛋白分解物、チーズなどを添加して、
希望する液性に調節すればよい。液性を調節する温度は
任意であるが酸性領域では常温以下で酸性物質を添加す
るのが好ましい。水溶性ヘミセルロースと動植物性蛋白
質の混合温度は任意であるが、酸性物質を加えてpH
6.0以下の液性に調節する場合は常温以上の温度たと
えば摂氏30度以上で5分間以上保温することによっ
て、酸性物質添加前の蛋白含有物の温度を過度に冷却す
る必要性は除外される。
【0006】得られた蛋白含有物はpH7以下の種々の
液性で、そして種々の水溶性ヘミセルロースの濃度で凝
集、分離を生起することなく、摂氏10度以下の温度で
も粘度は約10mPa・s以下で風味放出性が極めて良
好であった。従ってオレンジ、バナナ、ストロベリー、
コーヒー、チョコレート、ナッツ、チェリー、マスカッ
ト、メロン、ライチ、ペパーミント、冬緑油、茶、紅茶
などのフレーバーの香調に適した蛋白含有物の液性を調
和させることによって風味良好な蛋白含有物が得られ
る。これら蛋白含有物は液状、ゲル状、凍結状、固型状
などのいずれの形態にしても風味放出性は極めて良好で
ある。
液性で、そして種々の水溶性ヘミセルロースの濃度で凝
集、分離を生起することなく、摂氏10度以下の温度で
も粘度は約10mPa・s以下で風味放出性が極めて良
好であった。従ってオレンジ、バナナ、ストロベリー、
コーヒー、チョコレート、ナッツ、チェリー、マスカッ
ト、メロン、ライチ、ペパーミント、冬緑油、茶、紅茶
などのフレーバーの香調に適した蛋白含有物の液性を調
和させることによって風味良好な蛋白含有物が得られ
る。これら蛋白含有物は液状、ゲル状、凍結状、固型状
などのいずれの形態にしても風味放出性は極めて良好で
ある。
【0007】得られた蛋白含有物は必要に応じて均質、
殺菌する。濃縮物を得たい時は真空濃縮する。又固型物
を得たい時は噴霧乾燥、凍結乾燥及びドラム乾燥などの
脱水操作を施せばよい。以下、実験例、実施例により本
発明の効果を示すが、本発明はこれらの例示に限定され
るものではない。
殺菌する。濃縮物を得たい時は真空濃縮する。又固型物
を得たい時は噴霧乾燥、凍結乾燥及びドラム乾燥などの
脱水操作を施せばよい。以下、実験例、実施例により本
発明の効果を示すが、本発明はこれらの例示に限定され
るものではない。
【0008】
実験例 脱脂粉乳5部、4部、2部に各々水溶性ヘミセルロース
1部を加え全量を水で100部とした後、摂氏40度で
30分間溶解し常温迄冷却し、クエン酸及びクエン酸ナ
トリウムで液性をpH3.5〜7.0に調節し摂氏80
度で30分間加熱した後、分離・凝集状態を観察した結
果を表1に示す。
1部を加え全量を水で100部とした後、摂氏40度で
30分間溶解し常温迄冷却し、クエン酸及びクエン酸ナ
トリウムで液性をpH3.5〜7.0に調節し摂氏80
度で30分間加熱した後、分離・凝集状態を観察した結
果を表1に示す。
【0009】
【表1】
【0010】実施例1 全脂粉乳5部、砂糖8部、水溶性ヘミセルロース1部を
摂氏60度で30分間水に溶解し、常温迄冷却し、液性
pH5.5になるようにクエン酸を添加しストロベリー
フレーバを0.1部添加し水を加え全量100部とし
た。得られた蛋白含有物は凝集分離することなくイチゴ
の香調に適した風味放出性が良好な蛋白含有物が得られ
た。このものは加熱殺菌しても安定であり風味良好であ
った。この蛋白含有物に寒天0.5部を添加し、加熱溶
解後冷却することによりイチゴ風味良好なゲル状物が得
られた。
摂氏60度で30分間水に溶解し、常温迄冷却し、液性
pH5.5になるようにクエン酸を添加しストロベリー
フレーバを0.1部添加し水を加え全量100部とし
た。得られた蛋白含有物は凝集分離することなくイチゴ
の香調に適した風味放出性が良好な蛋白含有物が得られ
た。このものは加熱殺菌しても安定であり風味良好であ
った。この蛋白含有物に寒天0.5部を添加し、加熱溶
解後冷却することによりイチゴ風味良好なゲル状物が得
られた。
【0011】実施例2 脱脂粉乳2.5部、砂糖3部、水溶性ヘミセルロース
0.5部を摂氏30度で15分間水に溶解し、常温迄冷
却し、液性pH5.0になるようにリン酸−1ナトリウ
ム及びリン酸−2ナトリウムを添加し、コーヒーエキス
を5部添加し水を加え全量100部とした。得られえた
蛋白含有物は凝集分離することなくコーヒーの香調に適
した風味放出性が良好な蛋白含有物が得られた。このも
のを均質化し加熱殺菌しても安定であり風味良好であっ
た。この蛋白含有物をフリーザーで凍結した所、コーヒ
ー風味良好な凍結物が得られた。
0.5部を摂氏30度で15分間水に溶解し、常温迄冷
却し、液性pH5.0になるようにリン酸−1ナトリウ
ム及びリン酸−2ナトリウムを添加し、コーヒーエキス
を5部添加し水を加え全量100部とした。得られえた
蛋白含有物は凝集分離することなくコーヒーの香調に適
した風味放出性が良好な蛋白含有物が得られた。このも
のを均質化し加熱殺菌しても安定であり風味良好であっ
た。この蛋白含有物をフリーザーで凍結した所、コーヒ
ー風味良好な凍結物が得られた。
【0012】実施例3 豆乳50部、砂糖5部、水溶性ヘミセルロース2部を常
温で水に溶解し、液性pH6.0になるようにリンゴ酸
及びリンゴ酸ナトリウムを添加し、杏仁フレーバー0.
1部添加し、さらに水を加え全量100部とした。得ら
れた蛋白含有物は凝集分離することなく杏仁フレーバー
の香調に適した風味放出性が良好な蛋白含有物が得られ
た。
温で水に溶解し、液性pH6.0になるようにリンゴ酸
及びリンゴ酸ナトリウムを添加し、杏仁フレーバー0.
1部添加し、さらに水を加え全量100部とした。得ら
れた蛋白含有物は凝集分離することなく杏仁フレーバー
の香調に適した風味放出性が良好な蛋白含有物が得られ
た。
Claims (3)
- 【請求項1】 水溶性ヘミセルロースを含有することを
特徴とする蛋白含有物 - 【請求項2】 飲食時の蛋白質濃度が4.0重量部以下
であることを特徴とする請求項1記載の蛋白含有物 - 【請求項3】 液性がpH7.0以下であることを特徴
とする請求項1又は請求項2記載の蛋白含有物
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5243781A JPH0767549A (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | 水溶性ヘミセルロースを含有する蛋白含有物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5243781A JPH0767549A (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | 水溶性ヘミセルロースを含有する蛋白含有物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0767549A true JPH0767549A (ja) | 1995-03-14 |
Family
ID=17108880
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5243781A Pending JPH0767549A (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | 水溶性ヘミセルロースを含有する蛋白含有物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0767549A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10229821A (ja) * | 1997-02-24 | 1998-09-02 | Fuji Oil Co Ltd | チョコレート飲料及びその製造法 |
| KR100628415B1 (ko) * | 1998-02-17 | 2006-09-27 | 가부시키가이샤 야쿠루트 혼샤 | 산성 우유 음료 제조법 |
-
1993
- 1993-09-02 JP JP5243781A patent/JPH0767549A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10229821A (ja) * | 1997-02-24 | 1998-09-02 | Fuji Oil Co Ltd | チョコレート飲料及びその製造法 |
| KR100628415B1 (ko) * | 1998-02-17 | 2006-09-27 | 가부시키가이샤 야쿠루트 혼샤 | 산성 우유 음료 제조법 |
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