JPH0767656A - エンテロバクター属菌の検出及び塩基配列 - Google Patents
エンテロバクター属菌の検出及び塩基配列Info
- Publication number
- JPH0767656A JPH0767656A JP5242210A JP24221093A JPH0767656A JP H0767656 A JPH0767656 A JP H0767656A JP 5242210 A JP5242210 A JP 5242210A JP 24221093 A JP24221093 A JP 24221093A JP H0767656 A JPH0767656 A JP H0767656A
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- JP
- Japan
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- minutes
- enterobacter
- probe
- hybridization
- sequence
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/30—Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change
Landscapes
- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 エンテロバクター(Enterobacte
r)属菌の16S rRNA遺伝子由来のオリゴヌクレ
オチドプローブを合成した。本配列は、新規であり、リ
バースドットブロットハイブリダイゼーションに使用で
きる。 【効果】 食品及びその他の検体中の汚染菌(エンテロ
バクター属菌)の高感度且つ極めて迅速な検出同定がで
きる。
r)属菌の16S rRNA遺伝子由来のオリゴヌクレ
オチドプローブを合成した。本配列は、新規であり、リ
バースドットブロットハイブリダイゼーションに使用で
きる。 【効果】 食品及びその他の検体中の汚染菌(エンテロ
バクター属菌)の高感度且つ極めて迅速な検出同定がで
きる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大腸菌の16S rR
NA遺伝子に由来する塩基配列及びその利用に関する。
更に詳細には、本発明に係る塩基配列は、18塩基から
なる核酸断片であって、分子交雑により大腸菌群、特に
エンテロバクター属菌と特異的に結合するため、この細
菌を検出することができるものである。
NA遺伝子に由来する塩基配列及びその利用に関する。
更に詳細には、本発明に係る塩基配列は、18塩基から
なる核酸断片であって、分子交雑により大腸菌群、特に
エンテロバクター属菌と特異的に結合するため、この細
菌を検出することができるものである。
【0002】したがって本発明は、食品その他の検体か
らエンテロバクター属菌を検出するのに利用することが
できるほか、細菌の同定等、食品、医療その他バイオテ
クノロジーの技術分野で重用されるものである。
らエンテロバクター属菌を検出するのに利用することが
できるほか、細菌の同定等、食品、医療その他バイオテ
クノロジーの技術分野で重用されるものである。
【0003】
【従来の技術】従来、食品その他の検体中における大腸
菌群、特にエンテロバクター・クロアカエ(Enter
obacter cloacae)等のエンテロバクタ
ー属細菌の検出は、次のようにして行っているが、その
菌種同定には数日〜1週間もの長い期間を要する。
菌群、特にエンテロバクター・クロアカエ(Enter
obacter cloacae)等のエンテロバクタ
ー属細菌の検出は、次のようにして行っているが、その
菌種同定には数日〜1週間もの長い期間を要する。
【0004】先ず、食品等検体中の大腸菌群の検査は、
BGLB発酵管培地による推定試験を経てEMB培地に
よる確定試験、そしいLB培地での乳糖分解、ガス発生
試験後グラム染色での確認(グラム陰性短桿菌)によ
り、大腸菌群であることが判明する。ここでの試験に約
2日間を要する。
BGLB発酵管培地による推定試験を経てEMB培地に
よる確定試験、そしいLB培地での乳糖分解、ガス発生
試験後グラム染色での確認(グラム陰性短桿菌)によ
り、大腸菌群であることが判明する。ここでの試験に約
2日間を要する。
【0005】次に、IMVIC鑑定で菌種の同定に移
る。Indole,MR,VP,Citrateなどの
各反応試験で大腸菌群の分類を行う。この期間約2日な
いし3日間を要する。そのため、菌種同定に要する期間
は1週間弱となる。
る。Indole,MR,VP,Citrateなどの
各反応試験で大腸菌群の分類を行う。この期間約2日な
いし3日間を要する。そのため、菌種同定に要する期間
は1週間弱となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の方
法では菌種を検出するために少なくとも数日を要する。
本発明は、この作業日数を大幅に短縮することを目的と
する。
法では菌種を検出するために少なくとも数日を要する。
本発明は、この作業日数を大幅に短縮することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に鋭意研究した結果、大腸菌の16S rRNA遺伝子
において広く腸内細菌に保存されている領域(vari
able region)からプライマーを合成するの
に成功し、そしてこれを用いてPCR法によって16S
rRNA遺伝子を増幅し、次いでDNAの塩基配列を
決定するのに成功し、そして遂に、これらの配列よりプ
ローブとなり得る領域を選択し、18塩基からなるオリ
ゴヌクレオチドプローブを新たに合成するのに成功し、
本発明の完成に至ったものである。図1に16S rR
NAの2次構造を示す。
に鋭意研究した結果、大腸菌の16S rRNA遺伝子
において広く腸内細菌に保存されている領域(vari
able region)からプライマーを合成するの
に成功し、そしてこれを用いてPCR法によって16S
rRNA遺伝子を増幅し、次いでDNAの塩基配列を
決定するのに成功し、そして遂に、これらの配列よりプ
ローブとなり得る領域を選択し、18塩基からなるオリ
ゴヌクレオチドプローブを新たに合成するのに成功し、
本発明の完成に至ったものである。図1に16S rR
NAの2次構造を示す。
【0008】更に、これらの新規合成プローブは、18
塩基の核酸断片であって分子交雑によってエンテロバク
ター属菌種に特異的に結合するという特性を有している
ので、この特性を利用することにより、例えばリバース
ドットブロットハイブリダイゼーションその他既知の方
法によって、これらの菌種の検出、同定が正確且つ迅速
に実施できることも研究の結果確認された。
塩基の核酸断片であって分子交雑によってエンテロバク
ター属菌種に特異的に結合するという特性を有している
ので、この特性を利用することにより、例えばリバース
ドットブロットハイブリダイゼーションその他既知の方
法によって、これらの菌種の検出、同定が正確且つ迅速
に実施できることも研究の結果確認された。
【0009】以下、本発明を実施例にしたがって具体的
に説明する。
に説明する。
【0010】(A)菌DNAの調製 以下に示す試薬を用いて16S rRNA遺伝子を調製
する。
する。
【0011】1.培地Bacto Antibioti
c Medium3 細菌培地用寒天末 2.10×PCRバッファー 反応時の濃度 20mM Tris−HCl(pH8.0) 1.5mM MgCl2 25mM KCl 0.05% Tween−20 3.PCRプライマー F 5’−CCTACGGGAGGCAGCAGT−
3’ R 5’−TACGCATTTCACCGCTAC−
3’ (10μMに調整) 4.2.5mM dNTP(但しdNTPは1.5m
M) 5.Fluorescein−11−dUTP 6.RNaseA(10μg/ml)
c Medium3 細菌培地用寒天末 2.10×PCRバッファー 反応時の濃度 20mM Tris−HCl(pH8.0) 1.5mM MgCl2 25mM KCl 0.05% Tween−20 3.PCRプライマー F 5’−CCTACGGGAGGCAGCAGT−
3’ R 5’−TACGCATTTCACCGCTAC−
3’ (10μMに調整) 4.2.5mM dNTP(但しdNTPは1.5m
M) 5.Fluorescein−11−dUTP 6.RNaseA(10μg/ml)
【0012】その調製方法は、次のとおりである。
【0013】1;終夜平面培地で培養した菌を滅菌した
楊子を用いて200μlの滅菌水に懸濁し、100℃で
5分間煮沸する。 2;煮沸したサンプルを14000rpmで5分間遠心
し、DNAを上清中に集め、この上清をPCRに用い
る。PCRは次のようにして行う(図2)。 3;反応系 煮沸したDNA 38μl 10×PCRバッファー 5μl プライマー 2μl Nucleotide mix 3μl RNaseA 1μl VENT(Taq polymerase) 1μl 計50μlを良く混ぜてPCR法により増幅する。 4;PCR法のプログラムは、以下に示す通り。 94℃ 2分 48℃ 2分 72℃ 2分
を1回 94℃ 30秒 48℃ 30秒 72℃ 2分
を29回 72℃ 2分 を1回 5;増幅したDNAを確認するために、1.5%アガロ
ースゲルを用いて電気泳動しEtBr溶液染色し確認す
る。 6;PCR反応液を50μlの滅菌蒸留水に溶かし、全
量の100μlをハイブリダイゼーションに用いる。 7;上記したように増幅したPCRサンプルはミニゲル
で確認後、4%のポリアクリルアミドゲル電気泳動で分
離精製し、切り出したゲルを透析チューブにいれ、TB
E緩衝液中で150mA、で2時間抽出する。次いでサ
ンプルは、フェノール抽出、エタノール沈殿を行い滅菌
水に希釈し、DNAシーケンサーを用いて塩基配列を解
析した。
楊子を用いて200μlの滅菌水に懸濁し、100℃で
5分間煮沸する。 2;煮沸したサンプルを14000rpmで5分間遠心
し、DNAを上清中に集め、この上清をPCRに用い
る。PCRは次のようにして行う(図2)。 3;反応系 煮沸したDNA 38μl 10×PCRバッファー 5μl プライマー 2μl Nucleotide mix 3μl RNaseA 1μl VENT(Taq polymerase) 1μl 計50μlを良く混ぜてPCR法により増幅する。 4;PCR法のプログラムは、以下に示す通り。 94℃ 2分 48℃ 2分 72℃ 2分
を1回 94℃ 30秒 48℃ 30秒 72℃ 2分
を29回 72℃ 2分 を1回 5;増幅したDNAを確認するために、1.5%アガロ
ースゲルを用いて電気泳動しEtBr溶液染色し確認す
る。 6;PCR反応液を50μlの滅菌蒸留水に溶かし、全
量の100μlをハイブリダイゼーションに用いる。 7;上記したように増幅したPCRサンプルはミニゲル
で確認後、4%のポリアクリルアミドゲル電気泳動で分
離精製し、切り出したゲルを透析チューブにいれ、TB
E緩衝液中で150mA、で2時間抽出する。次いでサ
ンプルは、フェノール抽出、エタノール沈殿を行い滅菌
水に希釈し、DNAシーケンサーを用いて塩基配列を解
析した。
【0014】(B)オリゴヌクレオチドプローブの配列
決定 上記により解析した配列を図3に示す。図3には、エン
テロバクター属菌以外の大腸菌群に属する細菌の配列も
示した。なお略号は次の菌種を表わす。
決定 上記により解析した配列を図3に示す。図3には、エン
テロバクター属菌以外の大腸菌群に属する細菌の配列も
示した。なお略号は次の菌種を表わす。
【0015】 C :Citobacter freundii A :Aeromonas hydrophila Es:Escherichia coli S :Salmonella typhimurium K2:Klebsiella oxytoca K2 K7:Klebsiella oxytoca K7 P2:Klebsiella pneumoniae
P2 P3:Klebsiella pneumoniae
P3 En:Enterobacter cloacae
P2 P3:Klebsiella pneumoniae
P3 En:Enterobacter cloacae
【0016】これらの配列により、プローブとなり得る
領域を選択し、18塩基のオリゴヌクレオチドプローブ
をそれぞれ合成するとともに、各菌種に共通の領域から
18塩基のコントロールプローブも合成した。
領域を選択し、18塩基のオリゴヌクレオチドプローブ
をそれぞれ合成するとともに、各菌種に共通の領域から
18塩基のコントロールプローブも合成した。
【0017】すなわち、本発明において使用するオリゴ
ヌクレオチドプローブの配列は次のとおりであって、い
ずれも従来未知の新規物質である。
ヌクレオチドプローブの配列は次のとおりであって、い
ずれも従来未知の新規物質である。
【0018】E.cloacaeを特異的に結合する配
列 5’−AATAACCACAGCAAATTG−3’
列 5’−AATAACCACAGCAAATTG−3’
【0019】また、この配列に相補的な配列
【0020】次に、このようにして合成したオリゴプロ
ーブを、下記(C)、(D)にしたがい、ナイロンメン
ブレンへ固定する(図4)。
ーブを、下記(C)、(D)にしたがい、ナイロンメン
ブレンへ固定する(図4)。
【0021】 (C)オリゴヌクレオチドのT−tailing 以下に示す試薬を用いて、オリゴプローブの3’末端に
ターミナルデオキシヌクレオチジルトランスフェラーゼ
の作用によりデオキシTTPを結合させる。
ターミナルデオキシヌクレオチジルトランスフェラーゼ
の作用によりデオキシTTPを結合させる。
【0022】 1.Terminal deoxynucleotidyltranferase(TOYOBO) 2.10×Cacodylate buffer[1M sodium Cacodylate(pH
7.6), 0.25M Tris-HCl(pH7.6), 2mM DTT] 3.1M Tris-HCl(pH7.6) 4.200mM DTT 5.100mM CoCl2 6.dTTP 7.20×SSPE[20mM Na2EDTA, 0.16M NaOH, 0.2M NaH2P
O4(H2O), 3.6M NaCl] 8.20×SSC[3.0M NaCl, 0.3M Sodium Citrate] 9.10%SDS 10.Duralon UV(STRATAGENE) 11.ブロッター 12.UV stratalinker 1800(STRATAGENE)
7.6), 0.25M Tris-HCl(pH7.6), 2mM DTT] 3.1M Tris-HCl(pH7.6) 4.200mM DTT 5.100mM CoCl2 6.dTTP 7.20×SSPE[20mM Na2EDTA, 0.16M NaOH, 0.2M NaH2P
O4(H2O), 3.6M NaCl] 8.20×SSC[3.0M NaCl, 0.3M Sodium Citrate] 9.10%SDS 10.Duralon UV(STRATAGENE) 11.ブロッター 12.UV stratalinker 1800(STRATAGENE)
【0023】その結合方法は次のとおりである。
【0024】1;以下に示す組成でDNAの3’末端に
ポリdTを付加する。 10×Cacodylate buffer 10μl 100mM dTTP 4μl 10mM CoCl2 10μl 25Units/μl terminal transferase 2μl 2μM oligonucleotide 全量100μl 2;以上の試薬をエッペンドルフに入れて37℃で2時
間インキュベートする。 3;等量のフェノール/クロロフォルム100μlを加
えVortexし室温で3分間13000rpmで遠心
する。 4;除蛋白された上清をとり3M酢酸ナトリウム10μ
l、100%エタノール330μl、グリコーゲン1μ
lを加えて混和。 5;軽く遠心し−20℃で30分放置する。 6;4℃、12000rpmで10分間遠心し上清を除
く。 7;70%エタノールを加え遠心し上清を除き乾燥す
る。 8;108μlの水に溶かし8μlを用いてアガロース
電気泳動を行いポリdTが約400mer.ついている
ことを確認する。
ポリdTを付加する。 10×Cacodylate buffer 10μl 100mM dTTP 4μl 10mM CoCl2 10μl 25Units/μl terminal transferase 2μl 2μM oligonucleotide 全量100μl 2;以上の試薬をエッペンドルフに入れて37℃で2時
間インキュベートする。 3;等量のフェノール/クロロフォルム100μlを加
えVortexし室温で3分間13000rpmで遠心
する。 4;除蛋白された上清をとり3M酢酸ナトリウム10μ
l、100%エタノール330μl、グリコーゲン1μ
lを加えて混和。 5;軽く遠心し−20℃で30分放置する。 6;4℃、12000rpmで10分間遠心し上清を除
く。 7;70%エタノールを加え遠心し上清を除き乾燥す
る。 8;108μlの水に溶かし8μlを用いてアガロース
電気泳動を行いポリdTが約400mer.ついている
ことを確認する。
【0025】(D)プローブのフィルターへの固定 ナイロンメンブレンにプローブをドットブロッターで吸
引し、UV照射でTTPポリマーを固定する。その具体
的方法は次のとおりである。
引し、UV照射でTTPポリマーを固定する。その具体
的方法は次のとおりである。
【0026】1;あらかじめ10×SSCにフィルター
を浸しておく。 2;プローブ溶液100μlを15mlのチューブにい
れ10×SSCを4ml加える。 3;65℃で5分間インキュベーションし次いで5分氷
冷する。 4;それを、200μlずつブロッティングする。 5;10×SSC 450μlで洗い5分間吸引する。 6;フィルターをUV stratalinker 1
800でUV照射する。(240nm) 7;5×SSPE、0.1%SDS(試薬はその都度作
成する。20×SSPE25mlいれ、滅菌水80ml
メスアップ、10%SDS 1ml入れて100mlに
する。結晶化することがあるので注意)で37℃、15
分間フィルターを洗う。 8;水で1分間洗い、乾燥させる。
を浸しておく。 2;プローブ溶液100μlを15mlのチューブにい
れ10×SSCを4ml加える。 3;65℃で5分間インキュベーションし次いで5分氷
冷する。 4;それを、200μlずつブロッティングする。 5;10×SSC 450μlで洗い5分間吸引する。 6;フィルターをUV stratalinker 1
800でUV照射する。(240nm) 7;5×SSPE、0.1%SDS(試薬はその都度作
成する。20×SSPE25mlいれ、滅菌水80ml
メスアップ、10%SDS 1ml入れて100mlに
する。結晶化することがあるので注意)で37℃、15
分間フィルターを洗う。 8;水で1分間洗い、乾燥させる。
【0027】(E)菌DNAの増幅及び標識 上記により調製、固定化したプローブとハイブリダイゼ
ーションする菌、つまり検出しようとする対象菌のDN
Aの増幅及び標識は、図5のようにして行う。それには
先ず、保存領域より合成された18塩基のプライマーを
用いる。番号はE.coli numbering s
ystemによるものである。反応系にフルオレセイン
のついたdUTPヌクレオチドミックスを加えることで
フルオレセインラベルされたリボソームRNA遺伝子の
増幅フラグメント約362bpが得られる。この反応液
を5分間煮沸し1本鎖にしハイブリダイゼーションを行
う。
ーションする菌、つまり検出しようとする対象菌のDN
Aの増幅及び標識は、図5のようにして行う。それには
先ず、保存領域より合成された18塩基のプライマーを
用いる。番号はE.coli numbering s
ystemによるものである。反応系にフルオレセイン
のついたdUTPヌクレオチドミックスを加えることで
フルオレセインラベルされたリボソームRNA遺伝子の
増幅フラグメント約362bpが得られる。この反応液
を5分間煮沸し1本鎖にしハイブリダイゼーションを行
う。
【0028】ここで、プライマーとしては、下記する2
種類の配列が例示されるが、これらはいずれも従来未知
のプライマーである。 5’CCTACGGGAGGCAGCAGT3’ 3’CATCGCCACTTTACGCAT5’
種類の配列が例示されるが、これらはいずれも従来未知
のプライマーである。 5’CCTACGGGAGGCAGCAGT3’ 3’CATCGCCACTTTACGCAT5’
【0029】(F)ハイブリダイゼーション 以下に示す試薬を用いて、例えばリバースドットブロッ
トハイブリダイゼーション(Reverse dot
blot hybridization)等のハイブリ
ダイゼーションを行う。
トハイブリダイゼーション(Reverse dot
blot hybridization)等のハイブリ
ダイゼーションを行う。
【0030】1.ラピッドハイブリダイゼーションバッ
ファー(アマシャムジャパン) 2.Antibody wash buffer(100mM Tris-HCl (7.5),15
0mM NaCl) 3.Blocking buffer(0.5%w/v blocking agent in ant
ibody wash buffer) 4.0.5%w/v BSA(fraction V)in antibody wash buffe
r 5.anti-fluorescein-HRP (ホースラディッシュパーオ
キシデース)conjugate 6.Tween20
ファー(アマシャムジャパン) 2.Antibody wash buffer(100mM Tris-HCl (7.5),15
0mM NaCl) 3.Blocking buffer(0.5%w/v blocking agent in ant
ibody wash buffer) 4.0.5%w/v BSA(fraction V)in antibody wash buffe
r 5.anti-fluorescein-HRP (ホースラディッシュパーオ
キシデース)conjugate 6.Tween20
【0031】その方法は、次のとおりであって(図
6)、先ずナイロンメンブレンに固定されたオリゴプロ
ーブと16S rRNA遺伝子をPCRで標識させたも
のをハイブリダイゼーションバッファー中で42℃、1
時間反応させる。その後、抗フルオレセインコンジュゲ
イトのホースラディッシュパーオキシデースを加え室温
で1時間反応させる。ハイブリダイズしたDNAに酵素
標識する。そして、基質の過酸化水素を反応させること
によりルミノールの発光が生じX線フィルムに検出する
システムである。その具体的な方法は次のとおりであ
る。
6)、先ずナイロンメンブレンに固定されたオリゴプロ
ーブと16S rRNA遺伝子をPCRで標識させたも
のをハイブリダイゼーションバッファー中で42℃、1
時間反応させる。その後、抗フルオレセインコンジュゲ
イトのホースラディッシュパーオキシデースを加え室温
で1時間反応させる。ハイブリダイズしたDNAに酵素
標識する。そして、基質の過酸化水素を反応させること
によりルミノールの発光が生じX線フィルムに検出する
システムである。その具体的な方法は次のとおりであ
る。
【0032】1;(プレハイブリダイゼーション) 42℃で加温したラピッドハイブリダイゼーションバッ
ファーをメンブレンに12.5ml/100cm2の濃
度で加え15分間ハイブリダイゼーションを行う。 2;(ハイブリダイゼーション) 増幅したPCR産物を5分間煮沸し15分間氷冷する。 3;ハイブリダイゼーションバッファーに加え42℃で
60分間ハイブリダイゼーションを行う。 4;(メンブレンの洗浄) 5×SSC,0.1%SDSで室温で20分間軽く洗浄
する。1×SSC,0.1%SDSで55℃で15分間
洗浄する。 5;(抗体標識準備) 室温でantibody wash buffer(2
ml/cm2)で1分間洗浄する。55℃で溶解したb
locking buffer(0.5ml/cm2)
で60分間洗浄する。室温でantibody was
h buffer(2ml/cm2)で1分間洗浄す
る。 6;(HRP標識) BSA 0.05gをantibody wash b
uffer 10mlに溶解する。1000分の1のH
RP antibodyを加える。0.25ml/cm
2で室温で60分間反応させる。0.1%v/v Tw
een 20 in antibody washbu
fferで10分間2回洗浄する。0.1%v/v T
ween 20 in antibody washb
ufferで5分間2回洗浄する。 7;(検出) 検出試薬1と2(アマシャムジャパン社)を0.125
ml/cm2の量になるように等量混ぜ合わせメンブレ
ンにかける。1分間静置し余分な試薬を除きフィルムカ
セットにはさむ。約5分感光させて検出する。
ファーをメンブレンに12.5ml/100cm2の濃
度で加え15分間ハイブリダイゼーションを行う。 2;(ハイブリダイゼーション) 増幅したPCR産物を5分間煮沸し15分間氷冷する。 3;ハイブリダイゼーションバッファーに加え42℃で
60分間ハイブリダイゼーションを行う。 4;(メンブレンの洗浄) 5×SSC,0.1%SDSで室温で20分間軽く洗浄
する。1×SSC,0.1%SDSで55℃で15分間
洗浄する。 5;(抗体標識準備) 室温でantibody wash buffer(2
ml/cm2)で1分間洗浄する。55℃で溶解したb
locking buffer(0.5ml/cm2)
で60分間洗浄する。室温でantibody was
h buffer(2ml/cm2)で1分間洗浄す
る。 6;(HRP標識) BSA 0.05gをantibody wash b
uffer 10mlに溶解する。1000分の1のH
RP antibodyを加える。0.25ml/cm
2で室温で60分間反応させる。0.1%v/v Tw
een 20 in antibody washbu
fferで10分間2回洗浄する。0.1%v/v T
ween 20 in antibody washb
ufferで5分間2回洗浄する。 7;(検出) 検出試薬1と2(アマシャムジャパン社)を0.125
ml/cm2の量になるように等量混ぜ合わせメンブレ
ンにかける。1分間静置し余分な試薬を除きフィルムカ
セットにはさむ。約5分感光させて検出する。
【0033】(G)結果 ハイブリダイゼーションの結果を図7、図8に示す。す
なわち、発光しているメンブレンに5分間感光させた結
果である。左に各メンブレン毎の菌種名を示し(エンテ
ロバクター属菌以外の菌種も示した)、プローブは、そ
れぞれメンブレンの左から、コントロールプローブ、
E.coli,Salmonella,K.oxyto
ca,K.pneumoniae(異なる菌株由来のも
の)、E.cloacae特異的プローブである。これ
らの結果よりコントロールは全菌種とハイブリダイゼー
ションしているためDNAは増幅していることが言え
る。E.coli,E.cloacaeはそれぞれ検出
されている。また、シュードモナス、バチルスでは検出
されなかった。
なわち、発光しているメンブレンに5分間感光させた結
果である。左に各メンブレン毎の菌種名を示し(エンテ
ロバクター属菌以外の菌種も示した)、プローブは、そ
れぞれメンブレンの左から、コントロールプローブ、
E.coli,Salmonella,K.oxyto
ca,K.pneumoniae(異なる菌株由来のも
の)、E.cloacae特異的プローブである。これ
らの結果よりコントロールは全菌種とハイブリダイゼー
ションしているためDNAは増幅していることが言え
る。E.coli,E.cloacaeはそれぞれ検出
されている。また、シュードモナス、バチルスでは検出
されなかった。
【0034】上記した結果から明らかなように、本方法
によれば、エンテロバクター属菌がきわめて短時日のう
ちに正確に検出することができる。しかも本方法によれ
ば、例えばPCRを1回だけ行うと102CFUの菌が
検出され、更にPCRを2回行ってハイブリダイゼーシ
ョンをすることにより10の0乗のオーダーの菌数でも
検出でき、したがってPCRをくり返すことによって検
出精度を更に向上させることができる。
によれば、エンテロバクター属菌がきわめて短時日のう
ちに正確に検出することができる。しかも本方法によれ
ば、例えばPCRを1回だけ行うと102CFUの菌が
検出され、更にPCRを2回行ってハイブリダイゼーシ
ョンをすることにより10の0乗のオーダーの菌数でも
検出でき、したがってPCRをくり返すことによって検
出精度を更に向上させることができる。
【0035】したがって、本方法によれば各種の検体、
サンプル中のエンテロバクター属菌を自由に検出するこ
とが可能となるが、例えば食品中での検出は図9のよう
にして行えばよく、約8時間というきわめて短い時間で
菌の同定ができることから、本方法は食品中の菌の迅速
同定にもきわめて有効である。
サンプル中のエンテロバクター属菌を自由に検出するこ
とが可能となるが、例えば食品中での検出は図9のよう
にして行えばよく、約8時間というきわめて短い時間で
菌の同定ができることから、本方法は食品中の菌の迅速
同定にもきわめて有効である。
【0036】
【発明の効果】本発明に係る配列は、従来未知の新規物
質であって、エンテロバクター属菌種に対して特異的に
分子結合するものであり他の菌種とは結合しないという
特徴を有するものである。また、この合成オリゴヌクレ
オチドプローブを用いることで、食品その他臨床検体か
らの菌種検出にハイブリダイゼーション法と共に利用で
き、すぐれた検出試薬も提供することができる。
質であって、エンテロバクター属菌種に対して特異的に
分子結合するものであり他の菌種とは結合しないという
特徴を有するものである。また、この合成オリゴヌクレ
オチドプローブを用いることで、食品その他臨床検体か
らの菌種検出にハイブリダイゼーション法と共に利用で
き、すぐれた検出試薬も提供することができる。
【図1】16S rRNAの2次構造を示す。
【図2】16S rRNA遺伝子からのPCR法の概要
を示す。
を示す。
【図3】オリゴヌクレオチドプローブ及びコントロール
プローブの位置とDNA配列を示す。
プローブの位置とDNA配列を示す。
【図4】オリゴヌクレオチドプローブのT−taili
ng及びナイロンメンブレンへの固定化を示す。
ng及びナイロンメンブレンへの固定化を示す。
【図5】16S rRNA遺伝子のvariable
regionの増幅と標識を示す。
regionの増幅と標識を示す。
【図6】リバースドットブロットハイブリダイゼーショ
ンを示す。
ンを示す。
【図7】ハイブリダイゼーションの結果を示す。
【図8】同じくハイブリダイゼーションの結果(続き)
を示す。
を示す。
【図9】食品サンプルからの菌の検出システムを示す。
フロントページの続き (72)発明者 壇原 宏文 神奈川県横浜市港北区篠原西町30−40 (72)発明者 阿部 章夫 東京都港区白金五丁目9番1号 社団法人 北里研究所内 (72)発明者 川原 一芳 東京都港区白金五丁目9番1号 社団法人 北里研究所内 (72)発明者 松井 英則 東京都港区白金五丁目9番1号 社団法人 北里研究所内
Claims (5)
- 【請求項1】 以下に示す配列及び/又はそれに相補的
な配列からなるDNA配列。 AATAACCACAGCAAATTG - 【請求項2】 請求項1に記載したDNA配列からなる
オリゴヌクレオチドプローブ。 - 【請求項3】 該オリゴヌクレオチドプローブがエンテ
ロバクター属菌検出用プローブである請求項2に記載の
プローブ。 - 【請求項4】 請求項3に記載したプローブを用いるこ
とを特徴とするエンテロバクター属菌検出試薬。 - 【請求項5】 該エンテロバクター属菌検出試薬がリバ
ースドットブロットハイブリダイゼーションシステムに
基づくものであることを特徴とする請求項4に記載の検
出試薬。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5242210A JPH0767656A (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | エンテロバクター属菌の検出及び塩基配列 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5242210A JPH0767656A (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | エンテロバクター属菌の検出及び塩基配列 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0767656A true JPH0767656A (ja) | 1995-03-14 |
Family
ID=17085891
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5242210A Pending JPH0767656A (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | エンテロバクター属菌の検出及び塩基配列 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0767656A (ja) |
-
1993
- 1993-09-03 JP JP5242210A patent/JPH0767656A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040511 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040705 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040812 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041005 |