JPH0767710A - 装身具用チェーン並びにその自動編機、およびその自動編製方法 - Google Patents

装身具用チェーン並びにその自動編機、およびその自動編製方法

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JPH0767710A
JPH0767710A JP21603893A JP21603893A JPH0767710A JP H0767710 A JPH0767710 A JP H0767710A JP 21603893 A JP21603893 A JP 21603893A JP 21603893 A JP21603893 A JP 21603893A JP H0767710 A JPH0767710 A JP H0767710A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、装身具用チェーン並びにその自動
編機、およびその自動編製方法に関し、ボリューム感が
発揮されてゴウジャスであるが軽量であり、さらには1
個のリンクの左右の衝合端相互が完全に密着してロー付
けが綺麗な仕上面にて体裁が良く確実に手間がかから
ず、製作することを目的とする。 【構成】 甲丸線K等の金属線条材1を所定長さL1
カッター10にて切断した被加工物Tに対して昇降する
中芯部品10を略中心としてクランプ19の1対のジョ
ウ部品19a,19bを開閉して衝合端t,tをハンマ
ー部品28にて打撃する構成にて正面略楕円形のリンク
Rを形成し、チェーンCを自動編製する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、装身具用チェーン並び
にその自動編機、およびその自動編製方法に関し、平坦
な下面部と、それに直交する一側方向に所望厚みに設け
られる厚肉部とを有するような金属線条材、例えば甲丸
材を使用して1駒のリンク形状が正面略楕円形に形成さ
れるチェーンを自動編製するのに最適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ネックレス、ブレスレッド、また
はバッグに装着する吊手やバンド等に使用する装身具用
チェーンを自動的に編製する場合の装置および方法に
は、図28〜図33に示すように断面円形の金属線条材
(以下本明細書において単に丸線という)を使用して製
造するものがある。これを正面形状が略楕円形をなす1
駒のリンクを連結したもの、または喜平チェーンを自動
編製する場合を例に説明すると、図28および図29に
示すように断面略楕円形の螺旋溝40aを外周に有し、
筒状の案内ケース41内に回転可能に収納された移送ロ
ッド40の前記螺旋溝40a内に金属線条材よりなる丸
線42を巻付けて移送ロッド40を回転すると、丸線4
2は螺旋を描くように案内ケース41の先端から外部に
送出されて行く。
【0003】そして丸線42が移送ロッド40から旋回
しながら螺旋状に送出されることによってその正面略楕
円形の1巻42Aを形成する直前に、ピンサー43の左
右1対のくわえ部品43a,43bが前後略対向して閉
じて丸線42の前記1巻42Aを挾持する(図30参
照)。次いでカッター44が丸線42の前記1巻42A
を前後方向から切断する(図29、図32参照)。
【0004】それからピンサー43が切断された被加工
物としての丸線42を挾持した状態で移動し、クランプ
45の左右1対のジョウ部品45a,45bが切断され
て側面略V字状をなしている丸線42の1巻42Aの左
右の衝合端42a,42bを、その弾発力に抗して前後
方向から挾持してその軸芯を略一致させる。こうして正
面略楕円形のリンクR′を形成する(図30の想像線、
図31参照)。
【0005】この際、移送ロッド40の回転が続行され
ているので、図30の想像線に示すように送出されて来
る後続の丸線42の先端部が前記工程においてクランプ
45に既に挾持されている被加工物としての丸線42の
1巻42A内に挿通されることによってチェーンの先行
する1駒のリンクR′と後行の1駒のリンクR′とが相
互に連結されることになる。しかも、移送ロッド40か
ら螺旋の1巻42Aが送出されて行くのに伴って次期サ
イクルに備えて丸線42は再び正面略楕円形を描いて行
く。
【0006】喜平チェーンを形成する場合にはさらにク
ランプ45が丸線42の1巻42Aの上方に位置する左
右の衝合端42a,42bを挾持した状態で丸線42の
下部を挾持しているピンサー43が垂直軸回りに右方向
(時計方向)または左方向(半時計方向)に交互に略9
0°回転することにより被加工物としての丸線42の1
巻42Aの上半部42A1 または下半部42A2 に捻り
を与える工程が上記工程に付加されることにより形成さ
れる(図33参照)。
【0007】その後、クランプ45の左右のジョウ部品
45a,45bが開いて丸線42に対する挾持は開放さ
れる。しかもピンサー43の左右のくわえ部品43a,
43bが開くことによって丸線42に対する挾持は開放
され、その後ピンサー43が90°逆転して旧位に復す
る。そして上記動作を繰返して行うことにより、リンク
R′の1駒は順次、連結され、チェーンは自動編製され
て行く。
【0008】さらに、チェーンの1駒づつのリンクR′
の衝合端42a,42a相互をロー付けする等して喜平
チェーン等は製作される。
【0009】上記工程のうち丸線42の1巻き42Aの
下部をピンサー43によって挾持するとともに丸線42
の上部をクランプ45によって挾持することによって丸
線42の上半部42A1 または下半部42A2 に捻りを
付与するための上記工程を省略すれば、リンクR′の1
駒が正面略楕円形をなしたチェーンを自動的に編製する
ことができる。
【0010】また断面略円形をなした丸線42以外の金
属線条材としては従来、例えば図34に示すように、平
坦な下面部1′aと該下面部1′aに対して直交する一
側方向に略中高に設けた所望厚みの厚肉部1′bと、該
厚肉部1′bの側縁には該厚肉部1′bよりも厚みが薄
い薄肉部1′cとよりなる断面略円弧状をなした甲丸線
K′(以下本明細書においては単に甲丸線という)があ
った。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】金属線条材よりなる丸
線42を使用して正面略楕円形のリンクを連結したチェ
ーンや喜平チェーンを製作する図28乃至図33に示す
上記従来の方法は、送出ロッド40から送出される螺旋
状の丸線42の1巻42Aに対してカッター44が前後
方向に可動することにより被加工物としての丸線42を
切断するので、その衝合端42a,42bにおける切断
端面は側面略V字状をなす螺旋の開度合(螺旋勾配)に
応じて正面正円ではなく、正面略楕円に切断される。
【0012】そして図30に示すように側面略V字状を
なす1巻42Aの1対の衝合端42a,42b相互はク
ランプ45の1対のジョウ部品45a,45bによって
螺旋の弾発力に抗して挾持されることにより接合される
が、この際に切断端面がカッターによる押切りにより表
面に疎面を生ずるので相互に密着しなかったり、切断時
には正面楕円形に形成される切断端面が衝合時において
軸芯相互を略一致するようにしても外周面はズレを生じ
た状態で接合されることになる。このズレ等は肉眼にお
いて不都合はなく許容される範囲ではあるが、リンクの
左右の衝合端42a,42bを相互にロー付けを行う場
合にもロー付個所の仕上がりが外観的に不体裁になるの
を防止するため不用なロー付部分の研摩作業や除去作業
を必要とし、工程数が増え、製作に手間と費用がかかっ
ていた。
【0013】また断面略円形の丸線42により上記のよ
うな機械を使用し、上記方法を採用することによって正
面楕円形のリンクR′を連結したチェーンや喜平チェー
ンを製造する場合に、丸線42自体を金、プラチナ、銀
等の貴金属やそれらの合金を使用して製作すると、重量
が増大し、価格も高価なものになっていた。
【0014】そこで丸線42の左右の衝合端42a,4
2bをズレがなく、密着した状態で接合するためには、
送出ロッド40から送出される螺旋状の丸線42の開度
合に対応するクランプ45のジョウ部品45a,45b
による加圧移動距離を考慮して丸線42に対するカッタ
ー44の設置向きを設定しなければならない。
【0015】すなわち装身具用チェーンの自動編機自体
の製作精度や部品の組付精度を厳密にしなければならな
い。
【0016】ところで図34に示すような甲丸線K′を
金属線条材として用いて上記従来の自動編機を使用して
正面略楕円形のリンクR′を連結したチェーンや喜平チ
ェーンを自動編製することはできない。これは図34に
示すような甲丸線K′を送出ロッド40の外周に設けた
螺旋溝40aに巻付けて送出ロッド40を回転すること
により外部に螺旋状に送り出そうとすると、甲丸線K′
の断面略円弧状の外周側は筒状の案内ケース41に対し
て丸線42と同様に接触面積が小さいので滑動し易い
が、内周側の平坦な下面部1′aは送出ロッド40に対
して接触面積が大きくなって摩擦係数が増大する。この
結果、案内ケース41内において送出ロッド40が回転
しても螺旋溝40a内において甲丸線K′は捻回されて
円滑には外部に送出されることはできない。上記従来の
自動編機を使用し、甲丸線K′にて喜平チェーンや断面
略楕円形のリンクを製作しようとする場合には、甲丸線
の厚み方向に交叉する方向からカッターにより切断する
ため、甲丸線K′よりなる被加工物の衝合端が幅方向に
押潰れてしまう。このため接合時において突合わされた
リンクの衝合端にくびれを生じて接合状態が外観的な不
体裁が目立つリンクが形成されることになる。従ってか
かるリンクを連結してチェーンを自動編製するのには実
用に適するものではなかった。
【0017】そこで本発明は、平坦な下面部と該下面部
に対して直交する一側方向に所望厚みの厚肉部とにより
形成される金属線条材、例えば甲丸線を使用することに
より、正面略楕円形のリンクを連続して自動的に編成す
ることができ、また見かけ上のボリュウーム感が発揮さ
れてゴウジャスであるが、軽量であり、さらには1個の
リンクの左右の衝合端相互が完全に密着してロー付けが
綺麗な仕上面にて体裁が良く確実に且つ製作および手間
がかからず行えるようになすことを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑
み、金属または合金により形成され、平坦な下面部と、
該下面部に対して直交する一側方向に所望厚みに設けら
れる略中高の厚肉部と、該厚肉部の側縁には該厚肉部よ
りも厚みが薄い薄肉部とを有し、前記厚肉部の高さは前
記下面部の長さに0.3 〜0.6 を乗じた所望長さに切断さ
れた金属線条材の左右の衝合端を接合することにより正
面略楕円形のリンクに形成されるという手段を採用し
た。
【0019】また本発明は、平坦な下面部と略中高の厚
肉部とを有する金属線条材を所定長さづつ間欠移動させ
る送り機構と、前記金属線条材を被加工物として所定長
さづつ切断するカッターと、前記金属線条材の移動方向
に対して交叉する方向に進退可能に且つ昇降可能に設け
られた断面略楕円形の中芯部品と、該中芯部品に対して
左右開閉可能に対向して設けられたクランプと、該クラ
ンプの上方に上下動可能に設けたハンマー部品とから形
成されるという手段を採用した。
【0020】また本発明は、平坦な下面部と略中高の厚
肉部とを有する金属線条材を所定長さづつ間欠移動され
る工程と、前記金属線条材を所定長さづつ切断して被加
工物となす工程と、断面略楕円形の中芯部品を前記被加
工物の移動方向に対して交叉方向から進出する工程と、
次いで該中芯部品が内部に降下するクランプの左右1対
のジョウ部品が中芯部品に対して閉じることにより前記
中芯部品の外周の曲率に対応して被加工物を略正面楕円
形に加圧、曲成する工程と、前記被加工物の衝合端部相
互をハンマー部品にて打撃して衝合させる工程と、その
後中芯部品を後退させて被加工物を抜出す工程とから成
るという手段を採用した。
【0021】さらに本発明は、平坦な下面部と略中高の
厚肉部とを有する金属線条材を所定長さづつ間欠移動さ
せる工程と、金属線条材を所定長さづつ切断して被加工
物となす工程と、次いで該中芯部品が内部に降下するク
ランプの左右1対のジョウ部品が中芯部品に対して閉じ
ることにより前記中芯部品の外周の曲率に対応して被加
工物を正面略楕円形に加圧、曲成する工程と、前記被加
工物の衝合端部相互をハンマー部品にて打撃して衝合さ
せる工程と、その後中芯部品を後退させて被加工物を中
芯部品から抜出す工程と、間欠移動される後続の前記金
属線条材が製造中の正面略楕円形の被加工物に挿通可能
になるように前記クランプの左右1対の前記ジョウ部品
が前記被加工物を挾持しながら1サイクル毎に垂直軸回
りに略90°づつ正転または反転を交互にしながら上昇
動作を行う工程とから成るという手段を採用した。
【0022】
【作用】所定長さに切断される平坦な下面部と厚肉部と
を有する金属線条材を、断面略楕円形の内芯部品を中心
にして左右1対のジョウ部品を開閉することにより略正
面楕円形のリンクに加圧、曲成するとともにその衝合端
をハンマー部品にて打撃して衝合し、前記リンク内に後
行の金属線条材を挿通することにより自動的にチェーン
を編製する。
【0023】
【実施例】以下図1乃至図27に従って本発明の自動編
機と、それから自動編製される装身具用チェーンとの実
施例を説明する。1は金属線条材であり、この金属線条
材1は金属またはその合金により形成され、平坦な下面
部1aと、該下面部1aに対して直交する一側方向、例
えば上方の略中央に所望厚みに設けられる略中高の厚肉
部1bと、該厚肉部1bの左右の側縁には該厚肉部1b
よりも厚みが薄い薄肉部1c,1cとにより形成される
が、この実施例においては代表例として断面略円弧状に
形成される甲丸線Kが使用される。
【0024】この甲丸線Kは、例えば丸線42をダイに
よって伸線することによって形成され、その断面寸法
は、正面略楕円形のリンクRを連結することにより一連
のチェーンCを形成する場合に、軽量な割に外観的にボ
リューム感を充分に発揮し、ゴウジャスな感じを与える
ように厚肉部1bの高さh1 は下面部1aの長さl1
0.3 〜0.6 を乗じた長さのものが最適である。そして具
体的に例えばこの実施例においては前記下面部1aの長
さl1 が1.00mm程度であり、前記厚肉部1bの高さh1
が0.40mm程度のものを使用する。そして正面略楕円形の
リンクRの1駒の大きさはこの実施例においては、内径
の長軸寸法L1 が2.35mm程度であり、内径の短軸寸法L
2 は1.50mm程度のものを形成する。
【0025】2は前記金属線条材1を所定長さLづつ略
水平方向へ間欠移動するための送り機構であり、この送
り機構2は機枠体3の一側に設けたモータMのモータシ
ャフトmに装着されることにより前記金属線条材1が捲
回されるドラム4と、該ドラム4の接線S方向において
前記機枠体3の前面に設けた案内受台部5とから形成さ
れる。
【0026】前記案内受台部5は前記ドラム4から間欠
的に所定長さLづつ間欠移動されて来る前記金属線条材
1を移動可能に保持するための保持孔5a1 が設けられ
た支持部5aと、該支持部5aの出口付近に設けられた
受板部5bとから形成される。そして前記案内受台部5
には前記ドラム4に捲回される金属線条材1が挿通され
る導入孔6aを有して前記ドラム4に対向するように一
側に設けられた案内支板6と、該案内支板6の前記導入
孔6aから導通される前記金属線条材1の歪みを除去す
るためのローラ7と案内溝部8とを有する癖取部品9と
が取付けられている。
【0027】10はカッターであり、このカッター10
は金属線条材1の軸長方向に交叉して前記受板部5bの
上方に昇降自在に設けられることにより前記金属線条材
1を1駒のリンクRを形成するための被加工物として所
定長さL1 に切断するものである。しかも被加工物Tの
左右の衝合端t,tが正面略楕円形の1駒のリンクRを
成形する場合に完全に密着させるのにその先端刃部10
aは50°〜90°の角度θ°に形成される。このカッ
ター10を昇降自在になすための駆動機構としては、モ
ータM1 の駆動力によって回転可能になるカムシャフト
11と、該カムシャフト11に装設されたカム12に接
触する転接ローラ13を下端に取付け、中間部を支軸1
4によって機枠体3に取付けることにより起伏可能にな
り、さらに先端側には調整ネジ15を介して前記カッタ
ー10が装着されるアーム16とにより形成される。
【0028】17は前記案内受台部5の前記受板部5b
と略同一高さに任意間隔Mをあけて対向して設けた支持
板部であり、この支持板部17は前記カッター10によ
り所定長さL1 に切断される前記金属線条材1の両端を
前記受板部5bと協同して両持支持するために対向端に
金属線条材1の先端部が挿入される溝部17aが設けら
れている。
【0029】18は中芯部品であり、この中芯部品18
は下方に凹部18aを有する断面略楕円形となして前記
案内受台部5と前記支持板部11との間において被加工
物Tとしての金属線条材11の移動方向イに対して交叉
する方向(図において前後方向)に進退可能に且つ昇降
可能に設けられる。
【0030】19は前記案内受台部5と前記支持板部1
7の下方部に設けられたクランプであり、このクランプ
19は前記中芯部品18に対して左右1対のジョウ部品
19a,19bが開閉可能になることにより所定長さL
1 にカッター10によって切断された前記金属線条材1
の被加工物Tを前記中芯部品18の外周面に略対応する
曲率に加圧し、正面略楕円形に曲成する。19a1 ,1
9b1 は左右1対の前記ジョウ部品19a,19bの内
側に前記中芯部品18の外周面に略対応した曲率をもっ
て形成された凹曲面部であり、この凹曲面部19a1
19b1 は正面略楕円形の半割形状をなしている。
【0031】左右1対のジョウ部品19a,19bの昇
降機構は図2、図12に示すように、前記機枠体3の前
面に設けた保持部3aに固着する支持板3b,3bに、
軸20,20によって枢支され、その内側下端には斜面
部19a2 ,19b2 が設けられる。そしてこのジョウ
部品19a,19bの前記斜面部19a2 ,19b2
接触する斜面部21aを有する楔体21を上端に設け、
前記保持部3a内に収容されたピストン22が上下動す
ることによって左右1対のジョウ部品19a,19bは
軸20,20を支点として回動して開閉される。ピスト
ン22の上下動は前記カムシャフト11の回転をカム、
リンク部品23を介して直線的な上下運動に変換するこ
とによって行われる。
【0032】またこのクランプ19は左右1対の前記ジ
ョウ部品19a,19bが前記被加工物Tを挾持しなが
ら1駒のリンクRを製造する1サイクル毎に垂直軸回り
に略90°づつ正転または反転を交互にしながら上昇す
ることにより送り機構2によって間欠移動される後続の
金属線条材1が製造中の正面略楕円形の被加工物Tに挿
通される(図8、図9参照)。
【0033】前記クランプ19が略90°づつ正転また
は反転するための機構は、図2に示すように同様にカム
シャフト11に装着されたカム(図示しない)に後端が
摺接することによって前後方向に往復移動する駆動シャ
フト24の先端に一端が軸25によって軸止されて他端
が前記ジョウ部品19a,19bを拘束したリンク部品
26の中間部を軸27によって前記保持部3aに揺動可
能に軸止することによって形成される。そして駆動シャ
フト24が前後方向に移動すると、軸27を中心にリン
ク部品26が揺動してジョウ部品19a,19bを全体
に略90°正転または反転させる。
【0034】28は前記中芯部品18の上方に上下動可
能に設けられたハンマー部品であり、このハンマー部品
28によって被加工物Tの左右の衝合端t,tは複数
回、例えば2回ほど繰り返して打撃されることによって
その衝合端t,tは完全に密着した状態で衝合される
(図2、図7参照)。ハンマー部品28はカムシャフト
11の装着されたカムとリンク等を介して直線的に昇降
自在になる。
【0035】本発明のチェーンの自動編機の一実施例は
以上の構成からなり、以下その作用をチェーンの自動編
製方法とともに説明する。先ず第1工程として平坦な下
面部1aと、この下面部1aに交叉する方向に設けた略
中高の厚肉部1bとよりなる断面略円弧状の甲丸線Kよ
りなる金属線条材1は送り機構2によって所定長さLづ
つ間欠移動される(図1、図2、図3参照)。これはモ
ータMが駆動すると、モータシャフトmに装着されたド
ラム4が回転するので、このドラム4に捲回された金属
線条材1はドラム4の接線方向Sに間欠移動される。
【0036】この際、ドラム4から送出された金属線条
材1は案内支板6に設けた導入孔6aを通ることによっ
て移送方向の位置決めがなされるとともに金属線条材1
を移送する時のガタツキが防止され、そして案内受台部
5に設けたローラ7によって案内溝部8内に直線的に案
内移送されるのにドラム4からの癖が除去され、次いで
支持部5aに設けた保持孔5a1 内に挿入されて行く
(図2参照)。そして金属線条材1の先端部(図におい
て右の衝合端t)は支持板部17の溝部17aに挿入さ
れることによって被加工物Tの一端は支持され、しかも
被加工物Tの他端は案内受台部5の受板部5bによって
支持されることにより被加工物Tは両持支持される(図
2および図3参照)。
【0037】次いで第2工程としてカッター10が被加
工物Tに対して降下することにより1駒のリンクRを形
成する被加工物Tとして金属線条材1を所定長さL1
つ切断する(図3参照)。この際、カッター10の昇降
は、モータM1 を駆動してカムシャフト11を回転し、
カム12を回転すると、このカム12に接触する転接ロ
ーラ13を介して支軸14を中心にアーム16を起伏さ
せることにより行う(図2および図11参照)。
【0038】その後第3工程として中芯部品18が被加
工物Tの中央2等分線N個所に降下して上方から加圧力
が加わるとともに被加工物Tはその左右の下面がクラン
プ19の左右1対のジョウ部品19a,19bによって
挟持されて下方からの加圧力が加わるので、被加工物T
は中芯部品18に下方から巻付くように2つ折に折曲さ
れる(図5参照)。
【0039】そして第4工程としてモータM1 の駆動に
よってカムシャフト11が回転し、カム(図示せず)が
回転すると、リンク部品23を介してピストン22が降
下するので、このピストン22の上端に固着されている
楔体21の外周の斜面部21aが左右1対のジョウ部品
19a,19bの下面に設けた斜面部19a2 ,19b
2 を圧接するので、左右1対のジョウ部品19a,19
bは軸20,20を支点として対向する方向に先端側が
回動して閉まる(図2、図12参照)。
【0040】このようにして断面略楕円形に形成された
中芯部品18の外周の曲率に対応する凹曲面部19
1 ,19b1 を内側に有する左右1対のジョウ部品1
9a,19bが閉じるので、被加工物Tは断面略楕円形
の中芯部品18と左右1対のジョウ部品19a1 ,19
1 とによって内外から加圧されることにより正面略楕
円形に曲成される。この際、被加工物Tの左右の衝合端
t,tは断面略楕円形の中芯部品18の上方に位置して
未だ衝合はされていない(図6参照)。
【0041】それから第5工程として閉じられたクラン
プ19の左右1対のジョウ部品19a,19bの間から
臨まれている被加工物Tの左右の衝合端t,tに対して
ハンマー部品28が複数回、例えば2回程、繰り返して
降下することによって打撃し、衝合端t,tを衝合させ
る(図7参照)。ハンマー部品28はカムシャフト11
に装着されたカムとこのカムに一端に摺接するリンク等
(図示せず)を介して昇降自在になる。この際、ハンマ
ー部品28が被加工物Tの衝合端t,tに対して複数
回、例えば2回程、昇降して打撃を繰り返すのは金属材
料における可撓復元性による跳ね返りを防止して衝合端
t,tを相互に軸芯を一致させて完全に密着させるため
である。しかも被加工物Tの衝合端t,tは、その先端
刃部10aが50°〜90°の角度θ°にて形成された
カッター10が金属線条材1の軸芯方向に交叉する上方
から降下することによって滑らかな切断端面に切断され
るので、断面略円弧状の金属線条材1としての甲丸線K
よりなる被加工物Tを加圧、成形して正面略楕円形のリ
ンクRにする場合に、その左右の衝合端t,tは、ハン
マー部品28にて打撃することにより完全に密着される
(図4および図7参照)。この際、ハンマー部品28は
甲丸線Kによりなる被加工物Tに対して最も構造的に強
い厚肉部1bの真上から打撃するので、被加工物Tの衝
合端t,tは叩き潰されることなく、しかも幅方向に歪
みを生ぜずに綺麗な仕上がりにて密着する。
【0042】第6工程として正面略楕円形に加圧、成形
された正面略楕円形の1駒のリンクRから中芯部品18
が後退することによって抜出される。
【0043】その後第7工程として前記クランプ19の
左右1対の前記ジョウ部品19a,19bが製造中の被
加工物Tを挾持しながら1サイクル毎に垂直軸回りに略
90°毎に正転(時計方向への回転)または反転(半時
計方向への回転)を交互にしながら上昇動作を行うこと
により、製造中の正面略楕円形の被加工物T内に前記送
り機構2によって間欠移動される後続の金属線条材1が
挿通されるため、正面略楕円形の1駒のリンクRが後続
の被加工物Tに連結される(図8乃至図10参照)。
【0044】上記動作が連続して行われることによって
チェーンCは自動編製される。
【0045】その後、チェーンCを形成する各リンクR
における密着した左右の衝合端t,t相互をロー付けす
るための作業は従来と同様であるが、各リンクRの左右
の衝合端t,tは軸芯が略一致した状態で切断端面にズ
レがなく完全に密着しているので、ロー付けは構造堅牢
に確実に行なえる。しかもロー付部分は特に外周面への
何等の盛上がりがなく、研摩除去作業等の後加工を要し
ないので、製作に手間がかからずに綺麗な仕上がりにな
る。
【0046】ところで1駒のリンクRを製造する1サイ
クル毎にクランプ19の左右1対のジョウ部品19a,
19bが略90°毎に正転または逆転を交互に行いなが
ら昇降動作を行うのは、上下方向に連結されるリンク
R,Rの連結状態を捻り癖がなく交互に平均化して分担
させることにより、1本のチェーンCに捻り癖が生ずる
のを防止するためである。仮にチェーンCがもつれ合う
ことがあってもそのもつれ合いは自重により自然に解か
れる。しかもリンクRは、正面略楕円形に形成され、し
かもその内周側には平坦な下面部1aが位置することに
よってリンクR,Rが相互の接触面積が大きくなって不
用意には転動しないのと、リンクRの接合状態にある衝
合端t,tは楕円形の長軸方向としての上方または下方
に必ず配置されて相互に連結されるリンクRが隠される
のとからリンクRの衝合端t,tがそれぞれ外部に表れ
ない。従って継目個所の見苦しさが目立つ等の外観上の
不体裁になく、デザイン的に優れたチェーンCが製造で
きる。
【0047】このようにして製造されたチェーンCは、
図1に示すように金属線条材1としてその下面部1aの
長さl1 が1.00mm、中高の厚肉部1bの高さh1 が0.40
mm程度の断面円弧状をなした甲丸線Kを使用して形成さ
れる1駒のリンクRを自動編製して製造されるので、断
面略円形の丸線42を使用してチェーンCを形成する従
来品に比して正面(端面方向)から見た体積が削減され
て軽量になる反面、側面から見た体積は変化が少ないの
で、外観的にボリューム感が発揮されてゴウジャスにな
る。因みに本実施例において製造されるリンクRの1駒
の重量は、例えば18Kを用いた場合には0.037(g)程度で
あり、略同様直径を有し、同様材料の丸線42にて略同
形状のリンクを製作した場合の試作品の重量が0.093(g)
程度であるのに対して軽量化される。
【0048】ところで図15に示すような正面略楕円形
の1駒のリンクRを製造する場合に、その内径における
長軸寸法L1 と内径における短軸寸法L2 に対するボリ
ューム感を発揮するような断面略円弧状の甲丸線Kの、
その下面部1aの寸法l1 と厚肉部1bの高さh1 との
関係について試験を行った結果、表1を得る。
【0049】
【表1】 上記表1から金属線条材1について甲丸線Kの厚肉部1
bの高さh1 は、下面部1aの長さに0.4 を乗じた値に
なるが、これは例示である。軽量でありながらボリュー
ム感を充分に発揮するための好適例としては下面部1a
に0.3 〜0.6 を乗じた甲丸線Kがあげられる。
【0050】しかも上記表1の甲丸線Kにおいて、その
下面部1aの長さl1 がそれぞれ、0.60(mm)、0.80(m
m)、1.00(mm)、1.20(mm)、1.40(mm)、1.60(mm)、1.80(m
m)、2.00( mm) のカッター10の先端刃部10aの角度
はそれぞれ73°、74°、75°、77°、79°、81°、83
°、85°である。そしてかかる角度の先端刃部10aを
有するカッター10によって甲丸線Kを切断し、図2に
示すような上記説明の自動編機を使用して正面略楕円形
の1駒のリンクRを成形する場合に、左右の衝合端t,
tはハンマー28にて打撃することによって相互の軸芯
が略一致した状態で切断端面にズレを生ぜずに確実に密
着して接合される。
【0051】図14および図15に示すものは本発明の
甲丸線Kにて形成したリンクR′の第2実施例を示した
ものであり、この実施例のリンクR′は前記実施例のリ
ンクRに比べて正面長楕円形に形成されたものである。
そして具体的にはこのリンクRの1駒の大きさはこの実
施例においては、例えば外径の長軸寸法L′1 が5.00mm
程度であり、外径の短軸寸法L′2 が2.00mm程度に形成
され、長軸寸法L′1 は短軸寸法L′2 に2.5 を乗じた
値になるがこれは例示であって限定するものではない。
しかも金属線条材1の甲丸線Kの断面形状は前記実施例
と同様形状である。そしてこのリンクR′を使用してチ
ェーンCを自動編製するのは、図2乃至図12に示す上
記装置うち、中芯部品18の外周曲面を断面長楕円形に
形成するとともに該中芯部品18の外周曲面に対応する
凹曲面部19a1 ,19b1 を、前記中芯部品18を中
心にして左右に開閉自在に配置される1対のジョウ部品
19a,19bの内側に形成する点が前記装置とは異な
る。そして上記説明と同様の編製方法によってリンク
R′を形成し、チェーンCを自動編製する。
【0052】なお上記実施例においては金属線条材1
が、断面略円弧状の甲丸線Kを使用して正面略楕円形の
1駒のリンクRを自動編製するようになしているが、こ
れに限定されることなく、金属線条材1としては平坦な
下面部1aと、この下面部1aに対して直交する一側方
向に所望厚みに設けられる略中高の厚肉部1bと、該厚
肉部1bの側縁には該厚肉部1bよりも厚みが薄い薄肉
部1cとを有する断面形状のものであれば例えば図16
に示すようにやや中高の円弧状の断面形状をなす甲丸
線、また図17に示すように甲丸部1Aを2連続した2
連続山形となすもの、また図18に示すように甲丸部1
Aを3連続した3連続山形をなすもの、また図19に示
すように下面部1aを直線に近い円弧状の平坦面1a′
となした甲丸線、また図20に示すように甲丸線Kの内
部を中空化して軽量化したもの、また図21に示すよう
な断面略台形をなすもの、図22に示すような断面多角
形をなしもの、さらには図23に示すような断面鋸山形
に形成された金属線条材1であってもよい。
【0053】しかも上記説明に使用する金属線条材1と
しては、貴金属または非金属、或いはそれらの合金を使
用して丸線からダイスを使用して線引した図1に示す断
面形状の甲丸線Kを使用しているが、そのほか図24に
示すように金属線条材1の平坦な下面部1aに異なる材
料よりなる金属膜30をメッキ、蒸着、スパッタリン
グ、高周波溶着等の適宜手段によって被着したもの、ま
た図25に示すように断面略円弧状の甲丸線Kの円弧頭
部や図26に示すように断面略台形をなしたものに異金
属を被着したもの、さらには図27に示すように3連続
山形の何れかの甲丸部1Aを隣接するものとは異なるも
のを使用することにより、できあがったチェーンCは異
金属相互、例えば金とプラチナとのコンビネーションの
リンクRが連結されたチェーンCを自動編製することが
でき、デザイン的な変化をもたせることにより一層ゴウ
ジャスになる。
【0054】また上記実施例においては、中芯部品18
の断面形状を略楕円形に形成するとともにクランプ19
の左右1対のジョウ部品19a,19bの内面には中芯
部品18の外周面の曲率に略対応した断面略楕円形の凹
状曲面部19a1 ,19b1に形成することにより正面
略楕円形のリンクRを成形し、チェーンCを自動編製す
る場合を代表例として説明しているが、中芯部品18お
よびジョウ部品19a,19bの凹状曲面部19a1
19b1 の断面形状はこれに限らず、例えば正円形に形
成することもできる。
【0055】
【発明の効果】以上のように本発明は、平坦な下面部と
該下面部に対して直交する一側方向に所望厚みの厚肉部
とにより形成される金属線条材、例えば甲丸線を使用す
ることにより、正面略楕円形のリンクを連続して連結し
て自動的に編成することができる。また軽量でありなが
らボリューム感が発揮されてゴウジャスになり、さらに
は1個のリンクの左右の衝合端相互が完全に密着してロ
ー付けが綺麗な仕上面にて体裁が良く確実に行えるとと
もに手間がかからない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装身具用チェーンを製造する場合の金
属線条材としての甲丸線の一例を示す切欠斜面図であ
る。
【図2】本発明の装身具用チェーンの自動編機の一例を
示す斜面図である。
【図3】本発明編製方法の第1工程として金属線条材が
所定長さづつ送出される状態を示す正面図である。
【図4】同じく第2工程として金属線条材を所定長さに
切断する状態の正面図である。
【図5】同じく第3工程として金属線条材としての被加
工物に対して中芯部品が降下した状態を示す正面図であ
る。
【図6】同じく第4工程として中芯部品を中心にクラン
プにて被加工物を加圧、曲成している状態を示す正面図
である。
【図7】同じく第5工程としてクランプにて被加工物を
挾持した状態で被加工物の衝合端をハンマーで打撃する
正面図である。
【図8】同じくクランプにて被加工物にて形成されるリ
ンクを挾持しながら略90°回転して上昇するのを示す
正面図である。
【図9】同じくリンク内に後続の被加工物が挿入される
状態を示す正面図である。
【図10】同じくクランプが略90°回転しながら降下
する状態を示す正面図である。
【図11】本発明のカッターの昇降機構の一例を示す説
明的な側面図である。
【図12】本発明のクランプの開閉機構の一例を示す説
明的な側面図である。
【図13】同じく本発明の自動編製機から編製されたリ
ンクの一例を示す正面図である。
【図14】同じく本発明の自動編製機から編製されたリ
ンクの他例を示す正面図である。
【図15】同じく図14のA−A断面図である。
【図16】同じく金属線条材としての甲丸線の他例を示
す断面図である。
【図17】同じく金属線条材の第2変形例を示す断面図
である。
【図18】同じく金属線条材の第3変形例を示す断面図
である。
【図19】同じく金属線条材の第4変形例を示す断面図
である。
【図20】同じく金属線条材の第5変形例を示す断面図
である。
【図21】同じく金属線条材の第6変形例を示す断面図
である。
【図22】同じく金属線条材の第7変形例を示す断面図
である。
【図23】同じく金属線条材の第8変形例を示す断面図
である。
【図24】同じく金属線条材の第9変形例を示す断面図
である。
【図25】同じく金属線条材の第10変形例を示す断面
図である。
【図26】同じく金属線条材の第11変形例を示す断面
図である。
【図27】同じく金属線条材の第12変形例を示す断面
図である。
【図28】従来のこの種、自動編製機を示す側面図であ
る。
【図29】同じくその要部の拡大断面図である。
【図30】同じく切断後の丸線よりなる螺旋状の金属線
条材の1巻を切断後にピンサーによって挾持した状態を
示す側面図である。
【図31】同じく図30の矢視B−B方向からみた正面
図である。
【図32】同じく丸線の螺旋状の1巻をカッターによっ
て切断した状態の説明的な平面図である。
【図33】同じく喜平チェーンを製造する場合にリンク
を捻回する工程を示す正面図である。
【図34】従来の甲丸線を示す切欠斜面図を示す。
【符号の説明】
1 金属線条材 1a 下面部 1b 厚肉部 1c 薄肉部 2 送り機構 10 カッター 10a 先端刃部 18 中芯部品 19 クランプ 19a ジョウ部品 19b ジョウ部品 19a1 凹曲面部 19b2 凹曲面部 28 ハンマー部品 h1 高さ K 甲丸線 l1 長さ

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属または合金により形成され、平坦な
    下面部と、該下面部に対して直交する一側方向に所望厚
    みに設けられる略中高の厚肉部と、該厚肉部の側縁には
    該厚肉部よりも厚みが薄い薄肉部とを有し、前記厚肉部
    の高さは前記下面部の長さに0.3 〜0.6 を乗じた所望長
    さに切断された金属線条材の左右の衝合端を接合するこ
    とにより正面略楕円形のリンクに形成されることを特徴
    とする装身具用チェーン。
  2. 【請求項2】 前記金属線条材が断面略円弧状に形成さ
    れた甲丸線であることを特徴とする請求項1に記載の装
    身具用チェーン。
  3. 【請求項3】 前記金属線条材が甲丸部を複数有する連
    続山形に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の
    装身具用チェーン。
  4. 【請求項4】 前記金属線条材が下面部を略直線に近い
    円弧状をなした甲丸線に形成されたことを特徴とする請
    求項1に記載の装身具用チェーン。
  5. 【請求項5】 前記金属線条材が中空状に形成された甲
    丸材であることを特徴とする請求項1に記載の装身具用
    チェーン。
  6. 【請求項6】 前記金属線条材が断面略台形に形成され
    たことを特徴とする請求項1に記載の装身具用チェー
    ン。
  7. 【請求項7】 前記金属線条材が断面多角形に形成され
    たことを特徴とする請求項1に記載の装身具用チェー
    ン。
  8. 【請求項8】 前記金属線条材が断面鋸山形に形成され
    たことを特徴とする請求項1に記載の装身具用チェー
    ン。
  9. 【請求項9】 前記金属線状材が貴金属またはその合金
    により形成されたことを特徴とする請求項1に記載の装
    身具用チェーン。
  10. 【請求項10】 前記金属線条材が卑金属またはその合
    金により形成されたことを特徴とする請求項1に記載の
    装身具用チェーン。
  11. 【請求項11】 前記金属線条材の平坦な前記下面部ま
    たは厚肉の頭状部に、該金属線条材とは異なる金属を被
    着したことを特徴とする請求項1に記載の装身具用チェ
    ーン。
  12. 【請求項12】 前記金属線状材は、連続山形をなす複
    数の甲丸部のうちの何れかを、隣接する甲丸部とは異金
    属にて形成したことを特徴とする請求項1に記載の装身
    具用チェーン。
  13. 【請求項13】 前記金属線条材の左右の衝合端は、カ
    ッターにより50°〜90°の切断角度により金属線条材の
    軸長方向に交叉する上方から切断されたことを特徴とす
    る請求項1に記載の装身具用チェーン。
  14. 【請求項14】 平坦な下面部と略中高の厚肉部とを有
    する金属線条材を所定長さづつ間欠移動させる送り機構
    と、前記金属線条材を被加工物として所定長さづつ切断
    するカッターと、前記金属線条材を移動方向に対して交
    叉する方向に進退可能に且つ昇降可能に設けられた断面
    略楕円形の中芯部品と、該中芯部品に対して左右開閉可
    能に対向して設けられたクランプと、該クランプの上方
    に上下動可能に設けたハンマー部品とから形成されるこ
    とを特徴とする装身具用チェーンの自動編機。
  15. 【請求項15】 前記クランプは、左右1対のジョウ部
    品の内側に前記中芯部品の外周面に略対応する凹曲面部
    が対向して形成されたことを特徴とする請求項14に記
    載の装身具用チェーンの自動編機。
  16. 【請求項16】 前記カッターは、50°〜90°の角度に
    て先端刃部が形成されることを特徴とする請求項14に
    記載の装身具用チェーンの自動編機。
  17. 【請求項17】 前記ハンマー部品は、複数回、上下動
    を繰り返して前記被加工物の衝合端を打撃することによ
    り折曲し、衝合することを特徴とした請求項14に記載
    の装身具用チェーンの自動編機。
  18. 【請求項18】 前記クランプは前記ジョウ部品の閉止
    後に1サイクル毎に垂直軸回りに交互に略90°正転ま
    たは反転をしながら昇降動作を行うように設けられたこ
    とを特徴とする請求項14に記載の装身具用チェーンの
    自動編機。
  19. 【請求項19】 平坦な下面部と略中高の厚肉部とを有
    する金属線条材を所定長さづつ間欠移動させる工程と、
    前記金属線条材を所定長さづつ切断して被加工物となす
    工程と、断面略楕円形の中芯部品を前記被加工物の移動
    方向に対して交叉方向から進出する工程と、次いで該中
    芯部品が内部に降下するクランプの左右1対のジョウ部
    品が中芯部品に対して閉じることにより前記中芯部品の
    外周の曲率に対応して被加工物を略正面楕円形に加圧、
    曲成する工程と、その後被加工物の衝合端相互をハンマ
    ー部品にて打撃して衝合させる工程と、前記中芯部品を
    後退させて被加工物内から抜出す工程とから成る装身具
    用チェーンの自動編製方法。
  20. 【請求項20】 平坦な下面部と略中高の厚肉部とを有
    する金属線条材を所定長さづつ間欠移動させる工程と、
    前記金属線条材を所定長さづつ切断して被加工物となす
    工程と、次いで該中芯部品が内部に降下するクランプの
    左右1対のジョウ部品が中芯部品に対して閉じることに
    より前記中芯部品の外周の曲率に対応して被加工物を正
    面略楕円形に加圧、曲成する工程と、前記被加工物の衝
    合端部相互をハンマー部品にて打撃して衝合させる工程
    と、その後前記中芯部品を後退させて被加工物から中芯
    部品を抜出す工程と、間欠移動される後続の前記金属線
    条材が製造中の正面略楕円形の被加工物に挿通可能にな
    るように前記クランプの左右1対の前記ジョウ部品が前
    記被加工物を挾持しながら1サイクル毎に垂直軸回りに
    略90°づつ正転または反転を交互にしながら上昇動作
    を行う工程とから成る装身具用チェーンの自動編製方
    法。
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