JPH076783U - シンチレーションカメラの高エネルギ用コリメータ - Google Patents

シンチレーションカメラの高エネルギ用コリメータ

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Publication number
JPH076783U
JPH076783U JP4243393U JP4243393U JPH076783U JP H076783 U JPH076783 U JP H076783U JP 4243393 U JP4243393 U JP 4243393U JP 4243393 U JP4243393 U JP 4243393U JP H076783 U JPH076783 U JP H076783U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
collimator
partition wall
scintillation camera
resolution
high energy
Prior art date
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Pending
Application number
JP4243393U
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English (en)
Inventor
正俊 田口
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】エネルギの高いγ線についても遮蔽能力を向上
し、しかも分解能を劣化させず、シンチグラム上での隔
壁の影(アーチファクト)の発生を防止する。 【構成】シンチレーションカメラの固有分解能よりコリ
メータ隔壁厚さt2を小さくして隔壁の影(アーチファ
クト)をなくし、コリメータ長a2を長くして遮蔽能力
を上げた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コリメータ隔壁によるアーチファクトを軽減し、良好なシンチグラ ムを得るシンチレーションカメラの高エネルギ用コリメータに関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
シンチレーションカメラのコリメータは、検出器の全面に装着し、検出器面に 対し一定の角度で入射するγ線のみを通過させるための平行かつ多数の孔(平行 多孔)を有する遮蔽体である。前記孔の大きさ(孔径)や孔間の隔壁の厚さ(コ リメータ隔壁厚さ)が、シンチレーションカメラの固有分解能より大きくなると 、シンチグラム上に隔壁の影(アーチファクト)が生じ読影上の妨げとなる。
【0003】 そこで、図2に示すようにコリメータ1とシンチレータ2の間に間隙を設け、 その間隙に被検体3からのγ線γを散乱させるための板状の散乱体4を介在させ ることが提案されている。この方法では、散乱体4が板状であるため、またγ線 γがコリメータ1を貫通した後に散乱させるため、必要以上の散乱が生じ、γ線 γの放射位置を曖昧にするという点について配慮が欠けていた。 また、散乱体4を介在させず、単に空間だけをとる方法も採用されている。
【0004】 しかしながら、コリメータ1の幾何学的分解能Rgは下式(1)で表わされ、 コリメータ1とシンチレータ2の間に介在物を入れたり、距離c1を大きくする ことは分解能の劣化につながることとなる。
【0005】
【数1】 ただし、a1:コリメータ1の長さ(コリメータ長) b1:γ線γ発生位置及びコリメータ1相互間距離 c1:コリメータ1及びシンチレータ2相互間距離 d1:孔1bの大きさ(孔径) なお、図2において、t1は隔壁1aの厚さ(コリメータ隔壁厚さ)を示す。
【0006】 ところでコリメータ1は、前述したように、検出器面に対して一定の角度で入 射するγ線のみを通過させるための平行多孔を有する遮蔽体であるが、その遮蔽 能力は、図3に示すようにγ線γが孔1bに対し斜めに入射した場合の隔壁1a を通過する距離l1で決まる。通常、図3に示す隔壁1b1つでγ線γを遮蔽し 、この時のγ線γの漏れを1%以下になるよう隔壁厚さt1を決めている。この 距離l1は、次式(2)で表わされる。
【0007】
【数2】 ここで、a1>>d1>>t1とすると、上式(2)は次式(3)のように簡易化さ れる。
【0008】
【数3】 通常、エネルギの高いγ線γをコリメートするためのコリメータ1は、この距 離l1を大きくし、遮蔽能力を上げなければならない。そこでこのような場合、 従来は、図3に示すように隔壁厚さt1を大きくしていた。
【0009】 ここで、シンチレーションカメラのコリメータ1を付けない場合のシンチレー ションカメラ自体の分解能を固有分解能Riといい、コリメータ1を付けた場合 のシステム全体の分解能をシステム分解能Rsという。そしてこのRsは、
【0010】
【数4】 なる関係にあり、固有分解能Riとコリメータ幾何学的分解能Rgで決まる。
【0011】 前記隔壁厚さt1がシンチレーションカメラの固有分解能Riより大きくなる と、シンチレーションカメラは、このコリメータ1の隔壁1a自体を分解し、シ ンチグラム上に、隔壁1aの影を、換言すればコリメータ1の孔1b(六角形, 又は円形)の像を生じてしまう。したがって、図3に示すように隔壁厚さt1を 大きくする従来手法は自ずと限界があった。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように従来技術では、エネルギの高いγ線γについても遮蔽能力を上げ ることができ、かつ分解能を劣化させず、シンチグラム上に隔壁1aの影(アー チファクト)を生じさせないようにすることは困難であるという問題点があった 。
【0013】 本考案の目的は、エネルギの高いγ線についても遮蔽能力を上げることができ 、しかも分解能を劣化させず、シンチグラム上に隔壁の影(アーチファクト)を 生じさせることのないシンチレーションカメラの高エネルギ用コリメータを提供 することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、放射線を貫通させる孔を平行かつ多数有するシンチレーションカ メラの高エネルギ用コリメータにおいて、シンチレーションカメラの固有分解能 よりコリメータ隔壁厚さを小さくし、かつコリメータ長を長くしたことにより達 成される。
【0015】
【作用】
遮蔽能力を上げるためには、コリメータ隔壁厚さを大きくした方がよいが、シ ンチレーションカメラの固有分解能より大きくするとシンチグラム上に隔壁の影 (アーチファクト)を生じさせる。そこで、コリメータ隔壁厚さをシンチレーシ ョンカメラの固有分解能より小さくすると、隔壁の影(アーチファクト)は生じ ないようになるが、遮蔽能力は低下する。
【0016】 本考案は、シンチレーションカメラの固有分解能よりコリメータ隔壁厚さを小 さくしたので、隔壁の影(アーチファクト)は生じなくなり、しかも、コリメー タ長を長くしたので、放射線が孔に対し斜めに入射した場合の隔壁を通過する距 離が大きくなり、遮蔽能力を上げることができる。 これにより、エネルギの高い放射線についても遮蔽能力を上げることができ、 しかも分解能を劣化させず、シンチグラム上に隔壁の影(アーチファクト)を生 じさせることが防止される。
【0017】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。 図1は、本考案によるシンチレーションカメラの高エネルギ用コリメータの一 実施例を示すブロック図である。この図1において、1は本考案コリメータ、1 aは隔壁(コリメータ隔壁)、1bは孔、2はシンチレータ、γはγ線、a2は コリメータ1の長さ(コリメータ長)、c2はコリメータ1及びシンチレータ2 相互間距離、d2は孔1bの大きさ(孔径)、t2は隔壁1aの厚さ(コリメータ 隔壁厚さ)、l2はγ線γが孔1bに対し斜めに入射した場合の隔壁1aを通過 する距離である。
【0018】 この場合、コリメータ隔壁厚さt2は、シンチレーションカメラの固有分解能 Ri(通常、1.8mm〜2.0mmの鉛バーを分解できる。)より小さく形成 してある。
【0019】 ここで、コリメータ隔壁厚さt2を小さくすると、γ線γの遮蔽能力が低下し 、γ線γの隣の孔1bへの漏れが増えてしまい精度が低下してしまう。そこで本 考案では、コリメータ長a2をその分、長く形成してその遮蔽能力を上げてある 。
【0020】 すなわち、下式(5)で示すように、γ線γの隔壁1aを通過する距離l2は 、隔壁厚さt2とコリメータ長a2に比例するので、隔壁厚さt2を小さくした分 、コリメータ長a2を長くしおけば遮蔽能力は補償される。
【0021】
【数5】 ここで、t2<Riとしているので、上式(3)のl1≒l2となるようコリメ ータ長a2と孔径d2を決めてやればよい。
【0022】 一般にコリメータ1は、臨床上、必要な分解能を有する必要があるため、上式 (1)を用いてコリメータ1の幾何学的分解能Rgが図3と等しくなるようコリ メータ長a2と孔径d2を決めることができる。 このようにして、隔壁厚さt2を小さくしてシンチグラム上の隔壁1aの影( アーチファクト)を消すと共に、コリメータ長a2を長くして遮蔽に必要な距離 l2(≒l1)を確保することにより、影(アーチファクト)の生じない、必要な 遮蔽能力をもった、コリメータ1を作成することができる。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、コリメータの隔壁をシンチレーションカ メラの固有分解能より小さくしたので隔壁の影(アーチファクト)のないシンチ グラムを得ることができ、しかも、コリメータ長を長くしたので、放射線が孔に 対し斜めに入射した場合の隔壁を通過する距離が大きくなり、エネルギの高い放 射線についても遮蔽能力を上げることができるという効果がある。 この場合、コリメータとシンチレータの間に空間を設けたり、介在物を入れて γ線を散乱させ隔壁の影(アーチファクト)を消す必要もないので、分解能を劣 化することもないという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるシンチレーションカメラの高エネ
ルギ用コリメータの一実施例を示す要部断面図である。
【図2】散乱体を介在させた従来のコリメータの要部断
面図である。
【図3】隔壁厚さを大きくした従来のコリメータの要部
断面図である。
【符号の説明】
1 コリメータ 1a 隔壁(コリメータ隔壁) 1b 孔 2 シンチレータ 3 被検体 4 散乱体 a1 コリメータ1の長さ(コリメータ長) a2 コリメータ1の長さ(コリメータ長) t1 隔壁1aの厚さ(コリメータ隔壁厚さ) t2 隔壁1aの厚さ(コリメータ隔壁厚さ)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】放射線を貫通させる孔を平行かつ多数有す
    るシンチレーションカメラの高エネルギ用コリメータに
    おいて、シンチレーションカメラの固有分解能よりコリ
    メータ隔壁厚さを小さくし、かつコリメータ長を長くし
    たことを特徴とするシンチレーションカメラの高エネル
    ギ用コリメータ。
JP4243393U 1993-07-06 1993-07-06 シンチレーションカメラの高エネルギ用コリメータ Pending JPH076783U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4243393U JPH076783U (ja) 1993-07-06 1993-07-06 シンチレーションカメラの高エネルギ用コリメータ

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JP4243393U JPH076783U (ja) 1993-07-06 1993-07-06 シンチレーションカメラの高エネルギ用コリメータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH076783U true JPH076783U (ja) 1995-01-31

Family

ID=12635941

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4243393U Pending JPH076783U (ja) 1993-07-06 1993-07-06 シンチレーションカメラの高エネルギ用コリメータ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49123021U (ja) * 1973-02-26 1974-10-22

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